JPH11501932A - 新規ベンゾチオフェン化合物および方法 - Google Patents

新規ベンゾチオフェン化合物および方法

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JPH11501932A JP8527783A JP52778396A JPH11501932A JP H11501932 A JPH11501932 A JP H11501932A JP 8527783 A JP8527783 A JP 8527783A JP 52778396 A JP52778396 A JP 52778396A JP H11501932 A JPH11501932 A JP H11501932A
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カリナン,ジョージ・ジェイ
ファヘイ,ケナン・ジェイ
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ローム,ニール・ダブリュー
スペイザ,スティーブン・エム
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Abstract

(57)【要約】 それを必要とする哺乳類に有効量の式(I)[ここにR1およびR2は独立して水素またはC1〜C6−アルキルである。R3は水素または式(a)で示される基[ここにR4はフェニル、置換フェニル、ナフチルまたは置換ナフチルである]である。ただし、R1およびR2が共にC1〜C6−アルキルである時には、R3は水素ではないものとする]で示される化合物またはその医薬的に許容される塩を投与することを含む5−リポキシゲナーゼを阻害する方法。

Description

【発明の詳細な説明】 新規ベンゾチオフェン化合物および方法 この発明はある種のベンゾチオフェン類、これら化合物を含有する組成物およ びその使用方法に関する。 5−リポキシゲナーゼ(5−LO)酵素はアラキドン酸をロイコトリエンに変 換する生化学的合成経路の第一段階を触媒する。多数の極めて強力な生物学的作 用がロイコトリエンに関連付けられている。ロイコトリエンはたとえば喘息、関 節炎、乾癬、虚血、アレルギー、成人呼吸困難症候群(ARDS)、および炎症 性腸疾患(IBD)のような各種疾患の容体における重要な媒介物質であると考 えられている。 ロイコトリエン生合成の制御にはかなりの努力が向けられてきた。一般にロイ コトリエン生合成の制御に向けた研究の努力は5−LO経路の阻害剤、特に5− LOに特異的な阻害剤、の発見に向けられてきた。 英国特許出願GB2196629号にはある種の環状置換−N−ヒドロキシ− N−置換ベンズアミドおよび桂皮酸アミド化合物が抗ロイコトリエン薬剤として 開示されている。この環状置換基は式:(Ra)(Rb)C=CH−を有する基 [ここに(Ra)(Rb)C=は炭素原子3個から19個を含有する不飽和脂肪 族ハイドロカルビレン基である]、式:R3−C≡C−で示される基[ここにR3 は水素原子または炭素原子1個から18個までを含有する飽和または不飽和の脂 肪族炭化水素基である]または式:R4−S−を有する基[ここにR4は炭素原子 1個から20個までを含有する脂肪族炭化水素基である]でありうる。N−置換 基はC1〜C6−アルキル基、C3〜C7−シクロアルキル基、または置換または非 置換アリール基でありうる。 欧州特許出願0196184号にはある種のアリール化合物が開示され、その 中にはシンナモヒドロギサム酸類似体およびある種のN−ヒドロキシ尿素が実施 例81〜91に包含されている。リポキシゲナーゼを阻害すると称される尿素に 基づく化合物または尿素含有化合物がEPO0292699号、EPO0279 281号およびEPO0279263号に開示されている。これらの参考文献に は尿素骨格上に置換している3−[2−(ハロ−フェニルチオ)フェニル]−2 −プロペニル基の重要性に関する認識を含む。 WO90/12008号はある種の非置換および置換のフェニル、ナフチルお よびチエニル化N−ヒドロキシ尿素を5−および12−リポキシゲナーゼ阻害剤 として開示している。これら誘導体多数の製法と生物学的作用も開示している。 この発明はN−ヒドロキシ−3−[2−(4−ハロフェニルチオ)フェニル]− 2−プロペニル]尿素の一群が極めて強力な5−LO阻害剤であるとの発見に関 する。 チエニル−N−ヒドロキシ尿素群に属するもう一つの重要な化合物は(I)− N−(1−ベンゾ[B]チオフェン−2−イルエチル)−N−ヒドロキシ尿素、 すなわちザイリュートン(Zileuton)である。ザイリュートンの合成法 は米国特許第4873259号に記載され、その実験薬理学および臨床評価に関 する綜説は「これからの医薬品(Drugs・of・the・Future)、 1993年」、18巻(7):616〜618頁に記載されている。 本明細書に定義されている本発明の化合物は5−LOの阻害剤であって、有用 な医学的な予防および治療の性能を有する。 この発明は5−リポキシゲナーゼおよびロイコトリエンを阻害する式I: [式中、R1およびR2は独立してC1〜C6−アルキルである。 R3は水素または式: −CO−R4 [ここにR4はフェニル、置換フェニル、ナフチルまたは置換ナフチルである] で示される基である。 ただし、R1およびR2が共にC1〜C6−アルキルである時には、R3は水素で ないものとする] で示される化合物およびそれらの医薬的に許容される塩およびそれを必要とする 哺乳類に有効量の式Iで示される化合物およびそれらの医薬的に許容される塩を 投与することを包含する5−リポキシゲナーゼおよびロイコトリエンの阻害方法 を提供する。 現発明は式Iおよび式IIで示される一群のベンゾチオフェンが5−リポキシ ゲナーゼおよびロイコトリエンを阻害するために有用であるとの発見に関する。 さらに、次の式IIで示される新規ベンゾチオフェンを提供する。 [式中、R6およびR7は独立して水素またはC1〜C6−アルキルである。 R5はナフチル、置換ナフチル、またはフェニルであってC1〜C6−アルコキ シ、C1〜C6−アルキル、フェニル、またはヒドロキシで1回から3回置換され たものである。 ただしフェニルがヒドロキシで1回置換されている時は、このフェニルはさら にC1〜C6−アルコキシ、C1〜C6−アルキル、フェニルまたはヒドロキシで1 回または2回置換されていなければならないものとする] および医薬的に許容される塩。 この発明によって提供される治療的および予防的処置はそれを必要とするヒト に5−リポキシゲナーゼを阻害するか、または過剰なロイコトリエンに関連する 生理学的疾患を阻止するのに有効な式Iまたは式IIで示される化合物またはそ の医薬的に許容される塩または溶媒和物の一定用量を投与することによって実行 される。 用語「阻害」は進行、重篤化または由来症状を阻止し、予防し、抑制して遅延 し、停止し、または逆転させることを含むその一般的に認められている意味を含 む。それ自体として本方法には適切な医療的および/または予防的な投与の双方 を包含する。 用語「置換フェニル」および「置換ナフチル」にはC1〜C6−アルキル、C1 〜C4−アルコキシ、ヒドロキシ、ニトロ、クロロ、フルオロ、またはトリ(ク ロロまたはフルオロ)メチルで1回から3回置換されたアリール基を包含する。 様々な生理学的機能がロイコトリエンに関連する。それ自体として式Iおよび 式IIで示される化合物はたとえば喘息およびアレルギー性疾患(アレルギー性 鼻炎および花粉症を含む)、湿疹、気管支炎、炎症性腸疾患、乾癬、ショック、 虚血、成人呼吸困難症候群、および関節炎のような過剰なロイコトリエンに関連 する哺乳類の各種疾患を処置する性能を持つと信じられる。それ故本発明は記載 の範囲で5−リポキシゲナーゼの阻止を必要とする哺乳類に喘息、アレルギー性 疾患、湿疹、気管支炎、炎症性腸疾患、乾癬、ショック、虚血、成人呼吸困難症 候群および関節炎を緩和できる用量の本発明化合物を投与することによって5− リポキシゲナーゼのロイコトリエンへの変換を阻害することによって前記疾患を 阻止する方法を提供する。 最近の臨床的研究(Cloudなど、J.Allergy・Clin.Imm unol.、79巻:256頁(1987年))は喘息の処置におけるロイコト リエン拮抗剤の役割を支持し、臨床的喘息でのロイコトリエンの重要性の証拠が 追加された。ここ数年間にわたって得られた証拠は慢性気管支炎患者(Turn bullなど、Lancet・II、526頁(1977年))および嚢胞性繊 維症(Cromwellなど、Lancet・II、164頁(1981年)) 患者の痰中にロイコトリエンの存在を証明し、これらの疾患の病理学におけるロ イコトリエンの役割を示唆した。さらにその上、Lewisと協同研究者(In t.J.Immunopharmacol.、4巻:85頁(1982年))は リューマチスの関節滑液中にLTD4に対する抗体と抗原的に反応する物質を検 出した。これはLTB4と共に罹患した関節における炎症過程を増強するロイコ トリエン浸透性因子の存在を証明するかもしれない。それ故、この発明に記載す る化合物はそれがロイコトリエンを阻害する性能によって慢性気管支炎および嚢 胞性繊維症、そしておそらくリューマチ性関節炎の症状のどれかを緩和するに違 いない。本化合物はまたロイコトリエンの循環器への影響を阻害してたとえばシ ョックおよび虚血性心臓疾患のような病状を処置するために有用にする。ロイコ トリエンが循環器病状およびショック症候群に関連するという証拠はCookな ど、(J.Pharmacol.Exp.Ther.、235巻:470〜47 4頁(1985年))、Eimerlなど、Am.J.Physiol.、25 1巻:H700〜H709頁(1986年))、Etemadiなど、(Cir c.Shock、22巻:55〜63頁(1987年))およびHockとLe fer、(Circ.Shock、17巻:263〜272頁(1985年)) の研究が提供している。 一般に、式IまたはIIで示される化合物の中の少なくとも1個を通常の添加 剤、希釈剤または担体と共に、打錠して錠剤として製剤化するか、または経口投 与に好都合なエリキシール剤または液剤として製剤化するか、または筋肉内また は血管内経路で投与する。これらの化合物は経皮的に投与でき、また持続放出用 量剤型、エアロゾル剤型、その他として製剤化することもある。 現発明の方法に使用する化合物はたとえば参考のためにここに引用する米国特 許第4133814号、第4418068号および第4380635号に詳記さ れているような確立されている操作法に従って製造できる。次の反応式および実 施例は本化合物の製法を例示する。 前記反応式Iは2段階工程または1容器工程として実行できる。次は1容器工程 を記載する。実施例1 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(B)チオフェン−3−イル)(p−フェニル)フェニルメタノン 塩化メチレン100mLにDMF2滴、4−フェニル安息香酸3g(15ミリ モル)およびSOCl215mLを添加した。この混合物を還流温度まで16時 間加熱し、減圧乾固した。得られた酸クロリドに6−メトキシ−2−(4−メト キシフェニル)ベンゾ[B]チオフェン4g(15ミリモル)および塩化メチレ ン600mLを加え、続いてAlCl314g(105ミリモル)を5分間にわ たって添加した。この混合物を次に45分間還流温度まで加熱し、室温まで冷却 し、EtSH15mL(203ミリモル)を添加した。この混合物を35分間還 流温度まで再加熱し、室温まで冷却し、MeOH50mLを注意深く添加し、続 いてH2O100mLを添加して反応を停止させた。この混合物が黄色に変色し た後、この混合物を分液した。有機層をNa2SO4上で乾燥し、減圧乾固した。 生成物を次にシリカ上でEtOAc:ヘキサンの15〜30%勾配を展開剤に使 用して精製した。生成物を次にヘキサンから結晶化して所期の生成物300mg (収率11%)を黄色固体として得た。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=422。元素分析(理論値/実験 値)C76.76/75.94、H4.29/4.83。実施例2 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(B)チオフェン−3−イル)(α−ナフチル)メタノン 実施例1と同様にして出発物質としてα−ナフトイルクロリドを使用して生成 物700mg(収率48%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=396。元素分析(理論値/実験 値)C75.74/76.00、H4.07/4.25。実施例3 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(B)チオフェン−3−イル)(β−ナフチル)メタノン 実施例1と同様にして出発物質としてβ−ナフトイルクロリドを使用して生成 物810mg(収率55%)を明橙色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=396。元素分析(理論値/実験 値)C75.74/75.76、H4.07/4.36。 次は2段階合成法としての反応式1を記載するものである。実施例4 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(B)チオフェン−3−イル)(p−フェニル)フェニルメタノン (a)塩化メチレン800mLを0℃に冷却し、これにp−フェニルベンゾイ ルクロリド16.6g(76.6ミリモル)、6−メトキシ−2−(4−メトキ シフェニル)ベンゾ[B]チオフェン13.8g(51.1ミリモル)を添加し て、次にAlCl320.43g(153ミリモル)を20分間にわたって滴加 した。混合物を0℃で2時間撹拌し、次に氷上に注入し、食塩水で希釈した。両 層を分離し、有機層を飽和重炭酸ナトリウム溶液350mLで3回、続いて脱イ オン水400mLで2回洗浄した。有機層を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧乾 固した。粗製生成物をHPLCを使用して精製し、5%から25%までのEtO Ac:ヘキサン勾配を展開剤として生成物14.5g(収率63%)を黄色固体 として得た。 1H−NMRは構造に一致する。 (b)塩化メチレン100mLを0℃に冷却し、これに4(a)工程からの化 合物6g(13.3ミリモル)、AlCl38.9g(66.7ミリモル)を少 量づつ20分間にわたって添加し、次にEtSH10mL(135ミリモル)の 全量を一度に添加した。この混合物を2.5時間還流温度まで加熱し、次に放冷 して室温まで戻した。次に氷上に注意深く注入して反応を停止し、THF50m Lを添加し、次に食塩水で希釈した。両層を分離し、有機層を飽和重炭酸ナトリ ウム溶液350mLで3回および脱イオン水500mLで1回洗浄した。有機層 を次に硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧乾固した。粗製生成物をシリカ上で15 %から30%までのEtOAc:ヘキサン勾配を展開剤に使用して精製して所期 の生成物3.7gを黄色固体として得た。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=422。実施例5 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(B)チオフェン−3−イル)(α−ナフチル)メタノン (a)実施例4aと同様にして出発物質としてα−ナフトイルクロリドを使用 して生成物10.6g(収率68%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=424。 (b)実施例(4b)と同様にして出発物質として5(a)工程からの生成物 を使用して生成物4.8g(収率87%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=396。実施例6 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(B)チオフェン−3−イル)(β−ナフチル)メタノン (a)実施例4(a)と同様にして出発物質としてβ−ナフトイルクロリドを 使用して生成物9.2g(収率59%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=424。 (b)実施例4(b)と同様にして出発物質として6(a)工程からの生成物 を使用して生成物5.3g(収率97%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=396。実施例7 (a)6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベ ンゾ(b)チオフェン−3−イル)(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェ ニル)メタノン (b)6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベンゾ(b) チオフェン−3−イル)(3,4,5−トリメトキシフェニル)メタノン (c)実施例4(a)と同様にして出発物質として3,4,5−トリメトキシ ベンゾイルクロリドを使用して両生成物をシリカカラムから20%から40%E tOAc:ヘキサンを展開剤に使用して分離した。 生成物(a)1.8g(収率38%)を黄色固体として分離した。1H−NM Rは構造に一致する。FD+MS=450。元素分析(理論値/実験値)C66 .65/66.86、H4.92/5.21。 生成物(b)900mg(収率19%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=464。元素分析(理論値/実験 値)C67.22/67.48、H5.21/5.26。実施例8 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(b)チオフェン−3−イル)(p−t−ブチルフェニル)メタノン (a)実施例4aと同様にして出発物質として4−t−ブチルベンゾイルクロ リドを用いて生成物3.1g(収率97%)を粘い黄色油状物として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=430。元素分析(理論値/実験 値)C75.32/75.49、H6.09/6.23。 (b)実施例4(b)と同様にして出発物質として8(a)工程からの生成物 を使用して生成物550mg(収率59%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=402。元素分析(理論値/実験 値)C74.60/74.90、H5.51/5.80。実施例9 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベン ゾ(b)チオフェン−3−イル)(p−メチルフェニル)メタノン (a)実施例4と同様にして出発物質として4−メチルベンゾイルクロリドを 使用して生成物1.9g(収率65%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=388。元素分析(理論値/実験 値)C74.20/73.85、H5.19/5.20。 (b)実施例4(b)と同様にして出発物質として9(a)工程からの生成物 を使用して生成物700mg(収率75%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=360。元素分析(理論値/実験 値)C73.31/73.57、H4.47/4.58。実施例10 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベ ンゾ(B)チオフェン−3−イル)(m−メチルフェニル)メタノン (a)実施例4(a)と同様にして出発物質としてm−メチルベンゾイルクロ リドを用いて生成物4.7g(収率60%)を黄色ゴム状物質として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=388。元素分析(理論値/実験 値)C74.20/74.46、H5.19/5.33。 (b)実施例4(b)と同様にして出発物質として10(a)工程からの生成 物を使用して生成物190mg(収率20%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。元素分析(理論値/実験値)C73.31/ 73.08、H4.47/4.70。実施例11 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベ ンゾ(B)チオフェン−3−イル)(m−ヒドロキシフェニル)メタノン (a)実施例4(a)と同様にして出発物質としてm−メトキシベンゾイルク ロリドを使用して生成物2.5g(収率84%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=404。 (b)実施例4(b)と同様にして出発物質として11(a)工程からの生成 物を使用して生成物400mg(収率45%)を黄色固体として分離した。 1H−NMRは構造に一致する。FD+MS=362。元素分析(理論値/実験 値)C69.60/68.61、H3.89/4.44。 この発明の方法に使用する化合物は広範な種類の有機および無機塩基と医薬的 に許容される塩を形成し、これには医薬品化学でしばしば使用される生理学的に 許容される塩を包含する。このような塩はこの発明の一部である。塩を形成する ために通常使用する塩基には水酸化アンモニウムおよびアルカリ金属およびアル カリ土類金属の水酸化物、炭酸塩ならびに脂肪族および1級、2級、および3級 アミン、脂肪族ジアミンを包含する。付加塩を製造するのに特に有用な塩基には 水酸化アンモニウム、炭酸カリウム、メチルアミン、ジエチルアミン、エチレン ジアミンおよびシクロヘキシルアミンを包含する。 医薬的に許容できる塩は一般に誘導された元の化合物と比較して溶解性が強化 されているため、液剤または乳化剤としてはより製剤化しやすいことが多い。 医薬的組成物は当技術分野で知られている操作で製造できる。例えば化合物を 共通の添加剤、希釈剤または担体と共に製剤化して錠剤、カプセル剤、懸濁剤、 粉剤、その他に成形することができる。このような製剤化に適する添加剤、希釈 剤、および担体の例には以下のものを包含する:たとえば澱粉、糖類、マンニト ールおよびケイ酸誘導体のような充填剤および増量剤;たとえばカルボキシメチ ルセルロースおよびその他のセルロース誘導体、アルギネート、ゼラチン、およ びポリビニルピロリドンのような結合剤;たとえばグリセリンのような湿潤剤; たとえば炭酸カルシウムおよび重炭酸ナトリウムのような崩壊剤;たとえばパラ フィンのような溶解遅延剤;たとえば4級アンモニウム化合物のような吸収促進 剤;たとえばセチルアルコール、グリセリンモノステアレートのような界面活性 剤;たとえばカオリンおよびベントナイトのような吸着性担体;およびたとえば タルク、ステアリン酸カルシウムおよびマグネシウム、および固体のポリエチル グリコールのような滑沢剤。 これらの化合物はまた経口投与に好都合なエリキシール剤または液剤として、 または例えば筋肉内、皮下または血管内経路による非経口投与に適する液剤とし て製剤化できる。これに加えて本化合物は持続放出用量剤型その他のとして製剤 化するためによく適合している。また、本化合物はエアロゾルまたは鼻内吸入に 使用するように製剤化することがある。これらの製剤は消化器官の特定の部位の みでまたはそこで優先的に活性成分を一定時間放出するように製剤化することも できる。被覆、封入および保護マトリックスを、例えばポリマー物質またはワッ クスから製造することもある。 5−リポキシゲナーゼまたはロイコトリエンを阻害するために必要な式Iまた は式IIで示される化合物の特定用量またはこの発明に従って本明細書に開示す る方法のいずれかを実施するための特定用量は、症状の重篤度、投与経路および 関連する因子に依存し、担当医が決定するところである。一般に認められる有効 な日用量は約0.1から約1000mg/日、さらに典型的には約50mgから 約200mg/日となろう。このような用量を治療を要する対象に毎日1回から 約3回、または5−リポキシゲナーゼまたはロイコトリエンまたはそれらの影響 を有効に阻害するため、または本明細書に開示するその他の使用に必要ならば、 さらに多数回を投与することとなろう。 製剤例 次の製剤例では「活性成分」は式IまたはIIで示される化合物を意味する。 製剤例1:ゼラチンカプセル 下記を使用して硬ゼラチンカプセル剤を製造する。 成分 量(mg/カプセル) 活性成分 0.1〜1000 澱粉、NF 0〜 650 澱粉、流動性粉末 0〜 650 流動シリコン350センチストローク 0〜 15 各成分を混合し、米国局方45メッシュの篩を通し、硬ゼラチンカプセルに充 填する。 製造しうる特定的カプセル製剤の例は次に示すものを包含する。 製剤例2:カプセル 成分 量(mg/カプセル) 活性成分 1 澱粉、NF 112 澱粉、流動性粉末 225.3 流動シリコン350センチストローク 1.7 製剤例3:カプセル 成分 量(mg/カプセル) 活性成分 5 澱粉、NF 108 澱粉、流動性粉末 225.3 流動シリコン350センチストローク 1.7 製剤例4:カプセル 成分 量(mg/カプセル) 活性成分 10 澱粉、NF 103 澱粉、流動性粉末 225.3 流動シリコン350センチストローク 1.7 製剤例5:カプセル 成分 量(mg/カプセル) 活性成分 50 澱粉、NF 150 澱粉、流動性粉末 397 流動シリコン350センチストローク 3.0 前記の特定製剤は所与の合理的な変化に従って変更することもある。 下記の成分を使用して錠剤を製造する。 製剤例6:錠剤 成分 量(mg/錠) 活性成分 0.1〜1000 微結晶セルロース 0〜 650 コロイド二酸化ケイ素 0〜 650 ステアリン酸 0〜 15 各成分を混合し、打錠して錠剤とする。 あるいは、次のようにして活性成分各0.1〜1000mgを含有する錠剤を 製造する。 製剤例7:錠剤 成分 量(mg/錠) 活性成分 0.1〜1000 澱粉 45 微結晶セルロース 35 ポリビニルピロリドン(10%水溶液として) 4 カルボキシメチルセルロースナトリウム 4.5 ステアリン酸マグネシウム 0.5 タルク 1 活性成分、澱粉およびセルロースを米国局方45メッシュの篩を通し、よく混 合する。得られる粉末とポリビニルピロリドンの溶液とを混合し、これを次に米 国局方14メッシュの篩を通す。製造された顆粒を50〜60℃で乾燥し、米国 局方18メッシュの篩を通す。あらかじめ米国局方60メッシュの篩を通してお いたカルボキシメチル澱粉ナトリウム、ステアリン酸マグネシウムおよびタルク を顆粒に添加し、混合した後、打錠機で打錠して錠剤を得る。 次のようにして5mL用量当り薬剤0.1〜1000mgを含む懸濁剤を製造 する。 製剤例8:懸濁剤 成分 量(mg/5mL) 活性成分 0.1〜1000mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 50mg シラップ 1.25mg 安息香酸水溶液 0.10mL 矯味剤 適量 着色料 適量 精製水を加えて 5.0mLとする 活性成分を米国局方45メッシュの篩を通し、次にこれをカルボキシメチルセ ルロースナトリウムおよびシラップと混合して流動性ペーストとする。安息香酸 溶液、矯味剤および着色料を適量の水で希釈し、撹拌しつつ添加する。次に充分 な量の水を添加して必要な容量とする。 実施例9 成分 量(mg/5mL) 活性成分 10mg エタノール 50mg ジクロロジフルオロメタン(プロペラント12) 658mg ジクロロテトラフルオロメタン(プロペラント114) 282mg 活性成分をエタノールに溶解する。濃縮物をエアロゾル吸入用成形アルミニウ ム缶に充填する。缶内をプロペラント12で脱気して適当な用量計量バルブで密 封する。作動毎に排出される生成物の容積を活性成分0.5〜1mgに相当する 50から100μLとする。 実施例10 エアロゾル mg/mL 活性成分 0.2 ソルビタントリオレエート 0.27 トリフルオロフルオロメタン 70.0 ジクロロジフルオロメタン 280.0 ジクロロテトラフルオロエタン 1094.0 検定操作法 次の検定結果は本化合物の有用性を指摘するものである。5−リポキシゲナーゼ(5−LPO)検定法 各化合物の5−リポキシゲナーゼ作用に対する効果を測定するために、末梢血 好中球を記載(Marderなど、Prostaglandins・Leuko t.and・Essent.Fatty・Acids、46巻:265〜270 頁、1992年)されているようにして密度遠心分離法によって分離し、Car terなど(J.Pharmacol.Exp.Ther.、256巻:929 〜937頁(1991年))の修正法に従って分離した好中球からサイトソル中 の5−リポキシゲナーゼを調製する。 略述すれば、好中球を緩衝液(ミリモル単位でPIPESが10、BESが1 0、およびEDTAが1、pH6.8)で2回洗浄し、希釈して2.5×107 細胞/mLとする。細胞を超音波照射で崩壊し、20000×gで20分間4℃ で遠心分離してサイトゾル画分を得る。得られた上清液はサイトゾル中の5−リ ポキシゲナーゼ活性を含有し、使用するまで−70℃で凍結して保存する。各化 合物を5−リポキシゲナーゼ阻害作用について評価する。ヒトからの20000 ×g上清液を50mL含有する検定用緩衝液(ミリモル単3.0mM−AAを加 えた位でPIPESが10、BESが10、EDTAが1、NaClが100、 ATPが1.56およびCaCl2が2.5、pH6.8)200mL中で化合 物の濃度を変えて使用する。反応を37℃で5分間進行させ、EDTA(250 mM)50mLを添加して反応を停止する。溶媒(化合物不含)対照と比較して ロイコトリエンB4阻害百分率を被験化合物の各濃度について測定する。50% 阻害を示す濃度(IC50)を標準的数学手法によって決定する。ロイコトリエン B4をEIAによって定量する。EIA試薬はCaymen・Chemical 社(アナーバー、MI)から購入し、記載の検定操作法に従って使用した。cPLA酵素活性検定法 1−パルミトイル−2[14C]アラキドノイル−sn−グリセロ−3−ホスホ コリン([14C]PC、55mCi/ミリモル、NEN・Research・P roducts社)およびsn−1,2−ジオレオイルグリセロール(DG、A vanti・Polar・Lipids社、バーミンガム、Ala.)をモル比 2:1で含有する基質である超音波処理リポゾームを次のようにして製造する。 [14C]PC(20ナノモル、1×106dpm、50μCi/mLトルエン− エタノール)とDG(10ナノモル、100μg/mLクロロホルム)とを窒素 下に乾燥する。この脂質をMicroson・probe−sonicator (Heat・Systems・Ultrasonics社)を4℃で45秒間隔 で4回×15秒間使用する超音波処理によって150mM−NaCl、50mM −HEPES、pH7.5(検定緩衝液)1mLに分散させる。ウシ血清アルブ ミン(実質的に脂肪酸不含、保存用100mg/mL水より、Sigma社)を 最終濃度4mg/mLまで添加する。cPLA2作用を検定する試料を1mM− CaCl2および1mM−2−MEを含有する検定緩衝液全容0.2mL中のリ ポソーム(0.5ナノモル[14C]PC、50000dpm、0.25ナノモル DG含有)50μLと共にインキュベーションする。インキュベーションは37 ℃で15分間実施し、Dole試薬(2−プロパノール/ヘプタン/0.5M− 硫酸=40:10:1、ステアリン酸10μg/mL含有)2mLを添加して停 止する。混合後、ヘプタン1.2mLおよび水1mLを添加する。混合物を簡単 に振り混ぜ、上相をヘプタン2mLおよび使用前に130℃で活性化したBio −Sil(Bio−Rad・Laboratories社)150mgを入れた チューブに移す。チューブをよく振り混ぜ、遠心分離(1000×g、5分間) する。上清液をデカンテーションしてシンチレーションバイアルに入れる。10 mLの液体シンチレーションカクテル(Ready・Protein+、Bec kman社)を添加後、Beckman社LS7000型液体シンチレションカ ウンターを使用して放射能を計数する。放射能の高さは酵素活性に相関する。使 用する発色性cPLA2酵素検定法はReynoldsなど、Analytic l・Biochemistry、217巻:25〜32頁(1994年)と類似 するものである。血漿不足血液によるエイコサノイド産生の阻害 ホルミルメチオニル−ロイシル−フェニルアラニン(FMLP)とトロンビン とによるヒト血漿不足血液の刺激に際して起きるロイコトリエンB4(LTB4) とトロンボキサンB2(TxB2)との産生を阻害する性能について、各化合物を 評価する。FMLPおよびトロンビンによって刺激されると各受容体で好中球は LTB4を産生し、血小板はTxB2を産生する。この検定法は各1mL深ウェル ポリプロピレン製96ウェルプレート(Beckman社)中で実施する。検査 には血液10mLをEDTA中に入れ、最終濃度1.5mg/mLとする。次に 0.1%ゼラチンを含有するグルコース燐酸緩衝液40mLを添加してその懸濁 液を室温で10分間900×gで遠心分離する。上清液を除去し、血球を緩衝液 50mLで1回洗浄後、0.1%ゼラチン、1mM−CaCl2、1.1mM− MgCl2を添加したKrebs−Ringers−Henseleit緩衝液 (KRH緩衝液)50mLに再懸濁する。被験化合物の試験液は材料をDMSO に10mM−濃度で溶解し、適量のKRH緩衝液で希釈することによって調製す る。アゴニスト溶液は1μM−FMLP(Sigma社)およびトロンビン10 単位/mLKRH緩衝液(Enzyme・Research・Labs社)から 作成する。血球の懸濁液を最初に37℃に5分間加温し、サイトカラシンB(S igma社)を最終濃度2μg/mLになるように混合する。各ウェル中で化合 物溶液200μLを血球−サイトカラシンB懸濁液250μLとともに37℃で 10分間インキュベーションする。エイコサノイド産生の刺激はアゴニスト溶液 50μLの添加によって開始する。混合物を2分間インキュベーションした後、 275mM−EDTA、110μM−インドメタシン(Sigma社)および1 10μM−5−リポキシゲナーゼ阻害剤であるN−ヒドロキシ−N−[3−[2 −(2−プロピニルチオ)フェニル]−2−プロペニル]尿素を含有する溶液の 50μLを添加して反応を停止させる。これに続いてプレートを遠心分離し、適 量の上清液を取出してエイコサノイドの含有量を分析する。Cayman・Ch emical社からの試薬を使用する競合的酵素免疫検定法によって産生された LTB4およびTxB2の量を定量する。MCII肥満細胞LTC4検定法 この検定はIgEに対する高親和性Fc受容体(FcεR1)の交差結合によ り刺激されたサイトカイン依存性肥満細胞系列MCIIによるLTC4の産生を 測定するものである。 骨髄由来サイトカイン依存性マウス肥満細胞系列MCII(Lilly・Re search・Laboratories社)をウシ胎児血清(Hyclone 社)、ゲンタマイシン、ペニシリンおよびストレプトマイシン(GIBCO・B RL社)を添加した完全ダルベッコ修正イーグル培地(GIBCO・BRL社) 中で対数期に維持し、コンカナバリンA(ICN・ImmunoBiologi cals社)を使用して、肥満細胞増殖因子源としてのマウスヘルパーT細胞ク ローンD10.G4(ATCC・TIB224)から培養物上清液を誘導する。 IgEL・b4(ATCC・TIB141)抗体腹水細胞の適度な希釈物と37 ℃で60分間インキュベーションし、次にHankの平衡塩溶液(GIBCO・ BRL社)で洗浄して非結合IgEを除去することによってMCII細胞をマウ スモノクローナルIgEで受動的に感作する。感作した細胞を次に96ウェルポ リプロピレンプレート(Costar社)中で完全培地に溶解した薬剤とともに 37℃で10分間前インキュベーションする。各薬剤濃度は半対数希釈で3回検 査する。薬剤の溶媒はジメチルスルホキシドで、全ウェル中に最終濃度0.32 %で存在させる。 薬剤との前インキュベーションに続いて,IgEが結合しているFcεR1を 交差結合するラット抗マウスIgEモノクローナル抗体腹水細胞EM95(Ro bert・Coffman氏、DNAX研究所)の適当な希釈物を添加すること によって細胞を刺激する。完全培地最終容積200μLの各ウェルにはMCII 細胞40000個が存在する。刺激された細胞を37℃で10分間インキュベー ションし、次に180mM−EDTAを25μL添加することによって細胞外の Ca++をキレート化してLTC4の産生を停止させる。 産生されたLTC4の量をCayman・Chemical社から購入される 試薬を使用する競合的酵素免疫検定法(EIA)によって測定する。EIAでは 試料中の遊離LTC4は固定化抗LTC4抗体に対する結合について酵素結合L TC4と競合する。LTC4に結合している酵素はアセチルコリンエステラーゼ であって、この酵素の基質はElman試薬である。未知試料中のLTC4濃度 はEIAに既知量のLTC4を添加して得る吸光度を測定して作製した標準曲線 の4パラメーター二次分析を使用して定量する。捕捉抗体LTC4はLTD4と は46%の交差反応を起こし、LTE4とは2%の交差反応を起こす。 各プレートのポジティブコントロールはジメチルスルホキシド溶媒のみで刺激 したMCII細胞であり、ネガティブコントロールは細胞を含まない同じ反応混 合物である。バックグラウンドのネガティブコントロール値を実験値およびポジ ティブコントロール値から減算して、データをポジティブコントロールに対する 百分率として報告する。細胞をIgEで感作していない時またはラット抗マウス IgEモノクローナル抗体EM95での刺激をしない時には、LTC4の産生は この試料容積でのEIA検出限界以下である。MCII肥満細胞毒性検定法 この毒性検定はMCII肥満細胞LTC4検定と並行して進行させてMCII 細胞の生存率および代謝活性に対する化合物の効果の指標として役立てる。この 「毒性」検定は生存する代謝的に活性な細胞中に存在する脱水素酵素がテトラゾ リウム塩XTTを生化学的に還元して着色した水溶性ホルマザン生成物を与える 性能に基づくものである(Roehmなど、「テトラゾリウム塩XTTを利用す る細胞増殖および生存率の改良比色定量法」、J.Immunol.Metho ds、142巻:257〜65頁(1991年)参照)。 ポリスチレン製96ウェル組織培養プレート(Costar社)2組に前記の ような感作MCII細胞、EM95腹水細胞、培地および被験化合物の希釈物を 入れる。完全培地にはコンカナバリンAで誘導したマウスヘルパーT細胞クロー ンD10.G4からの培養物上清液を肥満細胞増殖因子源として添加する。 この毒性検定プレートの各ウェルにXTT(Sigma社)25μLとフェナ ジンメトスルフェート(Aldrich社)を接触させて、最終濃度をそれぞれ XTT0.2mg/mLおよび25μM−フェナジンメトスルフェートとする。 各プレートを10%CO2下に37℃で4〜12時間インキュベーションし、次 にXTTホルマザン生成物の産生を波長450nmにおける各ウェルの吸光度を 測定して定量する。各プレートのポジティブコントロールはジメチルスルホキシ ド溶媒のみで刺激したMCII細胞であり、ネガティブコントロールは細胞不含 の同一反応混合物である。バックグラウンドネガティブコントロール値を実験値 およびポジティブコントロール値から減算し、データをポジティブコントロール に対する百分率として報告する。 前記各検定結果を次の各表に示す。(各結果はIC50μMで示す)(化合物A は式IIで示される化合物[式中、R6およびR7が水素であり、R5がフェニル である]である。化合物Bは式Iで示される化合物[式中、R1、R2およびR3 が水素である]である。化合物Cは式IIで示される化合物[式中、R6および R7がメチルであり、R5がp−メトキシフェニルである]である。化合物Dは式 IIで示される化合物[式中、R6およびR7が水素であり、R5がp−ヒドロキ シフェニルである]である)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 333/64 C07D 333/64 (31)優先権主張番号 08/402,683 (32)優先日 1995年3月13日 (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 OA(BF,BJ,CF,CG, CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,T D,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,UG ),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BB,BG, BR,BY,CA,CN,CZ,EE,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LV,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SD,SG,S I,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN (72)発明者 ファヘイ,ケナン・ジェイ アメリカ合衆国46268インディアナ州 イ ンディアナポリス、バード・ブランチ・ド ライブ 5047番 (72)発明者 ジャクソン,ウィリアム・ティ アメリカ合衆国46256インディアナ州 イ ンディアナポリス、ベックスリー・ドライ ブ 7036番 (72)発明者 ローム,ニール・ダブリュー アメリカ合衆国46077インディアナ州 ザ イオンズビル、フォレスト・ブールバード 720番 (72)発明者 スペイザ,スティーブン・エム アメリカ合衆国46220インディアナ州 イ ンディアナポリス、インディアノーラ 5845番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式I: [式中、R1およびR2は独立して水素またはC1〜C6−アルキルである。 R3は水素であるか、または式: −CO−R4 [ここにR4はフェニル、置換フェニル、ナフチルまたは置換ナフチルである] で示される基である。 ただし、R1およびR2が共にC1〜C6−アルキルである時にはR3は水素では ないものとする] で示される化合物およびその医薬的に許容される塩の有効量を、それを必要とす る哺乳類に投与することを包含する5−リポキシゲナーゼの阻害方法。 2.R1およびR2が水素であって、R3が水素である請求項1の方法。 3.R3が式: −CO−R4 で示される基である請求項1の方法。 4.R4がナフチル、置換ナフチル、(p−フェニル)フェニル、ジメトキ シフェニル、トリメトキシフェニル、p−t−ブチルフェニル、p−メチルフェ ニル、m−メチルフェニル、またはm−ヒドロキシフェニルである請求項3の方 法。 5.化合物が 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−フェニル)フェニルメタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(a−ナフチル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(b−ナフチル)メタノン、 6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベンゾ(B)チオ フェン−3−イル)(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)メタノン 、 6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベンゾ(B)チオ フェン−3−イル)(3,4,5−トリメトキシフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−t−ブチルフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−メチルフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(m−メチルフェニル)メタノン、または 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(m−ヒドロキシフェニル)メタノン、 およびその許容される塩 から構成される群から選択される請求項1の方法。 6.式I: [式中、R1およびR2は独立して水素またはC1〜C6−アルキルである。 R3は水素であるか、または式: −CO−R4 [ここにR4はフェニル、置換フェニル、ナフチルまたは置換ナフチルである] で示される基である。 ただし、R1およびR2が共にC1〜C6−アルキルである時にはR3は水素では ないものとする] で示される化合物およびその医薬的に許容される塩の有効量を必要とする哺乳類 に投与することを包含するロイコトリエンの阻害方法。 7.R1およびR2が水素であって、R3が水素である請求項6の方法。 8.R3が式: −CO−R4 で示される基である請求項6の方法。 9.R4がナフチル、置換ナフチル、(p−フェニル)フェニル、ジメトキ シフェニル、トリメトキシフェニル、p−t−ブチルフェニル、p−メチルフェ ニル、m−メチルフェニル、またはm−ヒドロキシフェニルである請求項6の方 法。 10.化合物が 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−フェニル)フェニルメタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(a−ナフチル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(b−ナフチル)メタノン、 6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベンゾ(B)チオ フェン−3−イル)(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)メタノン 、 6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベンゾ(B)チオ フェン−3−イル)(3,4,5−トリメトキシフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−t−ブチルフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−メチルフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(m−メチルフェニル)メタノン、または 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(m−ヒドロキシフェニル)メタノン、 およびその許容される塩 から構成される群から選択される請求項6の方法。 11.式II: [式中、R6およびR7は水素またはC1〜C6−アルキルである。 R5はナフチル、置換ナフチルであるか、またはC1〜C6−アルコキシ、C1〜 C6−アルキル、フェニルまたはヒドロキシで1回から3回置換されているフェ ニルである。 ただし、R5がパラ位にヒドロキシまたはC1〜C6−アルコキシでモノ置換さ れたフェニルであるならば、そのフェニルはさらにC1〜C6−アルコキシ、C1 〜C6−アルキル、フェニルまたはヒドロキシで1回または2回置換されていな ければならないものとする] で示される化合物およびその医薬的に許容される塩。 12.R6およびR7が共に水素である請求項11の化合物。 13.R5がナフチル、置換ナフチル、(p−フェニル)フェニル、ジメトキ シフェニル、トリメトキシフェニル、p−t−ブチルフェニル、p−メチルフェ ニル、m−メチルフェニル、またはm−ヒドロキシフェニルである請求項11の 化合物。 14.化合物が 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−フェニル)フェニルメタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(a−ナフチル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(b−ナフチル)メタノン、 6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベンゾ(B)チオ フェン−3−イル)(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)メタノン 、 6−メトキシフェニル−2−(p−メトキシフェニル)−(ベンゾ(B)チオ フェン−3−イル)(3,4,5−トリメトキシフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−t−ブチルフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(p−メチルフェニル)メタノン、 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(m−メチルフェニル)メタノン、または 6−ヒドロキシフェニル−2−(p−ヒドロキシフェニル)−(ベンゾ(B) チオフェン−3−イル)(m−ヒドロキシフェニル)メタノン、 およびその許容される塩 から構成される群から選択される請求項11の化合物。
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