JPH11506130A - 日光なしの日焼け組成物および方法 - Google Patents

日光なしの日焼け組成物および方法

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Abstract

(57)【要約】 ジヒドロキシアセトンを含有する流体製剤および第2級ポリアミンを含有する流体製剤を、同時にまたは順次に塗布することにより、疑似皮膚日焼けが得られ、ここで、このポリアミン製剤はまた、変色剤(アミノ酸;置換エチレンジアミン;およびこれらの任意の2種またはそれ以上の混合物)を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】 日光なしの日焼け組成物および方法 発明の分野 本発明は、皮膚の疑似日焼けに有用な組成物および方法に関する。さらに特定 すると、本発明は、ジヒドロキシアセトン組成物で皮膚を処理して、皮膚に褐色 の着色を施すことに関する。 発明の背景 ある種の化合物が、皮膚に塗布されたときに色素を形成することは、長く知ら れている。ジヒドロキシアセトン(これは、しばしば、簡単に「DHA」と略される )を含む製品は1960年代初期から販売されており、魅力的に日焼けした外観を皮 膚に付与したいが太陽または人工的に発生させた紫外線への暴露による現在よく 知られた健康上の危険を犯したくない多くの人は満足感を見出した。 しかしながら、DHA塗布からは、所望の結果が得られない人もいる。少数の人 には、黄色または橙色が現れる傾向にある色が発生する。他の人には、おそらく 、皮膚成分がDHAと反応する際のゆっくりとした発色の間に、発汗、摩擦または 洗浄のために、またはDHAをまんべんなく塗布する注意を欠いたために、不均一 に発色する。 DHA−皮膚の相互作用の化学的性質は、数人の研究者により研究されている。W ittgensteinおよびBerryは、The Journal of Investigative Dermatology, Vol. 36、pages 283-286(1961)にて、「Reaction of Dihydroxyacetone(DHA)with Human Skin Callus and Amino Compounds」という論文を公表し、これは、この 褐色化現象を特徴づける研究を記述している。これらは、DHAが多くの化合物(ア ンモニアおよびアミノ酸を含めて)と反応して、褐色の色を形成することを報告 し、そして皮膚の褐色化は、DHAと皮膚中の遊離アミノ基との反応によることを 理論づけ、このアミノ基は、おそらく、皮膚タンパク質中に存在するアルギニン 分子上にある。 A.Meybeckは、Journal of the Society of Cosmetic Chemists, Vol.28、pa ges 25-35(1977)にて、「A Spectroscopic Study of the Reaction Products of Dihydroxyacetone with Aminoacids」を公表し、そしてDHAとアミノ酸および他 の酸との100℃での反応から形成される褐色色素を特徴づけた。皮膚で起こり得 る反応をより十分にシミュレートするために、37℃にて、さらなる実験を行った :DHAを、アミノ酸であるグリシン、リジン、アラニン、セリンおよびアルギニ ンと反応させたが、グリシンおよびリジンだけが、24時間後に、かなりの量の色 素を生じた。DHAは、まず、皮膚表面にて遊離アミノ酸と縮合し、続いて、おそ らく、リジン側鎖を介して、角質層中のタンパク質との重合および架橋により、 作用するに違いないと結論づけた。 さらに他の研究は、M.F.Bobin、M.C.MartiniおよびJ.Cotteの「Effects of Color Adjuvants on the Tanning Effect of Dihydroxyacetone」(Journal o f the Society of Cosmetic Chemists, Vol.35、pages 265-272(1984))により 報告された。この研究は、DHAおよび種々のアミノ酸またはそれらの誘導体を混 合した後の発色速度を測定すること、およびDHAおよびメチオニンスルホキシド のインビボでの付与を含む。メチオニンスルホキシドは、DHAと組合せると急速 な発色が得られるのに加えて、DHAのみを用いて得られるよりもより濃くかつ長 期間持続する色が得られるので、DHAの有用な補助剤であると結論づけられた。 この結果は、ケラチンに対するメチオニンスルホキシドの親和性から得られると 考えられた。 Chemical Abstracts, Vol.95、abstract 30226g(1981))は、DHAおよびアミノ 酸スルホキシドの混合物で処理することにより、皮膚、髪、羽、毛皮などを染色 することに関するドイツ特許文献(3,037,497)を要約している。DHAおよびメチオ ニンスルホキシドをクリーム製剤で塗布すると、3時間後に、皮膚は濃い褐色に なり、この色は、DHAのみを用いて得られたものよりも、洗浄に対して耐性があ った。 Blackらは、米国特許第3,177,120号において、DHAおよびアミノ基含有日焼け 止め剤を共に製剤中に含有させることの問題を議論し、保存容器中で黄色または 褐色の色の形成を防止するために、アミノ基を含まない日焼け止め剤だけを使用 するべきであると結論づけた。色形成はまた、DHAおよび日焼け止め剤の両方の 不活性化を伴うとも言われている。 本発明者らのうちの2人は、1994年6月23日にWO 94/13258として公開されたP CT国際特許出願において、2種の製剤の日光なし日焼け装置および方法を提供す ることにより得ることができる発色速度の改善を記載し、ここで、一方の製剤は 、ジヒドロキシアセトンを含有し、そして他方は、第2級ポリアミンを含有する 。 現在、さらに改善された発色速度および皮膚を紫外線に曝すことにより得られ る色により近く類似した色を有する疑似日焼けを形成するための、皮膚を褐色化 するための製剤および方法を提供することが望まれている。 発明の要旨 本発明は、1つの局面では、人工的な日焼けを皮膚に与える方法を包含し、該 方法は、皮膚を、ジヒドロキシアセトン、第2級ポリアミンおよび変色剤(colo r modifier)と同時にまたは順次に接触させることを包含し、該変色剤は、アミ ノ酸、置換エチレンジアミン、カルボン酸またはこれらのうちの任意の2種また はそれ以上の混合物から選択される。皮膚への迅速な塗布用の組成物もまた包含 され、該組成物は、ジヒドロキシアセトン、少なくとも1種の第2級ポリアミン および変色剤を含有する。日光なし日焼け用のキットもさらに包含され、該キッ トは、ジヒドロキシアセトン含有製剤と、第2級ポリアミンおよび変色剤を含む 製剤とを含有する。 発明の詳細な説明 この説明および請求の範囲において、全ての組成パーセントは、他に述べられ ていなければ、重量基準で表される。 本発明を使用するために、好ましくは、ジヒドロキシアセトン含有製剤および 第2級ポリアミン含有製剤のための別々のコンパートメントを有する装置が提供 される。当該技術分野で既に注目されるように、使用者が皮膚への塗布を行なう 用意ができるまで、これらの成分が混合するのを防止すること、時期尚早の反応 および色形成を防止することが望まれる。この装置は、好ましくは、所望の量で 製剤を同時に調合するか、またはそれらを順次調合するように設計されている。 順次調合するのであれば、これらの製剤は、皮膚に塗布する前に混合してもよい し、または調合順に塗布してもよい。 両方の製剤は流動性(すなわち、重力または穏やかな外的に付与された圧力の 影響下で流動可能である)でなければならない。有用な流動性製剤の例には、軟 膏、分散体(例えば、クリームおよびローション)、ゲル、溶液などがあり、これ らのそれぞれ(およびその調製方法)は、製剤分野の当業者に非常によく知られて いる。 代表的には、一緒に使用される両方の製剤は同タイプのものである。例えば、 一方がゲルであれば、塗布および混合を促進するために、他方もゲルである。し かしながら、この一般的な原則を常に守る必要はない。 本発明の製剤を調製するのに有用なポリアミンは、一般式 R1NH(CH2)2NHR2を 有し、ここで、R1およびR2は、独立して、水素、または約22個までの炭素原子を 有するアルキル基、シクロアルキル基、芳香族基またはシリコン含有基であるが 、ただし、R1およびR2の両方共が水素ではあり得ない。 本発明の製剤を調製するのに有用な上記ポリアミンには、以下の一般式を有す るシラノールおよびアルコキシシランが挙げられる: ここで、R1およびR2は、ヒドロキシであり、そしてR3は、水素、ヒドロキシまた は約22個までの炭素原子を有するアルキル基、シクロアルキル基またはアリール 基である;あるいは、R1およびR2は、約22個までの炭素原子を有する同一または 異なるアルコキシ基であり、そしてR3は、ヒドロキシ基、約22個までの炭素原子 を有するアルコキシ基、シクロアルコキシ基またはアリールオキシ基である;そ してnは、2または3の整数である。 「アルキル」、「アルコキシ」、「シクロアルキル」、「シクロアルコキシ」 、「アリール」および「アリールオキシ」との用語は、本明細書中では、置換さ れた基および置換されていない基の両方を意味するように使用され、このアルキ ル 基およびアルコキシ基は、炭化水素基、ハロゲンまたはハロゲン含有基、窒素含 有基、イオウ含有基、ヒドロキシまたはヒドロキシ含有基、カルボニルまたはカ ルボニル含有基、シリコン含有基などを含めた任意の基に対して許容される分枝 状または非分枝状の置換基である。多くの場合には、これらの基は、純粋な炭化 水素基である。 本発明で使用される第2級ポリアミンには、N-置換エチレンポリアミンが挙げ られる。一般に、N-置換エチレンポリアミンは、、N,N'-二置換エチレンポリア ミンまたは第1級アミンのいずれかよりも、幾分より迅速かつより高収率で、ジ ヒドロキシアセトンとの褐色化最終生成物を生じる。一般に、N-置換エチレンポ リアミンの置換基は、好ましくは、約6個〜約22個の炭素原子を有する。 本発明での使用に好ましい置換エチレンジアミンは、シラノールおよびアルコ キシシラン、例えば、N-[3-(トリヒドロキシシリル)-プロピル]エチレンジアミ ン(これは、Huls America of Piscataway(New Jersey、U.S.A.)から、HYDROSILT M 2776として、25%水溶液で市販されている)がある。 DHAおよびポリアミン製剤を混合する時点または塗布する時点にて、変色剤も また存在する。便宜上、この変色剤は、典型的には、その製剤に含有させるので あれば、DHAと時期尚早に反応して色を形成し得るタイプの化合物であるので、 このポリアミン製剤の一成分である。この変色剤は、ポリアミンの量と同様の範 囲の量、一般的には、それらの製剤の約0.01重量%〜約15重量%の範囲の量で使 用される。ポリアミンと変色剤とのモル比は、約0.01〜約50の範囲である。 有用な変色剤化合物には以下が挙げられる:アミノ酸;式 L-(CH2)n-NH-(CH2)2 -NHMを有する置換エチレンジアミン(ここで、Lは、OHまたはCOOHであり、M は、水素またはL-(CH2)nであり、そして各nは、独立して、1〜約22の整数であ る);式 HOOC-(CH2)n-COOHまたはR-CH(OH)-COOHのいずれかを有するカルボン酸 (ここで、nは、約22までの整数であり、そしてRは、水素、または約22個まで の炭素原子を有するアルキル基、シクロアルキル基またはアリール基である); ならびに、これらのうちの任意の2種またはそれ以上の混合物。 調合した製剤の容量および活性成分濃度は、ポリアミンに対するDHAのモル比 が約0.2〜約200となるように選択すべきである。さらに好ましくは、この比は、 約1〜約100であるべきである。さらにより好ましくは、モル比は約5〜約66で ある。DHAのモル数がポリアミンのモル数を超える場合、一部のDHAは、遊離状態 のままであり皮膚中のアミノ基と反応し、形成される色の実体性(substantivit y)が増大する;それゆえ、過剰モルのDHAが好ましい。皮膚(遊離のアミノ基が 存在する)における色形成速度は、DHAと提供された第2級ポリアミンとの皮膚 表面上またはその近傍での色形成速度よりもかなり遅いが、皮膚で形成された色 は、洗浄および摩滅による除去に対する耐性が高い。この理由のために、皮膚表 面には、早期かつ頻繁により濃い(intense)色と、皮膚層においてより永続的 であるがより緩慢に形成する色の両方を確立するのが好ましい。 塗布時のpHは、生じる色に影響を与えることが見出されている。一般に、DHA 製剤またはポリアミン製剤のいずれかは、皮膚に塗布したとき、局部的に、約3 〜約13のpH値を確立し得るべきである。大部分の製剤では、約5〜約9の値がよ り好ましく、約6〜約7の値が特に好ましい。所定のポリアミンの塗布に最適な pHは、そのポリアミンのpKaに幾分依存し、異なるpH値を有する製剤を皮膚に塗 布することにより容易に決定され得る。 異なる手段により生じた疑似日焼けを比較するためには、色および強度の客観 的な機器測定を行なうことが役立つ。従って、Minolta Chroma Meter CR-200を 用いた方法が開発されている。この方法は、表面からの反射光を使用し、CIE(In ternational Commission on Illumination)三刺激値による結果を与える。これ らの値は、引き続いて、L***色空間に数学的に変換され、ここで、色の色 相および強度の変化量は、人の目により認識される変化量と密接に対応している 。 L*は、収色性(achromatic)であり、黒色(L*=0)〜白色(L*=100)の範囲 である;この用語は、「メートル明度(metric lightness)」と呼ばれ、灰色の 調和色調に対して、ある色がどの程度明るいまたは暗いかの尺度である。色相は 、色度座標a*およびb*によって測定され、ここで、a*は、赤色度(a*>0)を 示し、そしてb*は、黄色度(b*>0)を示す。a*およびb*の値は、a*をx座 標にし、そしてb*をy座標にしてプロットされて、定量的な色情報を得ること ができる:「メートル彩度(metric chroma)」は、原点(a*=0、b*=0)か ら試料の読み取り値の点までの線の長さであるのに対して、「メートル色相角( metric hue angle)」は、a*軸とメートル彩度線との間の角度である。メート ル彩度は、色応答の強度(すなわち、ある色が、その灰色の調和色調と異なる程 度)を示す。メートル色相角度は色相の度合いを定量し、より大きい値は、より 黄色の色相を示し、そしてより小さい値は、より赤い(または黄味がより少ない) 色相を示す。 DHA反応により生じる日焼けの外観に対する目標値を確立するために、多くの 被験体の天然の日焼けを測定するために計器が使用される。一般に、濃い日焼け についての色度プロットは、約19〜約24のb*を有し、a*は、約10〜約14の範囲 である。中程度の日焼けについては、b*は、約20〜約24であり、a*は、約9〜 約12である。薄い日焼けについては、b*は、約18〜約20であり、a*は、約7〜 約10である。この目標色は、1点ではなく、プロット上の、天然の日焼けが存在 する領域で表わされる。メートル彩度の値は、日焼けが軽度(薄い)から中程度 に進行するにつれて着実に増加するが、日焼けが「中程度」より濃くなるときに はよりずっと緩慢に増加する。対照的に、メートル色相角の値は、非常に濃い日 焼け(高い赤色度を有する(小さなメートル色相角度))以外は、軽度(薄い)、 中程度、および濃い日焼けについて極めて一致している。 メートル明度は、天然の日焼けを特徴付ける第3の必要なパラメーターである 。L*値は、日焼けが濃くなるにつれて減少し、約1単位の相違は、訓練した観 察者により識別可能である。天然の日焼けについては、L*は、濃い日焼けにつ いて約47〜約53であり、中程度の日焼けについて約54〜約57であり、そして薄い 日焼けについて約58〜約64である。 この計器はまた、DHAのみの塗布を用いて得られた疑似日焼けの特徴を測定す るのに使用される。数人の被験体を、5%のDHAを含有する水中油型エマルジョ ンで処理し、1日1回の塗布(2 mg DHA/cm2)を4日間にわたって行なう。第1 日目の後、b*値は約13〜約21であり、a*値は約3〜約8であり、そしてL*値 は約63〜約74である。2日後、b*は約15〜約23であり、a*は約5〜約8であり 、そしてL*は約62〜約72である。第3日目の後、b*は約16〜約23であり、a* は約5〜約9であり、そしてL*は約61〜約71である。4日後、b*は約17〜 約24であり、a*は約5〜約9であり、そしてL*は約61〜約70である。いくつか の読み取り値を除いた全ての読み取り値に対する色相は、日焼けの目標領域より も黄色がかっており、そしていくつかの読み取り値を除いた全ての読み取り値は 、同等のレベルのメートル彩度が生じたものの、天然の日焼けよりも薄い日焼け を示している。一般的に、DHAのみを用いた疑似日焼けは、同様の色形成範囲を 有する天然の日焼けよりも黄色がかって薄いと言われる。 以下の実施例は、本発明の種々の局面を例示するために提供し、如何ようにも 本発明を限定するものとしては解釈されるべきでない。化学組成物名の略語は、 それが最初に現れた後は、定義なしに使用する。 実施例1 ジヒドロキシアセトン−アミン混合物に有機酸を添加することにより生じる色 相発生の変化を比較するために、インビトロモデルを使用する。このモデルでは 、Whatman Grade 3MMクロマトグラフィー紙を、幅2 cmおよび長さ18 cmの細片 にカットする。等容量のDHA溶液およびトリヒドロキシシリルプロピルエチレン ジアミン(「TSPE」)溶液を、変色剤の有機酸と共にまたはそれなしのいずれかで 混合し、この混合物の0.20 ml容量を、直ちに、自動ピペットに採り、そして5 cm長の紙細片に塗布する。塗布は、ピペットを、細片の底部から上方に向かって 徐々に移動させることにより行い、それによって、溶液を、所望の領域に均一に 吸収させる。次いで、これらの細片を、30℃に維持されたオーブンに置き、そし て約16時間にわたって発色させる。 これらの細片をオーブンから取り出した後、Minolta Chroma Meter CR-200を 用いて色を測定する。反応後に形成された色からこの紙の白色を差し引くことに より、色相を、メートル彩度(dC*、色形成の程度)およびメートル明度(dL*、色 の濃さ)の変化に分けて詳細に分析する(dissect into)。 以下の表において、等容量の以下の物質を混合することにより、データを得る :(1)1%のTSPEを含有する30%エタノール水溶液(充分な量の所定の酸を添 加して、pH 7に調整したもの);および(2)4%のDHAを含有する30%アルコ ール水溶液。市販される形態のα−ヒドロキシ酸は、Engelwood Cliffs、New Jersey、U.S.A.のBarnet Products Corp.から入手可能であり、「MFA」(全体で3 0〜40%の酸および0.6%のフェノキシエタノール防腐剤を含有するMFATM複合体 溶液)および「Biolac」(28〜35%の乳酸および防腐剤(0.6%のフェノキシエタノ ールおよび0.2%のメチルパラベン)を含有するBIOLACTM天然乳酸溶液)の略語に より同定される。 これらの細片に色が形成されるにつれて、C*値は増加し、そしてL*値は減少 する。従って、初期の白色を差し引いた後、dC*値は正となり、そしてdL*値は負 となる。上述の表において、より負のdL*は、より濃い色を示し、そしてより正 のdC*は、より高い程度の色形成を示す。|dC*|−|dL*|値は、濃さに対する色の 彩度(すなわち、強度)の尺度を提供する。同程度の彩度レベルについては、より 低い値はより濃い色を示す。 このことは、市販の製品が形成される彩度レベルにおいて薄すぎる色を皮膚に 与えるので、日光なしの日焼けに特に妥当である。|dC*|−|dL*|値は、このよう な色の不均衡を定量し、そしてC*およびL*の変化が真正の改善を生じるかどう かを決定する手段を提供する。例えば、同程度のL*の減少に伴うC*の増加は、 たとえより多くの色が存在するとしても、色の質の改善を表わさない。C*で得 られる変化よりも大きいL*の変化を生じるのが望ましい。 塩酸と比較すると、これらの有機酸は、形成される色の程度および濃さについ て、小さいけれども識別可能な増加を生じる。dC*とdL*との間の絶対的な差は、 (ピメリン酸の場合を除いて)、これらの有機酸が、より濃い色を生じることを示 唆する。 実施例2 上述の実施例の試験を、同じDHA溶液、および酸に代えて以下の表で挙げるア ミンを含有する同様なTSPE溶液を用いて行なう。各場合において、TSPE溶液は、 塩酸によりpH 7に調整される。 表中の略語は、以下の通りである:「HEED」は、N,N'-ビス(2-ヒドロキシエチ ル)エチレンジアミンである;「EDDA」は、エチレンジアミン-N,N'-二酢酸であ る;そして「HPED」は、N-(3-ヒドロキシプロピル)エチレンジアミンである。 上記のように、アミン変性剤の添加により、形成される色の程度および濃さの 両方が増加する。しかしながら、その主な効果は、色の濃さの実質的な増加にあ る。 試験されたアミノ酸のうち、グリシンおよび6-アミノカプロン酸を用いると、 最も大きな効果が得られる。試験された任意のアミン化合物添加剤の最大の効果 は、HEEDを用いて得られる。特に、より高い添加剤濃度において、全ての化合物 は、いずれの添加剤もなしで形成した色よりも、肉眼でかなり見分けられる色相 の相違を生じる。 実施例3 上述の実施例の試験を、同じDHA溶液、および酸添加剤およびアミン添加剤の 両方を含有する同様なTSPE溶液を用いて行なう。結果は、以下の表に示す通りで あり、この場合、化合物の略語は上述の実施例と同じであり、アミノ酸(グリシ ン、アルギニン、セリン、スレオニン、リジンおよびグルタミン酸)に対して、 通例の略語を使用する。 これらの結果から明らかなように、マロン酸およびアミノ添加剤の組合せ物は 、塩酸を用いて得られる色よりも望ましい色を生じる。 実施例4 上述の実施例の試験を、同じDHA溶液、ならびにアミン(2.0%HEED)添加剤およ びpHを7に調整するのに充分な量の酸を含有する同様なTSPE溶液を用いて行なう 。結果は、以下の表で示す通りであり、この場合、化合物の略語は上述の実施例 と同じである。 これらの結果は、所望の変色を得る場合のα−ヒドロキシ酸およびジカルボン 酸の有効性を示す。 実施例5 以下の成分を用いて、ゲルベースを調製する: 600グラム SD Alcohol 40 1070グラム 水 30グラム Polyquaternium 10(UCARETMPolymer JR-30M, Amerchol Corporation,Edison,New Jersey, U.S.A.) ゲルを、ポリマーを、約1時間かけて撹拌しながら水に溶解して、濃厚溶液を 形成し、次いで、アルコールをゆっくりと添加し、そして均一な透明のゲルが得 られるまで、撹拌を継続することにより調製する。 ベースゲルを、その85グラム部分を、水(11グラム)およびDHA(4グラム)の混 合物と合わせ、そして均一になるまで撹拌することにより、4%のDHAゲルを調 製するのに使用する。これは、以下の表における成分「A」である。 ベースゲルを、ゲル(85グラム)、TSPE(4グラム)、水(10グラム)およびHCl(1 グラム;pH 7に調整するため)を合わせることにより、1%のTSPEゲルを調製す るのに使用する。これは、以下の表における成分「B」である。 DHA(4グラム)を96グラムの30%エタノール水溶液に溶解することにより、4 %のDHA溶液を調製する。これは、以下の表における成分「C」である。 水(62グラム)と、エタノール(30グラム)、TSPE(4グラム)、グリシン(2グラ ム)およびHCl(2グラム;pH 7に調整するため)とを合わせ、次いで、均一溶液 が得られるまで撹拌することにより、グリシンを含有する1% TSPE溶液を調製 する。これは、以下の表における成分「D」である。 30重量%エタノール水溶液(91.5グラム)、TSPE(4グラム)、HEED(0.5グラム) およびMFA(4グラム;pH 7に調整するため)を合わせてpH 7に調整し、次いで 、均一な溶液が得られるまで撹拌することにより、HEEDおよびMFAを含有する1 %TSPE溶液を調製する。これは、以下の表における成分「E」である。 DHAおよび上記TSPE溶液を塗布したときに得られる皮膚の着色の相違を決定す るために、人のボランティアを用いて、実験を行なう。5 cm×5 cmの寸法の部 位を、テンプレートおよび消えないマーカーを用いてアウトラインする。この部 位の初期色の測定を、Minolta Chroma Meter CR-200を用いて行なう。各部位の 内側に、DHA製剤25μlおよびTSPE製剤25μlを配置する。次いで、これらの製剤 を皮膚に擦り込み、いずれの物質も部位の境界よりも外側に広がらないように、 注意する。4時間後、この計器を用いて再度、色の測定を行なう。 以下の表は、処理前の計器の読み取り値と処理後の計器の読み取り値との間の 平均的な差分を示し、これは、各製剤タイプに対して、指定数の被験体での測定 から得た。 濾紙細片を用いたインビトロ研究では、これらの3種の製剤は、dC*値で示さ れるように、類似の程度の色を生じるはずであるが、グリシンおよび有EED-MFA 添加剤は、発生した色を濃くするはずであると予測される。上記データにより明 らかなように、この予測は正しい。 実施例6 実体性は、少なくとも部分的には、形成した色の水溶性を示す。適切な試験に は、Minolta Chroma Meterを用いて皮膚の色を測定すること、製剤を皮膚に塗布 すること、4時間にわたって発色させること、次いで、この色測定を繰り返すこ とを包含する。最終的な皮膚色の測定は、被験体がその毎日の日課に従って入浴 した後、24時間後に行なう。ΔE値(処理した皮膚と未処理の皮膚との間の全色 差分(total color differnce)を表わす)は、以下の等式から算出できる: [(L* U−L* T)2+(a* U−a* T)2+(b* U−b* T)2]1/2 ここで、下付きの「U」は、未処理の皮膚の読み取り値を表わし、そして下付き の「T」は、処理した皮膚の読み取り値を表わす。 DHAのみを塗布したものと比較して、TSPE+DHAと共に塗布される種々の変色剤 について以下の結果が得られる。各試験について、上腕内側の皮膚の25 cm2領域 を用い、指定量の変性剤を含有するDHA製剤(4%のDHA)およびTSPE製剤(1%のT SPEであるが、ただし、「」は、0.5%のTSPEを示し、そして「★★」は、0.3 %のTSPEを示す)の各25μlを塗布する。この表における「HCl」または「MFA」の 記入は、このTSPE変性剤製剤のpHを7.0に調整するために使用される酸を同定す る。 これらの結果では、「色残留%」は、等式(ΔE24 HOURS/ΔE4 HOURS×100 )により算出するのに対して、「色上昇」は、(ΔEDHA+TSPE/ΔEDHA ALONE) により算出する。これらの計算で使用されるΔEDHA ALONEの値は、いくつかの 異なる研究から得られる平均値であり、これらには、異なるDHA濃度であるが一 定塗布量のDHAを有する異なるタイプの製剤が包含される。上述の実施例と同じ 略語を使用する。 これらの結果は、これらの変色剤が、皮膚へのDHAおよびTSPEの塗布により形 成される色の実体性に悪影響を与えないことを証明している。 実施例7 以下の成分を用いて、ジヒドロキシアセトンを含有するローションを調製し、 ここで、「6%」、「8%」および「10%」の欄は、最終的に得られたDHA濃度 を示す。これらの成分の量は、ローション100グラムを得るために、グラム単位 で表わされる。各場合において、調製中に起こる蒸発を補填するための、最初に 過剰の水が存在する。 水に、ここで挙げた順序で、それ以外のA部の成分をそれぞれ添加し、そして 混合しながら、約70℃まで加熱することにより、ローションを調製する。B部の 防腐剤を添加した後、混合物を約50℃まで冷却し、そして混合を続ける。 別の容器にて、C部の成分を、混合しながら合わせそして約50℃まで加熱する 。 加熱した水相を、ゆっくりと混合しながら、加熱した油相に添加する。添加速 度は、目で見て完全な乳濁が直ちに起こる程度に充分に遅い。全ての水相を添加 した後、この混合機の速度を上げて、安定なエマルジョンを確実にする。 このエマルジョンを約45℃まで冷却した後、D部の芳香剤を添加し、ほぼ室温 まで冷却しつつ、混合を続ける。 これらのローションのいずれも、以下の実施例のローションと組み合わせて使 用され得、日光なしの日焼け用のキットを提供する。異なるDHA濃度が、異なる 皮膚の色調のために有用であり、本実施例のローションは、軽度(薄い)、中程 度、または濃い疑似日焼けを生じるのに適切である。 実施例8 100グラムとなるように、アミンおよび変色剤を含有するローションを以下の 成分を用いて調製する。 水に、ここで挙げた順序で、それ以外のA部の成分を添加し、そして溶解する まで撹拌することにより、ローションを調製する。 別の容器にて、この混合物を約50℃まで加熱しながら、B部の成分を合わせ、 そして混合する。 水相を、ゆっくりと撹拌しながら、加熱した油相に添加する。添加速度は、目 で見て完全な乳濁が直ちに起こる程度に充分に遅い。全ての水相を添加した後、 この混合機の速度を上げて、安定なエマルジョンを確実にする。C部の防腐剤を 添加し、この乳化剤がほぼ室温まで冷却されるまで、混合を続ける。 このローションは、上述の実施例のローションと組み合わせて使用して、日光 なしの日焼け用の2成分キットを提供し得る。 実施例9 水340.25グラムを連続的に撹拌し、そして以下の成分を順次添加することによ り、アミンのアルコール溶液を調製する: 6.00グラム TSPE、25%水溶液 1.25グラム HEED 2.50グラム 乳酸、85%濃度 150.00グラム SD Alcohol 40 この溶液は、DHA含有溶液、ゲル、ローション、クリームまたは他の製剤を塗 布する前に、皮膚に噴霧するかまたは塗り付け、好ましくは、引き続いて、皮膚 によく擦り込むことにより、疑似日焼けを高めるために好都合に使用し得る。 本発明は、いくつかの特定の実施態様に関して記述されているが、これらの実 施態様に限定されず、本発明の範囲は、添付の請求の範囲によってのみ規定され る。種々の改良、改変および等価物は、当業者に明らかであり、請求される発明 の範囲内に含まれる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CZ, EE,GE,HU,IL,IS,JP,KG,KR,K Z,LC,LK,LR,LT,LV,MD,MG,MK ,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG, SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UZ,V N,YU (72)発明者 ポウエル,ジミー ビー. アメリカ合衆国 テネシー 38134,メン フィス,ブラックウェル ロード 5191

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.皮膚に人工的な日焼けを与えるためのキットであって、以下の(a)および(b) を含む、キット: (a)ジヒドロキシアセトンを含有する流体製剤;ならびに (b)第2級ポリアミンを含有する流体製剤; ここで、該製剤(b)中にはまた、以下からなる群から選択した変色量の変性剤も 存在する:アミノ酸;式 L-(CH2)n-NH-(CH2)2-NH-Mを有する置換エチレンジアミ ンであって、ここで、Lは、OHまたはCOOHであり、Mは、水素またはL-(CH2)nで あり、そして各nは、独立して、1〜約22の整数である;式 HOOC−(CH2)n−COO HまたはR−CH(OH)−COOHを有するカルボン酸であって、ここで、nは、約22まで の整数であり、そしてRは、水素、または約22個までの炭素原予を有するアルキ ル基、シクロアルキル基またはアリール基である;およびこれらの任意の2種ま たはそれ以上の混合物。 2.人の皮膚に人工的な日焼けを与える方法であって、該皮膚を、ジヒドロキシ アセトンを含有する製剤および以下を含有する製剤と接触させる工程を包含する 、方法: (1)式 R1NH(CH2)2NHR2を有する第2級ポリアミンであって、ここで、R1お よびR2は、独立して、水素、アルキル基、シクロアルキル基、芳香族基またはシ リコン含有基であるが、ただし、R1およびR2の両方ともが水素ではあり得ない; ならびに (2)以下からなる群から選択される変色剤:(a)アミノ酸;(b)式 L-(CH2)n- NH-(CH2)2-NH-Mを有する置換エチレンジアミンであって、ここで、Lは、OHまた はCOOHであり、Mは、水素またはL-(CH2)nであり、そして各nは、独立して、1 〜約22の整数である;(c)式 HOOC-(CH2)n-COOHまたはR-CH(OH)-COOHを有するカ ルボン酸であって、ここで、nは、約22までの整数であり、そしてRは、水素、 または約22個までの炭素原子を有するアルキル基、シタロアルキル基またはアリ ール基である;および(d)これらの任意の2種またはそれ以上の混合物。 3.前記ジヒドロキシアセトン製剤および前記ポリアミン製剤が、順次に、皮膚 に塗布される、請求項2に記載の方法。 4.前記ジヒドロキシアセトン製剤および前記ポリアミン製剤が、実質的に同時 に、皮膚に塗布される、請求項2に記載の方法。 5.ジヒドロキシアセトンおよびポリアミンを含有する製剤の混合物が、皮膚に 塗布される、請求項2に記載の方法。 6.前記製剤を混合したとき、このような混合物中における、ポリアミンに対す るジヒドロキシアセトンのモル比が約0.2〜約200である、請求項2に記載の方法 。 7.前記製剤を混合したとき、このような混合物中における、ポリアミンに対す るジヒドロキシアセトンのモル比が約1〜約100である、請求項2に記載の方法 。 8.前記製剤を混合したとき、このような混合物中における、ポリアミンに対す るジヒドロキシアセトンのモル比が約5〜約66である、請求項2に記載の方法。 9.変色剤に対するポリアミンのモル比が約0.01〜50である、請求項2に記載の 方法。 10.前記ポリアミン製剤中に、変色剤が約0.01重量%〜約15重量%の量で存在 する、請求項2に記載の方法。 11.以下の(a)、(b)および(c)の混合物を含有する、皮膚への直接塗布用の組 成物: (a)ジヒドロキシアセトンを含有する製剤; (b)式 R1NH(CH2)2NHR2を有する第2級ポリアミンを含有する製剤であって 、ここで、R1およびR2は、独立して、水素、アルキル基、シクロアルキル基、芳 香族基またはシリコン含有基であるが、ただし、R1およびR2の両方ともが水素で はあり得ない;ならびに (c)以下からなる群から選択される変色量の変性剤:アミノ酸;式 L-(CH2)n -NH-(CH2)2-NH-Mを有する置換エチレンジアミンであって、ここで、Lは、0Hま たはCOOHであり、Mは、水素またはL-(CH2)nであり、そして各nは、独立して、 1〜約22の整数である;式 HOOC-(CH2)n-COOHまたはR-CH(OH)-COOHを有するカル ボン酸であって、ここで、nは、約22までの整数であり、そしてRは、水素、ま たは約22個までの炭素原子を有するアルキル基、シクロアルキル基またはアリー ル基である;およびこれらの任意の2種またはそれ以上の混合物。
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