JPH11504046A - 発泡、縞(線)形成および被膜形成が少ない硬質表面洗浄剤 - Google Patents

発泡、縞(線)形成および被膜形成が少ない硬質表面洗浄剤

Info

Publication number
JPH11504046A
JPH11504046A JP9528689A JP52868997A JPH11504046A JP H11504046 A JPH11504046 A JP H11504046A JP 9528689 A JP9528689 A JP 9528689A JP 52868997 A JP52868997 A JP 52868997A JP H11504046 A JPH11504046 A JP H11504046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
hard surface
twenty
sodium
alkanol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9528689A
Other languages
English (en)
Inventor
アラン、エドワード、シェリー
ダニエル、ステッドマン、コナー
ロバート、エマーソン、スティドハム
フィリップ、カイル、ビンソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH11504046A publication Critical patent/JPH11504046A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/86Mixtures of anionic, cationic, and non-ionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C309/00Sulfonic acids; Halides, esters, or anhydrides thereof
    • C07C309/01Sulfonic acids
    • C07C309/02Sulfonic acids having sulfo groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C309/03Sulfonic acids having sulfo groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton
    • C07C309/17Sulfonic acids having sulfo groups bound to acyclic carbon atoms of an acyclic saturated carbon skeleton containing carboxyl groups bound to the carbon skeleton
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/83Mixtures of non-ionic with anionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/123Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from carboxylic acids, e.g. sulfosuccinates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/38Cationic compounds
    • C11D1/62Quaternary ammonium compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • C11D1/72Ethers of polyoxyalkylene glycols

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、ジアニオン系スルホスクシナメートおよびポリエトキシル化アルコール非イオン系界面活性剤を含んでなり、それらの物質が低縞(線)形成性および低被膜形成性を与える低発泡性硬質表面洗浄剤組成物に関する。本発明による組成物は透明の、無色の、光沢性の、または「半光沢性」の表面で効果的に実現される。

Description

【発明の詳細な説明】 発泡、縞(線)形成および被膜形成が少ない硬質表面洗浄剤 発明の分野 本発明は、新規なスルホスクシナメートを特定の非イオン系界面活性剤と組み 合わせて含んでなり、それらの物質が低発泡性、低縞(線)形成性および低被膜 形成性を与える硬質表面洗浄剤組成物に関する。 発明の背景 硬質表面洗浄剤の主目的は、洗浄を要する表面を完全に、効率的に洗浄するこ とである。しかし、被膜、残留物または縞(線)が後に残ると、その洗浄工程は 成功したとは言えなくなる。したがって、硬質表面洗浄剤は問題とする表面を洗 浄する必要があるばかりでなく、その表面に洗浄した外観も残さなければならな い。縞(線)、被膜および残留物は、平滑または準平滑表面のすべてにある程度 は見られるが、反射性の高い、または「光沢のある」表面(例えばガラス、陶磁 器)ではなお一層目立つ。 その表面がどの程度に「洗浄された」かに関係なく、その洗浄方式による残留 物の単なる外観のために、その洗浄製品の効率が疑問視されることは、硬質表面 洗浄剤分野の専門家には良く知られている。消費者は硬質表面洗浄剤を濃縮形態 で(希釈せずに)、または希釈した形態で使用する。硬質表面洗浄剤を直接使用 する場合、それらの洗浄剤を表面上にそのままスプレーするか、スポンジまたは 布の上に取るか、または備え付けのアプリケータを介して塗布する。希釈した形 態で使用する場合、水を入れたバケツまたは他の容器に洗浄剤を注ぎ込めばよい が、これらの洗浄方法のどちらも被膜、縞(線)、染みまたは残留物を形成する ことがある。 驚くべきことに、N−2−プロピルヘプチルアルキル部分を有する特定のスル ホスクシナメート界面活性剤を、特定の非イオン系界面活性剤と組合せて使用す ると、縞(線)形成防止性、被膜形成防止性および残留物防止性が大幅に改良さ れた硬質表面洗浄組成物が得られることが分かった。スルホスクシナメートは、 希釈しない形態での洗浄性能も改良する。さらに、本発明の化合物により、セッ ケンの泡がより迅速に消泡するので、低発泡性の硬質表面洗浄剤が得られる。本 発明の組成物の縞(線)形成防止性、被膜形成防止性および残留物防止性は、洗 浄すべき表面が透明で無色(ガラス)でも、光沢性(セラミックタイル、磁器) でも、または、すべて、床材、浴室表面、カウンター表面、等を構成する代表的 な材料である「半光沢性」表面(リノリウム、ポリウレタン、商品名フォーミカ (Formica))でも実現される。 背景技術 様々な特許明細書および文献がスルホスクシナメートを記載しているが、その 中で、米国特許第2,252,401号明細書、Jeager、1941年8月12日 公布、米国特許第2,844,608号明細書、Hagge 等、1958年7月22 日公布、米国特許第3,047,353号明細書、Klein 、1962年7月31 日公布、米国特許第3,047,354号明細書、Owren 、1962年7月31 日公布、米国特許第4,252,657号明細書、Bariol 等、1981年2月 24日公布、米国特許第4,790,856号明細書、Wixon 、1988年12 月13日公布、米国特許第5,411,674号明細書、Tagata 等、1995年 5月2日公布、米国特許第5,480,586号明細書、Jakubicki 等、199 6年1月2日公布、英国特許出願第850,878号明細書、1960年10月 12日公開、英国特許出願第1,578,319号明細書、1980年11月5 日公開、およびヨーロッパ特許出願第509,608号明細書、1992年10 月21日公開がある。 発明の概要 本発明は、光沢性を改良し、表面の縞(線)形成および染み形成を少なくした 下記a)〜c)の各成分を含んでなる硬質表面洗浄組成物に関する。 a)少なくとも約0.1重量%の、下記式を有するスルホスクシナメート (式中、R1およびR2は水素または−SO32であるが、ただしR1はR2と等し くなく、MおよびM2は独立して水素または塩形成陽イオンである)、 b)少なくとも約0.1重量%の下記式を有する非イオン系界面活性剤 CH3(CH2xCH2O(CH2CH2O)yH (式中、xは約6〜約12であり、yは約3.5〜約10である)、および c)残りの部分を構成するキャリヤーおよび補助成分。 本発明の目的は、光沢性および縞(線)形成防止性を改良した硬質表面洗浄組 成物を提供することである。 広範囲の相対的湿度条件および硬質表面組成物に対して良好な被膜形成/縞( 線)形成特性を与える硬質表面洗浄組成物を提供することも本発明の目的である 。 本発明の別の目的は、希釈しない状態における洗浄特性が改良されている硬質 表面洗浄組成物を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、被膜または残留物の外観を残さない硬質表面洗浄 組成物を提供することである。 また、新規な二陰イオン系界面活性剤、主としてN−2−プロピルヘプチルス ルホスクシナメートを提供することも本発明の目的である。 他に指示がない限り、百分率、比率および割合は重量で表示する。温度はすべ てセ氏度(℃)である。引用文献はすべて、関連部分で、ここに参考として含め る。 発明の詳しい説明 本発明の硬質表面洗浄組成物は縞(線)形成防止および被膜形成防止の驚くべ き特性を有し、光沢を改良し、目に見える残留物を残さない。この改良を達成す るためには、硬質表面洗浄組成物は下記の2種類の成分を含まなければならない 。スルホスクシナメート 本発明の硬質表面洗浄組成物は、下記式を有する二陰イオン系界面活性剤N− 2−プロピルヘプチルスルホスクシナメートを含まなければならない。 式中、R1およびR2は水素または−SO32部分から選択されるが、ただしR1 およびR2は同一ではない、すなわちR1が水素である場合、R2は−SO32で なければならないか、またはその逆である。MおよびM2は独立して水素または 塩形成陽イオンである。上記分子中の3個の炭素原子は光学活性中心である、す なわち、これらの炭素原子は個別に光学異性体または鏡像異性体を形成する能力 を有する。さらに、これらの光学活性炭素原子の2個または3個以上を一緒にす ると、ジアステレオマー対または組合せを形成することができる。本発 明の目的には、N−2−エチルヘキシルスルホスクシナメートは、各光学活性中 心がそのラセミ形態を示す様に描いてある。本発明の目的には、N−2−プロピ ルヘプチルスルホスクシナメートのすべての異性体形態が本発明の組成物に使用 するのに好適である。 MおよびM2は、選択した合成方法および最終硬質表面洗浄剤のpHに応じて 、水素または塩形成陽イオンであることができる。塩形成陽イオンの例は、リチ ウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、下記式を有する第4 級アルキルアミンである。 式中、R3、R4、R5およびR6は、独立して水素、C1〜C22アルキレン、C4〜 C22分岐鎖状アルキレン、C1〜C6アルカノール、C1〜C22アルケニレン、C4 〜C22分岐鎖状アルケニレン、およびそれらの混合物である。スルホネート部分 (−SO3 -)に対して選択するものとは異なった塩形成陽イオンをカルボキシレ ート部分(−CO2 -)に対して選択することができる。好ましい陽イオンは、ア ンモニウム(R3、R4、R5およびR6が水素に等しい)、ナトリウム、カリウム 、モノ−、ジ−、およびトリアルカノールアンモニウム、およびそれらの混合物 である。本発明のモノアルカノールアンモニウム化合物は、R3がC1〜C6アル カノールに等しく、R4、R5およびR6が、水素に等しく、本発明のジアルカノ ールアンモニウム化合物は、R3およびR4がC1〜C6アルカノールに等しく、R5 およびR6が水素に等しく、本発明のトリアルカノールアンモニウム化合物は、 R3、R4およびR5がC1〜C6アルカノールに等しく、R6が水素に等しい。本発 明の好ましいアルカノールアンモニウム塩は、 下記の式を有するモノ−、ジ−およびトリ−第4級アンモニウム化合物である。 H3+CH2CH2OH、 H2+(CH2CH2OH)2、 HN+(CH2C H2OH)3 好ましいMおよびM2は水素、ナトリウム、カリウムおよび上記のC2アルカノー ルアンモニウム塩であり、水素およびナトリウムが最も好ましい。 非イオン系界面活性剤 本発明の硬質表面洗浄組成物は下記式を有する非イオン系界面活性剤をさらに 含んでなる。 CH3(CH2xCH2O(CH2CH2O)yH 式中、xは約6〜約12、好ましくは約8〜約10であり、yは約3.5〜約1 0、好ましくは約4〜約7である。本発明の目的には、指数yは、好適なアルコ ールをエチレンオキシ部分の供給源と接触させた時に得られるエトキシル化の平 均程度を表し、したがって3.5〜10の範囲内のすべての画分を表す。 補助物質 上記の必須成分に加えて、他の補助成分およびキャリヤーが組成物中に存在し 得る。補助成分の例は、緩衝液、ビルダー、キレート化剤、充填材塩、分散剤、 酵素、酵素強化剤、香料、増粘剤、クレー、溶剤、洗剤界面活性剤、およびそれ らの混合物である。このリストは、本発明で使用する際に相容性のある物質をす べて含むものでも、排除するものでもない。 典型的には、本発明の硬質表面洗浄組成物は、少なくとも0.1重量%、好ま しくは少なくとも0.5重量%の2−N−プロピルヘプチルスルホスクシナメー トおよび少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも0.5重量%の、炭素 数が8〜14であるアルコール部分およびエトキシル化の平均単位が3.5〜1 0である非イオン系界面活性剤を含んでなる。 水は典型的には「スプレー用」または「ライトデューティー」組成物用の充填 溶剤として、または濃度の調節に使用するが、当業者は、例えば速乾性または低 温洗浄の実施態様が望ましい場合には、他の相容性のある溶剤、例えばメタノー ル、イソプロパノール、等も使用できる。本発明の組成物は、消費者が使用前に キャリヤーを加える濃縮剤以外は、少なくとも40重量%、好ましくは少なくと も45重量%、より好ましくは少なくとも50重量%の水をキャリヤーとして含 んでなる。本発明により製造する濃縮剤は、使用前に上記の濃度に希釈する。 本発明は、洗浄を必要とする硬質表面を洗浄するための方法であって、洗浄後 の硬質表面上の目に見える縞(線)、染みおよび残留物量を少なくする方法も提 供する。本方法は、洗浄の必要がある表面を、ここに記載する硬質表面洗浄組成 物と接触させる工程を含んでなる。この方法では、洗浄組成物を直接(希釈せず に)使用するか、または組成物を最初に十分な量の水または他のキャリヤーで希 釈することができる。 他の補助成分の説明 上に説明した様に、本発明の組成物は任意の成分として1種または2種以上の 他の硬質表面洗浄補助物質、キャリヤー、溶剤または他の、洗浄性能、洗浄すべ き基材の処理を支援または強化するための物質、あるいは洗剤組成物の美感を改 良するための物質(例えば香料、着色剤、染料、等)を包含することができる。 一般的な補助物質は、緩衝液、ビルダー、キレート化剤、充填材塩、分散剤、酵 素、酵素強化剤、香料、増粘剤、クレー、溶剤、洗剤界面活性剤、およびそれら の混合物であるが、このリストは例を示しているだけであり、制限または排除す るものではない。以下に、その様な補助物質の例を示す。 ビルダー 本発明の組成物は任意の成分として、鉱物硬度を調整するためのビ ルダーを含むことができる。好ましい物質は、本発明の組成物の臨界水準で被膜 形成/縞(線)形成性を減少させるビルダーである。特殊な界面活性剤ビルダー を臨界水準で加えることにより、硬質表面洗浄剤に界面活性剤ビルダーを加えた 時に通常起こる被膜形成/縞(線)形成の問題なしに、洗浄性がさらに改良され る。しかし、本発明の組成物により示される改良を考慮すると、被膜形成および 縞(線)形成を阻止するためのビルダーの必要性は少ない。無機ならびに有機ビ ルダーを使用することができる。 ビルダーの量は、組成物の最終用途およびその望ましい物理的形態により大き く異なる。使用する場合、組成物は典型的には少なくとも約0.1%のビルダー を含んでなる。液体処方は、典型的には重量で約0.1%〜約5%、より典型的 にはは約0.2%〜約2%の界面活性剤ビルダーを含んでなる。しかし、より多 い、またはより少ない量のビルダーも使用できる。 本発明の組成物に用いる好適なビルダーには、ポリカルボキシレートおよびホ スフェートならびに以下に記載する他のビルダーがある。ポリカルボキシレート ビルダーには、様々な種類の有用な材料がある。ポリカルボキシレートビルダー の重要な一群には、Berg、米国特許第3,128,287号明細書、1964年 4月7日公布、およびLamberti等、米国特許第3,635,830号明細書、1 972年1月18日公布、に記載されている様なオキシジコハク酸塩を包含する 、エーテルポリカルボキシレートが内包される。米国特許第4,663,071 号明細書、1987年5月5日Bush 等に公布、の「TMS/TDS」ビルダー も参照。好適なエーテルポリカルボキシレートには、環状化合物、特に脂環式化 合物、例えば米国特許第3,923,679号明細書、第3,835,163号 明細書、第4,158,635号明細書、第4,120,874号明細書および 第4,102,903号明細書に記載されている化合物がある。 他の有用なビルダーには、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無水マ レイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルの共重合体、1,3,5−トリ ヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボキシメチルオ キシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸およびニトリロ三酢酸の様なポリ酢酸の 各種アルカリ金属塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩、ならびにメリ ト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−ト リカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸の様々なポリカルボキシレート 、およびそれらの可溶性塩がある。 クエン酸塩ビルダー、例えばクエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム塩 )は、再生可能な資源から入手できること、および生物分解性であることから、 特に重要なポリカルボキシレートビルダーである。オキシジコハク酸塩も本発明 の組成物および組合せで特に有用である。 好ましいポリカルボキシレートビルダーはイミノジコハク酸塩である。他の好 適なポリカルボキシレートは、米国特許第4,144,226号明細書、Crutch field 等、1979年3月13日公布、および米国特許第3,308,067号 明細書、Diehl 、1967年3月7日公布、に記載されている。Diehl の米国特 許第3,723,322号明細書も参照。 好適な他の任意の洗剤ビルダーとしては、エチレンジアミン四酢酸(以下、E DTA)、クエン酸、ニトロ酢酸(以下、NTA)、ナトリウムカルボキシルー メチルコハク酸、ナトリウムN−(2−ヒドロキシプロピル)−イミノジ酢酸、 およびN−ジエチレングリコール−N,N−ジ酢酸(以下、DIDA)の塩が包 含される。これらの塩は好ましくは相容性があり、アンモニウム、ナトリウム、 カリウムおよび/またはアルカノールアンモニウム塩を包含する。アルカノール アンモニウム塩が以下に説明する様に好ましい。好ましい洗剤ビルダーは、クエ ン酸塩/酢酸塩の混合物および重炭酸塩/炭酸塩の混合物、より好ましくは重炭 酸塩/炭酸塩である。 他の任意の界面活性剤ビルダーは、存在する場合、典型的には約0.01%〜 約0.5%、より好ましくは約0.02%〜約0.3%、最も好ましくは約0. 02%〜約0.15%の量である。ガラスを含んでなる硬質表面洗浄溶液中 に存在するこれらの他のビルダーの量は約0.2%未満とすべきある。 キレート化剤 本発明の硬質表面洗浄組成物は、任意の成分として1種または 2種以上の遷移金属キレート化剤を含有することができる。その様なキレート化 剤は、すべて以下に記載するアミノカルボキシレート、アミノホスホネート、多 官能置換された芳香族キレート化剤およびそれらの混合物からなる群から選択す ることができる。理論に拘泥する積もりはないが、これらの材料の利点は、一部 、可溶性キレートを形成することにより鉄およびマンガンを洗浄溶液から除去す る、非常に優れた能力によると考えられる。 任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートには、エチレンジア ミン四酢酸塩、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩、ニトリロ三酢 酸塩、エチレンジアミン四プロピオン酸塩、トリエチレンテトラアミン六酢酸塩 、ジエチレントリアミン五酢酸塩、およびエタノールジグリシン、それらのアル カリ金属塩、アンモニウム塩、および置換アンモニウム塩、およびそれらの混合 物がある。 ここで使用するのに好ましい生物分解性キレート化剤は、エチレンジアミン二 コハク酸塩(EDDS)、特に米国特許第4,704,233号明細書、198 7年11月3日Hartman およびPerkins に公布、に記載されている[S,S]異 性体である。 使用する場合、これらのキレート化剤は、典型的には本発明の洗剤組成物の約 0.1〜約10重量%を占める。より好ましくは、使用する場合、これらのキレ ート化剤は、その様な組成物の約0.1〜約3.0重量%を占める。 任意の溶剤 任意の成分として、本発明の組成物は1種または2種類以上の溶 剤をさらに含んでなる。溶剤は、温度20℃〜25℃で液体であり、界面活性剤 とは考えられない化合物としておおまかに定義される。その目立った特徴の一つ は、溶剤が、化合物の広範囲な混合物としてではなく、別個の物として存在する 傾向があることである。本発明の溶剤は、炭素数が約1〜約35であり、炭素数 8以下の連続した直鎖状、分岐鎖状または環状の炭化水素部分を含む。本発明に 好適な溶剤の例としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパ ノール、2−メチルピロリドン、ベンジルアルコールおよびモルホリンn−オキ シドがある。これらの溶剤の中で好ましいものは、メタノールおよびイソプロパ ノールである。 本発明の好ましい実施態様では、溶剤は、モノ−、ジ−およびトリ−エチレン グリコールのエーテル誘導体、プロピレングリコール、ブチレングリコールエー テル、およびそれらの混合物からなる群から選択する。好ましい溶剤の分子量は 、約350未満、より好ましくは約100〜約300、さらに好ましくは約11 5〜約250である。好ましい溶剤の例としては、モノ−エチレングリコールn −ヘキシルエーテル、モノ−プロピレングリコールn−ブチルエーテル、および トリ−プロピレングリコールメチルエーテルがある。エチレングリコールおよび プロピレングリコールエーテルはDow Chemical Companyから「Dowanol 」の商品 名で、およびArco Chemical Companyから「Arcosolve」の商品名で市販されてい る。モノ−およびジ−エチレングリコールn−ヘキシルエーテルを含む他の好ま しい溶剤は、Union Carbide 社から市販されている。本発明により好ましい溶剤 は、硬質表面洗浄剤組成物の約1〜約10重量%、より好ましくは約2〜約8重 量%、最も好ましくは約3〜約7重量%で存在する。 香料 香料は、硬質表面洗浄剤、特に洗浄した時に「気分を爽快にする」ため に使用する洗浄剤にとって重要な成分である。香料は典型的には0%〜2%の量 で使用する。 染料 任意の成分として、染料は約0.001%〜0.5%の量で包含するこ とができる。好適な染料の例は、Alizarine Light Blue B(C.I.63010)、Carta Blue VP(C.I.24401)、Acid Green 2G(C.I.42085)、Astrogen Green D(C.I. 42040)、Supranol Cyanine 7B(C.I.42675)、Maxilon Blue 3RL(C.I.Basic Blu e 80)、Drimarine Blue Z-RL(C.I.Reactive Blue 18)、Alizarine Light Blue H-RL(C.I.Acid Blue 182)、FD&C Blue No.1およびFD&C Green No.3 (どちらも ここに参考として含めるKitko の特許米国特許第4,248,827号明細書、 1981年2月3日公布、および米国特許第4,200,606号明細書、19 80年4月29日公布、参照)である。C.I.はカラーインデックスを表す。 重合体状分散剤 重合体状分散剤は本発明の組成物に、約0.1〜約7重量% の量で効果的に使用することができる。好適な重合体状分散剤には、重合体状ポ リカルボキシレート、ポリスチレンスルホネートおよびポリエチレングリコール があるが、この分野で公知の他の分散剤も使用できる。理論に拘泥する積もりは 無いが、重合体分散剤は、他のビルダー(低分子量ポリカルボキシレートを含む )と組み合わせて使用した場合に、結晶成長防止、粒子状汚れ放出ペプチゼーシ ョン、および再付着防止により、全体的な洗剤ビルダー性能を強化すると考えら れる。 重合体状ポリカルボキシレート材料は、好適な不飽和モノマーを、好ましくは それらの酸形態で、重合または共重合させることにより製造することができる。 重合により適切な重合体状ポリカルボキシレートを形成できる不飽和モノマー酸 には、アクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン 酸、アコニット酸、メサコン酸、シトラコン酸およびメチレンマロン酸がある。 ここで使用する重合体状ポリカルボキシレート中に、カルボキシレート基を含ま ない、例えばビニルメチルエーテル、スチレン、エチレン等のモノマー部分が存 在することは、その様な部分が約40重量%を超えて占めない限り、好ましいこ とである。 特に好適な重合体状カルボキシレートはアクリル酸から誘導することができる 。 ここで有用な、その様なアクリル酸系重合体は、重合アクリル酸の水溶性塩であ る。その様な酸形態の重合体の平均分子量は、好ましくは約2,000〜10, 000、より好ましくは約4,000〜7,000、最も好ましくは約4,00 0〜5,000である。その様なアクリル酸重合体の水溶性塩には、例えばアル カリ金属、アンモニウムおよび置換されたアンモニウムの塩が包含される。この 種の可溶性重合体は、公知の材料である。洗剤組成物におけるこの種のポリアク リレートの使用は、例えばDiehl 、米国特許第3,308,067号明細書、1 967年3月7日公布に記載されている。 アクリル酸/マレイン酸系共重合体も、分散/再付着防止剤の好ましい成分と して使用できる。その様な物質には、アクリル酸およびマレイン酸の共重合体の 水溶性塩が含まれる。その様な酸形態の共重合体の平均分子量は、好ましくは約 2,000〜100,000、より好ましくは約5,000〜75,000、最 も好ましくは約7,000〜65,000である。その様な共重合体におけるア クリル酸塩対マレイン酸塩部分の比率は一般的には約30:1〜約1:1、より 好ましくは約10:1〜2:1である。その様なアクリル酸/マレイン酸共重合 体の水溶性塩には、例えばアルカリ金属、アンモニウムおよび置換されたアンモ ニウムの塩が包含される。この種の可溶性アクリル酸塩/マレイン酸塩共重合体 は公知の材料であり、ヨーロッパ特許出願第66915号明細書、1982年1 2月15日公開、ならびにやはりヒドロキシプロピルアクリレートを含んでなる その様な重合体を記載しているEP 193,360号明細書、1986年9月 3日公開、に記載されている。さらに他の有用な分散剤としては、マレイン酸/ アクリル酸/ビニルアルコールターポリマーがある。その様な材料は、例えばア クリル酸/マレイン酸/ビニルアルコールの45/45/10ターポリマーを包 含するEP 193,360号明細書にも記載されている。 配合できる別の重合体材料はポリエチレングリコール(PEG)である。PE Gは、分散剤性能を示すと共に粘土汚れ除去−再付着防止剤としても作用する。 これらの目的に代表的な分子量の範囲は、約500〜約100,000、好まし くは約1,000〜約50,000、より好ましくは約1,500〜約10,0 00である。 ポリアスパラギン酸塩およびポリグルタミン酸塩分散剤も使用できる。ポリア スパラギン酸塩の様な分散剤は好ましくは(平均)分子量が約10,000であ る。 洗剤界面活性剤 処方者は、他の洗剤界面活性剤を本発明の硬質表面洗浄組成 物に加えることができる。ここで典型的には約0.1〜約20重量%の量で有用 な界面活性剤の非限定的な例としては、従来のC11〜C18アルキルベンゼンスル ホン酸塩(「LAS」)および第1級、分岐鎖状およびランダム状C10〜C20ア ルキルサルフェート(「AS」)、下記の式を有するC10〜C18第2級(2,3 )アルキルサルフェート CH3(CH2)x(CHOSO3 -+)CH3およびCH3(CH2)y(CHOSO3 -+) CH2CH3 [式中、xおよび(y+1)は少なくとも約7、好ましくは少なくとも約9の整 数であり、Mは水溶性を付与する陽イオン、特にナトリウム、である]、不飽和 サルフェート、例えばオレイルサルフェート、C10〜C18アルキルアルコキシサ ルフェート(「AEXS」、特にEO 1〜7エトキシサルフェート)、C10〜 C18アルキルアルコキシカルボキシレート(特にEO 1〜5エトキシカルボキ シレート)、C10〜C18グリセロールエーテル、C10〜C18アルキルポリグリコ シドおよびそれらの対応する硫酸化ポリグリコシド、およびC12〜C18アルファ ースルホン化脂肪酸エステルがあるが、これらに限定するものではない。所望に より、通常の非イオン系および両性界面活性剤、例えばいわゆる狭いピークのア ルキルエトキシレートを包含するC12〜C18アルキルエトキシレート(「AE」 ) およびC6〜C12アルキルフェノールアルコキシレート(特にエトキシレートお よび混合エトキシ/プロポキシ)、C12〜C18ベタインおよびスルホベタイン( 「sultaines」)、C10〜C18アミンオキシド、等も全体的な組成物に含むことが できる。C10〜C18N−アルキルポリヒドロキシ脂肪酸アミドも使用できる。代 表的な例としては、C12〜C18N−メチルグルカミドがある。WO 9,206 ,154号明細書参照。他の糖に由来する界面活性剤は、N−アルコキシポリヒ ドロキシ脂肪酸アミド、例えばC10〜C18N−(3−メトキシプロピル)グルカ ミドがある。N−プロピル〜N−ヘキシルC10〜C18グルカミドは低発泡性に使 用できる。従来のC10〜C20セッケンも使用できる。高発泡性が望ましい場合、 分岐鎖状C10〜C16セッケンも使用できる。陰イオン系および非イオン系界面活 性剤の混合物は特に有用である。他の通常の有用な界面活性剤は標準的な教科書 に記載されている。 本発明の組成物の性能を、希釈洗浄、濃縮洗浄および光沢最終結果により評価 する。以下に、各試験をどの様に行なうかを、工程毎に詳細に説明する。希釈洗 浄試験は、タイルを約15〜約18時間熟成させてから行なうので、2日間を要 する。説明のために、希釈洗浄および希釈しない洗浄試験をポリウレタン表面で 行なうが、濃縮洗浄試験はエナメルで行なう。これらの試験方法は、セラミック 、ポリ塩化ビニル、商品名フォーミカ(Formica )、寄せ木張りの床、などにも 適用できる。光沢最終結果試験には、処方間の被膜形成および縞(線)形成の違 いを最も良く強調する様に表面を選択する、すなわちこれらの試験を意図的に光 沢のある黒色表面上で行なう。 希釈洗浄、方法、第1日目の試料調製 4枚のポリウレタン被覆したPVC床 タイルパネル(Color Tile Nafco ZL-810の無ワックス床タイルを3x12インチ パネルに切断)をイソプロピルアルコールで、繊細作業用ワイパーを使用して洗 浄し、乾燥させる。セラミック、ポリ塩化ビニルまたは商品名フォーミカ (Formica )タイルを使用する場合、同じ手順を適用する。 重合および未重合の油および粒子状物質を重量比40:60で含有するグリー ス状の粒子状汚れを噴霧装置容器中で調製する。汚れを問題のタイルパネルに付 けるために使用する低沸点不活性溶剤中に、この標準的な汚れを分散させる。分 散液を約30分間攪拌プレート上で攪拌し、時々手で振とうする。洗浄した床タ イルパネルを計量し、重量を記録する。1枚のタイルパネルを燻煙フードの奥に 、汚れを付ける面が実験者の方を向く様に、長い縁部の一つをイーゼルの上に載 せて(長い縁部が床と平行になる)配置する。噴霧装置をパネルから12〜18 インチに保持し、パネル上に汚れを一様にスプレー(約10〜12往復)する。 溶剤を蒸発させ(約30秒間)、パネルを180°回転させる。汚れを付けたタ イルパネルを燻煙フードの中に置き、一晩乾燥させる。 希釈洗浄試験、第2日目 汚れた床タイルパネルを計量し、重量を記録する。 試験水の硬度を記録する。 希釈洗浄試験、実施 試験溶液調製 1X製品→製品7.2g/水で合計600gにして1.2%製品濃度にするが、 これは1/64製品希釈に相当。 2X製品→3.6g製品/水で合計600gにして0.6%製品濃度にするが、 これは1/128製品希釈に相当。 汚れた床タイルパネルをGardner Washability 機中に入れる。湿ったスポンジ を120°Fで10mlの試験溶液で飽和させ、手でできるだけ多くの溶液を絞り 出す。スポンジを取り付けたスポンジキャリヤーを逆さにし、スポンジの飽和側 が洗浄すべき汚れた床タイルパネルと接触する様にスポンジキャリヤーホルダー 中に置く。Gardner Washability 機中で汚れた床タイルパネルを100%清浄に 洗浄する。パネルを取り出し、往復回数を記録する。各床タイルパネル上の汚れ の量、洗浄するための往復回数および比較試料に染料する指数を報告する。 濃縮(すなわち希釈していない)洗浄試験 清浄なエナメル、セラミックまた はポリウレタンパネル(3x12インチ)をイソプロピルアルコールで清浄にし 、2.5グラムの台所汚れ、グリース状油と粒子状物質の混合物で被覆する。こ のパネルを150℃で約50分間焼き付け、少なくとも1時間冷却する。 汚れたエナメルパネルを摩耗機械にかける。水で飽和したスポンジを120° Fでスポンジキャリヤー中に置き、洗浄組成物5mlをスポンジの中に染み込ませ る。スポンジの飽和側が洗浄すべき汚れたエナメルパネルと接触する様にスポン ジキャリヤーホルダーを配置する。汚れたエナメルパネルを100%清浄に洗浄 し、パネルの洗浄に要した往復回数を記録する。各パネルを洗浄するための平均 往復回数が濃縮洗浄組成物の効率に関係する。 光沢最終結果試験 タイルを洗浄し、蒸留水で濯ぎ、繊細作業用ワイパーで乾 燥させる。イソプロピルアルコールおよび繊細作業用ワイパーを使用し、タイル にマークや縞(線)が無くなる様に研磨する。試験水を120°Fおよび所望の 硬度に設定し、硬度を記録する。被膜形成/縞(線)形成スポンジを所望の試験 水で濯ぎ、残留試験溶液をまったく含まないことを確認する。 試験溶液調製 1X製品→製品7.2g/望ましい硬度の水で合計600gにして1.2%製品 濃度にするが、これは1/64製品希釈に相当。 2X製品→3.6g製品/望ましい硬度の水で合計600gにして0.6%製品 濃度にするが、これは1/128製品希釈に相当。 湿った被膜形成/縞(線)形成スポンジに約15mlの試験溶液を染み込ませ、 秤で計量する。スポンジをスポンジキャリヤー中に配置する。スポンジの飽和側 を使用し、表面1平方フィートあたり約1グラムの試験溶液を使用してタイルが 一様に被覆される様に試験溶液を塗布する。スポンジを計量し、重量および相対 湿度を記録する。タイルを2〜3時間乾燥させる。タイルおよび比較試料に対す る指数に等級を付ける。 上記の手順にしたがって試験した時、本発明の組成物は、標準的な硬質表面洗 浄組成物に対して改良された光沢および縞(線)形成特性を示す。 下記の非限定的な例は、本発明を説明するものである。 例1〜4 例5 N−2−プロピルヘプチルスルホスクシナメートの製造 機械的オーバーヘッド攪拌機を備えた10リットルのステンレス鋼製反応容器 に2−エチルヘキシルアミン(235.5g、1.5モル)、アセトン(4.0 リットル)、および水(2リットル)を入れる。攪拌し、十分な1N NaOH を加えて反応pHを7〜9に維持しながら、無水マレイン酸(147.0g、1 .5モル)を徐々に加える。必要なNaOHの量は典型的には1.5モルである 。攪拌を10〜15分間続行する。重硫酸ナトリウム(171.6g、1.65 モル)を加え、反応物をさらに10〜15分間攪拌する。典型的には、溶液pH は8.05である。溶液をさらに2時間攪拌し、次いで容器の中身を適切な容器 中に注ぎ、溶剤を蒸発させて固化させ、389gの白色固体が得られる(約68 %)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート、エマーソン、スティドハム アメリカ合衆国インディアナ州、ロウレン セバーグ、ジョージタウン、ロード、 20377 (72)発明者 フィリップ、カイル、ビンソン アメリカ合衆国オハイオ州、フェアフィー ルド、ウィンダミア、レイン、5803

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下記a)〜c)の各成分を含んでなる、光沢性を改良し、縞(線)形成 防止特性を有する硬質表面洗浄組成物。 a)少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも0.5重量%の、下記式を 有するスルホスクシナメート (式中、R1およびR2は水素または−SO32であるが、ただしR1はR2と等し くなく、MおよびM2は独立して水素または塩形成陽イオンである)、 b)少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも0.5重量%の下記式を有 する非イオン系界面活性剤 CH3(CH2xCH2O(CH2CH2O)yH (式中、xは6〜12、好ましくは8〜10であり、yは3.5〜10、好まし くは4〜7である)、および c)残りの部分を構成するキャリヤーおよび補助成分。 2. 補助成分が、緩衝液、ビルダー、キレート化剤、充填材塩、分散剤、酵 素、酵素強化剤、香料、増粘剤、クレー、溶剤、洗剤界面活性剤、およびそれら の混合物を含んでなる群から選択される、請求項1に記載の組成物。 3. MおよびM2がそれぞれ独立して水素であるか、またはナトリウム、カ リウム、カルシウム、マグネシウム、下記式を有する第4級アルキルアミンから なる群から選択された水溶性陽イオンであり (式中、R3、R4、R5およびR6は、独立して水素、C1〜C22アルキレン、C4 〜C22分岐鎖状アルキレン、C1〜C6アルカノール、C1〜C22アルケニレン、 C4〜C22分岐鎖状アルケニレン、およびそれらの混合物である)、 好ましくはMおよびM2が水素、ナトリウム、および第4級アルキルアミン(R3 が水素であり、R4、R5およびR6が独立して水素、C1〜C6アルカノールであ り、より好ましくは R4、R5およびR6がC2アルカノールである)、およびそ れらの混合物であり、より好ましくはMおよびM2が水素、ナトリウム、および それらの混合物である、請求項1または2に記載の組成物。 4. 下記式を有するスルホスクシナメート。 (式中、R1およびR2は水素または−SO32であるが、ただしR1はR2と等し くなく、好ましくはR1が水素であり、R2が−SO32であり、MおよびM2が 独立して水素または塩形成陽イオン、またはそれらの混合物である) 5. MおよびM2がそれぞれ独立して水素であるか、またはナトリウム、カ リウム、カルシウム、マグネシウム、下記式を有する第4級アルキルアミンから なる群から選択された水溶性陽イオンであり (式中、R3、R4、R5およびR6は、独立して水素、C1〜C22アルキレン、C4 〜C22分岐鎖状アルキレン、C1〜C6アルカノール、C1〜C22アルケニレン、 C4〜C22分岐鎖状アルケニレン、およびそれらの混合物である)、 好ましくはMおよびM2が水素、ナトリウム、および第4級アルキルアミン(R3 が水素であり、R4、R5およびR6が独立して水素、C1〜C6アルカノールであ り、より好ましくはR4、R5およびR6がC2アルカノールである)、およびそれ らの混合物であり、より好ましくはMおよびM2が水素、ナトリウム、およびそ れらの混合物である、請求項4に記載の化合物。 6. 洗浄を要する硬質表面を、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物 と接触させる工程を含んでなる、硬質表面を洗浄する方法。 7. 洗浄を要する硬質表面を、請求項4または5に記載の化合物と接触させ る工程を含んでなる、硬質表面を洗浄する方法。
JP9528689A 1996-02-06 1997-02-05 発泡、縞(線)形成および被膜形成が少ない硬質表面洗浄剤 Pending JPH11504046A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/596,023 1996-02-06
US08/596,023 US5703033A (en) 1996-02-06 1996-02-06 Low sudsing, low streaking and filming hard surface cleaners
PCT/US1997/001992 WO1997029085A1 (en) 1996-02-06 1997-02-05 Low sudsing, low streaking and filming hard surface cleaners

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11504046A true JPH11504046A (ja) 1999-04-06

Family

ID=24385685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9528689A Pending JPH11504046A (ja) 1996-02-06 1997-02-05 発泡、縞(線)形成および被膜形成が少ない硬質表面洗浄剤

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5703033A (ja)
EP (1) EP0879226B1 (ja)
JP (1) JPH11504046A (ja)
CN (1) CN1214676A (ja)
CA (1) CA2245510C (ja)
DE (1) DE69706285T2 (ja)
ES (1) ES2163124T3 (ja)
GR (1) GR3036439T3 (ja)
WO (1) WO1997029085A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998007811A2 (en) * 1996-08-19 1998-02-26 The Procter & Gamble Company Rinse added fabric softening compositions and method of use for the delivery of fragrance derivatives
DE19700493A1 (de) * 1997-01-09 1998-07-16 Bayer Ag Verfahren zur Reinigung von Oberflächen
DE19842054A1 (de) * 1998-09-15 2000-03-16 Bayer Ag Verwendung von wasserlöslichen polymeren Polycarboxylaten in Reinigerformulierungen mit abrasiver Wirkung
US7258878B2 (en) * 2004-12-20 2007-08-21 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Anti-microbial composition and methods of use thereof
CN101796175A (zh) * 2007-09-05 2010-08-04 巴斯夫欧洲公司 含有染料-聚合物配合物的个人护理组合物
BRPI0816392A2 (pt) * 2007-09-05 2017-06-13 Basf Se composição para o cuidado doméstico e de tecidos, e, método para a coloração da mesma.
PA8827701A1 (es) * 2008-05-23 2010-04-21 Colgate Palmolive Co Composiciones limpiadoras multiuso
AR072859A1 (es) * 2008-05-23 2010-09-29 Colgate Palmolive Co Metodos y composiciones liquidas de limpieza
CN101735901B (zh) * 2008-11-25 2012-05-16 河南农业大学 一种硬表面洗涤剂及其生产工艺
WO2010146543A2 (en) 2009-06-15 2010-12-23 Ecolab Usa Inc. High alkaline cleaners, cleaning systems and methods of use for cleaning zero trans fat soils
ES2672991T3 (es) 2009-06-15 2018-06-19 Ecolab Usa Inc. Métodos de uso para la limpieza de suciedad de grasas cero trans
CN109234052B (zh) * 2018-09-18 2021-06-01 华阳新兴科技(天津)集团有限公司 一种飞机维护用水基干洗剂及其制备方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2252401A (en) * 1937-04-15 1941-08-12 American Cyanamid & Chem Corp Amine derivatives of sulphodicarboxylic acids
US2844608A (en) * 1953-01-26 1958-07-22 Bayer Ag Sulfodicarboxylic acid compounds
NL108007C (ja) * 1957-06-29
US3047354A (en) * 1959-07-15 1962-07-31 Cranston Print Works Co Oil in water emulsions for textile printing
US3047353A (en) * 1960-02-11 1962-07-31 American Cyanamid Co Oil-in-water emulsions
US3206408A (en) * 1961-04-07 1965-09-14 American Cyanamid Co Aqueous shampoo composition
GB1578319A (en) * 1975-12-24 1980-11-05 Rewo Chemicals Ltd Surface-active agent compositions and processes for manufacturing and using them
DK532877A (da) * 1976-12-10 1978-06-11 Elf Aquitaine Koncentrat til fremstilling af mikroemulsioner af olie og vand med stort saltindhold
US4790856A (en) * 1984-10-17 1988-12-13 Colgate-Palmolive Company Softening and anti-static nonionic detergent composition with sulfosuccinamate detergent
JP2557110B2 (ja) * 1989-10-06 1996-11-27 花王株式会社 洗浄剤組成物
US5290475A (en) * 1990-05-08 1994-03-01 Colgate Palmolive Liquid softening and anti-static nonionic detergent composition with soil release promoting PET-POET copolymer
US5480586A (en) * 1991-04-15 1996-01-02 Colgate-Palmolive Co. Light duty liquid detergent compostion comprising a sulfosuccinamate-containing surfactant blend
AU661682B2 (en) * 1991-04-15 1995-08-03 Colgate-Palmolive Company, The Light duty liquid detergent compositions
GB2304111A (en) * 1995-08-04 1997-03-12 Reckitt & Colman Inc Pine oil cleaning composition

Also Published As

Publication number Publication date
US5703033A (en) 1997-12-30
ES2163124T3 (es) 2002-01-16
WO1997029085A1 (en) 1997-08-14
EP0879226B1 (en) 2001-08-22
EP0879226A1 (en) 1998-11-25
CA2245510A1 (en) 1997-08-14
DE69706285T2 (de) 2002-05-23
CA2245510C (en) 2003-11-11
GR3036439T3 (en) 2001-11-30
CN1214676A (zh) 1999-04-21
DE69706285D1 (de) 2001-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11504045A (ja) 縞(線)形成および被膜形成が少ない硬質表面洗浄剤
JP2716522B2 (ja) アニオン系及びノニオン系界面活性剤、ビルダー並びにタンパク質分解酵素を含有した強力液体洗濯洗剤
JPH10503797A (ja) ガラスクリーナー組成物
JP2001515134A (ja) ガラス用洗剤組成物
JPH11509872A (ja) 高度にエトキシル化されたゲルベアルコールを含む硬質表面クリーナー
US10364406B2 (en) Hard surface cleaners
JPS62240392A (ja) 液体清浄剤用高分子量ジオ−ル
EP0511091A1 (en) Hard surface cleaner
JPH03207799A (ja) 液晶洗剤組成物
CN1201483A (zh) 含少量某些酸的充分稀释的硬质表面清洁剂
JP2001523292A (ja) 硬質表面洗浄用組成物
JPH11504046A (ja) 発泡、縞(線)形成および被膜形成が少ない硬質表面洗浄剤
IE60580B1 (en) Creamy scouring compositions
JPH11189796A (ja) 液体洗浄剤組成物
EP0503219A1 (en) Method and diluted cleaning composition for the cleaning of hard surfaces
JPH11256200A (ja) 液体洗浄剤組成物
US9957467B2 (en) Hard surface cleaners comprising ethoxylated alkoxylated nonionic surfactants
IE904232A1 (en) Hard-surface cleaning compositions
JP3625957B2 (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JPH11269486A (ja) ガラス用洗浄剤組成物
JPH10219292A (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JPH1143689A (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
EP0442251A1 (en) Hard surface cleaning compositions
JPH09310091A (ja) 硬質表面用洗浄剤組成物
JPH0813990B2 (ja) クリーム状磨き組成物