JPH11503268A - 拡散形ミニアチュアリフレクタのためのアダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は発光手段２を有する拡散形ミニアチュアリフレクタのためのアダプタに関する。アダプタはミニアチュアリフレクタ１のリフレクタリム４に載せられる支持要素５と、支持要素５に形成され、リフレクタリム４を係止握持する少なくとも２つの締付要素６と、ミニアチュアリフレクタ１からの光出口に影響を与えるために支持要素５に形成された少なくとも１つの偏向要素７とから成る。支持要素５と、締付要素６と、偏向薄板７とは一体的に形成されたアダプタ要素９の構成部分である。

Description

【発明の詳細な説明】 拡散形ミニアチュアリフレクタのためのアダプタ 本発明は、発光手段を有する拡散形ミニアチュアリフレクタのためのアダプタ に関する。ミニアチュアリフレクタ及び発光手段は固体又は一体をなす。リフレ クタ直径は数ｃｍである。発光手段は少なくとも１つの低電圧ハロゲンランプで ある。裏側ではミニアチュアリフレクタはランプ受部のための接続要素を備えた ソケット、例えばプラグ接触の形のソケットを有する。 この種のミニアチュアリフレクタは居間照明のため及び産業領域における商品 陳列ケース、ショウウィンドー等の照明のために、また外方ケーシングなしのい わゆる拡散体として使用される。本発明が関連するアダプタは光出口を制限しか つ絞りの回避、形態的理由から所定の範囲のフェードアウトのため等を制限すべ きである。 光偏向アダプタは公知である。公知の領域においてアダプタはアダプタホルダ と共に使用され、アダプタホルダには選択的にフィルタガラス、レンズ、格子、 フィルム、マスク、スクリーン、フラップ及び絞りが使用可能である。公知のア ダプタホルダは発光ケーシングに固定可能でありかつ複数の部材から成る構造的 に高価につくられている。アダプタホルダは公知の領域において一般にプロ又は セミプロの照明用にのみ使用された。拡散形ミニアチュアリフレクタへの取りつ けのために、公知のアダプタは適当ではない。 本発明はミニアチュアリフレクタに直接固定可能でありかつ容易に交換される ことができる拡散形ミニアチュアリフレクタのためのアダプタを提供することで ある。 本発明の目的物及びこの課題の解決は、次のようなアダプタである、即ちミニ アチュアリフレクタのリフレクタリムに載せられる支持要素と、支持要素に形成 され、リフレクタリムを係止握持する少なくとも２つの締付要素と、支持要素に 形成され、ミニアチュアリフレクタからの光出口に影響を与えるための少なくと も１つの偏向要素とを備え、支持要素と、締付要素と、偏向要素とは一体的につ くられたアダプタ要素の構成部分であることによって特徴づけられる。アダプタ 要素は耐温度性で、非弾性的であるが、可撓性材料から成りかつ締付要素によっ て形状一体的にリフレクタリムに固定される。全ての機能要素（保持クランプ、 蝶番、薄板、フラップ）はそれ自体１つの構成部分からつくられている。好まし くはアダプタ要素は不銹ばね鋼板から成る打抜き−及び可撓部分として形成され かつ艷消し黒表面を備える。 本発明によるアダプタ要素は非常に小さい重量に仕上げられることができ、そ の結果ミニアチュアリフレクタとランプソケットとの間の通常の結合は追加の重 量を直ちに収容することができる。アダプタ要素の重量は発光手段を備えたリフ レクタの重量よりも一般的に小さい。 本発明によるアダプタ要素はコストが安く、機能的でかつ取扱が簡単である。 予備知識なく、工具なしに取りつけられかつ再び取り外されることができる。洗 浄は簡単である。低いコストは購入時も場合によっては損傷又は喪失の際にもプ ラスに作用する。本発明によるアダプタ要素は拡散形ミニアチュアリフレクタで は困難なしに後からの装着のためにも好適である。 本発明によるアダプタ要素の他の構成のために種々の可能性がある。好適な実 施形態によれば、アダプタ要素は支持リングであり、支持リングでは直角に曲げ られた締付要素が形成されている。合理的に締付要素は湾曲枠として形成されて おり、締付要素はリフレクタリムのリングセグメントを係止握持する。特別に簡 単かつ確実な係止は特に、湾曲枠が円弧状に曲げられかつその接続ウエブの近く でリフレクタリムの下面に向けられた突出部を有する場合に得られる。 偏向要素に関して、その形態の種々の可能性がある。所定の領域のフェードア ウトのためのフラップが形態的理由からそして偏向薄板が絞りの回避のために、 実際上特別に重要である。他の構成において本発明は、少なくとも２つのフラッ プが撓み変形可能なウエブによって支持リングに接続されているか又は支持リン グに偏向薄板が接続されており、その際偏向薄板はウエブによって支持リングと 結合しておりかつ支持面に対して直角に曲げられている。２つ又はそれ以上の数 の平行に配設された偏向薄板が設けられることができる。交互に少なくとも３つ の偏向薄板がラジアル方向に配設されることができ、その際偏向薄板は中央で、 例えば連結ディスクによって互いに一体的に結合されている。 本発明の特別に好適な実施形態は、２つのフラップが支持リングの向かい合っ て位置する周囲部分に配設されており、締付要素はこれに対して直角に支持リン グの周囲に位置決めされており、そしてフラップはそれぞれ２つの撓み変形可能 なウエブによって支持リングと結合しており、その際ウエブの間の間隔は締付要 素の幅よりも大きくそれによって他のアダプタ要素が差し込み可能であり、アダ プタ要素の、第１のアダプタ要素と同一に形成された締付要素はウエブの間の自 由空間に進入可能でありかつリフレクタリムを係止握持している、アダプタによ って特徴づけられる。多くの組合せが可能であり、特にアダプタ要素は互いにフ ラップと並びにアダプタ要素はフラップ及びフラップ薄板と組合されることもで きる。 上記の構成は常に支持要素として支持リングを有する。しかし支持要素のリン グ状の形態は必ずしも必要ではない。本発明の他の構成は偏向薄板にあり、偏向 薄板は少なくとも１つのウエブによって互いに一体的に結合されかつそのリフレ クタ外側の薄板端をリフレクタリム上に載せており、その際薄板端にリフレクタ リムを係止握持する保持突起が形成されている。 次に本発明を図示の実施例に基づいて詳しく説明する。図式的及び斜視図が示 されている。 図１は側方のフラップを備えた拡散形ミニアチュアリフレクタのためのアダプ タを示す。 図２はラジアル方向の偏向薄板を備えたアダプタを示す。 図３は平行な偏向薄板を備えたアダプタを示す。 図４はミニアチュアリフレクタに嵌込まれた、それぞれ２つのフラップを備え た２つのアダプタの組合せをを示す。 図５は偏向薄板を備えたアダプタと側方のフラップを備えたアダプタとの組合 せを示す。 図６は拡散形ミニアチュアリフレクタのためのアダプタの他の構造的形態を示 す。 図は偏向アダプタを示し、偏向アダプタはそれぞれ発光手段２、一体化された カバーガラス３及びリム４を備えたミニアチュアリフレクタ１上に固定されてい る。偏向アダプタは支持要素５と、支持要素５に形成され、リフレクタリム４を 係止握持するた少なくとも２つの締付要素６と、支持要素５に形成され、ミニア チュアリフレクタ１からの光出口に影響を与えるための偏向要素７、８とを有す る。支持要素５、締付要素６及び偏向要素７、８は常に一体のアダプタ要素９を 形成する。アダプタ要素９は一体の打抜き−及び可撓部材であり、アダプタ要素 は実施例においては不銹ばね鋼板から作られかつ艷消し黒色表面を有する。 図１及び図３から、支持要素５が直角に曲げられた締付要素６が形成された支 持リングであることが分る。締付要素６は湾曲枠として形成されており、締付要 素はそれぞれリフレクタリム４のリングセグメントを係止握持しかつアダプタ要 素９はそれによってリフレクタリム４に形状一体的に固持される。湾曲枠が円弧 状に湾曲されかつその接続ウエブの近くでリフレクタリム４の下面に向けられた 突出部１０を有することも認められる。 偏向要素は相違して形成されることができる。図１は、ウエブ１１によって支 持リング５に接続されている２つの側方のフラップ７を備えた実施形態を示す。 ウエブ１１は可撓成形可能でかつ撓み蝶番の機能を有する。 図２及び図３は偏向薄板８を備えたアダプタ要素９を示す。偏向薄板８はウエ ブによって支持リング５と結合しておりかつ支持面に対して直角に曲げられてい る。その際ラジアル方向に３つ又はそれ以上の偏向薄板が設けられていることが でき、その際偏向薄板は中央で連結ディスク１２によって互いに一体的に結合さ れている（図２）。図３は平行なスクリーンを形成するように平行に配設された 偏向薄板８を備えた実施形態を示す。 図４及び図５から、アダプタ要素９が側方のフラップと並びに偏向薄板８を有 するアダプタ要素と組合されることができることが分る。２つのアダプタ要素９ の組合せは、フラップ７のウエブ１１の間隔が締付要素６の幅よりも大きい場合 に可能である。それによって他のアダプタが差し込み可能であり、その際このア ダプタの締付要素６はウエブ１１の間の自由空間に導入されかつリフレクタリム ４を係止握持する。 図６に示された実施形態では、アダプタ要素９は偏向薄板８を有し、アダプタ 要素は例えば連結ディスク１２の形の少なくとも１つのウエブによって互いに一 体的に結合されておりかつそのリフレクタ側の薄板端をリフレクタリム上に載せ ている。薄板端は支持要素５を形成する。薄板端に締付要素として保持突起１３ が形成されておりつ保持突起はリフレクタリム４を係止握持しかつアダプタ要素 ９をリフレクタリム４に形状一体的に固持する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．発光手段を有する拡散形ミニュアチュアリフレクタのためのアダプタにおい て、 ミニュアチュアリフレクタ（１）のリフレクタリム（４）に載せられた支持要 素（５）と、 支持要素（５）に形成され、リフレクタリム（４）を係止握持する少なくとも ２つの締付要素（６、６’）と、 支持要素（５）に形成され、ミニュアチュアリフレクタ（１）からの光出口に 影響を与えるための偏向要素（７、８）とを備え、 支持要素（５）と、締付要素（６）と、偏向要素（７、８）とは一体的につく られた一部材から成るアダプタ要素（９）の構成部分であることを特徴とする前 記拡散形ミニュアチュアリフレクタのためのアダプタ。 ２．支持要素（５）が、直角状に湾曲された締付要素（６）が形成される支持リ ングである、請求の範囲第１項記載のアダプタ。 ３．締付要素（６）がリフレクタリム（４）のリングセグメントを係止握持して いる湾曲枠として形成されている、請求の範囲第２項記載のアダプタ。 ４．湾曲枠（６）が円弧状に湾曲しておりかつその接続ウエブの近くにリフレク タリム（４）の下面に向けられた突出部（１０）を有する、請求の範囲第３項記 載のアダプタ。 ５．少なくとも２つのフラップ（７）が撓み変形可能なウエブ（１１）によって 支持リング（５）に接続している、請求の範囲２から４までのうちのいずれか一 記載のアダプタ。 ６．支持リング（５）に偏向薄板（８）が接続されており、その際偏向薄板（８ ）はウエブによって支持リング（５）と結合されてかつ支持面に対して直角に曲 げられている、請求の範囲２から４までのうちのいずれか一記載のアダプタ。 ７．少なくとも２つの平行に配設された偏向薄板（８）が設けられている、請求 の範囲第６項記載のアダプタ。 ８．少なくとも３つの偏向薄板（８）がラジアル方向に配設されており、その際 偏向薄板（８）が中央で、例えば結合ディスク（１２）によって互いに一体的に 結合されている、請求の範囲第６項記載のアダプタ。 ９．２つのフラップ（７）が支持リング（５）の向かい合って位置する周囲部分 に配設されており、締付要素（６）はこれに対して直角に支持リング（５）の周 囲に位置決めされており、そしてフラップ（７）はそれぞれ２つの撓み変形可能 なウエブ（１１）によって支持リング（５）と結合しており、その際ウエブ（１ １）の間の間隔は締付要素（６）の幅よりも大きく、それによって他のアダプタ 要素（９）が差し込み可能であり、アダプタ要素の、第１のアダプタ要素（９） と同一に形成された締付要素（６）はウエブ（１１）の間の自由空間に進入可能 でありかつリフレクタリム（４）を係止握持している、請求の範囲２から４まで のうちのいずれか一記載のアダプタ。 １０．少なくとも１つのウエブ（１１）によって互いに一体的に結合されており かつそのリフレクタ外側薄板端をリフレクタリム（４）上に載せている、偏向薄 板（８）を備え、薄板端にはリフレクタリム（４）を係止握持する保持突起（６ ’）が形成されている、請求の範囲第１項記載のアダプタ。 １１．アダプタ要素（９）が不銹ばね鋼板から成る打抜き−及び撓み部材として 製造された請求の範囲１から１０までのうちのいずれか一記載のアダプタ。