JPH1150576A - 間仕切り構造 - Google Patents

間仕切り構造

Info

Publication number
JPH1150576A
JPH1150576A JP21191397A JP21191397A JPH1150576A JP H1150576 A JPH1150576 A JP H1150576A JP 21191397 A JP21191397 A JP 21191397A JP 21191397 A JP21191397 A JP 21191397A JP H1150576 A JPH1150576 A JP H1150576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
partition
storage unit
units
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21191397A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shima
啓史 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP21191397A priority Critical patent/JPH1150576A/ja
Publication of JPH1150576A publication Critical patent/JPH1150576A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バリエーションに富んだ間仕切りの配置が行
える間仕切り構造を提供することである。また、間仕切
りを行った際、この間仕切りによって仕切られる空間を
完全に仕切ることができるとともに両空間の間を行き来
可能となる間仕切り構造を提供することにある。 【解決手段】 下方に開口部15を有する梁20の下部
に、当該梁20に沿って2条のレール21、22を平行
に設け、これらのレール21、22のうち少なくとも一
方のレール21に、前記開口部15を隠蔽可能な間仕切
りユニット31を設け、前記2条のレール21、22の
うちのどちらか一つに前記間仕切りユニット31を設け
たり、また2条の案内部21、22のそれぞれに間仕切
りユニット31、31を設けたりすることで、様々なバ
リエーションを有する間仕切りユニットを配置すること
ができ、この間仕切りユニット31によって前記内部空
間を仕切ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内の空間を仕
切るために用いられる間仕切りユニットの配置構造に関
するものである。
【0002】
【背景の技術】建物の内部空間を仕切る間仕切りに用い
られるものとして例えば、壁や家具などが挙げられる。
このような建物の内部空間を仕切る家具には、天井と床
部の間の開口部に配設される固定型の家具(固定型の間
仕切り家具)と、例えば、間仕切りを行う位置の天井や
床にレールを設け、このレールに家具を取り付けて左右
方向に移動するように構成された移動型の家具(移動型
の間仕切り家具)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな家具、例えばタンスを所定の位置に配置すれば、建
物の内部空間を仕切るとともに衣類などを収納できると
いった2つの機能を有するものとなるが、次のような問
題点がそれぞれ挙げられる。
【0004】前述した固定型あるいは移動型の間仕切り
家具であるタンスによって建物の内部空間を仕切る際、
固定型の間仕切り家具では固定される箇所に配置位置が
決まってしまい、また移動型のタンスは前記レールを設
けた位置によってその配置位置が決まってしまい、間仕
切りのバリエーションが少ない。また、前記固定型の間
仕切り家具を用いて建物の内部空間を仕切る場合には、
当該家具によって前記内部空間は完全に2つに仕切るこ
とはできるが、仕切られた空間の間を行き来することは
できない。さらに、前記移動型の間仕切り家具によって
建物の内部空間を仕切る場合、仕切られた2つの空間の
間の行き来はできるが、常に両空間の間には開口部が形
成されていることになり両空間を完全に仕切ることがで
きない。
【0005】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
で、その目的は、バリエーションに富んだ間仕切りの配
置が行える間仕切り構造を提供することである。また、
間仕切りを行った際、この間仕切りによって仕切られる
空間を完全に仕切ることができるとともに両空間の間を
行き来可能となる間仕切り構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明に係る間仕切り構造は、例えば、図
1〜図4に示すように、下方に開口部15を有する梁2
0の下部に、当該梁20に沿って2条の案内部21、2
2を平行に設け、これらの案内部21、22のうち少な
くとも一方の案内部21に、前記開口部15を隠蔽可能
な間仕切りユニット31を設けたことを特徴としてい
る。
【0007】前記梁は建物内部において、下方に開口が
設けられ、且つ当該梁に沿って2条の案内部が設けられ
るものであれば、形状、材質等は、どの様なものでもよ
く、H型鋼や木製の梁、鋼製梁等で形成されていてもよ
い。前記梁に設けられる案内部は、前記梁の延在方向に
沿って設けられ、この案内部に設けられる前記間仕切り
ユニットを案内するものであればどのように構成されて
いても良い。例えば、当該案内部をレールや溝等とし
て、これらレールや溝に沿って摺動するローラが前記間
仕切りユニットに結合されている構成等である。
【0008】また、前記案内部に対する前記間仕切りユ
ニットの取付は、例えば図5に示すように、当該案内部
22に沿って移動可能となるように構成された取付部1
7を介して前記間仕切りユニット31を前記案内部22
に取り付ける構成としてもよい。このように間仕切りユ
ニット31を構成する際には、当該間仕切りユニット3
1の下部に床面を転動するローラ40を設け、当該間仕
切りユニット31が円滑に移動できるように構成されて
いると好適である。
【0009】このように、請求項1記載の間仕切り構造
30にあっては、下方に開口部15を有する梁20の下
部に、当該梁20に沿って2条の案内部21、22を平
行に設け、これらの案内部21、22のうち少なくとも
一方の案内部21に、前記開口部15を隠蔽可能な間仕
切りユニット31を設けたので、前記2条の案内部2
1、22のうちのどちらか一つに前記間仕切りユニット
31を設けたり、また2条の案内部21、22のそれぞ
れに間仕切りユニット31、31を設けたりすること
で、様々なバリエーションを有する間仕切りユニットを
配置することができ、この間仕切りユニット31によっ
て前記内部空間を仕切ることができる。さらに、前記間
仕切りユニット31が設けられる2条の案内部21、2
2が梁20に設けられているので、従来の可動間仕切り
の配置構造と異なり、この可動間仕切りを案内するレー
ルを天井に設ける際に、このレールを強固に取り付ける
ために補強する為に必要な、当該天井の裏に取り付ける
補強部材を用意する必要がない。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の間
仕切り構造30において、例えば、前記間仕切りユニッ
ト31は、図3に示すように、前面に開口が設けられて
いる収納部31fを有している収納ユニット31と、図
9に示すように前記案内部21、22によって案内され
て移動可能な引き戸ユニット61と、図18に示すよう
に、建具ユニット54とのうちの少なくとも1以上のユ
ニットで構成されていることを特徴としている。
【0011】これら、間仕切りユニットは前記開口部を
隠蔽するものであれば、どの様に構成されていてもよい
が、各間仕切りユニットの横幅及び高さは、略同様に形
成されていることが望ましい。このように構成されてい
れば、配置した間仕切りユニットを任意の異なる機能を
有する間仕切りユニットに変更し易くなる。これら間仕
切りユニットの構成は、例えば、図17及び図18に示
すように、建具ユニット54として、ヒンジ部の回動に
よって開閉する片開き戸52と、上枠53a下面に戸当
たり53aが設けられた建具枠53とからなるものがあ
げられる。また、収納ユニットは、例えば、図2及び図
3に示すように、前記梁20下方の開口部15を隠蔽す
る長さの側板31a、31a、背板31bと、天板31
cと底板31dとを組み合わせ、前面に開口を有する、
所定の大きさのボックス状に形成されたものである。ま
た、前記収納ユニットの厚さは、どの程度の厚さでもよ
く、例えば、前記梁20の厚みとほぼ同様の厚みに形成
して、例えば、図15〜図18に示すような、前面に開
口が設けられた収納部35fを有する薄型収納ユニット
35としてもよい。また、図3に示すように、前記収納
ユニット31の内部の上方にパイプ32aを横架して、
このパイプ32aに、衣類が掛かったたハンガーを掛け
るように構成した衣類収納ユニット32が挙げられる。
【0012】請求項2記載の間仕切り構造にあっては、
前記梁20に沿って設けられた2条の案内部21、22
に設けられる前記間仕切りユニットは、前面に開口が設
けられている収納部31fを有している収納ユニット3
1と、前記案内部21、22によって案内されて移動可
能な引き戸ユニット61と、建具ユニット54とのうち
の少なくとも1以上のユニットで構成されているので、
当該間仕切りユニットを前記案内部21、22に設ける
ことによって、それぞれの間仕切りユニットの有する独
特の機能を発揮しながら、内部空間を仕切ることができ
る。
【0013】例えば、前記間仕切りユニットが収納ユニ
ット31である場合は、この収納ユニット31の開口が
向いている空間に収納部31fを設けることができる。
また、前記間仕切りユニットが引き戸ユニット61であ
る場合は、当該引き戸ユニット61が移動可能に設けら
れる案内部21とは別の案内部22に開口部を設けてお
けば、この引き戸ユニット61によって仕切られる空間
をその移動によって連通可能となり、仕切られた空間の
間の行き来が可能となる。また、2条の案内部21、2
2のそれぞれに前記引き戸ユニット61を設ければ、両
引き戸ユニット61は引き違い戸となって、当該引き戸
ユニット61、61によって仕切られる空間の行き来が
自由に行える。さらに、前記間仕切りユニットが建具ユ
ニット54である場合は、当該建具ユニット54の開閉
によって、仕切られた空間の行き来が自由に行える。
【0014】したがって、このような多種多様な機能を
有する間仕切りを前記2条の案内部のうち少なくとも一
方の案内部に設けて建物の内部空間を仕切ることができ
るので、設計者やユーザーのニーズに対応して、前記案
内部に設けられる前記各種間仕切りユニットの配置パタ
ーンを変更して、様々なバリエーションの間仕切りを設
けて建物の内部空間を仕切ることができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の間
仕切り構造において、例えば、図1〜図4に示すよう
に、前記2条の案内部21、22のそれぞれに沿って、
互いの背面31b、31bが対向するように少なくとも
一組の収納ユニット31、31を配置していることを特
徴としている。
【0016】前記梁の案内部に沿って配置される収納ユ
ニットは、互いの背面が対向して配置されることによ
り、両ユニットの前面に設けられた開口が、当該収納ユ
ニットによって仕切られるそれぞれの空間に対峙するも
のであるならば、どの様に構成されていても良く、例え
ば、前述したようなボックス状の収納ユニットの前面に
扉を設けたものであったり、また、ボックス状の収納ユ
ニットの内部に引き出しが設けられているものでもよ
い。この場合、これら収納ユニットの厚みは任意であ
る。
【0017】請求項3記載の間仕切り構造にあっては、
梁20に沿って平行に設けられた前記2条の案内部2
1、22のそれぞれに沿って、互いの背面31b、31
bが対向するように少なくとも一組の収納ユニット3
1、31を配置していることで、この収納ユニット31
によって内部空間が仕切られ、請求項2記載の発明と同
様の効果を奏することができるとともに、それぞれの収
納ユニット31の前面が、当該収納ユニット31によっ
て仕切られる空間のそれぞれと対峙することになるの
で、仕切られた2つの空間9、11のそれぞれに収納部
31fを設けることができる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項2または3
記載の間仕切り構造において、例えば、図1〜図4に示
すように、前記梁20に沿って配設される前記収納ユニ
ット31の前面または背面が、前記梁の一方の側面20
cから突出していること、を特徴としている。
【0019】例えば、前記間仕切りユニットを形成する
際、間仕切りユニットの厚みを、当該間仕切りユニット
が設けられる梁の厚みより厚くなるように形成すれば、
当該間仕切りユニットを前記案内部に沿って配置すると
当該梁の一側面から突出した状態となる。
【0020】請求項4記載の間仕切り構造にあっては、
前記梁20に沿って配設される前記収納ユニット31の
前面または背面が、前記梁20の一方の側面20bから
突出しているので、突出した収納ユニット31の上方に
は、梁成と同じ高さの空間が形成される。したがって、
前記収納ユニットの上面部31に光源を配置でき、これ
によって、当該収納ユニットによって仕切られる空間に
間接照明を施すことができ、また、この間接照明を行う
ことによって、前記空間を意匠的にも優れたものにでき
る。
【0021】請求項5の発明は、請求項2〜4のいずれ
かに記載の間仕切り構造において、例えば、図7〜図9
に示すように、前記2条の案内部21、22のうち一方
の案内部21に、当該案内部21に案内されて摺動する
引き戸ユニット61を配設し、また他方の案内部22に
収納ユニット33を、その開口を前記引き戸ユニット6
1側に向けて配設していることを特徴としている。
【0022】前記引き戸ユニットの横幅は、前記収納ユ
ニットの開口を覆うように、当該収納ユニットと同じ横
幅であることが好ましい。これら間仕切りユニットの高
さは、隠蔽する開口部と略同様な高さであることは勿論
である。また、前記引き戸ユニットの開閉を行いやすく
するために、把手や引き手などを設けてもよい。
【0023】請求項5記載の間仕切り構造にあっては、
前記2条の案内部21、22のうち一方の案内部21
に、当該案内部21に案内されて摺動する引き戸ユニッ
ト61を配設し、また他方の案内部22に収納ユニット
33を、その開口を前記引き戸ユニット61側に向けて
配設しているので、請求項2〜4記載の発明と同様の効
果を奏することができるとともに、前記引き戸ユニット
61を前記収納ユニット31側に移動させることによっ
て、この収納ユニット33の開口を隠蔽することが出来
る。また、収納ユニットを前記案内部に沿って配設する
際、この収納ユニットの横に、当該収納ユニットによっ
て仕切られた2つの空間を連通させる開口を形成すれ
ば、前記引き戸ユニットを収納ユニット側に移動すれ
ば、前記開口を介して2つの空間の行き来が可能とな
る。
【0024】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
かに記載の間仕切り構造において、例えば、図5及び図
6に示すように、前記間仕切りユニット31は前記案内
部22に着脱可能に設けられていることを特徴としてい
る。
【0025】例えば、図5及び図6に示すように、間仕
切りユニット31は、前記案内部22に、当該案内部2
2に沿って摺動可能に設けられた移動部材18と、この
移動部材18に着脱可能に接合する、前記間仕切りユニ
ット31に設けられた前記接合突部19とで構成される
取付部17を介して、前記案内部22に取付られる構成
などが挙げられる。
【0026】請求項6記載の間仕切り構造にあっては、
前記間仕切りユニット31が梁20に設けられている2
条の案内部22のうち少なくとも一方の案内部22に着
脱自在に設けられているので、一度配置した間仕切りユ
ニット31でもユーザの要望に応じて、その間仕切りユ
ニット31の配置の変更を行う際、当該間仕切りユニッ
ト31を前記案内部22に取り付けたり取りはずしたり
できることによって柔軟に対応することができる。この
とき、間仕切りユニットが収納ユニット、引き戸ユニッ
ト、建具ユニット等である場合は、最初に配置した間仕
切りユニットを好みに応じて機能の異なる間仕切りユニ
ットに変更することができる。
【0027】また、前記梁の下方の開口部に複数の間仕
切りユニットを配置できる場合は、機能の異なる間仕切
りユニットを組み替えて多種多様な組み合わせによって
配置することができ、また、一度配置した間仕切りユニ
ットを取り外して、また別の組み合わせで配置すること
ができるので、これら間仕切りユニットによって仕切ら
れた空間のそれぞれの様子も変わり、前記空間のユーザ
ーは常に新鮮な気持ちでこの空間を利用することができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る間仕切り構
造の実施の形態例を図1から図34に基づいて説明す
る。
【0029】<第1の実施の形態例>先ず、図1は本発
明を適用した、正面側にバルコニー1を有する住宅の2
階の平面図である。この図において、正面左側角部に主
寝室2が配置され、この主寝室2の奥には便所3と、前
記住宅10の背面側中央に配置されている廊下6の一部
である廊下6aとが配置されており、また、この便所3
に隣接して浴室4が前記住宅10の背面左側角部に配置
されている。そして、この浴室4の右側に隣接して洗面
所5が配置されている。この洗面所5は前記主寝室2と
廊下6aを挟んで対向した位置に配置されているもので
ある。前記廊下6aと前記主寝室2とは、後述する間仕
切り構造70によって、仕切られているものである。
【0030】そして、前記主寝室2の右側に隣接して、
多目的スペースとして利用できる部屋7が配設されてい
る。この部屋7の正面側には前記バルコニー1が配置さ
れた状態になっており、この部屋7の奥には階段8が配
置されており、この階段8の奥には前記廊下6が配置さ
れている。なお、このバルコニー1は、その正面側にフ
ラワーボックス1aを有している。そして、この多目的
スペースである部屋7の右側には、正面側で前記バルコ
ニー1と隣接している部屋9が配置されている。この部
屋9の奥側には、本発明を適用した間仕切り構造30に
よって仕切られた部屋11が配設されている。
【0031】ここで、本発明を適用した間仕切り構造3
0について説明する。図2は、図1の第1の実施の形態
における間仕切り構造を説明する縦断面図である。図3
は同第1の実施の形態例の間仕切り構造の斜視図、図4
は間仕切りユニットの概略側断面図である。また、図5
は梁の案内部に設けられた間仕切りユニットを固定した
際の概略側断面図、図6は同間仕切りユニットを移動さ
せる際の概略側断面図である。
【0032】図1から図3に示すように、この本実施の
形態例における間仕切り構造30は、前記部屋9と前記
部屋11を仕切っている内壁12と前記住宅10の右側
外壁13に隣接して配設されている柱14との間に架設
され、かつ下方に開口部15を有する梁20と、当該梁
20に支持されるとともに、この梁20に沿って移動可
能に配置される、収納機能を有する間仕切りユニットで
ある箱形形状の収納ユニット31、…及び衣類収納ユニ
ット32とを有している。
【0033】前記梁20は、図3及び図4に示すよう
に、梁本体20aと、当該梁本体20aの延在方向に沿
って梁本体20aの下面及び側面を覆う補強部材20b
とを備えている。そして、この梁20の下部の前記補強
部材20bには、当該梁20の延在方向に沿って互いに
平行に断面T字状に形成されたレール21、22が設け
られている。つまり、前記レール21、22は、それぞ
れ、前記梁20下部の補強部材20bに下方に開口する
ように形成された凹部と、この凹部の両下端から内側に
突出した開口縁部(図5及び図6における22a、22
a)とを有するものである。
【0034】このように構成された梁20に、図1から
図4に示すように、複数の前記収納ユニット31、…、
衣類収納ユニット32が、当該各ユニット31、32に
よって仕切られている部屋9、11のそれぞれで使用で
きるように、前記レール21、22に沿って移動可能に
構成されている取付部17を介し、かつ互いに背面を対
向させた状態で、前記開口部15を隠蔽するように並べ
て取り付けられている。
【0035】ここで用いられる収納ユニット31は、図
2及び図3に示すように、前記梁20下方の開口部15
を隠蔽する長さの側板31a、31a、背板31bと、
天板31cと底板31dとを組み合わせ、前面に開口を
有する、所定の大きさのボックス状に形成されており、
内部に収納部31fが設けらたものである。また、この
収納ユニット31は、このようにボックス状に形成され
た内部に、前記側板31a、31aの間に所定間隔で前
記側板31aと直交する方向に介設された棚板31e、
…を備えている。この収納ユニット31の厚みは前記梁
20の側面20c、20d間の厚みよりも長く構成され
ている。
【0036】そして、図4及び図5に示すように、当該
収納ユニットの上部(前記天板31c上部の背面側端部
の取付接合部19a)には、後述する移動部材18とと
もに前記取付部17を構成し、かつ、この移動部材18
に接合される接合突部19が上方に向かって突設されて
いる。なお、この収納ユニット31の天板31cには、
前面側端部にも前記接合突部19が取り付けられるよう
に、取付接合部19bが形成されている。
【0037】また、この収納ユニット31の下部(前記
底板31d下部)の背面側端部には、当該収納ユニット
31を左右方向(前記梁20の延在方向)に移動可能と
するローラ部40と、下縁に沿って所定の幅に形成され
ている幅木43とが下方に向かって突設されている。な
お、前記幅木43は正面側下縁に沿っても設けられてい
るが図示しない。また、前記ローラ部40は、前記底板
31d下部に設けられているものであるならば、設けら
れる箇所及びその個数は任意であるが、少なくとも前記
天板31cに設けられた前記接合突部19に対向する位
置に設けられることが好ましい。
【0038】前記ローラ部40は、上下方向に伸縮自在
に形成されている支持部41と2階床44に設けられた
溝44aを転動するように設けられているローラ42と
からなり、通常は、前記ローラ42が前記幅木43より
下方に突出した状態となるように付勢されているもので
ある。つまり、このローラ不40は、上方から加重が加
わることによって前記支持部41が上方に縮退するよう
に構成されている。なお、前記溝44aは、これに沿っ
て転動するローラ42が、当該溝44aの延在方向と直
交する方向に移動することを抑える為のものである。
【0039】前記衣類収納ユニット32は、前記収納ユ
ニット31の内部の収納部分を変形させたボックス状の
ユニットであり、内部構成のみ異なり、その高さ、横
幅、厚みは前記収納ユニット31と同様に構成されてい
る。つまり、この衣類収納ユニット32は、その内部に
前記棚板31eを設けず、ボックス状の本体の上方にパ
イプ32aが横架されており、前記パイプ32aに、衣
類が掛かったたハンガーを掛けることによって前記衣類
を収納できるように構成されているものである。さら
に、衣類収納ユニット32も前記収納ユニット31と同
様に、天板の背面側上面には、上方に前記接合突部19
が突設されており、前記底板31dの背面側下面には、
前記ローラ部40と前記幅木43とが設けられている。
【0040】このように構成されている間仕切りユニッ
トである収納ユニット31及び衣類収納ユニット32を
前記梁20に取り付けている前記取付部17は、前記レ
ール21、22内に当該レール21、22に沿って摺動
可能に設けられた移動部材18と、当該収納ユニット3
1及び衣類収納ユニット32に突設された前記接合突部
19とで構成されている。
【0041】前記移動部材18は、前記接合突部19が
接合されるものであり、前記レール21、22内に、当
該レール21、22に沿って摺動可能に設けられ、これ
らレール21、22内において上下方向に移動できるよ
うに構成されているものである。この移動部材18は、
下方に落下しないように両端部に、前記レール21、2
2の開口縁部22a、22a(21a、21a)に係止
される係止片部18a、18aが設けられた係止板部1
8bと、この係止板部18bの下部に設けられ、前記接
合突部19と接合する接合部18cとを備えている。
【0042】前記接合部18cと前記接合突部19との
接合は、どのように接合されてもよく、例えば、ボルト
ナットを用いて接合されるように構成されてもよい。
【0043】このような構成によって、前記接合部18
cに対して前記接合突部19は着脱可能に取り付けられ
るものとなっており、これらに追従して、前記レール2
1、22に対して前記収納ユニット31、前記衣類収納
ユニット32は、それぞれ着脱可能なものとなってい
る。
【0044】そして、このように前記梁20の備えたレ
ール21、22に設けられた間仕切りユニットである収
納ユニット31及び衣類収納ユニット32は、図6に示
すように、両ユニット31、32の有する前記収納部3
1f、32fに何か収納すると前記支持部41が縮み、
当該支持部41が設けられている前記各間仕切りユニッ
ト本体が下方に沈んだ状態となる。すると、当該間仕切
りユニットの前記接合突部19に接合される前記移動部
材18も下方に移動する。前記移動部材18が下方に移
動することによって、前記係止片部18a、18aが、
前記レール21、22の開口縁部22a、22a(21
a、21a)に係止されるとともに、前記間仕切りユニ
ットの下部に設けられている前記幅木43の先端部が前
記2階床44の床面に当接して、当該間仕切りユニット
31、32が前記2階の床44と前記梁20の間で固定
された状態となる。
【0045】また、前記梁20の2条のレール21、2
2に沿ってそれぞれ配設されている収納ユニット31、
衣類収納ユニット32は、これら収納ユニット31、衣
類収納ユニット32の前面が、前記梁20のそれぞれの
側面20c、20dから突出して配置された状態となっ
ており、このように前記梁20の側面から突出した収納
ユニット31、32の上方には、それぞれ梁成と同じ高
さの空間が形成されている。そして、前記収納ユニット
31の上面部に光源となる照明器具34が所定の間隔で
配置されている。
【0046】このように構成されている本発明の第1の
実施の形態例の間仕切り構造30によれば、前記梁20
に沿って平行に設けられた2条の案内部21、22それ
ぞれに沿って、前記開口部15を隠蔽可能な収納ユニッ
ト31、…及び衣類収納ユニット32、…を、互いの背
面(背板31b、31b)が対向するように配置してい
ることで、この収納ユニット31によって部屋9と部屋
11を仕切ることが出来ると共に、それぞれの収納ユニ
ット31及び衣類収納ユニット32の前面が、当該収納
ユニット31及び衣類収納ユニット32によって仕切ら
れる空間のそれぞれと対峙することになるので、仕切ら
れた2つの空間9、11のそれぞれに収納部31f、3
2fを設けることができる。
【0047】さらに、前記収納ユニット31及び衣類収
納ユニット32が設けられる2条のレール21、22
が、前記梁20に設けられているので、従来の可動間仕
切りの配置構造と異なり、この可動間仕切りを案内する
レールを天井に設ける際に、このレールを強固に取り付
ける為に必要な、当該天井の裏に取り付ける補強部材を
用意する必要がない。
【0048】また、この第1の実施の形態例の間仕切り
構造30は、前記梁20に沿って配置した収納ユニット
31の上面部に前記照明器具34が設けられていること
によって、当該収納ユニット31、32によって仕切ら
れている部屋9、11のそれぞれに間接照明を施すこと
ができ、また、この間接照明を行うことによって、前記
部屋9、11のそれぞれを意匠的にも優れたものでき
る。
【0049】また、間仕切りユニットである収納ユニッ
ト31及び衣類収納ユニット32が、梁20に設けられ
ている2条のレール21、22に着脱可能に設けられて
いるので、一度配置した収納ユニット31及び衣類収納
ユニット32であっても、当該収納ユニット31及び衣
類収納ユニット32を前記案内部22の取り付け、取り
外しが容易に行え、ユーザーの要望などに柔軟に対応す
ることができる。
【0050】なお、この実施の形態例で、梁20に沿っ
て設けられた間仕切りユニットは、収納ユニット31と
衣類収納ユニット32とを組み合わせたものとしたが、
前記梁20下部の開口部15を隠蔽するように構成され
ていれば、この実施の形態例の組み合わせに限らず、ど
の様な組み合わせでもよい。
【0051】<第2の実施の形態例>この第2の実施の
形態例の間仕切り構造60は、第1の実施の形態例の間
仕切り構造と、間仕切りユニットの配置と、当該間仕切
りユニットのレールに対する取付の構成のみ異なり、そ
の他の構成は略同様のものである。従って、第1の実施
の形態例と同様の構成については、同符号を付してその
説明を省き、異なる構成のみ説明を行う。
【0052】図7は本発明に係る間仕切り構造の第2の
実施の形態例を説明する平面図、図8は図7のA−A線
矢視側断面図、図9は本発明に係る間仕切り構造の第2
の実施の形態例の斜視図、図10は第2の実施の形態例
における梁のレールに間仕切りユニットが移動可能に設
けられた際の概略側断面図、図11は同間仕切りユニッ
トを固定した際の概略側断面図である。
【0053】この第2の実施の形態例の間仕切り構造6
0は、図7〜図9に示すように、前述した第1の実施の
形態例における下方に開口部15を有する前記梁20の
下部に設けられている2条のレール21、22のうち一
方のレール21に、当該レール21に案内されて摺動す
る2枚の引き戸ユニット61が取付部90を介して配設
され、また、他方のレール22に、開口を前記引き戸ユ
ニット61、61側に向けて2つの収納ユニット33
と、これら収納ユニット33、33の間に2枚の前記引
き戸ユニット61、61とがそれぞれ前記取付部90を
介して配設されている構成のものである。
【0054】つまり、この間仕切り構造60では、前記
レール22に配設された2つの前記収納ユニット33、
33と2枚の前記引き戸ユニット61、61によって前
記梁20の下方に形成されている開口部15は隠蔽され
た状態となっている。
【0055】前記収納ユニット33本体の構成は、図3
を参照して説明した前記収納ユニット31と略同様な構
成のものであり、2枚の側板、背板33b、天板33
c、底板33dおよび3枚の棚板とを組み合わせてボッ
クス状に形成されており、その内部に収納部33fを有
するものである。
【0056】当該収納ユニット33の上部(前記天板3
3cの前面側端部)には、図10に示すように、後述す
る移動部材91とともに前記取付部90を構成し、か
つ、この移動部材91に接合する接合突部92が上方に
向かって突設されている。つまり、この収納ユニット3
3の上部の構成は、前述した収納ユニット31の前記取
付接合部19bに接合突部92を突設したものである。
【0057】また、前記底板33d下部の前面側に、当
該収納ユニット33が左右方向(前記梁20の延在方
向)に移動可能となるようにローラ部50が設けられて
いる。また当該底板33d下部の前面側端縁には、当該
側端縁に沿って下方に突出した幅木51が設けられ、ま
た、上下方向に伸縮し、所定の位置で固定できる伸縮脚
部52が突設されている。この幅木51は、図示しない
が前面側端縁にも設けられている。なお、これらローラ
部50及び伸縮脚部52は、前記底板33dの下部に設
けられれば、どの様に設けられていてもよく、配置個所
及び個数は任意であるが、当該底板33dの四角部に下
方に向かって突設されていることが好ましい。
【0058】前記引き戸ユニット61は、平行に配設さ
れている前記収納ユニット33の前面を覆えるように、
前記収納ユニット33の高さ及び横幅と同じ大きさに形
成されているものである。この引き戸ユニット61の上
部には、前記収納ユニット33と同様に上方に突出した
前記接合突部92を有し、また、下部には、前記ローラ
部50と前記幅木51とが設けられている。なお、固定
した状態で壁として配置する引き戸ユニット61の場合
は、その下部に前述した伸縮脚部52が設けられている
ことが好ましい。
【0059】前記取付部90は、図10及び図11に示
すように、前記レール22内に設けられ、当該レール2
2の延在方向に移動可能な移動部材91と、当該移動部
材91に下方から接合可能に取り付けられ、かつ前述し
た接合突部92とからなる。
【0060】前記移動部材91は、図10に示すよう
に、前記レール22の開口の両縁に設けられた開口縁部
22a、22a上を転動するローラ91a、91aが両
端に設けられ、これらローラ91a、91aを介して下
方に落下しないように形成された走行係止板91bと、
この走行係止板91bの下部に設けられた接合部91c
とを有する。
【0061】前記走行係止板91bは、前記レール22
内をその延在方向に沿って移動可能となるように、前記
レール22内に遊嵌されている状態で設けられているも
のであり、このレール22内には、前記走行係止板91
bが当該レール22内で上下方向に移動できるように、
当該レール22の底面22bと前記走行係止板91bの
上面との間に遊び空間22cが形成されている。このレ
ール22内における走行係止板91bの上下移動によっ
て、前記ローラ91a、91aと前記開口縁部22a、
22aとは接離可能に構成されている。また、前記接合
部91cは、前記接合突部92と着脱可能に接合されて
いるものである。なお、これらの接合は、両者が着脱可
能に接合されるものであるならば、どのような接合手段
によってなされるものでもよく、例えば、ボルトナット
を用いて接合される構成としてもよい。これら接合部9
1c及び接合突部92の接合構造に追従して、前記レー
ル22に対して前記収納ユニット33は、着脱可能なも
のとなっている。
【0062】また、前記引き戸ユニット61も同様に構
成された取付部90を介してレール21、22に取り付
けられ、前記レール21に設けられている前記引き戸ユ
ニット61、61は、当該レール21に沿って移動する
ものである。
【0063】このように構成された収納ユニット33及
び引き戸ユニット61を所定の位置で固定する場合は、
前記伸縮脚部54を伸ばし、前記伸縮脚部52の先端を
前記2階の床面に当接させて、前記ローラ部50を前記
2階床44から離し、さらに伸ばし続けて前記間仕切り
ユニットである前記収納ユニット33本体および前記引
き戸ユニット61本体を上方に移動させる。すると、図
11に示すように、前記収納ユニット33及び引き戸ユ
ニット61の上部に取り付けられている前記移動部材9
1の走行係止板91bが前記遊び空間22cを上方に移
動し、当該走行係止板91bの上面が前記レール21、
22の底面22bと当接して固定され、前記ローラ91
aが前記開口縁部22a、22aから離れる。このよう
にして前記収納ユニット31及び引き戸ユニット61
は、前記2階の床44と前記梁20の間で固定された状
態となる。
【0064】この第2の実施の形態例の間仕切り構造6
0によれば、前記梁20に設けられた2条のレール2
1、22に前記収納ユニット33及び前記引き戸ユニッ
ト61が配設されているので、これら収納ユニット33
及び前記引き戸ユニット61によって、住宅10の内部
空間を仕切ることができる。
【0065】また、前記2条のレール21、22のうち
一方のレール21に、当該レール21に案内されて摺動
する引き戸ユニット61を配設し、また他方のレール2
2に収納ユニット33を、その開口を前記引き戸ユニッ
ト61側に向けて配設しているので、前記収納ユニット
33の開口に面するように配設された前記引き戸ユニッ
ト61を開閉することによって、前記引き戸ユニット6
1を前記収納ユニット31側に移動させることによっ
て、この収納ユニット33の開口を隠蔽することが出来
る。
【0066】また、これら間仕切りユニットによって仕
切られる空間内において、前記梁20の前記レール22
に沿って配設されている収納ユニット33は、この収納
ユニット33の背面が、前記梁20の一方の側面20c
から突出して配置された状態となっているので、前記梁
20の側面20cから突出した収納ユニット33の上方
には梁成と同じ高さの空間が形成されている。よって、
第1の実施の形態例の間仕切りユニットと同様に、前記
収納ユニット33の上面部に光源となる照明器具(図示
省略。)を配置することによって、当該収納ユニット3
3によって仕切られている空間のうち、当該収納ユニッ
ト33の収納部33fを利用できない部屋11に間接照
明を施すことができ、また、この間接照明を行うことに
よって、この部屋11を意匠的にも優れたものにするこ
とができる。
【0067】なお、上記第2の実施の形態例の取付部9
0の構成を第1の実施の形態例の取付部17の構成とし
ても良い。また、第1の実施の形態例の取付部17の構
成を前記取付部90の構成としても良い。
【0068】ところで、上記各実施の形態例において説
明した、2条のレールが設けられた梁20に沿って設け
られる間仕切りユニットの配置パターンを変えることに
よって、様々な形態の間仕切り構造を形成することがで
きる。次に、図12〜図34を用いて、こうした種々の
配置パターンのバリエーションを説明する。なお、ここ
では、上述した各実施の形態例とは、配置される間仕切
りユニットの配置パターンのみ異なり、その他の構成は
略同様のものである。従って、第1及び第2の実施の形
態例と同様の構成については、同符号を付してその説明
を省き、異なる構成のみ説明を行う。
【0069】つまり、以下に説明する間仕切りユニット
の配置のパターンバリエーションでは、梁20に設けら
れた2条のレール21、22に、それぞれ前記梁20に
沿って4つの間仕切りユニットが配置することができ、
これらの間仕切りユニットによって内部空間は仕切られ
るものとする。また、以下の各間仕切りユニットは、説
明は省略するが、おのおの前記レール21、22に対し
て、すべて取付部17あるいは取付部90を介して設け
られるものとする。
【0070】<パターンバリエーション1>図12は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション1を説明する平面図、図1
3は、図12のB−B線矢視概略側断面図、図14は、
パターンバリエーション1の斜視図である。図12〜図
14に示すように、このパターンバリエーション1で
は、第1の実施の形態例において説明した3つの前記収
納ユニット31と、前記衣類収納ユニット32とを同じ
レール21に沿って、かつそれぞれの前面の開口を梁の
一方の側面20cに面一にそろえて配設したものであ
る。
【0071】このように配置されている収納ユニット3
1及び衣類収納ユニット32によって、内部空間を仕切
ることができるとともに、前記収納ユニット31及び衣
類収納ユニット32の前面の開口と対峙する空間には収
納部31f、32fを設けることができ、その背面に面
する空間には、当該背面が前記梁20の一方の側面20
dから突出しているので、その天板上方に梁成と同じ高
さの空間51が設けられることになり、この空間の下面
となる収納ユニット31及び衣類収納ユニット32の上
面に照明器具34を配置することによって、前記部屋1
1に間接照明を施すことができる。
【0072】<パターンバリエーション2>図15は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション2を説明する平面図、図1
6は図15のC−C線概略矢視側断面図、図17は図1
5の建具ユニットの概略側断面図、図18は図15のパ
ターンバリエーション2の斜視図である。
【0073】図15〜図18に示すように、このパター
ンバリエーション2では、前記梁20のレール21、2
2に、当該梁20の側面20c、20d間の厚みと同じ
厚さの3つの薄型収納ユニット35と、建具ユニット5
4とが、その前面及び背面が前記梁の両側面20c、2
0dにそれぞれ面一となるように並設されている。前記
薄型収納ユニット35はボックス状に形成されており、
前面に開口が設けられた収納部35fを有している。ま
た、前記建具ユニット54は、ヒンジ部の回動によって
開閉する片開き戸52と、上枠53a下面に戸当たり5
3aが設けられた建具枠53とからなる。
【0074】このように配置されているパターンバリエ
ーション2の間仕切り構造によれば、内部空間を仕切る
ことができる。また、前記薄型収納ユニット35の前面
に対峙する空間に収納部35fを設けることができると
ともに、これら間仕切りユニットによって仕切られた空
間は、前記建具ユニット53の開き戸52の開閉によっ
て、仕切られた空間同士が連通可能となり、両空間の行
き来を自由に行うことができる。
【0075】<パターンバリエーション3>図19は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション3を説明する斜視図、図2
0は、図19の背面側斜視図、図21は同パターンバリ
エーション3の概略縦側断面図である。図19〜図21
は、前記第1の実施の形態例で説明した収納ユニット3
1及び衣類収納ユニット32の背面を前記梁の一方の側
面20dと面一になるように、一方のレール22に沿っ
て配設されているものである。
【0076】つまり、このパターンバリエーション3に
おける収納ユニット31及び衣類収納ユニット32の開
口を有する前面は、前記梁の他方の側面20cから突出
した状態となっており、これら収納ユニット31及び衣
類収納ユニット32の天板上方に梁成と同じ高さの空間
が形成されている。すなわち、第1の実施の形態例と同
様に、前記梁の一側面から突出している前記収納ユニッ
ト31及び衣類収納ユニット32の天板上面に照明器具
を設けることができる。
【0077】よって、このパターンバリエーション3の
間仕切り構造によれば、当該収納ユニット31及び衣類
収納ユニット32によって内部空間を仕切ることができ
るとともに、これら収納ユニット31、32の前面に面
する空間に収納部31f、32fを設けることができ、
また間接照明を施すことができる。また、配設した収納
ユニット31及び衣類収納ユニット32の背面と前記梁
20の他側面20cとが面一にそろえてあるので、これ
ら収納ユニット31及び衣類収納ユニット32の背面が
対峙する空間は、見栄えが良くすっきり間仕切りされた
状態となっている。
【0078】<パターンバリエーション4>図22は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション4を説明する平面図、図2
3は図22のD−D線概略矢視側断面図である。
【0079】これら図22及び図23に示すように、パ
ターンバリエーション4は、前記梁20に設けれられた
2条のレール21、22の一方のレール21に、前面が
当該レール側の梁の側面20bから突出するように離間
して配設した2つの前記薄型収納ユニット35と、これ
ら離間して配設されている前記薄型収納ユニット35の
間に当該レール21に沿って移動可能に配設された前記
引き戸ユニット61とを有し、前記他方のレール22
に、前記2つの薄型収納ユニット35のそれぞれと背中
合わせとなるように、配設された2つの前記収納ユニッ
ト31と、この2つの収納ユニット31、31の間に、
前記レール22に沿って移動可能に配設された前記引き
戸ユニット61とを有しているものである。つまり、こ
れら収納ユニット31、31および薄型収納ユニット3
5、35は、開口している前面が、これら間仕切りユニ
ット31、35によって仕切られる内部空間の両方の空
間に対峙して構成されていることになり、両空間に収納
部をもうけることができる。また、2条のレール21、
22において、これら収納ユニット31、31、35、
35に挟まれた状態で設けられている2枚の引き戸ユニ
ット61、61が引き違い戸となるので、これら引き戸
ユニット61の開閉によって、当該間仕切りユニットに
よって仕切られる内部空間の行き来が行える。
【0080】<パターンバリエーション5>図24は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション5を説明する斜視図であ
る。このパターンバリエーション5は、前述したパター
ンバリエーション4において、前記収納ユニット31と
薄型収納ユニット35との2組の間仕切りユニットの替
わりに、前記薄型収納ユニット61、61がそれぞれ配
設された位置に、前面が前記梁20の一側面20cと面
一となり、かつ背面が他方の梁20の側面20dから突
出するように前記収納ユニット31、31が各々配設さ
れているものである。このパターンバリエーション5の
間仕切り構造によれば、内部空間を仕切きることができ
ると共に仕切られた空間の一方に収納部35f、35f
を設けることができ、また、これら間仕切りユニットに
よって仕切られた空間どうしは、前記引き戸ユニット6
1、61の開閉により連通可能となり、両空間の行き来
を自由に行うことができる。
【0081】<パターンバリエーション6>図25は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション6を説明する平面図、図2
6は図25のE−E線矢視側断面図である。図25に示
すように、このパターンバリエーション6は、前記梁2
0に設けれられた2条のレール21、22の一方のレー
ル21に、前面が当該梁20の側面20bから突出する
ように離間して配設した2つの前記収納ユニット31、
31を有し、前記他方のレール22に、前記2つの収納
ユニット31、31の間の開口を覆うように当該レール
22に沿って移動可能に並べて配設された2枚の前記引
き戸ユニット61、61とを有しているものである。こ
のパターンバリエーション6の間仕切り構造によれば、
パターンバリエーション5と同様の効果を奏することが
できる。
【0082】<パターンバリエーション7>図27は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション7を説明する平面図であ
る。この図27に示すように、このパターンバリエーシ
ョン7は、前記梁20のレール22に前記収納ユニット
31、31を、その前面が前記梁20の一側面20cか
ら突出し、かつ背面を他方の側面20dと面一となるよ
うに離間して配設し、これら収納ユニット31、31の
側板間に前記引き戸ユニット61、61を並べて配設さ
れているものである。このパターンバリエーション7の
間仕切り構造によれば、内部空間を仕切きることができ
ると共に仕切られた空間の一方に収納部35f、35f
を設けることができる。
【0083】<パターンバリエーション8>図28は梁
の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニットの
配置パターンバリエーション8を説明する平面図であ
る。この図28に示すように、パターンバリエーション
8は、前記梁20に設けられている2条のレール21、
22のうち一方のレール21に、3つの前記収納ユニッ
ト31、31、31をそれら前面の開口が前記梁20の
一側面20cから突出するように並べて設け、他方のレ
ール22に、当該レール22に沿って移動可能に前記引
き戸ユニット61が取り付けられている。この引き戸ユ
ニット61は、前記レール21下部に形成された開口3
7を隠蔽できるものである。このパターンバリエーショ
ン8の間仕切り構造によれば、内部空間を仕切きること
ができると共に、仕切られた空間の一方に収納部31
f、…を設けることができ、また、これら間仕切りユニ
ットによって仕切られた空間どうしは、前記引き戸ユニ
ット61を移動させることにより開口37を介して連通
可能となり、両空間の行き来を自由に行うことができ
る。
【0084】<パターンバリエーション9>図29は梁
の有するレールに設けられる間仕切りユニットの配置パ
ターンバリエーション9を説明する平面図である。この
パターンバリエーション9における間仕切りユニットの
配置パターンは、前記パターンバリエーション8とほぼ
同様の構成であり、パターンバリエーション8における
レール21で、前記開口37部分に開き戸を有する建具
ユニット55を配設し、前記レール22に配設された引
き戸ユニット61をはずした構成である。この建具ユニ
ット55の構成は、前記建具ユニット54と開き戸の開
閉方向のみ異なるものであり説明は省略する。このパタ
ーンバリエーションの間仕切り構造によれば、内部空間
を仕切きることができると共に、仕切られた空間の一方
に収納部を設けることができ、また、これら間仕切りユ
ニットによって仕切られた空間どうしは、前記建具ユニ
ット55を介して、両空間の行き来を自由に行うことが
できる。
【0085】<パターンバリエーション10>図30は
梁の有するレールに設けられる間仕切りユニットの配置
パターンバリエーション10を説明する平面図である。
この図に示すように、このパターンバリエーション10
は、前述したパターンバリエーション9と略同様な構成
であり、前記パターンバリエーション9における建具ユ
ニットの位置に引き戸ユニット61を配置したものであ
る。このパターンバリエーション10の間仕切り構造に
よれば、内部空間を仕切きることができると共に仕切ら
れた空間の一方に収納部を設けることができる。
【0086】<パターンバリエーション11>図31は
梁の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニット
の配置パターンバリエーション11を説明する平面図で
ある。図31に示すように、このパターンバリエーショ
ン11は、前述したパターンバリエーション2の変形例
であり、パターンバリエーション2における建具ユニッ
トの位置に、前記薄型収納ユニット35を、前記梁20
のレール21、22に当該梁20の側面20c、20d
間の厚みに収まり、その前面及び背面が前記梁20の両
側面20c、20dにそれぞれ面一となるように設けら
れている。このパターンバリエーション11において、
間仕切りユニットである薄型収納ユニット35は、前記
レール21、22のそれぞれに、取付部17または90
を介して取り付けたり、一方のレールにのみ前記取付部
17または90を介して取り付けても良い。このパター
ンバリエーション11によれば、仕切られる内部空間
は、一枚の間仕切り壁によって仕切られている状態とな
る。
【0087】<パターンバリエーション12>図32は
梁の有するレールに設けられる間仕切りユニットの配置
パターンバリエーション12を説明する概略側断面図で
ある。図32に示すように、このパターンバリエーショ
ン12は、前記レール21、22のそれぞれに、前記引
き戸ユニット61が、それら表面が面一となるように当
該レールに沿って並設され、内部空間を仕切るものであ
る。
【0088】<パターンバリエーション13>図33は
梁の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニット
の配置パターンバリエーション13を説明する平面図で
ある。この図に示すように、このパターンバリエーショ
ン13は、下方に開口を有する前記梁20の略中央部
に、それぞれのレール21、22に、2つの前記収納ユ
ニット31を互いに背面を当接させ、それぞれの開口が
前記梁20の左右の延在方向に向けられるように配設さ
れているものである。
【0089】<パターンバリエーション14>図34は
梁の有する2条のレールに設けられる間仕切りユニット
の配置パターンバリエーション14を説明する斜視図で
ある。このパターンバリエーション14は、背面が前記
梁20の側面20dに面一となるように収納ユニット3
1を前記レール22に離間して設け、それぞれ前面が梁
20の他方の側面20cから突出するように配設されて
おり、これらの収納ユニット31、31の間にはドレッ
サーユニット38が配設されているものである。
【0090】このように本発明に係る間仕切り構造にお
いて、前記各間仕切りユニットが梁20に設けられてい
る2条のレール21、22に着脱自在に設けられている
ので、一度配置した間仕切りユニットでもユーザの要望
に応じて、それぞれの間仕切りユニットの配置を取りは
ずしたりまた取り付けたりすることによって柔軟に対応
することができる。
【0091】また、前記梁の下方の開口部に複数の間仕
切りユニットを配置できる場合は、機能の異なる間仕切
りユニットを組み替えて多種多様な組み合わせによって
配置することができ、また、一度配置した間仕切りユニ
ットを取り外して、また別の組み合わせで配置すること
ができるので、これら間仕切りユニットによって仕切ら
れた空間のそれぞれの様子も変わり、前記空間のユーザ
ーは常に新鮮な気持ちでこの空間を利用することができ
る。
【0092】次に、先に述べた間仕切り構造70につい
て説明すると、前記間仕切り構造70の構成は、前記間
仕切り構造30の応用した構成のものであり、図1に示
すように、柱71と内壁72との間に、前述した梁20
と略同様な構成の梁73が横架されている。つまり、こ
の梁73下部には当該梁73延在方向に互いに平行に2
条のレール74、75が設けられており、レール74に
は2つの前記収納ユニット31、31が、その開口を部
屋2側に対峙させた状態で並設されている。また、他方
のレール75には、2つの前記薄型収納ユニット35、
35が、背面を前記レール74に配設された2つの前記
収納ユニット31、31の背面と対向するように、配設
されている。また、前記部屋2内において、前記レール
74に設けられた2つの収納ユニット31、31の前面
と面一に、かつ当該部屋の背面側に設けられた前記便所
3との仕切壁76に沿って、同形状に形成された収納ユ
ニット39が2つ、前面を前記部屋2側に向けて並設さ
れている。この様な構成によって、前記部屋及び前記廊
下6aにそれぞれ収納部が設けられ、第1の実施の形態
例と同様の効果を奏することができる。
【0093】なお、下方に開口部15を有する梁20の
下部に平行に設けられた2条のレール21、22のうち
少なくとも一方のレールに、前記開口部15を隠蔽可能
な間仕切りユニットが設けられるように構成されていれ
ば、上述したパターンバリエーション以外の組み合わせ
によって、各間仕切りユニットを配置しても良い。
【0094】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る間仕切り構造によれば、下方に開口部を有する梁の下
部に、当該梁に沿って2条の案内部を平行に設け、これ
らの案内部のうち少なくとも一方の案内部に、前記開口
部を隠蔽可能な間仕切りユニットを設けたので、前記2
条の案内部のうちのどちらか一つに前記間仕切りユニッ
トを設けたり、また2条の案内部のそれぞれに間仕切り
ユニットを設けたりすることで、様々なバリエーション
を有する間仕切りユニットを配置することができ、この
間仕切りユニットによって前記内部空間を仕切ることが
できる。さらに、前記間仕切りユニットが設けられる2
条の案内部が梁に設けられているので、従来の可動間仕
切りの配置構造と異なり、この可動間仕切りを案内する
レールを天井に設ける際に、このレールを強固に取り付
けるために補強する為に必要な、当該天井の裏に取り付
ける補強部材を用意する必要がない。
【0095】請求項2記載の発明に係る間仕切り構造に
よれば、前記梁に沿って設けられた2条の案内部に設け
られる前記間仕切りユニットは、前面に開口が設けられ
ている収納部を有している収納ユニットと、前記案内部
によって案内されて移動可能な引き戸ユニットと、建具
ユニットとのうちの少なくとも1以上のユニットで構成
されているので、当該間仕切りユニットを前記案内部に
設けることによって、それぞれの間仕切りユニットの有
する独特の機能を発揮しながら、内部空間を仕切ること
ができる。
【0096】したがって、このような多種多様な機能を
有する間仕切りを前記2条の案内部のうち少なくとも一
方の案内部に設けて建物の内部空間を仕切ることができ
るので、設計者やユーザーのニーズに対応して、前記案
内部に設けられる前記各種間仕切りユニットの配置パタ
ーンを変更して、様々なバリエーションの間仕切りを設
けて建物の内部空間を仕切ることができる。
【0097】請求項3記載の発明に係る間仕切り構造に
よれば、梁に沿って平行に設けられた前記2条の案内部
のそれぞれに沿って、互いの背面が対向するように少な
くとも一組の収納ユニットを配置していることで、この
収納ユニットによって内部空間が仕切られ、請求項2記
載の発明と同様の効果を奏することができるとともに、
それぞれの収納ユニットの前面が、当該収納ユニットに
よって仕切られる空間のそれぞれと対峙することになる
ので、仕切られた2つの空間のそれぞれに収納部を設け
ることができる。
【0098】請求項4記載の発明に係る間仕切り構造に
よれば、前記梁に沿って配設される前記収納ユニットの
前面または背面が、前記梁の一方の側面から突出してい
るので、突出した収納ユニットの上方には、梁成と同じ
高さの空間が形成されることになり、前記収納ユニット
の上面部に光源を配置でき、これによって、当該収納ユ
ニットによって仕切られる空間に間接照明を施すことが
でき、また、この間接照明を行うことによって、前記空
間を意匠的にも優れたものにできる。
【0099】請求項5記載の発明に係る間仕切り構造に
よれば、前記2条の案内部のうち一方の案内部に、当該
案内部に案内されて摺動する引き戸ユニットを配設し、
また他方の案内部に収納ユニットを、その開口を前記引
き戸ユニット側に向けて配設しているので、請求項2〜
4記載の発明と同様の効果を奏することができるととも
に、前記引き戸ユニットを前記収納ユニット側に移動さ
せることによって、この収納ユニットの開口を隠蔽する
ことが出来る。
【0100】請求項6記載の発明に係る間仕切り構造に
よれば、前記間仕切りユニットが梁に設けられている2
条の案内部のうち少なくとも一方の案内部に着脱自在に
設けられているので、一度配置した間仕切りユニットで
もユーザの要望に応じて、その間仕切りユニットの配置
の変更を行う際、当該間仕切りユニットを前記案内部に
取り付けたり取りはずしたりできることによって柔軟に
対応することができる。このとき、間仕切りユニットが
収納ユニット、引き戸ユニット、建具ユニット等である
場合は、最初に配置した間仕切りユニットを好みに応じ
て機能の異なる間仕切りユニットに変更することができ
る。
【0101】また、前記梁の下方の開口部に複数の間仕
切りユニットを配置できる場合は、機能の異なる間仕切
りユニットを組み替えて多種多様な組み合わせによって
配置することができ、また、一度配置した間仕切りユニ
ットを取り外して、また別の組み合わせで配置すること
ができるので、これら間仕切りユニットによって仕切ら
れた空間のそれぞれの様子も変わり、前記空間のユーザ
ーは常に新鮮な気持ちでこの空間を利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した、正面側にバルコニーを有す
る住宅の2階の平面図である。
【図2】図1の住宅の第1の実施の形態における間仕切
り構造を説明する縦断面図である。
【図3】同第1の実施の形態例の間仕切り構造の斜視図
である。
【図4】間仕切りユニット上部の概略側断面図である。
【図5】梁の案内部に取付部を介して設けられた間仕切
りユニットの概略側断面図である。
【図6】同間仕切りユニットを固定した際の概略側断面
図である。
【図7】本発明に係る間仕切り構造の第2の実施の形態
例を説明する平面図である。
【図8】図7のA−A線矢視側断面図である。
【図9】本発明に係る間仕切り構造の第2の実施の形態
例の斜視図である。
【図10】第2の実施の形態例における梁のレールに間
仕切りユニットが移動可能に設けられた際の概略側断面
図である。
【図11】同間仕切りユニットを固定した際の概略側断
面図である。
【図12】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション1を説明する
平面図である。
【図13】図12のB−B線矢視概略側断面図である。
【図14】パターンバリエーション1の斜視図である。
【図15】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション2を説明する
平面図である。
【図16】図15のC−C線概略矢視側断面図である。
【図17】図15の建具ユニットの概略側断面図であ
る。
【図18】図15のパターンバリエーション2の斜視図
である。
【図19】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション3を説明する
斜視図である。
【図20】図19の背面側斜視図である。
【図21】同パターンバリエーション3の概略縦側断面
図である。
【図22】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション4を説明する
平面図である。
【図23】図22のD−D線矢視側断面図である。
【図24】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション5を説明する
斜視図である。
【図25】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション6を説明する
平面図である。
【図26】図25のE−E線矢視側断面図である。
【図27】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション7を説明する
平面図である。
【図28】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション8を説明する
平面図である。
【図29】梁の有するレールに設けられる間仕切りユニ
ットの配置パターンバリエーション9を説明する平面図
である。
【図30】梁の有するレールに設けられる間仕切りユニ
ットの配置パターンバリエーション10を説明する平面
図である。
【図31】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション11を説明す
る平面図である。
【図32】梁の有するレールに設けられる間仕切りユニ
ットの配置パターンバリエーション12を説明する概略
側断面図である。
【図33】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション13を説明す
る平面図である。
【図34】梁の有する2条のレールに設けられる間仕切
りユニットの配置パターンバリエーション14を説明す
る斜視図である。
【符号の説明】
15 開口部 17 取付部 20 梁 21 レール(案内部) 22 レール(案内部) 30 間仕切り構造 31 収納ユニット(間仕切りユニット) 31f,32f,35f 収納部 32 衣類収納ユニット(間仕切りユニット) 33 収納ユニット(間仕切りユニット) 35 薄型収納ユニット(間仕切りユニット) 38 ドレッサーユニット(間仕切りユニット) 54 建具ユニット(間仕切りユニット) 60 間仕切り構造 61 引き戸ユニット(間仕切りユニット) 70 間仕切り構造 90 取付部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に開口部を有する梁の下部に、当該
    梁に沿って2条の案内部を平行に設け、これらの案内部
    のうち少なくとも一方の案内部に、前記開口部を隠蔽可
    能な間仕切りユニットを設けたこと、を特徴とする間仕
    切り構造。
  2. 【請求項2】 前記間仕切りユニットは、前面に開口が
    設けられている収納部を有している収納ユニットと、前
    記案内部によって案内されて移動可能な引き戸ユニット
    と、建具ユニットとのうちの少なくとも1以上のユニッ
    トで構成されていること、を特徴とする請求項1記載の
    間仕切り構造。
  3. 【請求項3】 前記2条の案内部のそれぞれに沿って、
    互いの背面が対向するように少なくとも一組の収納ユニ
    ットを配置していること、を特徴とする請求項2記載の
    間仕切り構造。
  4. 【請求項4】 前記梁に沿って配設される前記収納ユニ
    ットの前面または背面が、前記梁の一方の側面から突出
    していること、を特徴とする請求項2または3記載の間
    仕切り構造。
  5. 【請求項5】 前記2条の案内部のうち一方の案内部
    に、当該案内部に案内されて摺動する引き戸ユニットを
    配設し、また他方の案内部に収納ユニットを、その開口
    を前記引き戸ユニット側に向けて配設していること、を
    特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の間仕切り構
    造。
  6. 【請求項6】前記間仕切りユニットは前記案内部に着脱
    可能に設けられていること、を特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の間仕切り構造。
JP21191397A 1997-08-06 1997-08-06 間仕切り構造 Pending JPH1150576A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21191397A JPH1150576A (ja) 1997-08-06 1997-08-06 間仕切り構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21191397A JPH1150576A (ja) 1997-08-06 1997-08-06 間仕切り構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1150576A true JPH1150576A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16613739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21191397A Pending JPH1150576A (ja) 1997-08-06 1997-08-06 間仕切り構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1150576A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2465702A1 (fr) * 1979-09-25 1981-03-27 Beiersdorf Ag Procede de preparation d'alcools de lanoline a partir d'acides de lanoline et application de ces produits comme emulsionnants
JP2018051258A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大建工業株式会社 可動間仕切り収納家具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2465702A1 (fr) * 1979-09-25 1981-03-27 Beiersdorf Ag Procede de preparation d'alcools de lanoline a partir d'acides de lanoline et application de ces produits comme emulsionnants
JP2018051258A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 大建工業株式会社 可動間仕切り収納家具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0467968A1 (en) Portable room divider
US3055061A (en) Changeable interior wall building construction
JPH1150576A (ja) 間仕切り構造
JP2011179221A (ja) クローゼット
JPH0635051Y2 (ja) 物品収納庫
JP5425588B2 (ja) 間仕切り家具の組付構造
JP7155828B2 (ja) 収納システム
JP2000145171A (ja) 住 宅
JP2004081353A (ja) 室内の間仕切り装置
JP2007282687A (ja) 間仕切り収納家具及び、これを有する建物
JP2000179075A (ja) 建物における構造体支持構造及び構造体支持用ビ―ム
JPH049104A (ja)
JP2585975Y2 (ja) 可動式の収納家具
JP7172390B2 (ja) ケンドン式建具の外れ止め具およびケンドン式建具
JP3066356B2 (ja) 建物における構造体支持装置及び構造体支持用ビーム
JP7155829B2 (ja) 仕切板
JP7151341B2 (ja) 収納棚の配線構造
JP6769473B2 (ja) 収納棚および収納システム
JP6757687B2 (ja) 可動収納システムとその使用方法
JPH0610861Y2 (ja) スライド式吊戸棚
JPH0393946A (ja) システムパーティション
JP2020110722A (ja) 可動収納システムとその使用方法
JP2012132147A (ja) 住宅の通路構造
JPH0322986Y2 (ja)
JP2017186762A (ja) 建物