JPH0249807A - 逆反射性の舗装道路マーカー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、車道に通行区分帯を表示するのに基本的に使
用される、逆反射性の隆起された舗装道路マーカーに関
する。

従来の技術及びその問題点 逆反射性の隆起された舗装道路マーカー（ｐａｖｅｍｅ
ｎｔ　ｍａｒｋｅｒ　）は、逆反射テープや塗料に較べ
て夜間、特に雨天、に於ける遠い距離からの視認性が優
れている。又、車両のタイヤが隆起された舗装道路マー
カーに当たると、運転者はその音及び振動によって注意
を促されることになる。

不都合なことには、繰り返してタイヤが衝突すると、道
路マーカーの逆反射材又はボディーが損傷され、遂には
破損したり或いは路面からマーカーが引き剥がされてし
まうことになる。

アメレース・コーポレーション（ＡｍｅｒａｃｅＣｏｒ
ｐ、　）は［ステイムツナイト　８８］（Ｓｔｉｍｓｏ
ｎｉｔｅ　　８８　）　　（商品名）と称する米国特許
第３．３３２，３２７号（ヒーナン（Ｈｅｅｎａｎ）　
）に類似の隆起された着装道路マーカーを販売している
。その外殻部材、即ちシェル、は光透過性の熱可塑性の
樹脂とされて截頭ピラミッドの形状に作られており、傾
斜された側面のうちの一方の側面内面に立方体角隅部、
即ちキューブコーナー（Ｃｕｂｅ−Ｃｏｒｎｅｒ　）　
、をパターン成形されて反射エレメントアレーを構成す
るように、射出モールド成形されている。この内面をア
ルミニウムのような光反射材でコーティングした後、プ
ラスチック製のシェルは比較的剛性的な充填材料、例え
ば充填材科人りエポキシ樹脂、を「詰め込まれ」（ｐｏ
ｔｔｅｄ　）で、エポキシ樹脂が硬化した後にその底面
が舗装路面に接着されるのである。

ヒーナンの特許に指摘されているように、キューブコー
ナーを付形された反射体（この特許では「表面」と称し
ている）は、良好な反射性を得るために十分に大きい角
度で、且つ、車両のタイヤによる適当なワイピング（ｗ
ｉｐｉｎｇ）作用を可能とするために十分に小さい角度
で、即ち路面に対して１５°〜４５°の角度、好ましく
は３０°の角度で、車道から傾斜されている。ヒーナン
の特許は、光透過性の樹脂によるシェルとして「メチル
・メタクリレート」を示唆している。ポリメチル−メタ
クリレート樹脂は脆いので、ｌｌｌ５に弱く、大きく曲
げられると破損してしまう。良好な衝撃抵抗を有するよ
うにシェルはポリカーボネート樹脂で作られることがで
きるが、これはメチルメタクリレート樹脂に較べて磨耗
抵抗が劣るのである。

「ステイムツナイト　８８」なる舗装道路マーカーは夜
間の視認性は良好であるが、昼間の視認性が劣る。何故
ならば、接近する運転者にとって実質的に視認できるの
はキューブコーナーを付形された反射体だけだからであ
る。これ以外の隆起された舗装道路マーカーは、接近車
両に対して広い面積の算反射面を露出させることによっ
て昼間の視認性を高めている。例えば、米国特許第３゜
３９２．６３９号（ヒーナンその他）、同第４゜２０８
．０９０号（ヒーナン）、同第４，４９８゜７３３号（
フラナガン）、同第４．２２７．７７２号（ヒーナン）
及び同第４．２３２，９７９号（ジョンソンその他）を
参照されたい。

ヒーナンの米国特許第４，２２７，７７２号の舗装道路
マーカーの底面は、四角い凹部をモールド成形すること
によってハニカム構造とされている。これらの凹部は垂
直方向の隔室即ち壁部を形成しており、又、モールド成
形の間の凹み、即ち引け、の応力を防止している。

ジョンソンの舗装道路マーカーの底面は、衝撃吸収材料
とされるか、或いはブチルゴムのようなエラストメリッ
クな接着性の材料で作ることのできるパッドとされ、こ
れによってマーカーが車道に接着される（第７欄第１４
〜２４行）。このようなパッドによって与えられる柔軟
性は、接着剤を剛性とすべきことを示唆している殆ど全
ての隆起された舗装道路マーカーに付随の指示とは正反
対である。何故ならば、柔軟な接着剤は、タイヤによる
衝撃によって舗装道路マーカーのボディーが曲がれるよ
うになすからである。例え剛性的な接着剤は舗装が曲が
るのを防げないとしても、舗装が曲がった場合には舗装
道路マーカーのボディーは同じ程度に曲がりを生じるこ
とが必要である。

衝撃により生じる曲げの繰り返しによって、結局のとこ
ろ舗装道路マーカーのシェル又は充填ボディーの何れか
もしくは両方に亀裂が発生する。又、シェル又は充填ボ
ディーの間の剥がれが生じるのである。更に、接着剤に
於ける曲がりは接着剤の疲労破損を生じさせる傾向を示
して、舗装道路マーカーが車道から離脱してしまうこと
になる。これを最小限度に抑えるために、隆起された舗
装道路マーカーの各々はしばしば舗装道路の凹部に固定
されている金属プレートに対して取り付けられるように
なされる。しかし、このようにするには非常に費用が掛
かるのである。このような金属プレートを使用しないで
は、現在市販されている舗装道路マーカーは２〜３年で
壊れてしまう。典型的な取り付けに於いては、毎年これ
らのマーカーの約１／３を交換しなければならないので
ある。

アメレース・コーポレーション（Ａ１１（３ｒａＣｅＣ
ｏｒｐ、　）は上記のフラナガンの特許に類似の「ステ
イムツナイト　６６　Ｊ　（Ｓｔｉｍｓｏｎｉｔｅ　　
５５　）（商品名）と称する隆起された舗装道路マーカ
ーを販売している。この「ステイムツナイト６６」の舗
装道路マーカーは不透明な合成樹脂ボディーを有し、そ
の−面にはプラスチック反射体が配置されていて、その
内面に形成されているキューブコーナーパターンによっ
て逆反射性となされている。このプラスチック反射体の
内面から隔壁（ｓｅｐｔａ　）　　（フラナガンの特許
では「周囲壁」と称している）が突出されている。これ
らの隔壁は、タイヤが衝突したときにキューブコーナー
エレメントの頂点部が舗装道路マーカーの不透明樹脂ボ
ディーに接触するのを防止するような、サポートを形成
している。これらの隔壁は、反射体の下側に気密状態に
シールされた複数のセルを形成している。フラナガンの
特許には、「１つもしくはそれ以上の数の反射体エレメ
ントが破損した場合には、その反射エレメントを収容し
ている特定の空気セルだけが気密シール性を失い、且つ
、これにより最終的に光学的に無効化される。Ｊ　（第
８欄、第２５〜２９行）、と記載されている。フラナガ
ンは又、周囲壁は支持面、即ち反射体、の一部として一
体形成されるか、或いは、別体として成形されることが
できる、と述べている。

「ステイムツナイト６６」舗装道路マーカーの反射体は
車道に対して４５°の角度で延在される。

ヒーナンの米国特許第第３．３３２．３２７号で好まし
いとされる３０°の角度と比較すると、この傾斜角度は
タイヤによる衝撃を軽減し、−層良好な逆反射輝度を与
えるのである。［ステイムツナイト６６」舗装道路マー
カーに於いては、反射体の全厚さは約３．２ｍｍ（０，
１２５ｉｎ）であり、１１２当り１６個の独立したキュ
ーブコーナーエレメントが形成されている。

米国特許筒４．７２６，７０６も（アラタ−（Ａｔｔａ
ｒ））も、キューブコーナーを付形され、隔壁即ち荷重
担持壁の形成されたプラスチック製の反射体を有する隆
起された舗装道路マーカーを示している。これらの隔壁
が形成されているために、フラナガン及びアラターの特
許に記載の反射体はアルミニウムその他の光反射材料を
コーティングされておらず、又、このようなコーティン
グに必然的に伴われる逆反射性のロスを回避しているの
である。隔壁の価値に係わるこれ以上の説明に関しては
、米国特許筒３，９２４．９２９号（ホルメン）を参照
されたい。

上述した舗装道路マーカーのキューブコーナーを付形さ
れたプラスチック製反射体の各々は個別のモールド成形
部材として作られ、商業的に有効な生産量にてモールド
成形されて作られる場合には完全な状態から光学的にか
なり隔たってしまうのは避けられない。米国特許筒４，
４２８，３２０号（オプルトその他）の隆起された舗装
道路マーカーの反射体は、反射体を構成するシートから
切断して形成することができる。このようなシートに係
わるオプルトの説明の全ては、「リフレックサイト」な
るトレードマークの下に市販されている［リフレックサ
イト・コーポレーションにより製造されている形式のポ
リカーボネート反射テープ」が好ましいとしている（第
２欄、第５７〜６１行）。この「リフレックサイト」テ
ープは、熱可塑性樹脂をスタンプ加工、鋳造、又は溝付
きマスタープレート表面上に押出加工することによって
キューブコーナー複製を形成することで作られるものと
理解される。オプルトの特許は、テープが反射体とされ
ることによって図示されたようにマーカーボディーから
突き出ることなく破り付けることができることを述べて
いる。オプルトの特許では述べられていないが、「リフ
レツクサイト」テープは実質的に直角に光が入射する場
合を除いて反射性は悪い。又、この理由のために図示さ
れたマーカーの反射テープは幾分ながら車道に対してほ
ぼ垂直に延在される。このことはタイヤの衝撃を軽減す
るのである。

「リフレツクナイト」テープとは異なって、多数の視野
平面に沿って良好な逆反射性を有するキューブコーナー
を付形された反射体、即ちシートは、米国特許用４，５
８８．２５８号（フープマン）に記載されている。又、
ヒーナンの特許用３゜３３２．３２７号に於けるように
車道に対して浅い角度で取り付けられたときに、接近す
る乗物に対して良好な逆反射性を与えるのである。

「ステイムツナイト６６」の舗装道路マーカーの反射体
に比較して、フープマンの特許の反射体に於けるキュー
ブコーナーは格段に小さく、従ってシートを更に薄くす
ることが可能となる。フープマンの特許の例３に於いて
は、反射体は０．７５ｍ　（０，０３０ｉｎ）のアクリ
ルフィルムで形成されており、１１２当り１０７５個の
キューブコーナーエレメントを有している。

発明の概要 本発明は、現在市販されている隆起された舗装道路マー
カーに比較して逆反射性に優れ且つ寿命の長い隆起され
た逆反射性の舗装道路マーカーを提供する。フラナガン
の特許と同じように、この新規な備装道路マーカーは実
質的に剛性で不透明な合成樹脂ボディーを有することが
できる。このボディーは、その前面又は複数面に隔壁を
有するように射出モールド成形される。この隔壁に対し
て、複数の気密シールされたセルを反射体の下側に形成
するように、キューブコーナーを付形されたプラスチッ
ク製の反射体が結合される。この舗装道路マーカーの深
さは、舗装道路マーカーが路面に接着され且つ車両によ
る衝撃を受けたときに、隔壁間の反射体のキューブコー
ナーがボディーに接触しないことを保証するのに十分な
寸法とされる。又、フラナガンの特許と同様に、この新
規な舗装道路マーカーはアルミニウムその他の光反射材
料によるコーティングを施されないことが好ましいので
ある。この新規な舗装道路マーカーは、次の点でフラナ
ガンの特許のそれと相違している。

即ち、 隔壁がマーカーボディーから必然的に突出する隔壁がプ
ラスチック反射体から突出されないこと、プラスチック
反射体の露出面積が車道の路面から１５°〜４５°の角
度をなすこと（ヒーナンの米国特許用３，３３２，３２
７号に於ける場合と同様である）、 反射体の全厚さが２麿よりも小さなこと、そして、 反射体の好ましい実施例はフラナガンの特許に記載され
ているよりも１ｃ１１２当りのキューブコーナーエレメ
ントの数が多いこと、 の点で相違しているのである。

このようにプラスチック製の反射体が薄いにも拘わらず
、この新規な舗装道路マーカーは著しく耐久性に富んで
いる。このように薄い反射体が、「ステイムツナイト６
６」の舗装道路マーカーに比較した一合にステイムツナ
イト６６の反射体の方がより一層厚いにも拘わらずに実
質的に長い有効寿命を有していることは！！異である。

以下に報告されるテストによれば、この新規な着装道路
マーカーの原形式のものは重量車両に対する著しく良好
な抵抗力を示したのである。

填下に示す例１のキューブコーナーを付形された薄い反
射体の逆反射性は非常に強いので、その反射体を取り付
けた新規の舗装道路マーカーは、例え隔壁（反射体の周
辺に沿って延在する隔壁を含む）が反射体の面積の７０
％をカバーする程に拡げられたとしても、典型的な高速
自動車道の規格を満たすことができる。良好な耐久性を
与えるために、隔壁によるカバーは反射体の面積の少な
くとも１０％、好ましくは約２５％とされるべきである
。

この新規な舗装道路マーカーのためのキューブコーナー
の付形されたプラスチック類の反射体はフープマンの特
許の例２に記載されているように作られることができる
。その反射体及び以下に示す例１に於ける反射体は非常
に薄く作られることができるために、高い生産率にて生
産でき、且つ、マスターモールド型に忠実に複製される
のである。

この反射体は全体の厚さを約０．５Ｍ程に薄く作ること
ができる。しかし耐久性を良くするためには、全体の厚
さは１．０〜１．５Ｍとされるのが好ましい。反射体の
全体の厚さとは、露出表面とそのキューブコーナーエレ
メントの頂点部との間の距離を意味している。

この新規な舗装道路マーカーに使用するためのキューブ
コーナーを付形されたプラスチック類の反射体を接続す
るマスターモールド型は、米国特許用３，７１２．７０
６号に記載されているようなＶ形ダイヤモンド工具を使
用してフラットな金属面に互いに交差する平行な溝を切
削することによって作ることができる。例えば、該特許
の第３欄の第３５〜５４行、第４欄の第５７行〜第５Ｗ
Ａの第２４行、第１７欄の第２５行〜第２２ｆｌの第４
７行を参照されたい。これらの全ては参照することでこ
こに組み入れられる。マスターモールド型の複製ダイは
、モールド型の複製に関する電鋳又はその他の長く知ら
れた技術を使用してネガティブモールド型から作ること
ができる。次に透明なプラスチックフィルム又はシート
が複製ダイに対して押圧され、そのフィルム又はシート
にマスターモールド型のパターンが形成される、即ちエ
ンボス形成されるのである。この他の方法としては、液
体のフィルム形成材料がモールド型上に鋳造される。プ
ラスチックフィルム又はシートに形成される刻印の深さ
を！１１　ＩＩすることによって、モールド型の刻印を
受は止めていないフィルム又はシートが完成された逆反
射材料のための透明なカバーシートとして作用するよう
になされる。

本発明のキューブコーナーの付形されたプラスチック類
の反射体が、かなり広い角度範囲にわたって高い逆反射
性を有するものとして高い生産率で生産されるようにな
すために、個々のキューブコーナーエレメントは小さく
されねばならない。

即ち、１１２当り少なくとも５００個のキューブコーナ
ーが配置され、より好ましくは少なくとも１０００個の
キューブコーナーが配置されねばならないのである。

この新規な舗装道路マーカーのキューブコーナーを付形
されたプラスチック類の反射体は、少なくとも１６　Ｊ
／ａｍ　（３０ｆｔ−１ｂｓ　／ｉｎ）　＋７＞衝撃抵
抗（ＡＳＴＭ　　０３０２９＞を有し、且つ、少なくと
も１４００　ＭＰａ（２００，０００ｐｓｉ　）の曲げ
弾性率（ＡＳＴＭ　　０７９０）を有する熱可塑性樹脂
で作られるのが好ましい。上述した値はポリカーボネー
ト及び衝撃性を改善されたアクリル樹脂によって与えら
れることができる。

ヒーナンの米国特許用４．２２７．７７２号の舗装道路
マーカーのように、新規な舗装道路マーカーの底面はハ
ニカム凹部を有し、これらの凹部が底面を通して開口さ
れているのが好ましい。この新規なマーカーのテスト用
原形式ハニカムはヒーナンの米国特許用４．２２７．７
７２号の舗装道路マーカーに較べて、複数の垂直な隔室
を有していて、これらの隔室が舗装道路マーカーの全幅
を延在しているとともに互いに交差してハニカムセルを
形成しており、これらのセルがマーカーの幅の半分より
短い範囲にわたって延在するとともに車両の走行方向に
段違いとされ、これによりクラックが発生して伝播する
傾向を低減しているという点で、相違しているのである
。

本発明は概略的な図面を参照することで更に容易に理解
されるであろう。

実施例の詳細な説明 第１図〜第４図の隆起された舗装道路マーカー１０は剛
性的な合成樹脂製のボディー１２を含み、該ボディー１
２のの前面には隔壁１４が突出して複数のセル１６を形
成している。第４図に於いて、キューブコーナーを付形
された逆反射性の反射体１８は隔壁に対して超音波結合
され、セル１６を気密状態にシールしている。この樹脂
ボディーは傾斜された側面２０と、丸められた頂面２２
とを有している。丸められた頂面ば昼間の良好な視認性
を与えるために色付けすることができる。

樹脂ボディー１２は複数の垂直な隔室２４を有して構成
されており、これらの隔室２４はボディーの全幅にわた
って延在しているとともに、ウェブ２５によって相互に
連結されてハニカム凹部を形成するようになっている。

これらの凹部は第３図に見られるようにボディーの底面
２６を通して開口されている。ウェブ２５を段違いに配
置したことによって、亀裂伝播の力をそらせる傾向を示
しており、舗装道路マーカーはこのような力を車両の走
行方向に受けるのである。

第５図は、車両の走行方向に放射された光に関してのカ
ンデラ／ルクスでの光度係数に対する視角（度）の関係
に於いて、２つの舗装道路マーカーを示している。視角
は、照明光源と反射体上の一点との間に引いた直線と、
受光器と反射体上のえなし点との間に引いた直線とのな
す角度である。

曲１ｉ１３０は以下に述べる本発明の例１の舗装道路マ
ーカーに関する逆反射値を示している。曲線３２は前述
した「ステイムツナイト８８」舗装道路マーカーに関す
る逆反射値を示している。これらの曲１３０及び３２を
比較すれば、例１の舗装道路マーカーの逆反射性の方が
「ステイムツナイト８８」舗装道路マーカーよりも少な
くとも４倍であることが示される。

上述した「ステイムツナイト６６」舗装道路マーカー（
反射体が隔壁によって支持されている）は、その反射体
が車道に対して４５°の角度で延在されているという事
実にも拘わらずに、曲線３２よりも実質的に劣る逆反射
値を有している。

例　　１ マスターモールド型は、約９０°の内角を有する平行な
第１のセットの溝を切削することで作られた。８溝は角
度的に対称形であった（９！直面に対して溝の各側に４
５″の角度をなしている）。

第２のセットの溝が第１のセットの溝に対して９０°の
角度をなして交差するように切削された。

この第２のセットの溝は、一方の側面が垂直側面とされ
、地方の側面が垂直面に対して３０″の角度をなしてい
た。これらの第１及び第２のセットの溝に於ける底部間
のｒＲＩＩＩは、第１及び第２のセットの溝に関してそ
れぞれ０．３６ａｍ＋及び０．２３ｍであった。

マスターモールド型はＮ製されてスタンプ型が形成され
、そしてポリカーボネート樹ｌ１ｌ（ジェネラル・エレ
クトリック社から入手可能な［レフサンＪ１２１Ｒ（商
品名）で、厚さは１．０ｍ＋（０，０４０ｉｎ））のシ
ートがこのスタンプ型と磨き上げられたスチールプレー
トとの間に配置された。これらはプラテンプレス機に配
置され、１０秒間にわたって１９０℃に保持され、プレ
ス圧が１５ＭＰａ　　（２２００１ｂｓ／１ｎ２）　ｋ
：迄高メラレ、２０秒間にわたって保持された。加圧状
態の下で７０℃より低い温度に迄冷Ｗされた後、完成さ
れたキューブコーナーの付形された逆反射の反射体がス
タンプ型から引き剥がされた。このキューブコーナーを
付形された反射体は２２１２の面積を有していた。この
反射体は、１α２当り１２０４個のキューブコーナーエ
レメントを有し、全体の厚さは１．５ｍであった。

図示したような舗装道路マーカーのボディーが、キュー
ブコーナーを付形された反射体に使用したのと同じポリ
カーボネート樹脂から射出モールド成形された。相違点
は、高輝性の黄色となるように顔料を多量に充填された
ことである。隔壁の８各は約１．０麿の幅と、約１．２
５ａ１ｍの高さとを有していた。このキューブコーナー
を付形された反射体は、全周部分を含めて隔壁の全てに
対して超音波結合され、隔壁間のセルの各々が個別に気
密状態にシールされるようになされた。

比較テスト 例１の１２４個の舗装道路マーカーが大型トラックを含
めて交通量の多い場所の舗装道路に接着された。約半数
の舗装道路マーカーはコンクリート面に、又、残る半数
の舗装道路マーカーはアスファルト面に接着された。約
半数の舗装道路マーカーはそれぞれの路面に対して歴青
質 ４゜ （ｂｉｔｕｍｉｎｏｕｓ）のホットメルトな接着剤を使
用して接着され、又残る半数の舗装道路マーカーはそれ
ぞれの路面に対して室温硬化型のエポキシ樹脂を使用し
て接着された。何れの接着剤も舗装道路マーカーを舗装
道路に接着するために広く一般に使用されている。６９
日経過後、３個の舗装道路マーカーを除いて残る全ての
舗装道路マーカーは損傷を受けていなかった。ｍｓされ
た３個の舗装道路マーカーの反射体は部分的に破損して
いたが、これらの３個の舗装道路マーカーの何れも典型
的な高速道の規格に合致するに十分な逆反射性を依然と
して有していた。

３６３個の［ステイムツナイト６６」の舗装道路マーカ
ーが、例１の原形式の舗装道路マーカーが行われたテス
トと比較のために、交通量の多い場所のコンクリート又
はアスファルトの舗装道路に接着された。６４日経過後
、１３８個（３８％）の「ステイムツナイト６６」の舗
装道路マーカーが成る程度の反射体破損を受けていた。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の好ましい隆起された舗装道路マーカ
ーのボディーの斜視図。 第２図は、第１図の舗装道路マーカーボディーの前面を
見た立面図。 第３図は、第１図の舗装道路マーカーボディーの底面を
示す平面図。 第４図は、キューブコーナーを釘形された反射体が所定
位置に配置された状態での第２図のｎ４−４に沿う破断
断面図。 第５図は、「ステイムツナイト８８」に比較した本発明
の原形式の舗装道路マーカーの逆反射性を示すグラフ。 １０・・・舗装道路マーカー　１２・・・ボディー１４
・・・隔壁、１６・・・セル、１８・・・反射体、２０
・・・側面、２２・・・頂面、２４・・・隔室、２５・
・・ウェブ、２６・・・底面。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）底面と、少なくとも１つの傾斜面と、前記傾斜面
   から突出する隔壁と、下側に複数のセルを形成するよう
   に前記隔壁に結合され、立方体の角隅部即ちキューブコ
   ーナーを付形されたプラスチック製の反射体と、を含ん
   で構成され、車道に接着され且つ車両による衝撃を受け
   たときに、隔壁間の立方体の角部がボディーに接触しな
   いような十分な深さ寸法を与えられている舗装道路マー
   カーであって、 反射体の露出された面が車道路面に対して １５゜〜４５゜の範囲の角度をなすようにされており、 反射体の全体厚さが２ｍｍより小さい、 ことを特徴とする隆起された舗装道路マーカー。
2. （２）反射体が１ｃｍ＾２当り少なくとも５００個のキ
   ユーブコーナーエレメントを有している特許請求の範囲
   第１項に記載の隆起された舗装道路マーカー。
3. （３）反射体が、少なくとも１６Ｊ／ｃｍの衝撃抵抗を
   有し且つ少なくとも１４００ＭＰａの弾性率を有する熱
   可塑性の樹脂で作られた特許請求の範囲第１項に記載の
   隆起された舗装道路マーカー。
4. （４）隔壁が反射体の表面積の１０〜７０％と接触する
   特許請求の範囲第１項に記載の隆起された舗装道路マー
   カー。
5. （５）ボディーが複数の垂直な隔室を含み、これらの隔
   室が舗装道路マーカーの全幅にわたつて延在されている
   とともに、ウェブによつて互いに連結されてハニカム凹
   部を形成するようになされていて、これらの凹部が底面
   を通して開口されている特許請求の範囲第１項に記載の
   隆起された舗装道路マーカー。
6. （６）前記ウェブが車両の走行方向に段違いに配列され
   ている特許請求の範囲第５項に記載の隆起された舗装道
   路マーカー。