JPH0210891A - 箱体に対する蓋の気密接着方法 - Google Patents
箱体に対する蓋の気密接着方法Info
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- JPH0210891A JPH0210891A JP16226288A JP16226288A JPH0210891A JP H0210891 A JPH0210891 A JP H0210891A JP 16226288 A JP16226288 A JP 16226288A JP 16226288 A JP16226288 A JP 16226288A JP H0210891 A JPH0210891 A JP H0210891A
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- Japan
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- adhesive
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- Pending
Links
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Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)産業上の利用分野
この発明は、電子機器などを構成する箱体に対する蓋の
気密接着方法に関する。
気密接着方法に関する。
(b)従来の技術
屋外で使用される電子機器など、気密を必要とする装置
には、電子機器を箱体に収納して蓋を気密接着する方法
や箱体形状の電子機器の開口部に蓋を気密接着すること
などが行われている。
には、電子機器を箱体に収納して蓋を気密接着する方法
や箱体形状の電子機器の開口部に蓋を気密接着すること
などが行われている。
第5図は従来の気密接着方法が適用される一般的な箱体
と蓋の形状を示す斜視図である。図において1は上面に
開口部を有する箱体であり、その開口周縁部3には内側
に垂直面3aおよび水平面3bからなる段差が設けられ
ている。この箱体の開口周縁部の内面3a、3bに接着
剤を塗布して、蓋2を挿嵌させた状態で接着剤を硬化さ
せることによって気密接着が行われている。
と蓋の形状を示す斜視図である。図において1は上面に
開口部を有する箱体であり、その開口周縁部3には内側
に垂直面3aおよび水平面3bからなる段差が設けられ
ている。この箱体の開口周縁部の内面3a、3bに接着
剤を塗布して、蓋2を挿嵌させた状態で接着剤を硬化さ
せることによって気密接着が行われている。
第6図(A)、(B)は箱体の開口周縁部付近の断面形
状を示す図(破断面のみ示す。)であり(A)は接着剤
を塗布した状態、(B)は接着剤硬化後の状態をそれぞ
れ示している。接着剤の塗布はハケ塗りで行われるが、
同図(A)に示すように、垂直面の接着剤6a1は、接
着剤の滴(た)れを防止するため比較的薄く塗布し、そ
の分水平面の接着剤6b’を厚く塗布している。その後
、同図(B)に示すように蓋2を開口部に挿嵌させた状
態でクランプ治具で矢印方向に荷重Fを加えた状態で接
着剤6を硬化させている。
状を示す図(破断面のみ示す。)であり(A)は接着剤
を塗布した状態、(B)は接着剤硬化後の状態をそれぞ
れ示している。接着剤の塗布はハケ塗りで行われるが、
同図(A)に示すように、垂直面の接着剤6a1は、接
着剤の滴(た)れを防止するため比較的薄く塗布し、そ
の分水平面の接着剤6b’を厚く塗布している。その後
、同図(B)に示すように蓋2を開口部に挿嵌させた状
態でクランプ治具で矢印方向に荷重Fを加えた状態で接
着剤6を硬化させている。
(C)発明が解決しようとする課題
ところが、このような従来の気密接着方法によれば、次
に挙げる問題があった。
に挙げる問題があった。
■箱体の開口周縁部の内面に所定の膜厚で接着剤を均一
に塗布するには相当の熟練と時間を必要とする。
に塗布するには相当の熟練と時間を必要とする。
■箱体の開口部に蓋を挿嵌させる際、接着剤の滴(た)
れによって箱体の開口周縁部と蓋周囲との間隙における
接着剤層が不均一となり易く、所定の気密性が得られな
い場合があった。
れによって箱体の開口周縁部と蓋周囲との間隙における
接着剤層が不均一となり易く、所定の気密性が得られな
い場合があった。
■接着剤層の厚みを均一化させるためには、箱体の開口
部に対する蓋の押圧力を等分布荷重としなければならな
いが、そのためにクランプ治具重量が増大し、その運搬
が困難となる。
部に対する蓋の押圧力を等分布荷重としなければならな
いが、そのためにクランプ治具重量が増大し、その運搬
が困難となる。
■クランプ治具を用いるため、接着剤が硬化するまで移
動させることが困難となる。
動させることが困難となる。
■クランプ治具の荷重によって蓋など変形する場合があ
った。
った。
この発ツlの目的は、上述の各種問題点を解消して気密
性の高い機器を容易に得られるようにした、箱体に対す
る盈の気密接着方法を提供することにある。
性の高い機器を容易に得られるようにした、箱体に対す
る盈の気密接着方法を提供することにある。
(d)課題を解決するための手段
この発明の箱体に対する蓋の気密接着方法は、開口周縁
部の内側に段差を有する箱体の前記開口周縁部の内側水
平面に両面接着テープを貼付し、この開口部に蓋を挿嵌
させる仮固定工程と、蓋周囲と箱体の開口周縁部との間
隙に接着剤を充填する接着剤充填工程と、 前記接着剤を硬化させて箱体に蓋を固定する接着剤硬化
工程と、 からなる。
部の内側に段差を有する箱体の前記開口周縁部の内側水
平面に両面接着テープを貼付し、この開口部に蓋を挿嵌
させる仮固定工程と、蓋周囲と箱体の開口周縁部との間
隙に接着剤を充填する接着剤充填工程と、 前記接着剤を硬化させて箱体に蓋を固定する接着剤硬化
工程と、 からなる。
(e)作用
第2図はこの発明の適用される箱体と蓋との形状を示す
斜視図、第1図(A)〜(E)はこの発明の方法による
各工程における箱体の開口周縁部付近の部分断面図(破
断面のみ示す。)である。
斜視図、第1図(A)〜(E)はこの発明の方法による
各工程における箱体の開口周縁部付近の部分断面図(破
断面のみ示す。)である。
図において3は箱体の開口周縁部であり、3aおよび3
bは開口周縁部の内側の段差を構成する垂直面および水
平面である。このように箱体の開口周縁部の内側に段差
が設けられていて、第2図および第1図(B)、(C)
に示すように仮固定工程によって、箱体の開口周縁部の
内側水平面に両面接着テープ4が貼付され、その開口部
にM2が挿嵌される。これにより両面接着テープ4を介
して箱体の開口周縁部3に蓋2が仮固定される。接着剤
充填工程では、蓋が仮固定されたことにより生じる箱体
の開口周縁部と蓋周囲との間隙に接着剤が充填される。
bは開口周縁部の内側の段差を構成する垂直面および水
平面である。このように箱体の開口周縁部の内側に段差
が設けられていて、第2図および第1図(B)、(C)
に示すように仮固定工程によって、箱体の開口周縁部の
内側水平面に両面接着テープ4が貼付され、その開口部
にM2が挿嵌される。これにより両面接着テープ4を介
して箱体の開口周縁部3に蓋2が仮固定される。接着剤
充填工程では、蓋が仮固定されたことにより生じる箱体
の開口周縁部と蓋周囲との間隙に接着剤が充填される。
第1図(D)は接着剤の注入ノズル5を間隙に挿入して
接着剤6°の充填を行っている状態を示している。この
とき、両面テープ4が間隙の端部を閉じているため、接
着剤6°の流動が規制されて、箱体内部に流入すること
はない。接着剤硬化工程では第1図(E)に示すように
、そのまま放置することによって接着剤6が硬化し、箱
体の開口周縁部と蓋周囲とを固定する。
接着剤6°の充填を行っている状態を示している。この
とき、両面テープ4が間隙の端部を閉じているため、接
着剤6°の流動が規制されて、箱体内部に流入すること
はない。接着剤硬化工程では第1図(E)に示すように
、そのまま放置することによって接着剤6が硬化し、箱
体の開口周縁部と蓋周囲とを固定する。
その際、両面接着テープ4が接着剤6が硬化するまで蓋
2を仮固定しているため特別なりランプ冶具を必要とし
ない。
2を仮固定しているため特別なりランプ冶具を必要とし
ない。
(fl実施例
第3図はこの発明を適用した船舶用レーダーアンテナの
構造を示す縦断面図である。図において1)は箱体を構
成するホーン、12は蓋を構成するレドーム、17はス
ロット導波管である。ホーン1)はアルミニウムの鍛造
からなる成形体であり、13はその開口周縁部を示して
いる。レドーム12はFRP (ガラス繊維強化プラス
チック)板からなり、ホーンの開口周縁部13に固定さ
れている。
構造を示す縦断面図である。図において1)は箱体を構
成するホーン、12は蓋を構成するレドーム、17はス
ロット導波管である。ホーン1)はアルミニウムの鍛造
からなる成形体であり、13はその開口周縁部を示して
いる。レドーム12はFRP (ガラス繊維強化プラス
チック)板からなり、ホーンの開口周縁部13に固定さ
れている。
上記レーダーアンテナの製造方法は次の通りである。先
ず、ホーン1)の開口周縁部の内側水平面(接着剤が硬
化するまではホーン1)の開口部を上方となるように設
置する。)に両面接着テープ14を貼付し、開口部にレ
ドーム12を挿嵌させ仮固定する。その際、位置決め用
治具を用いれば、開口部に対する蓋の位置精度を容易に
向上させることができる。両面接着テープとしては布ベ
ースの粘着テープを用いることができ、その厚みは後の
工程により注入される接着剤の粘性により異なるが、t
O,5〜to、2が適当である。続いて、レドーム12
の周囲とホーンの開口周縁部13との間隙に接着剤を充
填する。その方法は第1図(D)に示したと同様に接着
剤をノズル先端から構成される装置を用いる。その際、
間隙内に気泡が生じないようにノズル先端部を深く挿入
し、接着剤をホーンの開口周縁部の内側水平面にまで注
入する。このとき用いる接着剤としては比較的粘性の低
い二液型エポキシ系接着剤を用いることができる。その
後、一定時間放置して接着剤16を硬化させる。
ず、ホーン1)の開口周縁部の内側水平面(接着剤が硬
化するまではホーン1)の開口部を上方となるように設
置する。)に両面接着テープ14を貼付し、開口部にレ
ドーム12を挿嵌させ仮固定する。その際、位置決め用
治具を用いれば、開口部に対する蓋の位置精度を容易に
向上させることができる。両面接着テープとしては布ベ
ースの粘着テープを用いることができ、その厚みは後の
工程により注入される接着剤の粘性により異なるが、t
O,5〜to、2が適当である。続いて、レドーム12
の周囲とホーンの開口周縁部13との間隙に接着剤を充
填する。その方法は第1図(D)に示したと同様に接着
剤をノズル先端から構成される装置を用いる。その際、
間隙内に気泡が生じないようにノズル先端部を深く挿入
し、接着剤をホーンの開口周縁部の内側水平面にまで注
入する。このとき用いる接着剤としては比較的粘性の低
い二液型エポキシ系接着剤を用いることができる。その
後、一定時間放置して接着剤16を硬化させる。
上述の実施例はホーンの開口周縁部と蓋周囲との間隙に
所定量の接着剤を注入することによって間隙部全体に接
着剤を充填する例であったが、接着テープを用いて外表
面に露出する接着剤の形状を整形することができる。
所定量の接着剤を注入することによって間隙部全体に接
着剤を充填する例であったが、接着テープを用いて外表
面に露出する接着剤の形状を整形することができる。
第4図(A)、(B)はその2つの例を示すレーダーア
ンテナの部分断面図である。両図に示す例は、ホーンの
開口周縁部13にレドーム12を仮固定した後、間隙部
を覆うように接着テープ18を貼付しておき、この接着
テープ18を部分的に貼付していない箇所から接着剤1
6を充填して硬化させた例である。このような状態で接
着剤16を硬化させた後接着テープ18を取り外すこと
によって接着剤16の外表面に露出する部分を整形する
ことができる。第4図(A)に示した例では接着剤層が
厚くなり、レドーム12にかかる振動を効果的に吸収す
ることができる。また、(B)の例では、接着剤16の
露出面を容易にフラット化することができる。
ンテナの部分断面図である。両図に示す例は、ホーンの
開口周縁部13にレドーム12を仮固定した後、間隙部
を覆うように接着テープ18を貼付しておき、この接着
テープ18を部分的に貼付していない箇所から接着剤1
6を充填して硬化させた例である。このような状態で接
着剤16を硬化させた後接着テープ18を取り外すこと
によって接着剤16の外表面に露出する部分を整形する
ことができる。第4図(A)に示した例では接着剤層が
厚くなり、レドーム12にかかる振動を効果的に吸収す
ることができる。また、(B)の例では、接着剤16の
露出面を容易にフラット化することができる。
(g)発明の効果
以上のようにこの発明によれば、次の述べる効果を奏す
る。
る。
■接着剤を塗布法によらず箱体の開口周縁部と蓋周囲と
の間隙に充填する方法としたため、y!棟を必要とせず
短時間に均一な接着剤層を形成することができる。
の間隙に充填する方法としたため、y!棟を必要とせず
短時間に均一な接着剤層を形成することができる。
■接着剤の滴(た)れがなく、接着剤層が均一となるた
め、所定の気密性を容易に得ることができる。
め、所定の気密性を容易に得ることができる。
■接着剤の充填前に箱体の開口部に蓋が仮固定されるた
め、特別なりランプ治具を必要とせずクランプ治具を用
いることによる種々の不都合が解消される。
め、特別なりランプ治具を必要とせずクランプ治具を用
いることによる種々の不都合が解消される。
第1図と第2図はこの発明の詳細な説明するための図で
あり、第1図(A)r (E)は各工程における状態を
示す箱体の開口周縁部付近の部分断面図、第2図は箱体
と蓋の形状を示す斜視図である。第3図はこの発明を適
用した船舶用レーダーアンテナの構造を示す縦断面図で
ある。第4図(箱体、2−蓋、 開口周縁部、 垂直面、 水平面、 両面接着テープ、 接着剤注入ノズル、 接着剤。
あり、第1図(A)r (E)は各工程における状態を
示す箱体の開口周縁部付近の部分断面図、第2図は箱体
と蓋の形状を示す斜視図である。第3図はこの発明を適
用した船舶用レーダーアンテナの構造を示す縦断面図で
ある。第4図(箱体、2−蓋、 開口周縁部、 垂直面、 水平面、 両面接着テープ、 接着剤注入ノズル、 接着剤。
Claims (1)
- (1)開口周縁部の内側に段差を有する箱体の前記開口
周縁部の内側水平面に両面接着テープを貼付し、この開
口部に蓋を挿嵌させる仮固定工程と蓋周囲と箱体の開口
周縁部との間隙に接着剤を充填する接着剤充填工程と、 前記接着剤を硬化させて箱体に蓋を固定する接着剤硬化
工程と、 からなる箱体に対する蓋の気密接着方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16226288A JPH0210891A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 箱体に対する蓋の気密接着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16226288A JPH0210891A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 箱体に対する蓋の気密接着方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0210891A true JPH0210891A (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=15751102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16226288A Pending JPH0210891A (ja) | 1988-06-29 | 1988-06-29 | 箱体に対する蓋の気密接着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0210891A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013258653A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Sharp Corp | 携帯端末 |
-
1988
- 1988-06-29 JP JP16226288A patent/JPH0210891A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013258653A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Sharp Corp | 携帯端末 |
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