JPH11500358A - 冷間成形のための広げ工具 - Google Patents

冷間成形のための広げ工具

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JPH11500358A
JPH11500358A JP8524630A JP52463096A JPH11500358A JP H11500358 A JPH11500358 A JP H11500358A JP 8524630 A JP8524630 A JP 8524630A JP 52463096 A JP52463096 A JP 52463096A JP H11500358 A JPH11500358 A JP H11500358A
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JP8524630A
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イングラム,フリードリッヒ
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ビルスボ・ロールプロドゥクション・ウント・ベルトリーブス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D41/00Application of procedures in order to alter the diameter of tube ends
    • B21D41/02Enlarging
    • B21D41/026Enlarging by means of mandrels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 広げ工具は、複数の円筒形セクタの広げる構成要素(10)からなる円筒形の広げ心棒(5)を有し、これらはハウジング(1)の表面に交換可能に固定され案内される。広げ心棒(5)は部分的に円錐形の内部穿孔(6)を有し、広げ円錐棒(4)がこれと係合し作動手段(2)と共に動作し、これが広げ円錐棒を広げ心棒(5)の内部穿孔内へと進め、これによって前記心棒に装着された管の端(19)を広げる。さらに、広げ心棒(5)は、その自由端において面取りされる(9)。面取り(9)と、そこから支持部が出る厚くされた部分(11)との間に、広げ心棒(5)の周囲全体のまわりに走る少なくとも1つの凹み(18)が存在する。

Description

【発明の詳細な説明】 冷間成形のための広げ工具技術分野 この発明は、少なくとも部分的に円錐形をした内腔を備え、軸方向に分割され て実質的に円筒形のセクタの形を有する多数の広げ部材となる、ほぼ円筒形の広 げ心棒を含み、広げ部材の外周から突出するそれぞれの支持部材と、支持部材に 作用してほぼ円筒形の広げ心棒を形成するために広げ部材を互いに係合するよう 付勢するための付勢手段と、支持部材が中で径方向に移動可能なように案内され るハウジングと、広げ心棒の少なくとも部分的に円錐形をした内腔と係合するた めの円錐形の広げ手段と、広げ心棒の内腔内で広げ手段を軸方向に移動し、それ を付勢手段の力に対抗して広げるための作動手段とをさらに含む、広げ工具に関 する。背景技術 このような広げ工具はドイツ特許公開第4220794号により公知であり、 これは、プラスチックでできた、チューブ端が他のチューブまたは管継手に堅く かつ封止するように接続することができるように可逆に変形可能なチューブのチ ューブ端を広げるのに使われている。 類似の広げ工具は、たとえばヨーロッパ特許公開第0619152号により公 知であり、特定のやり方で構成された接続および案内手段によって広げ部材に接 続されたクランプキャップを含む。 さらに、ドイツ特許公開第3817442号とドイツ実用新案第940451 3号とにより、可逆に広げられたチューブ端との接続のための少なくとも1つの 接続部材を含む継手が公知である。チューブ端に堅くかつ封止するように接続す るため、接続部材は、支持部材の自由端に向かって徐々に傾斜する外表面および 反対側の急な傾斜面を規定する少なくとも1つの支持部を備えている。緩やかに 傾斜する外表面は広げられたチューブ端の上に押付けることを容易にする一方、 急な傾斜面は緩やかに傾斜する外表面とともに封止エッジを規定するが、これは 堅くかつ封止する接続を形成するためには重要である。 最初に述べた広げ工具は、広げ手段が作動していない状態にあるときのみ閉じ た周面を形成する広げ心棒を含む。作動した、つまり広げられた状態では、広げ 部材は広げ手段の動作の下で外側に向かって強制され、すなわち互いに離される 。その結果、広げられた広げ部材の間に広げ心棒の円周方向に間隙が形成され、 それは広げ心棒に沿って延びる。広げ心棒の上に置かれたチューブ端の広がりは これらの間隙の領域においては不完全となり、そのため広げられたチューブ端の 内壁は閉じた円筒形の表面を規定せず、円周方向に分布する、さほど広げられて いない部分を含む。その結果、広げられたチューブ端はその円周のまわりで接続 部材と均一に係合しないこともあり、そのためこのように形成された接続の強さ および緊密さに悪影響が及ぶことがある。発明の開示 したがって、この発明の目的は、広げられたチューブ端と特定の接続部材との 堅くかつ封止する係合を保証する、最初に述べた種類の広げ工具を提供すること である。 この発明によれば、この目的は、広げ部材の各々が、自由端と支持部材との中 間に位置付けられ広げ部材の円周に沿って延びる凹みを含むことによって達成さ れる。 この発明の広げ部材の構成の結果として、チューブ端は凹みの領域において不 均一に広げられるのではなく、むしろかなり正確に均一に広げられる。チューブ 端の広がりはこの領域においてはいくぶんか少ないかも知れないが、このように 広がりが小さいことはチューブ端を特定の接続部材の上に配置することをほとん ど、または全く妨げない。広げられたチューブ端が特定の接続部材の上に押付け られると、この領域は特定の接続部材の外表面にかなり均一に係合し、そのため 望ましい堅くかつ封止する接続が最終的に保証される。 この発明の有利なさらなる展開においては、自己復帰可能な材料でできたリン グを凹み内に受け、リングは凹みを実質的に完全にまたは部分的に埋める。リン グの材料は(i)弾性材料、(ii)周囲温度において自己復帰可能な材料、また は(iii)広げるべきチューブ端に匹敵する復帰習性を有する材料、のいずれか から選択することができる。リングはまた、補強された材料でできていてもよい 。 そのようなリングが存在する場合、広げられたチューブ端の内壁に均一に変形 した領域が同様に形成されるが、この領域はリングがない場合に形成される領域 と比べて内部にそれほど突出しない。比較すると、このためチューブ端を接続部 材の上に押付けることが容易になる。均一に変形された領域の利点は保護される 上、リングは広げ部材同士の相互の支持を改善するのに貢献し、また広げ円錐棒 が退いた後、広げ部材に作用するより高い復原力を提供するといった付加的な利 点も得られる。 封止エッジを含む前述の支持部を含み、広げ部材の凹みが支持部に整列する、 接続部材を有する継手と共に広げ工具を用いることは特に有利である。特に、広 げ部材の凹みは、支持部の封止エッジが凹みに対して対称に置かれるように配置 され得る。所望であれば、広げ心棒に1つ以上の凹みを設け、接続部材に1つ以 上の封止エッジを設けることもできる。 広げ心棒のこのような構成では、チューブ端の少ないが均一に広げられた領域 は、その内壁のまわりに円周方向に閉じて延び、特定の接続部材の封止エッジの 上に押付けられると一時的に広がり、自己復帰する。このため、少なくともチュ ーブ端のこの領域は封止エッジの両側で接続部材と堅くかつ封止するよう係合し 、それによって全体に堅くかつ封止する接続が確実に形成される。 この発明の広げ工具の例示的な実施例は図に示され、以下に参照符号に関連し て詳細に説明されるであろう。図面の簡単な説明 図1は、この発明による広げ工具の第1の例示的な実施例の縦断面図である。 図2は、図1に示される広げ工具のII−IIの線に沿った断面図である。 図3は、図1または図4に示される広げ工具に関連して使用できる継手の図で ある。 図4は、図1に示される広げ工具の変更された構成の縦断面図である。 図5は、この発明の広げ工具のさらなる例示的な実施例の縦断面図である。発明の好ましい実施例 図1は、広げ工具を作動するための作動手段2を一方端に含むハウジング1を 含む、広げ工具の第1の例示的な実施例の縦断面図を示す。示される例示的な実 施例では、作動手段2は広げ円錐棒4の形である広げ手段に、たとえばねじ接続 によって接続された液圧駆動ピストン3を含む。液圧駆動ピストン3の代わりに 、たとえば機械的作動手段のような異なる作動手段が設けられてもよい。液圧は 軸方向または径方向にハウジング1に供給され得る。ハウジング1は動作中ハウ ジングを支えることを可能にするよう、支持手段を備えてもよい。ハウジングは また、頭上での作業(overhead work)を可能にするように構成される。 ハウジング1の反対側の端に、ほぼ円筒形の広げ心棒5が配置される。この広 げ心棒5は、広げ円錐棒4に係合しているかまたは係合可能な円錐形の内腔部分 7と、自由端にある円筒形の内腔部分8とを含む内腔6を含む。この自由端にお いて、広げ心棒5は面取り部9を備え、面取り部9は広げ心棒5の周面に対して 5°から20°の範囲内の角度で延びる。面取り部9の限界を定めるエッジは丸 くされている。面取り部9もその丸くされたエッジも、広げるために中に広げ心 棒5を挿入するチューブ端19の内壁への損傷を防ぐ。 広げ心棒5は長手方向に多数に分割され、円筒セクタの形をした多数の広げ部 材10を含む。図2を参照して、例示的な実施例では、広げ心棒5は8つの部分 に分割され、すなわち8つの広げ部材10を含む。広げ心棒5の動作していない 、または作動していない状態では、広げ部材10は円周方向に互いに係合し、こ うしてほぼ円筒形の周面を規定する。 厚くされた部分11が、それぞれ、広げ心棒5の内部端において、または広げ 部材10の内部端において形成される。そこから支持部材が延び、それによって 広げ心棒5はハウジング1の関連のある端で交換可能なように支持される。詳し くは、支持部材の各々は厚くされた部分11の円周から径方向に突出するアーム 12を含み、アーム12はその円周に、たとえば環状ばね14等の付勢手段を受 けるための装着溝13を備える。環状ばね14は径方向に内側に向かう付勢力を 広げ部材に作用させ、そのため広げ部材10は広げ心棒5の作動していない状態 では互いに係合して支持され、またそのため広げ心棒5のほぼ円筒形の周面が形 成される。径方向に突出するアーム12はハウジング1の関連の端壁にある案内 手段の中に径方向に移動可能に置かれ、そのような案内手段は支持プレート15 と、スライド部17を備えた軸受プレート16とを含む。支持プレート15はハ ウジング1の端壁にねじによって取外し可能に装着され、これによりそれぞれ、 広げ部材10または広げ心棒5がハウジング1の端壁に径方向アーム12および 支持プレート15によって交換可能なように配置される。 それぞれの凹み18は広げ部材10に位置し、凹み18は厚くされた部分11 と面取り部9との中間に位置し、広げ心棒5の閉じた、または作動していない状 態において円周溝を形成するように構成される。好ましくは、凹み18のエッジ は挿入時にチューブ端を損傷するのを避けるため面取りされる。 この実施例と以下に説明される例示的な実施例とにおいて、高い機械的応力が かけられる広げ円錐棒および広げ心棒の広げ部材などの部材は、高級な工具鋼か ら製造される。このように、一方では互いに作用し合う部品同士の摩擦および焼 付きが防がれ、他方では高い広げる力の作用の下で広げ部材が変形することが防 がれる。 図1の上半分には作動していない状態の広げ工具が示される。この状態では、 広げ円錐棒5は広げ心棒5の内腔6の円錐形の内腔部分7の中に単に置かれ、広 げ円錐棒4に作用する軸方向の力はない。広げ部材10はそのとき互いに係合し ており、広げ心棒5は図2に示されるようにほぼ円筒形の本体を形成する。 ピストン3に圧力を加えると、このピストンおよび広げ円錐棒4はハウジング 1の中で広げ心棒5に向かって移動する。広げ円錐棒4はそこで円錐の形をした 内腔部分7の中に強制的に入れられ、そこで広げ部材10は環状ばね14の力に 対抗して径方向に強く離される。図1の下半分は移動通路の最終の位置にある広 げ円錐棒4を示し、この位置において広げ心棒5の最大の広がりが達成される。 このように広げている間、広げ部材10間に縦方向に間隙が形成される。 広げるためには、広げ工具の作動していない状態で広げ心棒5がチューブ端1 9の中に挿入され、チューブ端19の材料は好ましくは、たとえば中密度、高密 度、または架橋ポリオレフィン等の、周囲温度で自己復帰可能な材料である。こ のような挿入の間、チューブ端19の端壁は厚くされた部分11に係合し、その ため広げられるべきチューブ端19の軸方向の長さの限界が定められる。広げ円 錐棒4を作動すると、広げ部材10は環状ばね14の力に対抗して外側に向かっ て強いられ、それによってチューブ端19は対応する量だけ広げられる。この動 作の間、チューブ端19の内表面は広げ心棒5の外表面に係合するが、強制的に 離された広げ部材10の間の前述の軸方向の間隙の領域では係合しない。そこで 、軸方向に延び内側に向かって突出したリブが広げられたチューブ端19の内壁 に形成される。さらに、広げる間、チューブ端19の内壁もまた、凹み18の領 域において広げ心棒5の円周と係合しない。これに対応して、広げられたチュー ブ端19の内壁に、円周方向に延び内側に向かって突出し、それぞれの凹み18 の深さによって定められた高さを有する、セクションまたはランドが形成される 。 広げられたチューブ端19の内壁において形成された凹み18およびそれによ って形成されるランドが重要であることは、広げられたチューブ端19がその自 己復帰によって接続される継手を考慮するとき認められるであろう。このような 継手は、たとえばドイツ実用新案第G9404513号による管継手のように構 成することもでき、図3の縦断面図に示される。管継手20は、両端に接続部材 21を含む一直線のチュービングのピースを規定する。接続部材21の各々は、 チューブ端19のような広げられたチューブ端に接続するための支持部22を含 む。支持部22の各々は、管継手21の自由端に向かって緩やかに傾斜する外表 面23と、他の側では急に傾斜する封止エッジ24とを含む。 広げ部材10の凹み18は、接続部材21の封止エッジ24の軸方向の位置に 整列し、その接続部材21の上に可逆に広げられたチューブ端19が置かれる。 好ましくは、封止エッジ24は凹み18に対して対称に配置され、広げられた後 チューブ端19の内壁の円周に残るランドもまた、軸方向に封止エッジ24に対 して対称に延びるようにされる。広げられたチューブ端19を置く間、ランドは 短時間、同様に可逆に変形され、その後封止エッジ24の両側にある接続部材2 1と全周で係合し、それによって少なくともこの領域でチューブ端19と接続部 材21との堅くかつ封止する接続が得られる。 接続部材21は、所望ならば1つ以上の封止エッジ24を含むことができ、そ のような場合は、1つまたは2つ以上の凹み18が広げ心棒5の対応する位置に 存在する。 図4は図1に対応する図であり、広げ工具の変更された構成を示す。この中の 同一の部品は同じ参照符号によって示される。そこでは、広げ円錐棒4と共働す る液圧駆動ピストン3である作動手段2を含むハウジング1が認められるであろ う。 広げ心棒25は、全体を通して円錐の形状を有し広げ心棒25の軸方向の長さ 全体に沿って延びる内腔26を含む。ここでもまた、広げ心棒25は環状ばね1 4の付勢力の下にまとめられた8つの広げ部材からなる。環状ばね14は径方向 アーム12の装着溝13内に支持され、径方向アーム12は、広げ心棒25の内 部端にある厚くされた部分11から延び、支持プレート15とスライド部17を 有する軸受プレート16との間のハウジング1の端壁に径方向に移動可能に配置 される。 広げ心棒25は丸くされたエッジを備えた面取り部9を有し、少なくとも1つ の凹み18が面取り部9と厚くされた部分11との中間に広げ部材10上に位置 する。凹み18の機能およびこの広げ工具の動作のモードは、図1から図3に関 連して上で説明されたものに対応する。 図5の縦断面図は、さらなる例示的な実施例の広げ心棒27のみを示す。この 広げ心棒の広げ部材は、1つまたは、所望ならば2つ以上の凹み18を含む。広 げ心棒27は凹み18の中に嵌め込まれたリング28を含む。他の点では、広げ 工具は図1および図2または図4のいずれかに対応して構成される。 リング28は凹み18を完全に、または部分的に埋める。これは弾性材料また は周囲温度で自己復帰可能な材料でできており、この材料は所望ならば広げられ るべきチューブ端のそれと同じであってもよい。この結果、リング28の領域で チューブ端を広げるとき、事実上均一に変形された領域が形成され、チューブ端 の内壁にわたって延びる。この領域はリング28なしで形成された対応する領域 と同じ効果を有する。しかしながら、この領域は内側に向かう突出がより少ない ため、広げられたチューブ端をそれぞれの接続部材20の上に押付けることは、 均一に変形された領域の存在によって達成される効果に悪影響を及ぼすことなく 促進される。さらに、リング28は付勢手段の一部を表わす。なぜならリング2 8の存在は広げ心棒27の広げ部材をまとめる効果と、それに広げ円錐棒4が退 いた後付加的な復原力を加える効果とを有するからである。
【手続補正書】 【提出日】1998年5月27日 【補正内容】 冷間成形のための広げ工具技術分野 この発明は、架橋ポリオレフィンでできたチューブ端を一時的に広げるための 広げ工具であって、少なくとも部分的に円錐形をした内腔を備え、軸方向に分割 されて実質的に円筒形のセクタの形を有する多数の広げ部材となる、ほぼ円筒形 の広げ心棒を含み、広げ部材の外周から突出するそれぞれの支持部材と、支持部 材に作用してほぼ円筒形の広げ心棒を形成するために広げ部材を互いに係合する よう付勢するための付勢手段と、丸くされた自由端と支持部材との中間に広げ部 材の円周に沿って延びる凹みと、支持部材が中で径方向に移動可能なように案内 されるハウジングと、広げ心棒の少なくとも部分的に円錐形をした内腔と係合す るための円錐形の広げ手段と、広げ心棒の内腔内で広げ手段を可逆に軸方向に移 動し、それを付勢手段の力に対抗して広げるための作動手段とをさらに含む、広 げ工具に関する。背景技術 このような広げ工具は国際公開特許出願第WO9418486号により公知で あり、架橋ポリオレフィンでできた、クランプリングを備えたチューブ端を可逆 に広げる役割を果たす。広げられた後、チューブ端は外部フランジを備えた接続 部材を有する継手の上に押付けられる。このようにして周囲温度で広げられたチ ューブ端は接続部材の上に押付けられた後、周囲温度で自己復帰し、結果として 堅くかつ封止する接続をもたらす。 広げ工具は、多数の広げ部材に分割され円錐の形をした内腔を規定する、ほぼ 円筒形の広げ心棒を含み、その内腔の中にピストンを前進させることができ、こ のピストンは機械的、電気的、または液圧駆動であり、対応する円錐形の先細に なった端を有する。ピストンは広げ部材が位置付けられている端壁を有するハウ ジング内に配置される。各々の広げ部材は丸くされた前端を有し、凹みがその円 周に前端からある間隔をおいて形成される。径方向部材が各々の広げ部材の後端 に位置し、ハウジングの前端の上にねじで固定され間に広げ部材が径方向に移動 可能に案内された、ハウジングカバーの間に延びる。作動していない状態では、 広げ部材は径方向部材の円周に作用する環状ばねによってまとめられる。 チューブ端を可逆に広げるため、広げ部材の丸くされた端はまず、チューブ端 の中に挿入される。次に、広げ心棒の円錐形の内腔の中へピストンを前進させる ことによって広げ、広がりは広げ部材の係合表面によって規定される。広げ部材 は環状ばねの力に対抗して強制的に離される。このようにして広げられた後、ピ ストンは退き、広げ部材は環状ばねの動作の下で始めの位置に戻される。こうし て広げる間、強制的に離された広げ部材の円周のエッジは広げられるべきチュー ブ端の内壁と係合し、そのためチューブの内壁にノッチが生じ結果として漏れが 生じることがある。広げ部材の凹みの領域で、チューブの内壁は凹みの底に接触 しない。広げ部材の円周のエッジによって生じるノッチは、そのため凹みの領域 には形成されない。凹みは、それらの軸方向の幅が継手の接続部材にある外部フ ランジの軸方向の幅を超えるような寸法にされており、接続部材への接続がノッ チのない領域において起こるようにする。 米国特許第3,385,087号により、たとえば排気管の端などのチューブ 端を広げるための広げ工具が公知である。このような工具は複動の液圧駆動ピス トンによって作動する広げ心棒を含む。広げ心棒は、作動していない状態におい て円錐形の内腔を規定する広げ部材の中にほぼ円錐形に延びる。広げ部材は外側 に円周の溝を有し、その中にたとえばゴムでできた、広げ部材を定位置に支持す る働きをするOリングが嵌め込まれる。チューブ端を上に押付けた後、広げ心棒 は広げ部材を強制的に離すため作動させられ、それによって上に押付けられたチ ューブ端が広げられる。広げる動作の後、ピストンは退き、広げ部材が作動して いない位置に戻ることができるようにする。チューブ端は塑性変形によって広げ られ、その広げられた寸法を保つ。 ドイツ特許公開第4220794号による、可逆に変形可能なプラスチックの チューブのチューブ端を広げるためのさらなる類似の広げ工具は、円周に凹みを 備えていない広げ部材を含む。 ヨーロッパ特許公開第0619152号による広げ工具は、特定的に構成され た接続および案内手段によって広げ部材に接続されたクランプキャップを含む。 さらに、ドイツ特許公開第3817442号とドイツ実用新案第940451 3号とにより、可逆に広げられたチューブ端との接続のための少なくとも1つの 接続部材を含む継手が公知である。チューブ端に堅くかつ封止するように接続す るため、接続部材は、支持部材の自由端に向かって徐々に傾斜する外表面および 反対側に向かって急に傾斜する面を規定する少なくとも1つの支持部を備えてい る。緩やかに傾斜する外表面は広げられたチューブ端の上に押付けることを容易 にする一方、急な傾斜面は緩やかに傾斜する外表面とともに封止エッジを規定す るが、これは堅くかつ封止する接続を形成するためには重要である。 最初に述べた広げ工具は、広げ部材の外周の凹みのため、広げている間、凹み の領域の広げ部材のエッジによってチューブ端の内壁にノッチが形成されるのを 防ぐ。そのため凹みには十分な深さが必要である。しかしながら、強制的に離さ れた広げ部材と凹みとの間に形成される間隙のため、内壁に円周のリブが生じ、 広げ心棒を取除いた後のチューブ端の上に押付ける動作をかなり妨げるほど、広 げられたチューブ端の内部に突出する。発明の開示 したがって、この発明の目的は、広げられたチューブ端と特定の接続部材との 堅くかつ封止する係合を保証し、接続動作に悪影響を及ぼさない、最初に述べた 種類の広げ工具を提供することである。 この発明によれば、この目的は架橋ポリオレフィンに匹敵する自己復帰の習性 を有する材料でできたリングを凹みの中に受けることで達成される。 リングが存在するとき、凹みの区域および広げ部材の間において広げられたチ ューブ端の内壁において均一に変形された領域が形成され、この領域はリングが ない場合より内部への突出が少ない。チューブ端を接続部材の上に押付ける動作 はそれによって容易にされる。さらに、自己復帰可能なリングは、広げ部材をよ りよくまとめることに貢献し、広げ円錐棒が退いた後環状ばねの力に加えて付加 的な復原力を広げ部材に提供するという利点を有する。 封止エッジを含む前述の支持部を含み、広げ部材の凹みおよびリングがこの封 止エッジに整列する、接続部材を有する継手と共に広げ工具を用いることは特に 有利である。特に、広げ部材の凹みは、支持部の封止エッジが凹みに対して対称 に置かれるように軸方向に配置され得る。所望であれば、広げ心棒に1つ以上の 凹みを設け、接続部材に1つ以上の封止エッジを設けることもできる。 広げ心棒のこのような構成において、チューブ端の領域はリングがない時と比 較すると、より少ないが均一に広げられ、その内壁のまわりに円周で閉じるよう に延びる。この領域では接続部材の封止エッジを通過する間、上に押付ける動作 を妨げない小さな広がりおよび自己復帰が起こる。そのため、広げる動作の間広 げ部材の間に起こる間隙にかかわらず、少なくともチューブ端のこの領域はその 内周全体のまわりに封止エッジの両側で接続部材と堅くかつ封止するように係合 し、それによって全体に堅くかつ封止する接続が確実に形成される。図面の簡単な説明 この発明の広げ工具の例示的な実施例は図に示され、以下に参照符号に関連し て詳細に説明されるであろう。 図1は、この発明による広げ工具の例示的な実施例の縦断面図である。 図2は、図1に示される広げ工具のII−IIの線に沿った断面図である。 図3は、図1の詳細部分を通る縦断面図である。 図4は、図1に示される広げ工具の変更された構成の縦断面図である。 図5は、図1または図4に示されるような、広げ工具と共に用いられる継手の 図である。発明の好ましい実施例 図1は、広げ工具を作動するための作動手段2を一方端に含むハウジング1を 含む、広げ工具の第1の例示的な実施例の縦断面図を示す。示される例示的な実 施例では、作動手段2は広げ円錐棒4の形である広げ手段に、たとえばねじ接続 によって接続された液圧駆動ピストン3を含む。液圧駆動ピストン3の代わりに 、たとえば機械的作動手段のような異なる作動手段が設けられてもよい。液圧は 軸方向または径方向にハウジング1に供給され得る。ハウジング1は動作中ハウ ジングを支えることを可能にするよう、支持手段を備えてもよい。ハウジングは また、頭上での作業(overhead work)を可能にするように構成される。 ハウジング1の反対側の端に、ほぼ円筒形の広げ心棒5が配置される。この広 げ心棒5は、広げ円錐棒4に係合しているかまたは係合可能な円錐形の内腔部分 7と、自由端にある円筒形の内腔部分8とを含む内腔6を含む。この自由端にお いて、広げ心棒5は面取り部9を備え、面取り部9は広げ心棒5の周面に対して 5°から20°の範囲内の角度で延びる。面取り部9の限界を定めるエッジは丸 くされている。面取り部9もその丸くされたエッジも、広げるために中に広げ心 棒5を挿入するチューブ端19の内壁への損傷を防ぐ。 広げ心棒5は長手方向に多数に分割され、円筒セクタの形をした多数の広げ部 材10を含む。図2を参照して、例示的な実施例では、広げ心棒5は8つの部分 に分割され、すなわち8つの広げ部材10を含む。広げ心棒5の動作していない 、または作動していない状態では、広げ部材10は円周方向に互いに係合し、こ うしてほぼ円筒形の周面を規定する。 厚くされた部分11が、それぞれ、広げ心棒5の内部端において、または広げ 部材10の内部端において形成される。そこから支持部材が延び、それによって 広げ心棒5はハウジング1の関連のある端で交換可能なように支持される。詳し くは、支持部材の各々は厚くされた部分11の円周から径方向に突出するアーム 12を含み、アーム12はその円周に、たとえば環状ばね14等の付勢手段を受 けるための装着溝13を備える。環状ばね14は径方向に内側に向かう付勢力を 広げ部材に作用させ、そのため広げ部材10は広げ心棒5の作動していない状態 では互いに係合して支持され、またそのため広げ心棒5のほぼ円筒形の周面が形 成される。径方向に突出するアーム12はハウジング1の関連の端壁にある案内 手段の中に径方向に移動可能に置かれ、そのような案内手段は支持プレート15 と、スライド部17を備えた軸受プレート16とを含む。支持プレート15はハ ウジング1の端壁にねじによって取外し可能に装着され、これによりそれぞれ、 広げ部材10または広げ心棒5がハウジング1の端壁に径方向アーム12および 支持プレート15によって交換可能なように配置される。 それぞれの凹み18は広げ部材10上に厚くされた部分11と面取り部9との 中間に位置し、広げ心棒5の閉じた、または作動していない状態において円周溝 を形成するように構成される。好ましくは、凹み18のエッジは広げ心棒5の挿 入時にチューブ端を損傷するのを避けるため面取りされる。 図3の縦断面図は広げ心棒5と凹み18の中に嵌め込まれたリング28とを詳 細に示す。このリングは凹み18を完全にまたは部分的に埋める。これは弾性材 料、または周囲温度で自己復帰可能であり、所望ならば補強され得る材料ででき ている。好ましくは、これは広げられたチューブ端に匹敵する自己復帰の習性を 有する材料でできており、同様に架橋ポリオレフィンからなることもある。 この実施例と以下に説明される例示的な実施例とにおいて、高い機械的応力が かけられる広げ円錐棒および広げ心棒の広げ部材などの部材は、高級な工具鋼か ら製造される。このように、一方では互いに作用し合う部品同士の摩擦および焼 付きが防がれ、他方では高い広げる力の作用の下で広げ部材が変形することが防 がれる。 図1の上半分には作動していない状態の広げ工具が示される。この状態では、 広げ心棒5は広げ心棒5の内腔6の円錐形の内腔部分7の中に単に置かれ、広げ 円錐棒4に作用する軸方向の力はない。広げ部材10はそのとき互いに係合して おり、広げ心棒5は図2に示されるようにほぼ円筒形の本体を形成する。 ピストン3に圧力を加えると、このピストンおよび広げ円錐棒4はハウジング 1の中で広げ心棒5に向かって移動する。広げ円錐棒4はそこで円錐の形をした 内腔部分7の中に強制的に入れられ、そこで広げ部材10は環状ばね14の力に 対抗して径方向に強く離される。図1の下半分は移動通路の最終の位置にある広 げ円錐棒4を示し、この位置において広げ心棒5の最大の広がりが達成される。 このように広げる間、広げ部材10の間に生じる間隙は、広げ部材10の凹み 18内に受けられそこで共に広げられるリング28によって架橋される。 チューブ端を広げるためには、広げ工具の作動していない状態で広げ心棒5が チューブ端19の中に挿入され、チューブ端19の材料は好ましくは架橋ポリオ レフィン等の、周囲温度で自己復帰可能な材料である。このような挿入の間、チ ューブ端19の端壁は厚くされた部分11に係合し、そのため広げられるべきチ ューブ端19の軸方向の長さの限界が定められる。広げ円錐棒4を作動すると、 広げ部材10は環状ばね14の力に対抗して外側に向かって強いられ、それによ ってチューブ端19は対応する量だけ広げられる。この動作の間、チューブ端1 9の内表面は広げ心棒5の外表面と係合するが、凹み18に受けられ、強制的に 離された広げ部材10の間の間隙に架橋するリング28の領域では完全には係合 しない。これに対応して、円周方向に延び内側に突出し、かつ凹み18の深さ、 リング28の厚さ、および広げ部材5の間の領域における広げられたリング28 の延長部分によって定められた高さを有する、セクションまたはランドが広げら れたチューブ端19の内壁に形成される。 広げられたチューブ端19の内壁において形成されたリング28およびそれに よって形成されるランドが重要であることは、広げられたチューブ端19がその 自己復帰によって接続される継手を考慮するとき認められるであろう。このよう な継手は、たとえばドイツ実用新案第G9404513号による管継手のように 構成することもでき、図5の縦断面図に示される。管継手20は、両端に接続部 材21を含む一直線のチュービングのピースを規定する。接続部材21の各々は 、チューブ端19のような広げられたチューブ端に接続するための支持部22を 含む。支持部22の各々は、管継手21の自由端に向かって緩やかに傾斜する外 表面23と、他の側では急に傾斜する封止エッジ24とを含む。 広げ部材10の凹み18は、接続部材21の封止エッジ24の軸方向の位置に 整列し、その接続部材21の上に広げられたチューブ端19が置かれる。好まし くは、封止エッジ24は凹み18に対して対称に配置され、広げられた後チュー ブ端19の内壁の円周に残るランドもまた、軸方向に封止エッジ24に対して対 称に延びるようにされる。これらのランドはリング28がないときほど内側に突 出せず、それによって広げられたチューブ端19を封止エッジ24にわたって接 続部材21の上に押付ける動作を容易にする。しかしながらその他では、ランド はまた、短期間にわたって同様に可逆に変形される。その結果、これらのランド は自己復帰の後、全周で封止エッジ24の両側にある接続部材21と係合し、こ れによってチューブ端19と接続部材21との堅くかつ封止する接続が少なくと もこの領域において得られる。さらに、リング28の存在が広げ心棒5の広げ部 材10をまとめる効果と、それに広げ円錐棒4が退いた後環状ばね14の力に加 えてさらなる復原力を与える効果とを有するため、リング28は付勢手段の一部 を表わす。 管継手20の接続部材21は、所望ならば1つ以上の封止エッジ24を含むこ とができ、そのような場合は、1つまたは2つ以上の凹み18が広げ心棒5の対 応する位置に存在する。 図4は図1に対応する図であり、広げ工具の変更された構成を示す。この中の 同一の部品は同じ参照符号によって示される。そこでは、広げ円錐棒4と共働す る液圧駆動ピストン3である作動手段2を含むハウジング1が認められるであろ う。 広げ心棒25は、全体を通して円錐の形状であり広げ心棒25の軸方向の長さ 全体に沿って延びる内腔26を含む。ここでもまた、広げ心棒25は環状ばね1 4の付勢力の下にまとめられた8つの広げ部材からなる。環状ばね14は径方向 アーム12の装着溝13内に支持され、径方向アーム12は、広げ心棒25の内 部端にある厚くされた部分11から延び、支持プレート15とスライド部17を 有する軸受プレート16との間のハウジング1の端壁に径方向に移動可能に配置 される。 広げ心棒25の丸くされたエッジは面取り部9によって広げ心棒25の残りの 部分に接続される。少なくとも1つの凹み18は面取り部9と広げ部材10の厚 くされた部分11との中間に位置付けられ、リング28(図示せず)が図3に示 されるようにその中に嵌め込まれる。この広げ工具の機能および動作のモードは 上に図1から図3に関連して説明したものに対応する。 請求の範囲 1.架橋ポリオレフィンでできたチューブ端を一時的に広げるための広げ工具で あって、 ほぼ円筒形の広げ心棒(5、25、27)を含み、前記広げ心棒は少なくとも 部分的に円錐形の内腔(6、26)を備え、実質的に円筒形のセクタの形を有す る複数の広げ部材(10)に軸方向に分割されており、前記広げ工具は、広げ部 材(10)の外周から突出するそれぞれの支持部材と、支持部材に作用してほぼ 円筒形の広げ心棒(5、25、27)を形成するために広げ部材(10)を互い に係合するよう付勢するための付勢手段と、丸くされた自由端と支持部材との間 にそれぞれの広げ部材の円周に沿って延びる凹みと、中に支持部材が径方向に移 動可能に案内されるハウジング(1)と、広げ心棒(5、25、27)の少なく とも部分的に円錐形の内腔(6、26)を係合するための円錐形の広げ手段(4 )と、広げ心棒(5、25、27)の内腔(6、26)内で広げ手段(4)を可 逆に軸方向に移動させ、それを付勢手段の力に対抗して広げるための作動手段( 2)とをさらに含み、 架橋ポリオレフィンに匹敵する自己復帰の習性を有する材料でできたリング( 28)を凹み(18)が受けることを特徴とする、広げ工具。 2.リングの材料は補強された材料を構成することを特徴とする、請求項1に記 載の広げ工具。 3.リングが架橋ポリオレフィンでできていることを特徴とする、請求項1に記 載の広げ工具。 4.リング(28)は実質的に凹み(18)を埋めることを特徴とする、請求項 1から3のいずれかに記載の広げ工具。 5.各々の広げ部材(10)は丸くされた自由端と凹み(18)との間に面取り 部(9)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の広げ工具。 6.面取り部(9)は面取りされたエッジによって限界が定められることを特徴 とする、請求項1に記載の広げ工具。 7.少なくとも1つの封止エッジ(24)を有する接続部材(21)を含む継手 と共に用いるための広げ工具であって、広げ部材(10)の凹み(18)が接続 部材(21)の封止エッジ(24)と対称に整列させられることを特徴とする、 請求項1に記載の広げ工具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ほぼ円筒形の広げ心棒(5、25、27)からなる広げ工具であって、 前記広げ心棒は少なくとも部分的に円錐形の内腔(6、26)を備え、実質的 に円筒形のセクタの形を有する複数の広げ部材(10)に軸方向に分割されてお り、前記広げ工具は、広げ部材(10)の外周から突出するそれぞれの支持部材 と、支持部材に作用してほぼ円筒形の広げ心棒(5、25、27)を形成するた めに広げ部材(10)を互いに係合するよう付勢するための付勢手段と、中に支 持部材が径方向に移動可能に案内されるハウジング(1)と、広げ心棒(5、2 5、27)の少なくとも部分的に円錐形の内腔(6、26)を係合するための円 錐形の広げ手段(4)と、広げ心棒(5、25、27)の内腔(6、26)内で 広げ手段(4)を軸方向に移動させ、それを付勢手段の力に対抗して広げるため の作動手段(2)とをさらに含み、 広げ部材(10)の各々が、自由端と支持部材との中間に位置し広げ部材(1 0)の円周に沿って延びる凹み(18)を含むことを特徴とする、広げ工具。 2.凹み(18)は面取りされたエッジによって限界が定められることを特徴と する、請求項1に記載の広げ工具。 3.リング(28)が自己復帰可能な材料でできており、凹み(18)に収容さ れることを特徴とする、請求項1または2に記載の広げ工具。 4.リング(28)は実質的に凹み(18)を埋めることを特徴とする、請求項 3に記載の広げ工具。 5.リングの材料は(i)弾性材料、(ii)周囲温度で自己復帰可能な材料、ま たは(iii)自己復帰の習性を有し広げられるべきチューブ端の材料に匹敵する 材料、のいずれかから選択されることを特徴とする、請求項3または4に記載の 広げ工具。 6.リングの材料は補強された材料を構成することを特徴とする、請求項5に記 載の広げ工具。 7.支持部材は広げ部材(10)の自由端から離れた端領域において広げ部材か ら延びる径方向アーム(12)を規定することを特徴とする、請求項1から6の いずれかに記載の広げ工具。 8.ハウジング(1)は端壁とそこに支持部材を径方向に移動可能なように案内 するための案内手段(15、16、17)とを含むことを特徴とする、請求項7 に記載の広げ工具。 9.広げ部材(10)はハウジング(1)の端壁に交換可能に配置されることを 特徴とする、請求項8に記載の広げ工具。 10.案内手段のガイド部材(15)はハウジング(1)の端壁に取外し可能に 装着され、広げ部材(10)は支持部材および取外し可能に装着されるガイド部 材(15)によってハウジング(1)の端壁に交換可能に支持されることを特徴 とする、請求項9に記載の広げ工具。 11.広げ部材はそれらの自由端にそれぞれ面取り部(9)を含むことを特徴と する、請求項1から10のいずれかに記載の広げ工具。 12.面取り部(9)は丸くされたエッジによって限界を定められることを特徴 とする、請求項11に記載の広げ工具。 13.広げ部材(10)の自由端から離れた端領域は厚くされた部分(11)を 含み、前記厚くされた部分(11)は、そこから支持部材が延び、かつ、広げ心 棒(5、25、27)の上に配置可能な広げられるべきチューブ端(19)に対 する係合エッジを規定することを特徴とする、請求項1から12のいずれかに記 載の広げ工具。 14.少なくとも1つの凹み(18)は厚くされた部分(11)と面取り部(9 )との中間に形成されることを特徴とする、請求項13に記載の広げ工具。 15.少なくとも1つの封止エッジ(24)を有する接続部材(21)を含む継 手と共に用いるための広げ工具であって、それぞれの広げ部材(10)の少なく とも1つの凹み(18)が接続部材(21)の少なくとも1つの封止エッジ(2 4)と整列させられることを特徴とする、請求項14に記載の広げ工具。 16.少なくとも1つの封止エッジ(24)は少なくとも1つの凹み(18)に 対して対称に置かれることを特徴とする、請求項15に記載の広げ工具。 17.広げ心棒(5)の内腔(6)は円錐形の内腔部分(7)および円筒形の内 腔部分(8)から構成されることを特徴とする、請求項1から16のいずれかに 記載の広げ工具。 18.広げ心棒(25)の内腔(26)はその軸方向の長さ全体に沿って円錐の 形状であることを特徴とする、請求項1から17のいずれかに記載の広げ工具。
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