JP2003336226A - 標識板の製作方法とその補強方法 - Google Patents

標識板の製作方法とその補強方法

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JP2003336226A JP2002244430A JP2002244430A JP2003336226A JP 2003336226 A JP2003336226 A JP 2003336226A JP 2002244430 A JP2002244430 A JP 2002244430A JP 2002244430 A JP2002244430 A JP 2002244430A JP 2003336226 A JP2003336226 A JP 2003336226A
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Katsuhiko Ikeyama
捷彦 池山
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NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK
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NIPPON HOAN KIZAI SEIZO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、道路端等において使用する標識板
の補強方法を提供する。 【解決手段】 本発明の標識板の補強方法は、標識板1
が固化する前に、貫通孔10を穿設の補強体5と標識板
1とを合わせて、その貫通孔10を埋めるように標識板
1と同じ材料で固めて固化させて、標識板と補強体を一
体化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路端等において
使用する標識板の製作方法と標識板の補強方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の標識板は、金属板や合成樹脂等の
板を目的に合致する4角や3角に形成し、その平板の表
面側に標識を表示し、裏面側には金属等の補強を実施し
て、その標識板をポールに取り付けている。そして、前
記金属製以外の標識板には補強を要し、その補強にはア
ルミニウム等の軽金属を使用し、この補強体は強度を考
慮して断面形状を選定し、標識板とはビス等で取り付け
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記金属製、例えばア
ルミニウムで製作の標識板を恒常的に道路等に設置する
場合には問題がないが、高速道路等で臨時に使用する場
合の標識板が、アルミニウム等の金属板では、移動、保
管、設置等の作業において、しばしば、破損や変形して
再使用に支障を来すことがあり不経済である。また、補
強体がビス止めされた標識板は、補強体の結合はビス止
めされた箇所のみであり、補強が十分とはいえないし、
ビス止め等の作業を要する。そこで、本発明は、金属製
の標識に替わる標識板の製作方法と、その標識板の補強
が十分となる補強方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の標識板の製作
方法は、モールドに速硬化性の2液型ウレタンエラスト
マをスプレーして所定の厚みに成形するので、簡便に製
作できる。請求項2の標識板の補強方法は、標識板が固
化する前に、貫通孔を穿設の補強体と標識板とを合わせ
て、その貫通孔を埋めるように標識板と結合媒体で固め
て固化させると、標識板と補強体は一体化することによ
って、強度を増す補強ができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1(A)は道端等にポール20
を介して取り付けてある標識板1であり、図1(B)は
標識板1の裏面側を示す図である。又、図2は補強体5
の平面と側面を示す図である。目的に合う形状に形成の
標識板1(ここでは4角状)は、合成樹脂等で製作され
ている。この表示板1を作成する合成樹脂としては、ウ
レタン樹脂が軽くて丈夫で変形し難く、且つ、燃焼して
も有害ガスの発生が抑制できるので好ましい。尚、この
表示板1の表面側には、目的に合う文字等が記されてい
る。
【0006】図2は、アルミニウム等で製作の補強体5
を示し、この補強体5は強度を考慮して、平板7に、一
対の逆L字状のリブ6が一体形成してあると共に、後記
で詳述するが、前記リブ6の外側の平板7には、適宜の
間隔で貫通孔10が穿設してある。
【0007】次に、前記補強体5を用いて、標識板1の
補強方法について説明すると、型枠にウレタン樹脂を挿
入し標識板1を作成すると共に、そのウレタン樹脂が固
化する前に(柔らかい段階)、補強体5を前記標識板1
の裏面側の上に載置する。
【0008】次に、前記リブ6を除く補強体5の周囲
(図1のハッチング部)を、標識板1と結合媒体(ここ
では同じ材料のウレタン樹脂)で塗り固めると、そのウ
レタン樹脂は貫通孔10を通して、ウレタン樹脂の標識
板1に到る。そして、ウレタン樹脂が固化するまで放置
すると、標識板1と補強体5は、前記貫通孔10を介し
てウレタン樹脂で一体物が形成される。
【0009】この様に、標識板1と補強体5は結合媒体
で一体物に形成されるので、従来のビス止めで固定する
方法に比べると、その補強々度は増大するし、簡便に製
作できる。尚、この補強体5を一体化した表示板1は、
図示略の取り付け部を介して、道端等に立設のポールに
取り付けて標識の役割を果たす。
【0010】又、前記結合媒体は、標識板1と同じ材質
のウレタン樹脂で一体化する構成であるが、一体となっ
て結合可能である他の樹脂を介して、標識板1と補強体
5を結合固化する方法であってもよい。又、種々の材質
を選定で形成の補強体の形状は、標識板1の形状に合わ
せると共に、補強強度を考慮して形成し、その補強体に
形成の貫通孔は、結合媒体で一体となる適宜の大きさ、
形状、数等を選定して形成する。
【0011】次に、標識板1等の製作について説明する
と、所定の大きさの標識板1の形状に合わせたエポキシ
樹脂やFRP樹脂等のモールドを用意する。そして、そ
のモールドに、速硬化性の2液型ウレタンエラストマを
スプレーして、所定の厚みの樹脂板に成形する。この2
液型ウレタンエラストマは、速硬化性でA液(ウレタン
ポリマー)とB液(硬化剤)をスプレーノズルで互いに
吹き付けると、瞬間的に混合しながら硬化し、2mmの
厚みにする。この製作工程によって、前記ウレタンエラ
ストマの標識板1が製作されるが、補強が十分でない。
【0012】そこで、前記標識板1に補強体5と共に、
2液型ウレタンエラストマを1mm厚み程度になるまで
吹き付け、補強体5のリブ6を覆う状態にする。尚、リ
ブ6の周りは、特にスプレーを実施し、リブ6を前記標
識板1と共に一体となるように吹き付ける。そして、モ
ールド周辺のバリを除去した後に、標識板1をモールド
から取出すと、弾性があり且つ補強体5による強度ある
標識板が製作できる。そして、この標識板の表面に、目
的とする表示内容を記した反射シートや着色シートを貼
着する。
【0013】以上のように製作される標識板は、アルミ
ニウム等の金属に比して樹脂であるので、軽量で且つ弾
性があり、高速道路等で一時的に使用する標識板として
は好都合である。
【0014】
【発明の効果】請求項1の標識板の製作方法は、モール
ドに速硬化性の2液型ウレタンエラストマをスプレーし
て所定の厚みに成形するので、簡便に製作できる。請求
項2の標識板の補強方法は、補強体の貫通孔を埋めるよ
うに結合媒体で塗り固めた後に固化させると、標識板と
補強体は一体化するので強度を増す補強ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は道端等にポールを介して取り付けてあ
る標識板であり、(B)は標識板の裏面側を示す図であ
る。
【図2】補強体の平面図と側面図である。
【符号の説明】
1 標識板 5 補強体 6 リブ 10 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールドに速硬化性の2液型ウレタンエ
    ラストマをスプレーして所定の厚みに成形してなる標識
    板の製作方法。
  2. 【請求項2】 標識板を補強体で補強するに当って、補
    強体に貫通孔を穿設し、標識板が固化する前に、標識板
    と補強体の貫通孔を介して結合媒体で一体化することを
    特徴とする標識板の補強方法。
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