JPH11503775A - ジチオオキサミド接着促進剤含有エポキシ接着剤 - Google Patents

ジチオオキサミド接着促進剤含有エポキシ接着剤

Info

Publication number
JPH11503775A
JPH11503775A JP8530995A JP53099596A JPH11503775A JP H11503775 A JPH11503775 A JP H11503775A JP 8530995 A JP8530995 A JP 8530995A JP 53099596 A JP53099596 A JP 53099596A JP H11503775 A JPH11503775 A JP H11503775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
epoxy
groups
adhesive
epoxy resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8530995A
Other languages
English (en)
Inventor
シー. マーヘブカ,バージニア
エル. グリッグス,アレン
エス. ターブットン,ケント
Original Assignee
ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー filed Critical ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
Publication of JPH11503775A publication Critical patent/JPH11503775A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J163/00Adhesives based on epoxy resins; Adhesives based on derivatives of epoxy resins
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J11/00Features of adhesives not provided for in group C09J9/00, e.g. additives
    • C09J11/02Non-macromolecular additives
    • C09J11/06Non-macromolecular additives organic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L2666/00Composition of polymers characterized by a further compound in the blend, being organic macromolecular compounds, natural resins, waxes or and bituminous materials, non-macromolecular organic substances, inorganic substances or characterized by their function in the composition
    • C08L2666/28Non-macromolecular organic substances
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31511Of epoxy ether
    • Y10T428/31515As intermediate layer
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31511Of epoxy ether
    • Y10T428/31515As intermediate layer
    • Y10T428/31522Next to metal

Abstract

(57)【要約】 本発明は、(a)エポキシ樹脂、(b)前記エポキシ樹脂の硬化剤、および(c)式Iの化合物 (R1およびR2は、同一でも異なっていてもよく、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはS、NおよびOから独立に選択される1〜3個の非炭素原子を環に含む複素環基から選択される)を含む硬化性構造エポキシ接着剤を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 ジチオオキサミド接着促進剤含有エポキシ接着剤 技術分野 本発明は、1種またはそれ以上のエポキシ樹脂と、1種またはそれ以上のジチ オオキサミド(DTO)を含有する構造接着剤組成物に関する。 背景技術 硬化性エポキシ樹脂構造接着組成物は、金属部品を接合するのに一般的に用い られている。シーム接合は、きしみを減じたり、除去し、本体の剛性を高めるた め、特に、静かさに対する要求が高まるにつれ、この手法は自動車業界において 普及しつつある。生産技術および計画により、このような接着剤の性能要件が要 求されている。例えば、金属表面は、一般に、ミルオイルでコーティングされて いる。さらに、金属コンポーネントは、耐食手段として亜鉛めっきされている。 亜鉛めっきされた部品の亜鉛リッチな表面は接着しにくい。 多くのエポキシ構造接着剤/金属構造体は、長く水に浸漬されたり、高湿状態 にあったりすると、特に溶融塩があるときは、悪影響を受ける。多くのエポキシ 樹脂が親水性であるために、接合の完全性が部分的に失われる可能性があり、こ れらの樹脂の可塑化に伴い水を吸収して、致命的な接着接合の損傷が起こる可能 性がある。致命的な接着接合の損傷の1つのモードは、吸収された水がポリマー /金属界面に移動したときに起こる。界面では、接着性に寄与するものとしてよ く知られている水素結合および酸塩基相互作用が断たれる。比較的疎水性および /または架橋性の高い様々なエポキシ樹脂を用いることができ るが、これらは高価だったり、塗布しにくかったり、完全に硬化すると脆性だっ たりすることが多い。場合によっては、これらの樹脂は比較的凝集エネルギー密 度が低く、軟らかすぎるため、固有結合力に欠けている。 置換ジチオオキサミドは、化合物をニッケルでキレート化すると、濃い青色に なるため、カーボンレスコピー用紙の発色剤として用いられていることが知られ ている。この技術は、米国特許第4,201,404号、第3,935,960 号、第3,632,377号、第3,492,145号、第3,394,042 号および第3,287,154号に記載されている。 ここ数年、置換ジチオオキサミドおよびその他溶剤を、特定のポリマーの清浄 な銅および真鍮表面への接着力を向上させるために用いることが記載されたいく つかの特許が発行されている。米国特許第4,842,946号(Foustら)に は、ポリイミドフィルムに塗布されたプライマー溶液中のカルボニルおよびチオ カルボニル化合物を、電着銅のポリイミドへの接着を改善するために用いること が記載されている。アルキルジチオオキサミド、例えば、ジメチルジチオオキサ ミドおよびジドデシルジチオオキサミドが、適した溶剤として挙げられている。 米国特許第4,452,291号(Schemenskiら)には、真鍮および/または 亜鉛コーティング鋼コードが、4種類の異なる組成物のうち一つに任意でジチオ オキサミドが含まれている組成物でコーティングされた自動車タイヤ構造体が記 載されている。多くの場合、溶剤の接着性を改善し、加硫した真鍮コーティング 鋼/ゴム複合体の初期接着力を改善すると共に、カプセル充填の前に真鍮コーテ ィング鋼の表面保護が増大されることが記載されている。米国特許第4,572 ,888号(Maedaら)には、熱可塑性バインダーポリマーと、 様々なアクリレートモノマーのような1種またはそれ以上の光重合性エチレン性 不飽和化合物とを予備溶解させた配合物を含む光重合性化合物に、置換DTOを 添加したいくつかの実施例を含め、チオヒドラジドおよびカルボチオ酸アミドを 用いることが記載されている。これらの組成物は乾燥させ、乾燥フィルムフォト レジストとして用いる。ベース金属、実施例においては銅、に対する接着性を改 善するという特徴を有している。 Xue、Giら、J.Chem.Soc.Farady Trans.,87(8),1229-1232頁(19 92年)には、化学的に清浄な金属銅表面への2−メルカプトベンゾイミダゾー ルの化学吸着が記載されている。銅のこの処理は、銅に対するエポキシ樹脂の接 着を改善すると記載されている。 様々なタイプの接着剤およびコーティングにおける様々な化合物の接着促進品 質について研究されているものの、エポキシ樹脂の接着力を高める化合物が必要 とされている。 発明の開示 従って、本発明は、 (a)エポキシ樹脂、 (b)該エポキシ樹脂の硬化剤、および (c)式Iの化合物 (R1およびR2は、同一でも異なっていてもよく、アルキル基、ヒドロキシアル キル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはS、Nおよ びOから独立に選択される1〜3個の非炭素原子を環に含む複素環基から選択さ れる) を含む硬化性構造エポキシ接着剤を提供する。本発明の組成物は、油性金属を接 着するのに特に有用である。 本発明はまた、(i)上記の組成物を油性金属基材へ付ける工程および(ii )該組成物を硬化する工程を含む油性金属への接合方法を提供する。本発明には また、上述の組成物で接合された2枚の鋼基材を含む構造体も含有される。 本発明のさらなる特徴および利点は、以下に説明されており、その一部は説明 より明白となる、または本発明の実施により理解されるであろう。本発明の目的 およびその他の利点は、詳細な説明および請求の範囲において特に示された方法 および物品により理解および達成されるであろう。 前述の一般的な説明および後述の詳細な説明は、両方とも単なる例示に過ぎず 、請求された本発明をさらに説明するためのものと理解される。 発明の詳細な説明 本発明は、構造接着剤に有用なエポキシ接着剤組成物を提供する。接着剤は、 鋼のような金属基材に特に有用である。 特に、本発明は、 (a)エポキシ樹脂、 (b)該エポキシ樹脂の硬化剤、および (c)式Iの化合物 (R1およびR2は、同一でも異なっていてもよく、アルキル基、ヒドロキシアル キル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールアル キル基またはS、NおよびOから独立に選択される1〜3個の非炭素原子を環に 含む複素環基から選択される) を含む硬化性構造エポキシ接着剤を提供する。 好ましい実施形態において、アルキル基は1〜18個の炭素原子を有し、ヒド ロキシアルキル基は1〜18個の炭素原子を有し、シクロアルキル基は環状部分 に4〜8個の炭素原子を有し、アリールアルキル基のアルキル基は1〜18個の 炭素原子を有する。好ましい実施形態において、アリール基はベンジルまたは置 換ベンジル基、アリールアルキル基のアリール部分はベンジルまたは置換ベンジ ル基である。DTOは接着剤組成物に可溶なものを選択するのが好ましい。 好ましい実施形態において、接着剤組成物は10〜50重量パーセントのエポ キシ樹脂を含む。組成物は150mg/ft2の油でコーティングされた鋼表面に対し て、成分(c)を含有しない以外は同一の組成物に比べて高いT剥離接着値を有 するのが好ましい。 他の好ましい実施形態において、式IのR1およびR2は、アルキル基、ヒドロ キシアルキル基またはシクロアルキル基から選択される。他の好ましい実施形態 において、R1およびR2は両方ともシクロヘキシル基またはR1およびR2は両方 ともヒドロキシエチル基である。 上述の通り、本発明は、エポキシコーティングおよび接着剤中で、ジチオオキ サミドを接着促進剤として用いることを含む。これらの材料は、油性、冷間圧延 鋼、電気亜鉛めっき鋼、溶融亜鉛めっき鋼、溶融亜鉛めっき後焼きなまし処理し た鋼または電気亜鉛めっき後焼きなまし処理した鋼およびコーティング鋼に対し て、エポキシ組成物の接着を高めることが分かっている。ジチオオキサミドは、 2成分アミン硬化エポキシ接着剤、1成分エポキシ接着剤、および1成分および 2成分エポキシコーティングにおいて接着促進剤として有用である。ジ チオオキサミドは、好ましくは0.5〜2.5phr、より好ましくは0.5〜 8phr、さらに1〜3phrの濃度で用いる。「phr」という用語は、エポ キシ樹脂100重量部当たりの重量部のことである。ジチオオキサミドおよびこ の調製方法は、米国特許第3,558,341号に記載されている。 好ましい実施形態において、ジチオオキサミド化合物は、促進剤または2成分 エポキシ製剤の硬化剤側へ溶解することにより、2成分エポキシ製剤に組み込ま れる。促進剤およびベース(エポキシ)成分を混合し、基材へ塗布して硬化する 。 構造接着剤は、基材間に強固な一体型接合を形成するものである。構造接着剤 で形成された接合は、業界でT剥離試験として公知の試験により測定されたよう に、ボンドライン厚さ0.010インチ(0.25mm)で線インチ(pli)当 たり少なくとも10ポンドの室温接合力を有する。構造接合力の上限では、基材 の凝集に不具合が生じたり、基材が曲がりやすくなる。本発明の接着剤組成物は 、ボンドライン厚さ0.010インチ(0.254mm)で少なくとも12pli (線インチ当たりのポンド)の室温T剥離接着力を有し、好ましい組成物は、約 20pliを超える接着力を有し、最も好ましい組成物は25pliを超える接着力を 有している。 構造接着接合は、オーバーラップ剪断試験として業界で公知の試験により測定 されたように、少なくとも3メガパスカル(MPa)の室温係数という特徴も有 している。オーバーラップ剪断力の上限では、基材の凝集に不具合が生じたり、 基材が曲がりやすくなる。本発明の接着剤組成物は、少なくとも5MPaの室温 でのオーバーラップ剪断力で接合する。好ましい組成物は少なくとも7MPaの オーバーラップ剪断力で接合し、より好ましい組成物は少なくとも10MPaの オーバーラ ップ剪断力で接合し、最も好ましい組成物は少なくとも14MPaのオーバーラ ップ剪断力で接合する。 構造接合は、一般に、2ミル(0.5mm)を超える厚さを有する。本発明の 実施において、形成されるボンドラインは、一般に5ミル(0.127mm)を 超え、通常約10ミル(0.254mm)である。 本発明の接着剤組成物に有用なエポキシドは、少なくとも1つのエポキシ環を 有する開環重合性の有機化合物である。1を超える、好ましくは少なくとも2つ の平均エポキシ官能基を有する有機化合物が好ましい。エポキシドは、モノマー またはポリマー、脂肪族、環状脂肪族、複素環式、芳香族またはこれらの混合物 である。より好ましいエポキシドは、芳香族であり、分子当たり1.5を超える エポキシ基、より好ましくは分子当たり2を超えるエポキシ基を含むものである 。 有用な材料は、約150〜10,000、好ましくは約300〜1,000の 分子量を有するものである。有用な材料としては、末端エポキシ基を有する直鎖 ポリマーエポキシド類(例えば、ポリオキシアルキレングリコールのジグリシジ ルエーテル)、骨組みエポキシ基を有するポリマーエポキシド(例えば、ポリブ タジエンポリエポキシ)および懸垂エポキシ基を有するポリマーエポキシド(例 えば、グリシジルメタクリレートポリマーまたはコポリマー)およびこれらの混 合物が挙げられる。 有用なエポキシド含有材料としては、一般式Iの必要な分子量を有する化合物 が挙げられる。 R1はアルキル、アルキルエーテル、またはアリール、好ましくはアリールお よびnは2〜6の整数である。好ましくは、多価フェノールを過剰のエピクロロ ヒドリンと反応させて調製された芳香族グリシジルエーテルである。有用なフェ ノール類としては、レゾルシノール、カテコール、ヒドロキノン、およびp,p ’−ジヒドロキシジベンジル、p,p’−ジヒドロキシジフェニル、p,p’− ジヒドロキシジフェニルスルフォン、p,p’−ジヒドロキシベンゾフェノン、 2、2−’ジヒドロキシ−1,1−ジナフチルメタンを含む多核性フェノール類 、およびジヒドロキシジフェニルメタン、ジヒドロキシジフェニルジメチルメタ ン、ジヒドロキシジフェニルエチルメチルメタン、ジヒドロキシジフェニルメチ ルプロピルメタン、ジヒドロキシジフェニルエチルフェニルメタン、ジヒドロキ シジフェニルプロピルフェニルメタン、ジヒドロキシジフェニルブチルフェニル メタン、ジヒドロキシジフェニルトリルメタン、ジヒドロキシフェニルトリルメ チルメタン、ジヒドロキシジフェニルジチクロヘキシルメタンおよびジヒドロキ シジフェニルシクロヘキサンの2,2’,2,3’,2,4’,3,3’,3, 4’および4,4’異性体類が挙げられる。反応基としてエポキシ基またはヒド ロキシ基のみを含むポリグリシジルエーテルおよび多価フェノールホルムアルデ ヒド縮合生成物も好ましい。 上記一般式Iでn=1の化合物は、好ましい実施形態において、用いるエポキ シ化合物の総数に対して平均エポキシ官能基が1を超える限りは、本発明の組成 物において任意の添加剤として有用である。 有用な材料としては、「Handbook of Epoxy Resins」LeeおよびNeville 著、McGraw-Hill Book Co.,New York(1967年)に記載されている ように、ビスフェノールAおよびノボラック樹脂のジグリ シジルエーテル類が挙げられる。柔軟な骨格のエポキシドも有用である。好まし い材料としては、ビスフェノールAのジグリシジルエーテルおよびビスフェノー ルFのジグリシジルエーテルを含むものが挙げられ、最も好ましくはビスフェノ ールAのジグリシジルエーテル類である。これらの材料は硬化の際に所望の構造 接着特性が得られるためである。 本発明に有用な市販のエポキシドとしては、ビスフェノールAのジグリシジル エーテル類(例えば、シェルケミカル社製 Epon828、Epon1001、Eponex1510 、ダウケミカル社製 DER-331、DER-332、DER-334)、ビスフェノール Fのジグリシジルエーテル類(例えば、大日本インキ化学社製 EpiclonTM830) 、ジグリシジルエポキシ官能基を有するシリコーン樹脂、難燃性エポキシ樹脂( 例えば、ダウケミカル社製臭素化ビスフェノールタイプエポキシ樹脂 DER580 )および1,4−ブタンジオールグリシジルエーテルが挙げられる。 本発明の好ましい実施形態において、ベース硬化剤は、エポキシ接着剤組成物 が硬化するのに十分な量を用いる。その量は、用いるエポキシ樹脂のタイプに基 づいた近似化学量論的量から、エポキシ接着剤の最終用途に応じたエポキシまた はベース硬化剤の過剰量まで変化する。一般的な量は、用いるエポキシドの総量 100部に対して硬化剤約1.5〜200重量部である。好ましくは、ベース硬 化剤は、エポキシド100部当たり、約2.5〜75重量部の量とする。 ベース硬化剤には、エポキシ環と反応して接着剤組成物を架橋する少なくとも 求核性または求電子性基が含まれる。適したベース硬化剤としては、ポリアミド 樹脂類、脂肪族アミン類、ポリエーテルジアミン類、芳香族アミン類、ポリアミ ン類、ポリアミドアミン類、ポリエーテルジアミン類、フェノール化合物類およ びメルカプタン樹脂類が 挙げられる。第1級アミン類としては、ジ−(4−アミノフェニル)スルフォン 、ジ−(4−アミノフェニル)−エーテル類、2,2−ビス(4−アミノ−フェ ニル)プロパン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘキサメチレン ジアミンの異性体、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエ チレンペンタミン、ビスヘキサメチレントリアミン、N,N’−ビス(3−アミ ノプロピル)−1,2エタンジアミン、N−(3−アミノプロピル)−1,3− プロパンジアミン、N−(2−アミノエチル)1,3−プロパンジアミン、シク ロヘキサンジアミンの異性体類、4,4’−メチレンビスシクロヘキサンアミン 、4,4’−メチレンビス[2−メチルシクロヘキサンアミン]、イソホロンジ アミンおよびフェノールアルキレンポリアミン類が挙げられる。有用な第3級ア ミン類としては、ジメチルアミノプロピルアミンおよびピリジンが挙げられる。 有用な芳香族アミン類としては、ジ−(4−アミノフェニル)スルフォン、ジ −(4−アミノフェニル)エーテル、2,2−ビス(4−アミノフェニル)プロ パン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、3,3’−ジメチル−4,4’− ジアミノジフェニルメタン、m−フェニルレンジアミン、p−フェニレンジアミ ン、m−キシレンジアミン、トルエンジアミン、4,4’−メチレンジアニリン 、ベンジジン、4,4’−チオジアニリン、4−メトキシ−1,3−フェニルジ アミン、2,6−ジアミノピリジンおよびジアニシジンが挙げられる。 ポリエーテルジアミン類としては、4,9−ジオキサドデカン−1,12−ジ アミン、4,7,10−トリオキサトリデカン−1,12−ジアミン、様々な分 子量のビス(3−アミノプロピル)ポリテラヒドロフラン類およびTexaco Che mical社からD230、D400、D2000およびT403のJeffamine商品名で市販されて いるものが挙げられる。 適したポリアミドアミン類は、ポリアミン類と二量体酸類の反応生成物である 。二量体酸類は、植物油または動物油からとった炭素数18〜22個の脂肪酸を 二量化して調製する。二量体酸類を、さらにポリアミン類と縮合反応させて、ポ リアミドアミノオリゴマー類を生成する。これらのオリゴマー類は、V.Brytus ,Modern Paint and Coatings,Vol.74,No.10、172頁(1984年)に記 載されている。これらの適したポリアミド類は市販されており、また、米国特許 第3,257,342号(Kwong)の開示内容に従って調製することができる。 米国特許第3,257,342号(Kwong)に開示されている硬化剤は、ジアミ ノポリエーテルとポリカルボン酸の反応生成物であるアミノ基末端のポリアミド 類である。好ましいカルボン酸類としては、二量体脂肪酸、または二量体と三量 体脂肪酸類の混合物が挙げられる。これらのカルボン酸類は、Henkle Corpora tionより商品名 EmpolTMとして入手可能であり、EmpolTM1022、EmpolTM1018 、EmpolTM1014およびEmpolTM1061が例示される。 ポリアミドアミン類はまた、次のように調製することもできる。 (1)酸を反応容器に入れ、約−28インチHgの低真空下で、約75℃〜約 100℃に加熱する。 (2)アミンを減圧下で反応容器に入れる。 (3)窒素を加えて、反応容器を大気圧にする。 (4)約175℃まで徐々に加熱し、加熱中の反応水を蒸留する。 (5)約175℃〜約200℃で、約−25〜約−40インチHgの真空にし て、約1時間蒸留する。 (6)窒素を加えて、反応容器を大気圧にし、生成物を取り出す。 フェノール化合物としては、フェノール、置換アルキルフェノール類(ノニル フェノール)、カテコールおよびアルキル置換カテコール のようなジフェノール類、レゾルシノールおよびハイドロキノンが例示される。 メルカプタン樹脂類としては、エタンジチオール、ノナンジチオール、ペンタ エリトリトールテトラ(3−メルカプトプロピオネート)、トリメチロールプロ パントリ(3−メルカプトプロピオネート)、グリコールジメルカプトアセテー ト、チオール末端ポリエーテル類およびチオール末端ポリ硫化物類のようなアル キルジメルカプタン類が例示される。 また、ホウ素錯体も有用であり、特に、モノエタノールアミン;2−エチル− 4−メチルイミダゾールのようなイミダゾール類;テトラメチルグアニジンのよ うなグアニジン類;トルエンジイソシアネート尿素のような置換尿素類;ジシア ンジアミド;および無水4−メチルテトラヒドロキシフタル酸、無水3−メチル テトラヒドロキシフタル酸および無水メチルノルボルネンフタル酸のような酸無 水物とホウ素との錯体が有用である。2種以上の硬化剤の混合物を用いてもよい 。1成分接着剤組成物の好ましい硬化剤はアミン類、酸無水物類、グアニジン類 、ジチアンジアミドおよびこれらの混合物である。 ベース硬化剤としては、Air Products and Chemical Companyから市販さ れているAncamideTMシリーズ、およびSchering-Berlingから市販されている Scherexシリーズが具体的に例示される。 公知の促進剤を添加して、エポキシ接着剤の硬化速度を早めることもできる。 このような促進剤としては、単独で用いると硬化剤として作用し、違う種類の硬 化剤と化合するとエポキシ接着剤組成物の硬化を早める化合物が含まれる。有用 な促進剤としては、フェノール化合物、第4級アミン類、ジシアンジアミド類、 イミダゾール、置換イミダゾールヘキサキスイミダゾールニッケルフタレート錯 体、置換尿素 類およびカルシウムトリフルオロメチルスルフォネートが例示される。 これらの促進剤は、単独または化合物として用いて、エポキシ接着剤化合物の 硬化を促進する。有用な化合物としては、第4級アミン類とフェノール、イミダ ゾールおよび/または置換イミダゾール類とジシアンジアミド、置換尿素類とジ シアンジアミド、ヘキサキスイミダゾールニッケルフタレート錯体とジシアンジ アミド類およびイミダゾール類とカルシウムトリフルオロメチルスルフォネート の化合物が例示される。好ましい硬化剤/促進剤化合物は、トルエンジイソシア ネート尿素とジシアンジアミドである。促進剤の好ましい量は約0.2〜10p hrである。 エポキシ接着剤組成物は、特定のイオン交換腐食防止添加剤を含んでいるのが 好ましい。添加剤粒子は、シリカまたはアルミナの無機酸化物から形成され、腐 食防止に有用な、粒子に化学的に結合するカチオンを有している。特に有用なカ チオンはカルシウム(Ca2+)である。 添加剤粒子は、平均粒径約0.1〜200ミクロンであるのが好ましい。より 好ましくは、粒子の平均粒径は、約1〜50ミクロンである。適した添加剤粒子 としては、W.R.Grace & Co.から「Shieldex」という商品名で市販されて いるカルシウムイオン交換アモルファスシリカゲルが挙げられる。 エポキシ接着剤組成物は、補強剤、特にポリマー補強剤またはポリマー補強剤 の化合物を含んでいるのが好ましい。有用な補強剤としては、エポキシ樹脂に実 質的に不溶なエポキシド不溶成分およびエポキシ樹脂に実質的に可溶なエポキシ ド相溶成分が挙げられる。 本発明に有用な補強剤としては、重合ジエンゴム核とポリアクリレートまたは ポリメタクリレート殻を有するグラフトコポリマー類;ポリアクリレートまたは ポリメタクリレート殻の付いたゴム核を有する グラフトコポリマー類;および遊離基重合性モノマー類とコポリマー安定化剤か らエポキシド原位置(in situ)で重合させたエラストマー粒子のような、ゴム 相と熱可塑相の両方を有する化合物が挙げられる。 有用な補強剤としては、米国特許第3,496,250号に開示されているよ うな、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル、モノビニル芳香族炭化 水素またはこれらの混合物の殻にグラフトされた重合ジエンゴム骨格または核を 有するグラフトコポリマーが具体的に例示される。好ましいゴム骨格としては、 重合ブタジエン、またはブタジエンおよびスチレンの重合混合物がある。重合メ タクリル酸エステルを含む好ましい殻は、低級アルキル(炭素数1〜4個)置換 メタクリレートである。好ましいモノビニル芳香族炭化水素は、スチレン、アル ファ−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレン、エチルビニルベンゼ ン、イソプロピルスチレン、クロロスチレン、ジクロロスチレンおよびエチルク ロロスチレンである。 有用な補強剤としては、さらに、核または骨組みが、ポリメチルメタクリレー トのようなガラス転移温度(Tg)が25℃を超えるポリマー(殻)がグラフト される、Tgが約0℃未満のポリブチルアクリレートまたはポリイソオクチルア クリレートのようなポリアクリレートポリマーであるアクリレート核−殻グラフ トコポリマー類が例示される。 本発明に用いる有用な補強剤としてはさらに、Tgが約25℃未満で、組成物 の他の成分と混合する前にエポキシド原位置で重合したエラストマー粒子が例示 される。これらの一般に「オルガノゾル」と呼ばれるエラストマー粒子は、遊離 基重合性モノマー類およびエポキシドに可溶な共重合性ポリマー安定化剤から重 合される。遊離基重合性モノマー類は、ジオール類、ジアミン類およびアルカノ ールアミン類 のような共反応二官能基水素化合物類と化合したエチレン性不飽和モノマー類ま たはジイソシアネート類である。これらのエラストマー粒子としては、米国特許 第4,525,181号に開示されているものが例示される。 さらにこの他の補強剤としては、ゴム変性液体エポキシ樹脂がある。このよう な樹脂としては、シェルケミカル社より入手可能なKratonTMRP6565ゴムが例 示される。変性エポキシ樹脂は、85重量%のEponTM828および15重量%のK ratonTMゴムから作製される。KratonTMゴムは、エラストマーブロックコポリマ ーとして業界で知られているものである。 補強剤にはまた、液体エポキシ類、液体アミン類、ポリエーテルジアミン類、 ポリヒドロキシエーテル類、ポリビニルアセタール類、および液体アクリロニト リルブタジエンポリマー類、ブタジエン/ニトリルゴム、カルボキシル化ブタジ エン/ニトリルゴム、アミン末端ブタジエン/ニトリルゴム、カルボキシ末端ブ タジエン/ニトリルゴム、およびエポキシ樹脂類含有ポリマー類のアミンまたは カルボキシ末端付加物が含まれる。アミン末端およびカルボキシ末端ブタジエン アクリロニトリルゴムは、ATBNおよびCTBN反応性液体ポリマー類として 、HYCARという商品名でB.F.Goodrichから市販されている。補強剤の化 合物はまた、硬化エポキシ接着剤の特性を高めるために用いてもよい。 補強剤は、エポキシ樹脂100重量部当たり、好ましくは約3〜35重量部、 より好ましくは約5〜15重量部の量で用いる。本発明の補強剤は、硬化を阻害 することなく、硬化後の組成物に強度を与えるものである。補強剤は、エポキシ ドと反応してもしなくてもよい。 場合によっては、反応性希釈剤を加えて、接着剤組成物のフロー特 性をコントロールしてもよい。適した希釈剤は、少なくとも1つの反応性末端部 を有し、飽和または不飽和環状骨格を有するものが好ましい。好ましい反応性末 端エーテル部分は、グリシジルエーテルおよびビニルエーテルである。適した希 釈剤としては、レゾルシノールのジグリシジルエーテル、シクロヘキサンジメタ ノールのジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールのジグリシジルエーテ ル、トリメチロールプロパンジペンテンのトリグリシジルエーテルおよびシクロ ヘキサンジメタノールのジビニルエーテルが挙げられる。市販されている反応性 希釈剤は、シェルケミカル社の「WC-68」およびAllied-Signal社(ニュージ ャージー州、モリスタウン)より入手可能なシクロヘキサンジメタノールのジビ ニルエーテルRaplcureTMCHVEである。 他の様々な補助剤をエポキシド組成物へ添加して、硬化前後の組成物の特性を 向上させることができる。 有用な補助剤としては、無反応性希釈剤;従来のフォスフェート類およびフタ レート類のような可塑剤;ホウ酸塩類、メタホウ酸塩類、水酸化アルミニウム、 水酸化マグネシウムおよび臭素化合物のような難燃剤;フローコントロールのた めの煙霧質シリカのようなチキソトロピー剤;酸化第二鉄、煉瓦粉末、カーボン ブラックおよび二酸化チタンのような色調を高めるための顔料;タルク、シリカ 、マグネシウム、硫酸カルシウム、ベリリウムアルミニウムシリケートのような 充填剤;ベントナイトのような粘土;ガラス、およびセラミックビーズおよび泡 ;メタホウ酸バリウムのようなX線不透過化合物;ポリエステル、ポリイミド、 ガラスファイバー類およびセラミックファイバー類のような有機および無機ファ イバー類の織布および不織布ウェブ等の強化材が挙げられる。シラン類のような 分散剤および湿潤剤を、エポキシ接着剤組成物の硬化反応を阻害しない限りは、 添加することが できる。補助剤は、意図する目的の効果量で添加することができ、一般に、製剤 の総量当たり約50部までの補助剤を用いることができる。 本発明のエポキシ接着剤組成物は、1成分および2成分接着剤システムを含め 、様々な方法で処方してよい。組成物を使用する前に2成分を化合する2成分組 成物とすると、組成物の所望の貯蔵寿命またはポットライフが得られる。用途に よっては、2成分の粘度調整および良好な混合が得られるように、各成分の量お よび配分を選択するのが望ましい。例えば、充填剤は、用いる充填剤の一部が各 成分に含有されるように分配される。 本発明のエポキシ組成物は、硬化反応が開始するような十分な熱を与える手段 によって硬化させることができる。硬化手段としては、従来のオーブン、誘導加 熱、赤外線放射、マイクロ波放射、液体浴への浸漬またはこれらの組み合わせが 挙げられる。2成分接着剤組成物については、室温で約24時間で硬化する。一 般に、最終硬化は、約15℃〜約230℃の温度範囲で、約1秒〜約2時間の間 行われる。硬化は、30秒間の誘導硬化および215℃でのオーブン硬化といっ たいくつかの段階で行われる。 硬化時間は、硬化の特定のプロセスにより変わる。誘導加熱時間は、一般に約 1〜60秒であり、オーブン硬化時間は約0.1〜約2時間である。 本発明のエポキシ接着剤組成物は、プラスチック表面のみを接合するのにも用 いることができるが、金属を金属へ、そしてプラスチックを金属へ接合するのに 特に有用である。金属表面としては、鋼、チタン、油性鋼、アルミニウムおよび マグネシウムが例示される。プラスチック表面としては、シート成形化合物、ポ リエチレン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリウレタン、アクリロニトリ ルブタジエン スチレンおよび尿素ホルムアルデヒドが例示される。エポキシ接着剤は、自動車 、航空機、冷凍装置等の組立部品に用いることができる。 以下の実施例は、本発明を詳細に説明するためのものであり、これに限られる ものではない。試験手順 T剥離接着試験 ASTM A619/A619M-82に適合する25.4mm×203mm×0.8mm の大きさの2枚の鋼片をメチルエチルケトンで脱脂した。清浄にしたクーポンの 一表面に自動車用引抜き潤滑油を付けた。この試験で用いた自動車用引抜き潤滑 油は、Novamax Technologies(ミシガン州、Livonia)製 Novamax FB27M C-1およびQuaker Chemical Corporation(ミシガン州、デトロイト)製 Qu aker61MAL-HCLであった。Novamax FB27MC-1のコーティング重量は、 150+/−30mg/ft2であった。 Quaker61MAL-HCLのコーティング重 量は、400+/−25mg/ft2であった。自動車用引抜き潤滑油を、以下の方法 で、鋼クーポンに塗った。エッペンドルフリピータピペッターを用いて、既知の 容積の引抜き潤滑油(61MAL-HCLは16マイクロリットル、FB27MC-1 は0.6mL)を鋼クーポンの片側表面へ付けた。当該の引抜き潤滑油に浸した 天然ゴム手袋をはめた指で、小滴をクーポンの片側表面に塗り広げた。水ベース のエマルジョン引抜き潤滑油であるNovamax FB27MC-1でコーティングした クーポンを、過剰な水が蒸発するまで24時間大気状態で乾燥させた。エマルジ ョンでない引抜き化合物であるQuaker61MAL-HCLでコーティングしたクー ポンは、コーティング直後に用いることができる。 試験したエポキシ組成物を、油を塗ったクーポン表面に塗布した。試験した組 成物は、0.5重量%〜1.0重量%の固体ガラスビーズ (直径0.25mm)を含んでいた。ガラスビーズ(Cataphote Corporation (ミシシッピー州、ジャクソン)より入手)を、ボンドラインスペーサとして用 いた。1枚のクーポンを、接着剤側を合わせて他のクーポンと重ねた。重ね合わ せたクーポンをクランプで取り付け、20℃で24時間硬化させた。接合したT 剥離試料を163℃で20分間ポストベークした。接合力試験の前、試験試料を 20℃で2時間置いた。クーポンを1分間に5cmのクロスヘッド速度で引っ張 り、ASTM 1876-72に従って剥離力を試験した。T剥離をセンチメートル当た りのニュートンで測定し、1枚のクーポンの片側から剥がした接着剤を接着(A )として、各クーポンに接着剤を残して分離した接着剤を凝集(C)、または両 方の不具合が観察されたものを混合(M)として不具合のモードを記録した。最 も好ましい不具合モードは、接着剤が中央まで実質的に分離して下がり、各クー ポンの接着剤の厚さが等しくなった100%凝集不具合モードである。実施例に おいて示されたT剥離接着試験値は、5回の測定の平均値である。 オーバーラップ剪断力 この試験は、エポキシ接着剤組成物が完全に硬化した後に得られる最終強度を 測定する。 クーポン(G60 HDGS)を25.4mm×10.2mm×0.8mmの大 きさにカットし、メチルエチルケトンで脱脂した。次に、前に説明した方法で、 クーポンに引抜き潤滑油をコーティングした。試験したエポキシ接着剤組成物を 、油を塗ったクーポンの一端に塗り広げた。試験したエポキシ組成物は、ボンド ラインスペーサとして作用する、0.5重量%〜1.0重量%の0.010イン チの直径の固体ガラスビーズを含んでいた。第2のクーポンを第1と合わせて1 インチ半重ねた。重ね合わせたクーポンをクランプで取り付け、20℃で2 4時間硬化させた。次に試験クーポンに、163℃で20分間、後硬化ベークサ イクルを施した。1分間に2インチ(5.08cm/分)の速度の剪断モードで クーポンを引っ張ってオーバーラップ剪断力を調べた。オーバーラップ剪断力を メガパスカルで記録し、接着(A)、凝集(C)、または混合(M)として不具 合のモードを記録した。最も好ましい不具合モードは、接着剤が中央まで実質的 に分離して下がり、各クーポンの接着剤の厚さが等しくなった100%凝集不具 合モードである。実施例において示されたT剥離接着試験値は、5回の測定の平 均値である。 塩水噴霧試験 ASTM B117-90に従って、35℃で、試料に5%塩水を噴霧し、ある一定 時間後、詳しくは250〜500時間後に試験した。試料を塩水噴霧チャンバー から取り出し、20℃、50%相対湿度の状態で24時間置いた。オーバーラッ プ剪断力を上述のように測定した。 実施例 実施例で用いた成分は以下の通りである。 EponTM828エポキシ樹脂−シェルケミカル社製エポキシ等量約190および平 均分子量350〜400のビスフェノールAのジグリシジルエーテル EponTM1004エポキシ樹脂−シェルケミカル社製平均エポキシ等量875〜1 025の高分子量ビスフェノールAエピクロロヒドリンコポリマー EponexTM1510エポキシ樹脂−シェルケミカル社製平均エポキシ等量210〜 238のEponTM828を水素化したもの MK107−シェルケミカル社製エポキシ等量約160のシクロヘキサンジメタ ノールのグリシジルエーテル PY322−チバガイギー社製エポキシ等量317〜357の脂肪族グリシジル エーテル ParaloidTMEXL2691コポリマー−Rohm&Haas社製アクリレート/ブタジ エン/スチレンコポリマー ParaloidTM753コポリマー−Rohm&Haas社製アクリレート/ブタジエン/ス チレンコポリマー Z-6040−ダウケミカル社製シラン接着促進剤 Shieldex−W.R.Grace社製カルシウムイオン交換シリカゲル GP71 シリカ−Harbison-Walker社製粒径約20〜30マイクロメーターの 二酸化ケイ素充填剤 CabosilTMTS-720 シリカ−Cabot社製煙霧質シリカ B37-2000 ガラス泡−Minnesota Mining&Manufacturing社製ガラス泡 ガラスビーズ−Cataphote社製直径0.01インチの固体ガラスビーズ Cabot M120−Cabot社製カーボンブラック Cardolite541−Cardolite社製平均アミン水素等量88のフェノールアルキ レンアミン HycarTM1300x16−B.F.Goodrich社製平均アミン水素等量900のアミン末端 アクリロニトリルブタジエンコポリマー AncamineTMK54−Air Products社製トリス−2,4,6(ジメチルアミノ メチル)フェノール AmicureCG1200−Air Products社製微粉化ジシアンジアミド触媒 実施例1 DTO化合物を含有する2成分アミン硬化エポキシ接着剤を次のように調製し た。 促進剤の調製 促進剤組成物を調製するために、43phrのアミン末端ポリアミド(以下の 式 H2N-CH2-CH2-CH2-(-O-CH2-CH2-)2-O-CH2-CH2-CH2-NH2 を有するジアミンと、二量体酸混合物(Henkel社製 EmpolTM1014)の2:1の 等量比の反応生成物)および窒化カルシウム(2phr)を、透明で均質な溶液 が得られるまでマイヤータイプのミキサーで混合し125℃まで加熱した。Car doliteTM541(11.9phr)およびN,N’−ジシクロヘキシルジチオオキ サミド(2phr)を溶液に加え、125℃で攪拌しながら溶解した。次にその 溶液を80℃まで冷やし、HycarTM1300x16(17.1phr)およびAncamineTM K54(7.2phr)を攪拌しながら加えた。充填剤、GP71(10phr) およびCabosilTMTS720(1phr)を加えて、滑らかな分散液が得られるま でかき混ぜながら分散させた。混合物を真空でガス抜きし、エントラップドエア ーを除去した。促進剤混合物を後で使用できるよう容器に入れた。 エポキシベースの調製 ParaloidTMEXL2691(15phr)をEponTM828(80phr)とマイヤー タイプミキサー中で混合し、エポキシ樹脂のEXL2691の滑らかな均質な分散液 が得られるまで70℃まで加熱した。ミキサーの加熱を止め、残りの成分を加え ながらミキサーの中身を冷やした。MK107エポキシ樹脂(20phr)とシラ ンZ-6040(2.5phr)をこの分散液に混合しながら加えた。充填剤を、次 の順番で混合しながら加えた。ShieldexTM(5phr)、B37-2000(22ph r)、GP71(20phr)、CabosilTMTS720(2phr)、CabotTMM120 (0.8phr)および固体ガラスビーズ(3phr)。滑らかな分散液が 得られるまでミキサーの中身を混合した。次に、混合物を真空でガス抜きし、エ ントラップドエアーを除去し、後で使用できるよう容器に入れた。 試験ボンドを調製するのに用いた反応性接着剤組成物を生成するために、エポ キシベース1.8重量部を促進剤1.0重量部と混合した。反応性組成物を試験 基材に塗布し、20℃で24時間硬化させ、163℃で20分間後硬化させ、2 0℃で1時間硬化させ、さらに121℃で30分間硬化させた。試験データを表 Iにまとめてある。 実施例2 DTO化合物を含有する1成分エポキシ接着剤を次のようにして調製した。エ ポキシ樹脂EponTM828(50.2phr)およびEponTM1004(17.9phr )およびParaloidTM753(12.5phr)をマイヤータイプミキサー中で混合 し、125℃まで加熱して滑らかな分散液を生成した。2種類のエポキシ樹脂C ibaTMPY322(23.5phr)およびEponexTM1510(8.4phr)をその 分散液に加え配合した。接着促進剤N,N’−ジヒドロキシエチルジチオオキサ ミド(1.65phr)をミキサーに加え、125℃で溶解した。次にミキサー を30℃まで冷やし、充填剤を次の順番で攪拌しながら加えた。Shieldex(4 .4phr)、GP71(37phr)、CabosilTMTS720(2.9phr)。 ミキサーを再び20℃まで冷やし、エポキシ触媒AmicureTMCG1200(5.7p hr)およびニッケルイミダゾールフタレート(2.3phr)を攪拌しながら 加えた。滑らかな分散液が得られていることを確かめるためにミキサーの中身を 検査し、混合物を真空でガス抜きして、エントラップドエアーを除去した。 得られた接着剤を試験基材へ塗布し、170℃で40分間硬化して、試験ボン ドを作製した。試験データを表IIにまとめてある。 比較例1 2成分アミン硬化エポキシ接着剤を次のようにして調製した。N,N’−ジシ クロヘキシルジチオオキサミドを加えなかった以外は実施例1と全く同様にして 促進剤を調製した。エポキシベースを実施例1と全く同様にして調製した。実施 例1と全く同様にして、反応性接着剤組成物を生成し、試験基材に塗布し、硬化 させた。試験データを表Iにまとめてある。 比較例2 N,N’−ジシクロヘキシルジチオオキサミドを加えなかった以外は実施例2 と全く同様にして1成分ポキシ接着剤を調製した。実施例2と全く同様にして、 得られた接着剤を試験基材に塗布し、硬化させ、試験した。試験データを表IIに まとめてある。 ジチオオキサミド化合物(実施例1)を含有する2成分製剤は、改良されたT 剥離力を示し、実施例1の接着剤のT剥離接合の不具合モードは100%の凝集 不具合モードであった。これに対し、比較例1の接着剤の接合力は減少し、不具 合モードは50%接着と50%凝集の混合であった。実施例1において、ジチオ オキサミドを組み込むことにより、環境耐久性も改善された。実施例1に記載さ れた接着剤で接合された試験試料は、塩水噴霧500時間後でも82%の初期接 合力を保持していた。ボンドは、ボンドライン領域内で切崩しおよび腐食の形跡 を呈示しなかった。これに対し、比較例1の接着剤で接合した試験試料は、初期 接合力の75%しか保持されず、ボンドライン領域の両端で切崩しの形跡を呈示 した。 ジチオオキサミド化合物を実施例2に記載された接着剤に組み込むことによっ て、OLS力が増大し、比較例2の接着剤に比べて凝集不具合モードの割合が高 い。 本発明の技術思想および範囲から逸脱しない限り、様々な修正および変更は当 業者にとって明白である。このように、請求の範囲およびその等価物の範囲内に ある限り、本発明の修正および変更は本発明に含まれるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG ,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK, EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG ,UZ,VN (72)発明者 グリッグス,アレン エル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427 (72)発明者 ターブットン,ケント エス. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133−3427, セントポール,ポスト オフィス ボック ス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)エポキシ樹脂、 (b)前記エポキシ樹脂の硬化剤、および (c)式Iの化合物 (R1およびR2は、同一でも異なっていてもよく、アルキル基、ヒドロキシアル キル基、シクロアルキル基、アリール基、アリールアルキル基またはS、Nおよ びOから独立に選択される1〜3個の非炭素原子を環に含む複素環基から選択さ れる) を含む硬化性構造エポキシ接着剤。 2.前記組成物の硬化速度を増大するための促進剤をさらに含む請求項1の組成 物。 3.補強剤をさらに含む請求項1の組成物。 4.前記組成物が150mg/ft2の油でコーティングされた鋼表面に対して、成分 (c)を含有しない以外は同一の組成物に比べて高いT剥離接着値を有する請求 項1の組成物。 5.式IのR1およびR2が、アルキル基、ヒドロキシアルキル基またはシクロア ルキル基から選択される請求項1の組成物。 6.R1およびR2が両方ともシクロヘキシル基である請求項1の組成物。 7.R1およびR2が両方ともヒドロキシエチル基である請求項1の組成物。 8.微粒子イオン交換腐食防止添加剤をさらに含む請求項1の組成物。 9.(i)請求項1の組成物を油性金属基材へ塗布する工程と、(ii)前記組 成物を硬化する工程とを含む油性金属への接合方法。 10.請求項1の組成物で接合された2枚の鋼基材を含む構造体。
JP8530995A 1995-04-11 1996-02-20 ジチオオキサミド接着促進剤含有エポキシ接着剤 Ceased JPH11503775A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/420,087 1995-04-11
US08/420,087 US5712039A (en) 1995-04-11 1995-04-11 Epoxy adhesives with dithiooxamide adhesion promoters
PCT/US1996/002299 WO1996032454A1 (en) 1995-04-11 1996-02-20 Epoxy adhesives with dithiooxamide adhesion promoters

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11503775A true JPH11503775A (ja) 1999-03-30

Family

ID=23665028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8530995A Ceased JPH11503775A (ja) 1995-04-11 1996-02-20 ジチオオキサミド接着促進剤含有エポキシ接着剤

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5712039A (ja)
EP (1) EP0820492B1 (ja)
JP (1) JPH11503775A (ja)
KR (2) KR19980703733A (ja)
CN (1) CN1083871C (ja)
AU (1) AU4989596A (ja)
CA (1) CA2216420A1 (ja)
DE (1) DE69603951T2 (ja)
ES (1) ES2135218T3 (ja)
MX (1) MX9707571A (ja)
WO (1) WO1996032454A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272738A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Kyushu Univ 重合体および複合体ならびにその複合体を用いた装置
JP2020122086A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 アイカ工業株式会社 エポキシ樹脂組成物

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6157480A (en) * 1998-09-21 2000-12-05 Gentex Corporation Seal for electrochromic devices
US6486256B1 (en) 1998-10-13 2002-11-26 3M Innovative Properties Company Composition of epoxy resin, chain extender and polymeric toughener with separate base catalyst
US6248204B1 (en) 1999-05-14 2001-06-19 Loctite Corporation Two part, reinforced, room temperature curable thermosetting epoxy resin compositions with improved adhesive strength and fracture toughness
DE60013181T2 (de) 1999-12-20 2005-08-11 3M Innovative Properties Co., Saint Paul Bei umgebungstemperatur stabiler und einkomponentiger härtbarer epoxidharzklebstoff
US6906120B1 (en) * 2000-06-20 2005-06-14 General Electric Poly(arylene ether) adhesive compositions
DE60202472T2 (de) * 2001-07-03 2005-12-29 Lord Corp. Verfahren zum reparieren von fahrzeugkarosserien mit verklebten ersatzplatten
US7122592B2 (en) * 2002-05-09 2006-10-17 Cph Innovations Corp. Adhesion promoters for cord-reinforced thermoplastic polymeric materials and substrate/thermoplastic polymeric material composites
US7144937B2 (en) * 2002-05-09 2006-12-05 Cph Innovations Corp. Adhesion promoters for sealants
US7138450B2 (en) * 2002-05-09 2006-11-21 Cph Innovations Corp. Vulcanized rubber composition with a liquid adhesion promoter containing an adhesive resin and ester
US20040147711A1 (en) * 2003-01-23 2004-07-29 Christiansen Walter H. Epoxy resin compositions, methods of preparing, and articles made therefrom
US6874573B2 (en) * 2003-07-31 2005-04-05 National Starch And Chemical Investment Holding Corporation Thermal interface material
US7311971B2 (en) * 2004-08-03 2007-12-25 General Electric Company One part, heat cured pressure sensitive adhesives
WO2006110961A2 (en) * 2005-04-22 2006-10-26 A J Scientific Pty Ltd Novel corrosion inhibiting materials
US8293828B2 (en) * 2005-08-29 2012-10-23 Kubota Research Associates, Inc. Adhesive and process for attaching and detaching articles
US7833339B2 (en) * 2006-04-18 2010-11-16 Franklin Industrial Minerals Mineral filler composition
US7414770B2 (en) * 2006-05-03 2008-08-19 Gentex Corporation Contollably dissolving spacing member and associated electrochromic device and method for manufacturing the same
US20080143101A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-19 Logan Robert J Subsea Mechanical Joint
US20080143104A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-19 Logan Robert J Subsea Piping System
US20080143099A1 (en) * 2006-12-18 2008-06-19 Logan Robert J Method For Forming A Subsea Mechanical Joint
WO2008077072A2 (en) * 2006-12-18 2008-06-26 Zap-Lok Pipeline Systems, Inc. Subsea piping system and formulation
US7354499B1 (en) * 2006-12-18 2008-04-08 Zap-Lok Pipeline Systems, Inc. Method for making a lubricating fast setting epoxy composition
EP2145908B1 (de) * 2008-07-17 2010-03-24 Sika Technology AG Haftvermittlerverbindungen für beölten Stahl
KR101013601B1 (ko) 2009-03-04 2011-02-14 주식회사 유니테크 MarkⅢ형 멤브레인 구조용 에폭시 접착제 조성물
BR112015013741B1 (pt) * 2012-12-14 2021-04-13 Pirelli Tyre S.P.A Pneu para rodas de veículo, processos para fabricar um pneu para rodas de veículo e um elemento alongado reticulável para pneus, elemento estrutural reforçado de um pneu, e, elemento de reforço alongado reticulável para pneus
US10150897B2 (en) * 2013-04-19 2018-12-11 Dow Global Technologies Llc Adhesive compositions, manufacture and use thereof
CN104151220B (zh) * 2014-08-12 2016-11-16 湖南凯米尔生物科技有限公司 N,n’‑二取代二硫代草酰胺及其制备方法和用途
CN107429107B (zh) * 2015-04-08 2020-08-07 阿莫绿色技术有限公司 散热涂敷组合物及通过其形成的散热单元

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES267094A1 (es) * 1960-05-06 1961-11-01 Philips Nv Un metodo de fabricar una capa transparente sobre un portador
US3257342A (en) * 1962-02-19 1966-06-21 Minnesota Mining & Mfg Epoxy resins cured with polyaminopoly-amides from diaminopolyethers and dicarboxylicacids
US3287154A (en) * 1963-04-24 1966-11-22 Polaroid Corp Pressure responsive record materials
US3394042A (en) * 1963-09-13 1968-07-23 Minnesota Mining & Mfg Heat-sensitive copy-sheet
GB1132573A (en) * 1965-10-12 1968-11-06 Imp Smelting Corp Ltd Adhesive composition
US3492145A (en) * 1966-06-13 1970-01-27 Mallinckrodt Chemical Works Heat or pressure-sensitive copying sheets
US3496250A (en) * 1967-02-21 1970-02-17 Borg Warner Blends of epoxy resins and acrylonitrile butadiene-styrene graft copolymers
US3558341A (en) * 1968-04-01 1971-01-26 Ncr Co Pressure-sensitive record material
US3632377A (en) * 1969-01-06 1972-01-04 Minnesota Mining & Mfg Image transfer sheet and method
US4262106A (en) * 1969-02-04 1981-04-14 Loctite Corporation Highly stable anaerobic compositions and process for preparing them
US3516846A (en) * 1969-11-18 1970-06-23 Minnesota Mining & Mfg Microcapsule-containing paper
US4048374A (en) * 1973-09-01 1977-09-13 Dynamit Nobel Aktiengesellschaft Functional organophosphonic acid esters as preservative adhesion promoting agents and coating for metals
US3935960A (en) * 1973-09-17 1976-02-03 Minnesota Mining And Manufacturing Company Tamper indicator tape
US3949090A (en) * 1974-08-26 1976-04-06 Smithkline Corporation Methods and compositions for improving feed efficiency in ruminants using dithiooxamide
US4068052A (en) * 1976-06-23 1978-01-10 Continental Oil Company Reducing PVC polymer buildup in polymerization reactors with dithioxamides and alumina
US4131517A (en) * 1977-06-03 1978-12-26 Nippon Mining Co., Ltd. Surface treating process for copper foil for use in printed circuit
US4201404A (en) * 1978-05-17 1980-05-06 Minnesota Mining And Manufacturing Company Pressure-sensitive marking materials
US4213872A (en) * 1978-07-17 1980-07-22 A. B. Dick Company Sludge resistant liquid developer for electrostatic images containing a metal-dithiooxamide pigment or coating
US4219638A (en) * 1978-12-21 1980-08-26 Texaco Development Corporation Polyether diureide epoxy additives
US4656308A (en) * 1979-05-29 1987-04-07 American Cyanamid Company Ethers of acrylamidoglycolic acid and esters
NO147791C (no) * 1981-02-05 1983-06-15 Norsk Viftefabrikk As Fremgangsmaate for fraskilling av fint stoev som inneholder forurensninger fra aluminiumoksyd som har vaert anvendt som adsorbent i et toert rensesystem
US4452291A (en) * 1981-03-20 1984-06-05 The Goodyear Tire & Rubber Company Coated filament and composite thereof with rubber
GB2135326B (en) * 1982-12-20 1986-09-03 Fuji Photo Film Co Ltd Photopolymerizable compositions having improved adhesive to metal surfaces
US4668736A (en) * 1984-07-18 1987-05-26 Minnesota Mining And Manufacturing Company Fast curing epoxy resin compositions
DE3614434A1 (de) * 1985-04-30 1986-10-30 Mitsubishi Paper Mills, Ltd., Tokio/Tokyo Lichtempfindliches, druckempfindliches aufzeichnungsblatt vom einfachpapier-uebertragungstyp
US4908273A (en) * 1987-03-24 1990-03-13 Ciba-Geigy Corporation Multi-layer, heat-curable adhesive film
US5055544A (en) * 1987-09-21 1991-10-08 The Dow Chemical Company Amino-functional polyesters containing urea, biuret, thiourea, dithiobiuret, thioamide, and/or amide moieties in their backbone and urethane/urea prepolymers and polymers made therefrom
US4842946A (en) * 1987-09-28 1989-06-27 General Electric Company Method for treating a polyimide surface to improve the adhesion of metal deposited thereon, and articles produced thereby
ES2087069T3 (es) * 1988-11-23 1996-07-16 Ciba Geigy Ag Mezclas de resinas epoxi reticulables que contienen polioxialquilenditioles y poliaminas.
US5109098A (en) * 1990-03-21 1992-04-28 The Dow Chemical Company Imines and secondary amines containing hydrogen bonding moieties in their backbone and polymers made therefrom
US5376451A (en) * 1990-06-29 1994-12-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Yellow color-formers
US5043244A (en) * 1990-09-10 1991-08-27 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for defined etching of substrates
JPH05163475A (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 Yokohama Rubber Co Ltd:The 構造用接着剤に適したエポキシ樹脂組成物
US5260357A (en) * 1992-04-30 1993-11-09 The Dexter Corporation Corrosion resistant waterbone adhesive primers

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005272738A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Kyushu Univ 重合体および複合体ならびにその複合体を用いた装置
JP2020122086A (ja) * 2019-01-31 2020-08-13 アイカ工業株式会社 エポキシ樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP0820492A1 (en) 1998-01-28
CA2216420A1 (en) 1996-10-17
AU4989596A (en) 1996-10-30
US5712039A (en) 1998-01-27
KR19987003733A (ja) 1998-12-05
KR19980703733A (ko) 1998-12-05
ES2135218T3 (es) 1999-10-16
DE69603951D1 (de) 1999-09-30
WO1996032454A1 (en) 1996-10-17
CN1083871C (zh) 2002-05-01
MX9707571A (es) 1997-12-31
DE69603951T2 (de) 2000-05-04
EP0820492B1 (en) 1999-08-25
CN1180369A (zh) 1998-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11503775A (ja) ジチオオキサミド接着促進剤含有エポキシ接着剤
JP4903634B2 (ja) 油を塗布した金属被着体を接着する方法
US5629380A (en) Epoxy adhesive composition comprising a calcium salt and mannich base
US6884854B2 (en) Composition of epoxy resin, low glass transition temperature copolymer, latent hardener and carboxy-terminated polyamide and/or polyamide
KR101687044B1 (ko) 광범위한 온도 범위에 걸쳐 높은 기계적 강도를 갖는 에폭시 접착제 조성물
US20040181013A1 (en) Impact resistant epoxide resin compositions
AU6197299A (en) Impact-resistant epoxide resin compositions
JP5964980B2 (ja) 構造用接着剤およびその接合への適用
US20050022929A1 (en) Multi-phase structural adhesives
JP2002533511A (ja) 耐衝撃性エポキシ樹脂系接着剤
JP2002527551A (ja) 高強度エポキシ接着剤およびその使用
KR20070008650A (ko) 폴리카르복시 작용기화된 예비중합체
MXPA97001950A (es) Composicion adhesiva de epoxi
JPH09504820A (ja) 防食接着剤組成物及びその製造方法
JP3330942B2 (ja) エポキシ接着剤組成物
MXPA01003482A (en) Impact-resistant epoxide resin compositions
CA2198612C (en) Epoxy adhesive composition

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060711

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061012

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061127

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20070309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070410