JPH11505305A - 繊維強化隆起路面標識 - Google Patents

繊維強化隆起路面標識

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JPH11505305A
JPH11505305A JP8534824A JP53482496A JPH11505305A JP H11505305 A JPH11505305 A JP H11505305A JP 8534824 A JP8534824 A JP 8534824A JP 53482496 A JP53482496 A JP 53482496A JP H11505305 A JPH11505305 A JP H11505305A
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road marking
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composite
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JP8534824A
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キュー,シスヤ,エス.
メイ,デビッド,シー.
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01FADDITIONAL WORK, SUCH AS EQUIPPING ROADS OR THE CONSTRUCTION OF PLATFORMS, HELICOPTER LANDING STAGES, SIGNS, SNOW FENCES, OR THE LIKE
    • E01F9/00Arrangement of road signs or traffic signals; Arrangements for enforcing caution
    • E01F9/50Road surface markings; Kerbs or road edgings, specially adapted for alerting road users
    • E01F9/553Low discrete bodies, e.g. marking blocks, studs or flexible vehicle-striking members

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Abstract

(57)【要約】 ポリマー材料と補強繊維と充填剤物質との等方混合物を含む複合材料で作成される繊維強化隆起路面標識(12)。複合路面標識は、チョップドグラスファイバーと充填材物質との均質混合物をポリマーマトリックスに流し込むことによって作成される。モールド内に再帰反射レンズを配設して複合材料を注いで硬化させ、モールドから外した時点で完成製品となる。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維強化隆起路面標識 本発明は、交通標識ならびに標示に使用する耐久隆起路面標識(DRPM)に 関する。更に詳細には、本発明は、車両の衝撃に耐える高い見掛けたわみモジュ ラスと衝撃強さとを提供できる繊維強化複合材料を使用した鋳造DRPMに関す る。 隆起標識は、特に夜間または悪運転条件下で、接近車のドライバーが車道で正 しく位置を取れるようにする車線標示に使用される。隆起標識の表面に取り付け られた再帰反射体によって道路標示が行われる。再帰反射体は車両ヘッドライト の光をドライバーに戻す。 隆起路面標識は長年にわたって広く使用されており、最も成功を収めている隆 起路面標識はヒーナン(Heenan)による米国特許第3,332,327号 明細書に記載されている埋込み式シェルタイプのものである。シェルは一般にア クリル樹脂から形成され、エポキシ樹脂が入っている。しかし、この標識は車両 による衝撃を繰り返し受けた場合に破損しやすく、従って頻繁に交換する必要が あるようだ。交通量の高い状況下もしくは通行車が当該標識に過度に衝撃を与え る場合、わずか数ヶ月で不具合が生じることがある。 標識のシェルと埋込み充填剤を補強する試みがなされてきた。例えば、ヘッジ ウィック(Hedgewick)による米国特許第5,002,424号明細書 には、シェルを更に固定するためにシェルに延在リブを取り付け、シェルにエポ キシ樹脂ポッティング材を充填することが開示されている。スティーア(Ste ere)他による米国特許第5,340,231号明細書には埋込み式シェル標 識が開示されている。スティーア他は、耐衝撃性を高くするために長繊維強化熱 可 塑性材料から作成されたシェルの使用を教示している。該標識は温度上昇時のた わみと強度を保証すべく構成された中空なリブ付きハウジングを利用する。フレ イダー(Flader)による米国特許第5,403,115号明細書では、ポ ッティング充填剤にグラスファイバー強化法を利用することが提案されており、 別の基部補強材であるファイバーグラスマットと組合わせることもある。該明細 書では、充填剤に重量百分率1−3%のチョップドファイバーグラスを付加する ことにより最適な強度が得られるが、3%を越えると加工上の問題を呈すると記 載されている。前述の考案は、高耐衝撃性と高いたわみモジュラスの必要を認識 しているが、埋め込みシェルを使ってこれらの特性を達成しようとするものであ った。 ルーベンスタイン(Rubenstein)による米国特許第3,164,0 71号明細書では、ゴムとコンクリートの混合物から作られたコアを有する交通 標識が開示されている。コアにはポリマー含浸ファイバーグラスマットを被着す る。この被着プロセスのときにコアを樹脂または樹脂ファイバー外皮に含浸させ ることもできる。ルーベンスタイン特許で開示されている標識は、製造がかなり 困難で、しみ込ませが不完全な場合に生じる空隙は早期破損を招くことがある。 ルーベンスタイン特許で教示されたこの種の標識は商業的には成功しなかった。 外部シェルのない路面標識も幾通りか作成されている。例えば、陶土標識が商 業的成功を収めている。しかしながら、このような路面標識は、特に軟質な道路 で、繰り返し衝突の衝撃を受ける。また、磁器標識は概して製造に多大なエネル ギーを要し、また、その外側に再帰反射要素を永久付着するのは困難であった。 1980年代中頃以来、当該出願の譲受人(ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング(Minesota Mining and Manufacturing)社、以下、「3M」と称す)のトラフィ ックコントロール材部門は、隆起路面標識を設計ならびに販売している。該路面 標識は、高耐衝撃エンジニアリング熱可塑性プラスチックポリカーボネート(P C)を射出成形して作られている。メイ(May)による米国特許第4,875 ,798号明細書に、この種の標識が開示されている。3MのDRPMの本体デ ザインは、横断面が略長方形で、上部は丸く、サイドが傾斜している。上部を丸 くしたことによって標識の最厚部に衝撃力を集中させることが出来、昼間時の見 やすさという付加的な利益も提供する。また、サイドが傾斜しているので、圧縮 衝撃力による応力が除去され、また、表面積が増えて昼間時の見やすさに貢献す る。高耐衝撃エンジニアリング熱可塑性PCの使用により、昼間時の見やすさも 増す。但し、肝心なことは、その高性能耐衝撃性の故にPC材が選択されている ことである。しかし、pc材の特徴から派生する利益は、標識本体の破損および 亀裂によって低減される。 本発明は、路面標識の形に構成され、ポリマー材料と補強繊維と充填剤物質と の等方混合物を含む自立型複合材料を含む繊維強化隆起路面標識を提供する。 本発明は、第1ならびに第2の対向端面と、第1ならびに第2の対向側面と、 上面と、底面と、クロスメンバとを有する自立型複合材料構造を含む隆起路面標 識も提供する。クロスメンバは、自立型複合材料構造に取り着けられて、第1の 端面から第2の端面に延在する。塑性クロスメンバには再帰反射レンズも保持で きる。 本発明は更に、複合材料全体に対する重量百分率で、ポリマー材料30−76 %、補強繊維4−6%、充填剤物質20−66%から複合材料を生成することを 特徴とする、該複合材料から成る繊維強化隆起路面標識も提供する。 本発明は、ポリマー材料とグラスファイバーと充填剤物質とを混合して均質混 合物を生成して当該均質混合物をモールドに被着することを特徴とする、繊維強 化隆起路面標識作成方法も提供する。次にポリマー材料がモールド内で硬化され て隆起路面標識の形状の鋳造コンパウンド材が形成される。その後、硬化して作 った標識はモールドから外される。 本発明の考案において、驚くべくことに、隆起路面標識の主たる道路接着不良 メカニズムが標識本体の材料のたわみモジュラス特性にあることが分かった。隆 起路面標識がタイヤによる衝撃を受けると、標識がたわんで標識を道路に接着し ている接着剤が引っ張られる。この引っ張り動作により、標識の先端および後端 に剥離端が生じ、結局は主たる標識道路接着不良の原因となる。従って、高たわ みモジュラスは、本発明の標識の好適特性である。この発見は、軟アスファルト 路面に合わせて標識のたわみを定めるという従来技術の教示、例えば米国特許第 5,340,231号明細書を参照、に相反するものである。 本発明は数多くの利益を提供する。本発明の標識は比較的高いたわみモジュラ スを示し、妥当な費用で比較的簡単なプロセスを利用して製造できる。本発明の 好適実施例は、複合材料に重力百分率4%以上の補強繊維を添加できるという利 益を有しており、耐衝撃性を高めることができる。本発明の別の利益は、該複合 材料の等方性は、均質混合物をモールドで鋳造することによって得られ、こうし て得られる等方性の度合いは一般に樹脂/繊維混合物を樹脂/粒子コア材にしみ 込ませるプロセスで得ることのできないものである。この等方性により標識はあ らゆる方向からの衝撃に耐えることができる。本発明の別の利益は、優れた耐衝 撃性を有する隆起路面標識を外部シェルを用いずに形成できることである。従来 技術の路面標識の外部シェルは一般に射出成形によって作られている。「自立」 という用語は、支持もしく は耐衝撃性を高めるための外部シェルを路面標識が備えていないことを意味する 。 本発明の耐久隆起路面標識は、1個または複数個の再帰反射レンズを取り付け られる。好適実施例では、再帰反射レンズはコーナーキューブ型のもので、コー ナーキューブ要素のすぐ後ろに空気界面を有している。該再帰反射レンズは、鋳 造時に型穴にセットされる熱可塑性ハウジングに含まれることが好ましい。ハウ ジングは、硬化のときに鋳造複合材料に固定されて、すぐに使える一体型標識を 構成する。 本発明は、一貫して同様参照番号で同様要素を指ている添付図面を参照しなが ら以下の好適実施例の詳細な説明を読むことによってより理解される。 図1は、本発明による耐久隆起路面標識の第1の実施例の部分分解斜視図であ る。 図2は、図1の線2−2についての断面図である。 図2Aは、図2と同様な拡大断面図であり、路面標識にベース層を付着した任 意選択変更態様を示す。 図3は、図1に記載のタイプの耐久隆起路面標識に利用するレンズ取付装置の 平面図である。 図4は、図3のレンズ取付装置の底面図である。 図5は、図3のレンズ取付装置の側面図である。 図6は、本発明による耐久隆起路面標識の第2の実施例の部分分解斜視図であ る。 図7は、図6の耐久隆起路面標識のレンズ取付装置の片側の平面図である。 図8は、図6のレンズ取付装置の底面図である。 図9は、図6のレンズ取付装置の側面図である。 図10Aは、単一エネルギーディレクタの第1の実施例である。 図10Bは、単一エネルギーディレクタの第2の実施例である。 図10Cは、単一エネルギーディレクタの第3の実施例である。 図11は、本発明による耐久隆起路面標識の第3の実施例の部分分解斜視図で ある。 図1と図2には、以下に組成を記載する複合材料から成る鋳造品である本体1 2を有する耐久隆起路面標識10の第1の実施例が記載されている。本体12は 、丸みのある上面12a、平坦な底面12b、上面12aから底面12bに向か って下外側に延在する傾斜した第1ならびに第2の端面12cと12d、および 第1および第2の凸上にカーブした側面12eと12fを備えている。端面12 cと12dは、本体12の表面より窪んでいる。側面12eと12fには、半楕 円形に凹んだフィンガーグリップスロット14aと14bが形成されている。 標識10は、車両衝撃を最小限にするために断面は概して低く、縁にはカーブ が付けられている。一例として述べるに過ぎないが、例示的標識10は、高さ約 0.625インチ(1.6cm)、側面間の幅約4.0インチ(10.2cm) 、端面間の長さ約3.5インチ(8.9cm)である。端面12cと12dは、 底面12に対して角度約25°−35°、好ましくは約30°傾斜しており、底 面12との接合部で半径約0.003インチ(0.08cm)でカーブしている 。上面12aは、半径約6.5インチ(16.4cm)でカーブしている。側面 12eと12fは、上面から底面に向かって半径約0.75インチ(1.9cm )、側面から側面に向かって半径約3.0インチ(7.6cm)でカーブし、底 面12bの上方約0.58インチ(1.46cm)て終端している。フィンガー グリップスロット14aと14bの底面は、底面12bに対して約13°の角度 で傾斜されており、底面12bの上方約0.14インチ(0.36)インチで終 端しており、 上縁部は側面12eと12fとの接合部で半径約0.06インチ(0.15cm )でカーブしている。 図2Aに記載されているように、ベース層36は、一部の実施例において、繊 維強化複合材料標識の底部に取り付けられている。織ファイバーグラスマットで 補強されるベース材は、ポリマーから生成されることが好ましい。ファイバーグ ラスマットは目の荒い表面を提供し、路面への接着を向上できる。 図1と図2に記載されているように、第1ならびに第2の再帰反射レンズ22 と24を第1ならびに第2の端面12cと12dに取り付けるのに、レンズ取付 機構20が利用される。図1と2に記載の実施例において、レンズ取付機構20 は、第1の端面12cに設置される第1のレンズ取付台20a、第2の端面12 dに設置される第2のレンズ取付台20b、および第1ならびに第2のレンズ取 付台20aと20bをつなぐ上面12aに広がる交差部20cを具備する鞍状の 形状である。第1ならびに第2のレンズ取付台20aと20bは、それぞれ第1 ならびに第2の端面12cと12dの全部を実質的に覆うように寸法構成される 。 レンズ取付機構20は、その上面20aからエネルギーディレクタ30a、3 0b、30cが突出するように射出成形された可塑物であることが好ましい。エ ネルギーディレクタは、再帰反射レンズを支持して衝突エネルギーの分散を助け る装置である。レンズ取付け機構20の底面には複数の鉤付きフィンガ34があ り、鋳造本体12内で保持されている。第1ならびに第2のレンズ22と24は 、エネルギーディレクタ30a、30b、30cに超音波で接着できる。再帰反 射レンズの超音波溶接にエネルギーディレクタを利用することは米国特許第4, 575,798号明細書に記載されており、該明細書全体をここに参考文献とし て援用する。 エネルギーディレクタ30aは、間にセル32を画定する隔壁(septa) の形をしており、エネルギーディレクタ30bは、上列のセル32の内部で柱の 形をなしている。エネルギーディレクタは30bは、図10Aのように円錐形に することもできるし、図10Bならびに図10Cに記載の参照番号30b‘と3 0b“で示されているように円筒の上に円錐を重ねた形にすることもできるし、 レンズ22と24との接触箇所がある任意の形状にすることができる。一部のエ ネルギーディレクタ30aは、三角形のパターンに構成される。エネルギーディ レクタ30aは四角形、台形等の幾何学パターンに構成してもよいが、これら幾 何学パターンの中で図1に記載の三角形のパターンが一般に最も丈夫であり、概 して使用する材料の量が最も少なくてすむ。 エネルギーディレクタ30bは、最上列のセル32に沿って補強支持を行う。 補強支持が好ましいのは、標識10の、上面領域から約1/3の距離の部分に車 両がぶつかることが多く、エネルギーディレクタ30aだけだと繰返される衝撃 によりレンズが破損する可能性があるからである。特異エネルギーディレクタ3 0bを付加することによりレンズ22と24に補強支持を施して破損を最小限に 抑え、再帰反射性の損失も最小限に抑える。溶接線に沿って、再帰反射レンズ構 造体のコーナーキューブが破壊されると、レンズのその部分は再帰反射性でなく なる。特異エネルギーディレクタ30bは、車両衝突に耐える十分な支持を提供 しつつ溶融線の数は最小限に抑えることができる。 エネルギーディレクタ30cは、端面12bと12cの外周内側に設けられる 。レンズ22と24の外周を機密密閉して、湿気や汚れ等、キューブコーバー要 素と接触していることに由来する汚染因子を防止するために、エネルギーディレ クタ30aならびに30bよりわずかに高くなっている。この高さは、コーナー キューブ反射体の高さとほ ぼ等しくすることが有効であることが判明している。該エネルギーディレクタに より、1つのセルが破損しても、隣接するセルの汚染を防止できる機密密閉セル が提供される。 図1ならびに図2に記載のレンズ取付機構20を有する隆起路面標識10は主 として、どちらの端面12cと12dとも接近車のドライバーに見える、中央分 離帯のない道路での使用を意図したものである。接近車のドライバーに一方の端 面しか見えない中央分離帯のある道路で使用する場合は、図3−5に記載の代替 取付機構120を使用できる。レンズ取付け機構は、第1の端面12cに設置さ れる第1のレンズ取付台120a、第2の端面12dに設置される無レンズ面1 20b、およびレンズ取付台120aと無レンズ面120bをつなぐ上面12a に広がる交差部120cを具備しており、レンズ取付機構20のものと同様な鞍 状の形状を備えている。レンズ取付台120aと無レンズ面120bは、それぞ れ第1ならびに第2の端面12cと12dの全部を実質的に覆うように寸法構成 されることが好ましい。 レンズ取付機構20と同様に、レンズ取付機構120は、レンズ取付台120 aの上面からエネルギーディレクタ30a、30b、30cが突出するように射 出成形された可塑物であることが好ましい。エネルギーディレクタ130aは、 レンズ取付台120aの複数のセル132を形成する隔壁であり、一方、エネル ギーディレクタ130bは上列セル32に分散されており、エネルギーディレク タは130cは、レンズ取付台120aの外周内側に延在している。レンズ取付 機構120の下面には、レンズ取付け機構20の鉤付きフィンガのように複数の 鉤付きフィンガ134が備わっている。 図6に、別の代替レンズ取付機構220を備えた標識200を示す。レンズ取 付機構20のような鞍状形状でなく、図6−9に記載されているように、レンズ 取付機構220は、それぞれ第1ならびに第2の 端面212cと212dに取り付けられる独立レンズ取付台220aと220b を有する。レンズ取付台220aと220bは、それぞれ台1ならびに第2の端 面212cと212dを実質的に全部覆うように寸法構成される。 レンズ取付機構220は、レンズ取付台220aと220bの上面から突出す るエネルギーディレクタ230a、230b、および230cも備えている。繰 り返しになるが、エネルギーディレクタ230aは、複数のセル232を形成す る隔壁の形態をなしており、上列のセル232にエネルギーディレクタ230b が分散されている。エネルギーディレクタ230cは、レンズ取付台220aと 220bの外周内側に延在している。レンズ222と224は、前述のようにエ ネルギーディレクタ230a、230b、および230cに超音波溶接できる。 各レンズ取付台の下面は、レンズ取付台220bについて図8と図9に記載され ているように、複数の鉤付きフィンガ234を備えている。 標識に使用するのに適するものとして、種々タイプの再帰反射レンズならびに 取付方法が考えられる。適切な再帰反射レンズの詳細な説明は、ネルソン(Ne lson)他による米国特許第3,712,706号明細書、同4,875,7 98号明細書、および同4,895,428号明細書、ホルメン(Holmen )による米好特許第3,924,929号明細書、ホワイト(White)によ る米国特許第4,349,598号明細書、アター(Attar)による米国特 許第4,726,706号明細書に記載されており、これら全部の明細書全体を ここに参考文献として援用する。 第1の実施例で、レンズ22と24(または222と224)は、コーナーキ ューブの金型に透明なポリカーボネートのシートをセットして熱と圧力を加えた 後に加熱してから冷やし、マイクロコーナーキ ューブのシート材を形成することによって作られる。このシート材は、次の2種 類の方法のうちの一方によってレンズ取付機構20に取り付けることができるレ ンズ部片にダイカットされる。第1の方法では、レンズ部片はレンズ取付機構2 0のレンズ取付台20aと20bに超音波溶接される。エネルギーディレクタ3 0aは、車両衝突に対するレンズ22と24の構造完全性およびレンズ22と2 4の再帰反射性を最適にするように選択された略三角パターンに成形される。第 2の方法では、反射材を、アルミニウムが好ましいが銀、クロム、金等でも可能 な蒸気被覆材を、レンズ22と24に蒸着する。次いでレンズ22と24は、例 えば感圧接着剤を利用して、レンズ取付台120bと相等しい無レンズ取付台に 接着される。レンズ22と24に反射蒸気被覆が施されれば、再帰反射レンズの 後ろ側の空気海面は必要ないので、ハウジングの凹端面12cと12dにエネル ギーディレクタを備える必要はない。 第1の取付方法によって取り付けられたレンズはその輝きが一部損なわれるが 、第2の方法によって取り付けられたレンズほどではない。また、第1の方法に よるレンズは、エネルギーディレクタのパターン(すなわち、隔壁)によって画 定される永久スチーム密封ポケット領域を備えている。 第2の実施例では、レンズ22と24は、射出成形プロセスを利用して作成さ れる。マイクロコーナーキューブ用ツールは、個々の各レンズに接して形成され るエネルギーディレクタパターンを利用して、レンズ部片の形にカットされる。 それ故、各レンズは成形された時点でダイカット不要な適切形状を具備しており 、組込み式エネルギーディレクタも備えている。第2の実施例によるレンズシス テムでは、ハウジングの凹端面12cと12dにエネルギーディレクタパターン を形成する必要が不要になる。このようにハウジングの凹部には平面が 設けられる。 図11を参照すると、本発明による鋳造DRPMの代替実施例300が記載さ れている。標識300は、標識10と同じ複合材料から成る鋳造品でありうる本 体12を有する。本体312は、丸みのある上面312a、平坦な底面312b 、上面312aから底面312bに向かって下外側に延在する傾斜した第1なら びに第2の端面312cと312d、および第1および第2の湾曲側面312e と312fを備えている。本体312の寸法は本体12のものと同様にできる。 前述の実施例と異なり、標識300には個別レンズ取付機構20、120、2 20がない。その代わり、型穴の第1ならびに第2の端面312cと312dの 位置にレンズ322と324を逆さまに取り付けた状態で、レンズ322と32 4の上に直接に本体312が鋳造される。レンズ322と324は、前述の特許 に記載されているタイプのものでもよい。あるいは、本体312を凹端面312 cと314dと一緒に鋳造し、再帰反射レンズ322と324をエポキシ樹脂の ような屋外利用に適した接着剤で凹部の所定位置に固定することも可能である。 標識10、200、ならびに300は、繊維強化複合材料を利用した鋳造品で ある。好適実施例では、繊維強化複合材料は、粒状補強材としてタルクとケイ砂 を含み、複合材料のマトリックスは2液性エポキシ系である。 複合材料は補強材のタイプによって分類される。粒子強化複合材料は一般に大 径粒子タイプまたは分散強化タイプのいずれかである。両タイプの粒子強化複合 材料とも、(大径粒子補強材の場合は)荷重を伝達することによって、または( 分散強化補強材の場合は、小径粒子が機能する分子または原始レベルで)力が加 わったときの転位運動を妨げることによって、材料のたわみモジュラスを増すよ うにする。 繊維強化複合材料は、(1)長繊維、(2)構造繊維、(3)短繊維の3つの 分類のいずれかに属する。長繊維複合材料は異方性が高くなる傾向があり、すな わち、この種の複合材料の強度は繊維の向きに大きく左右される。構造繊維強化 相労は、サンドイッチタイプまたは積層タイプのもので、航空宇宙産業に多く使 用されている。構造材は一般に、樹脂を含浸させた目潰しまたは織物ファイバー グラスシートである。 短繊維複合材料は、一般に荷重伝達要件と処理能力によって決まるいずれか長 さのチョップド繊維を利用する。短繊維複合材料は、整列されていても無秩序で あってもよい。配向された短繊維複合材料は、連続すなわち長繊維複合材料と同 様に機能する。不規則な無秩序な複合材料は等方性で、それは無秩序な短繊維複 合材料が荷重ベクトルとは無関係に付加荷重に耐えられることを意味している。 しかしながら、複合材料の強度および剛度を効果的に増大できるかどうかは繊維 の長さによる。繊維は臨界繊維長(lc)より長いことが好ましい。臨界繊維長 (lc)は、繊維極限強さ(σf)とその直径(d)の関数であり、マトリックス の極限剪断強度(τ)に反比例する(lc=σf×d/τ)。複合材料の引張応力 は、マトリックスの引張応力に繊維の引張応力の一部とそれら各々の体積率を加 えたもの対して直線的に変化する。繊維強化複合材料に関する更なる情報は、ウ ィリアム D.カリスタ Jr.ならびにジョン ウィリー著「材料の科学と工 学(Materials Science and Engineering) 」(1991)を参照されたい。 本発明の補強繊維は、好ましくは少なくとも臨界長(約1mm)の長さを備え 、更に好ましくは150以上の長さ直径比を有する。ガラスファイバーが小さく なるほど粒子のように作用しがちで、満足な耐衝撃性を提供できない場合がある 。また、粘性および異方性関係の問 題を回避するためにグラスファイバーは長すぎないこと(すなわち、好ましくは 約0.5インチ(1.27cm)より短いこと)も好ましい。繊維は、カーボン 、セラミック、またはシリカ系のガラスから生成することが好ましい。約半イン チ(1.27cm)より長い繊維は耐衝撃性が増すが、標識形状が小さな溝や湾 曲を具備しているので加工が困難であり、また、繊維長は審美的理由からも1. 27cm以下であることが好ましい。繊維径は、3−20ミクロンであることが 好ましい。 本発明で使用できる繊維の具体例は、長さ約1/8インチ(0.32cm)、 直径約14ミクロンの、シラン前処理を施したグラスファイバー(ドウ・コーニ ング(Dow Corning)社から購入できるEガラス)である。購入した そのままでの状態では、該グラスファイバーは束塊状に凝集しがちで、これらの 束塊は本明細書の記載例で利用される低剪断では完全に離散されない。これらの 繊維を利用した複合材料の断面を走査型電子顕微鏡解析したところ、繊維の約1 /4は単独繊維として分散され繊維の約3/4は20−40本の繊維束塊状態で 分散された状態で複合材料に等方混合されていることが分かった。高耐衝撃性を 得るために、グラスファイバーは複合材料全体の少なくとも重量百分率4%の量 を添加することが好ましい。しかしながら、加工を容易にするために、グラスフ ァイバーは複合材料全体の重量百分率6%を越えないことも好ましい。好適実施 例では、グラスファイバーとサンドの混合物は加工が困難なことがあるので複合 材料全体の重量百分率60%以下になっている。 本発明の複合材料のマトリックスは、広範囲なポリマー材料から作成できる。 ポリマー材料は、硬化剤と組み合わせたエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂または 化学硬化性樹脂を選択できる。本発明の複合材料鋳造標識に特に好適なマトリッ クスは、アミン硬化樹脂と組み合わ せたエポキシ樹脂で形成される。好ましくは複合材料全体の重量百分率約30% −76%、更に好ましくは重量百分率約30−40重量パーセントの範囲で複合 材料にポリマー材料が存在する。 本発明の充填剤物質は硬粒子状物質を含むことが好ましい。一般に、充填剤物 質は無機酸化物である。好適充填剤物質は、サンド、タルク、炭酸カルシウムお よびガラスダストを含む。ケイ砂の大径粒子であるほど、マトリックスからの衝 撃力を伝達することによって複合材料のたわみモジュラスを増すことができる。 また、サンドは樹脂量を押し退けるので、使用する樹脂の量が減ってコストが削 減される。大径粒子は、好ましくは直径約300ミクロン−約850ミクロン( 約20−50メッシュ)、更に好ましくは約300−400ミクロン、最も好ま しく約375ミクロン(40メッシュ)の粒子である。大径粒子の使用量は、好 ましくは複合材料の約20−約60重量パーセント、更に好ましくは約30−約 50重量パーセントである。 タルク、炭酸カルシウム、ガラスダストなど相当に微細な粒子は複合材料の硬 度を増し、亀裂伝播を止めることによって複合材料を強くする。微細粒子の平均 粒径(数平均)は、好ましくは約0.01ミクロン−5ミクロン、更に好ましく は約0.01ミクロン−約1ミクロン、より更に好ましくは約0.01ミクロン −約0.1ミクロンである。微細粒子は、好ましくは約10−50重量パーセン ト、更に好ましくは約20−30重量パーセント使用する。充填剤物質の他に、 複合材料に、白、青、緑、黄、赤などの顔料を含有することもできる。紫外線安 定剤を添加することもできる。審美的目的のために標識を着色するなど、標識を 鋳造する前のモールドまたはモールドを外した後の標識に、ポリマー材料量を薄 くコーティングすることも有用である。 本発明の隆起路面標識は、ポリマー材料と補強繊維と充填剤物質から成る等方 混合物を隆起路面標識の形状に鋳造するという製法によっ て製造できる。好適実施例では、微細充填剤物質粒子と樹脂は高温で混合される 。この混合は、例えば、分散ブレードを利用して約1400rpmで20−30 分間、混合することによってなされる。顔料、好ましくはTiO2、は、微細粒 子と同じときに混合できる。分散の平滑度は、「スクラッチ」ゲージで測定でき 、8と9の間を指すことが好ましい。 先に述べたように微細粒子が樹脂に分散された後に、チョップドグラスファイ バーと砂を添加してもよい。該混合物は、粘土を減らすために加熱される。砂お よびグラスファイバーは、樹脂混合中に添加されることが好ましい。この工程に おいて、該混合は比較的に低い剪断速度で短時間に行われること、例えば、56 0rpm、約5分間のポンプブレードによる混合、が好ましい。混合は、均質性 を得るに十分なものでなくてはならないが、過剰混合は混合物に粘りが出るので 避けることが好ましい。過剰混合に由来する粘度増加はファイバー束塊の分離に よるものと考えられている。特に好適な製法においては、砂/ガラスを予め混合 しておき、混合時に混合物に絶え間なく注ぐ。また、砂/ガラス混合物が混合物 とほぼ同じ温度に予加熱しておくことも有用である。 好適実施例では、補強粒子および補強繊維は、それぞれ別の容器で、エポキシ 樹脂および硬化剤に混合される。次いで、エポキシ樹脂混合物と硬化剤混合物を 混合して均質な混合物を生成し、その後、この混合材料をモールドに入れる。好 適実施例では、エポキシ混合物と硬化剤混合物は容積比1:1で合わせられる。 エポキシ樹脂混合物と硬化剤混合物は、高圧(例えば、80psi)で作動する ロッド流量調節ポンプでそれぞれの高温容器から汲み上げることが好ましい。エ ポキシ樹脂混合物と硬化剤混合物は、螺旋状の混合部材を有するスタティックミ キサの中で混合される。ダイナミックミキサなど、別のタイプ の混合システムも利用できる。 ポリマー材料と補強繊維と充填剤物質を等方混合物に混ぜ合わせた後、この等 方混合物をモールドに入れる。重要なのは、混合および注湯工程のときに複合材 料に気泡が入り込むのを回避することである。気泡は空隙の原因となり、結果的 に最終的に得られる標識のたわみモジュラスと衝撃強度を低減することがある。 モールド内部は、路面標識外部のように形成されている。 成形工程は当該技術で既知のプロセスによって実施できる。一実施例では、複 合材料は静止モールドに封入される。別の実施例では、モールドの一方の側を空 気に触れるように開いたままにする。更に別の実施例では、モールドを振動させ て、複合材料がモールドの隅々まで完全に行き渡って、空隙を無くすのを助ける 。更に別の実施例では、モールドを真空にして空隙を無くすのを助ける。 好適実施例では、再帰反射レンズをモールドにセットした後に等方混合物を加 える。 その後、混合物は硬化されて、高たわみモジュラスで高衝撃強さを備えた複合 材料になる。このやり方でこのようにして得られる鋳造標識は、付属再帰反射レ ンズと一緒にモールドから外すことができ、路面に取り付けられるばかりとなっ ている。これより好適でない実施例では、路面標識をモールドから外した後に再 帰反射レンズを接着する。 好適実施例では、エポキシ樹脂/アミン硬化材の複合混合物を、150°F( 66℃)で約10分間硬化することによってモールドにセットする。 道路への付着を向上するために標識の基部を変更できる。これらの変更は、従 来のテクニックで実施できる。例えば、基部に目の粗いパターンを生成するよう にモールドのカバーにぎざぎざを設けることもできる。あるいは、砂、チョップ ドグラスファイバー、もしくは織ガ ラスマットを高温状態で基部に加えることもできる。 本発明の鋳造複合材料路面標識の試験を実施した。ASTM方法D790セク ション9.1の修正バージョンに基づいて、見掛けたわみモジュラスの測定を行 った。ASTM D4280では、長さ幅とも4.0インチ(10.16cm) 以上という多くの標識が満たしていない要件が要求されているので、この方法は ASTM4280の方法に基づいて選択された。また、試験により、標準的なA STM D4280の方法では、たわみ強さと標識の道路付着度の相関関係がよ く分からないことが判明した。ASTM D790では、サンプルの寸法をと、 たわみモジュラスの計算に必要な式が規定されている。ASTEM D790と セクション6.2.1では、スパンはサンプルの厚みの16倍に規定されている 。隆起路面路面標識の形状は、この寸法比とは異なる。従って、試験された異な る隆起標識で一様かつ比較可能な試験結果を得るため、種々タイプの標識すべて に対応できるように標識のスパンを1.85インチ(4.70cm)に固定した 。この固定スパン導入により、全部の標識について、たわみモジュラス計算の剪 断効果が確実に均一になった。この正規化モジュラスを、見掛けたわみモジュラ スまたは見掛けモジュラスと呼ぶ。見掛けモジュラスは、標識の見掛けモジュラ スを示す、その標識固有の数であって、ポンド/平方インチ(psi)またはパ スカル(Pa)単位で現される。見掛けモジュラスは、ASTEM試験方法D7 90に規定されている次の式で求めた。 E=スパン3×勾配/4×長さ×厚さ3 式中、スパン=1.85インチ(4.70cm) 勾配=最下部相対荷重点における、荷重変動/たわみ量変動 長さ=標識の長さ 厚さ=標識の厚さ E=見掛けモジュラス 見掛けモジュラス値は、一対のMTS伸び計モデル632.17B−20を利 用した材料試験機MTSモデル810で行った試験で求めた。3点曲げモードに 関してASTM D790に記載されている通り、サンプルを2個のサポートの 上にセットした。サンプルの厚さならびに長さの寸法は、標識の厚さならびに標 識の長さであり、スパンは、モジュラス計算で全部の標識サンプルに同一剪断効 果をもたらす1.85インチ(4.7cm)に固定した。一対の伸び計を使用し て、標識の底部のたわみを計測した。伸び計の針は、標識のフィンガーグリップ を二分するセンターラインに乗るように標識底部にセットされて、標識の下のた わみを計る。接着剤/道路、接着剤/接着剤、および接着剤/標識基部の境界面 の損傷の原因となるたわみは標識の基部に生じる。これが高精度の伸び計を使用 して基部のたわみを計測する理由である。MTSは、最大1000 lbsの力 で標識上部中央に荷重をかけるように設定した。また、変形率はASTM D7 90のセクション9.1.1に記載の式から算出し、0.1インチ/分(0.2 5cm/分)に設定した。(シート形状の)複合材料自体のたわみモジュラスは 、ASTM D790で測定できた。 実施例1により作成された2個の標識の試験では、平均の見掛けたわみモジュ ラスは約550,000psi(3.79×109Pa)であることが判明した 。 本発明の鋳造標識の見掛けたわみモジュラスは、好ましくは400,000p si(2.75×109Pa)、更に好ましくは800,000psi(5.5 2×108Pa)である。(ASTM D790で測定した)約500,000 psi(3.45×109Paならびに240万psi(1.65×1010Pa )たわみモジュラス値も好適である。 実施例1の方法により製造された標識に衝撃試験を実施した。衝撃試験は、タ ッブ径0.625インチ(1.625cm)を利用する代わりにタッブ径0.5 0インチ(1.3cm)利用した点を除いて点以外は、ASTM D3029の セクション7−15に従って実施した。標識は平坦な金属板の上に置いた。標識 の上に、1ポンド(0.45kg)のダートを118cm(45.2インチ)の 高さから10回落とした。最初の投下では小さな凹みができただけであった。2 回目の投下で、少し大きい凹みを生じた。3回目の投下でフィンガーグリップに 非常に細い亀裂を生じた。7回目の投下後、両側のフィンガーグリップに亀裂が 入った。10回目の投下後、標識は4つに割れてグラスファイバーでつながって いた。 本発明の路面標識は耐衝撃性に優れていることが高く望まれる。従って、45 .2インチ(118cm)の高さからの1ポンド(0.45kg)のダートの1 回投下に亀裂なしで耐えられることは好ましいことである。また、割れてかけら にならずにそのような投下に3回耐えられることも好ましいことである。 実例 以下に述べる非限定実例は本発明を例証するものである。これらの実例は、作 成された多数の実例のほんの一部である。実例中のすべての割合、パーセント、 率等は、重量を基準としたものである。全体を通じて下記の略語と商品名を使用 する。 表1に第1の実例の組成を示す。高剪断溶解機ブレード(コウレス(Cowl es)社から購入可能可能)を利用して、35gのタルクと2.5gのTiO2 を80gのEpicure 3270にに分散した。Epon826ベースの混 合物とEpicure 3270ベースの混合物は、別々に、140rpm、約 120−130°F(49−54℃)で20−30分間のあいだ混合する。12 6.5gの砂と12.65gのチョップドグラスファイバーを容器に加え、手で 振って混合する。その後、これを120−130°F(49−54℃)に予加熱 する。予め混合され且つ予加熱された砂とチョップドグラス ファイバーの混合物は、約120−130℃で撹拌しながらEpon826を含 む側に添加した。この混合物は、混合物が均質に見えるようになるまで、約3分 間のあいだ低剪断ブレードで撹拌した。類似方法により、予め混合され且つ予加 熱された150.02gの砂と15.0gのチョップドグラスファイバーの混合 物を、Epicure 3270を含む側に添加した。Epon826ベースの 混合物の総重量は276.6gであり、Epicureベースの混合物の総重量 は276.5gであった。このようにして別々のものから得られた配合物を複数 の螺旋混合要素を備えたスタティックミキサから注いで容積比1:1の割合で混 ぜ合わせた後、定形モールドに注ぎ、150°F(66℃)で10分間硬化させ た。 最初の混合工程のときは、樹脂全体に小粒子を隈無く分散させるために高剪断 を使用する。TiO2粒子を使用する場合、混合物全体が完全に白色であるかを 見れば混合度を判定できる。(Epon828/TiO2など)チタン粒子を予 め分散させてあってCaCO3またはタルクなど他の小粒子を含有しないものを 利用した実例の場合、小粒子は既によく分散されているので、高剪断混合工程は 不要である。チョップドグラスファイバーが添加された後は過剰混合しないよう に注意を払わなくてはならない。チョップドファイバーは、オートミールに似た 混合物を得るために加えられる必要がある。チョップドファイバーを含む混合物 を混ぜすぎると、注いだりポンプで汲み上げたり出来ない混合物になることがあ る。許容粘度は、約130°F(54℃)で20,000−50,000センチ ポアズである。 実例2−21(表1参照)は、実例1について記載されたのと同様な製法で製 造した。実例2−21の各々の正味重量は、約130g−約1500gである。 実例1−11ならびに17−21に記載の重量百分率は、各コラムの一番下に示 されている容積混合比で混合される A側とB側における重量百分率である。実例12−16は、配合物全体における 重量百分率で表1に記載されている。実例2−21では、A側とB側を舌圧子を 使って混ぜ合わせた。 実例2−4では、A側にのみチョップドグラスを混合した。実例2−4のたわ みモジュラスは、1.16−1.45×107psi(7.9−10.0×101 0 Pa)であった。それにも関わらず、実例2−4でA側とB側の間に好ましく ない粘度差が認められた。 実例5−7は、A側にもB側にもどうよな粘度があった。実例5−7(標本サ イズ:1インチ×0.125インチ×4.0インチ(2.54cm×0.32c m×10.2cm))のたわみモジュラステストは、1×107psi(6.9 ×1010Pa)を越えたままであった。 実例11の組成で製造された標本のたわみモジュラスは、0.74−1.12 ×107psi(5.1−7.7×1010Pa)であった。実例12は、Epo n 826にCaCO3を調合し、全体が完全に白くなるまでEpon 828 /Tiを混合し、舌圧子でEpicure3720に混合し、その後にグラスフ ァイバーと砂を混合して複合混合物にして作った。砂とグラスファイバーは、温 度約110°−113°F(43°−54℃)で添加するが、Epicureに 混合するときに約3分以内(すなわち、材料硬化前)に加えきらなければならな い。実例2−21はいずれも、ハンマー叩きに対して許容強度を示した。観察さ れた強度差は、Epicure3271からEpicure3270に変えたと きのごくわずかな強度差であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE, DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA ,UG,UZ,VN (72)発明者 メイ,デビッド,シー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリマー材料と補強繊維と充填剤物質との等方混合物を含み、路面標識の 形に構成された自立型複合材料を含む繊維強化隆起路面標識。 2.再帰反射レンズを上に取付けた、請求項1に記載の繊維強化路面標識。 3.ポリマー材料はエポキシ、アクリル、ポリウレタンより成るグループから 選択される熱硬化性樹脂であり、充填剤物質はシリカ系砂粒子を含み、補強繊維 はシリカ系グラスファイバーであることを特徴とする、請求項1に記載の繊維強 化路面標識。 4.グラスファイバーは、主として、ポリマー材料に無秩序に分散された束塊 のグラスファイバーを含むことを特徴とする、請求項3に記載の繊維強化路面標 識。 5.少なくとも80,000psi(5.5×108Pa)の見掛けモジュラ スを有する、請求項1−請求項4のいずれかに記載の繊維強化路面標識。 6.自立型複合材料は、第1ならびに第2の対向端面と、第1ならびに第2の 対向側面と、上面と、略平坦な底面と、を具備する本体に形成され、第1ならび に第2の端面は約30°の角度の傾斜が付けられ、および第1ならびに第2の側 面は上下間ならびに端面間が凸形であることを特徴とする、請求項1−請求項5 のいずれかに 記載の繊維強化路面標識。 7.標識は、第1ならびに第2の対向端面の少なくとも一方に配設される再帰 反射レンズを更に具備することを特徴とする、請求項1−請求項6のいずれかに 記載の繊維強化路面標識。 8.標識は、第1ならびに第2の対向端面の少なくとも一方に嵌入するレンズ 取付機構と、レンズ取付機構に取付けられる少なくとも1枚の再帰反射レンズと 、を更に具備することを特徴とする、請求項7に記載の繊維強化路面標識。 9.レンズ取付機構は、成形プラスチックから作られ、第1および第22の端 面にそれぞれ嵌入される第1ならびに第2のレンズ取付台を具備し、少なくとも 1個の取付台は、少なくとも1枚のレンズをエネルギーディレクタに超音波溶接 するために取付台から上方向に延在する複数個のエネルギーディレクタを備えた ことを特徴とする、請求項8に記載の繊維強化路面標識。 10.第1ならびに第2の対向端面と、第1ならびに第2の対向側面と、上面 と、底面と、を有する自立複合構造体を具備し、および第1から第2の対向端面 へ延在する再帰反射レンズ付きプラスチッククロスメンバを自立複合構造体に取 付けた路面標識。 11.百分率が複合材料全体に対する重量百分率であるときに、30%−76 %のポリマー材料と、4%−6%のグラスファイバーと、20%−66%の充填 剤物質と、の等方混合物を自立型複合材料が含むことを特徴とする、請求項10 に記載の路面標識。 12.百分率が複合材料全体に対する重量百分率であるときに、30%−76 %のポリマー材料と、4%−6%のグラスファイバーと、20%−66%の充填 剤物質と、の等方混合物を含む複合材料を含む、繊維強化路面標識。 13.ポリマー材料30−40重量パーセントと、粒径約0.01−約5ミク ロンの微細充填剤物質粒子20−30重量パーセントと、粒径約300−約85 0ミクロンの大径充填剤物質粒子30−50重量パーセントを含む、請求項12 に記載の繊維強化路面標識。 14.小径粒子はタルクを含み、大径粒子は砂を含むことを特徴とする、請求 項13に記載の繊維強化路面標識。 15.第1ならびに第2の対向端面と、第1ならびに第2の対向側面と、上面 と、平坦な底面と、を具備する複合材料から形成され、第1ならびに第2の端面 は約25°−約35°の角度の傾斜が付けられ、および第1ならびに第2の側面 は上下間ならびに端面間が凸形をしている自立型本体と、 第1ならびに第2の対向端面の少なくとも一方に配設される再帰反射レンズと 、 を具備する繊維強化路面標識。 16.前記第1および第22の対向端面の少なくとも一方に嵌入されるレンズ 取付機構と、レンズ取付機構に取付ける少なくとも1枚のレンズと、を更に備え た、請求項18に記載の繊維強化路面標識。 17.レンズ取付機構は、成形プラスチックから作成され、前記第1ならびに 第2の端面にそれぞれ嵌入される第1ならびに第2のレンズ取付台を具備するこ とを特徴とする、請求項16に記載の繊維強化路面標識。 18.レンズ取付台の少なくとも一方は、少なくとも1枚のレンズをエネルギ ーディレクタに超音波溶接するためにレンズ取付台から上方向に延在する複数の エネルギーディレクタを有することを特徴とする、請求項17に記載の繊維強化 路面標識。 19.少なくとも一方のレンズ取付台は、レンズ取付台内部に成形され、エネ ルギーディレクタにレンズを超音波溶接するためにレンズ取付台から上方向に延 在する、第1ならびに第2の複数エネルギーディレクタを有し、第1の複数エネ ルギーディレクタは複数セルを画定する隔壁の形をしており、第2の複数エネル ギーディレクタは前記セルの少なくとも一部に配設される独立柱の形をしている ことを特徴とする、請求項20に記載の繊維強化路面標識。 20.ポリマー材料と、補強繊維と、充填剤物質とを混合して均質混合物を生 成するステップと、 均質混合物をモールドに入れるステップと、 モールド内のポリマー材料を硬化させて、隆起路面標識の形状に固まった鋳造 複合材料を成形するステップと、 そのようにして得られた鋳造隆起路面標識をモールドから取り外すステップと 、を含む、 繊維強化路面標識の作成方法。 21.均質混合物を入れる前に再帰反射レンズをモールドにセットしておくこ とを特徴とする、請求項20に記載の方法。 22.鋳造隆起道路標識に再帰反射レンズを接着する更なるステップを含むこ とを特徴とする、請求項20に記載の方法。 23.ポリマー材料は熱硬化性樹脂であって、前記樹脂はエポキシ樹脂と硬化 剤の混合物であることを特徴とする、請求項20−請求項22のいずれかに記載 の方法。 24.繊維強化路面標識は、基部にギザギザを形成すること、ポリマー含浸グ ラスマットを基部に接着すること、高温状態で基部にチョップドグラスファイバ ーを落下させること、および高温状態で基部に砂を落下させることより成るグル ープから選択される改変によって改変された改変基部を更に具備する、請求項2 0−請求項23のいずれかに記載の方法。
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