JPH11504876A - 複数の層で被覆されたフィルムおよび自動車製造の際の該フィルムの使用法 - Google Patents

複数の層で被覆されたフィルムおよび自動車製造の際の該フィルムの使用法

Info

Publication number
JPH11504876A
JPH11504876A JP8533759A JP53375996A JPH11504876A JP H11504876 A JPH11504876 A JP H11504876A JP 8533759 A JP8533759 A JP 8533759A JP 53375996 A JP53375996 A JP 53375996A JP H11504876 A JPH11504876 A JP H11504876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
coated
plastic film
lacquer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8533759A
Other languages
English (en)
Inventor
キリアツィス レオニダス
ヴェーグナー エゴン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF Coatings GmbH
Original Assignee
BASF Coatings GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF Coatings GmbH filed Critical BASF Coatings GmbH
Publication of JPH11504876A publication Critical patent/JPH11504876A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/36Successively applying liquids or other fluent materials, e.g. without intermediate treatment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D7/00Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
    • B05D7/02Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to macromolecular substances, e.g. rubber
    • B05D7/04Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials to macromolecular substances, e.g. rubber to surfaces of films or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D7/00Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
    • B05D7/50Multilayers
    • B05D7/56Three layers or more
    • B05D7/57Three layers or more the last layer being a clear coat
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/042Coating with two or more layers, where at least one layer of a composition contains a polymer binder
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J7/00Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
    • C08J7/04Coating
    • C08J7/043Improving the adhesiveness of the coatings per se, e.g. forming primers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J2375/00Characterised by the use of polyureas or polyurethanes; Derivatives of such polymers
    • C08J2375/04Polyurethanes

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、(A)10〜500μmの厚さを有するプラスチックフィルムの表面を、場合によっては充填材組成物で塗装し;(B)プラスチックフィルムの表面または充填材層に、少なくとも1つの顔料処理されたラッカー層で上塗りし;かつ(C)顔料処理されたラッカー層に、場合によっては透明ラッカーで上塗りすることによって特徴付けられる複数の層で被覆された支持体に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 複数の層で被覆されたフィルムおよび自動車製造の際の該フィルムの使用法 本発明は、複数の層で被覆されたフィルム、前記フィルムの製造法および自動 車製造の際の該フィルムの使用法に関する。 欧州特許出願公開第374551号明細書中には、自動車ボデー用の取付部材 の製造に適する被覆された支持体が開示されている。この欧州特許出願公開第3 74551号明細書中に記載された前記支持体は、少なくとも1つのラッカー層 で塗装されている金属薄板または表面層が塗装された金属薄板からなる複合材料 からなっている。 ドイツ連邦共和国特許出願番号P4423290.9号の記載から、複数の層 で被覆された支持体は公知である。前記支持体は変形され、かつ場合によっては 他の材料を用いて後加工されている。こうして、車輌ボデー用の取付部材を製造 することができる。 本発明には、成形部材原料上に施与可能で、欧州特許出願公開第374551 号明細書中に開示された被覆された支持体と比べて改善された性質を示し、製造 の際に極僅少量の溶剤を放出するにすぎず、かつ簡単な品質管理が可能であるよ うな複数の層で被覆された フィルムを提供するという課題が課された。 前記課題は、本発明によれば、 A 10〜500μmの厚さを有するプラスチックフィルムの表面を、場合によ っては充填材組成物で塗装し、 B プラスチックフィルムの表面または充填材層を少なくとも1つの顔料処理さ れたラッカー層で塗装し、 C 顔料処理されたラッカー層に、場合によっては透明ラッカーで上塗りするこ とによって特徴付けられる複数の層で被覆されたフィルムの提供によって解決さ れる。 クリアラッカー層および/または顔料処理されたラッカー層および/または担 体フィルムの塗装されていない面の上には、場合によっては剥離可能なフィルム が施与されている。 また、本発明は、 A 10〜500μmの厚さを有するプラスチックフィルムの表面を、場合によ っては、自動車ボデーの塗装に適する充填材組成物で塗装し、 B プラスチックフィルムの表面または充填材層を少なくとも1つの顔料処理さ れたラッカー層で塗装し、 C 顔料処理されたラッカー層に、場合によっては、透明ラッカーで上塗りし、 かつ D プラスチックフィルムの表面上に施与された充填 材層またはプラスチックフィルムの表面上に施与されたラッカー層を硬化させ、 この場合、工程Aで施与された充填材層の硬化を、少なくとも1つの顔料処理さ れたラッカー層を用いる上塗りの前に実施することができ、かつ工程Bで施与さ れた顔料処理されたラッカー層の硬化を、透明ラッカーを用いる上塗りの前に実 施することができる ことによって特徴付けられる複数の層で被覆されたフィルムの製造法に関するも のでもある。場合によっては、工程CまたはDの後に剥離可能な保護フィルムを 施与することができる。 本発明のもう1つの対象は、車輌ボデー、有利に自動車ボデーの製造のため並 びに車輌ボデー用の取付部材の製造のための成形部材原料の被覆のための本発明 により被覆されたフィルムの使用である。従って、本発明によれば、有利に、良 好な可撓性を有し、即ち、硬化した被覆系が、3.0以下、有利に2.0以下、 特に有利に1.0以下のT−Bend値を示すような自動車ボデーに適する充填 材組成物およびラッカーが使用される。同様に、本発明によるフィルムは、家庭 用具、有利に冷蔵庫、洗濯機および食器洗浄機に使用可能である。 本発明によるフィルムで被覆されたボデーは、石の衝撃および腐食に対する極 めて高い耐性によって顕著である。本発明により被覆されたフィルムの他の利点 は、該フィルムが僅かな空間を必要とする装置により製造可能であり、本発明に よる塗装されたプラスチックフィルムを用いる成形部材原料の被覆の際に、極僅 少量の有機溶剤が放出されるにすぎず、かつ品質管理を、塗装されたプラスチッ クフィルムの場合に既に開始できるということにある。これとは異なり、金属薄 板の常用の塗装の場合には、被覆の品質は、支持体上へのラッカー層の施与後に 初めて評価することができるので、品質に欠陥がある場合、塗装された支持体は 、全体として廃棄されなければならない。 本発明によるフィルムの製造の場合、工程Aで、ポリオレフィン、ポリアミド 、ポリウレタン、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネートまたは異 なる高分子量物質からなる混合物からなるフィルムを使用することができる。工 程Aで使用されたプラスチックフィルムは、厚さ10〜500μm、有利に20 〜250μmを有し、かつ染料および/または顔料を含有していてもよい。 また、相応する材料を剥離可能なフィルムとして使用することも可能である。 車輌ボデーに使用するためのプラスチックフィルムが使用され、従って、付加 的に、充填材組成物で塗装されなければならない限り、有利に、自動車ボデーの 塗装に適する充填材組成物が使用される。勿論、上記のラッカーの場合と同様に 、巻き付けるためには十分 な可撓性が必要とされる。このことは、架橋度を介して制御することができる。 自動車ボデーの常用の塗装の場合、電着塗装を用いて施与された下地に充填材 組成物が上塗りされる。こうして得られた充填材層には、本質的に2つの使命が ある:1つには、該充填材層は、電着下地の凹凸を均し、もう1つには、全体の 塗装の石の衝撃に対する安定性を改善しなければならない。自動車ボデー塗装の 際の充填材層の製造のための充填材組成物は、多数知られているので、本明細書 中ではこれ以上詳細に記載する必要はない。充填材組成物は、本質的に、結合剤 、架橋剤、顔料および充填材並びに場合によっては他の添加剤、例えば架橋触媒 および流展剤からなる。使用可能な充填材組成物は、結合剤として、例えばエポ キシド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアクリレート樹脂およ びアルキド樹脂または前記樹脂からなる組合せ物を含有していてもよい。 架橋剤としては、使用可能な充填材組成物は、アミノプラスト樹脂、例えばメ ラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アミン、ポリイソシアネートおよびカルボキシ ル基を有する化合物を含有していてもよい。使用可能な充填材組成物中に含有さ れていてもよい顔料の例としては、二酸化チタン、フタロシアニン、酸化鉄およ びカーボンブラックが挙げられる。充填材としては、充填材組成物は、例えば石 灰または硫酸バリウムを含 有していてもよい。 本発明によるフィルムで被覆された支持体、殊に車輌ボデーは、驚異的なこと に、工程Aで充填材組成物が施与されていない場合に石の衝撃に対する良好な耐 性を示している。 プラスチックフィルムの表面上もしくは工程Aの実施後に得られた充填材層上 には、少なくとも1つの顔料処理された上塗り層または顔料処理された下塗り層 および上塗りされた透明ラッカー層からなるいわゆるベースコート・クリアコー ト塗装が施与される。 工程Bで、本発明による目的にとって十分な可撓性を有する限り、自動車ボデ ーの常用の塗装に適する仝ての上塗りラッカーもしくは下塗りラッカーを使用す ることができる。この種のラッカーは、当業者には十分に公知である。前記ラッ カーは、本質的に高分子量結合剤、場合によっては、架橋剤並びに1つの顔料ま たは複数の顔料からなる混合物を含有している。工程Bで使用された上塗りラッ カーもしくは下塗りラッカーは、結合剤として、例えばポリエステル樹脂、ポリ ウレタン樹脂またはポリアクリレート樹脂または前記結合剤からなる混合物を含 有していてもよい。架橋剤としては、上塗りラッカーもしくは下塗りラッカーは 、アミノプラスト樹脂、ポリイソシアネート樹脂、カルボキシル基を有する架橋 剤または前記架橋剤からなる混合物を含有していてもよい。工程Bで施与された 顔料処理された上塗りラッカー層もしくは下塗りラッカー層中に含有されていて もよい顔料の例としては、二酸化チタン、フタロシアニン顔料、カーボンブラッ ク、酸化鉄顔料、アルミニウムチップ顔料および真珠光沢顔料が挙げられる。 本発明により被覆された支持体が、ベースコート・クリアコート塗装を施され ていなければならない場合には、工程Cでは、工程Bでラッカー層の上に、透明 ラッカー層が施与される。またこの場合、本発明の目的に十分な可撓性を有する 常用の自動車塗装に使用可能な全ての透明ラッカーを使用することができる。粉 末クリアラッカーを使用することもできる。また、工程Cで塗布された透明ラッ カーは、結合剤、架橋剤および他の常用の添加剤からなる。この種のラッカーは 、市販により広い選択肢の中で入手可能であり、かつ当業者には十分に公知であ る。従って、前記ラッカーは、この場ではこれ以上詳細に記載する必要はない。 工程Dで、プラスチックフィルムの表面上に施与された1つまたはそれ以上の ラッカー層は硬化し、この場合、工程A、で施与された充填材層の硬化は、少な くとも1つの顔料処理されたラッカー層を用いる上塗りの間に実施することがで き、工程Bで施与された顔料処理された下塗りラッカー層の硬化は、透明ラッカ ーを用いる上塗りの前に実施することができる。また、工程Aで施与された充填 材層を硬化していない状態で 下塗りラッカー層を用いて上塗りし、その後、透明ラッカー層の施与前に、充填 材層および下塗りラッカー層を一緒に硬化させることも可能である。ラッカー層 の硬化は、常法によれば、60〜230℃の温度への加熱によって行われる。こ の場合、ラッカー中に含有された結合剤と架橋剤との間で反応し、かつラッカー 表面に、機械的または化学的攻撃に対する特に高い耐性を付与する立体的な高分 子量網状構造体が形成される。 ラッカー層の施与は、例えば吹き付け塗装、ローラー塗装またはドクターブレ ード塗装によって行うことができる。 本発明によるフィルムは、巻き付けることができる。従って、生成物は、ロー ルの形で提供および供給することができる。前記の理由から、本発明により使用 されたラッカーは、巻き付けのために十分な可撓性を有していなければならない 。 フィルムは、原理的には、車輌ボデーの製造並びに車輌ボデー用の取付部材の 製造に適している全ての成形部材原料上、有利に金属薄板上に施与できる。主と して、該フィルムは、前処理された金属薄板上に施与される。前記金属薄板は、 リン酸塩処理および/またはクロム酸塩処理によって前処理することができる。 上記のようにして製造された塗装されたプラスチックフィルムは、成形部材原 料、即ち、有利にまだ成形 されていない金属薄板の表面上に積層させることができる。この場合まず、フィ ルムを成形されていない支持体の上に積層させ、引き続き、成形し、最終的に塗 装することができる。 従って、使用されたラッカーの可撓性についての要求は、前記の塗布法につい ても達成されなければならない。殊に、前記の要求は、薄板の成形の際にも、良 好な安定性を示していなければならない。 被覆すべき表面への付着は、種々の方法で実施することができる。1つの方法 は、例えば付着仲介基、例えばウレタン基、無水酸基またはカルボキシル基を有 するフィルムまたは付着仲介基を有するポリマーとの同時押出しによって付着仲 介基を備えさせられているフィルムを使用することにある。また、フィルムと被 覆すべき表面との間の付着は、接着剤の使用によって達成することができる。こ の場合、室温で固体の接着剤または室温で液状の接着剤を使用することができる 。 塗装されたプラスチックフィルムの積層は、一般によく知られた方法により行 うことができる。付着仲介基を有するフィルムの積層の場合、一般に、支持体は 、付着助剤層が支持体表面に接触するようなフィルムで被覆される。この後、圧 力および熱の使用によって、該フィルムは、被覆すべき表面の上に積層される。 この場合、圧力および温度は、堅固な結合が支持体と フィルムとの間に生じるような程度に選択される。室温で固体の接着剤の使用の 場合も、同様に行われる。液状の接着剤が使用される場合には、一般に、液状の 接着剤が支持体上に施与され、塗装されたプラスチックフィルムが、接着剤で被 覆され、加熱された支持体上に積層するようにして行われる。 本発明は、以下の実施例中で詳細に説明される。パーセントおよび部の全ての 記載は、何か別記されない限り、重量の記載である。 例 1 白色顔料処理された熱可塑性の60μmの厚さのポリウレタンフィルム(エラ ストグラン社(Firma Elastgran GmbH)のElastollan(登録商標)EL 1184 A) を金属薄板上に固定し、かつ市販の白色顔料処理された非水性上塗りラッカーで 塗装する(乾燥膜厚:45〜50μm)。次に、施与されたラッカ層を130℃ で30分間に亘って焼き付ける。こうして塗装されたフィルムを金属担体から剥 離させ、かつ220℃の温度および50バールの圧力で、ボデー薄板(Bonder 2 660 OC)上に張り合わせる。 例 2 白色顔料処理された熱可塑性の60μmの厚さのポリウレタンフィルム(エラ ストグラン社のElastolla n(登録商標)EL 1184 A)を金属薄板上に固定し、かつ市販の白色顔料処理され た非水性上塗りラッカーで塗装する(乾燥膜厚:15〜20μm)。10分間の 排気時間後に、白色の上塗りラッカー層を、市販のクリアラッカーと一緒に下地 のポリアクリレート/ポリイソシアネートに上塗りし(乾燥膜厚:40〜50μ m)、引き続き、2つのラッカー層を130℃で30分間に亘って焼き付ける。 こうして塗装されたフィルムを金属担体から剥離させ、かつ220℃の温度およ び50バールの圧力で、ボデー薄板(Bonder 2660 OC)上に張り合わせる。 被覆された支持体の試験 例1〜2により製造された被覆された支持体は、VDA石衝撃試験(2バール で2×500g)並びにメルセデスベンツボールショット試験(Mercedes Ben 点1;ボールショット試験:錆度=0、剥離度:2mm2以下)。耐腐食性の試 験のために、被覆された支持体に、深さが薄板にまで達する約10cmの長さの 引掻き傷を付け、かつDIN50021による塩噴霧試験を施した。6週間後に 、引掻き傷には錆を確認できなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の層で被覆されたフィルムにおいて、 A 10〜500μmの厚さを有するプラスチックフィルムの表面を、場合に よっては充填材組成物で塗装し、 B プラスチックフィルムの表面または充填材層を少なくとも1つの顔料処理 されたラッカー層で塗装し、 C 顔料処理されたラッカー層に、場合によっては透明ラッカーで上塗りする ことを特徴とする、複数の層で被覆されたフィルム。 2.透明ラッカー層の上に剥離可能なプラスチックフィルムを被覆する、請求項 1に記載の被覆された支持体。 3.プラスチックフィルムが熱可塑性ポリオレフィンフィルムまたは熱可塑性ポ リウレタンフィルムである、請求項1または2に記載の被覆された支持体。 4.複数の層で被覆されたフィルムを製造するための方法において、 A 10〜500μmの厚さを有するプラスチックフィルムの表面を、場合に よっては、充填材組成物で塗装し、 B プラスチックフィルムの表面または充填材層を少なくとも1つの顔料処理 されたラッカー層で塗装 し、 C 顔料処理されたラッカー層に、場合によっては透明ラッカーで上塗りし、 かつ D プラスチックフィルムの表面上に施与された充填材層またはプラスチック フィルムの表面上に施与されたラッカー層を硬化させることを特徴とする、複数 の層で被覆されたフィルムの製造法。 5.充填材層の硬化を、少なくとも1つの顔料処理されたラッカー層で上塗りす る前に実施する、請求項4に記載の方法。 6.顔料処理されたラッカー層の硬化を、透明ラッカーで上塗りする前に実施す る、請求項5に記載の方法。 7.工程Cの後に剥離可能なプラスチックフィルムを施与する、請求項4に記載 の方法。 8.工程Dの後に剥離可能なプラスチックフィルムを施与する、請求項4に記載 の方法。 9.工程Aで熱可塑性ポリオレフィンフィルムまたは熱可塑性ポリウレタンフィ ルムを使用する、請求項4から8までのいずれか1項に記載の方法。 10.請求項1から3までのいずれか1項に記載のフィルムにより被覆された成 形部材を製造するための方法において、 A 10〜500μmの厚さを有するプラスチック フィルムの表面を、場合によっては充填材組成物で塗装し、 B プラスチックフィルムの表面または充填材層を少なくとも1つの顔料処理 されたラッカー層で塗装し、 C 顔料処理されたラッカー層に、場合によっては透明ラッカーで上塗りし、 かつ D プラスチックフィルムの表面上に施与された充填材層またはプラスチック フィルムの表面上に施与されたラッカー層を硬化させ、 E こうして得られた被覆されたフィルムを、有利に金属薄板からなる支持体 上に張り合わせ、 F こうして被覆された薄板から成形部材を製造することを特徴とする、請求 項1から3までのいずれか1項に記載のフィルムで被覆された成形部材の製造法 。 11.A 10〜500μmの厚さを有するプラスチックフィルムを、有利に金 属薄板からなる支持体上に張り合わせ、 B こうして被覆された薄板から成形部材を製造し、 C プラスチックフィルムの表面を、場合によっては充填材組成物で塗装し、 D ブラスチックフィルムの表面または充填材層に 、少なくとも1つの顔料処理されたラッカー層で上塗りし、 E 顔料処理されたラッカー層に、場合によっては透明ラッカーで上塗りし、 F 積層されたプラスチックフィルムの表面上に施与された充填材層または積 層されたプラスチックフィルムの表面上に施与されたラッカー層を硬化させるこ とを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項に記載のフィルムで被覆さ れた成形部材の製造法。 12.車輌ボデー、有利に自動車ボデーおよび家庭用具、有利に冷蔵庫、洗濯機 および食器洗浄機の被覆のための請求項1から3までのいずれか1項に記載の被 覆された支持体の使用。
JP8533759A 1995-05-10 1996-05-09 複数の層で被覆されたフィルムおよび自動車製造の際の該フィルムの使用法 Ceased JPH11504876A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19517068A DE19517068A1 (de) 1995-05-10 1995-05-10 Mit mehreren Schichten beschichtete Folien und deren Verwendung im Automobilbau
DE19517068.7 1995-05-10
PCT/EP1996/001956 WO1996035518A1 (de) 1995-05-10 1996-05-09 Mit mehreren schichten beschichtete folien und deren verwendung im automobilbau

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11504876A true JPH11504876A (ja) 1999-05-11

Family

ID=7761516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8533759A Ceased JPH11504876A (ja) 1995-05-10 1996-05-09 複数の層で被覆されたフィルムおよび自動車製造の際の該フィルムの使用法

Country Status (8)

Country Link
EP (1) EP0828569B1 (ja)
JP (1) JPH11504876A (ja)
KR (1) KR19990008446A (ja)
AT (1) ATE224243T1 (ja)
BR (1) BR9608260A (ja)
DE (2) DE19517068A1 (ja)
ES (1) ES2183959T3 (ja)
WO (1) WO1996035518A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002524306A (ja) * 1998-09-07 2002-08-06 ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト 2個以上の層で被覆されたフィルムおよび自動車部品へのその使用
JP2004529766A (ja) * 2001-05-18 2004-09-30 ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト 色および/または効果を生じる重ね塗り塗膜を修復するための組み合わせた方法
JP2007526120A (ja) * 2004-03-05 2007-09-13 ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト 多層シートfの製造方法及びその使用
JP2018118232A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 鳥居工業株式会社 塗装フィルムの製造方法および塗装フィルム
JP2019171873A (ja) * 2019-04-24 2019-10-10 鳥居工業株式会社 塗装フィルムの製造方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5804579A (en) * 1997-01-30 1998-09-08 Uniroyal Chemical Company, Inc. Insecticidal oxadiazine compounds
DE19733312A1 (de) * 1997-08-01 1999-02-04 Herberts Gmbh Verfahren zur Aufbringung eines schützenden und dekorativen Schichtenverbundes
DE20003826U1 (de) * 2000-03-01 2000-06-15 Ici Plc Wässrige Perlglanz - Metalleffekt - Beschichtungszusammensetzung und damit beschichtete Substrate
DE10114468B4 (de) * 2001-03-24 2005-04-28 Thyssenkrupp Stahl Ag Verfahren zur Herstellung von beschichteten Formteilen und ihre Verwendung
DE102005020605A1 (de) * 2005-05-03 2006-11-09 Basf Coatings Ag Verfahren zur Herstellung von eine Beschichtung(B) aufweisenden Folien(F), die so erhaltenen Folien(F) sowie ihre Verwendung zur Herstellung von Formteilen, insbesondere ihre Anwendung im Automobilbau

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH082550B2 (ja) * 1987-03-27 1996-01-17 エイベリ インタナショナル コーポレイション 乾燥ペイントトランスファー生成物及び方法
US4959189A (en) * 1988-09-26 1990-09-25 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for forming a composite structure of thermoplastic polymer and sheet molding compound
US4933237A (en) * 1989-02-17 1990-06-12 Eastman Kodak Company Paint coated sheet material with adhesion promoting composition
US5030514A (en) * 1989-04-27 1991-07-09 Ppg Industries, Inc. Paint composites
US5268215A (en) * 1989-08-31 1993-12-07 Eastman Kodak Company Basecoat-clearcoat film

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002524306A (ja) * 1998-09-07 2002-08-06 ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト 2個以上の層で被覆されたフィルムおよび自動車部品へのその使用
JP2004529766A (ja) * 2001-05-18 2004-09-30 ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト 色および/または効果を生じる重ね塗り塗膜を修復するための組み合わせた方法
JP4669207B2 (ja) * 2001-05-18 2011-04-13 ビーエーエスエフ コーティングス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 色および/または効果を生じる重ね塗り塗膜を修復するための組み合わせた方法
JP2007526120A (ja) * 2004-03-05 2007-09-13 ビーエーエスエフ コーティングス アクチェンゲゼルシャフト 多層シートfの製造方法及びその使用
JP2018118232A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 鳥居工業株式会社 塗装フィルムの製造方法および塗装フィルム
JP2019171873A (ja) * 2019-04-24 2019-10-10 鳥居工業株式会社 塗装フィルムの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE59609693D1 (de) 2002-10-24
ATE224243T1 (de) 2002-10-15
KR19990008446A (ko) 1999-01-25
WO1996035518A1 (de) 1996-11-14
ES2183959T3 (es) 2003-04-01
DE19517068A1 (de) 1996-11-14
EP0828569B1 (de) 2002-09-18
BR9608260A (pt) 1999-02-02
EP0828569A1 (de) 1998-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5288356A (en) Method of making a coated article
KR100346869B1 (ko) 혼합프라이머-하도층아일랜드코팅시스템
KR101424146B1 (ko) 다층 코팅, 이를 형성하기 위한 열경화형 도료조성물, 및이 다층 코팅을 포함하는 플라스틱 성형품
CN105307858A (zh) 转印膜及使用了该转印膜的转印成型品
JPH11504877A (ja) 複数の層で被覆されたフィルムおよび自動車製造の際の該フィルムの使用法
JPH11504876A (ja) 複数の層で被覆されたフィルムおよび自動車製造の際の該フィルムの使用法
US6037053A (en) Films for coating shaped-part blanks and the use thereof in automobile manufacturing
TW558454B (en) Hydraulic transfer method
US20080311357A1 (en) Laminate construction containing discontinuous metal layer
JP2002121462A (ja) プラスチック用プライマー
JPH10505290A (ja) 複数の層で被覆された支持体および該支持体の製造法
JP2004262988A (ja) 高白色パール調複層塗膜の形成方法
JPS61209070A (ja) 塗膜の形成方法
JP2002524306A (ja) 2個以上の層で被覆されたフィルムおよび自動車部品へのその使用
JP4600386B2 (ja) 複層塗膜、複層塗膜の塗装方法、及び複層塗膜で塗装された自動車
EP0547506B1 (en) A process for coil coating aluminium for the manufacture of automotive veneers
JP4610766B2 (ja) プラスチック成型品の塗装方法
US6403192B1 (en) Films provided with several coating layers and the use thereof in automobile manufacturing
US20230304139A1 (en) Methods for applying decorative metal films on polymeric surfaces
EP3757173B1 (en) Primer coating for fiber filled plastic substrate
JPS62244473A (ja) 複層塗膜形成方法
JP2001046952A (ja) 塗膜形成法
JPH01288372A (ja) 塗膜の形成法
JP2001046966A (ja) 複合塗膜の形成方法および複合塗膜
JPS62199659A (ja) ノンサンデイング付着性に優れた被覆用組成物及び多層被膜の形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20050829

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051129