JPH11504239A - 流動化したビーズ面を有するエアベッド及び関連する方法 - Google Patents

流動化したビーズ面を有するエアベッド及び関連する方法

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JPH11504239A
JPH11504239A JP8532669A JP53266996A JPH11504239A JP H11504239 A JPH11504239 A JP H11504239A JP 8532669 A JP8532669 A JP 8532669A JP 53266996 A JP53266996 A JP 53266996A JP H11504239 A JPH11504239 A JP H11504239A
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ブルザリク,ジョン・エッチ
レイニンガー,ピーター・エイ
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キネティック・コンセプツ・インコーポレーテッド
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Abstract

(57)【要約】 火傷の患者及び長期間の回復期間を必要とするその他の患者の看護及び快適性を向上させる特徴を備える患者の治療用ベッド(20)である。その特徴の一つは、エアベッド(20)により提供されるエアクッション(21)の上面(27)と一体化した流動化したビーズ面(22)に患者が係合する点である。また、この流動化したビーズ面(22)の取り外し可能な形態も提供される。

Description

【発明の詳細な説明】 流動化したビーズ面を有するエアベッド及び関連する方法 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、治療用ベッド、より具体的には、流動化した一体のビーズ面と共に 、エアクッションの支持体を有する型式の治療用ベッドに関する。 2.背景 長期間に亙る回復期間を必要とする患者の看護は、過去、十分に対処されてい ない非常な挑戦を必要とする。こうした課題の最たるものは、長期間、ベッドに 寝たきりになることに伴う多数の合併症の予防的治療及び介入を同時に提供する 一方、丈夫で且つ使用が容易な患者の支持面を提供することである。例えば、火 傷の患者は、典型的に、患者との境界面の圧力が極めて低く、また、空気流量が 多く且つせん断力が小さくなければならない。当該技術分野において、動くこと のできない患者にとって最も理想的な患者の支持面の2つは、低空気損失型ベッ ド及び流動化したビーズベッドである。低空気損失型ベッド及びマットレスの例 は、米国特許第5,005,240号(キンエア(KINAIR))及び同第5,022,110号(ファ ーストステップ(FIRSTSTEP))に記載されている。ビーズベッドの例は、米国 特許第4,564,965号(クリニトロン(CLINITRON))、同第5,008,965号(フルイ ドエアー(FLUIDAIR))、同第5,036,559号(エレキシス(ELEXIS))に記載さ れている。 従来のビーズベッドは、典型的に、医療等級のシリコーン微小球(即ち、「ビ ーズ」)で充填されたバスタブ形のタンクを有している。個々のビーズの各々は 、直径約100μmのシリコーン球内に収容されたソーダ石灰コアを有している。 ディフューザ板がそのタンクの基部にて水平に配置され、タンク内を2つの区画 室、即ち、ビーズを収容する上方区画室と、ビーズを流動化するために空気で充 填されたプレナムチャンバとして機能する下方区画室とに仕切っている。適当な ブロア及び温度制御装置によって、空気は、プレナムチャンバ内に吹き込まれ、 そのプレナムチャンバから、加圧空気は、ディフューザ板を通じて且つビーズを 通じて更に上方に吹き込まれ(泡状の方法であることが多い)、ビーズを液体状 の形 態にする。空気が上方に流動することを許容する一方、ビーズを収容するため、 フィルタシートをタンクの頂部の上に垂れ下げる。患者は、フィルタシートに、 又は第二のカバーシートの上に直接、横たわる。ビーズが液状の状態にあるにも 拘わらず、その患者は、そのビーズの相対的な密度のため、浮いた状態に保たれ る。 かかるビーズベッドは、患者との境界面(即ち、患者とマットレスとの境界面 )における圧力及び微気象の結果、実際上、最も治療効果のある面を提供するが 、従来のビーズベッドには多数の欠点がある。従来、ビーズベッドの製造メーカ は、十分な流動化によって患者を十分に支持するためには、相当な深さのビーズ が必要であると考えている。形成されるビーズの容積を流動化させるためには、 性質上、そのベッドのフレームを更に補強することはいうまでもなく、ヘビーデ ューティ型のブロア及び関連する装置が必要となる。従来のビーズベッドは、極 めて重く(約2,000ポンド)、このことは、そのベッドの操作を難しくするのみ ならず、そのベッドが極めて堅固な支持体を有する建物内でのみ使用することを 必要とする。木造家の二階に設置する場合、一般に、構造体技術者による評価を 行うことが不可欠である。また、操作性が劣り且つ過剰な重量は、かかる重い物 を安全に操作する訓練を適正に受けていない看護人にとって負担となる。 また、従来のビーズベッドに寝る患者を取り扱うことは、主として、看護人は 、タンク内に身をかがめ、また、タンクに入れたり出したりするため、患者を持 ち上げなければならないため、問題がある。米国特許第5,008,965号の教示は、 ビーズを上方に動かすため、従って、患者をタンクに関して持ち上げるため、ビ ーズの区画室内に別個の空気袋を提供することにより、この状況を解消すること を目的としている。米国特許第5,036,559号(エレキシス(ELEXIS))に記載さ れたような、更に別のものは、従来の剛性な壁ではなくて、収縮可能、又はその 他の方法でしぼみ可能なタンク壁を提供することにより、この問題を解消しよう とする。患者がそのベッドで起き上がろうとすることは難しくなる。患者を支え て起き上がり易くするため、発泡ウェッジ等が使用されることが多いが、この支 えは、ビーズの面による治療上の利点が失われるという当然の欠点を伴う。また 、その支えを使用することは、頭を持ち上げるトレンデレンブルグ(Trendelenb er g)等のような自動的なベッド機能を有する従来の病院用ベッドよりも当該ベッ ドの方をより操作し難いものにする。 他方、エアベッドは、こうした問題点の多くを解消する。エアベッドのマット レスは、より軽い支持媒体(即ち、空気対ビーズ)のため、より軽いのみならず 、支持装置及び構造部材もより軽デューティのものでよい。更に、エアベッドは 、引込み型の手すり及び放射性ルミネッセンスはいうまでもなく、起き上がり型 、トレンデレンブルグ等のような標準的な病院ベッドのユーザフレンドリーの多 くの特徴を可能にする。また、患者の表面の下方の追加のスペースは、更なる貯 蔵を可能にするのみならず、打診及び超低温療法用の装置といった付属的な治療 装置用のスペースをも提供する。 低空気損失型ベッド及び空気流動化したビーズベッドの他の多くの利点及び不 利な点は、特に、本明細書を読んだ後に、当業者に理解されよう。 発明の概要 本発明の基本的な目的は、寝たきりに伴う合併症を解決すると同時に、ベッド に寝たきりの患者の看護及び快適さを向上させる、患者の治療用ベッド及び関連 する方法を含む、従来技術を改良することである。 患者の支持面が流動化した一体のビーズ面を有するエアクッションを備える、 患者の治療用ベッドを提供することにより、上記及びその他の目的が達成される 。ビーズは、患者の支持エアクッションを膨張させるための空気流と同一の空気 流によって流動化することができる。多くの従来のビーズベッドと異なり、本明 細書に記載した本発明は、患者の支持面を所望通りに位置決めすることを可能に し、軽量で且つ完全な特徴を有する流動化ビーズベッドを提供する。更に、空気 流は、その各々が独立したビーズ面を有する、複数のエアバック、又はクッショ ンに仕切ることができるため、本発明は、拍動、打診、及び運動学的治療を含む 、ビーズベッドで従来、利用し得なかった、多岐に亙る追加的な表面の治療を可 能にする。また、流動化したビーズ面は、感染防止の処置を促進し得るように引 き込み可能である。 本発明のその他の多数の特徴、改変例及び有利な点は、本明細書の更なる説明 を参照することにより、特に、添付図面、請求の範囲の有利な点及び従来技術を 参照することにより、当業者に明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の現在の好適な実施の形態を備える、典型的な用途に合った形 態とされ且つ作用可能に膨張させた患者の治療用ベッド20(そのカバーシート が存在しない)の斜視図である。 図2Aは、図1に示したベッド20のエアバック21の斜視図である。 図2Bは、図2Aに図示したエアバック21の部分断面図である。 図3Aは、図2A及び図2Bに図示したエアバック21の一つの代替的な実施 の形態である、エアバック171の一部分解図とした、斜視図である。 図3Bは、図3Aの線3B−3Bに沿った、その流動化したビーズパウチ17 2を含む、図3Aに図示したエアバック171の部分斜視図である。 図4Aは、図2A及び図2Bに示したエアバック21の第二の代替的な実施の 形態である、エアバック121の一部分解図とした斜視図である。 図4Bは、図4Aに図示したエアバックキャップ30の断面図である。 図4Cは、図4Aに図示したエアバック21の主要部分29の部分断面図であ る。 図4Dは、図4Cに示した同一の斜視図から、図4Cに図示した主要部分29 の一つの代替的な実施の形態29′の部分断面図である。 図5は、本発明の一つの代替的な実施の形態320の斜視図である。 図6は、そのフレーム319及びカバーシート380が存在しない、図5に図 示した代替的な実施の形態のマットレス320のより詳細な斜視図である。 図7A及び図7Bは、組み立て前のビーズパウチ22の上方壁27及びフィル タシート41及び42の図である。 好適な実施の形態の詳細な説明 本明細書に記載し且つ請求の範囲に記載した本発明の殆どの特徴は、多くの異 なる型式のベッド、マットレス及び/又はクッションにて具体化できるが、図1 に図示したベッド20は、本発明の現在の好適な実施の形態であると見なされる 。図1を参照すると、火傷の患者及び長期の回復期間を必要とする患者の治療に 独創的に適した患者の治療用ベッド20が図示されている。該ベッド20は、ビ ー ズパウチ22と共に独創的に使用し得るようにされた、患者の複数の支持エアバ ック21を支持するフレーム19を有する。本発明の一つのかなり基本的な特徴 は、流動化した1つ以上のビーズ保持パウチ22と作用可能に関係付けられた、 患者の支持エアバック21のような1つ以上のクッションと、該ビーズを流動化 する手段とにより具体化することができ、その全ては、フレーム19のようなフ レーム上に取り付けるか否かは任意である。 本発明の一つの有利な点は、既存のエア支持体の比較的簡単な改良物として具 体化可能な点である。典型的に、必要な唯一のことは、既存の支持体の1つ以上 のエアクッションを本発明を特に具体化し得るようにされて新規なクッションと 交換するだけである。しかしながら、場合によっては、既存の支持体の膨張状態 を保つのに必要とされる空気量と比べて、ビーズパウチ22を流動化させるため には、比較的多量の空気が必要とされるため、更なるブロア容量が必要とされる ことがある。当業者には、ブロアを追加し、又は、既存のブロアの方向を変更す るといったような、ブロアの容量を増大させるための方法が理解されよう。本明 細書において、既存の支持体を説明するため、「主プラットフォーム」という語 を使用する。この主プラットフォームの改造の詳細を説明する一方、改造前の詳 細については、説明上、必要な程度においてのみ記述する。 該主プラットフォーム20は、市販の多数の患者のエア支持体とし、好ましく は、低空気損失型の患者の治療用ベッドとすることができる。好適な実施の形態 の主プラットフォーム20は、テキサス州、サンアントニオのカイネテック・コ ンセプツ・インコーポレーテッド(Kinetic Concepts,Inc.)(「KCI」)か ら、「キンエア(KINAIR)III」という登録商標名で現在市販されている低空気 損失型のベッドを備えることができる。このキンエアIIIベッドは、参考のため 本明細書に含めた、1991年4月9日付けで付与された米国特許第5,005,240号に相 当に詳細に記載されている。その他の適当な主プラットフォームは、KCIによ って、「ホームケア(HOMEKAIR)」、「セラパルス(THERAPULSE)」、及び「バ イオダイン(BIODYNE)II」という登録商標名で販売されているものを含むが、 これらにのみ限定的なものではない。こうしたプラットフォームの全ては、カイ ネティック・コンセプツ・インコーポレーテッドから市販されている。セラパル スベッドは、参考として本明細書に含めた、1991年9月3日付けで付与された米国 特許第5,044,029号にかなり詳細に記載されている。バイオダインIIベッドは、 同様に、参考として本明細書に含めた、1992年9月1日付けで付与された米国特許 第5,142,719号にかなり詳細に記載されている。その他の主プラットフォームは 、治療用エアクッション、又は自立型の治療用エアマットレスが任意の所望の支 持体に取り付けられた、車椅子を含むことができる。 上述したように、ベッド20と市販のキンエアIIIベッドとの主要な相違点は 、そのエアバック21が流動化可能なビーズパウチ22を含み得るようにされて いる点である。かかるエアバック21の簡単な形態は、既存のキンエアIIIエア バッグの上面に矩形の穴を開けて、同様の形状をした空気透過性のビーズパウチ 22をその穴の上に縫い付けることで行うことができる。かかる方法で形成され たエアバック21は、本発明の現在の好適な実施の形態の一部として図2A及び 図2Bに図示されている。従来の縫い付け技術を使用して、その取り付けたエア バック21の平滑な外面を提供することができる。例えば、穴の「上」にビーズ パウチを縫い付けると記載されているが、剥ぎ出しになる端縁を最小にするのに 許容可能な技術は、エアバックの上面27の矩形の穴39の外周の周りでエアバ ック21の内側からパウチを縫い付ける(又は、取り付ける)ことである。また 、従来の継目密封技術を利用して、継目46a乃至46d、及びエアバック21 のその他の継目からの空気の損失を最小にし、エアバック21からの不必要な空 気の漏れを最小にすることができる。かかる構造は、エアバッグ21包囲体がビ ーズパウチ22内にてビーズを流動化させるのに効果的なプレナムチャンバとし て機能することを可能にする。従って、エアバッグ21により取り囲まれたスペ ース48は、「プレナムスペース」48と称する。 図2A及び図2Bを参照すると、取り付けたエアバック21の各々は、その内 部に一体に形成されたビーズパウチ22を有する。かかる一体の構造は、2つの 部分から成る構造の場合に、最も生じ易い過剰な空気の損失を最小にする一方で 、製造及び使用を簡略化する。該エアバッグ21は、従来のエアバッグと同一の 方法にて、薄めた漂白溶液で洗濯することにより殺菌処理することができる。ビ ーズパウチ22を含むため、エアバッグ21を十分に乾燥させるためには、エア バ ッグ21を主プラットフォームに作用可能に接続しなければならない。かかる作 用可能な接続は、ビーズ200内に空気を吹き込むことにより、ビーズ200を 乾燥させるのに役立つ。ビーズ200を乾燥させるのに必要な正確な時間は異な るが、一般に、24時間もあれば十二分である。しかしながら、感染の防止を考慮 しながら十分に流動化させるようにビーズを乾燥させるためには、長い乾燥時間 としなければならない。 エアバッグ21の一つの代替的な実施の形態については、図3A及び図3Bを 参照しつつ、エアバッグ171として更に詳細に説明する。かかる代替的なエア バッグ171は、エアバッグ171の端部壁175の空所198から取り外し得 るようにされたビーズパウチ172を利用する。このため、該パウチ172は、 別個の低空気損失型の構成要素から取り外し、殺菌処理し又は処分することがで きる。エアバッグ21の別の代替的な実施の形態について、図4A乃至図4Dを 参照しつつ、エアバッグ121として以下に更に詳細に説明する。また、かかる 代替的なエアバッグ121は、そのビーズパウチ122に対して2つの部分から 成る構造体を利用する。しかし、そのビーズパウチ122がエアバッグ121の 取り外し可能なキャップ130として具体化される点にて、エアバッグ121は 異なるものである。かかる代替例において、ビーズの保持パウチ122は、キャ ップ130の全体を取り外すことにより、エアバッグ121から取り外して、次 に、パウチ122を別個の低空気損失型の構成要素から取り外して、殺菌処理、 又は処分することができる。その他の実施の形態も開示されている。 エアバッグの実施の形態21、171、121、121′の各々は、同一の基 本的織地、即ち、低空気損失性材料及びフィルタシート材料で出来ている。好適 な実施の形態における低空気損失性材料は、マレーランド州、エルクトンのW. L.ゴア・アンド・アソシエイツ・インコーポレーテッド(W.L.Gore & Associat es,Inc.)から「ゴア・テックス(GORE-TEX)」という登録商標名で市販されて いる、ポリマー被覆を施したナイロン材料である。かかる低空気損失性材料は、 空気透過性が極めて少ない一方、水蒸気の透過量は4700g/m2/24時間以上で ある。この好適な実施の形態において、フィルタシート織地は、公称メッシュ開 口部40μmで、開口面積が15%の63μmのモノフィラメント・ポリエステル繊維 糸で出来ている。このフィルタ織地は、ニューヨーク州、ブライヤクリフ・マノ アーのテトコ・インコーポレーテッド(Tetko Inc.)から市販されている。使用 可能と考えられるその他の可能な代替例は、モノフィラメント以外の同様の多フ ィラメント織地を使用するものが考えられる。その他の適当な代替例は、当業者 に明らかであろう。 エアバッグの実施の形態21、171、121、121′の構造に関して、幾 つかの共通の要素がある。こうした共通の要素の殆どは、市販のキンエアIIIエ アバッグと共通しているが、(図2Aの参照符号を参照しつつ)その共通の要素 の各々について簡単に説明する。先ず、エアバッグ21は、図2Aに図示するよ うな矩形の稜形の全体的な形状(膨張時)を有するように形成される。エアサッ ク21は、両側壁23、24、両端部壁25、26及び反対側の頂部壁27、底 部壁28という対向した同様の壁、3対であると見なすことのできる略矩形の6 つの壁23乃至28を有する。かかる壁23乃至28の各々は、主として上述し た低空気損失性材料で形成され、切断して、その切断材料はその隣接する端縁に 沿って隣接する切断線に縫い付けられる(又はその他の方法で接合される)。当 業者に理解されるように、市販のキンエアIIIエアバッグを特に参照すると、特 定の壁は、別の壁と同一の材料片で実際に形成することができる一方、その他の 壁は、1つ以上の材料片を組み合わせて形成することができる。従って、その2 つの隣接する壁の間の端縁は、実際には、織地材料片間の継目を形成することは できない。例えば、頂部壁27を形成するシート材料は、実際に、図2Aに図示 したその端縁27a乃至27dの各々を越えて伸長する。上方壁27の4つの隅 部27e乃至27hの各々を全体として形成するため、織地をギャザー状に縫う 継目及び従来の縫い付け技術が使用される。上方壁27を形成するものと同一の 織地材料片は、両側壁23、24の各々及び両端部壁25、26の各々から一部 下方に伸長して継目(図示せず)に達し、隣接する織地片がバッフル127の位 置よりも僅かに上方に達するようにする。この場合にも、特に、市販のエアサッ クを参照することにより、該エアサック21の各種の壁23乃至28の縫い付け 技術及びその全体的な構造も当業者に明らかであろう。また、特定の代替的な実 施の形態において、エアクッションを異なる形状にて形成することが望ましい場 合があることも分かる。例えば、バイオダイン・エアサックの切り欠いた形状、 又は同様にカイネティック・コンセプツ・インコーポレーテッドから市販されて いる、ダイナパルス(DYNAPULSE)製品のような製品に使用されるエアサックの 比較的平坦(即ち、「低プロファイル」)の形状とすることができる。 エアバッグの実施の形態21、171、121、121′、及びキンエアIII エアバッグの共通の要素を更に説明すると、エアバッグ21、171、121、 121′の各々は、キンエアIIIエアバッグに標準的であるように、主プラット フォーム20に取り付けるべくその底部壁28に作用可能に固着されたポスト4 3と、空気入口44とを有する。かかる金具43、44は、エアバッグ21の主 要部分29で取り囲まれたスペース48内に空気が入るのを許容し得る方法にて 標準的に採用されている。かかる空気は、主プラットフォーム20に標準的に取 り付けられるようなブロアで吹き込むことができる。エアバッグ21の各々は、 低空気損失性織地で出来たバッフル127を更に備えているが、空気透過性及び 低皮膚せん断力といった有利な点はバッフル127に必要とされないため、その 他のより安価な織地で出来ていることが望ましい。バッフル127は、膨張した バッグ21の所望の稜形の形状(即ち、矩形の稜形の形状)を確保する働きをす る。バッフル127は、その端縁128にてエアバッグ21の前側壁23の内面 に縫い付け又はその他の同等の手段により取り付けられている。該バッフル12 7は、同様に、その端縁129にてエアバッグ21の後側壁24の内面に縫い付 け又はその他の同等の手段で取り付けられている。端縁130から端縁131ま で測定した、バッフル127の端部間の長さは、端部25から端部26まで測定 した、エアバッグ21の端部間の長さよりも十分に短い。この短い長さは、バッ フルの周りを相当な空気が流れることを可能にする。かかる空気流は、矢印(図 2A及び図2Bの矢印33a乃至33cを含む)で示してある。この好適な実施 の形態は、端部壁25と端縁130との間、及び端部壁26と端縁131との間 に最小101.6mm(4インチ)の開口部を提供する。 この好適な実施の形態に利用される金具43、44、及び縫い付け技術は、参 考のため、その全体を本明細書に含めた、1991年11月5日付けの米国特許第5,062 ,171号を参照することにより、ある程度、更に理解することができる。 図2Bを参照すると、流動化したビーズの保持パウチ22の断面図(図2Aの 垂直面2B−2Bで見た図)が図示されている。このビーズの保持パウチ22は 、上方から見たとき略矩形(図2Aにて略矩形の形状に見える)であり、矩形の 頂部及び底部のフィルタシート41、42を備えている。シート41、42が継 目無しのパウチとして共に容易に形成し得ないならば、シート41、42は、略 密封状態にてその外周に沿って(即ち、端縁40a乃至40dに沿って)又はそ の他の方法で接合されて、ビーズ200を保持する略閉じたパウチを形成する。 この好適な実施の形態において、フィルタシート41、42は、上述したフィル タシート織地と同一の材料で出来ている。パウチ22を継目無しとし、又は密封 した継目40a乃至40dを提供することにより、ビーズ200がパウチ22か ら漏れる量を最小にすることができる。パウチ22は、ビーズ200が所望の程 度まで充填され且つ密封状態に閉じられたならば、次に、穴39の外周の周りで エアバッグ21の上方壁27に縫い付ける(又はその他の方法で取り付ける)。 上方及び下方フィルタシート41、42、(従って、パウチ22)の好適な寸 法は、パウチ22の好適な製造方法の説明から最も良く理解されよう。図7A及 び図7Bを参照すると、上方壁27及びビーズパウチ22のそれぞれの切欠きの 平面図が図示されている。上述したように、上方壁27から切り取った矩形の開 口部39は、略矩形の穴である。その穴の好適な寸法は、127mm(5インチ) (穴39の端縁39c、39dの沿って)×584.2mm(23インチ)(穴39の 端縁39a、39bに沿って)である。パウチ22は、図7Bに図示するような 形状にて切ったフィルタシート織地の単一の片86から開始する。該切片86の 全体寸法は、公称上、1244.6mm(49インチ)(長さ)×165.1mm(6-1/2イ ンチ)(幅)であるが、下方シート42はその主要な寸法部分にて101.6mm( 4インチ)までテーパーが付けられている。切片86の寸法401/乃至406 は、それぞれ、393.7mm(15-1/2インチ)、114.3mm(4-1/2インチ)、114 .3mm(4-1/2インチ)、101.6mm(4インチ)、165.1mm(6-1/2インチ) 、622.3mm(24-1/2インチ)インチである。図7Bに図示するように、切片8 6を切ったならば、その切片は中心線87に沿って折り、端縁41a、41bを 端縁42a、42bに縫い付け(内側を外側にして)且つ密封し、パウチ22に 対してその基本的な形状を付与する。次に、その組立体を引き出して、端縁41 c、42cの間に形成された開口部を通じてビーズ200(図7Bに図示せず) を充填し、その後、同一の端縁41c、42cを縫い付け且つ密封する。次に、 端縁41a乃至41c及び42a乃至42c、並びに最終的な端縁(折り部87 によって形成)の接続によって形成された継目を穴39の外周に沿って上方壁2 7に縫い付け且つ密封する。その結果、その中間部分に沿って僅かにテーパーが 付けられたビーズパウチ22が製造される。継目に対して使用される材料が約6. 35mm(約1/4インチ)であることを考慮すると、ビーズ200に露出される下 方フィルタシート42の最終幅は、その最狭小点にて約76.2mm(約3インチ) であり、また、継目40c、40dに隣接する長手方向端縁にて127mm(5イ ンチ)である。図7A及び図7Bの残りの寸法も掲げる。 形成される寸法は、全体として、ベッド20の上の各エアバッグ21内には、 パウチ22が設けられ、次に、患者の全身をそのビーズパウチ22上に支持でき るようなものとする。エアバッグ21の幾つかは、寸法の異なるパウチ22を有 し、又は、全くパウチが無いようにしてもよい。例えば、図1に示したベッド2 0において、頭部エアバッグ98は、長さの短いパウチ(長さ約254mm(約10 インチ))を有する一方、足部エアバッグ99は、パウチ22が全く無い。更に 、パウチ22が有り、または、パウチが無いエアバッグは、組み合わせ且つベッ ド20の長さに沿って適合させ、所望の形状が得られるようにする。例えば、局 部的に火傷した患者の場合、流動化したビーズ表面がその火傷を負った患者の部 分に接するように制限し、患者の他の部分は従来のキンエアIIIエアバッグ上で 支持されるようすることができる。その他の場合、ビーズ表面は、体重が最も集 中する箇所である座部分に制限することができる。しかしながら、所定のエアバ ッグ21内にパウチ22が含まれる場合、上方シート41は、本明細書に記載し た理由のため、下方シート42よりも約50.8mm(約2インチ)幅が広いことが 望ましい。 各ビーズパウチ22内に保持されたビーズ200は、空気流動化したビーズベ ッドに一般に使用されている型式の医療等級の微小球であることが好ましい。か かるビーズの寸法範囲は、直径50乃至150μmであり、ニュージャージー州、カ ールスタッドのポッターズ・インダストリーズ・インコーポレーテッド(Potter s Industries Inc.)を含む多数の製造元から市販されている。単一のビーズパ ウチ22は、約0.908kg(約2ポンド)のビーズを保持することが好ましいが 、エアバッグ当たり、0.1135乃至13.62kg(1/4乃至30ポンド)以上の量のビ ーズ材料であることが適している。該ビーズパウチ22は、完全には充填されず 、このため、ビーズはその内部にて自在に流動化する。その結果、その上に患者 を支持していない状態のビーズパウチ22を通って空気が流れると、上方フィル タシート42は、上方に逆巻きする傾向となり、ビーズ200の上方に空気スペ ース201を形成する。 従って、パウチ22は、空気がパウチ22を通ってスペース48から流れるの を促進する仕方にてエアバッグ21と一体化されて、パウチ22内の全ての量の ビーズ200を流動化させる傾向となる。低空気損失性のゴアテックス(GORE-T EX)織地は、空気透過性が極めて小さいため、エアバッグ21膨張させる空気は 、流れる傾向となる、より具体的には、矢印33cで示すように、プレナム48 から、下方フィルタシート42、ビーズ200及び余剰スペース201を通り、 また、頂部フィルタシート41を通って流れる。エアバッグ21の膨張に使用し たものと同一の空気を利用してビーズを流動化させることにより、エアバッグが より高圧まで膨張される圧力領域内にて一層の流動化が実現される。これは、通 常、より重い身体部分(患者の座部分のような)を支持するエアバッグの領域に て生じる。従って、流動化が最も必要とされる箇所、即ち、相互境界面の圧力が 最大でもある位置にて一層の流動化が為される。 しかしながら、下方フィルタシート42は、エアバッグ21の内部からの過剰 な空気の損失を防止するため、ある程度、空気の流量を制限することが必要とな る。下方のフィルタシート42を通って流れる空気の流量の釣り合いは、主プラ ットフォーム20のブロア容量、各エアバッグ21内のビーズ200の量、ビー ズパウチ22と適合するようにされたエアバッグ21の数を含む、各種の状況に 依存する。一つの好適な実施の形態において、空気不透過性のストリップ89a 、89bは、下方のフィルタシート42の外面に接着し、その下方のフィルタシ ート42を通って流れる空気流を少なくし且つ集中させることができる。かかる ス トリップ89a、89bは、衣料業界にて防水グロメットとして使用されている 型式のような市販の密封テープから成るものであることが好ましい。適当な密封 テープは、W.L.ゴア・カンパニー(W.L.Gore Company)から市販されている1 9.05mm(3/4インチ)のテフロン密封テープである。ストリップ89a、89 b(及び同様のストリップ密封継目40a、40b)は、下方のフィルタシート 42の下面におけるビーズ保持パウチ22の全長に沿って位置していることが好 ましい。このような密封ストリップ89a乃至89dの形態は、下方のフィルタ シート42の3つの部分88a乃至88cの間を流動化空気が自由に流れるのを 妨害しない状態に保つ。下方のフィルタシート42の幅が76.2mm(3インチ) であるため、最後の部分88a乃至88cは、ビーズの保持パウチ22の長さに 沿って伸長する、妨害されないフィルタシートの3つのストリップとなる。部分 88a乃至88cに対応するストリップの各々は、幅が約6.35mm(1/4インチ )であるが、ビーズの保持パウチ自体が同様に、膨張するに伴い、その幅寸法は 、ビーズ保持パウチ22の端部40c、40dに向けて拡がる。 空気がパウチ22を通過したならば、その流れ方向は、その他のファクタに基 づいて決まる。例えば、従来の高空気損失性のカバーシートを使用する場合、そ の流動化空気の一部は、カバーシートを通過する一方、その残りは、そのカバー シートによってベッド20の側部に向けられる。カバーシートを使用しない場合 、より多くの流動化空気は、患者の身体の周りを上方に流れる傾向となる。 また、パウチ22のプロファイル形状(即ち、図2Bに図示するような断面形 状)は、各種のファクタに依存する。かかるファクタは、ビーズパウチ22の寸 法、フィルタシート41、42の相対的な多孔度、プレナムスペース48内の空 気圧力、パウチ22内のビーズ200の量、及び患者の体重を含むが、これらに のみ限定されない。多くの場合、エアバッグ21の圧力のため、ビーズパウチ2 2は、図2Bに示した葉巻きの形状と異なり、上方に湾曲する。この状態の2の 実際的な懸念は、(i)ビーズ200は、重力のため、パウチ22の側部にて下 方に移動する可能性があること、(ii)その湾曲は、上方及び下方フィルタシー ト41、42の間にてビーズを圧縮することにより、自由な流動化を制限する可 能性があることである。その懸念を軽減する一つの方法は、図4Dに図示したも のと略同一の方法にて、下方フィルタシート41と水平バッフル34との間を跨 ぐ垂直バッフル(図示せず)を含めることである。好適なもう一つの技術は、上 方フィルタシート41を下方シート42(各寸法、約50.8mm(約2インチ)) よりも幅が広く且つ長さを長くすることにより、下方シート42が上方シート4 1により、より緊張状態(従って、より湾曲していない状態)となるようにする ことである。更に別の技術は、所定のエアバッグ21内のビーズ200の容積を 増大させることであり、これは、ビーズパウチ22をバッフル34の高さにて開 始し、ビーズが、エアバッグ21の上方の1/3の全体を略充填するようにして 行われる。 このエアバッグ21の構造は、簡単ではあるが、日常的に殺菌するのに理想的 なものではなくなる可能性がある。図3A乃至図4Dを参照すると、ビーズ保持 パウチが別個に殺菌処理され得るようにするため、ビーズパウチ22(又は、そ の同等物)を取り外すことをを許容するエアバッグ21の代替的な実施の形態が 図示されている。 その代替例の第一のものは、図3A及び図3Bに、エアバッグ171として図 示されている。エアバッグ171には、取り外し可能なビーズパウチ172が取 り付けられる。この取り外し可能なパウチ172は、その上方フィルタシート1 91、及び下方フィルタシート192からのみ成り、そのシートの間にビーズ2 00が保持されている。エアバッグ171に恒久的に縫い付けずに、パウチ17 2は、エアバッグ171の上方壁177付近にて空所198′内に挿入する(且 つその空所から取り外し可能にする)。この空所198′へのアクセスは、エア バッグ171の端部壁175の開口部199を通じて提供される。開口部199 からの空気圧の損失を最小にするため、開口部199は、ベルクロ・フラップ( 図示せず)等によって覆い且つ/又は密封することができる。この空所198′ は、エアバッグ171の上方177の真下にてフィルタ材料の2つの層197、 198から形成される。これらの層197、198は、上方壁177の両端縁1 77a、177bに沿って従来の技術によって接着されて、空所198′を形成 する。また、上方壁177には、空気がビーズパウチ172を通って自由に流れ るのを許容し得るように、矩形のフィルタシートパネル189が設けられる。エ アバッグ171の一つの代替例は、空所198′の上方のフィルタシート層19 7を省略する。 かかる構造の場合、パウチ172は、エアバッグ171の低空気損失性の構成 要素から取り外し且つ殺菌処理し、又は別個に処分することができる。かかる低 空気損失型の構成要素は、その後に、エアバッグに対する標準的な洗濯方法によ って殺菌処理することができる。ビーズ保持パウチ172は、流動化ベッド装置 について当該技術分野にて標準的で且つ周知の殺菌技術によって殺菌処理するこ とができる。かかる殺菌方法は、パウチ172のフィルタシート層191、19 2を破り且つビーズ200をふるい網を通じて従来の汚染除去タンク内に注入す ることを含む。次にビーズを少なくとも24時間、約50°C(122°F)まで加熱 する熱処理過程によって汚染の除去を行うことができる。ビーズパウチ172の かかる取り外し可能な形態による有利な点は、当業者に明らかになるであろう。 エアバッグ21の代替例の第二の基本的な型式は、図4A乃至図4Cにエアバ ッグ121として図示されている。このエアバッグ121は、エアバッグ171 と同様に、感染の防止を促進し得るように、取り外し可能なビーズパウチ122 を取り付け得るようにした、2つの部分から成る構造のものである。しかしなが ら、この取り外し可能なパウチ122は、エアバッグ121の主要部分129の 頂部に嵌まる取り外し可能なキャップ130にて具体化されている。この主要部 分129は、従来のエアバッグと同一の方法にて洗濯することにより殺菌するこ とができ、また、キャップ130も別個に殺菌することができる。該キャップの 殺菌に使用される特別の技術は、その各技術の有効性に基づいて選択する必要が あるが、現在、別個のビーズロットと共に、従来の微小球の汚染除去装置内にキ ャップ130の全体を挿入することにより、十分な殺菌処理が可能であると考え られる。かかる汚染除去は、キャップを24時間以上、約48.9°C(120°F)以 上の温度に加熱することを目的とする。塩素処理、ガンマ放射線及び/又はオー トクレーブ消毒のような他の殺菌処理技術も更なる代替例として採用可能である 。 エアバッグ121の主要部分129は、該主要部分129がフィルタシートパ ネル147及びベルクロタブ131a乃至131dを有する点を除いて、標準的 なキンエアIIIエアバッグの構造と全く同様である。キャップ130は、ビーズ 保持パネル121と、ベルクロタブ131a乃至131dとを有する。このキャ ップ130の形状及び構造は、次のようにされる。即ち、主要部分129が膨張 したとき、主要部分129の上にきちっと嵌まり、タブ132a乃至132dが キャップ130を所定位置に取り外し可能に固着し得るようにタブ131a乃至 131dと係合する位置に配置されるような形状とする。このように配置したな らば、キャップ130は、ビーズパウチ122をフィルタシートパネル147の 上方に配置し、パネル147を通る空気がパウチ122を通って導かれ、その内 部のビーズ200を流動化させるようにする。この流動化を最適なものとするた め、ベルクロタブ132a乃至132d、131a乃至131dは、拡張し、又 は、より優れたシールを提供するその他の接続部と交換することができる。かか るシールを改良することにより、エアバッグ121からの唯一の顕著な空気の逃 げはビーズパウチ122からであることが確実とされる。パネル145は、パウ チ122よりも狭小であることが好ましいが、パネル147及びパウチ122の 寸法は、第一の実施の形態のパウチ22のものと全く同一である。 図4Dを参照すると、主部分129の1つの代替的な構造が参照符号129′ で図示されている。特に、該主部分129′は、従来の水平バッフル227′と 同程度に伸長する垂直バッフル149を有する。該垂直バッフル149は、パネ ル147との中心線150を跨ぎ且つその中心線の間にて縫い付けることで接続 され、主部分129′の頂部に沿って樋状の折り線を形成する。かかる樋状の折 り線は、ビーズ200を中心線150に向けて偏倚させるのみならず、その縫い 付けた接続部は、ビーズ200が引き付けられる中心線150に沿って流動化を 増す(パネル147に縫い付け穴を形成することにより)。 図5及び図6を参照すると、図1乃至図2Bに図示したベッド20の一つの代 替的な実施の形態320が図示されている。該ベッド320は、標準的なベッド フレーム319に取り付けられたエアマットレス318(及び関連する構成要素 )から略成っている。該エアマットレス318は、各種のマットレス及びマット レスを上張りした製品に標準的であるように、3つの基本的な支持クッション3 18a、318b、318cに区分されている。基本的な支持クッション318 a、318b又は318cの各々には、標準的な空気供給装置315から対応す る供 給穴316a乃至316eを通じて空気流が供給される。該クッションの各々は 、比較的平坦な形状を保ち得るように一連の6つの垂直バッフル(番号を付さず )を有する。かかる関連する支持マットレス装置の例は、その各々がカイネティ ック・コンセプツ・インコーポレーテッドから市販されている、ファーストステ ップ・セレクト(FIRSTSTEP SELECT)、ホームケア(HOMEKAIR)DMS及びダイ ナパルス(DYNAPULSE)製品に見られる。図5及び図6に図示したこの特定の装 置は、ファーストステップ・セレクト装置を改造したものである。上述した実施 の形態の場合と同様に、該マットレス318は、その製品の商業的型と略同一で ある。その唯一の重要な相違点は、流動化可能なビーズ保持パウチ322a乃至 322cを追加することと、また、ビーズ(存在する場合)を流動化させるため に必要とされる(もしあるならば)追加のブロアが設けられることである。当業 者に明らかであるように、ビーズ保持パウチ322a乃至322cの寸法は、所 望に応じて変更可能である。例えば、図6において、患者の座部分を支持する位 置に配置されたパウチ322bの寸法は、その他の2つのパウチ322a及び3 22cよりも大きいことが示してある。このため、治療がより必要とされる座部 分(又はその他の任意の領域)にてより大きい治療効果を提供することができる 。適当な数のビーズ保持パウチ22と共にクッション321a乃至321cを取 り付ける特別な方法は、臨界的なものではないが、エアバッグ21の好適な実施 の形態を把握することにより理解されよう。ベッド320の別の形態(図示せず )は、マットレス318の頂部面の略全体を流動化可能な単一のビーズパウチと 交換することにより形成することができる。 本明細書に記載した本発明は、当該技術分野にて理想的な患者の支持面として 周知である、流動化したビーズの患者支持面を組み合わせて、低空気損失型のベ ッドによる有利な点を実現することを可能にする。かかる有利な点は、当業者に 明らかであろうし、患者の支持面を垂直に且つ/又は関節式に変位させ、患者が 側方向に回転し、患者の胸部領域を自動的に打診し、また、スケールが組み込ま れていることであるが、これらにのみ限定されるものではない。これらは全て当 該技術分野にて周知であり、市販の製品であるキンエアIII、ホームケア、セラ パルス及びバイオダインIIに利用可能な文献に記載されている。 本明細書に記載した本発明を具体化するのに可能な多数の主プラットフォーム 20の各々により提供される独創的な有利な点は、当業者に明らかであろう。か かる有利な点は、選択した主プラットフォーム20の基本的な機能と共に略相違 する。その最も興味のあることの一つは、カイネティック・コンセプツ・インコ ーポレーテッドから市販されている、セラパルスベッドのエアバッグに代えて、 エアバッグ21と同様のエアバッグを使用することである。セラパルスベッドを 主プラットフォーム20として利用すれば、看護人は患者の身体の異なる部分に 対応してエアバッグ21内に各種の圧力を設定し、また、自動的に脈動(automat ic pulsation)させて、ビーズを流動化させることができる。このように、看護 人は、身体の異なる部分に対して流動化のレベルを変化させ、また、同様に、異 なる程度に脈動させて、異なる流動化状態にさせることができる。エアバッグ2 1は、全体として低圧にてより柔軟となるが、ビーズ200は、一般に、流動化 の程度が小さいときにより剛性となる。従って、流動化させるべくセラパルスを 主プラットフォーム20として脈動させると、エアバッグ21内のビーズ200 は柔軟から剛性に、また、柔軟へと等々と変化する。隣接するエアバッグ21が 逆位相にて変化するのみならず(セラパルスの脈動の場合に通常、そうであるよ うに)、ビーズパウチ22の表面の剛性は、全体としてエアバッグ21内の圧力 と反対に変化する。 図面に図示しない別の代替的な実施の形態は、各エアバッグ21内のビーズ2 00を流動化させる目的にて所定の空気流を提供し得るようにしてある。この代 替例の思想は、ビーズパウチ22を流動化させるのに使用されるプレナムに向け られた供給空気を別個に制御し、また、そのプレナムチャンバの寸法を縮小させ ることを可能にすることである。より小さく且つ別個に制御されるプレナムによ り、ビーズを流動化させる空気の圧力は、全体としてエアバッグ21の圧力を増 大させずに、より一層流動化させ得るように上昇させることができる。このため に、ビーズパウチ22に直接、隣接するエアバッグ21内に別個の膨張可能なチ ャンバが画成される。この膨張可能なチャンバは、ビーズパウチ22を流動化さ せるプレナムとして作用し、別個の供給空気がこのプレナムに導かれる。エアバ ッグ21内の別個のプレナムの構造は、所望の任意の方法にて設計可能であるが 、 その最も簡単な方策は、エアバッグ21の他の部分と同一の低空気損失性材料を 使用することである。別個に導く空気流はエアバッグ21に対して別個の空気入 口を通じて導かれる。エアバッグ21内の収縮可能な空気導管もその空気流を第 二の空気入口から所定のプレナムに導く働きをする。従来の空気導管が適してい るが、織地導管(また、密封した低空気損失性材料で出来たもの)がこの目的を 果たすのに十分である。流動化を目的とする別個の空気流を提供することにより 、ビーズパウチ22の流動化と独立的にエアバッグ21の全体的な膨張を変更す ることが可能となる。また、その他の代替的な実施の形態の同様の応用も可能で ある。 本発明のその他の多くの代替例、変形例及び改変例は、当業者に明らかであろ うし、本発明の範囲に属するものと考えられる。上記の好適な実施の形態及び代 替的な実施の形態に関して本発明を説明したが、上記の記載は単に一例としての み掲げたものであり、本発明を限定するものであると解釈されるべきではなく、 本発明の範囲は、請求の範囲の記載及びその補正によってのみ限定されるべきも のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヒックス,ロナルド・ビー アメリカ合衆国テキサス州78230,サン・ アントニオ,ハンターズ・ラーク 13223

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.膨張可能な患者の支持体を有する患者の治療用ベッドにして、 該膨張可能な患者の支持体が、 上面を有するエアクッションと、 該エアクッションの該上面と関係付けられた流動化可能な固形媒体とを備える 、患者の治療用ベッド。 2.請求項1に記載の患者の治療用ベッドにして、 前記流動化可能な固形媒体が、前記エアクッションの前記上面の上に配置され た空気透過性パウチにより保持される、患者の治療用ベッド。 3.請求項2に記載の患者の治療用ベッドにして、 前記エアクッションが、膨張可能なチャンバを備え、前記パウチが、前記膨張 したチャンバとある量の流動化可能な固形媒体との間に配置された空気透過性織 地層を備える、患者の治療用ベッド。 4.請求項2に記載の患者の治療用ベッドにして、 前記パウチが前記エアクッションの前記上面に取り外し可能に固着される、患 者の治療用ベッド。 5.患者の治療用ベッドにして、 膨張可能な患者の支持体を集合的に形成する複数の膨張可能なエアクッション を備え、該膨張可能なエアクッションの少なくとも1つがチャンバを有し、該チ ャンバとある量の流動化可能な微小球との間に配置された空気透過性層を備え、 該微小球を流動化させるような仕方にて前記チャンバ内の空気が前記空気透過 性層を通じて導かれる、患者の治療用ベッド。 6.請求項5に記載の患者の治療用ベッドにして、 前記膨張可能なエアクッションが、空気透過性織地と、比較的不透過性の第二 の織地とを含む、2種類の材料で画成された膨張可能なチャンバを備え、 該空気透過性層が前記空気透過性織地で出来ている、患者の治療用ベッド。 7.請求項6に記載の患者の治療用ベッドにして、 前記複数の膨張可能なエアクッションのうちの第二のクッションが第二の膨張 可能なチャンバを画成し、 該クッションが、前記膨張可能なチャンバとある量の流動化可能な微小球との 間に配置された空気透過性織地層を備え、 前記第二のチャンバを膨張させる空気が、第二の量の流動化可能な微小球を流 動化させるような仕方にて前記関係付けられた空気透過性織地を通じて導かれる 、患者の治療用ベッド。 8.請求項6に記載の患者の治療用ベッドにして、 前記第二の膨張可能なチャンバを膨張させる空気の供給が前記第一の膨張可能 なチャンバを膨張させる空気の供給とは別個に制御可能であり、これにより、前 記第一の量の流動化可能な微小球に対する流動化空気の流量が前記第二の量の流 動化可能な微小球の流動化空気の流量とは別個に制御可能であるようにした、患 者の治療用ベッド。 9.請求項6に記載の患者の治療用ベッドにして、 前記第一の空気流を前記第二の空気流に対して脈動させる手段を更に備える、 患者の治療用ベッド。
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