JPH09117639A - 排気ガス浄化用触媒コンバータ - Google Patents

排気ガス浄化用触媒コンバータ

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JPH09117639A
JPH09117639A JP8225362A JP22536296A JPH09117639A JP H09117639 A JPH09117639 A JP H09117639A JP 8225362 A JP8225362 A JP 8225362A JP 22536296 A JP22536296 A JP 22536296A JP H09117639 A JPH09117639 A JP H09117639A
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JP
Japan
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catalytic converter
plate material
exhaust gas
main body
metal
Prior art date
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Application number
JP8225362A
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English (en)
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Tetsuya Toyao
哲也 鳥谷尾
Hirosane Aoki
宏真 青木
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 触媒コンバータ本体に通電用の電流路を簡易
に形成可能とする。 【解決手段】 波板材1と平板材2とからなる本体10
と外筒3とよりなる。波板材1は、その波頂部に小突起
13を有し、この小突起13と平板材2とを当接させて
溶接することにより波板材1と平板材2との間に通電可
能な局部的接合部を形成する。通電時には、この接合部
が電流通路として機能する。波板1上に配置する小突起
13の位置を変えることにより、触媒コンバータ本体上
の任意の位置に接合部を形成することができるため、電
流路の形状、配置の自由度が増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンから排出
される排気ガスを浄化するための、触媒コンバータ、特
にその通電加熱手段に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のエンジンから排気される排気ガ
スは、その中に少量ではあるが、NOx 、CO、HC等
の有害成分を含んでいる。そのため、これら有害成分を
2 、CO2 、H2 O等の無害物質に浄化するため、従
来より、触媒コンバータが用いられている。
【0003】また、エンジンの始動直後においては、排
気ガスが低温であるために主モノリス触媒が、活性化温
度に達しない。そのため、これを補うために主モノリス
触媒の上流側に加熱式の触媒コンバータを配置すること
が提案されている。この方式では、触媒コンバータ全体
を強制的に電気加熱して、触媒を活性化させている(特
開平2−223622号公報、特開平3−193141
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通電加熱式触媒コンバータは、その触媒担体を構成
する金属構造体全体に通電を行ない、全体を一様に発
熱、昇温させるものである。そのため、触媒コンバータ
を短時間に昇温させ、排気ガスを浄化させるためには、
短時間に非常に高い電力を供給する必要がある。
【0005】本発明はかかる従来の問題点に鑑み、低電
力で、全体を短時間に触媒活性化温度まで昇温でき、高
い浄化性能を発揮することができる、排気ガス浄化用触
媒コンバータ及びその製造方法を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、電気絶縁層を介して積層された金属製板材から
構成され、該金属製板材に通電することにより加熱され
る触媒コンバータ本体を有する排気ガス浄化用触媒コン
バータにおいて、前記金属製板材を、金属製板材上に設
けた小突起を介して互いに通電可能に接合する接合領域
部を局部的に形成したことを特徴とする排気ガス浄化用
触媒コンバータが提供される。
【0007】請求項2に記載の発明によれば、前記触媒
コンバータ本体は、金属製波板材と金属製平板材とを相
互に積層することにより形成され、前記小突起は前記金
属製波板材の波頂部に設けられた請求項1に記載の排気
ガス浄化用触媒コンバータが提供される。請求項3に記
載の発明によれば、電気絶縁層を介して金属製板材を積
層して触媒コンバータ本体を形成し、次いで該触媒コン
バータ本体の互いに隣接する各層の金属製板材の一部を
相互に通電可能に接合して、金属製板材の積層方向に延
びる広い接合領域を形成し、その後前記接合領域のうち
予め定めた一部の領域を残して他の部分を除去し、残っ
た接合領域により触媒コンバータ本体上に予め定めた形
状の接合領域部を形成する、排気ガス浄化用触媒コンバ
ータの製造方法が提供される。
【0008】請求項1から請求項3に記載の発明では、
いずれも隣接する金属製板材相互を通電可能に接合する
接合領域部により、触媒コンバータ本体内に局部的な電
流通路が形成されるため、通電時に電流がコンバータ本
体全体に分散することなく上記局部的電流通路に集中し
て流れることになる。このため、電流通路における電流
密度が高くなり電流通路部分が局所的に昇温する。ま
た、電流通路部分のみを局所的に発熱させるため、コン
バータ本体全体を一様に発熱、昇温させる場合に較べて
発熱部分の熱容量が小さくなり、少ない電力で短時間に
発熱部分の温度が上昇する。その結果、電流通路部分は
通電後短時間で触媒活性化温度に到達し、触媒反応が開
始される。
【0009】請求項1の発明では、金属製板材上に設け
た小突起を介して金属製板材相互を通電可能に接合して
上記接合領域部を形成している。このため、金属製板材
上の上記小突起設置部位を変えることにより、接合領域
部によって形成される電流通路の形状と位置とを自由に
設定できる。このため、触媒コンバータ本体内の任意の
位置に任意の形状の電流通路を形成することができる。
【0010】また、請求項2の発明では、金属製板材と
して波板材と平板材とを交互に積層して触媒コンバータ
本体を形成するとともに、波板材の波頂部に小突起を設
けるようにしたことにより請求項1の作用に加えて、更
に小突起が必ず平板材と当接するようになる。このた
め、接合領域部が容易に形成されるとともに、接合領域
部の接合強度が増大する。
【0011】請求項3の発明では、互いに隣接する各層
の金属製板材の一部を相互に接合して金属製板材積層方
向(すなわち、触媒コンバータに流入する排気流に直角
な方向)に延びる接合領域を広い範囲にわたって形成し
てから、その後電流路以外の接合領域を除去することに
より所定の形状の電流路を形成する。このため、正確か
つ容易に所望の形状の電流路を触媒コンバータ本体上に
形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を用いて本発明の
実施形態について説明する。以下に説明する実施形態で
は、触媒コンバータ本体として、例えばステンレス鋼等
により凹凸状に形成された金属製波板材と、ステンレス
鋼等の金属製波板材を積層して形成されており、上記波
板材または平板材の一方または両方の表面に電気的絶縁
層を形成している。また、金属製波板材と金属製平板材
とは、その端縁部で局部的に通電可能に接合され、接合
領域部を形成している。
【0013】本発明の一実施形態では、金属製板材上に
小突起を配置しこの小突起を介して金属製板材相互を接
合することにより上記接合領域部を形成しているが、こ
の実施形態の特長をより良く理解するために、まず図1
から図5を用いて、上記小突起を用いずに接合領域部を
形成する場合について説明する。本例の触媒コンバータ
100は、図1に示すごとく、凹凸状に連続して折曲成
形された金属製の波板材1と、平坦な帯状をなす金属製
の平板材2とを交互に重ねて、ガス流路20を形成した
本体10と、該本体10の外周に設けた外筒3とを有す
る。
【0014】また、図1〜図3に示すごとく、上記波板
材1は、排気ガスの上流側201において、その幅方向
の端縁11の近くに、波板材1の長手方向に沿った貫通
穴12を有する。また、該貫通穴12と上記端縁11と
の間に電流通路14(図3)を形成している。上記波板
材1と平板材2との対面部分には、図2、図3に示すご
とく、上記電流通路14よりも内側に電気絶縁層25を
有する。
【0015】また、上記上流側201における波板材1
の端縁11と平板材2の端縁21とは、その一部が接合
された接合領域部4を形成している(図1の十文字状部
分)。上記接合領域部4と上記外筒3との間には、上記
上流側201を加熱するための加熱用電源45を介設し
てある。以下、これを詳しく説明する。
【0016】上記波板材1は、厚み約0.05mmのス
テンレス鋼板により作製されており、その端縁11の近
くに貫通穴12を有する。この貫通穴12は1.5×
1.5mmの小孔である。貫通穴12と端縁11との間
には、幅0.5mmの電流通路14が形成されている。
一方、平板材2は、平坦な、厚み0.05mmの帯状の
ステンレス鋼板で、その表面に上記電気絶縁層25が形
成されている。この電気絶縁層25は、平板材2の表面
に、アルミナゾルを塗布し、焼付けることにより、厚み
約0.01〜0.05mmに形成されている。
【0017】波板材1と平板材2とは、交互に重ねて、
図1に示すごとく、中心電極29に対して渦巻き状に巻
回されている。上記波板材1と平板材2とは、上記巻き
付け後に、それぞれの端縁11、12の一部が、中心電
極29と外筒3とを結ぶように接合部41により接合さ
れ、図1に示すごとく、十文字状の接合領域部4を形成
している。
【0018】上記の接合は、本例では金属製板材上に小
突起を設けることなく、波板材1の波頂部と平板材表面
とを放電溶接により溶接している(図3)。上記接合領
域部4は中心電極29にも接合されている。そして、接
合領域部4は中心電極29、リード線47、スイッチ4
6を介して電源45に接続されている。また、上記波板
材1及び平板材2の表面には、触媒が担持してある。こ
の触媒は、上記本体10の内部に酸化熱処理を施し、γ
−アルミナを被覆するウォッシュコートを施し、その後
このγ−アルミナ層に白金、ロジウム等の触媒成分を担
持させることにより形成してある。
【0019】上記ように構成した触媒コンバータ100
は、図5に示すごとく、排気通路内に配置する。即ち、
上記触媒コンバータ100は、浄化コンバータ5のケー
ス54内において、主モノリス触媒55よりも上流側に
配置する。上記浄化コンバータ5は、エンジン51の排
気パイプ52に接続されている。
【0020】次に、本例の作用効果につき説明する。ま
ず、エンジン51を始動すると排気ガスが触媒コンバー
タ100のガス流路20内を通過して、主モノリス触媒
55を経て、排出される。一方、上記エンジン始動と同
時に、触媒コンバータ100のスイッチ46をオンとす
る。これにより、加熱用電流40は、中心電極29より
接合領域部4における平板材2、接合部41、波板材1
の電流通路14を流れ(図3)、更に一方の接合部41
より他方の平板材2へと順次半径方向に流れる。この流
れは、上記接合領域部4において、外筒3の方向へ向か
う。
【0021】そして、上記電流通路14は、貫通穴12
と端縁11との間にあり、電流通路14よりも内側は電
気絶縁層25が形成してある。そのため、上記電流は波
板材1上では狭い電流通路14のみを流れることにな
る。また、同様に、電流は波板材1と平板材2との間で
は、局所的に形成された小さな接合部41のみを通って
流れることになる。それ故、接合部41と電流通路14
における電流密度が高くなり、この部分が局所的に昇温
する。
【0022】そのため、触媒コンバータ100の上流側
201が早期に触媒活性化温度に到達する。また、それ
に伴って、触媒反応が生じ、昇温を助長する。それ故、
下流側も、上流側の熱によって次々と短時間に昇温し、
触媒反応が生じ、昇温される。そのため、短時間に、触
媒コンバータ全体を触媒活性化温度まで昇温させること
ができる。それ故、問題視されているエンジン始動期に
おける排気ガス浄化能力を、向上させることができる。
【0023】また、本例の触媒コンバータは、上流側に
おいて上記電流通路に電流を通すのみで良いから、従来
の全体通電加熱方式に比較して、加熱電力が低くて済
む。また、本例では、図5に示すごとく、触媒コンバー
タ100の下流側に近接して主モノリス触媒55を配置
してある。そのため、エンジン始動期における触媒コン
バータ100の上記加熱によって、主モノリス触媒55
も早期に昇温させることができる。それ故、上記始動期
においても全体として高い排気ガス浄化性能を発揮する
ことができる。
【0024】更に、本例では、平板材2と波板材1とは
単に巻回して積層したのみでなく、接合領域部を介して
相互に機械的に結合される。このため、触媒コンバータ
本体10の構造的強度が増し運転中に排気ガスの流れや
振動等により平板材2と波板材1とのずれ等が生じる事
が防止される。なお、上記においては、波板材1の貫通
穴12は、図3に示すごとく、波板材の1つの傾斜面に
おいて、1つの四角形穴としたが、図4に示すごとく、
多数の短冊穴とすることもできる。この場合には端縁1
1近傍における強度が高い。
【0025】また、本例では波板材1に貫通穴12を設
けることにより電流路14の幅を機械的に狭めている
が、実際には波板材2上では電流の大部分は波板材2の
両側の接合部41を結ぶ直線上を流れるため、貫通穴1
2を設けない場合であっても波板材14上にはある程度
電流が集中して流れる電流通路が自然に形成される。こ
のため、波板材2上に貫通穴12を全く設けないように
して端縁11近傍における強度をさらに増大させること
も可能である。
【0026】更に、触媒コンバータ100をエンジン5
1の排気マニホールドの成るべく近くに設ける場合に
は、排気ガスの温度を触媒コンバータ100の昇温に有
効利用することができる。次に、上記の接合部41を金
属製板材上(本実施形態では波板材1の波頂部)に設け
た小突起13により形成する本発明の実施形態について
図6、図7を用いて説明する。
【0027】図6、図7に示すように、本実施形態では
上記小突起13は、波板材1の波頂部の端縁11に、四
角溝状に設けてある。このため、波板材1と平板材2と
を巻き回して積層した場合には、必ず小突起13が平板
材2と接触するようになる。この小突起13の突出高さ
は、図7に示すごとく、電気絶縁層25の厚みとほぼ同
じである。そのため、端縁11においては、図7に示す
ごとく、平板材2の端縁21と小突起13の四角面状の
背面131とが直接に接触している。そして、両者が接
合部41により接合されている。その他は、図1から図
5に示した例と同様の構成である。
【0028】本実施形態においては、上記小突起13の
背面131と平板材2とが面状に密接し、接合部41に
より溶接されている。そのため、エンジン振動に対し
て、強い耐震性を有し、また厳しい冷熱サイクルにも優
れた接合耐久性を発揮する。また、そのため、排気マニ
ホールド直下への取付けも可能となる。更に、上記小突
起13は波板材1の各波頂部上の任意の位置に形成する
ことができる。このため、接合部41により形成される
接合領域部の形状を小突起13の設置位置を変えること
により任意に変化させることが可能となるため、接合領
域部4(すなわち、電流が流れる局部的な電流通路)の
形状設定の自由度が大幅に増大する。 なお、上記小突
起13は、平板材2に設けることもできる。
【0029】その他の効果は、図1から図5に示した例
と同様となる。次に、本発明の触媒コンバータ本体の接
合領域部4の形成方法の一実施形態について図8から図
11を用いて説明する。本実施形態の触媒コンバータ
は、図8〜図11に示すごとく、中心電極29より8方
向に、接合領域部4を形成したものである。
【0030】上記接合領域部4においては、図9、図1
1に示すごとく、図6、図7の実施形態と同様に、波板
材1の端縁11に小突起13を設け、該小突起13と平
板材2の端縁21とを、接合部41により接合してい
る。また、接合領域部4以外の部分では、図10、図1
1に示すごとく、上記小突起13は設けないと共に、接
合領域部4において小突起13を設けた端縁11を貫通
穴12よりも上方において切り欠いた切欠き部(除去
部)16を有している。
【0031】また、この切欠き部16に対面する、平板
材2の端縁も切欠いて、切欠き部(除去部)26を有し
ている(図11)。上記構造の触媒コンバータを作製す
るに当たっては、まず波板材1の全ての端縁11に小突
起13を設けておき、これと平板材2の端縁21とを放
電溶接する。これにより、触媒コンバータ本体端面全面
に触媒コンバータ中の排気流方向に直角方向(すなわち
金属製板材の積層方向)に延びる接合領域が形成され
る。
【0032】その後、上記により端面全体にわたって形
成された接合領域のうち、図8の接合領域部4以外の部
分の小突起13及びこれと溶接されている平板材2の端
縁とを焼切って除去する。これにより上記切欠き部1
6、26に相当する部分の波板材2と平板材1との間に
形成された接合部41が除去され、残った接合部41に
より、図8の形状の接合領域部4が形成されることにな
る。
【0033】上記のように、本実施形態の製造方法によ
れば、まず広い範囲に渡って接合領域を形成し、その後
接合領域の一部を除去して所望の形状の接合領域部4を
残すようにしたことにより、所望の形状の接合領域部
(電流路)を触媒コンバータ本体上に正確かつ容易に形
成することが可能となる。本実施形態の製造方法では、
例えば図8のように複雑な形状の接合領域部4をも正確
かつ容易に形成できるため、触媒コンバータ100の加
熱過程を容易に最適化することができる。例えば、図8
に示すように中心電極29より8方向に伸びる接合領域
部4を形成することにより、触媒コンバータ100の中
心から外方へ向かって流れる半径方向電流が、中心電極
29付近において過密になることを防止して触媒コンバ
ータ100の端縁全体をほぼ均一に発熱させることがで
き、適正な抵抗値を確保することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、金属製
板材上に配置した小突起を介して金属製板材相互を接合
するようにしたことにより、接合領域部により形成され
る電流通路の形状設定の自由度が増大するという効果を
奏する。請求項2に記載の発明によれば、更に上記小突
起を波板材の波頂部に配置したことにより、請求項1の
効果に加えて接合領域部の接合強度を増大させることが
可能となる効果を奏する。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、予め広い
接合領域を触媒コンバータ本体上に形成し、その後所望
の形状の接合領域部を残して他の接合領域を除去するよ
うにしたことにより、所望の形状の接合領域部を正確か
つ容易に形成することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】触媒コンバータの一部切欠き斜視図。
【図2】触媒コンバータの波板材と平板材との配置状態
を示す説明図。
【図3】図2のA−A線矢視断面図。
【図4】図1の波板材の貫通穴の他の状態を示す、図3
と同様の断面図。
【図5】触媒コンバータの使用説明図。
【図6】本発明の一実施形態の触媒コンバータにおける
上流側端縁の部分斜視図。
【図7】図6の実施形態における波板材と平板材との接
合部分の説明図。
【図8】本発明の他の実施形態における触媒コンバータ
の平面図。
【図9】図8のB部分の拡大図。
【図10】図8のC部分の拡大図。
【図11】図8の実施形態の触媒コンバータにおける、
上流側端縁の部分斜視図。
【符号の説明】
1…波板材 10…本体 11…端縁 12…貫通穴 13…小突起 14…電流通路 100…触媒コンバータ 2…平板材 20…ガス通路 201…上流側 21…端縁 25…電気絶縁層 29…中心電極 3…外筒 41…接合部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/24 ZAB F01N 3/24 ZABL

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気絶縁層を介して積層された金属製板
    材から構成され、該金属製板材に通電することにより加
    熱される触媒コンバータ本体を有する排気ガス浄化用触
    媒コンバータにおいて、前記金属製板材を、金属製板材
    上に設けた小突起を介して互いに通電可能に接合する接
    合領域部を局部的に形成したことを特徴とする排気ガス
    浄化用触媒コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記触媒コンバータ本体は、金属製波板
    材と金属製平板材とを相互に積層することにより形成さ
    れ、前記小突起は前記金属製波板材の波頂部に設けられ
    た請求項1に記載の排気ガス浄化用触媒コンバータ。
  3. 【請求項3】 電気絶縁層を介して金属製板材を積層し
    て触媒コンバータ本体を形成し、次いで該触媒コンバー
    タ本体の互いに隣接する各層の金属製板材の一部を相互
    に通電可能に接合して、金属製板材の積層方向に延びる
    広い接合領域を形成し、その後前記接合領域のうち予め
    定めた一部の領域を残して他の部分を除去し、残った接
    合領域により触媒コンバータ本体上に予め定めた形状の
    接合領域部を形成する、請求項1に記載の排気ガス浄化
    用触媒コンバータの製造方法。
JP8225362A 1996-08-27 1996-08-27 排気ガス浄化用触媒コンバータ Pending JPH09117639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6389694B1 (en) 1999-03-26 2002-05-21 Nagoya University Method of manufacturing metal carrier usable for exhaust gas purifying catalyst

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US6389694B1 (en) 1999-03-26 2002-05-21 Nagoya University Method of manufacturing metal carrier usable for exhaust gas purifying catalyst

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