JPH11502005A - 電気加熱可能な触媒装置 - Google Patents

電気加熱可能な触媒装置

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JPH11502005A JP8527262A JP52726296A JPH11502005A JP H11502005 A JPH11502005 A JP H11502005A JP 8527262 A JP8527262 A JP 8527262A JP 52726296 A JP52726296 A JP 52726296A JP H11502005 A JPH11502005 A JP H11502005A
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ロート・テヒニク ゲーエムベーハー ウント コンパニー フォルシュンク フュール アオトモビル・ウント・ウンヴェルトテヒニク
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、主に内燃機関の燃焼過程から生じる排気ガスを浄化するための電気加熱可能な触媒装置であって、容器と、この容器内に配置される担体と、好ましくは、浄化すべき排気ガスを貫流させることのできる互いに平行に延びた多数の通路とを有し、前記担体が、排気ガスに対して触媒装置作用する層を有し、更に、担体表面の少なくとも一部分の領域に、電気的接続領域を備える少なくとも1つの導電性抵抗加熱層を有し、この抵抗加熱層が、担体に対して電気的に絶縁されているものに関し、抵抗加熱層を電気的に接触させるために、接続素子が好ましくは接続領域内で、抵抗加熱層に物質融合式に導電接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】 電気加熱可能な触媒装置 本発明は、請求の範囲1の前提部分に記載の特徴を有する電気加熱可能な触媒 装置に関する。 この種の触媒装置は、ドイツ国特許公開第4,243,904号公報により公 知である。公知の触媒装置は、外側密閉容器を有し、この容器のなかにいわゆる モノリスが埋め込まれている。 本明細書において、担体とも呼ぶ触媒装置モノリスは、実質的に、平滑な金属 平箔又は金属平板と金属波箔又は金属波板とからなる積層体である。金属波箔は 、排気ガス流を横切って延びており、その波頂は、排気ガス流と平行をなし、排 気ガス用の通路を形成している。 触媒装置の担体は、ウオッシュコート(Washcoat)で被覆され、白金族金属中 に入れられるか、又はそれに被着されている。第3若しくは第4の金属平箔は、 排気ガス流を横切る方向に、モノリスの通路領域から横に張り出し、モノリスの 領域には、厚膜技術で印刷された環状コンタクト面が設けられている。厚膜技術 で印刷され、担体板に対して電気的に絶縁された抵抗加熱層が形成されている。 加熱素子を備える金属箔の電気的接触は、金属箔の向き合う2つの接続領域の 間に配置された導電性リングを介して行われる。このリングは、それぞれ金属箔 の張り出し端の間に配置されて、モノリスの積重ね体とされ、ねじ等によって互 いに加圧されている。この圧縮力により、リングと接続領域とは、恒久的に接触 することとなる。リング自体は、耐熱はんだ付したリード線によって、電源に接 続されている。 公知の電気加熱可能な触媒装置は、製造コストが大である。 電気加熱可能な触媒装置に関する別の技術的解決策では、モノリスの金属担体 箔に電流を直接通し加熱するか、又は別の電気加熱素子により、触媒装置の担体 構造体を間接的に加熱するようになっている。 その他の技術的解決策の例が、ヨーロッパ特許第563,757号公報、又は 国際公開第 WO 89/10470号公報に記載されている。しかし、これらの 技術的解決策は、上記ドイツ国特許公開第4,243,904号公報以上に、本 発明の対象から遠いものである。 本発明の課題は、簡単に製造しうるように改良した、上記種類の電気加熱可能 な触媒装置を提供することである。 この課題は、請求の範囲1の特徴を有する電気加熱可能な触媒装置によって解 決される。 抵抗加熱層を電気的に接触させるために、接続素子が、接続領域内で抵抗加熱 層に物融合式に導電接合されているので、加圧によって接続領域に電気的に接触 させられる導電性中間リングは、もはや必要ではない。 本発明による装置は、機械的に簡単に、特に自動的に製造することができる。 また、自動車において一般に求められているところであるが、従来の触媒装置に 比べて、重量が軽減され、しかも、動作温度により迅速に到達することができる 。 接続素子を接続領域に溶接してあると、特に有利である。この際、抵抗圧接又 はレーザ溶接等の熱溶接が有利であり、超音波溶接も有利である。 接続領域内で抵抗加熱層に付加的コンタクト層を被着させると、接続素子に溶 接すべるき材料の厚さを、要求条件に一層うまく適合させることができるので、 電気加熱可能な触媒装置の耐久性によい影響が及ぼされる。 接続素子が、排気ガス流を横切る方向に、ばね弾性を有していると、熱膨張に よって発生する力を、簡単に機械的に補償することが可能となる。 各接続領域に正確に1つの接続素子を割り当ててあると、製造上有利である。 また、モノリスの片側に配置されるすべての接続素子を、共通の導電性接合素 子に、接合、特に溶接してあると有利である。この接合素子は、特に抵抗加熱層 を電気的に並列に接続するための、共通の電気的接触に役立つ。 有利な材料の組合せは、従属する請求の範囲に示してある。 以下、本発明による触媒装置の2つの実施例を、図面に基づいて説明する。 図1は、本発明による触媒装置の担体を、排気ガスの流通可能な横断面で示す 図である。 図2は、図1における接続素子を備える単一の金属平箔の平面図である。 図3は、図2に示す金属平箔の正面図である。 図4は、抵抗加熱層を電気的に並列に接続するための接合素子を示す図である 。 図5は、本発明による触媒装置の他の実施例を示す図1と同様の図である。 図6は、図5における接続素子を備える単一の金属平箔の平面図である。 図7は、複数の波箔と平箔とからなるブロックと、これに配置される接続素子 とを示す正面図である。 図8は、抵抗加熱層を電気的に並列に接続するためのU形接合素子の3つの図 である。 図1は、本発明による触媒装置の担体を、排気ガスの流れ方向、つまりそのモ ノリス中を延びる通路の方向に見た図である。 担体1は、交互に平坦若しくは平ら又は波形となった積層金属箔からなる組立 体を備えている。波箔は、その間にある平箔が、それぞれ同じ箇所で、波箔の上 及び下に接触するように配置されている。この領域内で、箔は互いに溶接されて 、剛性構造体を形成している。 図1における上方から下方へ、平箔と波箔が続き、これらの箔は、電気的に加 熱不可能である。 担体1は、平板と波板を外側から取り囲む枠2を有する。この触媒装置は、横 断面で円形の容器に挿入される。このような容器によると、他の横断面の場合よ りも、好ましい流れ条件が達成されるのである。 排気ガスの流れ方向で、円形の横断面に適合するために、枠2は、図1におけ る上と下で小さな幅とされている。ここでは、短い金属箔が使用されている。こ れらの領域は、電気的に加熱不可能な領域である。狭い領域の間では、金属箔は 大きな幅を有し、金属箔は組立体の一部となっている。 各組立体は、排気ガスの流れ方向を横切る幅のほぼ全体に亘る幅の金属波箔3 を有し、それに金属平箔4が続き、次に短い金属波箔5、短い金属平箔6、短い 金属波箔5'、長い金属平箔4'、長い金属波箔3'、最後に長い金属平箔7が続 いている。 こうして形成された組立体は、互いに接合される。上記実施例の触媒装置は、 このような組立体を8つ備えている。 長い金属平箔4、4’は、それぞれ、2つの電気抵抗加熱層を備えている。各 金属平箔の抵抗加熱層の両端には、それぞれ、1つの共通する接続素子10を設 けてある。図1に示す触媒装置は、各側に16、合計32の接続素子を有してい る。各側の接続素子10同士は、共通する櫛形の接合部材11を介して、互いに 接合されている。 図2は、長い金属平箔4若しくは4’を示す平面図である。金属平箔4、4’ は、クロム及びアルミニウム含有量の多い高合金耐熱鋼から製作されている。こ の金属平箔に、間隔を有する2つの絶縁層20が、スクリーン印刷技術で印刷し て焼結されている。焼結後の、絶縁層20の厚さは、約20〜30μmである。 各絶縁層20は、それぞれ1つの抵抗加熱層21を支持している。この抵抗加熱 層21は、導電性ペーストから、りスクリーン印刷技術で製作され、焼結されて いる。 電気抵抗加熱層21の各末端領域、つまり接続領域に、コンタクト層22が、 各抵抗加熱層ごとに2つ、即ち図示の実施例の場合、箔ごとに4つ、被着されて いる。これらのコンタクト層22も導電性であり、厚膜技術を利用したスクリー ン印刷によって、抵抗加熱層21と同じ材料、又は冶金学的にそれと類似した材 料から形成されている。 図2の例では、両方の抵抗加熱層21が、そのコンタクト層22を介して、箔 の各側の接続素子10に接続されている。接続素子10は、コンタクト層22に 当接され、レーザ溶接によって、コンタクト層22に、従って抵抗加熱層に、物 質融合式に接合されている。 溶接された両部分の間の領域で、接続素子10はブリッジ状に金属箔から持ち 上がっており、金属箔自体との電気的接触は行われない。 各接続素子10は、コンタクト層22から離れる方向に波形領域を有し、この 領域は、金属平箔4、4’から外方に張り出している。この張出し領域は、図1 の方向に見た場合、S字を寝かせた形状である。 図3は、図2の金属平箔4、4’を、図1と同じ方向で示している。図3に示 すように、接続素子10は、コンタクト層22の間の領域で金属平箔4、4’か ら持ち上がっており、金属平箔4、4’の両側で、接続素子10は、横向きS字 形断面の波形端部となって終っている。 図4は、接合部材11を詳しく示している。この接合部材11は、その長手方 向に沿って配置された、櫛状の耳状部25を有する。接合部材11の両端部26 は折り曲げられている。 本発明による触媒装置の組付けは、ほぼ以下の如くに行われる。 電気加熱可能な金属平箔4若しくは4’に、絶縁層20、抵抗加熱層21、コ ンタクト層22を印刷して形成する。ついで、これらの層を焼結する。 次に接続素子10を、コンタクト層22に当接させ、レーザ溶接によって、コ ンタクト層に接合する。こうして接続素子10は、電気的にかつ物質噛合式に抵 抗加熱層21に接合される。この際、抵抗加熱層21が、金属平箔4又は4’に 電気的に接触しないことが大切である。 実用的に有効と確認された絶縁層20は、約54〜62%のSiO2 、10. 5〜23.5%のB2 O3 、13〜18.5%のAl2 O3 、6.5〜9.5% のZrO2 、0〜3%のTiO2 、0〜1%のMgO、0〜1.5%のCaOを 含有するものであり、特に、61.7%のSiO2 、13.8%のB2 O3 、1 5.4%のAl2 O3 、9.1%のZrO2 を含有するものであった。 次に平箔4、4'、6、7及び波箔3、3'、5、5’を交互に、図1を参照し て先に述べた順序で、互いに溶接して組立体とする。短い波箔5、5’は、排気 ガスの流れ方向に見て3つの条片に細分され、条片の間で2つの領域が露出して いる。これらの条片は、抵抗加熱層21の横若しくはその間にあり、条片の間か ら抵抗加熱層21は露出している。 波箔5、5’の間にある短い金属平箔6には、抵抗加熱層21の領域において 、切欠部が設けられている。 平箔4、4’の抵抗加熱層は向き合っており、接続素子10は、ほぼ相隣接し ている。つまり、1つの組立体に属する2枚の平箔4、4’の接続素子10のS 字状に湾曲した端領域は、コンタクトの方から見て、まず互いに離反し、次に再 び接近して、その間に空隙を形成し、円弧の領域で殆ど接触し、次にそれらの自 由端が再び離反して延びている。 こうして、殆ど同一の8つの組立体が仕上げられ、これらを上下に組立ててモ ノリスとされる。互いに密接する2つの組立体の接続素子10の端部領域の自由 端は、互いに接近する。 この領域内に、接続素子10により、ほぼ卵形の空隙が形成され、この空隙内 に、接合部材11の1つの耳状部25を挿入することができる。 次に、各接続素子10の自由端を、レーザ溶接によって接合部材11に接合す る。これにより、きわめて高い機械的安定性と、さまざまな抵抗加熱層と接合部 材11との良好な電気的接触が得られる。 このような接合部がモノリスの両側に設けられており、かつ触媒装置のすべて の抵抗加熱層は、互いに電気的に並列に接続されている。 図1のモノリスをウオッシュコートで被覆して、白金族金属を設けることがで きる。次にモノリスを、ほぼ従来どおりの触媒装置容器に組み込むことができる 。抵抗加熱素子と自動車電流源との電気的接触は、接合部材11を介して、周知 の要領で行うことができる。 以上述べた製造工程は、自動化可能であり、最終製品の信頼性の点で、公知の 技術より優れている。 本発明による触媒装置は、自動車原動機の暖機段階用の電気加熱可能な触媒装 置として使用される場合には、次のように作動する。 点火装置の投入に伴って、又は設計に応じて、内燃機関の始動に伴い、図示し ない接続導線を介して、触媒装置の両方の接合部材11に車載電圧が印加される 。 抵抗加熱層21は、平箔板4、4’に対して電気的に絶縁されているので、電 流は抵抗加熱層21を流れる。この抵抗は、所要の電力が丁度消費されるように 調整することができる。金属平箔4、4’自体を流れる電流の抵抗は小さいので 、電力をかなり高めることになる。 つまり、抵抗加熱層21はまずそれ自身を加熱し、その上に直接に配置された ウオッシュコートを加熱する。このウオッシュコートは、触媒装置活性物質を含 有している。つまりウオッシュコートは、抵抗加熱層自体によって加熱される。 こうして、運転開始直後に触媒装置活性領域が形成され、自動車の有害物質排 出量は劇的に減少させられる。ウオッシュコートは、多孔質であるので、抵抗加 熱層21自体も、それが白金又は白金族金属を含む場合には、触媒装置反応を引 き起こすこととなる。 触媒装置反応の開始温度以降、金属触媒装置は、触媒反応による熱によって引 き続き加熱されるので、給電を切ることができる。 このようなシステムによって、暖機段階のとき、自動車の有害物質排出量を、 かなり低減させることができる。 接続領域内での接続素子と抵抗加熱層との本発明による物質融合式接合により 、以上述べた排気ガス触媒装置の合理的かつ確実な製造が可能となる。 触媒装置モノリスの耐久性には、接続素子10の末端のS字状構成も寄与する 。この接続素子10は、熱膨張を吸収するばね弾性要素である。個々の前記組立 体は、図1の横方向で接続素子10の自由端でのみ固定されているので、個々に 熱膨張することができる。 図5は、本発明による触媒装置の他の実施例を図1と同じ要領で示している。 同じ部品には、同じ符号が付けられている。 金属平箔4、4’に被着された抵抗加熱層21の接触は、この実施例の場合、 U字形に曲げられて、それぞれ2つの相隣接する電気加熱可能な平箔4若しくは 4’を一緒に接触させる接続素子110を介して行われる。前記実施例における と同様に、抵抗加熱層21の両側に接続素子110が設けられており、抵抗加熱 層21に電梳を通すことができる。触媒装置モノリスの片側、つまり、例えば図 5の右側に設けられた接続素子110は、接合部材111を介して電気的及び機 械的に接合される。接合部材111は、この実施例の場合U形断面のレール状で ある。 図6に示す金属平箔4若しくは4’の抵抗加熱層21は、両側に接続素子11 0を備えている。 図7は、図6を直角に見た図であり、図1若しくは図5と同じ方向に見た図で ある。 接続素子110は、U形又はクランプ状であり、平箔4若しくは4’を外側か ら把持している。各接続素子110は、2つの凹入領域115を備えており、こ れらの領域は、互いに向き合って、抵抗加熱層21に当接している。これらの凹 入領域115内で、各接続素子110は、例えばレーザ溶接によって、抵抗加熱 層21に電気的及び機械的に接合されている。 凹入領域115は、それぞれ波箔3若しくは3’の高さに相当する深さに凹ん でおり、接続素子110は、抵抗加熱層から離れた方の側が、波箔3若しくは3 ’の上面と同一平面にある。 接続素子110は、凹入領域115を備えて、図7に示すように平箔4若しく は4’を把持するU形クランプと、金属条片から成形された接合クランプ116 とで構成されている。接合クランプ116は、図6の平面図に明示されており、 金属条片を曲げて形成されている。 接合クランプ116と接合部材111との間に、自由空間がある。接続素子1 10は、凹入領域115の方へ向けて直角に曲げられた中間部分において、接合 クランプ116に溶接されている。そこでは、接合クランプ116と接続素子1 10は、ほぼ平行をなして隣接している。 接合クランプ116は、接合部材111のU形断而の両方の自由端を把持し、 そこで接合部材111に溶接されている。 別の接合部材111が、図8に示されている。この接合部材111は、幅の広 い底部分117と比較的短い端部分118とを有するU形レール状であり、端部 分118は、底部分117に対してほぼ直角である。 図5に流れ方向で示された触媒装置モノリスは、図7に示す組立体を8つ有し ている。各組立体は、上下に積み重ねられており、隣接する2つの組立体の接続 素子110の凹入領域115から持ち上がった部分が重なり合い、これにより、 凹入領域115は、抵抗加熱層21に機械的に加圧されている。このことは、凹 入領域115のくぼみが、波箔3若しくは3’の厚さよりも僅かに大きく、また 接続素子110が、その材料の厚さ(例えば0.2mm)に基づく十分な剛性を 有するときに、促進される。 図7に示す箔組立体は、まず相互に機械的に接合することなく、上下に積み重 ねられ、次に、接合部材111を接合クランプ116の間に挿入し、接合クラン プ116の自由端を、U形接合部材111の底部分117と端部分118に重ね る。次に、隣接する金属材料を、例えばレーザ溶接によって互いに溶接する。こ の過程は、各箔組立体の反対側でも実行され、機械的、電気的接合が行われる。 かくして物質融合式に接合された強固な触媒装置モノリスが得られ、その抵抗 加熱層21は、接合部材111、接続素子110、接合クランプ116を介して 、電気的に並列に接続される。振動、特に熱膨張は、接合クランプ116のばね 作用を介して吸収される。 運転中、図5の中心部に配置されている箔組立体が、自動車の排気ガス流によ って、外側の組立体よりも強く加熱されることが考えられる。その際、熱膨張は 主に図5の横方向に生じる。こうした熱膨張は、個々の接合クランプ116によ って吸収され、この接合クランプ116によって、個々の箔組立体は壊れること なく相互に移動することが可能となる。 接合クランプが、適切なばね作用を発揮するように、この実施例では、その厚 さは、約0.2mmの接続素子110の厚さの約半分、すなわち約0.1mmと される。この場合、膨張の補償は、主として接合クランプ中で行われる。 高合金クロム・アルミニウム鋼からなる金属平箔4、4’若しくは波箔3、3 ’を有する前記構造体の他に、選択的な実施態様として、複合材料からなる箔を 有するものが考えられる。この複合材料としては、両面をアルミニウムでめっき したクロム鋼製箔がある。 制御された酸素雰囲気中で、この複合箔を加熱すると、アルミニウムがクロム 鋼中に拡散して、拡散領域に明白な耐食アルミニウム・クロム鋼合金を形成する 一方、アルミニウムめっきの外面にはアルミナ層が生成される。 この複合材料を使用すると、生成するアルミナ上に、抵抗加熱層21を直接に 印刷することができるので、電気絶縁層20を省くことができる。この実施態様 は、触媒装置モノリスの材料費及び製造費の点で、一層好ましいものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月23日 【補正内容】 請求の範囲 1.主に内燃機関の燃焼過程から生じる排気ガスを浄化するための電気加熱可 能な触媒装置であって、容器と、この容器内に配置される担体と、浄化すべき排 気ガスを貫流させることのできる互いに平行に延びた多数の通路とを有し、前記 担体が、排気ガスに対して触媒装置作用する少なくとも1つの層を有し、更に、 担体表面の少なくとも一部分の領域に、電気接続領域を備えて厚膜技術で塗布さ れた少なくとも1つの導電性抵抗加熱層(21)を有し、この抵抗加熱層(21 )が、担体に対して電気的に絶縁されているものにおいて、抵抗加熱層(21) を電気的に接触させるために、接続素子(10)(110)が、好ましくは接続 領域内で、抵抗加熱層(21)に物質融合式に導電接合されていることを特徴と する、電気加熱可能な触媒装置。 2.抵抗加熱層(21)が、スクリーン印刷法で塗布されていることを特徴と する、請求の範囲1記載の装置。 3.接続素子(10)(110)が、接続領域に溶接されていることを特徴と する、請求の範囲1又は2記載の装置。 4.接続素子(10)(110)が、抵抗圧接又はレーザ溶接等の熱溶接法に より、又は超音波溶接によって、抵抗加熱層(21)に接合されていることを特 徴とする、請求の範囲1〜3のいずれかに記載の装置。 5.接続領域内で、抵抗加熱層(21)上に付加的コンタクト層(22)が被 着されていることを特徴とする、請求の範囲1〜4のいずれかに記載の装置。 6.接続素子(10)(110)が、少なくとも排気ガス流を横切る方向でば ね弾性を有するように構成されていることを特徴とする、請求の範囲1〜5のい ずれかに記載の装置。 7.各接続領域に付属して、接続素子(10)が設けられていることを特徴と する、請求の範囲1〜6のいずれかに記載の装置。 8.隣接する接続領域において、各2つの抵抗加熱層(21)に共通する接続 索子(10)(110)が設けられていることを特徴とする、請求の範囲1〜7 のいずれかに記載の装置。 9.モノリスの片側に配置されるすべての接続素子(10)(110)が、共 通する導電性接合索子(11)(111)に接合、特に溶接されていることを特 徴とする、請求の範囲1〜8のいずれかに記載の装置。 10.担体が、金属平箔(4)(4')、(6)(7)と金属波箔(1)(3)( 3')、(5)(5')との積重ね体を含むことを特徴とする、請求の範囲1〜9 のいずれかに記載の装置。 11.少なくとも1つの金属平箔(4)(4')上に、抵抗加熱層(21)が 配置されていることを特徴とする、請求の範囲1〜10のいずれかに記載の装置 。 12.少なくとも1つの金属平箔(4)(4')が、2つの抵抗加熱層(21 )を担持していることを特徴とする、請求の範囲1〜11のいずれかに記載の装 置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.主に内燃機関の燃焼過程から生じる排気ガスを浄化するための電気加熱可 能な触媒装置であって、容器と、この容器内に配置される担体と、浄化すべき排 気ガスを貫流させることのできる互いに平行に延びた多数の通路とを有し、前記 担体が、排気ガスに対して触媒装置作用する少なくとも1つの層を有し、更に、 担体表面の少なくとも一部分の領域に、電気接続領域を備える少なくとも1つの 導電性抵抗加熱層(21)を有し、この抵抗加熱層(21)が、担体に対して電 気的に絶縁されているものにおいて、抵抗加熱層(21)を電気的に接触させる ために、接続素子(10)(110)が、好ましくは接続領域内で抵抗加熱層( 21)に物質融合式に導電接合されていることを特徴とする、電気加熱可能な触 媒装置。 2.接続素子(10)(110)が、接続領域に溶接されていることを特徴と する、請求の範囲1記載の装置。 3.接続素子(10)(110)が、抵抗圧接又はレーザ溶接等の熱溶接法に より、又は超音波溶接によって、抵抗加熱層(21)に接合されていることを特 徴とする、請求の範囲1又は2記載の装置。 4.接続領域内で、抵抗加熱層(21)上に付加的コンタクト層(22)が被 着されていることを特徴とする、請求の範囲1〜3のいずれに記載の装置。 5.接続素子(10)(110)が、排気ガス流を横切る方向でばね弾性を有 するように構成されていることを特徴とする、請求の範囲1〜4のいずれに記載 の装置。 6.各接続領域に付属して、接続素子(10)が設けられていることを特徴と する、請求の範囲1〜5のいずれかに記載の装置。 7.隣接する接続領域において、各2つの抵抗加熱層(21)に共通する接続 素子(10)(110)が設けられていることを特徴とする、請求の範囲1〜6 のいずれかに記載の装置。 8.モノリスの片側に配置されるすべての接続素子(10)(110)が、共 通する導電性接合素子(11)(111)に接合、特に溶接されていることを特 徴とする、請求の範囲1〜7のいずれかに記載の装置。 9.担体が、金属平箔(4)(4')、(6)(7)と金属波箔(1)(3)(3 ')、(5)(5')との積重ね体を含むことを特徴とする、請求の範囲1〜8の いずれかに記載の装置。 10.少なくとも1つの金属平箔(4)(4')上に、抵抗加熱層(21)が 配置されていることを特徴とする、請求の範囲1〜9のいずれかに記載の装置。 11.少なくとも1つの金属平箔(4)(4')が、2つの抵抗加熱層(21 )を担持していることを特徴とする、請求の範囲1〜10のいずれかに記載の装 置。 12.54〜62%のSiO2 、10.5〜23.5%のB2 O3 、13〜1 8.5%のAl2 O3 、6.5〜9.5%のZrO2 、0〜3%のTiO2 、0 〜1%のMgO、0〜1.5%のCaO 上記組成の電気絶縁層(20)。 13.前記組成が、61.7%のSiO2 、13.8%のB2 O3 、15.4 %のAl2 O3 、9.1%のZrO2 を含有することを特徴とする、請求の範囲 12記載の絶縁層(20)。 14.電気加熱可能な触媒装置において、抵抗加熱層(21)を金属担体平箔 (4)(4')から電気的に絶縁するために使用される、請求の範囲12又は1 3に記載の絶縁層(20)。
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