JPH10504076A - 2種のレフレクターを有する再帰反射性物品 - Google Patents

2種のレフレクターを有する再帰反射性物品

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JPH10504076A JP7530305A JP53030595A JPH10504076A JP H10504076 A JPH10504076 A JP H10504076A JP 7530305 A JP7530305 A JP 7530305A JP 53030595 A JP53030595 A JP 53030595A JP H10504076 A JPH10504076 A JP H10504076A
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Abstract

(57)【要約】 再帰反射性物品は、透明な微小球(21)、及びバインダー層に分散した正反射顔料(21)及び拡散反射顔料(29)を含む。両方のタイプの顔料を用いることにより、1種のみもしくは他の顔料のみを用いた場合よりも広範囲の入射角度において再帰反射性が向上した。

Description

【発明の詳細な説明】 2種のレフレクターを有する再帰反射性物品発明の分野 本発明は、再帰反射性物品及びその製造方法に関する。詳細には、本発明は、 広範囲の入射角度において高レベルの反射能を与える、正反射顔料及び拡散反射 顔料の両者を有する再帰反射性物品に関する。詳細には、本発明は、型抜舗道マ ークのような再帰反射性物品に関する。背景 道路のセンターライン及び側線のような舗道マークは、自動車の運転手に視覚 による指標を与えるために重要である。運転手が遠方から並びに近くから舗道マ ークを見ることができることが重要である。 現在、舗道マークは通常、レフレクターとして二酸化チタン(TiO2)又はク ロム酸鉛(PbCrO4)の粒子のような拡散反射性顔料粒子を含むバインダー層 に一部埋封された透明な微小球を含む光学系を用いている。この微小球は、拡散 反射顔料を含む液体コーティング上に落下されている。使用の際、自動車のヘッ ドランプからの光はこの微小球に入射し、拡散反射顔料上で反射される。光の一 部は、自動車の方向に当初の入射路に沿って戻り、運転手は視覚で認識すること ができる(図1を参照されたい)。 効率を向上させるためのミラータイプ(正反射)レフレクター、例えばアルミ ニウムもしくは銀の層、の使用は、レフレクターがコートされた微小球及び光源 の配向が可能である場合、すなわち入射 光がほぼ垂直に微小球にあたった場合においてのみ実用的であることが理解され ている(図2を参照されたい)。シート形態の再帰反射性材料のほとんどにおい て、正反射材料は金属であり、すなわち米国特許第 3,005,382号(Weber)もしく は米国特許第 3,190,178号(McKenzie)に教示されているように微小球の後ろ側に 配置された正反射アルミニウムの真空蒸着された層であり、又は米国特許第 2,4 07,680号(Palmquistら)に教示されているようにスペーサー層により微小球から 離れている。これとは別に、米国特許第 2,567,233号(Palmquistら)に開示され ているように、正反射金属フレークをバインダーに混入してもよい。 米国特許第 3,418,896号(Rldeout)は、着色されたプラスチックロッドに付着 され、次いでセグメントに細断されたガラス球からなる再帰反射素子の使用を教 示している。このセグメントはペイント上に落下され、舗道マークを形成する。 このセグメントが落下されかつこのセグメントが埋封されるペイントは、例えば 二酸化チタンで着色されていてもよい。 現在用いられている舗道マークは、限られた範囲の距離及び入射角度において のみ有効に作用する。例えば、拡散顔料を用いる平坦な舗道マークはほぼ80メー トルもしくはそれ以下の距離において最も容易に見ることができる。それ以上の 距離においては、入射光の比較的大きな入射角度のため、光学的効率は低下する 。正反射顔料を用いる垂直部材を有する型抜舗道マークは長い距離においてより 有効であり、垂直サイン(vertical sign)と同様に機能する。 本発明は、レフレクターの配向にかかわらず、広範囲の距離及び入射角度にお いて有効な再帰反射性物品を提供する(図3を参照されたい)。発明の概要 要約すると、本発明は、バインダー層の外表面に一部埋封されかつこの外表面 から突き出した、整列された微小球を含み、このバインダー層が第一の層と第二 の層を含む再帰反射性物品を提供する。この第二の層は第一の層の下にある。第 一の層は拡散反射顔料の粒子を含み、第二の層は正反射顔料の粒子を含み、微小 球は前記バインダー層に埋封されており、前記第一の層を通過し、一部は第二の 層に埋封されている。 本発明は、道路図形に一般的な入射角度において大きく向上された再帰反射性 を有しかつセラミックスビーズを用いない対応する構造体よりも大きな耐久性を 有する。 このバインダー層の2つの層は、再帰反射素子の配向にかかわらず、広範囲の 距離及び入射角度において高レベルの再帰反射性を与える。これは、2つの層が 正反射層と拡散反射層を含むためである。正反射層はほぼ垂直に入射した光を反 射するに適しており、一方拡散層は、微小球と接触しているバインダー材料によ り形成された面に対し垂線から65〜90°の大きな入射角度において光を反射する に適している。本発明は、実質的に垂直な部材が存在する、形抜きされた舗道マ ークにおいて高い効率を与える。平坦な舗道マークにおいては、入射角度はすべ て高く、荒い道路表面は平坦な舗道マークテープにさえも十分な垂直(verticali ty)の素子を与える。 本発明の物品は、垂直部材(vertical component)を有するあらゆる態様におい て有効性が見出されるであろう。好ましい態様は型抜舗道マークであるが、本発 明は入射光の入射角度が比較的高い及び比較的低い場合、すなわち自動車マーク (vehicle marking)において有効性を有する。例えば、本発明の平坦なシート( 図4を参照されたい)を2次元もしくは3次元構造体に塗布しもしくはこのまわ りを包んで、垂直部材を達成してもよい。この他に、本発明の再帰反射素子の細 断されたセグメントを平坦なシート上に乗せ、垂直部材を形成してもよい。図面の簡単な説明 本発明を図面を参照してさらに説明する。 図1は、従来の拡散反射性再帰反射素子の略図である。 図2は、従来の正反射性再帰反射素子の略図である。 図3は、拡散反射顔料及び正反射顔料の両者を含む、本発明の再帰反射素子の 略図である。 図4は、水平な形状の本発明の再帰反射性物品の断面図である。 図5は、型抜舗道マークの埋封された突出物のような構造表面上の本発明の配 置による垂直部材を示す、本発明の再帰反射性物品の詳細断面図である。 図6は、舗道マークの型抜突出物による垂直部材を示す、本発明の舗道マーク の断面図である。 図7は、拡散反射レフレクター、正反射レフレクター、及びデュアルレフレク ターについての反射性のグラフである(各々7A、7B、及び7C)。 図7を除き、これらの図は単に本発明を示すものであり、限定するものではな い。実施態様の詳細な説明 上記のように、本発明は、バインダー層の外表面に一部埋封されかつこの外表 面から突き出した、整列された微小球を含み、このバインダー層が第一の層と第 二の層を含み、この第二の層が第一の層の下にあり、第一の層が拡散反射顔料を 含み、第二の層が正反射顔 料を含み、前記微小球が前記バインダー層に埋封されており、前記第一の層を通 過し、一部は第二の層に埋封されている、再帰反射性物品を提供する。 このバインダー層の第二の層は第一の層の下にあり、正反射顔料を含んでいる 。この第一の層は拡散反射層を含んでいる。バインダー層の第一の層の厚さは、 通常第二の層の厚さよりも厚い。このバインダー層の2つの層は適当な方法で、 すなわち溶媒から又は100パーセント固体混合物からコートしてよい。バインダ ー層は所望によりあらゆるタイプのフィルム上にコートしてもよい。このフィル ムは物品の永久的な一部となってもよく、又はバインダーコーティングを剥がし 、他の構造体上に設けてもよい。この他に、バインダー層は、その後微小球が埋 封されるすでに形成された物品の一体部であってもよく、又はバインダー層は、 バインダー層が硬化される前に微小球が埋封されるロッドもしくはコアにコート してもよい。本発明の再帰反射性物品は両方のタイプの反射顔料を含んでいるた め、一方のみもしくは他の顔料のみを用いた場合よりも大きな範囲の入射角度に おいて反射性は高い。(図7A、7B、及び7Cを参照されたい。ここで7Aは 拡散反射レフレクターであり、7Bは正反射レフレクターであり、そして7Cは 本発明のデュアル層レフレクターである) 本発明は拡散反射顔料と正反射顔料の両方を用いているため、従来の構造体と 比較して、その使用時に遭遇する入射角度範囲において著しく改良された反射性 を有する。本発明はガラスもしくはセラミック微小球のいずれを用いてもよいが 、セラミック微小球の使用により耐久性は高くなる。セラミック微小球はガラス 微小球よりも好ましい。セラミック微小球により達成される利点は当業者には周 知である。 拡散顔料は、通常その粒度が比較的均一である微細な粒子である。拡散顔料に おいて、レフレクターは多くの異なる方向に配向される傾向にあり、この拡散顔 料粒子にあたる光は、入射光路に沿って戻る角度を含む多くの角度で反射する。 好ましい拡散顔料の例は二酸化チタンである。 図1は、拡散反射顔料を有する従来の再帰反射素子1の略図である。この図に おいて2は入射光であり、3は種々の角度で反射した光であり、4は光源の方向 に反射した光であり、5は微小球であり、6は拡散反射顔料の粒子を含む微小球 バインダーであり、そして7は拡散反射顔料の粒子である。光2が微小球5に入 ると、この光は屈折する。この屈折した光が拡散反射顔料粒子7を含むバインダ ー6にあたると、光は種々の角度3で反射される。一部の光のみが入射した光路 に沿って反射し(光4)、光源に向かって再帰反射する。 正反射顔料は通常薄くかつプレート状である。正反射顔料において、レフレク ターは平行に配向される傾向にあり、正反射顔料粒子にあたる光は、それが入射 した角度と同じであるが垂直面から鏡像の反対の角度で反射される。好ましい正 反射顔料の例はアルミニウム箔である。この箔の特性を示すであろう他の正反射 顔料も用いてよく、マイカ、真珠光沢及び真珠箔顔料を含む。箔状顔料フレーク は、それがコートされた表面もしくはウェブに対し平行に配列される傾向にある 大きくかつ薄いフレークである。微小球をコーティング媒体上に落下させかつ押 し込むと、微小球の底において材料は最も圧縮され、それにより顔料フレークを 押し込む。これにより、顔料フレークは微小球の埋封された部分の回りにコーテ ィングのように整列する傾向にある。このフレークが整列して微小球をコートす る傾向は、正反射効率を向上させる。 図2は、正反射顔料を有する従来の再帰反射素子11の略図である。 この図において、12は入射光であり、13は反射した光であり、14は微小球であり 、15は正反射顔料の粒子を含む微小球バインダーであり、そして16は正反射顔料 の粒子である。入射光12が微小球14に入ると、この光は屈折する。この屈折した 光は正反射顔料粒子16を含むバインダー15にあたり、その入射した角度の垂直か らの鏡像の角度で光13が反射する。これは拡散反射よりも有効であるが、光が垂 直から0〜約65°の角度で表面にあたるようにレンズと光源が配列されている場 合においてのみ実用できる。 図3は、本発明の再帰反射素子の略図であり、この再帰反射素子21は拡散反射 顔料及び正反射顔料の両方を含み、この図において22は高い入射角度の入射光で あり、23は種々の角度で反射した光であり、24は光源の方向に反射した光であり 、25は低い入射角度で入射した光であり、26は光源の方向に反射した光であり、 27は微小球であり、28は拡散反射顔料の粒子を含む微小球バインダーの層であり 、29は拡散反射顔料の粒子であり、30は正反射顔料の粒子を含む微小球バインダ ーの層であり、そして31は正反射顔料の粒子である。光22は高い入射角度、例え ば85°以上で微小球に入射し、次いでこの光は屈折して拡散反射顔料粒子29を含 むバインダー28にあたり、そしてこの光は種々の角度23で反射する。一部の光の みが入射した光路に沿って反射し(光24)、光源に向かって再帰反射される。入 射光25は垂直に近い角度で微小球27に入射する。次いでこの光は屈折する。屈折 した光は正反射顔料粒子31を含むバインダー30にあたり、光26はその入射した角 度の垂直からの鏡像の角度で反射する。型抜舗道マーク又は断面を有する表面に 設けられた平坦な舗道マークテープにおけるように、存在する垂直の素子により 入射光は、微小球と接しているバインダー層の面に対し垂直に近い角度で微小球 にあたり、正反射層により反射される(図5を参照されたい。ここで51 は本発明の態様であり、53は拡散反射顔料を含むバインダー層であり、54は正反 射顔料を含むバインダー層であり、そして55は垂直の素子を含む表面である)。 入射光は大きな入射角度で垂直部材上の他の微小球にあたり、この光はこれら他 の微小球の後ろの拡散反射層により再帰反射され、こうしてこの材料は広範囲の 入射角度において有効となるであろう。 この微小球は光を屈折する材料であればよい。本発明においてはセラミックス 微小球を使用することが好ましい。このセラミックス微小球はガラス微小球より も耐久性がはるかに高く、従って実際の使用に有用である。米国特許第 4,564,5 56号(Lange)は、セラミックス微小球の製造を教示している。この微小球は好ま しくは1.5 より高い屈折率を有する。より好ましくは、この屈折率は1.7 より大 きく、最も好ましくは約1.93であるが、これよりも高い屈折率を有する微小球を 用いてもよい。微小球の最適な屈折率は系における他の要因、例えば顔料の種類 及びその量によってきまるであろう。微小球が、バインダー材料と接しているビ ーズの一部に入射するように光が屈折し、再帰反射が起こるほど十分高い屈折率 を有することが重要である。また、湿潤及び乾燥条件において効率を最適にする ために、1.93の屈折率を有する微小球とそれよりも高い屈折率、例えば2.65を有 する微小球の混合物を用いることも可能である。これは、微小球の相対屈折率が 湿潤条件において低下し、乾燥条件では1.9 の屈折率の微小球が最も有効であり 、一方それよりも高い屈折率の微小球は湿潤条件において有効であるからである 。 本発明の再帰反射性物品は以下のようにして製造される。正反射層は、光透過 性媒体中の箔アルミニウム顔料、真珠箔顔料、マイカ等のような正反射顔料を含 む溶液をある種のキャリヤーもしくはフィルム上にコーティングすることにより 製造される。このフィルム は最終的にはバインダーに結合され、再帰反射性物品の永久的な一部となっても よい。この他に、構造体表面、例えば型抜舗道マークもしくは縁石に直接反射層 をコートしてもよい。顔料は、例えばミキサーにより適当な媒体に分散され、一 体性を保つためにフレークが高剪断に晒されないよう注意する。再帰反射物品に 入射した光が吸収されず再帰反射されるように、正反射顔料は光透過性コーティ ング媒体中に存在することが重要である。この媒体の他の重要な特性は、その用 途における耐久性、顔料粒子を懸濁させておく能力、コーティング能、適当な湿 潤接着性である。コーティングを容易にするため、この媒体は好ましくはコーテ ィング温度において10,000センチポアズ未満の粘度を有する液体である。ビニル 、アクリル、エポキシ、及びウレタンが好適な媒体の例であるが、これらの特性 を有する他の材料も用いてよい。米国特許第 4,988,555号(Hedblom)に記載され ているように、ウレタンが好ましい媒体である。TiO2のような拡散反射顔料 を含む第一の層は第二の層上にキャストされる。この拡散反射顔料もウレタンの ような光透過性媒体中に分散される。拡散反射顔料用の媒体も正反射顔料媒体に 対し重要であるある特性を有することが重要であり、すなわち媒体は光透過性で あり、耐久性であり、コート可能であり、適当な湿潤及び微小球接着性を有し、 かつ顔料粒子を懸濁液中に保つ。 2層のバーンダー層のコーティングもしくは塗布は、どのような方法で行って もよく、例えばノッチ付きバーコーティング、マイヤー(Myer)バーコーティング 、スクイーズロールコーティング、押し出し、又は他の手段を含む。 2層コーティングが液体である間に微小球を混入させる。この微小球は適当な 方法により、例えばホッパー又は流動床から混入される。この系は通常加えられ る微小球の数を調節する手段を備えてい る。バインダーを溶媒からコートする場合、微小球の埋封の深さを調節するため に、微小球を入れる前に溶媒の一部は蒸発される。これとは別に、微小球を入れ た後に過剰の溶媒を蒸発させてもよい。微小球の埋封の深さは、微小球の表面エ ネルギーとコーティングの表面張力の間の関係の組合せにより調節される。微小 球の表面エネルギーが液体コーティングの表面張力に関して適当に選択されたな らば、微小球は浮遊し、コーティングには完全には沈降しない。微小球の表面エ ネルギーは種々の表面処理、例えば界面活性剤の使用によって変化される。例え ば、加熱、溶媒顔料、増粘剤の添加、組成の組合せ、又は充填剤の添加によって コーティングの粘度を調節してもよい。 微小球の表面エネルギー及びコーティングの流動性を調節することにより、バ インダー材料が微小球の回りを囲む挙動が調節される。キャピレーション(capil lation)とは、微小球の回りのバインダー材料の引上作用を示す用語である。バ インダー材料は微小球の周囲にソケット状の構造を形成して適所に保持するため 、このキャピレーションは重要である。バインダー材料が冷却、溶媒もしくは他 の揮発物の除去、又は架橋もしくは重合のような化学反応により硬化すると、微 小球は所定の位置に保持される。 キャピレーションは、より多くの微小球をコーティングと接触させ、拡散反射 光学素子の使用をより有効にすることにより、微小球の埋封を達成する有効な手 段である点で光学効率においても重要である。キャピレーションによらなくても 、微小球の間の真っ直ぐにバインダー層を設けることにより同じ硬化が得られる が、これはより多くのバインダー材料を必要とする。重要な点は、バインダー層 と微小球の接触角度が90°以上でないことである。それは微小球がバインダー層 と接触しにくくなり、光学効率が低下するからである。 過剰なキャピレーションが起こらないように注意すべきである。それは、微小球 が台座上に乗り、バインダー材料から離れやすくなるからである。キャピレーシ ョンの量はバインダー層に選んだ媒体によってきまる。 いずれのキャピレーションによっても、微小球はその平均直径の約50〜55パー セントの深さでバインダーに埋封される。重要なパラメーターはこの埋封の深さ であり、この深さが微小球の沈降により又はキャピレーションにより得られたか どうかはそれほど重要ではない。微小球はバインダー材料の正反射層(第二の層 )に一部埋封される。この微小球が正反射層に深く沈められないことが重要であ る。それは拡散反射層と接触する微小球の部分が減少するからである。正光学素 子の効率を高めるためには正反射層へのわずかな沈降が望ましい。微小球が第二 の層へ沈降する程度は、正反射を利用する微小球の部分を決定する。この微小球 の部分は拡散反射には有効ではない。第二の層と接触している球の底の部分の周 囲の領域は通常、最大光学効率が約0.500 ラジアンの領域である。 図4は、種々の層を示す、本発明の再帰反射性物品の略図である。微小球42は バインダー層の拡散反射層43上に落下され、バインダー層の正反射層44に一部埋 封されている。この態様におけるバインダー層はフィルムもしくはキャリヤー45 上にコートされており、フィルムの反対側には接着剤46が塗布されている。垂直 部材を与えるために本発明のこの平坦なシートを構造体もしくは構造体表面に貼 ってもよい。この他に、この平坦なシートを荒い道路表面に直接貼ってもよい。 道路表面の高い部位及び窪みは必要な垂直部材を与えるに十分である。 本発明の再帰反射性物品は広範囲の入射角度、従って距離において輝度を示す 。再帰反射物品の垂直性(verticality)のため、所定 の距離における入射光は微小球の一部の拡散反射部材及び他の正反射部材を用い る。光源が近くにくると、他の微小球の正反射(垂直素子上において高い)が作 用するようになり、一方他の微小球は拡散反射層を利用する(図5を参照された い)。 従って、入射する光の角度は光が屈折する位置を決定し、どの顔料が用いられ るかを決定する。本発明の再帰反射素子は、1種のみの反射顔料を用いる再帰反 射素子よりも広範囲の入射角度において改良されたレベルの再帰反射を可能にす る(図7を参照されたい)。 実施例1のデュアルレフレクターの再帰反射値を、拡散レフレクターのみの値 及び正反射レフレクターのみの値と共に、表1に示す。 本発明の特に好ましい実施態様において、微小球は1.9 の屈折率を有するセラ ミックスであり、拡散反射顔料は二酸化チタンであり、正反射顔料は箔アルミニ ウムである。バインダー層コーティングが塗布される表面は型抜舗道マークであ る。 他の好ましい実施態様において、コーティングは平坦なテープに塗布され、次 いで2次元(2−d)もしくは3次元(3−d)物体、例えばバレルもしくはポ ストに貼られる。この他に、コーティングを2−dもしくは3−d物体に直接塗 布してもよい。 他の好ましい実施態様において、正反射顔料を含む溶液をフィラメントにコー トしてもよい。このフィラメントはどのような材料より製造してもよい。特に好 ましい実施態様において、このフィラメントはガラス繊維である。次いで、拡散 反射顔料を含む溶液を正反射層上にコートし、流動床のような適当な手段により 微小球を加える。次いでこのフィラメントを所望の長さのセグメントに細断して もよい。これとは別に、フィラメントを所望の長さのセグメントに細断した後に 微小球を加えてもよい。次いでこの素子をペイント、フィルム、もしくは他の適 当な基材に加え、再帰反射性物品を形成する。広い角度(angularity)の素子とは 再帰反射素子の配向が必要ないことを意味する。 他の好ましい実施態様において、熱可塑性樹脂のようなフィラメントは、この フィラメント内全体に正反射顔料をすでに含んでいてもよい。次いで拡散反射層 をこのフィラメントに塗布する。これとは別に、反射層をフィラメントと同時に 押し出してもよい。 本発明の他の好ましい実施態様において、適当な材料、例えばガラス繊維もし くは熱可塑性樹脂のペレットに正反射層をコートする。次いで正反射層上に拡散 反射層をコートする。これとは別に、このペレットがペレット全体に正反射顔料 を含んでいてもよい。コート されたペレットに微小球が貼られる。このコートされたペレットをペイント、フ ィルム、もしくは他の適当な基材に加え、再帰反射物品を形成してもよい。 本発明の再帰反射素子より製造された再帰反射性物品が、少なくとも少しは垂 直部材を有することが好ましい。それは、正反射顔料が用いられるようになるか らである。また、この垂直部材により、雨が溜まらずかつ再帰反射性を低下させ ず、再帰反射性物品から落下するからである(図6を参照されたい。ここで61 は本発明の態様であり、62は微小球であり、63は拡散反射顔料を含むバインダー 層であり、64は正反射顔料を含むバインダー層であり、そして65は垂直部材を有 する基材である)。 バインダーコーティング及び微小球が塗布されるフィルムには、反対側に接着 剤を塗布してもよい。得られるフィルムは構造体表面に接着され、再帰反射性物 品を形成する。実施例 本発明を以下の実施例によりさらに説明するが、この実施例は本発明を限定す るものではない。特に示さない限り、量はすべて重量部で表す。 特に示さない限り、以下の試験方法を用いた。ASTM D4061-81 水平コーティン グの再帰反射性(Retroreflectance of Horizontal Coatings)、ASTM E284外観の 用語(Terminology of Appearance)、ASTM E808再帰反射性の説明用のプラクティ ス(Practice for Describing Retroreflectance)、ASTM E809再帰反射材料の光 度特性の測定用のプラクティス(Practice for measuring Photometric Characte ristics of Retroreflectors)。 実施例1 5重量パーセントの箔アルミニウム顔料をウレタン樹脂に空気混合することに よりウレタン中の顔料の分散液を製造した。次いで得られた分散液を約125μm の湿潤コーティング厚さでアルミニウム箔上にコートした。この層が一部乾燥後 、アクリル樹脂中の約20重量パーセントのTiO2の第二の溶液をアルミニウム 顔料層上に、約125 μmの湿潤コーティング厚さでコートした。この2層バイン ダーコーティングが液体である間に、平均直径約 200μmの、1.9の屈折率を有 するガラス微小球をコーティング上に落下させた。この微小球は約80g/m2の密度 で添加した。バインダー層の粘度は熱を加え、バインダー層が完全に乾燥した際 に微小球の平均直径の約50〜55パーセントの深さまでこの微小球が埋封されるよ うに調節した。アルミニウム箔は最終物品の一部として残っていた。 実施例2 この実施例の物品は、用いたキャリヤーがシリコーン剥離ライナーであること を除き実施例1と同じである。このシリコーン剥離ライナーはバインダー材料が 硬化した際に廃棄され、従ってキャリヤーは最終物品の一部として残っていない 。 実施例3 事前にバインダー層をコートし、微小球を加えたアルミニウム箔の反対側に感 圧性接着剤を塗布した、第一の実施例の物品。 実施例4 片面にバインダーと微小球を有しかつ反対面に接着剤を有するフィルムを構造 体に接着し、舗道マークを形成した、第三の実施例の物品。 実施例5 この実施例において、直径約1000μmのプラスチックフィラメントに、5重量 パーセントの正反射アルミニウムフレークを含む溶液 をコートした。この層上に、20重量パーセントの拡散反射性二酸化チタンを含む 溶液をコートした。この2層バインダーコーティングが液体である間に、平均直 径約200 μmの、1.9 の屈折率を有するセラミックス微小球をコーティングに加 えた。次いでこのフィラメントを所望の長さのセグメントに細断した。このセグ メントをペイントに加え、反射性物品を形成した。 実施例6 正反射層に様々な深さまで微小球を埋封して製造した物品。 実施例7 同じビーズを用い、各々の顔料を単独で用い、及び両方の顔料を共に用いて製 造した物品。 本発明の種々の改良は、本発明の範囲及び精神から離れることなく当業者に明 らかであろう。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月9日 【補正内容】 請求の範囲(請求の範囲翻訳文第18頁〜第20頁) 請求の範囲 1.バインダー層の外表面に一部埋封されかつこの外表面から一部突き出した 微小球(27)の配列を含む再帰反射性物品であって、前記バインダー層が第一の層 (28)と第二の層(30)を含み、前記第二の層が前記第一の層の下にあり、前記第一 の層が拡散反射顔料の粒子(29)を含み、前記第二の層が正反射顔料の粒子(31)を 含み、前記微小球が前記第一の層を通過しかつ前記第二の層に一部埋封されるよ うに前記バインダー層に埋封されていることを特徴とする再帰反射性舗道マーク 物品。 2.a)前記微小球(27)が、正反射光学素子の使用を有効にするために約0.500 ラジアンの深さまでバインダー層の正反射層(30)に沈められていること、又は b)微小球の第一の部分がバインダー層の第一の層(28)と接触している微小球の 部分と規定されかつ約2.440〜3.400ラジアンであり、微小球の第二の部分がバイ ンダー層の第二の層(30)と接触している微小球の部分と規定されかつ約0.087 〜 1.05ラジアンであること、のうち少なくとも1つをさらに特徴とする、請求項1 記載の物品。 3.前記拡散反射顔料(29)が、二酸化チタン、クロム酸鉛、及び硫酸バリウム からなる群より選ばれることをさらに特徴とする、請求項1記載の物品。 4.前記正反射顔料(31)が、アルミニウム薄片、マイカ、真珠箔、及び真珠光 沢顔料からなる群より選ばれることをさらに特徴とする、請求項1記載の物品。 5.微小球が突き出している面と反対の側に接着剤層をさらに含むことを特徴 とする、請求項1記載の物品。 6.以下の工程 1)正反射顔料(31)を含む正反射層(30)を提供すること、この層は第一の面と第 二の面を有する、 2)正反射層の片面上に拡散反射顔料(29)を含む拡散反射層(28)を提供して液体 2層を形成すること、前記拡散反射層は第一の面と第二の面を有する、 3)前記液体2層上に微小球を付着させ、この微小球を拡散反射層を通して沈め かつ一部を正反射層に埋封すること を含むことを特徴とする、再帰反射性物品の製造方法。 7.4)2層及び微小球を加えた第一の面上に、第一の面と第二の面を有するフ ィルム(45)を提供すること、をさらに含む、請求項6記載の方法。 8.5)フィルムの第二の面に接着剤(46)を積層すること、をさらに含む、請求 項7記載の方法。 9.以下の工程 1)1つもしくは複数の細線もしくはフィラメント上に正反射顔料(31)を含む正 反射層(30)を塗布すること、この層は第一の面と第二の面を有する、 2)正反射層(30)上に拡散反射顔料(29)を含む拡散反射層(28)を塗布して液体2 層を形成すること、前記拡散反射層は第一の面と第二の面を有する、 3)前記液体2層上に微小球(27)を付着させ、この微小球を拡散反射層(28)を通 して沈めかつ一部を正反射層に埋封すること 4)前記液体2層を固化させること、 5)フィラメントを小さな区分に切断すること、及び 6)この小さな区分を基材に付着させること を含むことを特徴とする、再帰反射性物品の製造方法。 10.以下の工程 1)ペレット上に正反射顔料(31)を含む正反射層(30)を塗布すること、正反射層 を有するペレットを提供すること、この層は第一の面と第二の面を有する、 2)正反射層(30)上に拡散反射顔料(29)を含む拡散反射層(30)を塗布して液体2 層を形成すること、前記拡散反射層は第一の面と第二の面を有する、 3)この液体2層上に微小球(27)を付着させ、この微小球を拡散反射層(28)を通 して沈めかつ一部を正反射層(30)に埋封すること、 4)前記液体2層を固化させること、及び 5)前記ペレットを基材に付着させること を含むことを特徴とする、再帰反射性物品の製造方法。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年7月30日 【補正内容】 請求の範囲 11.前記舗道マークが道路表面に固定されていることをさらに特徴とする、請 求項1記載の物品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TT,UA, UZ,VN (72)発明者 ヘドブロム,トーマス ピー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (番地なし) (72)発明者 メイ,デビッド シー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.バインダー層の外表面に一部埋封されかつこの外表面から一部突き出した 微小球の配列を含む再帰反射性物品であって、前記バインダー層が第一の層と第 二の層を含み、前記第二の層が前記第一の層の下にあり、前記第一の層が拡散反 射顔料の粒子を含み、前記第二の層が正反射顔料の粒子を含み、前記微小球が前 記第一の層を通過しかつ前記第二の層に一部埋封されるように前記バインダー層 に埋封されていることを特徴とする再帰反射性物品。 2.前記物品が舗道マークであることをさらに特徴とする請求項1記載の物品 。 3.a)前記微小球がセラミックスもしくはガラスであること、 b)前記微小球が1.5 〜2.2 の屈折率を有すること、 c)前記微小球が1.8 〜2.0 の屈折率を有すること、 d)前記微小球がその直径の約50〜55パーセントの深さまで前記バインダー層に 埋封されていること、 e)前記微小球が、正反射光学素子の使用を有効にするために約0.500 ラジアン の深さまでバインダー層の正反射層に沈められていること、又は f)微小球の第一の部分がバインダー層の第一の層と接触している微小球の部分 と規定されかつ約2.440 〜3.400 ラジアンであり、微小球の第二の部分がバイン ダー層の第二の層と接触している微小球の部分と規定されかつ約0.087 〜1.05ラ ジアンであること、 のうち少なくとも1つをさらに特徴とする、請求項1記載の物品。 4.前記拡散反射顔料が、二酸化チタン、クロム酸鉛、及び硫酸バリウムから なる群より選ばれることをさらに特徴とする、請求項1記載の物品。 5.前記正反射顔料が、アルミニウム薄片、マイカ、真珠箔、及び真珠光沢顔 料からなる群より選ばれることをさらに特徴とする、請求項1記載の物品。 6.前記正反射顔料が光透過性媒体中に存在することをさらに特徴とする、請 求項1記載の物品。 7.前記光透過性媒体がウレタンである、請求項6記載の物品。 8.その使用する位置において前記物品が少なくとも一部垂直に配列されてい ることをさらに特徴とする、請求項1記載の物品。 9.微小球が突き出している面と反対の側に接着剤層をさらに含むことを特徴 とする、請求項1記載の物品。 10.その使用する位置において前記物品が道路に固定され、舗道マークとして 機能することをさらに特徴とする、請求項1記載の物品。 11.以下の工程 1)正反射コーティングを提供すること、 2)正反射コーティング上に拡散反射コーティングを提供して2層コーティング を形成すること、 3)液体2層コーティング上に微小球を付着させ、この微小球を拡散反射層を通 して沈めかつ一部を正反射層に埋封すること を含むことを特徴とする、再帰反射性物品の製造方法。 12.2層コーティング及び微小球を加えた面上にフィルムを提供する追加工程 をさらに含む、請求項11記載の方法。 13.フィルムの第二の面に接着剤を積層する追加工程をさらに含む、請求項12 記載の方法。 14.コーティングを加熱することによりコーティングの流動性を調節すること をさらに特徴とする、請求項11記載の方法。 15.コーティングが微小球の回りに引きあがるような微小球の表 面エネルギーとコーティング流動性の組合せであることをさらに特徴とする、請 求項11記載の方法。 16.以下の工程 1)正反射層を有する1つもしくは複数の細線もしくはフィラメントを提供する こと、 2)正反射層上に拡散反射層をコートすること、 3)液体コーティング上に微小球を付着させ、この微小球を拡散反射層を通して 沈めかつ一部を正反射層に埋封すること 4)液体コーティングを固化させること、 5)フィラメントを小さな区分に切断すること、及び 6)この小さな区分をテープ、ペイントもしくは熱可塑性樹脂のような他のコー ティングに付着させること を含むことを特徴とする、再帰反射性物品の製造方法。 17.a)バインダー層が固化される前に前記細線もしくはフィラメントが小さな 区分に切断されること、又は b)バインダー層が固化された後に前記細線もしくはフィラメントが小さな区分 に切断されること のうち少なくとも1つをさらに特徴とする、請求項16記載の方法。 18.以下の工程 1)正反射層を有するペレットを提供すること、 2)正反射層上に拡散反射層をコートすること、 3)液体コーティング上に微小球を付着させ、この微小球を拡散反射層を通して 沈めかつ一部を正反射層に埋封すること 4)液体コーティングを固化させること、 5)ペレットをテープ、ペイントもしくは熱可塑性樹脂のような他のコーティン グに付着させること を含むことを特徴とする、再帰反射性物品の製造方法。
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