JPH11504689A - 道路破砕ドラムアセンブリ及び破砕方法 - Google Patents

道路破砕ドラムアセンブリ及び破砕方法

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JPH11504689A
JPH11504689A JP8534035A JP53403596A JPH11504689A JP H11504689 A JPH11504689 A JP H11504689A JP 8534035 A JP8534035 A JP 8534035A JP 53403596 A JP53403596 A JP 53403596A JP H11504689 A JPH11504689 A JP H11504689A
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drum
bar
bars
road
drilling
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ピー. サロスキー、ウィリアム
エイチ. ビーチ、ウェイン
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Kennametal Inc
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Abstract

(57)【要約】 ドラム(26)を有し、基層の掘削に使用される掘削ドラムアセンブリ(22)である。幅方向に離間される複数の掘削ビットアセンブリ(38、56、58、60)が各々に接続された複数のバー(48)が、ドラム(26)の表面(28)に固定されている。バー(48)は、ドラム(26)の円周回りに等間隔に離間される個々のバーの第1領域及び第2領域を画定している。第1領域のバーは、第2領域のバーから円周方向及び幅方向に離間されている。

Description

【発明の詳細な説明】 道路破砕ドラムアセンブリ及び破砕方法 発明の背景 本発明は、基層の掘削用の掘削ドラムアセンブリと、基層の掘削方法に関する 。より詳細には、本発明は道路基層を破砕(粉砕)してテクスチャー(表面状態 )を細かくするドラムアセンブリ及びこのアセンブリのパーツに関する。また、 本発明は道路基層を破砕して基層のテクスチャーを細かくする方法にも関する。 道路破砕マシンの1つの主な構成要素は、道路破砕ドラムである。従来の典型 的な道路破砕ドラムは、ほぼ円筒状のドラムと、ドラムの表面に直接取り付けら れる複数の道路破砕ビット−ブロックアセンブリとを含む。より詳細には、ビッ トを回転可能に保持するブロックがドラムの表面に溶接されている。 道路破砕マシンがドラムを駆動して回転させる際に、道路破砕ビットが道路の 基層に突き当たって基層内を移動し、これによって道路基層がビットの切削の深 さに等しい深さで破砕して砕片を生じるように道路破砕ビットはドラムの表面に 対して方向づけされている。一般に、砕片は集められて道路破砕箇所から除去さ れる。道路基層がアスファルト材料からなる場合、砕片はリサイクル施設に搬送 される。 ドラム上の道路破砕ビットのパターンは、各道路破砕ビットが1つの個々の点 に突き当たり、複数の衝突点がドラムの全長をわたるようになっている。従来で は、個々の衝突点間の典型的な間隔は約0.625インチである。衝突点間のこ のような間隔は、道路基層から表面層を除去するには満足のゆくものであるが、 これによって得られる路面の特性には望ましくないものがいくつかある。 最も顕著なものとして、0.625インチの衝突点間隔によってテクスチャー の粗い表面が生じ、このようなテクスチャーの表面の上を車両が移動する際に高 レベルの道路の騒音が生じてしまう。このようなテクスチャーの粗い表面は騒音 レベルが高く、路面が滑らかでないため、車両の運転手を苛立たせる。テクスチ ャーの粗い表面においてこの道路騒音を低減する唯一の既知の方法は、例えばア スファルト材料のような道路材料の新しい層によって道路の表面を再舗装するこ とである。 道路の再舗装は、再舗装された道路が必要であるいくつかの状況下では可能で ある。しかし、車のわだちが生じたため道路を破砕して表面を滑らかにする場合 など再舗装が必ずしも必要ではない場合、再舗装は、テクスチャーの粗い破砕し た道路の問題を解決するアプローチとしては不経済なものになりうる。 この問題を解決する1つのアプローチは、破砕した路面のテクスチャーを粗く しないように衝突点の間隔を減少させることである。このアプローチには技術的 な利点があるが、衝突点の間隔を減少させようという特定の意図をもって道路破 砕ドラムをデザインした道路破砕ドラムの製造社はたった1社である。この点に 関して、キーストーンエンジニアリング&マニュファクチャリング社(Keystone Engineering & Manufacturing Company、インディアナ州インディアナポリス) は約0.200インチの最小衝突点間隔を生じる道路破砕ビットホルダをデザイ ンしている。 キーストーンエンジニアリング社(Keystone Engineering)のこのホルダのデ ザインに注目すると、このホルダは後方シャンク部分を有し、ホルダはこのシャ ンク部分によってドラムの表面の螺旋状羽根のポケット内に固定されている。こ のシャンクは、3つの孔を有する拡大した頭部の軸方向の前方端部で終わってい る。各孔は、頭部が3つのビットを保持するように道路破砕ビットを収容する。 このホルダは、多数の欠点を有する。 キーストーンエンジニアリング社のホルダは、製造が比較的高価である。デザ イン及び標準の道路破砕ビットのサイズのため、現行のキーストーン社のホルダ の構造は0.200インチ未満の衝突点間隔を提供できない。更に、0.200 インチの衝突点間隔は0.625インチの衝突点間隔を有する表面から道路の騒 音を減少させるが、表面のテクスチャーが更に細かくなるように破砕された道路 基層を生じるには衝突点間隔を更に減少させることが未だ必要である。 従来の道路破砕ドラムは、モジュール型構成要素を有するように製造されてい ない。即ち、従来の道路破砕ドラムは、異なるデザイン及びビットパターンのド ラムで使用するのに好適な、モジュール型に予め製造された構成要素を用いずに 製造されている。モジュール型構成要素を有するように製造される道路破砕ドラ ムを提供することにより、道路破砕ドラムの製造コストを低減することができる 。また、モジュール型構成要素を使用することによってドラムの製造時間が短く なり、モジュール型構成要素パーツとは異なるデザインのドラムを製造するデザ インの柔軟性が大きくなる。 道路破砕ドラムは、道路破砕動作の際にかかる大きな力に耐えられなければな らない。道路破砕ドラムを強化するあらゆる構造を提供することが非常に望まし い。 理解できるように、道路破砕ビットは摩耗し、取り替えが必要であるため、時 折道路破砕動作の際にビットを交換しなくてはならない。ビット交換の必要性は 特定の破砕条件によって異なるが、破砕シフト毎に少なくとも1回は道路破砕ド ラム上のビットを交換するのが一般的である。 オペレータ(作業員)は道路破砕ビットの交換に空気ハンマーを使用し、古い ビットをたたいてブロックからビットを出している。しばしば、1つの破砕ドラ ム上には数百もの道路破砕ビットがあるため、ドラム全体のビットを交換するの に必要な時間が膨大になりうる。オペレータが道路破砕ドラム上の各道路破砕ビ ットの後部にアクセスすることを助長する道路破砕ドラムを提供することが有益 であろう。 道路破砕動作から生じる砕片は、砕片が集められて破砕箇所から除去される破 砕マシン上の位置に効率的に送られることが重要である。従って、道路破砕マシ ンが砕片を集めて破砕箇所から砕片を除去する能力を高める道路破砕ドラムを提 供することが望ましい。 発明の概要 本発明の主な目的は、基層を掘削する改良された掘削(破砕)ドラムと、基層 を掘削(破砕)する改良された方法を提供することである。 本発明の別の目的は、道路の基層を破砕する改良された道路破砕ドラムと、道 路基層を破砕する改良された方法を提供することである。 本発明の更に別の目的は、道路基層を破砕する改良された道路破砕ドラムと、 テクスチャーの細かい表面を有する破砕された道路基層を提供する道路基層の破 砕方法を提供することである。 本発明の更なる目的は、モジュール型構成要素を使用する、道路基層を破砕す る改良された道路破砕ドラムを提供することである。 本発明の目的は、構造強さを大きくした、道路基層を破砕する改良された道路 破砕ドラムを提供することである。 本発明の目的は、道路破砕ビットの交換を容易にする、道路基層を破砕する改 良された道路破砕ドラムを提供することである。 最後に、本発明の目的は、道路破砕マシン上の中央収集点への砕片の方向づけ を容易にする、道路基層を破砕する改良された道路破砕ドラムを提供することで ある。 1つの形態において、本発明は、両端部及びほぼ円筒状の表面を有するドラム を含む掘削ドラムアセンブリである。複数のバーがドラムの表面に固定されてお り、各々のバーは横方向に離間されてバーに接続される複数のブロックアセンブ リを有する。バーは、ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの第1 領域を画定する。更に、バーはドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバ ーの第2領域を画定する。第1領域のバーは、円周方向及び幅方向において第2 領域のバーから離間されている。 別の形態において、本発明はドラムを含む掘削ドラムアセンブリであり、ドラ ムは、両端部と、ドラムの両端部から等間隔に離れた円形赤道を有するほぼ円筒 状の表面を有する。複数のバーの約半分がドラムの一方の端部に隣接するバーの 1つの外周列を画定するように、複数のバーが、ドラムの表面でドラムの一方の 端部に最も近い赤道の一方の面に固定されている。 各々のバーは、長手方向に離間されてバーに接続される複数の掘削ビットホル ダを有する。赤道の一方の面の掘削ビットホルダは、ドラムの赤道から離れてい くように配置されるほぼ螺旋状のパターンを画定している。バーの外周列を含む バー上の掘削ビットホルダは、ドラムの一方の端部に隣接するほぼ螺旋状のパタ ーンの部分を画定している。 複数のバーの約半分がドラムの他方の端部に隣接するバーのもう1つの外周列 を画定するように、複数のバーが、ドラムの表面でドラムの他方の端部に最も近 い赤道の他方の面に固定されている。赤道の他方の面の掘削ビットホルダは、ド ラムの赤道から離れていくように配置されるほぼ螺旋状のパターンを画定してい る。 更に別の形態において、本発明は、長手方向の長さを有する道路破砕ドラムの 表面に取り付けられるバーである。このバーは、道路破砕ドラムの長さの半分よ りも短い長さの長手方向本体を含む。複数のブロックがバーに接続されている。 図面の簡単な説明 下記は、本発明の一部を形成する図面の簡単な説明である。 図1は、道路基層の表面を破砕する道路破砕マシンの斜視図であり、この図は 破砕された表面と破砕されていない表面を示している。 図2は、図1の螺旋状に方向づけされた断面線2−2に沿って切り取られた図 1の道路破砕マシンからの道路破砕ドラムアセンブリの断面図である。 図3は、図1の断面線3−3に沿って切り取られた、破砕された道路基層の断 面図である。 図4は、図1の道路破砕ドラムの表面に取り付ける道路破砕バーアセンブリの 1つの特定の実施の形態の斜視図であり、この図は、各道路破砕ビットアセンブ リのブロックの前方エッジがバーの正面から同一距離になるように道路破砕ビッ トアセンブリをバーに配置することを示している。 図5は、図1の道路破砕ドラムの機械的な略図であり、ドラム上の道路破砕バ ー及び道路破砕ビットの全体的なパターンを示している。 図5Aは、図1の道路破砕ドラムの一部分の機械的な略図であり、ドラムの円 周の一部分の周りにおける一連の連続するバーの幅方向の漸増的なオフセットを 示している。 図6A〜図6Nは、図5のドラムアセンブリの構成要素を含むモジュール型道 路破砕バーアセンブリの正面図である。 図7は、道路破砕ビットアセンブリをバーに接続する他の方法を示す、道路破 砕バーアセンブリの別の特定の実施の形態の斜視図である。 図8は、ブロックとバーとの間の接続を示すためにバーの一部分を取り除いた 図7の構造の側面図である。 図9は、道路破砕ドラムの表面に道路破砕バーアセンブリを配置する他の態様 を示す機械的な部分略図である。 図10は、道路破砕ビットアセンブリをバーに接続する他の方法を示す道路破 砕バーアセンブリの斜視図である。 図11は、バーが複数の孔を含み、各孔は道路破砕ビットを収容する、本発明 の別の特定の実施の形態の斜視図である。 図12は、各ブロックが回転不可能な道路破砕ビットを収容する本発明の別の 特定の実施の形態の斜視図である。 図13は、図12の断面線13−13に沿って切り取った断面図である。 図14は、図12及び図13に示されるような回転不可能な道路破砕ビットを 全て有するドラムによって破砕された道路基層の断面図である。 特定の実施の形態の詳細な説明 図面を参照すると、図1は参照番号20で共通に示される道路破砕マシンを示 している。道路破砕マシン20は、道路破砕マシンの一部であるエンジン(図示 せず)によって駆動される道路破砕ドラムアセンブリ22を有する。エンジンは ドラムアセンブリ22を駆動し、図2に示されるようにドラムアセンブリ22を 時計回りの方向に回転させる。 図1及び図5に示されるように、道路破砕ドラムアセンブリ22は、ほぼ円筒 状の表面28と、両端部30及び32を有するドラム26を含む。ドラムアセン ブリ22は、図4に参照番号34で共通に示される複数の道路破砕バーアセンブ リを更に含む。 図4を参照すると、前述のように参照番号34で共通に示される典型的な道路 破砕バーアセンブリの1つの特定の実施の形態が示されている。バーアセンブリ 34は道路破砕アセンブリ38を含み、これは道路破砕ビット40を回転可能に 収容する孔を含むブロック39を有する。多数の構造によってビットをブロック 内に保持することができるが、デンベステンら(DenBesten et al.)の"MININGM ACHINE BIT ARRANGEMENT AND MOUNTING THEREOF"というタイトルの米国特許第4 ,201,421号は、弾性のあるスプリットばねスリーブを用いる1つの好適 な保持構造を開示している。 バーアセンブリ34は細長くほぼ矩形のバー48を更に含み、これは、上面5 0、下面(図示せず)、前面52、後面(図示せず)ならびに両端部表面54及 び55を有する。4つの道路破砕ビットアセンブリ38、56、58及び60が バー48の上面50に接続されている。各道路破砕ビットアセンブリ(38、5 6、58、60)は同一であり、1個の道路破砕ビットアセンブリ38に関して 前述した説明は、残り3個の道路破砕ビットアセンブリ(56、58、60)の 説明として十分であろう。図4に示される特定の実施の形態では、各ブロック3 9の正面エッジ62は、バー48の前面52から同一の距離「b」だけ離れるよ うに道路破砕ビットアセンブリ38が配置されている。更に、(図2の)ビット の攻撃(アタック)角度「α」が40°であるようにビットアセンブリが配置さ れている。図2に示されるように、攻撃角度αは、ビットの中央長手軸と、ビッ トの中央長手軸がドラムの表面と交差する点に対する接線との間の角度として定 義される。 図1及び図3を参照すると、道路破砕動作の際、個々の道路破砕ビット40が 道路基層42の破砕されていない表面41に突き当たるように道路破砕マシンは ドラムアセンブリ22を回転させる。基層42の破砕されていない表面41にビ ットが突き当たり、続いてビット40が基層42内を移動すると、ビット40は 道路基層42の最上層の一部分を破砕(又は切削)し、破砕された表面44を有 する道路基層42を生じる。 各道路破砕ビット40はドラムの長手にわたって基層42に突き当たる個々の 衝突点を有し、隣接する衝突点間の間隔は路面の粗さ即ちテクスチャーを決定す る。図3を参照すると、破砕された表面44を有する破砕された道路基層42の 一部分の断面図が示されている。距離「a」は、隣接する衝突点間の距離である 。衝突点間のこのような狭い間隔は、より詳しく後述される。本発明のデザイン により、隣接する衝突点間の間隔を0.100インチにすることができ、0.1 00インチ未満にさえもすることができる。 下記の説明から明白になるように、バーアセンブリ34はバー上のビットアセ ンブリの位置及び向きに関して全て同一であるわけではない。これらの違いは、 図5、図5A及び図6A〜図6Nに示されるようなドラム上の道路破砕バーのパ ターン及び道路破砕ビットの説明に関連して述べられる。 図5を参照すると、道路破砕ドラムアセンブリ22の特定の実施の形態におけ るドラム表面28の道路破砕ビットのパターン及びバー48のパターンの機械的 な略図が示されている。バーは、鋳造技術か又は前述の製造技術によって製造す ることができる。道路破砕ドラムアセンブリ22は全体のパターンを表しており 、このパターンにおいてバーは参照番号76としてブラケットで示されるバーの 第1領域を画定しており、この領域はドラム26の一方の端部30に隣接し、ド ラム26の円周回りに延びている。これらのバーは更に、ドラムの円周回りに延 びる参照番号78としてブラケットで示されるバーの第2領域を画定している。 また、バーは参照番号80としてブラケットで示されるバーの第3領域を画定し ており、この領域はドラム26の他方の端部32に隣接し、ドラムの円周回りに 延びている。バーの第2領域78は、バーの第1領域76と第3領域80との間 に位置する。 バーの第1領域76を参照すると、この領域はドラム26の円周回りに等間隔 で離間された1列のバーを含む。各隣接バーの前面間の円周方向間隔「c」は、 各バーがドラム26の円周回りに互いから約15°離間されるように形成されて いる。バーの第1領域76内の各バーと、これに幅方向に隣接したバーの第2領 域78内のバーとの間の円周方向間隔「cl」は、円周方向間隔がドラムの円周 回りに互いから約7.5°になるように形成されている。 前述のように、道路破砕ドラムの表面上のバーアセンブリは全てが同一である わけではないため、ここで各バーアセンブリの説明をする。説明を容易にするた めに、様々な道路破砕バーアセンブリは図6A〜図6Nの一連の図面の接尾辞に 対応するアルファベットの接尾辞を含む。 図5に示されるような道路破砕ドラムアセンブリ22の図の下部エッジから始 めると、バーの第1領域76は円周方向に離間された7つのバーアセンブリ34 Dを含み、これらはそれぞれに4個の道路破砕ビットアセンブリを有する。バー アセンブリ34Dは図6Dにより詳しく示されており、バー48Dは両端部54 D及び55Dを有する。バーアセンブリ34Dの全長「d」は、約17.800 インチである。隣接する道路破砕ビットの中心間の距離「e」は、約4.800 インチである。バー48Dの他方の端部55Dがこれに最も近い道路破砕ビット の中心から離間される距離「f」は、2.400インチである。バー48Dの一 方の端部54Dがこれに最も近いビットの中心から離間される距離「g」は1. 000インチである。 図5において、バーアセンブリ34Dが上にゆくにつれ、各バーはドラムの赤 道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。図5Aは、赤道から離 れていくようなこの幅方向の漸増的な移動を明瞭に示している。図5Aに示され るように、この特定の実施の形態では、7つのバー48Dによるこの漸増的移動 の全体的な距離は距離「h」であり、これは1.200インチである。これは、 各幅方向移動の距離が0.200インチであることを意味している。従って、こ の特定の実施の形態では、ドラムの長手をわたって幅方向に隣接するビット間の 間隔「hl」は0.200インチであり、従って衝突点の間隔は0.200イン チである。 本発明によって幅方向の移動範囲を変えることができるが、別個のバーアセン ブリを使用することにより、ドラムの長手をわたって幅方向に隣接するビット間 の間隔を0.100インチの大きさにし、0.100インチの衝突点間隔を得る ことができる。 5個のビットアセンブリを有する次のバーアセンブリ34Nが、図6Nにより 詳しく示されている。バー48Nは、両端部54N及び55Nを有する。バー4 8Nは、18.337インチの全長「i」を有する。バー48Nの他方の端部5 5Nに最も近い4個のビットの中心間の間隔「j」は、4.800インチである 。バー48Nの一方の端部54Nに最も近い2個のビットの中心間の間隔「k」 は、1.537インチである。バー48Nの他方の端部55Nは、その最も近い ビットから2.400インチの距離「l」だけ離間されている。バー48Nの一 方の端部54Nに最も近い道路破砕ビットアセンブリは、水平面に対して70° の角度「β」で方向づけされている。バー48Nの一方の端部54Nが道路破砕 ドラムの一方の端部30と一直線になるようにバー48Nは配置される。一方の 端部54Nに最も近い道路破砕ビットの向きの特徴のため、このビットはドラム に対する側部間隙を切削する。バー48Nの一方の端部54Nに2番目に近い道 路破砕ビットアセンブリは、水平面に対して50°の角度「γ」で方向づけされ ている。 次の2つのバーアセンブリ34Dは最初の7つのバーアセンブリと同様であり 、これらは図6Dにより詳しく示されている。バーが図5の最上部にゆくにつれ て、バー48Dはドラムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動 する。この特定の実施の形態では、各バー34Dの赤道から離れていくような幅 方向の漸増的な移動は0.200インチである。 次の5つのバーアセンブリ34Eは、図6Eにより詳しく示されている。バー 48Eは4個のビットアセンブリを有し、両端部54E及び55Eを有する。バ ー48Eの他方の端部55Eに最も近い3個のビットの中心間の間隔「n」は4 .800インチである。バーの他方の端部55Eに最も近いビットの中心とバー の他方の端部55Eとの間の距離「o」は、2.400インチである。バー48 Eの一方の端部54Eに最も近い2個のビットの中心間の間隔「p」は、3.1 60インチである。バー48Eの一方の端部54Eに最も近いビットアセンブリ は、水平面に対して50°の角度「ε」で方向づけされている。バーが図5の最 上部にゆくにつれて、バー48Eはドラムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れ ていくように移動する。この特定の実施の形態では、各バー34Eの赤道から離 れていくような幅方向の漸増的な移動は0.200インチである。 次のバーアセンブリ34Lは、図6Lにより詳しく示されている。バー48L は4個のビットアセンブリを有し、両端部54L及び55Lを有する。バー48 Lの全長「q」は、16.160インチである。バー98の一方の端部54Lに 最も近い2個のビットアセンブリの中心間の距離「r」は、4.737インチで ある。バー48Lの他方の端部55Lに最も近い3個のビットアセンブリの中心 間の距離「s」は、4.800インチである。他方の端部55Lとこれに最も近 いビットの中心との間の距離「t」は、2.400インチである。バー48Lの 一方の端部54Lに最も近いビットアセンブリは、水平面に対して50°の角度 「η」の向きを有する。 次の7つのバーアセンブリ34Bは、図6Bにより詳しく示されている。バー 48Bは、バー48Bは4個のビットアセンブリを有し、両端部54B及び55 Bを有する。バー48Bの全長「u」は、17.800インチである。各ビット の中心が互いから離間される距離「v」は、4.800インチである。バー48 Bの一方の端部54Bとこれに最も近いビットの中心との間の距離「w」は、2 .400インチである。バーの他方の端部55Bとこれに最も近いビットの中心 との間の距離「x」は、1.000インチである。バー48Bが図5の上にゆく につれて、バー48Bは赤道A−Aから幅方向に外側に向かって徐々に移動する 。この特定の実施の形態では、各バー34Bの赤道から離れていくような幅方向 の漸増的な移動は0.200インチである。 図5の最後のバーアセンブリ34Jは、図6Jにより詳しく示されている。バ ー48Jは5個のビットアセンブリを有し、両端部54J及び55Jを有する。 バー48Jの全長「y」は18.537インチである。バー48Jの他方の端部 55Jに最も近い4個のビットは、互いから4.800インチの距離「z」だけ 離間されている。一方の端部54Jは、これに最も近いビットの中心から3.1 37インチの距離「aa」だけ離間されている。バー48Jの他方の端部55J は、これに最も近いビットの中心から1.00インチの距離「bb」だけ離間さ れている。バー48Jの一方の端部54Jに最も近いビットアセンブリは水平面 に対して60°の角度「θ」の向きを有する。 バー78の第2領域を含むバーの列は2つある。図5において参照番号86と してブラケットで示される第1の列を参照すると、この列は2つの列のうちでド ラム26の一方の端部30に最も近い列である。図5のドラム26の底部から始 めると、最初のバーアセンブリ34Dが図6Dにより詳しく示されている。これ は先に説明したので、追加の説明は不要である。 次の4つのバーアセンブリ34Hは、図6Hにより詳しく示されている。バー 48Hは5個のビットアセンブリを有し、両端部54H及び55Hを有する。5 個のビット全ての中心間の距離「dd」は、4.800インチである。バーの全 長「cc」は、21.600インチである。バー48Hの一方の端部54Hは、 これに最も近い道路破砕ビットの中心から「ee」の距離だけ離間されている。 バー48Hの他方の端部55Hに最も近いビットアセンブリは、水平面に対して 60°の角度「k」の向きを有する。これらの4つのバー48Hが図5の最上部 にゆくにつれて、これらはドラム26の赤道A−Aから幅方向に徐々に一定距離 だけ離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、各バー34Hの赤 道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は0.200インチである。 次の11個のバーアセンブリ34Fは、図6Fにより詳しく示される。各バー 48Fは5個のビットアセンブリを有し、両端部54F及び55Fを有する。バ ー48Fの他方の端部55Fに最も近いビットの中心は、1.000インチの距 離「ff」だけ端部55Fから離間されている。5個のビットの中心は、互いか ら4.800インチの距離「gg」だけ離間されている。バー48Fの一方の端 部54Fは、これに最も近いビットの中心から2.400インチの距離「hh」 だけ離間されている。バー48Fの全長「ii」は、22.600インチである 。バー48Fが図5の最上部にゆくにつれて、各バー48Fはドラムの赤道A− Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、 各バー34Fの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は0.200イ ンチである。 次の8つのバーアセンブリ34Bは、図6Bにより詳しく示されている。これ らのバーアセンブリ34Bは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である 。バー48Bが図5の最上部にゆくにつれて、各バー48Bはドラムの赤道A− A から幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、各 バー34Bの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は0.200イン チである。 ブラケット88によって示され、2つの列のうちでドラム26の他方の端部3 2に最も近い列である第2の列を参照する。図5のドラム26の底部から始める と、最初のバー34Aは図6Aにより詳しく示されている。バー48Aは5個の ビットアセンブリを有し、両端部54A及び55Aを有する。バー48Aの一方 の端部54Aに最も近いビットの中心は、1.000インチの距離「jj」だけ 端部54Aから離間されている。5個のビットの中心は、互いから4.800イ ンチの距離「kk」だけ離間されている。バー48Aの他方の端部55Aは、こ れに最も近いビットの中心から2.400インチの距離「ll」だけ離間されて いる。バー48Aの全長「mm」は、22.600インチである。 次の4つのバーアセンブリ34Gは、図6Gにより詳しく示されている。バー 48Gは5個のビットアセンブリを有し、両端部54G及び55Gを有する。5 個のビット全ての中心は、互いから4.800インチの距離「nn」だけ離間さ れている。バー48Gの他方の端部55Gは、これに最も近いビットの中心から 2.400インチの距離「oo」だけ離間されている。バー48Gの全長「pp 」は、21.6インチである。バー48Gの一方の端部54Gに最も近いビット アセンブリは、水平面に対して60°の角度「λ」の向きを有する。これの4つ のバーアセンブリが図5の最上部にゆくにつれて、バーアセンブリ34Gはドラ ムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施 の形態では、各バー34Gの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は 0.200インチである。 次の11個のバーアセンブリ34Aは、図6Aにより詳しく示されている。こ れらのバーアセンブリは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である。こ れらの11個のバー48Aが図5の最上部にゆくにつれて、バー48Aはドラム の赤道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の 形態では、各バー34Aの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は0 . 200インチである。 次の8つのバーアセンブリ34Dは、図6Dにより詳しく示されている。これ らのバーアセンブリは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である。これ らの8つのバー48Dが図5の最上部にゆくにつれて、バー48Dはドラムの赤 道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態 では、各バー34Dの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は0.2 00インチである。 バー80の第3領域を参照すると、この領域はドラムの円周回りに等間隔に離 間される1列のバーを含む。連続するバーとバーとの間の円周方向の間隔はバー の第1領域76のものと同様であり、従って各バーはドラムの円周回りに互いか ら約15°離間されている。 図5の下部から始めると、第3領域は円周方向に離間された7つのバーアセン ブリ34Bを含む。これらのバーは既に詳しく説明したので、説明は不要である 。これらのバー48Bが図5の最上部にゆくにつれて、バー48Bはドラムの赤 道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態 では、各バー34Bの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は0.2 00インチである。 5個の道路破砕ビットアセンブリを有する次のバーアセンブリ34Mは、図6 Mにより詳しく示されている。バー46Mは、両端部54M及び55Mを有する 。バー48Mの一方の端部54Mに最も近いビットの中心は、端部54Mから2 .400インチの距離「rr」だけ離間されている。バー48Mの一方の端部5 4Mに最も近い3個のビットの中心は、互いから4.800インチの距離「ss 」だけ離間されている。バー48Mの他方の端部55Mに最も近い2個のビット の中心は、互いから1.537インチの距離「tt」だけ離間されている。バー の全長「vv」は、18.337インチである。バー48Mの他方の端部55M に最も近いビットアセンブリは、水平面に対して70°の角度「μ」で方向づけ されている。バー55Mの他方の端部55Mに2番目に近いビットアセンブリは 、水平面に対して50°の角度「γ」で方向づけされている。 次の2つのバーアセンブリ34Bは最初の7つのバーアセンブリ34Bと同様 であり、これらは図6Bにより詳しく示されている。これらのバー48Bが図5 の最上部にゆくにつれて、バーはドラムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れて いくように移動する。この特定の実施の形態では、各バー34Bの赤道から離れ ていくような幅方向の漸増的な移動は0.200インチである。 次の5つのバーアセンブリ34Cは、図6Cにより詳しく示されている。バー 48Cは4個のビットアセンブリを有し、両端部54C及び55Cを有する。バ ー48Cの一方の端部54Cは、これに最も近いビットの中心から2.400イ ンチの距離「vv」だけ離間されている。バー48Cの一方の端部54Cに最も 近い3個のビットの中心は、互いから4.800インチの距離「ww」だけ離間 されている。バー48Cの他方の端部55Cに最も近い2個のビットの中心は、 互いから4.160インチの距離「xx」だけ離間されている。バーの他方の端 部55Cに最も近いビットアセンブリは、水平面に対して50°の角度「π」の 向きを有する。これらのバー48Cが図5の最上部にゆくにつれて、バーはドラ ムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施 の形態では、各バー34Cの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は 0.200インチである。 次のバーアセンブリ34Kは、図6Kにより詳しく示されている。バー48K は4個のビットアセンブリを有し、両端部54K及び55Kを有する。バー48 Kの一方の端部54Kは、これに最も近いビットの中心から2.400インチの 距離「zz」だけ離間されている。バー48Kの一方の端部54Kに最も近い3 個のビットの中心は、互いから4.800インチの距離「aaa」だけ離間され ている。バー48Kの他方の端部55Kに最も近い2個のビットの中心間の距離 「bbb」は、4.737インチである。バー48Kの全長「ccc」は16. 160インチである。バーの他方の端部に最も近いビットアセンブリは、水平面 に対して50°の角度「ρ」の向きを有する。 次の7つのバーアセンブリ34Dは、図6Dにより詳しく示されている。これ らのバーアセンブリ34Dは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である 。 これらのバー48Dが図5の最上部にゆくにつれて、バーはドラムの赤道A−A から幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、各 バー34Dの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は0.200イン チである。 図5の最後のバーアセンブリ34Iは、図6Iにより詳しく示されている。こ のバーアセンブリ34Iは、5個のビットアセンブリを有し、両端部54I及び 55Iを有するバー48Iを有する。バー48Iの一方の端部54Iに最も近い 4個のビットの中心は、互いから4.800インチの距離「ddd」だけ離間さ れている。バー48Iの他方の端部55Iに最も近い2個のビットの中心は、互 いから3.137インチの距離「eee」だけ離間されている。一方の端部54 Iは、これに最も近いビットから1.000インチの距離「fff」だけ離間さ れている。バー48Iの全長「ggg」は18.537インチである。バー48 Iの他方の端部55Iに最も近いビットアセンブリは、水平面に対して60°の 角度「σ」で方向づけされている。 図6〜図6Nの特定の実施の形態に関連して前述した特定の寸法及び特定の角 度は、特定の実施の形態に固有のものであることを理解すべきである。これらの 寸法及び角度は一定の結果を生じるように選択されており、従って、これらの寸 法及び角度は特定の道路破砕用途によって変化する場合がある。ビットが水平面 に対して方向づけられる角度は、約30°〜約90°の間で変化しうる。 道路破砕ドラムアセンブリ22のビットは、ドラムの円形赤道A−Aの各面に おいて螺旋状パターンを形成する。動作の際、この螺旋状パターンはドラムの赤 道に向けて砕片をオーガする、即ち移動させる。ドラムの一方の端部に最も近い ドラムの面の螺旋の第1フライト(登り)は、図5に示されるようなラインB− B内にあるビットアセンブリからなる。第2フライトは、図5に示されるような ラインC−C内にあるビットアセンブリからなる。第3フライトは、図5に示さ れるようなラインD−D内にあるビットアセンブリからなる。第4フライトは、 図5に示されるようなラインE−E内にあるビットアセンブリからなる。第5フ ライトは、図5に示されるようなラインF−F内にあるビットアセンブリからな る。第6フライトは、図5に示されるようなラインG−G内にあるビットアセン ブリからなる。第7フライトは、図5に示されるようなラインH−H内にあるビ ットアセンブリからなる。第8フライトは、図5に示されるようなラインI−I 内にあるビットアセンブリからなる。第9フライトは、図5に示されるようなラ インJ−J内にあるビットアセンブリからなる。 ドラムの他方の端部に最も近いドラムの赤道の他方の面のビットのフライトは 、ドラムの一方の面のビットに対して左右対称の形状をとっている。従って、詳 細な説明は不要である。ドラムの他方の端部32に最も近い赤道の他方の面の第 1〜第9フライトが、ラインK−K〜ラインS−S内にあるビットによってそれ ぞれ画定されることを述べるだけで十分である。 特定の実施の形態は様々なバーアセンブリのようなモジュール型構成要素から なることを理解することができる。本発明は、前述の特定のバーアセンブリに限 定されず、回転可能ドラムに関連したバーアセンブリの一般的な使用を含むもの と意図される。多くの異なる衝突点間隔を提供できるように、バーアセンブリは 多くの特定の用途に適応するように製造することができる。ドラムを比較的短時 間で製造することができるように、ドラムの製造前にバーアセンブリを製造して 保管しておくことができる。バーはあらゆる製造者のブロックデザインを受け入 れることができ、従って特定のスタイルのブロックに限定されない。 また、ドラムに固定されるバーを使用することで、ドラムの強化を助長するこ とにもなる。過度の重量を加えずにバーによって更に構造的に支持されることは 、本発明の望ましい特徴である。 図4及び図5に示される特定の実施の形態の動作において、ドラムは道路破砕 マシン内のエンジンによって駆動され、これによってドラムが回転し、従って道 路破砕ビットが道路基層の表面に突き当たるように道路破砕ビットを駆動し、基 層内でビットを連続的に移動させる。この特定の実施の形態のバーはドラムの長 手軸T−Tにほぼ平行であり、各バー上の全てのビットはドラムの長手軸に平行 な同一面上にある。従って、各バー上の全てのビットは道路基層に同時に突き当 たる。これは不利な点として考慮されていないが、エンジンの電力要求量は周期 的にピークに達する。図4及び図5の特定の実施の形態では、衝突が生じる時間 の各点において、幅方向に一列に位置する2つのバーのビットは同時に基層に突 き当たる。 道路破砕マシンが動作し続けると、マシンは砕片を生じる。この砕片は、コン ベヤ上に搭載可能になるようにハウジングの中央に送られなければならない。コ ンベヤは待機中のダンプトラックに砕片を移動させ、トラックは砕片を遠隔地に 移送する。本発明の実施の形態のバー48は、ドラムの中央に砕片を方向づける そらせ板(バッフル)として動作するようにドラムの表面の上に突出している。 砕片を方向づけることによって、バーは砕片の収集及び除去を容易にする。 道路破砕動作の際に、ビットの交換が必要になる場合がある。一般的には空気 ハンマーを使用して古いビットをたたき、ビットを支持するブロックの孔から古 いビットを出している。バーはドラムの表面からビットを外せるようにビットを 配置しており、また空気ハンマーを有するオペレータがビットの後部にアクセス できるように十分な空間の提供もしている。従って、これらのバーはドラム上の ビットの交換を容易にする。 図7及び図8を参照すると、図7及び図8において参照番号90で共通に示さ れるバーアセンブリの別の特定の実施の形態が示されている。バーアセンブリ9 0は、上面94、両端部96、98及び前面100を有する細長くほぼ矩形のバ ー92を含む。バーアセンブリ90は4つの道路破砕ビットアセンブリ(102 、104、106、108)を更に含み、これらは第1のバーアセンブリ34の 一部分を含む道路破砕ビットアセンブリと構造的に同一である。 第1の道路破砕ビットアセンブリ102はブロック110を含み、これは正面 エッジ112を有し、道路破砕ビット40を収容する孔を含む。ブロック110 は、溶接などによって上面94に固定される。ブロック110の正面エッジ11 2がバーの上面の前面エッジ113から「hhh」の距離だけ離れるように、ブ ロック110はバーの上面に配置されている。 第2の道路破砕ビットアセンブリ104はブロック116を含み、これは正面 エッジ118を有し、道路破砕ビット40を収容する孔を含む。ブロック116 は、溶接などによって上面94に固定される。ブロック116の正面エッジ11 8がバーの上面の前面エッジから「iii」の距離だけ離れるように、ブロック 116はバーの上面に配置されている。 第3の道路破砕ビットアセンブリ106はブロック122を含み、これは正面 エッジ124を有し、道路破砕ビット40を収容する孔を含む。ブロック122 は、溶接などによって上面94に固定される。ブロック122の正面エッジ12 4がバーの上面の前面エッジから「jjj」の距離だけ離れるように、ブロック 122はバーの上面に配置されている。 第4の道路破砕ビットアセンブリ108はブロック128を含み、これは正面 エッジ130を有し、道路破砕ビット40を収容する孔を含む。ブロック128 は、溶接などによって上面94に固定される。ブロック128の正面エッジ13 0がバーの上面の前面エッジから「kkk」の距離だけ離れるように、ブロック 128はバーの上面に配置されている。 図8に示されるように、バー92の上面94は一対の孔132を有し、これら はブロック128の底面134から垂下する一対の位置決めピン133を収容し ている。位置決めピン−孔構造は、バーの上面におけるブロックの適切な方向づ けを容易にする。第1の実施の形態のバーアセンブリ34の図面には示されてい ないが、位置決めピン−孔構造の使用は、ブロックがバーの上面に正確に配置さ れていることを確実にするのに好適な方法である。 引き続き図7及び図8を参照すると、第1〜第4の道路破砕ビットアセンブリ がバーの上面の前面エッジから徐々に離れていくように配置されている。この漸 増的な移動の範囲は用途によって変わりうるが、この特定な実施の形態に好適な 方向づけは、図8に角度「τ」によって示されるような2°のオフセットがドラ ムの円周回りにあることである。 図7及び図8のこの特定の実施の形態の1つの明らかな構造的特性は、幅方向 に連続する道路破砕ビットがバーの長手にわたってスタガーされている(前後に ずれるように配置されている)ことである。ビットはスタガーされているため、 4個のビットの全てが道路基層の表面に同時に突き当たるわけではない。結果と して、この1つのバー上の4個のビット全てを基層内で同時に駆動させるような エンジンからの突然の電力要求量は生じないが、代わりに、ビットは電力要求量 が比較的一定になるように基層に連続的に突き当たる。ビットの連続的な衝突は 、第1の特定の実施の形態のバーアセンブリ34の場合のようなバー上の全ての ビットの周期的な衝突ほど電力を必要としない。図7及び図8の特定の実施の形 態の道路破砕ビットのスタガー構造はドラムの長手をわたるビットの間隔に影響 を及ぼさず、従って、この特定の構造は図4の特定の実施の形態によって生じる 表面のテクスチャーと同一の表面のテクスチャーを生じるように道路基層を破砕 することができる。 図9は、道路破砕ドラム26の表面上のバーアセンブリ34の別の特定の実施 の形態を示している。図9の特定の実施の形態では、バーアセンブリ34がドラ ムの赤道A−Aに向かって幅方向にゆくにつれて各バーアセンブリがドラムの表 面上で後方に移動するように、各バーアセンブリは角度「φ」で方向づけされて いる。角度φは0°より大きい角度〜約4°の間の範囲であり、好適な角度「φ 」は2°である。 図9の方向づけを提供することにより、各バー上の道路破砕ビットは道路基層 の表面に連続的に突き当たる。図7及び図8の実施の形態に関連して前述したよ うに、この方向づけは周期的な電力要求量を生じず、代わりにより一定した電力 要求量を生じる。 図10は、道路破砕ビットをバーに接続させる別の方法を示している。この特 定の実施の形態では、細長い矩形のバー150は4つのT形チャネル152、1 54、156及び158を有する。ビットアセンブリ160はブロック本体16 4を有するブロック162を含み、これは道路破砕ビット40を収容する孔を含 む。T形フランジ166は、ブロック本体164の底面168から垂下している 。ビットアセンブリ160をバー150に接続させるには、各ビットアセンブリ のフランジを各々のチャネル内に移動させ、本文中に援用されて本発明の一部と する"EARTHWORKING TOOL FOR PROTECTING FROM ABNORMALLY HIGH CUTTING LOADS "というタイトルの米国特許第4,542,943号に開示されるような態様で フ ランジをチャネル内に固定させる。 図11を参照すると、参照番号170で共通に示されるバーアセンブリの特定 の実施の形態が示されている。バーアセンブリ170は、前面又は表面174を 有するバー172を含む。 バー172は、前面からバーを介して背面177に延びる複数の孔176を含 む。孔176の一方の端部178はバー172の前面174にあり、孔176の 他方の端部180はバー172の後面177にある。 各孔176は、回転可能な道路破砕ビット182を収容する。説明の目的で、 図11は1つの空の孔を示している。しかし、使用において、4つの孔は全てビ ットを収容する。ビット182がバー172に対して回転可能になるように、各 孔は対応するビットを収容する。道路破砕ビット182は、前述の道路破砕ビッ ト40と同一である。 孔172は、狭いビット間隔を提供できるように図5の実施の形態と同様の態 様でドラムの表面に配置される。 図12及び図13は、参照番号186で共通に示されるバーアセンブリを示し ている。バーアセンブリ186は、上面190を有するバー188を含む。複数 のブロック192がバー188の上面190に固定されている。 各ブロック192は、ブロックの前面からブロックの背面に延びる孔194を 中に有する。各孔194は、回転不可能な道路破砕ビット196を収容する。 回転不可能な道路破砕ビット186は、前方頭部198及び後方シャンク部分 200を有する。後方シャンク200は、孔の中の対応するチャネル206と係 合する突起204を有する弾性のある保持リング202を有する。シャンクの後 方端部は、ビット196を回転できなくするように孔のレッジ210と係合する 切欠208を有する。超硬差し込み工具199は頭部198の最前端部にある。 図12及び図13の特定の実施の形態を用いた道路破砕ドラムアセンブリの動 作の際、ビットは他の実施の形態と同様に基層の表面に突き当たる。しかし、超 硬差し込み工具199は基層の表面に突き当たる平坦な切削エッジを表している 。幅方向に隣接する道路破砕ビット186の切削エッジが重複するという事実の た め、図12及び図13の道路破砕ビットによって破砕された道路基層は、道路の 雑音を殆ど生じない比較的滑らかな表面を生じる。図14は、図12及び図13 の特定の実施の形態を用いた道路破砕ドラムアセンブリによって破砕された際に 比較的滑らかな表面216を有する道路の基層214を示している。 本発明の他の特定の実施の形態は、本文中に開示される本発明の詳細及び実施 を考慮することによって当業者に明らかであろう。本発明の詳細及び特定の実施 の形態は例示的なものであると考慮され、本発明の範囲及び趣旨は下記の請求の 範囲によって示されることが理解される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月16日 【補正内容】 ドラム上の道路破砕ビットのパターンは、各道路破砕ビットが1つの個々の点 に突き当たり、複数の衝突点がドラムの全長をわたるようになっている。従来で は、個々の衝突点間の典型的な間隔は約15.88mm(0.625インチ)で ある。衝突点間のこのような間隔は、道路基層から表面層を除去するには満足の ゆくものであるが、これによって得られる路面の特性には望ましくないものがい くつかある。 最も顕著なものとして、15.88mm(0.625インチ)の衝突点間隔に よってテクスチャーの粗い表面が生じ、このようなテクスチャーの表面の上を車 両が移動する際に高レベルの道路の騒音が生じてしまう。このようなテクスチャ ーの粗い表面は騒音レベルが高く、路面が滑らかでないため、車両の運転手を苛 立たせる。テクスチャーの粗い表面においてこの道路騒音を低減する唯一の既知 の方法は、例えばアスファルト材料のような道路材料の新しい層によって道路の 表面を再舗装することである。 道路の再舗装は、再舗装された道路が必要であるいくつかの状況下では可能で ある。しかし、車のわだちが生じたため道路を破砕して表面を滑らかにする場合 など再舗装が必ずしも必要ではない場合、再舗装は、テクスチャーの粗い破砕し た道路の問題を解決するアプローチとしては不経済なものになりうる。 この問題を解決する1つのアプローチは、破砕した路面のテクスチャーを粗く しないように衝突点の間隔を減少させることである。このアプローチには技術的 な利点があるが、衝突点の間隔を減少させようという特定の意図をもって道路破 砕ドラムをデザインした道路破砕ドラムの製造社はたった1社である。この点に 関して、キーストーンエンジニアリング&マニュファクチャリング社(Keystone Engineering & Manufacturing Company、インディアナ州インディアナポリス) は約5.08mm(0.200インチ)の最小衝突点間隔を生じる道路破砕ビッ トホルダをデザインしている。 キーストーンエンジニアリング社(Keystone Engineering)のこのホルダのデ ザインに注目すると、このホルダは後方シャンク部分を有し、ホルダはこのシャ ンク部分によってドラムの表面の螺旋状羽根のポケット内に固定されている。こ のシャンクは、3つの孔を有する拡大した頭部の軸方向の前方端部で終わってい る。各孔は、頭部が3つのビットを保持するように道路破砕ビットを収容する。 このホルダは、多数の欠点を有する。 キーストーンエンジニアリング社のホルダは、製造が比較的高価である。デザ イン及び標準の道路破砕ビットのサイズのため、現行のキーストーン社のホルダ の構造は5.08mm(0.200インチ)未満の衝突点間隔を提供できない。 更に、5.08mm(0.200インチ)の衝突点間隔は15.88mm(0. 625インチ)の衝突点間隔を有する表面から道路の騒音を減少させるが、表面 のテクスチャーが更に細かくなるように破砕された道路基層を生じるには衝突点 間隔を更に減少させることが未だ必要である。 従来の道路破砕ドラムは、モジュール型構成要素を有するように製造されてい ない。即ち、従来の道路破砕ドラムは、異なるデザイン及びビットパターンのド ラムで使用するのに好適な、モジュール型に予め製造された構成要素を用いずに 製造されている。モジュール型構成要素を有するように製造される道路破砕ドラ ムを提供することにより、道路破砕ドラムの製造コストを低減することができる 。また、モジュール型構成要素を使用することによってドラムの製造時間が短く なり、モジュール型構成要素パーツとは異なるデザインのドラムを製造するデザ インの柔軟性が大きくなる。 道路破砕ドラムは、道路破砕動作の際にかかる大きな力に耐えられなければな らない。道路破砕ドラムを強化するあらゆる構造を提供することが非常に望まし い。 バーの第1領域76を参照すると、この領域はドラム26の円周回りに等間隔 で離間された1列のバーを含む。各隣接バーの前面間の円周方向間隔「c」は、 各バーがドラム26の円周回りに互いから約15°離間されるように形成されて いる。バーの第1領域76内の各バーと、これに幅方向に隣接したバーの第2領 域78内のバーとの間の円周方向間隔「cl」は、円周方向間隔がドラムの円周 回りに互いから約7.5°になるように形成されている。 前述のように、道路破砕ドラムの表面上のバーアセンブリは全てが同一である わけではないため、ここで各バーアセンブリの説明をする。説明を容易にするた めに、様々な道路破砕バーアセンブリは図6A〜図6Nの一連の図面の接尾辞に 対応するアルファベットの接尾辞を含む。 図5に示されるような道路破砕ドラムアセンブリ22の図の下部エッジから始 めると、バーの第1領域76は円周方向に離間された7つのバーアセンブリ34 Dを含み、これらはそれぞれに4個の道路破砕ビットアセンブリを有する。バー アセンブリ34Dは図6Dにより詳しく示されており、バー48Dは両端部54 D及び55Dを有する。バーアセンブリ34Dの全長「d」は、45.21cm (17.800インチ)である。隣接する道路破砕ビットの中心間の距離「e」 は、12.19cm(4.800インチ)である。バー48Dの他方の端部55 Dがこれに最も近い道路破砕ビットの中心から離間される距離「f」は、6.1 0cm(2.400インチ)である。バー48Dの一方の端部54Dがこれに最 も近いビットの中心から離間される距離「g」は2.54cm(1.000イン チ)である。 図5において、バーアセンブリ34Dが上にゆくにつれ、各バーはドラムの赤 道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。図5Aは、赤道から離 れていくようなこの幅方向の漸増的な移動を明瞭に示している。図5Aに示され るように、この特定の実施の形態では、7つのバー48Dによるこの漸増的移動 の全体的な距離は距離「h」であり、これは3.05cm(1.200インチ) である。これは、各幅方向移動の距離が5.08mm(0.200インチ)であ ることを意味している。従って、この特定の実施の形態では、ドラムの長手をわ たって幅方向に隣接するビット間の間隔「hl」は5.08mm(0.200イ ンチ)であり、従って衝突点の間隔は5.08mm(0.200インチ)である 。 本発明によって幅方向の移動範囲を変えることができるが、別個のバーアセン ブリを使用することにより、ドラムの長手をわたって幅方向に隣接するビット間 の間隔を2.54mm(0.100インチ)の大きさにし、2.54mm(1. 000インチ)の衝突点間隔を得ることができる。 5個のビットアセンブリを有する次のバーアセンブリ34Nが、図6Nにより 詳しく示されている。バー48Nは、両端部54N及び55Nを有する。バー4 8Nは、46.58cm(18.337インチ)の全長「i」を有する。バー4 8Nの他方の端部55Nに最も近い4個のビットの中心間の間隔「j」は、12 .19cm(4.800インチ)である。バー48Nの一方の端部54Nに最も 近い2個のビットの中心間の間隔「k」は、39.04mm(1.537インチ )である。バー48Nの他方の端部55Nは、その最も近いビットから6.10 cm(2.400インチ)の距離「l」だけ離間されている。バー48Nの一方 の端部54Nに最も近い道路破砕ビットアセンブリは、水平面に対して70°の 角度「β」で方向づけされている。バー48Nの一方の端部54Nが道路破砕ド ラムの一方の端部30と一直線になるようにバー48Nは配置される。一方の端 部54Nに最も近い道路破砕ビットの向きの特徴のため、このビットはドラムに 対する側部間隙を切削する。バー48Nの一方の端部54Nに2番目に近い道路 破砕ビットアセンブリは、水平面に対して50°の角度「γ」で方向づけされて いる。 次の2つのバーアセンブリ34Dは最初の7つのバーアセンブリと同様であり 、これらは図6Dにより詳しく示されている。バーが図5の最上部にゆくにつれ て、バー48Dはドラムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動 する。この特定の実施の形態では、各バー34Dの赤道から離れていくような幅 方向の漸増的な移動は5.08mm(0.200インチ)である。 次の5つのバーアセンブリ34Eは、図6Eにより詳しく示されている。バー 48Eは4個のビットアセンブリを有し、両端部54E及び55Eを有する。バ ー48Eの他方の端部55Eに最も近い3個のビットの中心間の間隔「n」は1 2.19cm(4.800インチ)である。バーの他方の端部55Eに最も近い ビットの中心とバーの他方の端部55Eとの間の距離「o」は、6.10cm( 2.400インチ)である。バー48Eの一方の端部54Eに最も近い2個のビ ットの中心間の間隔「p」は、8.03cm(3.160インチ)である。バー 48Eの一方の端部54Eに最も近いビットアセンブリは、水平面に対して50 °の角度「ε」で方向づけされている。バーが図5の最上部にゆくにつれて、バ ー48Eはドラムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。 この特定の実施の形態では、各バー34Eの赤道から離れていくような幅方向の 漸増的な移動は5.08mm(0.200インチ)である。 次のバーアセンブリ34Lは、図6Lにより詳しく示されている。バー48L は4個のビットアセンブリを有し、両端部54L及び55Lを有する。バー48 Lの全長「q」は、41.05cm(16.160インチ)である。バー98の 一方の端部54Lに最も近い2個のビットアセンブリの中心間の距離「r」は、 12.03cm(4.737インチ)である。バー48Lの他方の端部55Lに 最も近い3個のビットアセンブリの中心間の距離「s」は、12.19cm(4 .800インチ)である。他方の端部55Lとこれに最も近いビットの中心との 間の距離「t」は、6.10cm(2.400インチ)である。バー48Lの一 方の端部54Lに最も近いビットアセンブリは、水平面に対して50°の角度「 η」の向きを有する。 次の7つのバーアセンブリ34Bは、図6Bにより詳しく示されている。バー 48Bは、バー48Bは4個のビットアセンブリを有し、両端部54B及び55 Bを有する。バー48Bの全長「u」は、42.21cm(17.800インチ )である。各ビットの中心が互いから離間される距離「v」は、12.19cm (4.800インチ)である。バー48Bの一方の端部54Bとこれに最も近い ビットの中心との間の距離「w」は、6.10cm(2.400インチ)である 。バーの他方の端部55Bとこれに最も近いビットの中心との間の距離「x」は 、2.54cm(1.000インチ)である。バー48Bが図5の上にゆくに つれて、バー48Bは赤道A−Aから幅方向に外側に向かって徐々に移動する。 この特定の実施の形態では、各バー34Bの赤道から離れていくような幅方向の 漸増的な移動は5.08mm(0.200インチ)である。 図5の最後のバーアセンブリ34Jは、図6Jにより詳しく示されている。バ ー48Jは5個のビットアセンブリを有し、両端部54J及び55Jを有する。 バー48Jの全長「y」は47.08cm(18.537インチ)である。バー 48Jの他方の端部55Jに最も近い4個のビットは、互いから12.19cm (4.800インチ)の距離「z」だけ離間されている。一方の端部54Jは、 これに最も近いビットの中心から7.97cm(3.137インチ)の距離「a a」だけ離間されている。バー48Jの他方の端部55Jは、これに最も近いビ ットの中心から2.54cm(1.00インチ)の距離「bb」だけ離間されて いる。バー48Jの一方の端部54Jに最も近いビットアセンブリは水平面に対 して60°の角度「θ」の向きを有する。 バー78の第2領域を含むバーの列は2つある。図5において参照番号86と してブラケットで示される第1の列を参照すると、この列は2つの列のうちでド ラム26の一方の端部30に最も近い列である。図5のドラム26の底部から始 めると、最初のバーアセンブリ34Dが図6Dにより詳しく示されている。これ は先に説明したので、追加の説明は不要である。 次の4つのバーアセンブリ34Hは、図6Hにより詳しく示されている。バー 48Hは5個のビットアセンブリを有し、両端部54H及び55Hを有する。5 個のビット全ての中心間の距離「dd」は、12.19cm(4.800インチ )である。バーの全長「cc」は、53.34cm(21.600インチ)であ る。バー48Hの一方の端部54Hは、これに最も近い道路破砕ビットの中心か ら「ee」の距離だけ離間されている。バー48Hの他方の端部55Hに最も近 いビットアセンブリは、水平面に対して60°の角度「k」の向きを有する。こ れらの4つのバー48Hが図5の最上部にゆくにつれて、これらはドラム26の 赤道A−Aから幅方向に徐々に一定距離だけ離れていくように移動する。この特 定の実施の形態では、各バー34Hの赤道から離れていくような幅方向の漸増 的な移動は5.08mm(0.200インチ)である。 次の11個のバーアセンブリ34Fは、図6Fにより詳しく示される。各バー 48Fは5個のビットアセンブリを有し、両端部54F及び55Fを有する。バ ー48Fの他方の端部55Fに最も近いビットの中心は、2.54cm(1.0 00インチ)の距離「ff」だけ端部55Fから離間されている。5個のビット の中心は、互いから12.19cm(4.800インチ)の距離「gg」だけ離 間されている。バー48Fの一方の端部54Fは、これに最も近いビットの中心 から6.10cm(2.400インチ)の距離「hh」だけ離間されている。バ ー48Fの全長「ii」は、57.40cm(22.600インチ)である。バ ー48Fが図5の最上部にゆくにつれて、各バー48Fはドラムの赤道A−Aか ら幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、各バ ー34Fの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5.08mm(0 .200インチ)である。 次の8つのバーアセンブリ34Bは、図6Bにより詳しく示されている。これ らのバーアセンブリ34Bは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である 。バー48Bが図5の最上部にゆくにつれて、各バー48Bはドラムの赤道A− Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、 各バー34Bの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5.08mm (0.200インチ)である。 ブラケット88によって示され、2つの列のうちでドラム26の他方の端部3 2に最も近い列である第2の列を参照する。図5のドラム26の底部から始める と、最初のバー34Aは図6Aにより詳しく示されている。バー48Aは5個の ビットアセンブリを有し、両端部54A及び55Aを有する。バー48Aの一方 の端部54Aに最も近いビットの中心は、2.54cm(1.000インチ)の 距離「jj」だけ端部54Aから離間されている。5個のビットの中心は、互い から12.19cm(4.800インチ)の距離「kk」だけ離間されている。 バー48Aの他方の端部55Aは、これに最も近いビットの中心から6.10c m(2.400インチ)の距離「ll」だけ離間されている。バー48Aの全長 「mm」は、57.40cm(22.600インチ)である。 次の4つのバーアセンブリ34Gは、図6Gにより詳しく示されている。バー 48Gは5個のビットアセンブリを有し、両端部54G及び55Gを有する。5 個のビット全ての中心は、互いから12.19cm(4.800インチ)の距離 「nn」だけ離間されている。バー48Gの他方の端部55Gは、これに最も近 いビットの中心から6.10cm(2.400インチ)の距離「oo」だけ離間 されている。バー48Gの全長「pp」は、54.86cm(21.6インチ) である。バー48Gの一方の端部54Gに最も近いビットアセンブリは、水平面 に対して60°の角度「λ」の向きを有する。これの4つのバーアセンブリが図 5の最上部にゆくにつれて、バーアセンブリ34Gはドラムの赤道A−Aから幅 方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、各バー3 4Gの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5.08mm(0.2 00インチ)である。 次の11個のバーアセンブリ34Aは、図6Aにより詳しく示されている。こ れらのバーアセンブリは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である。こ れらの11個のバー48Aが図5の最上部にゆくにつれて、バー48Aはドラム の赤道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の 形態では、各バー34Aの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5 .08mm(0.200インチ)である。 次の8つのバーアセンブリ34Dは、図6Dにより詳しく示されている。これ らのバーアセンブリは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である。これ らの8つのバー48Dが図5の最上部にゆくにつれて、バー48Dはドラムの赤 道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態 では、各バー34Dの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5.0 8mm(0.200インチ)である。 バー80の第3領域を参照すると、この領域はドラムの円周回りに等間隔に離 間される1列のバーを含む。連続するバーとバーとの間の円周方向の間隔はバー の第1領域76のものと同様であり、従って各バーはドラムの円周回りに互いか ら約15°離間されている。 図5の下部から始めると、第3領域は円周方向に離間された7つのバーアセン ブリ34Bを含む。これらのバーは既に詳しく説明したので、説明は不要である 。これらのバー48Bが図5の最上部にゆくにつれて、バー48Bはドラムの赤 道A−Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態 では、各バー34Bの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5.0 8mm(0.200インチ)である。 5個の道路破砕ビットアセンブリを有する次のバーアセンブリ34Mは、図6 Mにより詳しく示されている。バー46Mは、両端部54M及び55Mを有する 。バー48Mの一方の端部54Mに最も近いビットの中心は、端部54Mから6 .10cm(2.400インチ)の距離「rr」だけ離間されている。バー48 Mの一方の端部54Mに最も近い3個のビットの中心は、互いから12.19c m(4.800インチ)の距離「ss」だけ離間されている。バー48Mの他方 の端部55Mに最も近い2個のビットの中心は、互いから3.90cm(1.5 37インチ)の距離「tt」だけ離間されている。バーの全長「vv」は、46 .58cm(18.337インチ)である。バー48Mの他方の端部55Mに最 も近いビットアセンブリは、水平面に対して70°の角度「μ」で方向づけされ ている。バー55Mの他方の端部55Mに2番目に近いビットアセンブリは、水 平面に対して50°の角度「γ」で方向づけされている。 次の2つのバーアセンブリ34Bは最初の7つのバーアセンブリ34Bと同様 であり、これらは図6Bにより詳しく示されている。これらのバー48Bが図5 の最上部にゆくにつれて、バーはドラムの赤道A−Aから幅方向に徐々に離れて いくように移動する。この特定の実施の形態では、各バー34Bの赤道から離れ ていくような幅方向の漸増的な移動は5.08mm(0.200インチ)である 。 次の5つのバーアセンブリ34Cは、図6Cにより詳しく示されている。バー 48Cは4個のビットアセンブリを有し、両端部54C及び55Cを有する。バ ー48Cの一方の端部54Cは、これに最も近いビットの中心から6.10cm (2.400インチ)の距離「vv」だけ離間されている。バー48Cの一方の 端部54Cに最も近い3個のビットの中心は、互いから12.19cm(4.8 00インチ)の距離「ww」だけ離間されている。バー48Cの他方の端部55 Cに最も近い2個のビットの中心は、互いから10.57cm(4.160イン チ)の距離「xx」だけ離間されている。バーの他方の端部55Cに最も近いビ ットアセンブリは、水平面に対して50°の角度「π」の向きを有する。これら のバー48Cが図5の最上部にゆくにつれて、バーはドラムの赤道A−Aから幅 方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、各バー3 4Cの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5.08mm(0.2 00インチ)である。 次のバーアセンブリ34Kは、図6Kにより詳しく示されている。バー48K は4個のビットアセンブリを有し、両端部54K及び55Kを有する。バー48 Kの一方の端部54Kは、これに最も近いビットの中心から6.10cm(2. 400インチ)の距離「zz」だけ離間されている。バー48Kの一方の端部5 4Kに最も近い3個のビットの中心は、互いから12.19cm(4.800イ ンチ)の距離「aaa」だけ離間されている。バー48Kの他方の端部55Kに 最も近い2個のビットの中心間の距離「bbb」は、12.03cm(4.73 7インチ)である。バー48Kの全長「ccc」は41.05cm(16.16 0インチ)である。バーの他方の端部に最も近いビットアセンブリは、水平面に 対して50°の角度「ρ」の向きを有する。 次の7つのバーアセンブリ34Dは、図6Dにより詳しく示されている。これ らのバーアセンブリ34Dは既に詳しく説明したので、追加の説明は不要である 。これらのバー48Dが図5の最上部にゆくにつれて、バーはドラムの赤道A− Aから幅方向に徐々に離れていくように移動する。この特定の実施の形態では、 各バー34Dの赤道から離れていくような幅方向の漸増的な移動は5.08mm (0.200インチ)である。 図5の最後のバーアセンブリ34Iは、図6Iにより詳しく示されている。こ のバーアセンブリ34Iは、5個のビットアセンブリを有し、両端部54I及び 55Iを有するバー48Iを有する。バー48Iの一方の端部54Iに最も近い 4個のビットの中心は、互いから12.19cm(4.800インチ)の距離「 ddd」だけ離間されている。バー48Iの他方の端部55Iに最も近い2個の ビットの中心は、互いから7.97cm(3.137インチ)の距離「eee」 だけ離間されている。一方の端部54Iは、これに最も近いビットから2.54 cm(1.000インチ)の距離「fff」だけ離間されている。バー48Iの 全長「ggg」は47.08cm(18.537インチ)である。バー48Iの 他方の端部55Iに最も近いビットアセンブリは、水平面に対して60°の角度 「σ」で方向づけされている。 請求の範囲 1.対向する端部(30、32)及びほぼ円筒状の表面(28)を有するドラ ム(26)を含む、基層を掘削して砕片を生じる掘削ドラムアセンブリ(22) であって、 前記ドラム(26)の表面に固定される複数のバー(48、92、150、1 72、188)と、 前記バー(48、92、150、172、188)の各々は幅方向に離間され る複数のビットキャリヤ(39、110、162、176、192)と、 を含み、 前記バー(48、92、150、172、188)は前記ドラム(26)の円 周回りに等間隔で離間される個々のバー(48、92、150、172、188 )の第1領域(76)を画定し、前記バー(48、92、150、172、18 8)は前記ドラム(26)の円周回りに等間隔で離間される個々のバー(48、 92、150、172、188)の第2領域(78)を更に画定し、 前記第1領域(76)のバー(48、92、150、172、188)は、前 記第2領域(78)のバー(48、92、150、172、188)から円周方 向及び幅方向に離間されている、 掘削ドラムアセンブリ。 2.前記ドラム(26)の円周回りに等間隔で離間される個々のバー(48、 92、150、172、188)の第3領域(80)を更に画定し、前記バー( 48、92、150、172、188)の第1領域(76)は前記ドラムの一方 の端部(30)に隣接しており、前記バー(48、92、150、172、18 8)の第3領域(80)は前記ドラム(26)の他方の端部(32)に隣接して おり、前記第1領域(76)及び前記第3領域(78)のバー(48、92、1 50、172、188)は前記ドラム(26)の表面において同一の円周方向の 向きである、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ(22)。 3.前記バー(48、92、150、172、188)の第2領域(78)が 前記バー(48、92、150、172、188)の第1領域(76)と第3領 域(78)の間に配置されている、請求の範囲第2項に記載の掘削アセンブリ。 4.前記ドラム(26)は前記ドラム(26)の前記両端部(30、32)か ら等間隔で離れている円形の赤道を有し、前記掘削ビットキャリヤ(39、11 0、162、176、192)の各々は掘削ビット(40、182、196)を 有し、前記第1領域(76)のバー(48、92、150、172、188)上 の掘削ビット(40、182、196)及び前記第2領域(78)のバー(48 、92、150、172、188)のうち選択されたバー(48、92、150 、172、188)は前記ドラム(26)の前記一方の端部(30)に最も近い 前記赤道の面にほぼ螺旋状のパターンを画定する、請求の範囲第3項に記載の掘 削アセンブリ。 5.前記螺旋状パターンが前記赤道に向かって砕片をオーガできるような向き を有する、請求の範囲第4項に記載の掘削アセンブリ。 6.前記第2領域(78)のバー(48、92、150、172、188)の うち選択されたバーが前記ドラム(26)の前記一方の端部(30)に最も近い 前記赤道の面上にある、請求の範囲第4項に記載の掘削アセンブリ。 7.前記掘削ビット(40、182)の各々が対応する前記掘削ビットキャリ ヤ(39、110、162、176)に対して回転可能である、請求の範囲第4 項に記載の掘削アセンブリ。 8.前記掘削ビット(196)の各々が対応する前記掘削ビットキャリヤ(1 92)に対して回転不可能である、請求の範囲第4項に記載の掘削アセンブリ。 9.前記ドラム(26)は前記ドラム(26)の前記両端部(30、32)か ら等間隔に離れている円形の赤道を有し、前記掘削ビットキャリヤ(39、11 0、162、176、192)の各々は掘削ビット(40、182、196)を 有し、前記第3領域(80)のバー(48、92、150、172、188)上 の掘削ビット(40、182、196)及び前記第2領域(78)のバー(48 、92、150、172、188)のうち選択されたバー(48、92、150 、172、188)は前記ドラム(26)の他方の端部(32)に最も近い前記 赤 道の面にほぼ螺旋状のパターンを画定する、請求の範囲第3項に記載の掘削アセ ンブリ。 10.前記螺旋状パターンが前記赤道から離れていくように配置される、請求の 範囲第9項に記載の掘削アセンブリ。 11.前記第2領域(78)のバー(48、92、150、172、188)の うち選択されたバーが前記ドラム(26)の前記他方の端部(32)に最も近い 前記赤道の面上にある、請求の範囲第9項に記載の掘削アセンブリ。 12.前記掘削ビットキャリヤ(39、162、176、192)の各々は掘削 ビット(40、182、196)を有し、各バー(48、92、150、172 、188)上の前記掘削ビット(40)は同一の円周方向の位置にある、請求の 範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 13.前記掘削ビットキャリヤ(110)の各々は掘削ビット(40)を有し、 各バー(92)上の前記掘削ビット(40)は互いから円周方向にオフセットさ れている、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 14.前記ドラム(26)は中心長手軸(T−T)を有し、前記中心長手軸の回 りで前記ドラムが回転可能である、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセン ブリ。 15.前記バー(48、92、150、172、188)の各々は前記ドラム( 26)の前記長手軸(T−T)にほぼ平行になるように配置される、請求の範囲 第14項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 16.前記バー(48、92、150、172、188)の各々は前記ドラム( 26)の前記長手軸(T−T)からオフセットされるように配置される、請求の 範囲第14項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 17.前記掘削ビットキャリヤ(39、110、162、176、192)の各 々は掘削ビット(40、182、196)を有し、前記ドラム(26)が前記長 手軸(T−T)回りに回転する際に各掘削ビット(40)は個々の点において前 記基層に突き当たり、各衝突点は隣接する衝突点から約5.08mm(0.20 0インチ)の距離だけ幅方向に離間されている、請求の範囲第14項に記載の掘 削アセンブリ。 18.各衝突点間の幅方向間隔が約2.54mm(0.100インチ)である、 請求の範囲第17項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 19.各衝突点間の幅方向間隔が約2.54mm(0.100インチ)未満であ る、請求の範囲第17項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 20.前記第1領域(76)のバー(48、92、150、172、188)の うちいくつかのバーが異なる長手方向の長さからなる、請求の範囲第1項に記載 の掘削ドラムアセンブリ。 21.前記第2領域(78)のバー(48、92、150、172、188)の うちいくつかのバーが異なる長手方向の長さからなる、請求の範囲第1項に記載 の掘削ドラムアセンブリ。 22.前記第3領域(80)のバー(48、92、150、172、188)の うちいくつかのバーが異なる長手方向の長さからなる、請求の範囲第1項に記載 の掘削ドラムアセンブリ。 23.各バー(150)は幅方向に離間される複数のチャネル(152、154 、156、158)を含み、前記ビットキャリヤ(162)は前記チャネル(1 52、154、156、158)に相補する形状の突起(164)を有すること によって前記チャネル(152、154、156、158)の各々が対応するビ ットキャリヤ(162)の前記突起(164)を収容する、請求の範囲第1項に 記載の掘削ドラムアセンブリ。 24.前記掘削ビットキャリヤ(39、110、162、192)がブロックア センブリである、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 25.前記掘削ビットキャリヤが前記バー(172)内の孔(176)である、 請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 26.両端部(30、32)及びほぼ円筒状の表面(28)を有するドラム(2 6)を含む、道路を破砕する道路破砕マシンであって、 前記ドラム(26)の表面に固定される複数のバー(48、92、150、1 72、188)を含み、 前記バー(48、92、150、172、188)の各々には幅方向に離間さ れる複数の道路破砕ビットホルダ(39、110、162、176、192)が 接続されており、 前記バー(48、92、150、172、188)は前記ドラム(26)の円 周回りに等間隔で離間される個々のバー(48、92、150、172、188 )の第1領域(76)を画定し、前記バー(48、92、150、172、18 8)は前記ドラム(26)の円周回りに等間隔で離間される個々のバー(48、 92、150、172、188)の第2領域(78)を更に画定し、 前記第1領域(76)のバー(48、92、150、172、188)は前記 第2領域(78)のバー(48、92、150、172、188)から円周方向 及び幅方向に離間されており、 前記ドラムを回転可能に駆動する手段を含み、 路上で前記マシンを進める手段を含む、 道路破砕マシン。 27.前記道路破砕ビットホルダ(39、110、162、176、192)の 各々が道路破砕ビット(40、182、196)を有する、請求の範囲第26項 に記載の道路破砕マシン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サロスキー、ウィリアム ピー. アメリカ合衆国 15928 ペンシルバニア 州 デイビッツビル イースト キャンパ ス アベニュ 303 (72)発明者 ビーチ、ウェイン エイチ. アメリカ合衆国 16673 ペンシルバニア 州 ロアリング スプリング クロッソン ロード 190

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.基層を掘削して砕片を生じる掘削ドラムアセンブリであって、 両端部及びほぼ円筒状の表面を有するドラムと、 前記ドラムの表面に固定される複数のバーと、 幅方向に離間される複数のブロックアセンブリが接続されたバーと、 を含み、 前記バーは前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの第1領域 を画定し、前記バーは前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの 第2領域を更に画定し、 前記第1領域のバーは、前記第2領域のバーから円周方向及び幅方向に離間さ れている、 掘削ドラムアセンブリ。 2.前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの第3領域を更に 画定し、前記バーの第1領域は前記ドラムの一方の端部に隣接しており、前記バ ーの第3領域は前記ドラムの他方の端部に隣接しており、前記第1領域及び前記 第3領域のバーは前記ドラムの表面において同一の円周方向の向きである、請求 の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 3.前記バーの第2領域が前記バーの第1領域と第3領域の間に配置されてい る、請求の範囲第2項に記載の掘削アセンブリ。 4.前記ドラムは前記ドラムの前記両端部から等間隔で離れている円形の赤道 を有し、前記ブロックの各々は掘削ビットを有し、前記第1領域のバー上の掘削 ビット及び前記第2領域のバーのうち選択されたバーは前記ドラムの前記一方の 端部に最も近い前記赤道の面にほぼ螺旋状のパターンを画定する、請求の範囲第 3項に記載の掘削アセンブリ。 5.前記螺旋状パターンが前記赤道に向かって砕片をオーガできるような向き を有する、請求の範囲第4項に記載の掘削アセンブリ。 6.前記第2領域のバーのうち選択されたバーが前記ドラムの前記一方の端部 に最も近い前記赤道の面上にある、請求の範囲第4項に記載の掘削アセンブリ。 7.前記掘削ビットの各々が対応する前記ブロックに対して回転可能である、 請求の範囲第4項に記載の掘削アセンブリ。 8.前記掘削ビットの各々が対応する前記ブロックに対して回転不可能である 、請求の範囲第4項に記載の掘削アセンブリ。 9.前記ドラムは前記ドラムの前記両端部から等間隔に離れている円形の赤道 を有し、前記ブロックの各々は掘削ビットを有し、前記第3領域のバー上の掘削 ビット及び前記第2領域のバーのうち選択されたバーは前記ドラムの他方の端部 に最も近い前記赤道の面にほぼ螺旋状のパターンを画定する、請求の範囲第3項 に記載の掘削アセンブリ。 10.前記螺旋状パターンが前記赤道から離れていくように配置される、請求の 範囲第9項に記載の掘削アセンブリ。 11.前記第2領域のバーのうち選択されたバーが前記ドラムの前記他方の端部 に最も近い前記赤道の面上にある、請求の範囲第9項に記載の掘削アセンブリ。 12.前記ブロックの各々は掘削ビットを有し、各バー上の前記掘削ビットは同 一の円周方向の位置にある、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 13.前記ブロックの各々は掘削ビットを有し、各バー上の前記掘削ビットは互 いから円周方向にオフセットされている、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラム アセンブリ。 14.前記ドラムは中心長手軸を有し、前記中心長手軸の回りで前記ドラムが回 転可能である、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 15.前記バーの各々は前記ドラムの前記長手軸にほぼ平行になるように配置さ れる、請求の範囲第14項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 16.前記バーの各々は前記ドラムの前記長手軸からオフセットされるように配 置される、請求の範囲第14項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 17.前記ブロックの各々は掘削ビットを有し、前記ドラムが前記長手軸回りに 回転する際に各掘削ビットは個々の点において前記基層に突き当たり、各衝突点 は隣接する衝突点から約0.200インチの距離だけ幅方向に離間されている、 請求の範囲第14項に記載の掘削アセンブリ。 18.各衝突点間の幅方向間隔が約0.100インチである、請求の範囲第17 項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 19.各衝突点間の幅方向間隔が約0.100インチ未満である、請求の範囲第 17項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 20.前記第1領域のバーのうちいくつかのバーが異なる長手方向の長さからな る、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 21.前記第2領域のバーのうちいくつかのバーが異なる長手方向の長さからな る、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 22.前記第3領域のバーのうちいくつかのバーが異なる長手方向の長さからな る、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 23.各バーは幅方向に離間される複数のチャネルを含み、前記ブロックは前記 チャネルに相補する形状の突起を有することによって前記チャネルの各々が対応 するブロックの前記突起を収容する、請求の範囲第1項に記載の掘削ドラムアセ ンブリ。 24.掘削ドラムアセンブリであって、 両端部と、円形の赤道を有するほぼ円筒状の表面を有するドラムを含み、前記 赤道は前記ドラムの前記両端部から等間隔で離れており、 前記ドラムの表面の、前記ドラムの一方の端部に最も近い前記赤道の一方の面 に固定される複数のバーを含み、前記バーのうちの約半分は前記ドラムの前記ド ラムの前記一方の端部に隣接するバーの1つの外周列を画定し、前記バーの各々 には幅方向に離間される複数の掘削ビットホルダが接続されており、 前記赤道の前記一方の面の前記掘削ビットホルダは前記ドラムの前記赤道から 離れていくように配置されるほぼ螺旋状のパターンを画定し、前記バーの前記外 周列を含む前記バー上の前記掘削ビットホルダは前記ドラムの前記一方(の端部 )に隣接するほぼ螺旋状のパターンの部分を画定し、 前記ドラムの表面の、前記ドラムの他方の端部に最も近い前記赤道の他方の面 に固定される複数のバーを含み、前記バーのうちの約半分は前記ドラムの前記ド ラムの前記他方の端部に隣接するバーのもう1つの外周列を画定し、 前記赤道の前記他方の面の前記掘削ビットホルダは前記ドラムの前記赤道から 離れていくように配置されるほぼ螺旋状のパターンを画定する、 切削ドラムアセンブリ。 25.前記バーの前記外周列を含む前記バー上の前記掘削ビットホルダが、前記 ドラムの前記一方の端部に隣接するほぼ螺旋状のパターンの部分を画定する、請 求の範囲第24項に記載のアセンブリ。 26.前記バーの一方の外周列内のバーの各々が、前記赤道の前記一方の面にあ る他のバーから円周方向にオフセットされている、請求の範囲第24項に記載の アセンブリ。 27.前記バーの他方の外周列内のバーの各々が、前記赤道の前記他方の面にあ る他のバーから円周方向にオフセットされている、請求の範囲第24項に記載の アセンブリ。 28.前記掘削ビットホルダの各々が掘削ビットを有する、請求の範囲第24項 に記載のアセンブリ。 29.前記掘削ビットの各々が対応する前記掘削ビットホルダに対して回転可能 である、請求の範囲第28項に記載のアセンブリ。 30.前記掘削ビットの各々が対応する前記掘削ビットホルダに対して回転不可 能である、請求の範囲第28項に記載のアセンブリ。 31.基層の掘削に使用する掘削ドラムアセンブリであって、 両端部及びほぼ円筒状の表面を有するドラムを含み、 前記ドラムの表面に固定される複数のバーを含み、 前記バーの各々は幅方向に離間される複数の孔を有し、 前記バーは前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの第1領域 を画定し、前記バーは前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの 第2領域を更に画定し、 前記第1領域のバーは、前記第2領域のバーから円周方向及び幅方向に離間さ れている、 掘削ドラムアセンブリ。 32.前記孔の各々は掘削ビットを中に有する、請求の範囲第31項に記載の掘 削ドラムアセンブリ。 33.前記掘削ビットは前記バーに対して回転可能である、請求の範囲第32項 に記載の掘削ドラムアセンブリ。 34.前記掘削ビットは前記バーに対して回転不可能である、請求の範囲第32 項に記載の掘削ドラムアセンブリ。 35.長手方向の長さを有し、道路破砕ドラムの表面に取り付けられるバーであ って、 前記道路破砕ドラムの長さの半分よりも短い長さを有する長手方向の本体と、 前記バーに接続された複数のブロックと、 を有するバー。 36.前記ブロックの各々が道路破砕ビットを有する、請求の範囲第35項に記 載のバー。 37.前記道路破砕ビットの各々が他の道路破砕ビットから円周方向にオフセッ トされている、請求の範囲第36項に記載のバー。 38.幅方向に離間される複数のチャネルを含み、前記ブロックの各々は前記チ ャネルに相補する形状の突起を有することによって前記チャネルの各々が対応す るブロックの前記突起を収容する、請求の範囲第35項に記載のバー。 39.前記ブロックの各々が道路破砕ビットを有する、請求の範囲第38項に記 載のバー。 40.0.200インチ未満の機能的な間隔を有する表面のテクスチャーを画定 するように破砕される道路基層を含む、破砕された路面。 41.前記基層が、約0.100インチの機能的な間隔を有する表面のテクスチ ャーを有する、請求の範囲第40項に記載の破砕された路面。 42.前記基層が、約0.100インチ未満の機能的な間隔を有する表面のテク スチャーを有する、請求の範囲第40項に記載の破砕された路面。 43.道路を破砕する道路破砕マシンであって、 両端部及びほぼ円筒状の表面を有するドラムと、前記ドラムの表面に固定され る複数のバーとを有する道路破砕ドラムアセンブリを含み、前記バーの各々には 幅方向に離間される複数の道路破砕ビットホルダが接続されており、前記バーは 前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの第1領域を画定し、前 記バーは前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの第2領域を更 に画定し、前記第1領域のバーは前記第2領域のバーから円周方向及び幅方向に 離間されており、 前記ドラムを回転可能に駆動する手段を含み、 路上で前記マシンを進める手段を含む、 道路破砕マシン。 44.前記道路破砕ビットホルダの各々が道路破砕ビットを有する、請求の範囲 第43項に記載の道路破砕マシン。 45.道路基層を破砕する方法であって、 両端部及びほぼ円筒状の表面を有する道路破砕ドラムを提供するステップを含 み、 前記ドラムの表面に複数のバーを提供するステップを含み、ここで前記バーは 、前記ドラムの円周回りに等間隔で離間される個々のバーの第1領域及び第2領 域を画定し、前記第1領域のバーは前記第2領域のバーから円周方向及び幅方向 に離間されており、 前記バーの各々に取り付けられる幅方向に離間された複数の道路破砕ビットア センブリを提供するステップを含み、ここで前記道路破砕ビットアセンブリの各 々は道路破砕ビットを含み、前記道路破砕ビット間の機能的な間隔は0.200 インチ未満であり、 前記道路破砕ビットが前記道路基層の表面に突き当たり、従って前記道路基層 の表面が0.200インチ未満の機能的な間隔を有するテクスチャーを有するよ うに前記ドラムをその長手軸回りに回転させるステップを含む、 道路基層を破砕する方法。 46.前記道路基層の表面が約0.100インチのテクスチャーを有するように 前記道路破砕ビット間の機能的な間隔が約0.100インチである、請求の範囲 第45項に記載の方法。 47.前記道路基層の表面が約0.100インチ未満のテクスチャーを有するよ うに前記道路破砕ビット間の機能的な間隔が約0.100インチ未満である、請 求の範囲第45項に記載の方法。
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