JPH11506997A - 充填パッケージを組み立てるための方法 - Google Patents
充填パッケージを組み立てるための方法Info
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- JPH11506997A JPH11506997A JP9534424A JP53442497A JPH11506997A JP H11506997 A JPH11506997 A JP H11506997A JP 9534424 A JP9534424 A JP 9534424A JP 53442497 A JP53442497 A JP 53442497A JP H11506997 A JPH11506997 A JP H11506997A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、充填パッケージを組み立てて二次パッケージにするための方法である。本方法は、フィルム1を平らな形体でバーティカル・フォーム・フィル・シール(VFFS)に供給する工程と、フィルムを成形ショルダ10に搬送する工程とを備え、成形ショルダが、充填ヘッド11を有し、垂直チューブ内に延びており、フィルムを成形ショルダ10のまわりに引っ張って、フィルムをチューブ状の形体にする工程と、フィルムの垂直縁部2を完全に又は部分的にシールする工程と、チューブ状の形体にされたフィルムの対向端を充填ヘッド11にシールして底部シール3を形成する工程とを備え、該フィルムが、二次パッケージを表す開放バッグを有し、成形ショルダの充填ヘッドおよび二次パッケージの開放端を通して一次パッケージを落下させることによって、1以上の充填一次パッケージを二次パッケージに収容させる工程と、二次パッケージの開放端を、二次パッケージ内に収容された充填一次パッケージのまわりで、かなりきつくシールして頂部シール4を形成し、二次パッケージを充填一次パッケージのまわりで閉鎖する工程と、閉鎖された二次パッケージを頂部シールの上方で切断する工程と、を備えている。
Description
【発明の詳細な説明】
充填パッケージを組み立てるための方法
発明の分野
本発明は、複数の充填一次パッケージを組み立てて二次パッケージにするため
の方法に関する。
発明の背景
例えば洗剤のような、固形状、粒状、液状の物質を収容するのに適した種々の
一次パッケージが知られている。製造業者の関心事は、取扱い(特に、保管)に
都合の良いパッケージ製品を提供することである。特に保管の際、一次パッケー
ジを更に二次パッケージにするのが通常好ましい。二次パッケージは、一次パッ
ケージを一緒に束ねた状態に維持し、そして保管及び輸送の際に外部の影響から
一次パッケージを保護する機能を有している。
1以上の充填一次パッケージは通常、外部ケースによって形成されたパッケー
ジングアセンブリに結合される。外部ケースは通常、波形板紙で作られている。
この外部ケースは、大部分の外部の影響から一次パッケージを保護することがで
きる。更に、外部ケースは、積み重ねられた一次パッケージから生ずる荷重を支
持することができ、一次パッケージがアセンブリの荷重を支持するのを回避する
。しかしながら、このような外部ケースの製造コストは、比較的高い。したがっ
て、パッケージング製造業者は、充填一次パッケージの取扱い、保管、及び輸送
に要するパッケージングコストを減少させる必要がある。更に、パッケージング
製造業者は、一次パッケージを容易に二次パッケージに組み立てる必要がある。
別の可能性は、充填一次パッケージを束ねて、積み重ねられたアセンブリの他
のバンドルの荷重を支持することができない可撓性の二次パッケージにすること
である。しかしながら、これらの可撓性の二次パッケージは、充填一次パッケー
ジをきつく包装し過ぎたり、ゆるく包装し過ぎたりする。可撓性の二次パッケー
ジが充填一次パッケージをきつく包装し過ぎると、二次パッケージのきつい包装
によって及ぼされる引張力により、一次パッケージが変形することがある。(特
に充填可撓性パウチの)充填一次パッケージは、変形して、一次パッケージが一
次パッケージの別のバンドルを積み重ねるための安定面を提供しないことがある
。一方、可撓性の二次パッケージが充填一次パッケージをゆるく包装し過ぎると
、一次パッケージは、二次パッケージ内で自由に動いたりひっくり返ったりする
。一次パッケージの二次パッケージ内でのこのような動きにより、バンドルの外
部形状が、一次パッケージの別のバンドルを積み重ねるための安定面を提供しな
いようなものになる。
本発明の目的は、廉価で包装し易く、一部パッケージの外部形状を変形させる
ことなしに二次パッケージ内での一次パッケージの制御不能な動きを阻止する程
に緊密な、複数の充填一次パッケージを組み立てて二次パッケージにするための
方法である。
発明の概要
本発明は、充填一次パッケージを組み立てて二次パッケージにするための方法
である。この方法は、
(1)フィルム1を平らな形体でバーティカル・フォーム・フィル・シール(V
FFS)に供給する工程と、
(2)フィルムを成形ショルダ10に搬送する工程とを備え、成形ショルダが、
充填ヘッド11を有し、垂直チューブ内に延びており、
(3)フィルムを成形ショルダ10のまわりに引っ張って、フィルムをチューブ
状の形体にする工程と、
(4)フィルムの垂直縁部2を完全に又は部分的にシールする工程と、
(5)チューブ状の形体にされたフィルムの対向端を充填ヘッド11にシールし
て底部シール3を形成する工程とを備え、該フィルムが、二次パッケージを表す
開放バッグを有し、
(6)成形ショルダの充填ヘッドおよび二次パッケージの開放端を通して一次パ
ッケージを落下させることによって、1以上の充填一次パッケージを二次パッケ
ージに収容させる工程と、
(7)二次パッケージの開放端を、二次パッケージ内に収容された充填一次パッ
ケージのまわりで、かなりきつくシールして頂部シール4を形成し、二次パッケ
ージを充填一次パッケージのまわりで閉鎖する工程と、
(8)閉鎖された二次パッケージを頂部シールの上方で切断する工程と、
を備えていることを特徴とする。
図面の簡単な説明
第1図は、バッケージ機械の一部の斜視図であって、本発明による,充填パッ
ケージを第2のパッケージに組み立てる方法を示したものである。
第2図は、粒状又は粉末状洗剤のケーク強度を測定する方法を示している。
発明の詳細な説明
本発明によれば、任意の種類の固形、粒状、液状の製品が、一次パッケージに
充填されている。一次パッケージは、特定の製品を収容するのに適したパッケー
ジである。一次パッケージには、壜、カートン、可撓性パウチが含まれる。好ま
しくは、本発明による一次パッケージは、ティッシュ、金属、紙、(波形)板紙
、プラスチック材料、及びこれらの組合せによって構成される群から選定された
材料で形成されている。プラスチック材料として、ポリエチレン(PE)、(配
向)
ポリエチレンテレフタレート、又は(配向)ポリプロピレン、又はこれらの組合
せを使用してもよい。一次パッケージが壜であるとき、好ましくは、一次パッケ
ージは、プラスチックで作られ、吹込及び/又は射出成形によって製造される。
一次パッケージがカートンであるとき、カートンは、板紙で作られ、板紙の素材
を立てることによって製造される。
一次パッケージが、可撓性パウチのような多層材料で作られているとき、中間
層は、香気遮断層、気体遮断層、酸素遮断層、防湿層、又はこれらの組合せを含
んでいてもよい。好ましくは、中間層は、アルミニウム箔、エチルビニルアルコ
ールコポリマー(EVOH)、ラッカーコーティング、及びこれらの組合せによ
って構成される群から選定された材料で作られる。ラッカーコーティングは例え
ば、独国シュツットガルトのBASFラッケ+ファルベンAGによって販売され
ているフレクスプラストール2KB−ラッカー9A 918 920又はフレク
スプラストール2KB−ラッカー9A 919 920である。
多層を有する一次パッケージは、層を互いに貼合せ或いは押出すことによって
得られる。層の貼合せは、異なる層が一体状態で互いに取付けられ、即ち異なる
層が押出し法におけるように互いに溶融しないことを意味している。貼合せ法で
は、押出し法よりも低温が使用される。好ましい変形例として、中間層と他の層
との結合を強化するために、中間層の少なくとも一方の側に、タイ層を使用して
もよい。タイ層は好ましくは、グルーで作られる。好ましいグールは、ポリウレ
タン基接着剤である。ポリウレタン基接着剤によって、公知のポリウレタン基の
接着剤の全てが意図されている。特に、溶液(水を含む)型および無溶液の接着
剤システムを、本発明の目的に使用することができる。タイ層を、中間層の両方
の側及び/又は他方の側に設けてもよい。
好ましくは、一次パッケージが可撓性パウチであるとき、可撓性パウチは、起
立又は自立パウチである。この可撓性の起立パウチは、種々の方法で形成するこ
とができる。1つの方法は、ガセット付きパウチである。この型式のパウチは、
例えば、EP−A−620156、DE−A−2520084、DE−A−39
26728、US−3659775に記載されており、これらを参考文献として
ここに含める。これらの文献は、これらのパウチに関する形成および充填方法に
ついても記載している。別の方法は、EP−A−0626319、EP−A−0
681970(これらも参考文献としてここに含める)に記載されているような
、広幅基部を有するパウチである。同じ文献は、これらのパウチに関する形成お
よび充填方法についても記載している。
一次パッケージが可撓性パウチであるとき、可撓性パウチは好ましくは、エア
フリー部分(即ち、空気のない部分)を有している。これは、可撓性パウチに収
容物質が完全に充填されず、パウチの容量の残部が部分的に又は実質的に完全な
真空状態にあることを意味している。この真空は、充填及び密封作業の際、未充
填の平らなパウチから開始するのを維持している。エアフリー部分は好ましくは
、略平らな面を形成するように折り畳まれる。この略平らな面は、別の積み重ね
られたパウチの基部を支持するのに十分な程大きい。略平らな面に折り畳まれた
エアフリー部分は好ましくは、適切な手段で固定されている。この固定手段は例
えば、ひも、接着テープ、ストラップ、プラスチックフィルムバンド、収縮性プ
ラスチックフィルムバンド、及びこれらの組合せによって構成される群から選定
してもよい。これらの固定手段は、パウチのまわりに部分的に又は全体に置かれ
てエアフリー部分を折り畳まれた略平らな面に維持し、これにより略平らな面が
広げられるのを阻止する。エアフリー部分の折り畳みと固定手段については、E
P−A−0681970に更に記載されており、これを参考文献としてここに含
める。
一次パッケージは、任意の種類の固形、粒状、液状の物質を収容することがで
きる。好ましくは、物質は、洗剤である。物質が可撓性パウチに収容された粒状
形態の洗剤であるとき、粒状又は粉末状の洗剤は好ましくは、200g/cm2
又はそれ以下のケーク強度を有している。“ケーク強度”は、ケーク状の洗剤を
離解させるのに必要な力であって、後述する方法によって測定される。“ケーク
”とは、粒状又は粉末状の洗剤が、頂部の力のような圧縮力を受けたときに粘着
し或いは凝集して塊となることを意味している。ケーキングは、洗剤が凝集して
不溶性の塊になるようなものでもよい。洗剤の“ケーキング”は、洗剤自体の洗
浄性に悪影響を及ぼすことがある。
いわゆる“ケーク強度”は、粒状又は粉末状の洗剤のケーキングに関する測定
値である。“ケーク強度”は、ケーク状の洗剤を離解させるのに必要な力である
と定義される。これは、ケーク強度の値が小さいと、洗剤がケーク状になりにく
いことを意味している。例えば、0g/cm2のケーク強度は、洗剤がケーク状
にならないことを意味している。粒状又は粉末状の洗剤のケーク強度は、洗剤自
体の成分および製造方法によって変動する。したがって、特に、ケーク状になり
やすい粒状又は粉末状の洗剤が可撓性パウチに充填され、充填された可撓性パウ
チが充填された可撓性パウチのアセンブリのような荷重を支持しなければならな
いときは、洗剤が一定値以下のケーク強度を有するように配慮することが重要で
ある。粒状又は粉末状の洗剤のケーク強度は、以下のようにして測定され決定さ
れる。
ケーク強度を測定するための装置が、第2図に示されており、この装置は、シ
リンダ110と、スリーブ111と、蓋112と、係止ピン114と、重り11
5と、力ゲージ(図示せず)とを備えている。シリンダは更に、係止ピンが挿入
される孔118を有している。シリンダは、その閉鎖基部119で起立しており
、これによりシリンダには、対向した開放頂端120から洗剤が充填される。ま
ず係止ピン114を孔118に挿入し、スリーブが係止ピンに載るまで、シリン
ダの最外面上でスリーブ111を滑らせる。これにより、スリーブの頂端121
は、
シリンダの頂端120よりも高い位置に留まる。シリンダの頂端とスリーブの頂
端との間の開放容積の寸法は、直径が6.35cm、高さが3cmである。この
容積に、スリーブの頂端まで洗剤が充填され、スリーブの頂端で平らにされる。
次いで、スリーブ111の頂部に蓋112を置く。好ましくは、蓋は、極く軽
量であるが荷重を支持するのに十分に抵抗し洗剤を圧縮することができる材料で
作られている。好ましい材料は、ICIのパースペックである。次いで、蓋の頂
部に重り115を置く。蓋112と重り115との全体重量は、5kgである。
蓋は更に、動かないように、スリーブに固定されている。蓋のスリーブへの固定
は、蓋の適当なラグ122とシリンダのまわりで弾性バンドを延伸させる本発明
の方法によって行われる。重りが蓋の頂部に置かれると、係止ピン114を孔1
18から取り外す。このようにして、重りは、蓋112とシリンダの頂端120
との間に配置された洗剤を圧縮する。本発明の測定基準に従って、重りを2分間
置いておく。しかる後、重りを蓋の頂部から取り除く。弾性バンドも全て取り外
す。
次いで、スリーブ111を閉鎖端119の方へ静かに滑り下ろす。したがって
、蓋112とシリンダの頂端120との間に配置された洗剤は、いまは、側方壁
によって制限されない。原理的には、この洗剤は、この領域から自由に流動する
。しかしながら、この領域に配置された洗剤の自由な流れは、重り115による
圧縮の際に受ける洗剤のケーキングで決まる。実際には、この領域での洗剤の部
分ケーキングが、洗剤の自由な流れを妨げる。この領域に配置された洗剤に力を
加えることによって、ケーク状にされた洗剤は、洗剤が再び自由に流動すること
ができるように、離解される。この領域から洗剤を自由に流動させるのに必要な
力は、本発明の方法によるケーク強度である。ケーク強度は、蓋112の中央に
付けられる力ゲージによって測定される。力ゲージを蓋に徐々に押しつけると、
洗剤に大きな力が加えられる。洗剤が崩壊し、蓋とシリンダの開放端との間の領
域
から自由に流動するときの力が、洗剤のケーク強度であるとみなされる。ケーク
強度のこれらの測定値は、相対湿度が約45%〜70%の範囲内で約20℃で測
定される。洗剤配合物
ここで使用される語“洗剤配合物”は、洗濯用の洗剤配合物、自動皿洗い器用
の洗剤配合物、洗濯用の添加剤配合物を意味している。
本発明による洗剤は好ましくは、200g/cm2又はそれ以下のケーク強度
を有している。特に、密度が600g/リットルの粒状又は粉末状の洗剤のケー
ク強度は、好ましくは100g/cm2まで(より好ましくは、90g/cm2以
下、一層好ましくは、80g/cm2以下、より一層好ましくは、60g/cm2
、最も好ましくは、50g/cm2以下)である。上述のように、ケーク強度は
、ケーク状の洗剤を離解させるのに必要な力である。アニオン界面活性剤
洗剤配合物が洗濯用の洗剤配合物である好ましい実施例では、本発明の配合物
は通常、後述するような1以上のアニオン界面活性剤を含んでいる。アルキルスルフェート界面活性剤
アルキルスルフェート界面活性剤は、式ROSO3Mの水溶性塩又は酸である
。ここで、Rは好ましくは、C10−C24ヒドロカルビル(好ましくは、C10−C20
アルキル成分を有するアルキル又はヒドロキシアルキル、より好ましくは、C12
−C18アルキル又はヒドロキシアルキル)であり、Mは、例えばアルカリ金属
カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)、又はアンモニウム又は
置換アンモニウム(例えば、メチル−、ジメチル−、トリメチルアンモニウムカ
チオン、テトラメチルアンモウニムのような第四アンモニウムカチオン、ジメチ
ルピペリジニウムカチオン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン
、又はこれらの混合物のようなアルキルアミンから得られる第四アンモウニムカ
チ
オン)である。典型的には、低い洗濯温度(例えば、約50°C以下)ではC12
−C16のアルキル鎖が好ましく、高い洗濯温度(例えば、約50°C以上)では
C16−C18のアルキル鎖が好ましい。アルキルアルコキシル化スルフェート界面活性剤
アルキルアルコキシル化スルフェート界面活性剤は、式RO(A)3SO3Mの
水溶性塩又は酸である。ここで、Rは、C10−C24アルキル成分(好ましくは、
C12−C20アルキル又はヒドロキシアルキル、より好ましくは、C12−C18アル
キル又はヒドロキシアルキル)を有する非置換C10−C24アルキル又はヒドロキ
シアルキル群であり、Aは、エトキシ又はプロポキシユニットであり、mは、0
以上(典型的には、約0.5〜約6、より好ましくは、約0.5〜約5)であり
、Hは、金属イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、
マグネシウム等)、アンモニウム又は置換アンモニウムカチオンである。アルキ
ルエトキシレート化スルフェート並びにアルキルプポキシレート化スルフェート
が意図されている。置換アンモニウムカチオンの特別の例として、メチル−、ジ
メチル−、トリメチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウムのような第四ア
ンモニウムカチオン、ジメチルピペリジニウム、エチルアミン、ジエチルアミン
、トリエチルアミン、及びこれらの混合物等のようなアルカノアルドから得られ
るカチオンがある。典型的な界面活性剤は、C12−C18アルカリポリエトキシレ
ート(1.0)スルフェート、C12−C18E(1.0)M)、C12−C18アルカ
リポリエトキシレート(2.25)スルフェート、C12−C18E(2.25)M
)、C12−C18アルカリポリエトキシレート(3.0)スルフェート、C12−C18
E(3.0)、C12−C18アルカリポリエトキシレート(4.0)スルフェー
ト、C12−C18E(4.0)M)である。ここで、Mは通常、ナトリウム、カリ
ウムから選定される。他のアニオン界面活性剤
洗剤用として有用な他のアニオン界面活性剤も、上述の種を備えた或いは上述
の種を備えていない本発明の洗濯用の洗剤配合物に含まれる。これらは、石鹸の
(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びモノ−、ジ−及びトリエ
タノールアミン塩のような置換アンモニウム塩を含む)塩、C9−C20線形アル
キルベンゼンスルホネート、C8−C22一次又は二次アルカンスルホネート、C8
−C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許明細書第1,082,179号
に記載されているようなアルカリ土類金属シトレートのパイロライズ化生成物の
スルホネート化によって得られるスルホネート化ポリカルボキシリック酸、(1
0モルまでのエチレンオキシドを含む)C8−C24アルキルポリグリコールエー
テルスルフェート、C14−C16メチルエステルスルホネートのようなアルキルエ
ステルスルホネート、アシルグリセロールスルホネート、脂肪オレイルグリセロ
ールスルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシルエーテルスルフェート
、パラフィンスルホネート、アルキルホスホネート、アシルイソチオネートのよ
うなイソチオネート、N−アシルタウレート、アルキルスクシナメート及びスル
ホスクシナメート、スルホスクシメートのモノエステル(特に、飽和及び非飽和
C12−C18モノエステル)、スルホスクシメートのジエステル(特に、飽和及び
非飽和C6−C14ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキルポリグルコシ
ドのスルフェートのようなアルキルポリサッカリドのスルホネート(非イオン非
スルホネート配合物が後述されている)、枝分れ一次アルキルスルフェート、式
RO(CH2CH2O)kCH2COO−M+(ここで、Rは、C8−C12アルキル、
kは、0〜10の整数、Mは、水溶性塩形成カチオンである)のようなアルキル
ポリエトキシカーボキシレートを含む。ロジン、水素化ロジン、タル油内の又は
タル油から得られるロジン又はロジン酸のようなロジン酸、水素化ロジン酸も、
適当である。更なる例が、“界面活性剤と洗剤”(シュワルツ、ペリー、
ベルチ著、第1巻、第2巻)に記載されている。種々のこのような界面活性剤は
、1975年12月30日にローリン等に付与された米国特許第3,929,6
78号(第23欄第58行〜第29欄第23行)に記載されている。これを参考
文献としてここに含める。
配合物に使用される好ましい界面活性剤は、アルキルスルフェート、アルキル
アルコキシレート化スルフェート、及びこれらの混合物である。
これらが含まれるとき、本発明の洗濯用の洗剤配合物は典型的には、約1〜約
40重量%(好ましくは、約3〜約20重量%)のこのようなアニオン界面活性
剤を含んでいる。非イオン界面活性剤
本発明の洗濯用の洗剤配合物は好ましくは、非イオン界面活性剤も含んでいる
。
本発明では任意の界面活性剤が通常使用されるが、2群の非イオン界面活性剤
が特に有用であることが分かった。これらは、アルコキシレート化(特に、エト
キシレート化)アルコールに基づく非イオン界面活性剤であり、これらの非イオ
ン界面活性剤は、脂肪酸エステルとN−アルキルポリヒドロキシアミンのアミド
化生成物に基づいている。エステルとアミンのアミド化生成物は、ここでは、ポ
リヒドロキシ脂肪酸アミドと称する。少なくとも1つの非イオン界面活性剤がア
トキシレート化アルコールとポリヒドロキシ脂肪酸アミドの群から選定された、
2以上の界面活性剤を含んだ混合物が、本発明では特に有用である。
適当な非イオン界面活性剤は、(性質が脂肪族又はアルキル芳香族炭化水素で
ある)有機疎水性化合物を備えた(性質が親水性の)アルキレンオキシド群の凝
縮によって生成された化合物を有している。特別の親水性群で凝縮されたポリオ
キシアルキレン群の長さを容易に調整して、疎水性要素と親水性要素との所望の
平衡度を有する水溶性化合物を生成することができる。
アルキルフェノールのポリエチレンオキシドコンデンセート(例えば、直鎖又
は枝分れ形体の約6〜16炭素原子をもち、アルキルフェノールのモル当たり約
4〜25モルのエチレンオキシドをもつアルキル群を有するアルキルフェノール
の凝縮生成物)のような、非イオン界面活性剤が、本発明では特に好ましい。
好ましい非イオン界面活性剤は、直鎖又は枝分れ形体の約8〜22炭素原子を
もち、アルコールのモル当たり平均25モルまでの脂肪酸アルコールをもつ水溶
性の凝縮生成物である。約9〜15炭素原子をもち、アルコールのモル当たり約
2〜10モルのエチレンオキシドをもつアルキル群を有するアルコールの凝縮生
成物、エチレンオキシドをもつプロピレングリコールの凝縮生成物が、特に好ま
しい。約12〜15炭素原子をもち、アルコールのモル当たり平均約3〜7モル
(好ましくは、3〜5)のエチレンオキシドをもつアルキル群を有するアルコー
ルの凝縮生成物が、最も好ましい。
非イオン界面活性剤も、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド成分を含んでいる。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、脂肪酸エステルとN−アルキルポリヒドロキ
シアミンを反応させることによって生成される。本発明に使用するのに好ましい
アミンは、N−(R1)−CH2(CH2OH)4−CH2−OHであり、好ましい
エステルは、C12−C200脂肪酸メチルエステルである。N−メチルグルカミン
とC12−C200脂肪酸メチルエステルとの反応生成物が、最も好ましい。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを製造する方法は、1992年4月16日に発行
されたWO926073に記載されている。この出願は、溶剤の存在下でのポリ
ヒドロキシ脂肪酸アミドの製法を記載している。本発明の非常に好ましい実施例
では、N−メチルグルカミンは、C12−C20メチルエステルと反応する。粒状配
合生成物の配合者は、アルコキシレート化(特に、アルコキシレート化(EO3
−8)C12−C14)アルコールを含む溶剤の存在下においてアミド化反応を生じ
させるのが好都合であることを見つけた。これは直接、分子当たり平均3エトキ
シレート群をもつN−メチルグルカミド及びC12−C14アルコールを含むような
、
本発明において好ましい非イオン界面活性剤システムを生成する。
非イオン界面活性剤システム、及びこのようなシステムから形成される粒状洗
剤は、1992年4月16日に発行されたWO926160に記載されている。
この出願は、N−メチルグルカミド(10%)、非イオン界面活性剤(10%)
を含むエーリッヒRV02ミキサにおける微細分散混合によって生成される粒状
洗剤配合物を記載している。
これらの特許出願は両方とも、非イオン界面活性剤システム、及び本発明での
使用に適当であることが分かっているその合成についての適当な製造方法を記載
している。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、洗剤成分の0〜50重量%(好ましくは、5
〜40重量%、より好ましくは、10〜30重量%)の量で本発明の配合物に存
在してもよい。
1986年1月21日にレナードに付与された米国特許第4,565,647
号に開示され、約6〜約30(好ましくは、約10〜約16)の炭素原子を含む
疎水性群、及び約1.3〜約10(好ましくは、約1.3〜約3、最も好ましく
は、約1.3〜約2.7)のサッカリドユニットをもつポリサッカリド(例えば
、ポリグリコシド)疎水性群を有するアルキルポリサッカリドが、本発明の界面
活性剤システムの非イオン界面活性剤として有用である。5〜6の炭素原子を有
する還元サッカリドを使用することができ、例えば、グルコース、ガラクトース
、ガラクトーシル成分をグルコーシル成分と置換することができる。(任意的に
は、疎水性群が、2−、3−、4−等の位置に取付けられ、グルコシド又はガラ
クトシドではなく、グルコース又はガラクトースを提供する。)インターサッカ
リド結合は、例えば付加的なサッカリドユニットの或る位置と前記サッカリドユ
ニットの2−、3−、4−及び/又は6−位置との間で行われる。好ましいアル
キルポリグリコシドは、式R2O(CnH2nO)t(グリコシル)xを有している。
ここで、R2は、アルキル基が約10〜約18炭素原子(好ましくは、約12〜
14炭素原子)であるアルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシアルキル、ヒド
ロキシアルキルフェニル、及びこれらの混合物によって構成される群から選定さ
れ、nは、2又は3(好ましくは、2)であり、tは、0〜約10(好ましくは
、約1.3〜約3、最も好ましくは、約1.3〜約2.7)である。グリコシル
は好ましくは、グルコースから得られる。これらの化合物を生成するには、アル
コール又はアルキルポリエトキシアルコールを形成し、次いで、グルコース又は
グルコースの源と反応させて(1−位置に結合した)グルコシドを形成する。次
いで、付加的なグルコシルユニットを、1−位置と前記グルコシルユニットの2
−、3−、4−及び/又は6−位置(好ましくは、2−位置)との間に結合する
。他の界面活性剤
本発明の洗濯用の界面活性剤は、カチオン、両性、双極性イオン、半極界面活
性剤、並びに、上述のもの以外の非イオン界面活性剤(後述する半極性非イオン
アミンオキシドを含む)を含んでいてもよい。
本発明の洗濯用の洗剤配合物に使用するのに適したカチオン洗剤界面活性剤は
、1つの長鎖炭化水素群を有する界面活性剤である。このようなカチオン界面活
性剤の例として、アルキルジ−又はトリ−メチルアンモニウム化合物のようなア
ンモニウム界面活性剤、式〔R2(OR3)y〕〔R4(OR3)y〕2R5N+X-
を有する界面活性剤があげられる。ここで、R2は、アルキル鎖の約8〜約18
の炭素原子を有するアルキル又はアルキルベンジル群であり、R3は、−CH2C
H2−、−CH2CH(CH3)−、−CH2CH(CH2OH)−、−CH2CH2
CH2−、又はこれらの混合物によって構成される群から選定されており、R4は
、C1−C4アルキル、C1−C4ヒドロキシアルキル、2つのR4群、−CH2CO
H−CHOHCOR6CHOHCH2OH(R6は、分子量が約1000以下のヘ
キソース又はヘキソースポリマーであり、yが0でな
いとき水素である)を結合することによって形成されるベンジルリング構造体か
ら選定されており、R5は、R4と同様、又はR2とR5の全炭素原子数が約18以
下である場合にはアルキル鎖であり、yは、0〜約10であり、Yの値の総計は
、0〜約15であり、Xは、相溶性アニオンである。
有用な他のカチオン界面活性剤が、1980年10月14日にキャンブルに付
与された米国特許第4,228,044号に記載されており、これを参考文献と
してここに含める。
本発明の洗濯用の洗剤配合物は典型的には、0〜約25重量%(好ましくは、
約3〜約15重量%)のこのようなカチオン界面活性剤を含んでいる。
両性界面活性剤も、本発明の洗濯用の洗剤配合物に使用するのに適している。
これらの界面活性剤は、二次又は三次アミンの脂肪族誘導体、脂肪族基が直鎖又
は枝分れ鎖である複素環式二次及び三次アミンの脂肪族誘導体として広く記載さ
れている。脂肪族置換基の1つは、少なくとも8(典型的には、約8〜約18)
の炭素原子を有しており、少なくとも1つは、アニオン水溶性群(例えば、カル
ボキシ、スルホネート、スルフェート)を有している。両性界面活性剤の例につ
いては、1975年12月30日にローリン等に付与された米国特許第3,92
9,678号(第19欄、18行〜35行)を参照されたい。
本発明の洗濯用の洗剤配合物は典型的には、0〜約15重量%(好ましくは、
約1〜約10重量%)のこのような両性界面活性剤を含んでいる。
双極性イオン界面活性剤も、洗濯用の洗剤配合物に使用するのに適している。
これらの界面活性剤は、二次又は三次アミンの誘導体、複素環式二次及び三次ア
ミンの誘導体、或いは四次アンモニウム、四次ホスホニウム又は三次スルホニウ
ム化合物の誘導体として広く記載されている。双極性イオン界面活性剤の例につ
いては、1975年12月30日にローリン等に付与された米国特許第3,92
9,678号(第19欄、22行〜48行)を参照されたい。
本発明の洗濯用の洗剤配合物は典型的には、0〜約15重量%(好ましくは、
約1〜約10重量%)のこのような双極性イオン界面活性剤を含んでいる。
半極性非イオン界面活性剤は、特殊な種類の非イオン界面活性剤であって、炭
素原子数が約10〜約18の1つのアルキル成分、及び炭素原子数が約1〜約3
のアルキル基及びヒドロキシアルキル基によって構成される群から選定された2
つの成分を含んだ水溶性アミンオキシドと、炭素原子数が約10〜約18の1つ
のアルキル成分、及び炭素原子数が約1〜約3のアルキル基及びヒドロキシアル
キル基によって構成される群から選定された2成分を含んだ水溶性ホスフィンオ
キシドとを有している。
半極性非イオン界面活性剤は、次式を有するアミンオキシド界面活性剤を含ん
でいる。
ビルダー
洗濯用の洗剤配合物と自動皿洗い器用の洗剤配合物は、ビルダー、好ましくは
、非ホスフェート洗剤ビルダー(本発明において、ホスフェート含有種を除外す
るわけではない)を含んでいる。これらは、限定するわけではないが、アルカリ
金属カーボネート、バイカーボネート、シリケート、アルミノシリケート、カル
ボキシレート、及びこれらの混合物を含んでいる。ビルダーシステムは、本発明
においては、洗濯用の粒状洗剤配合物では、配合物の1重量%〜80重量%(好
ましくは、20重量%〜60重量%)、洗濯用の液状洗剤配合物では、配合物の
1重量%〜30重量%含まれている。
適当なシリケートは、SiO2、1.6〜3.4の比率のNa2O、SiO2の
いわゆるアモルファスシリケート、好ましくは2.0〜2.8の比率の
Na2Oを有するシリケートである。
シリケート・クラス内では、非常に好ましい材料は、一般式が
NaMSiXO2X +1・yH2O
で表される結晶層ナトリウムシリケートである。ここで、Mは、ナトリウム又は
水素であり、Xは、1.9〜4の数であり、yは、0〜20の数である。この種
の結晶層ナトリウムシリケートは、EP−A−0164514に開示されており
、その製法は、DE−A−3417649及びDE−A−3742043に開示
されている。本発明の目的では、上式におけるXの値は、2、3又は4であり、
好ましくは2である。より好ましくは、Mはナトリウムであり、yは0であり、
この式の好ましい形態は、Na2Si2O5を含んでいる。これらの材料は、ヘキ
ストAG FRGから、NaSKS−5、NaSKS−7、NaSKS−11、
NaSKS−6として、それぞれ販売されている。最も好ましい材料は、Na2
Si2O5、NaSKS−6である。結晶層シリケートは、乾燥混合固形物、又は
他の成分を有する固形凝集物として含まれる。
一定のアルミノシリケートイオン交換材料を使用することができるが、好まし
いナトリウムアルミノシリケートゼオライトは、単位格子式
Naz 〔(AlO2)z ・(SiO2)y 〕・xH2O
を有している。ここで、zとyは、少なくとも約6であり、zとyのモル比は、
約1.0〜約0.4であり、zは、約10〜約264である。ここで有用な結晶
水和アルミノシリケート材料は、実験式
Mz (zAlO2 ・yySiO2 )
を有している。ここで、Mは、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、又は置換
アンモニウムであり、zは、約0.5〜約2であり、yは、1であり、この材料
は、無水アルミノシリケートのグラム当たりCaCO3の少なくとも約50ミリ
グラム相当のマグネシウムイオン交換能力を有している。約0.01〜10ミク
ロンの粒径を有する水和ナトリウムゼオライトAが好ましい。
アルミノシリケートイオン交換ビルダー材料は、水和形態をなしており、結晶
質の場合には、約10〜約28重量%の水を含んでおり、アモルファスの場合に
は、それ以上の水を含んでいる。非常に好ましい結晶質アルミノシリケートイオ
ン交換材料は、結晶マトリックス内に約18〜約22%の水を含んでいる。結晶
質アルミノシリケートイオン交換材料は更に、約0.1〜約10ミクロンの粒径
によって特徴付けられる。アモルファス材料はしばしば、より小さい(例えば、
約0.01ミクロン以下になることがある)。好ましいイオン交換材料は、約0
.2〜約4ミクロンの粒径を有している。ここで使用される語“粒径”は、走査
型電子マイクロスコープを利用する顕微鏡法のような、通常の分析技術によって
決定されるような所定のイオン交換材料の重量による平均粒径を表している。
本発明の実施に有用なアルミノシリケートイオン交換ビルダー材料は、市販さ
れている。本発明に有用なアルミノシリケートは、構造が結晶質又はアモルファ
ス(非晶質)であり、天然アルミノシリケート又は合成アルミノシリケートであ
る。アルミノシリケートイオン交換材料を製造する方法が、1976年10月1
2日にクラメル等に付与された米国特許第3,985,669号に記載されてお
り、これを参考文献としてここに含める。好ましい合成結晶アルミノシリケート
イオン交換材料は、ゼオライトA、ゼオライトX、P、及びMAPとして販売さ
れており、後者は、EP−A−384070に記載されている。特に好ましい実
施例では、結晶アルミノシリケートイオン交換材料は、次式を有するゼオライト
Aである。
Na12〔(AlO2 )12(SiO2 )12〕・xH2O
ここで、xは、約20〜約30(特に、約27)であり、約5ミクロン以下の粒
径を有している。
1以上のカルボキシ基を含む適当なカルボキシレートビルダーは、乳酸、グリ
コール酸、及びベルギー国特許第831,368号、同第821,369号、同
第821,370号に開示されているような、これらのエーテル誘導体を有して
いる。2つのカルボキシ基を含むポリカルボキシレートは、琥珀酸、マロン酸、
(エチレンジオキシ)二酢酸、マレイン酸、ジグリコール酸、酒石酸、タートロ
ン酸、フマル酸の水溶性塩、並びに、独国特許公開2,446,686号、同第
2,446,687号、米国特許第3,953,257号に記載されているエー
テルカルボキシレートを有している。3つのカルボキシ基を含むポリカルボキシ
レートは、特に、水溶性シトレート、アコニテート、シトラコネート、並びに、
英国特許第1,379,241号に記載されているカルボキシメチルオキシスク
シネートのようなスクシネート誘導体、オランダ国特許出願第7205873号
に記載されているラクトキシスクシネート、英国特許第1,387,447号に
記載されている2−オクサ−1,1,3−プロパン・トリカルボキシレートを有
している。
4つのカルボキシ基を含むポリカルボキシレートは、英国特許第1,261,
829,1号に開示されているオキシジスクシネート、1,2,2−エタン・テ
トラカルボキシレート、1,1,3,3−プロバン・テトラカルボキシレート、
1,1,2,3−プロバン・テトラカルボキシレートを有している。スルホ置換
基を含むポリカルボキシレートは、英国特許第1,398,421号、同第1,
398,422号、及び米国特許第3,936,448号に開示されているスル
ホスクシネート誘導体、英国特許第1,082,179号に記載されているスル
ホネート化熱分解シトレートを有しており、ホスホン置換基を含むポリカルボキ
シレートが、英国特許第1,439,000号に開示されている。
脂環式及び複素環式ポリカルボキシレートは、シクロペンタン−シス・シス・
シス−テトラカルボキシレート、シクロペンタジエン・ペンタカルボキシレート
、2,3,4,5−テトラヒドロフラン−シス・シス・シス−テトラカルボキシ
レ
ート、2,5−テトラヒドロフラン−シス−ジカルボキシレート、2,2,5,
5−テトラヒドロフラン−テトラカルボキシレート、1,2,3,4,5,6−
ヘキサン・ヘクサカルボキシレート、及びソルビトール、マニトール、キシリト
ールのような多価アルコールのカルボキシメチル誘導体を有している。芳香族ポ
リカルボキシレートは、メリット酸、ピロメリット酸、及び英国特許第1,42
5,343号に開示されているフタル酸誘導体を有している。キレート化剤
洗剤配合物は、1以上のイオン及び/又はマンガン・キレート化剤を含んでい
てもよい。このようなキレート化剤は、アミノカルボキシレート、アミノホスホ
ネート、多官能化置換芳香族キレート化剤、及びこれらの混合物によって構成さ
れる群から選定される。理論によって制限することを意図することなしに、これ
らの材料の利益は、可溶性キレートの形成によって洗浄溶液から鉄とマンガンイ
オンを除去する例外的な能力に部分的によるものと思われる。
任意的なキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートは、エチレンジア
ミンテトラアセテート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテート
、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミン・テトラプリオネート、トリエチ
レンテトラアミン−ヘクサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート
、エタノールジグリシン、アルカリ金属、アンモニウム、置換アンモニウム塩、
及びこれらの混合物を有している。
アミノホスホネートも、少なくとも少量の全燐が洗剤配合物で許容されている
ときには、本発明の配合物においてキレート化剤として使用するのに適しており
、DEQUESTとしてエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)
を有している。好ましい、これらのアミノホスホネートは、約6以上の炭素原子
をもつアルキル又はアルケニル基を有していない。
多官能化置換芳香族キレート化剤も、本発明の配合物に有用である。1974
年5月21日にコノール等に付与された米国特許第3,812,044号を参照
されたい。酸の形態のこの種の好ましい化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,
5−ジスルホベンゼンのような、ジヒドロキシジスルホベンゼンである。
ここで使用される好ましい生物分解性キレートは、エチレンジアミン・ジスク
シネート(“EDDS”)、特に1987年11月3日にハートマンとパーキン
に付与された米国特許第4,704,233号に記載されているような〔S,S
〕異性体である。
これらのキレート化剤は一般に、利用する場合には、洗剤配合物の約0.1〜
約10重量%含まれている。より好ましくは、これらのキレート化剤は一般に、
利用する場合には、洗剤配合物の約0.1〜約3.0重量%含まれている。
上述のうち、好ましいポリカルボキシレートは、分子当たり3つまでのカルボ
キシ基を含むヒドロカルボキシレート、特にシトレートである。
粒状洗剤配合物と自動皿洗い器用配合物は、PHが8.5以上(好ましくは、
9〜11)である。
本発明の洗濯用の粒状配合物は好ましくは、少なくとも650g/リットル(
好ましくは、少なくとも750g/リットル)の嵩密度を有するコンパクトな形
態をしているが、200〜700g/リットルの嵩密度を有する通常の形態のも
のでもよい。
本発明の別の実施例では、自動皿洗い器用配合物が提供される。自動皿洗い器
用配合物は典型的には、ペルカーボネートに加えて、上述のようなビルダー、シ
リケート又はカルボネートのようなアルカリ度の源、生成物の70%までの配合
剤を含んでいる。任意的な配合剤は、ポリマーと、酵素とを有している。
本発明の更に別の実施例では、洗濯用の添加物が提供される。このような添加
物は典型的には、15〜80重量%の漂白剤を含んでいる。任意的な配合剤
漂白活性剤、漂白触媒、他の漂白剤、ポリマー、酵素、石鹸水泡抑制剤、織物
柔軟剤(特に、織物柔軟クレー)、染料、充填剤、蛍光増白剤、PH調整剤、非
ビルダーアルカリ度源、酵素安定剤、ヒドロトープ、溶剤、香料のような、洗剤
配合物用として知られている他の配合剤も、本発明の種々の実施例において、任
意の配合剤として使用してもよい。ペルカーボネート粒子
配合物は、1〜40重量%(好ましくは、3〜30重量%、最も好ましくは、
5〜25重量%)の250〜900マイクロメートル(好ましくは、500〜7
00マイクロメートル)の平均寸法を有する粒子の形態のアルカリ金属ペルカー
ボネート漂白剤を含んでいる。
配合物が洗濯用添加剤であるとき、ペルカーボネートの量は、20〜80重量
%である。
アルカリ金属ペルカーボネート漂白剤は通常、ナトリウム塩の形態をなしてい
る。ナトリウムペルカーボネートは、2Na2CO33H2O2に相当する式を有す
る付加的な化合物である。保存安定性を高めるため、ペルカーボネート漂白剤を
、アルカリ金属スルフェートとカルボネートの別の混合塩で被覆することができ
る。このような被覆は、その被覆方法とともに、1977年3月9日にインター
ロックスに付与された英国特許第1,466,799号に記載されている。混合
された塩被覆材料のペルカーボネートに対する重量比は、1:2000〜1:4
、より好ましくは、1:99〜1:9、最も好ましくは、1:49〜1:19で
ある。好ましくは、混合された塩は、ナトリウムスルフェート、ナトリウムカー
ボネートであり、その一般式は、Na2SO4.n.Na2CO3である。ここで、
nは、0.1〜3、好ましくは、0.3〜1.0)最も好ましくは、0.2〜0
.5である。
他の適当な被覆材料は、SiO2:Na2Oの比率が1.6:1〜2.8:1の
ナトリウムシリケートとマグネシウムシリケートである。
市販されているカルボネート/スルフェート被覆ペルカルボネート漂白剤は、
EDTA)1−ヒドロキシエチリデン1,1−ジホスホン酸(HEDP)、又は
製造工程の際に含まれるアミノホスホネートのような、少量の重金属イオン封鎖
剤を有している。漂白活性剤
本配合剤、特に上述の洗濯用の粒状洗剤配合物及び洗濯用の添加剤は好ましく
は、上述のペルカーボネート漂白剤に加えて、過酸化酸漂白活性剤の1〜20重
量%(好ましくは、2〜15重量%、最も好ましくは、3〜10重量%)含んで
いる。
本発明による付加的な漂白成分としての過酸化酸漂白活性剤(漂白プレカーサ
)は、広範なクラスから選定することができ、好ましくは、1以上のN−又はO
−アシル基を含んでいる。
適当なクラスは、無水物、エステル、アミド、及びイミダゾールとオキシムの
アシル化誘導体を有しており、これらのクラス内の有用な材料の例が、GB−A
−1586789に開示されている。最も好ましいクラスは、GB−A−836
988、同864,798、同1147871、同2143231に開示されて
いるようなエステル、GB−A−855735、同1246338に開示されて
いるようなアミドである。
本発明による付加的な漂白配合剤として特に好ましい漂白活性剤化合物は、次
式で表されるN−,N,N′,N′テトラアセチレート化化合物である。
ここで、xは、0又は1〜6の整数である。
例には、x=1の場合のテトラアセチルメチレンジアミン(TAMD)、x=
2の場合のテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、x=6の場合のテト
ラアセチルヘキシレンジアミン(TAHD)が含まれる。これらは、GB−A−
907356に記載されているのと同様な化合物である。付加的な漂白配合剤と
して最も好ましいペロキシ酸漂白剤は、TAEDである。
別の好ましいクラスのペロキシ酸漂白剤は、次式で表されるアミド置換化合物
である。
ここで、R1は、約1〜約14の炭素原子をもつアリール又はアルカリール基で
あり、R2は、約1〜約14の炭素原子をもつアルキレン、アリレン、アルカリ
レン基であり、R5は、1〜14の炭素原子をもつ水素又はアルカリ、アリール
、アルカリール基であり、Lは、実質的に放置基である。R1は好ましくは、約
6〜12の炭素原子を有している。R2は好ましくは、約4〜8の炭素原子を有
している。R1は、直鎖又は枝分れ鎖アルキル、枝分れ、置換、又はその両方を
有する置換アリール又はアルキルアリールであり、例えばタル脂を含む合成源又
は天然源から得られる。同様な構造変形は、R2についても許容される。置換は
、アルキル、アリール、ハロゲン、ニトロゲン、サルファ、及び有機化合物の他
の典型的な置換基を含んでいる。R5は好ましくは、水素又はメチルである。R1
とR5は全体で、18以上の炭素原子を含むべきではない。この種のアミド置換
漂白活性剤化合物は、EP−A−0170386に記載されている。
ペルカーボネートと組み合わせて使用される別のクラスの漂白活性剤は、C8
、C9、及び/又はC10(6−オクトアミドカプロール)、オキシベンゼンスル
ホネート、2−フェニール−(4H)3,1ベンゾオキキシアジン、ベンゾイル
アクタム(好ましくは、ベンゾイルカプロラクタム)、ノナノールラクタム(好
ましくは、ノナノールカプロラクタム)を含んでいる。漂白剤
洗濯用の粒状洗剤、自動皿洗い器用の配合物、又は洗濯用の添加剤は、ペルカ
ーボネートに加えて、付加的な漂白剤を有している。
付加的な漂白剤は、使用するならば、ペルボレート、ペルスルフェートのよう
な無機過酸塩、或いはN,Nフタルアミンペロキシ・カプロン酸、2−カルボキ
シ−フタルアミンペロキシ・カプロン酸、N,Nフタルアミンペロキシ・吉草酸
、ペロキシアジピン酸のノニルアミド、1,12ジペロキシドデカン酸、ペロキ
シベンゼン酸及びリング置換ペロキシベンゼン酸、モノペロキシ酸(マグネシウ
ム塩、ヘキサハイドレート)、ジペロキシブラシル酸のようなプレフォーム有機
過酸又はペルイミド酸のいずれかである。ポリマー
種々の有機ポリマーも有用であり、そのうちの幾つかは、洗濯性を向上させる
ビルダーとして機能する。このようなポリマーとして、ナトリウムカルボキシメ
チルセルロース、ナトリウムメチルセルロース、ナトリウムヒドロキシプロピル
セルロースのようなナトリウムカルボキシ−低アルキルセルロース、ポリビニル
アルコール(しばしばポリビニルアセテートを含む)ポリアクリルアミド、ポリ
アクリレート、マレイン酸、アクリル酸のような種々のコポリマーがある。この
ようなポリマーの分子量は大きく変動するが、大抵2,000〜100,000
の範囲内にある。3,000〜70,000の分子量を有するマレイン/アクリ
ル酸のテルポリマー、ビニルアルコールも、有用である。
ポリマーポリカルボキシレートビルダーは、1967年3月7日にディールに
付与された米国特許第3,308,067号に記載されている。このような材料
は、マレイン酸、イタコン酸、メサコン酸、フマル酸、アコニット酸、シトラコ
ン酸、メチレンマロン酸のような脂肪族カルボキシル酸のホモポリマーとコポリ
マーの水溶性塩を含んでいる。
特にゼオライトビルダーとして、ポリアスパルテート及びポリグルタメート分
散剤を使用してもよい。ポリアスパルテートのような分散剤は好ましくは、分子
量が約10,000である。
他の有用なポリマーは、EP−A−185427及び同311342に記載さ
れているような、汚れ除去ポリマーとして知られる種を有している。
ここで使用するのに適した更に他のポリマーは、ポリビニルピロリドン、ポリ
ビニルピリデン、N−オキシド、N−ビニルビニルピロリドン、N−イミダゾー
ル、ポリビニルオクソゾリドン、ポリビニルイミダゾールを有している。酵素
洗剤配合物に、酵素材料を含ませることができる。プロテーゼ、リパーゼ、セ
ルラーゼ、ペロキシダーゼ、アミラーゼ、及びこれらの混合物が適当である。適
当なリパーゼ酵素が、ノボ・インダストリー・A/S(デンマーク国)によって
製造され商品名リポラーゼとして販売されており、EP−A−0258068(
ノボ・ノルディスク)において他の適当なリパーゼとともに記載されている。
適当なセルラーゼが、例えばWO−91/17243、同91/17244(
ノボ・ノルディスク)に記載されている。
好ましい市販されているプロテーゼ酵素は、ノボ・インダストリー・A/S
(デンマーク国)によって商品名アルカラーゼ、サビナーゼとして販売されてい
るもの、インターナショナル・バイオ−シンセティック社(オランダ国)によっ
て商品名マクスターゼとして販売されているものを有している。
他のプロテアーゼは、プロテアーゼA(1985年1月9日に発行された欧州
特許出願130756号を参照されたい)、プロテアーゼB(1978年4月2
8日に出願された欧州特許出願第87303761.8号及び1985年1月9
日に発行されたボト等の同130756号を参照されたい)を有している。
ペルカルボネート、ペルボレート、ペルスルフェート、ハイドロゲン・ペルオ
キシド等のようなペルオキシダーゼ酵素は、酸素源と組み合わせて使用される。
これらは、“溶液漂白”、即ち洗浄水中での他のウェブに対する洗浄作業の際、
ウェブから除去された染料又は顔料の移送を阻止するため、使用される。ペルオ
キシダーゼ酵素は公知であり、例えば、クロロ−又はブロモ−ペルオキシダーゼ
のようなセイヨウワサビのペルオキシダーゼ、リグニナーゼ、ハロペルオキシダ
ーゼを有している。ペルオキシダーゼ含有洗剤配合物は、例えば、WO89/0
99813、同91/05839に開示されている。
アミラーゼは例えば、英国特許第1,296,839号(ノボ)に詳細に記載
されている、B.ライカニホルムの特殊な歪から得られるバクテリアアミラーゼ
を有している。好ましい市販されているアミラーゼは例えば、インターナショナ
ル・バイオ−シンセティック社によって販売されているラピダーゼ、ノボ・ノル
ディスク・A/Sによって販売されているテルマミルを有している。ノボ・ノル
ディスクによって販売されているフンガミル・アミラーゼのような、カビアミラ
ーゼを使用することもできる。
洗濯用の洗剤配合物を製造するための好ましい方法
本発明の洗濯用の洗剤配合物を製造するための好ましい方法では、特に大きな
嵩密度が望ましいときには、最終配合物に含まれる界面活性剤の一部又は全ては
、
別個の粒子の形態で含まれる。これらの粒子は、フレーク、小球、マルメ、ヌー
ドル、リボンの形態を取ってもよいが、好ましくは粒子の形態を取る。粒子を加
工する最も好ましい方法は、(例えば、アルミノシリケート、カーボネートのよ
うな)粉末を高活性界面活性剤ペーストで凝集させる方法であり、得られる凝集
物の粒径を所定の範囲内に制御する。このような方法は、パン凝集器、Zブレー
ドミキサ、或いはより好ましくは、シューギBV(オランダ国レリーシュタット
、クロームシュトリート8211AS)によって製造されているミキサ、ゲブリ
ューダ・ロディーゲ・マシーネンバウGmbH(独国ポストファッハ、エルゼン
シュトラーセ7−9、パデルボーン1、D−4790)によって製造されている
ミキサのような、インライン・ミキサのような1以上の凝集器で有効量の粉末を
高活性界面活性剤ペーストと混合することを含む。最も好ましい高剪断ミキサは
、ロディーゲCB(商品名)である。界面活性剤の50〜95重量%(好ましく
は、70〜85重量%)を含む高活性界面活性剤ペーストが使用される。界面活
性剤システムは、アニオン、非イオン、カチオン、両性、及び双極性イオン界面
活性剤、及びこれらの混合物の群のうちいずれかを有している。ペーストは、圧
送可能な粘度を維持するのに十分に高いが使用されるアニオン界面活性剤を劣化
させない程に低い温度で凝縮器に圧送される。ペーストの作動温度は典型的には
、50〜80°Cである。高活性界面活性剤ペーストから界面活性剤粒子を作る
のに特に適当な方法は、1992年10月28日に発行されたEP510746
に詳細に記載されている。次いで、上述の方法によって作られた自由流動する界
面活性剤粒子を、アルカリ金属ペルカーボネートを含む粒子のような他の洗剤成
分と混合して、最終洗剤配合物を生成する。
この混合は、適当な設備で行われる。非イオン界面活性剤と香料のような液状
洗剤を、1以上の構成粒子の表面に、或いは最終配合物に噴霧する。二次パッケージ
本発明によれば、1以上の充填一次パッケージを組み合わせて二次パッケージ
にする。以下、1群の充填一次パッケージを有する二次パッケージをシッピング
ユニットと呼ぶ。好ましくは、シッピングユニットは、矩形形状に形成される。
このようにして、シッピングユニットは、保管及び輸送のため他の同様なシッピ
ングユニットに積み重ねるのに適している。全体アセンブリ又はパレットスタッ
クが、これらのシッピングユニットの幾つか積み重ねることによって得られる。
二次パッケージは好ましくは、ラップフィルムで作られている。好ましくは、ラ
ップフィルムは、ポリエチレン又はペーパー基フィルムで作られている。ペーパ
ー基フィルムは好ましくは、ペーパー層に貼り合わされたプラスチックフィルム
の層で作られたフィルムである。より好ましくは、ポリエチレンフィルムの厚さ
は、約20〜200μm(より好ましくは、約50〜100μm)の範囲内にあ
る。ペーパー基フィルムの重量は好ましくは、約50〜200g/m2の範囲内
にある。例えば、ペーパー基フィルムは、厚さが50μmのポリエチレンの層で
作られており、ペーパーで作られている層の重量は、80g/m2である。
本発明による充填一次パッケージ15の二次パッケージへのパッケージング法
は、普通の包装機械(いわゆる、バーティカル・フォーム・フィル・シール(=
VFFS))で行われる。このような垂直包装機械の斜視図が第1図に示されて
いる。これらの垂直包装機械は、とりわけ、少なくとも1つの成形ショルダ10
を有している。VFFSで二次パッケージを作る方法は、連続バッチ処理である
。フィルム1は、平らな形体でVFFSに供給される。このフィルムは、充填ヘ
ッド11でもある成形ショルダ10に搬送される。フィルムは、成形ショルダ1
0のまわりで引っ張られ、垂直チューブ内に延びる。
プラスチックフィルムを成形ショルダのまわりで引っ張ることによって、プラ
スチックフィルムは、重複垂直縁部2を備えたチューブ形体に形成される。“垂
直”とは、重複垂直縁部がVFFSの充填方向と平行であることを意味している
。プラスチックフィルムのチューブ形体を維持するため、フィルムの重複垂直縁
部2は、長さ方向シール12によって、完全に又は部分的にシールされる。好ま
しくは、垂直縁部は、部分的にシールされる。即ち、シールは、垂直縁部2に沿
って少なくとも1つの領域で遮断されている。かかるシールの遮断は、二次パッ
ケージの内部への自由な接近を提供する。この遮断シールの寸法は、使用者が遮
断領域に少なくとも1本の指を挿入することができるが充填一次パッケージの出
口とはならない程のものである。好ましくは、遮断領域の寸法は、手を挿入でき
る程のものである。使用者が少なくとも1本の指又は手を遮断領域内に挿入する
ことができることによって、垂直縁部2に沿って部分シールを切り裂くことによ
る二次パッケージの開放を容易にする。好ましくは、1以上の遮断領域は、垂直
縁部2に沿った部分シールで達成される。例えば、垂直縁部2の長さが80cm
である場合には、2cm長のシールは、隣接する2cm長のシールとの間で11
cm遮断される。これは、垂直縁部に沿って80cm繰り返される。垂直縁部2
の長さが50cmである場合も同様である。
チューブ形態のフィルムは更に、外部クランプ内に配置されたクロスシールで
底部シール3を形成するように、対向端が充填ヘッドにシールされている。この
ようにして形成されたバッグが、成形ショルダの充填ヘッドに向かって開放端を
有する、本発明による二次パッケージ20である。次いで、この二次パッケージ
に、充填ヘッドと開放端を通して、幾つかの充填一次パッケージを詰めることが
できる。
充填一次パッケージ15は、充填ヘッド11を通して、二次パッケージの開放
端から二次パッケージ20内に落下する。充填一次パッケージは、二次パッケー
ジの底部シール3から積み重ねられる。好ましくは、充填一次パッケージは、充
填一次パッケージがこの二次パウチ内への落下の際に二次パッケージ内で回転し
ないように、二次パッケージ内に落下する。これは特に、充填一次パッケージの
形状が特定方向において最小包装空間を可能にし、二次パッケージの包装空間を
増大させることがある異なる方向では包装空間を可能にしないときに重要である
。実際には、例えば、矩形の充填一次パッケージでは、充填一次パッケージを一
次パッケージの長さ又は高さではなく幅に沿って線引きすることによって、二次
パッケージの長さを減少させることができる。これは好ましくは、二次パッケー
ジの寸法を充填一次パッケージの寸法に従って形作ることによって、達成される
。一例として、二次パッケージは、長さが約38cm、幅が約14.5cm、高
さが約14.5cmの矩形形状を有している。したがって、長さが約9.2cm
、幅が約14.5cm、高さが約14.0cmの寸法を有する4つの可撓性パウ
チを包装して、上述のような二次パッケージにすることができる。
好ましくは、まず、1つの二次パッケージに入れる充填一次パッケージを照合
する。テープ包装のような固定手段を使用することなしに、充填一次パッケージ
の照合を行う。したがって、照合された充填一次パッケージは、一体の照合バン
ドルとして、二次パッケージ内に落下する。充填一次パッケージのこの照合は、
二次パッケージへの落下の際に充填パウチがひっくり返ったり任意の他方向に回
転しないことを確保する。
好ましくは、VFFSの外部クランプ14は、二次パッケージの詰め込みの際
に、二次パッケージを底部シールのまわりで保持する。外部クランプは通常、フ
ィルムをシールし及び/又は切断する際、フィルムをクランプするのに使用され
る。実際には、フィルムは通常、シールし及び/又は切断する前に、外部クラン
プの2つの半部の間に固定されている。この場合は、底部シールのまわりのフィ
ルムはまず、充填一次パッケージの詰め込みの際に、外部クランプの2つの半部
の間に固定され、充填一次パッケージの二次パッケージへの着地を支持する。こ
れは、一次パッケージの着地及び積み重ねの際に二次パッケージのフィルムが延
伸して破壊するのを回避するためである。外部クランプの危険性なしに充填ヘッ
ドから二次パッケージ内にこのように落下することができる全重量は、25kg
までである。しかしながら、より大きな荷重を有する充填一次パッケージの着地
を支持するため、VFFSに付加的な支持手段を設けてもよい。
二次パッケージに幾つかの充填一次パッケージが詰め込まれ、底部シール3が
十分に冷却されると、外部クランプ14を開放し、充填一次パッケージを備えた
二次パッケージを保持手段16まで前進させる。保持手段は、二次パッケージの
前進の際、二次パッケージ内に収容された全ての充填一次パッケージがクロスシ
ールの下に達するまで、一次パッケージが詰め込まれた二次パッケージを保持す
る。この保持システムは、外部クランプ14の下方に置かれている。好ましくは
、保持手段は、一次パッケージを二次パッケージ内に収容する方向と平行な方向
に移動可能な平面で作られている。保持手段によって保持されている二次パッケ
ージは、二次パッケージのフィルムに加えられる引張力を減少させ、これにより
フィルムの破壊の可能性を減少させる。保持手段は更に、二次パッケージ内の充
填一次パッケージの高さに対する二次パッケージの頂部シールの高さを調整する
のを助ける。したがって、保持手段は、頂部シールがパウチのまわりで二次パッ
ケージの頂端をきっちり閉鎖するのを確保する。好ましくは、保持手段は更に、
二次パッケージの頂部シールの位置を補正するため、一次パッケージが収容され
た二次パッケージをクロスシールに向かって上昇させることができる。
したがって、二次パッケージ内の充填一次パッケージは、一次パッケージが二
次パッケージ内で回転したりひっくり返ったりする空隙を有しないように、実質
的に密な状態で包装されている。これは、充填一次パッケージを収容する二次パ
ッケージがコンパクトなバンドルを形成することを意味している。それにもかか
わらず、二次パッケージ自体は、収容された充填一次パッケージに引張力を及ぼ
さない。したがって、二次パッケージは、充填一次パッケージが、特に可撓性パ
ウチに収容されているときに、二次パッケージによって変形されるのを阻止する
。実際には、パウチを例えば延伸フィルムで束ねたとき、矩形の可撓性のパウチ
を丸い形状に変形させることができる。可撓性パウチのこの丸い形状は、可撓性
パウチのバンドルを別のバンドル上に積み重ねたときに、欠点となる。何故なら
ば、積み重ねの安定性が矩形のパウチの積み重ねの場合よりも悪いからである。
別の好ましいオプションとして、二次パッケージの底部シールに対向した頂端
をシールする前に、好ましくは、外部クランプを再び実質的に閉鎖し、VFFS
のフィルムのフィルム前進システムを逆転させる。このようにして、充填一次パ
ッケージが少なくとも部分的に外部クランプに押しつけられるまで、二次パッケ
ージを再び引っ張り上げる。実際には、充填一次パッケージが外部クランプを通
過することができないように、外部クランプは、実質的に閉鎖される。好ましく
は、外部クランプは、50%以上、より好ましくは約80%閉鎖される。これは
、二次パッケージに使用されるフィルムの長さを減少させる。したがって、二次
パッケージ内の充填一次パッケージは、一次パッケージが二次パッケージ内で回
転したりひっくり返ったりする空隙を有しないように、実質的に密な状態に包装
される。これは、充填一次パッケージを収容する二次パッケージがコンパクトな
バンドルを形成することを意味している。VFFSのフィルム前進システムのこ
の逆転を保持システムと結合させた場合に、充填一次パッケージの二次パッケー
ジによる包装が更に改良されることが分かった。さらに、保持手段によって保持
されている二次パッケージは、二次パッケージのフィルムに加えられる引張力を
減少させ、これによりフィルムの破壊の可能性を減少させる。
底部シール3に対向して頂部シール4を形成するため、外部クランプは、完全
に閉鎖される。クランプが完全に閉鎖されると、底部シールに対向して頂部シー
ルが作られ、充填一次パッケージを収容した二次パッケージを完全に閉鎖する。
さらに、この閉鎖された二次パッケージは、頂部シールの上方で切断される。頂
部シールが冷却されると、閉鎖され完成された二次パッケージは、外部クランプ
から解放される。上述のこのパッキングシステムは、一次パッケージを変形させ
ることなしに、一次パッケージのバンドルを形成するため十分に密なフィルム包
装を使用している。実際には、充填一次パッケージは、例えば、延伸フィルムと
比較して、本発明による二次パッケージ内で実質的な引張力を受けていない。そ
れにもかかわらず、一次パッケージは、十分に密なバンドルであり、一次パッケ
ージが二次パッケージ内で実質的に移動するのが阻止される。
好ましくは、底部シール3及び/又は頂部シール4は、遮断シールであり、連
続シールではない。通常、底部シール及び頂部シールに沿った重複垂直縁部2は
、頂部シールと底部シールに完全にシールされている。しかしながら、これは、
底部シールと頂部シールに隣接した二次パッケージの端部に置かれた充填一次パ
ッケージの出口とはならない。実際には、重複垂直縁部の開口部は、二次パッケ
ージの中間部のまわりでのみ、充填一次パッケージを二次パッケージから出させ
る程に広い。二次パッケージの中間部に置かれている充填一次パッケージを二次
パッケージの内部から最初に取り出す場合に、端部にある充填一次パッケージが
、二次パッケージから出ることができるにすぎない。したがって、端部に置かれ
た充填一次パッケージが二次パッケージの中間部のまわりに運ばれたときにのみ
、これらの充填一次パッケージを二次パッケージから取り出すことができる。
一方、重複垂直縁部2が、頂部及び/他は底部シールに沿って垂直縁部の少な
くとも重複部の領域2aで二次パッケージの頂部及び/他は底部シールに完全に
シールされず或いは部分的にしかシールされない場合には、全ての充填一次パッ
ケージを二次パッケージから、しばしば上述のような手順全体を実施することな
しに、容易に取り出すことができる。実際には、重複垂直縁部の非シール部又は
部分シール部により、垂直縁部の底部及び/又は頂部シールに近接した開口を十
分に広げることができる。したがって、二次パッケージの端部のところの充填一
次パッケージを、容易に、そしてしばしば二次パッケージを最初に空にすること
なしに、二次パッケージから直接取り出すことができる。
重複垂直縁部2を底部及び/又は頂部シール3、4にシールせず或いは一部し
かシールしないようにするため、クロスシールは、重複垂直縁部の全体又は一部
に対応するシーリング領域において遮断部を備えている。シーリング領域におけ
る遮断部は、重複垂直縁部が二次パッケージの底部及び/又は頂部シールと完全
にシールされるのを回避する。重複垂直縁部の底部及び/又は頂部シールに対す
る部分シールは更に、重複垂直縁部が垂れ下がるのを阻止する。実際には、重複
垂直縁部が垂れ下がっていると、二次パッケージの取扱いの障害となることがあ
る。
上述のような本発明による一次パッケージの包装により、更に、充填一次パッ
ケージの取扱い、保管、及び輸送に要するコストを減少させることができる。更
に、本発明による一次パッケージの二次パッケージへの包装は、比較的容易であ
り、製造コストを減少させる。
好ましくは、閉鎖され完成された二次パッケージは、供給セクションに送られ
、供給セクションは、充填パウチを収容する閉鎖された二次パッケージを、二次
パッケージを積み重ねてパレットを形成する箇所に、搬送する。上述のように、
パウチ内に収容され、二次パッケージ内に互いに積み重ねられる、本発明による
粒状又は粉末状の洗剤は、実質的にケーク状態にならず、洗剤が付着したり凝集
したりして不溶性の塊にならない。好ましくは、積み重ねられたシッピングユニ
ットの間に、タイシートが置かれる。タイシートは、積み重ねられたシッピング
ユニット間の摩擦を増大させる。したがって、タイシートは、積み重ねられたシ
ッピングユニットがパレットの安定性を増大させるとき、シッピングユニットの
シッピングを実質的に阻止する。
積み重ねられたときにシッピングユニットのシッピングを実質的に阻止する別
の可能性は、二次パッケージの最外面の一部に接着剤を塗布したり、或いは、二
次パッケージをエンボスフィルムで形成することである。二次パッケージの最外
面の少なくとも一部に、接着剤を噴霧することができる。エンボスフィルムは好
ましくは、フィルムがVFFSの成形ショルダに搬送される前に、二次パッケー
ジのフィルムの少なくとも一定領域をエンボスした滑り止めディンプルで形成さ
れる。パレットの安定性を更に増大させるため、エンボスフィルムと、上述のタ
イシートを組合せてもよい。更に、例えばパレットを延伸フィルムで包装するこ
とによって、特に輸送時のバレット全体の安定性を増大させることができる。
上述のように形成されたパレットにより、積み重ねられたアセンブリの荷重又
は重量を支持する別の外部ケースの必要性を除去する。その結果、保管と輸送に
適したパレットを形成するのに使用されるパッケージング材料の全体量に関して
、かなりのコストの節約になる。更に、廃棄物もかなり減少する。実際には、外
部ケースは通常、再使用されず、廃棄されるにすぎない。本発明によるパレット
は、外部ケースとして波形板紙を使用したパレットと比較して、少なくとも50
%、好ましくは80%、重量を減少させることができる。
例
以下の洗濯用の粒状洗剤配合物を調製した。
アニオン界面活性剤(*) 30重量%
層状シリカを固めた粒子 18
(ヘキストから商品名SKS−6として供給されている)
ペルカーボネート(**) 25
TAED凝集物 9
石鹸水泡抑制剤凝集物 2
香料封入剤 0.2
粒状の密なソーダ灰 8.4
粒状のアクリルマレイン・コポリマー 3.2
酵素 3.6
粒状の汚れ除去ポリマー 0.6
100
(*)比率が80:20のC45AS/C35AE3S(アルキルスルフェー
ト/アルキルエトキシスルフェート)を有する78%活性界面活性剤によって、
アニオン界面活性剤凝集物を作った。EP−A−510746に記載されている
方法による粉末混合物のペーストを、凝集物と混合した。その結果得られたアニ
オン界面活性剤凝集物は、30%のC45AS、7.5%のC35AE3S、2
4%のゼオライト、20%のカーボネート、2.5%のCMC、12%のアクリ
ルマレイン・コポリマー、残りの水分を有していた。
(**)平均粒径500ミクロンの2.5%のカーボネート/スルフェートで被
覆されたペルカーボネート
上述の粒状成分の混合物を、25rpmで作動する140リットルの回転ドラ
ム内に入れた。ドラムを作動させ、14:1の比率の非イオン界面活性剤(C2
5E3)と蛍光増白剤の20%の水溶液を、粒状混合物に、粒状混合物の7重量
%の量、噴霧した。噴霧時間は、約1〜2分である。その直後、ドラムを回転さ
せながら、香料を、粒状配合物に、粒状配合物の0.5重量%の噴霧した。次い
で、ドラムの回転を停止させることなしに、約30秒の間、ミキサに流れ補助剤
をゆっくり加えた。本例において使用した流れ補助剤の種類は、部分水和したゼ
オライトA(水分6%)であり、付加した量は、8%であった。流れ補助剤の付
加が終了すると、ミキサを約1分間回転させ、次いで停止させた。次いで、回転
ドラムから、完成した製品を取り出した。完成した製品は、ケーク強度が約20
g/cm2のところで50g/cm2であった。
完成した製品を可撓性パウチに充填し、可撓性パウチを、本発明による二次パ
ッケージ内に、シッピングユニットとして収容した。これらのシッピングユニッ
トを、パレットを形成するアセンブリに積み重ねた。パレットは、保管及び輸送
の際に十分に安定していることが分かった。更に、可撓性パウチ内の洗剤配合物
が実質的にケーク状態にならないことが分かった。これは、洗剤配合物が積み重
ねられたアセンブリ内に配置された場合に、当てはまる。パレットの残部の全重
量を支持している積み重ねられたアセンブリの最下部に位置する洗剤配合物でさ
え、実質的にケーク状態にならないことが分かった。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 カーステン、ジョオルグ、モル
ベルギー国ベー―1800、ビルボード、グロ
ーエンダラーン、69
(72)発明者 ジョセフ、フェルナンド、デフランデル
ベルギー国ベー―3150、エスペラール、エ
レベルドウェッグ、28
【要約の続き】
れた二次パッケージを頂部シールの上方で切断する工程
と、を備えている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 充填一次パッケージを組み立てて二次パッケージにするための方法であ って、 (1)フィルム(1)を平らな形体でバーティカル・フォーム・フィル・シール (VFFS)に供給する工程と、 (2)フィルムを成形ショルダ(10)に搬送する工程とを備え、成形ショルダ が、充填ヘッド(11)を有し、垂直チューブ内に延びており、 (3)フィルムを成形ショルダ(10)のまわりに引っ張って、フィルムをチュ ーブ状の形体にする工程と、 (4)フィルムの垂直縁部(2)を完全に又は部分的にシールする工程と、 (5)チューブ状の形体にされたフィルムの対向端を充填ヘッド(11)にシー ルして底部シール(3)を形成する工程とを備え、該フィルムが、二次パッケー ジを表す開放バッグを有し、 (6)成形ショルダの充填ヘッドおよび二次パッケージの開放端を通して一次パ ッケージを落下させることによって、1以上の充填一次パッケージを二次パッケ ージに収容させる工程と、 (7)二次パッケージの開放端を、二次パッケージ内に収容された充填一次パッ ケージのまわりで、かなりきつくシールして頂部シール(4)を形成し、二次パ ッケージを充填一次パッケージのまわりで閉鎖する工程と、 (8)閉鎖された二次パッケージを頂部シールの上方で切断する工程と、 を備えていることを特徴とする方法。 2. VFFSの外部クランプ(14)が、充填一次パッケージを二次パッケ ージに入れる際、二次パッケージを底部シール(13)のまわりで保持すること を特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。 3. 充填一次パッケージ(15)を、二次パッケージに落下させる前に、ま ず束ねることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の方法。 4. VFFSが更に、一次パッケージを収容した二次パッケージを保持し、 好ましくは上昇させる保持手段(16)を備えていることを特徴とする請求の範 囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載の方法。 5. 二次パッケージの底部シール(3)に対向した開放端をシールする前に 、外部クランプ(14)を実質的に閉鎖し、VFFSにおいてフィルムのフィル ム前進手段を逆転させることを特徴とする請求の範囲第2項〜第4項のいずれか 1項に記載の方法。 6. 閉鎖された二次パッケージが、供給セクションに落下し、供給セクショ ンが、充填一次パッケージを収容する閉鎖された二次パッケージを、二次パッケ ージを積み重ねてパレットを形成する箇所に、搬送することを特徴とする請求の 範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の方法。 7. 垂直縁部(2)に沿ったシールを少なくとも1つの領域で遮断し、この 領域の寸法が、使用者が少なくとも指を遮断領域に挿入することができるが、充 填一次パッケージの出口とはならない程の大きさであることを特徴とする請求の 範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の方法。 8. 底部シール(3)及び/又は頂部シール(4)が、遮断シールであるこ とを特徴とする請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記載の方法。
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