JPH11500352A - 油及び/又は脂肪処理用吸着剤 - Google Patents

油及び/又は脂肪処理用吸着剤

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JPH11500352A JP8525380A JP52538096A JPH11500352A JP H11500352 A JPH11500352 A JP H11500352A JP 8525380 A JP8525380 A JP 8525380A JP 52538096 A JP52538096 A JP 52538096A JP H11500352 A JPH11500352 A JP H11500352A
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Abstract

(57)【要約】 交換性一価及び二価カチオンを有する無機担体材料を基礎とする吸着剤であって、前記担体材料の比表面積が100m2/gより大であり、カチオン交換能が30mg当量/100gより大であり、細孔容積が0.15ml/gより大であり、8gの担体材料を100mlのH2Oに懸濁させた水性懸濁液のpH値が7.5より小であり、かつ、少なくとも60%、好適には70%の交換性一価及び/又は二価カチオンが、ルイス酸として作用するカチオン、好適にはAl3+カチオンと交換することを特徴とする吸着剤。

Description

【発明の詳細な説明】 油及び/又は脂肪処理用吸着剤 本発明は、特に鉱物性、植物性、及び/又は動物性の油及び脂肪の処理、とり わけ着色物質を除去するのに適した吸着剤に関する。 交換性カチオンを有する吸着剤は、この目的用として既に知られており、特に 以下の三つの群に属する。 1.天然活性漂白粘土 いわゆるフラー土は、19世紀中頃より、植物油、動物脂肪及び鉱油の精製用 に用いられてきた。これらは、好適な酸由来のベントナイト(特にCaベントナイ ト)を含むが、好適な酸由来のパリゴルスカイト及びスメクタイトの天然混合物 も含む。これらの天然活性粘土は、通常乾燥させて粉砕しただけのものである。 従って、植物油及び鉱油中の漂白活性に関しては、それらは天然の性質にかなり 依存する。これらの粘土は、必要であれば、少量の酸で変性して、限界内で吸着 効果を最適化することができる(欧州特許第A-0398636号明細書)。 2.酸活性ベントナイト 天然のフラー土よりも活性が優れていることがわかっている酸活性化ベントナ イトは、1908年頃から市販されていた(O.Eckart,Die Bleicherde,第9頁 (1929),Verlag Serger & Hepel,Braunschweig)。酸活性ベントナイト (漂白粘土)は、ベントナイトの懸濁液を無機酸(例えばH2SO4、HCl)を 用いずに処理して製造する。 ベントナイト原料の主鉱物モンモリロナイトは、天然の、シリケート薄層の一 つが他のシリケート薄層の上に積み重なって構成されている膨潤性層状シリケー トである。各々の薄層は、二つの(SiO4)テトラヘドラル層と、その間に位置す る(Al(OH)42)オクタヘドラル層から構成される。モンモリロナイトは、い わゆ るジオクタヘドラル層状のシリケートであり、即ち、三つの起こりうるオクタヘ ドラルの間隙のうちの二つだけがアルミニウムイオンに占有されている。オクタ ヘドラルの間隙内のAlイオンは、Mgイオンのような二価のカチオンにより同形 的に置換され得る。三価のAlイオンを二価のMgイオンで置換すると、過剰の負 電荷を結晶内に生ずる。この過剰の負電荷は、シリケート薄層間で、Na+、Mg2 + 、Ca2+のようなカチオンにより等しくなり、すなわち全体として電気的に中性 である。層間に位置するカチオンは、他のカチオンと交換可能であり、従ってベ ントナイトはカチオン交換体である。 酸活性化の間、シリケート薄層のオクタヘドラル層で、酸の攻撃が起こる。オ クタヘドラル層に位置する、Al3+、Mg2+並びにFe3+のようなカチオンは、溶 解する。酸活性化後の交換性カチオンは本質的にAl3+イオン(イオン交換能( IEC)20〜50%)、Mg2+並びにCa2+イオン(約30%)、並びにFe3+イオン (約10%)からなる。交換性カチオンの10〜20%は、H3+として存在し、これ は酸処理により挿入されたものである。酸処理の型により、交換性カチオンの比 をいくらか変化させることが出来るが、交換性Al3+の量を(総IECの%で表 わして)50%より著しく上昇させることは出来ない。 酸活性化の後、まだモンモリロナイト構造が残っていることを示す芯部は、( かつてモンモリロナイト構造のテトラヘドラル層であった)無定型のケイ酸層 1983年、第23巻、第322頁参照)。 酸攻撃により、ベントナイトのカチオン交換能は、その由来によって、酸攻撃 の強度の機能として50〜120mg当量/100gベントナイトから、約20〜80、特に30〜 50mg当量/100gまで減少し、そのために、残存しているモンモリロナイト芯部が 関与する。Ca2+、Mg2+、Al3+並びにFe3+イオンは、好適には交換性カチオン として層の間に位置する。用いた各々の粗製粘土は、植物油中での漂白活性に関 して、酸処理後に残存するカチオン交換能と相対的に、最適性を示す。比表面積 は、粗製の粘土により、最初は酸活性の増加に伴って約40〜90m2/gから約180〜4 00m2/gまで上昇するが、継続する酸の攻撃により再度減少するのは、形 成する無定型ケイ酸が鎖状構造および環状構造に架橋するからである。比表面積 も、植物油中での漂白粘土の作用に対して決定的であり、かつ、酸攻撃の強度に 影響される再適正を示す。 粗製ベントナイトの細孔容積も、酸攻撃により著しく変化する。粗製ベントナ イトは、0.1ml/g未満の細孔容積を有し、直径0〜80nmで細孔中に分散されている 。既に天然漂白活性を示す粗製ベントナイトは、0.15〜0.3ml/gの間の細孔容積 を有する。酸攻撃の増加に伴い、細孔容積は主として直径14nmまでのより小さい 細孔となって増加する。植物油中での漂白活性の増加は、この範囲内で達成する ことも出来る。酸活性の継続に伴い、より大きい細孔(>25nm細孔直径)のパー センテージは、より小さい細孔を犠牲にして増加する。同時に、漂白活性の減少 が観測される。従って、酸活性の程度は、吸着剤の漂白活性における細孔容積を 経た効果をも有する。 従って、結論は、植物油中での良好な漂白活性は、最適のイオン交換能、比表 面積及び細孔容積が製品において製造されるために十分に酸攻撃が行われたとき のみ得られる酸活性漂白粘土の製造に至る。 H+イオン及びAl3+イオンの存在は、良好な漂白粘土を計算するための本質的 な指標の一つである。これらのイオンは、酸で処理する間に、層の間で交換する 。これは、Al3+イオンをはじめに酸でモンモリロナイト結晶から溶解させ、次 いでカチオン交換反応を経て層間で部分的に交換させる方法で行う。H3+イオ ンの交換は酸処理の間に直接的に起こる。 油中で使用する量をより制限するために、植物油中での漂白粘土の効果を更に 増加させる必要がある。 3.合成漂白粘土 欧州特許第EP-A-0269173号明細書は、合成の、熱再生性漂白剤及びその植 物油漂白への使用について記載している。ヒドロゲルは、結晶化の間にNaシリ ケート及びH2SO4にAl2(SO4)3溶液を添加することにより製造される。この 生成物を乾燥して焼成する。生成物の高イオン交換能は、43mg当量/100gであり 、このうち32%はNa+イオンに関係し、65%はAl3+イオンに、4%はCa2+イオ ンに 関係する。合成を制御することによって、Al3+イオンのパーセンテージを増加 することは出来ない。生成物の漂白活性は亜麻仁油及び大豆油には用いることが 出来るが、この漂白剤はヤシ油の処理には適さない。 ドイツ特許第DE-A-2036819号明細書には、金属シリケートが合成漂白剤と して記載されている。例えば、Alシリケートは、水ガラスと共にAl2(SO4)3 を加熱することにより製造される。主に金属水酸化物から成る沈殿生成物を、乾 燥により金属酸化物に変換し、次いで粉砕する。この組成物は沈殿方法による狭 い限界内に定められており、合成後のイオン交換については記載されていない。 この漂白剤は、亜麻仁油及び大豆油には受け入れられるが、ヤシ油には受け入れ られない漂白活性を示す。 漂白土の特性及び油の精製への使用と同様に、漂白土の製造に最も重要な粘土 23巻(1977年)に記載されている。漂白粘土のイオン交換能に関する一般的な意 見が述べられており、種々の中間層カチオンの効果はもちろん組成に関する主張 もされていない。三価のイオンの取り込みについては、特に記載されていない。 この発明の基礎にある仕事は、天然漂白粘土、酸活性スメクタイト及び合成漂 白粘土の漂白作用を、とりわけヤシ油漂白の点から改善することである。 驚くべきことに、これらの物質の漂白活性が見出され、それへのイオン交換用 量は通常、ルイス酸として作用するカチオン、とりわけAl3+イオンが、交換可 能な部位で交換されるときに改善できる。更に、以下のものがルイス酸として作 用するカチオンとして交換できる:Zr3+/4+、Sn2+/4+、Zn2+、Ti3+/4+、Co2+ 、Ni2+、Fe3+、Cr3+、B3+、Mn2+/3+/4+。 本発明の目的は、従って、交換性の一価及び二価のカチオンを有する無機担体 材料を基礎とする吸着剤であって、担体材料の比表面積が100m2/gより大であり 、そのカチオン交換能が30mg当量/100gより大であり、その細孔容積が0.15ml/g より大であり、100mlのH2Oに8gの担体材料を懸濁させた水性懸濁液のpH値が7 .5未満であり、かつ、少なくとも60%、好適には少なくとも70%の交換性一価及 び/又は二価のカチオンが、特にAl3+カチオンのようなルイ ス酸として作用するカチオンにより交換されることを特徴とする吸着剤である。 中でも、以下のものが、本発明の吸着剤用の担体材料として使用することが出 来る。: 1. 比表面積が100m2/gより大、カチオン交換能が30mg当量/100gより大であり 、細孔容積(d=0〜80nm)が0.15ml/gより大であり、100mlのH2Oに8gの担体材 料を懸濁させた水性懸濁液のpH値が7.5未満であるスメクタイトを基礎とする天 然活性粘土。 2. 比表面積が200m2/gより大、カチオン交換能が30〜50mg当量/100g、細孔容 積(d=0〜80nm)が0.25ml/gより大であり、かつ100mlのH2Oに8gの担体材料を 懸濁させた水性懸濁液のpH値が約2〜6であるスメクタイトを基礎とする酸活性 粘土鉱物。 3. 例えば以下の方法: a)アルミニウム塩を水ガラス(Naシリケート)と沸騰温度で反応させる; または、 b)Naシリケートおよび硫酸からのヒドロゲルの製造において、アルミニウム 塩をヒドロゲルに添加する、 に従って製造できるケイ酸アルミニウムを基礎とする合成漂白粘土。 このケイ酸アルミニウムは、300m2/gより大きく、好適には300〜600m2/gの比 表面積、約30〜60mg当量/100gのカチオン交換能、0.2ml/gより大きい細孔容積を 有し、並びに100mlのH2O中に8gの担体材料を懸濁させた水性懸濁液のpH値が3 〜6である。 本発明の他の目的は、ルイス酸として作用するカチオン(平易のために以下「 ルイス酸カチオン」いう)を有する塩の溶液においてルイス酸カチオンのモル過 剰が担体材料のカチオン交換能の少なくとも2倍である溶液で、担体材料を処理 し、次いですぐに過剰の塩溶液を除去し、残渣を洗浄し、乾燥し、及び任意に焼 成することを特徴とする前記吸着剤の製造方法である。 この方法を好適に行うために、ルイス酸カチオンの負荷した残渣を、洗浄水中 の遊離カチオン含有量が100mg/lより少なくなるまで洗浄する。 ルイス酸カチオンの交換は、一般的に、水中で出発材料を分散させ、過剰のル イス酸塩を用いて行う。好適には高温で、充分に接触させた後、濾過及び洗浄す る。得られた吸着剤を次いで乾燥し、粉砕し、かつ任意に(特に合成漂白粘土に おいては)焼成する。このように処理した吸着剤は、交換性なルイス酸カチオン 、特にAl3+イオンの形態で、任意に前述の群からの他のカチオンと結合して、6 0〜90%、好適には70〜90%の総イオン交換能を示す。 植物油中、特に亜麻仁油及びヤシ油中の、吸着剤の漂白活性の重要な改良は、 吸着剤が少量で使用できる実施しやすい条件下で、この処理により与えられる。 ルイス酸カチオンの交換により増加するルイス酸性度は、油漂白において重要な 役割を果たしているらしい。 しかしながら、必要条件は、吸着剤の細孔が詰まらないように、付着している 過剰の塩を強く洗浄して除去することである。 合成漂白粘土中のイオン交換は、ケイ酸アルミニウムの合成の後に、カチオン 過剰のルイス酸カチオンを有する塩溶液中で、15分〜8時間の間にわたり、好適 には20分〜2時間の間にわたり、約20〜95℃、好適には約40〜80℃の温度で、再 分散することによって起こる。ルイス酸カチオンの交換後に、生成物を通常は濾 過し、H2Oで再分散し、再度濾過してH2Oで洗浄する。洗浄した生成物を乾燥 し、好適には噴霧乾燥により乾燥して、かつ任意に約600〜850℃で焼成する。焼 成した生成物は、通常粉砕する。 本発明の他の目的は、本発明の吸着剤を植物又は動物油及び/又は脂肪又は鉱 物油の処理に使用することである。 特許請求の範囲で述べた定義されている特徴は、以下のように決定される: 1.比表面積:BET法(ドイツ工業品標準規格(DIN)66 131による窒 素での単一点法;予め110℃で2時間以上脱気する)に従う。 2.イオン交換能(IEC):100℃で乾燥させた担体材料2gを、2N NH4 Cl溶液100mlを用いて1時間還流する。16時間静置した後、試料を濾別し、最後 の洗浄液中には、もはやNH4イオンがネスラー試薬によって検知されなくなる まで、約800mlの蒸留水で洗浄する。 洗浄した試料を110℃で1時間乾燥し、粉砕し、再度110℃で1時間乾燥し、次 いですぐ硫酸中で温浸させ、NH4含有量をケルダールに従って測定する。IE C(mg当量/100g試料)は、NH4イオン当量に相当する。 総IECは、吸着剤の総IEC中の交換性カチオンの割合と同様に、同じ様式 で決定できる。 この方法によれば、中間の格子位置からのカチオンのみが交換される。層状の 薄層中に結合しているカチオン(Al3+、Fe3+、Mg2+)は、溶液中には入らな い。 3.細孔容積:吸着剤又は担体材料のマクロ細孔容積(直径d=0〜80nmの細 孔の)は、四塩化炭素蒸気を物質に作用させ、四塩化炭素の吸着による重量増加 を測定することにより決定する。特定の直径を有する細孔を測定するために、特 定量のパラフィンを液体四塩化炭素に添加して、四塩化炭素の蒸気圧を減少させ る。特に、測定のために、はかりびんに入れた1〜2gの試料を130℃の乾燥箱中で 乾燥させる。正確に秤量した試料の入ったはかりびんを、25mlのパラフィンと18 4mlの四塩化炭素との混合物を含む真空デシケータ内に置いて、0〜80nmの細孔を 測定する。デシケータを目盛り付きの冷却トラップ、マノメータに連結して減圧 し、内容物を沸騰させる。四塩化炭素10mlが蒸発して冷却トラップ内で沈殿する 。次いでデシケータ内容物を、室温で16時間平衡させ、その後直ぐ空気を徐々に 通じる。はかりびんを直ちに密封し、再秤量する。 値は、物質のg当たりに吸着したCCl4のmgで計算する。四塩化炭素の濃度( 20℃においてd=1.595g/cm3)で割ることにより、細孔容積が、ml/物質g: 重量増加/(重量×CCl4濃度) で得られる。 4.pH値:述べた方法は、H.A.Benesi,R.U.Bonnar等の分析化学、1 955年12月、第27巻、第1963頁に記載されている。 担体材料8gを100mlの蒸留水に分散させる。簡単に沸騰させた後、室温まで冷 却する。冷却した懸濁液のpH値をpH電極で測定する。 本発明を以下の実施例により説明する。 実施例1 以下の特性を有する天然活性ベントナイト粗製粘土を用いた: IEC(mg当量/100g) 39 比表面積(m2/g) 150 細孔容積(0〜80nm、ml/g) 0.3 pH値 5.3。 交換性カチオンの当量は、総IECと同様に、表1(下記1b)に示した。 500mlの水に100gの粗製粘土(乾燥物を意味する)を分散させた。次いで20gの Al2(SO4)3・18H2O(総IECに対して12倍モル過剰)を添加した。pH値は 、2NのH2SO4でpH2に調節した。懸濁液を50℃で1時間攪拌した。これを濾 過して各200mlの(蒸留)H2Oで2回洗浄した。次いで乾燥箱で乾燥させて粉砕 した(実施例1a)。得られた生成物を乾燥させて粉砕した粗製ベントナイトと比 較した(実施例1b)。 総イオン交換能(IEC)及びIEC中の交換性カチオンのパーセンテージを 決定した。結果を表1に示した。 実施例1aの交換性カチオンのIECの合計は、この方法の精度の範囲内で、総 IECに相当した。交換したルイス酸カチオン(Al3+及びFe3+)の合計は、30 .3mg当量/100g(全ての交換性カチオンの77%)であった。実施例1bにおいて、 交換したカチオンのIECの合計は、総IECを超えた。このことは、IECの 測定(NH4Clで還流煮沸)の間に、付随的な鉱物(例えばCaCO3)も溶解し 、 それのカチオンが、濾液中の交換性カチオンに伴って更に回収されるという事実 に帰着する(大部分はCa2+)。このことは、実施例1aの場合には起こらず、こ の理由は、可溶性カチオンは酸性硫酸アルミニウム溶液で処理する間に既に溶解 し、かつその後濾別されるからである。実施例1bにおいては、ルイス酸カチオン (Al3+及びFe3+)の合計は、9.0mg当量/100g(全ての交換性カチオンの23%) である。 漂白実験 亜麻仁油の漂白 濾過した粗製亜麻仁油80gを250mlガラスビーカー中に秤量した。2.5%の吸着 剤を導入した後、沸騰した水浴中で30分間加熱した。 次いで減圧吸引濾過器で濾過した。油は、最後に折りたたみの濾過器を通して 濾過した。 漂白効果を評価するために、460nmの透過に関して光度計(日立U-1000分光計 )中で油を測定した。結果を表2に示す。 ヤシ油の漂白効果 濾過した粗製ヤシ油(約50℃で溶融)80gを、250mlの三口フラスコに入れた。 2.5%の漂白剤をこの油に添加した。次いで50mbarの減圧にした。攪拌しながら 、キノコ型加熱器で100℃まで加熱した。この温度になってから更に30分間加熱 した。次いで攪拌しながら減圧下で80℃まで冷却した。減圧吸引濾過器で濾過し て、最後に折りたたみの濾過器を通して濾過した。 油の明度をロビボンド色数の測定により測定した。51/4"セルを測定に使用し た。結果を表3に示す。 本発明の吸着剤(実施例1a)は、担体材料(実施例1b)よりも良好な赤の値を 示した。 実施例2 250m2/gの比表面積、31.5mg当量/100gのIEC、及び0.35ml/gの細孔容積を有 する酸活性漂白粘土の濾滓(濾過生成物−Tonsil Optimum(登録商標)の前 駆体,Sud-ChemieAG)100gを、4%Al2(SO4)3溶液(総IECに対して12 倍モル過剰)500ml中に懸濁させた。pH値をH2SO4で2に設定した。懸濁液を 50℃で1時間攪拌し、次いで、 a) 各200mlの(蒸留)H2Oで2回洗浄した(実施例2a)、 b) 洗浄しなかった(実施例2b)。 比較のため、濾滓の一部をとどめた(実施例2c)。生成物を110℃の乾燥箱中 で1時間乾燥させ、粉砕した。交換性カチオンの当量及び総IECを測定した。 全ての試料の総IECは、約32mg当量/100gにおいて変化しなかった。漂白 粘土濾滓(2c)中の交換性Al3+イオンのパーセンテージは、約50%であった。 交換性Ca2+イオンのパーセンテージは23%、交換性Mg2+イオンのパーセンテー ジは13%、並びに交換性Fe3+イオンのパーセンテージは8%であった。Al3+の イオン交換と引き続く洗浄(2a)の後に、以下のイオンが記載したパーセンテー ジで含有された: Al3+ 89% Fe3+ 8% Mg2+ 2.6% Ca2+ 2.4 102% 2%の超過は、この方法の誤差範囲内にある。 実施例2bの試料においては、Al3+の有意な超過が認められ、すなわち、過剰 のAl塩が漂白粘土の表面に付着して高いAl3+IECに見せかけている。油の漂 白に必要な細孔を、Al塩が占有する。 2a、2b及び2cからの試料を、以下のように油漂白に用いた: −亜麻仁油:漂白手順に関する詳細は実施例1を参照。 −粗製ヤシ油、1.5%漂白粘土添加。T=120℃、t=30分、p=50mbarで処理。 漂白手順に関する詳細は実施例1を参照。 −脱ガム大豆油。0.5%漂白粘土添加。T=90℃、t=30分、p=20mbarで処理 。 −脱ガム菜種油、0.5%漂白粘土添加。T=110℃、t=30分、p=20mbarで処理 。 処理した油を冷却し、反応容器を通気及び濾過した。得られた油をロビボンド 装置又は光度計(亜麻仁油)で測定した: 結果を表5に示した。 試料2aは、全ての油において試料2cよりも漂白効果が優れていた。このことは 、ヤシ油及び亜麻仁油において、特に有意であった。試料2bは試料2cに比較して 、改良が認められなかった。他の方法では、過剰のAl塩が漂白粘土の細孔を占 有し、Al3+交換のはっきりした効果及び結果の漂白活性と比較した細孔容積の 減少が相互に相殺するので、このことは、イオン交換後の洗浄の必要性を実証し ている。 実施例3 250m2/gの比表面積、29mg当量/100gのIEC、及び0.35ml/gの細孔容積を有す る酸活性漂白粘土(濾過生成物−Tonsil Optimum(登録商標)の前駆体、Su d-Chemie AG)の濾滓100gを、2.45%ZnCl2溶液(13倍モル過剰)500mlに 懸濁させた。 H2SO4でpH値を2に設定した。懸濁液を、50℃で1時間攪拌し、次いで、 a) 各200mlの(蒸留)H2Oで2回洗浄した(実施例3a)、 b) 洗浄しなかった(実施例3b)。 比較のため、濾滓の一部をとどめた(実施例3c)。生成物を乾燥箱中110℃で 1時間乾燥させ、粉砕した。総IECと同様に交換性カチオンの当量も測定した 。 3a、3b及び3cからの試料を、以下のように油漂白に使用した: −亜麻仁油:漂白手順に関する詳細は実施例1を参照。 −ヤシ油:実施例2のような漂白条件。漂白手順に関する詳細は実施例1を参 照。 −菜種油:実施例2のような漂白条件。漂白手順に関する詳細は実施例1を参 照。 結果を表7に示した。 試料3aは、全ての油において試料3cよりも漂白効果が優れていた。試料3bは試 料3cに比較して亜麻仁油及びヤシ油において低下を示し、菜種油において改良を 示したが、試料3aのそれには至らなかった。洗浄工程の明白な効果が、 ここでも同様に認められた。 実施例4 独特許第DE-A-2036819号明細書の実施例9に従い、植物油の漂白に適した 合成吸着剤を、以下のように製造した: 5.6kgのAl2(SO4)3・18H2Oを14lの(蒸留)H2Oに溶解し、沸騰するまで 攪拌しながら加熱した。2.4kgの水ガラス溶液(37/40°Be)を、14lの(蒸留 )H2Oに溶解し、30分に亘って徐々に計測した。更に、還流煮沸下で4時間攪 拌した。 凝集沈澱を濾過して洗浄した。得られた濾過生成物を乾燥し、二等分に分けた :一つめの半分は約10lのH2Oに懸濁させて噴霧乾燥した(実施例4a、比較試 験)。もう一つの半分は、実施例1及び2と同様の方法で、4%Al2(SO4)3溶 液に懸濁させ、50℃で1時間攪拌しながら加熱する。次いで濾過、洗浄及び噴霧 乾燥した(実施例4b、発明実施例)。両方の生成物を次いで700℃で1時間焼成 し、冷却及び粉砕した。 総IECと同様に交換性カチオンの当量を測定した: 漂白実験 生成物4a及び4bを、亜麻仁油、ヤシ油、及び菜種油の漂白に使用した: 亜麻仁油 T=100℃、t=30分、2.5%漂白剤 ヤシ油 T=120℃、t=30分、p=50mbar、2.5%漂白剤 菜種油 T=110℃、t=30分、p=20mbar、0.5%漂白剤 実験的漂白の実施に関する詳細は、実施例1〜3に記載されている。 結果を表11に示す。 試料4aと4bの比較は、Al3+イオンが交換された生成物のより良好な漂白特性 を明確に示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アイケ,ヘルムート ドイツ連邦共和国、デー−85368 モース ブルク、ブリューテンシュトラーセ 10 (72)発明者 シャル,ノーベルト ドイツ連邦共和国、デー−83465 ランゲ ンプライジング、アム シュトロゲンカナ ール 10 (72)発明者 ツシャウ,ヴェルナー ドイツ連邦共和国、デー−82237 シュタ イネバッハ、ブルグゼルベルク 4 (72)発明者 ヘーン,ラインハルト ドイツ連邦共和国、デー−84186 ビルシ ャイム、ビルケンベーク 12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.交換性一価及び二価カチオンを有する無機担体材料を基礎とする吸着剤であ って、前記担体材料の比表面積が100m2/gより大であり、カチオン交換能が30mg 当量/100gより大であり、細孔容積が0.15ml/gより大であり、8gの担体材料を100 mlのH2Oに懸濁させた水性懸濁液のpH値が7.5より小であり、かつ、少なくと も60%、好適には70%の交換性一価及び/又は二価カチオンが、ルイス酸として 作用するカチオン、好適にはAl3+カチオンと交換することを特徴とする吸着剤 。 2.前記担体材料は、比表面積が100m2/gより大であり、カチオン交換能が30mg 当量/100gより大であり、細孔容積が0.15ml/gより大であり、8gの担体材料を100 mlの水に懸濁させた水性懸濁液のpH値が7.5より小であるスメクタイトを基礎と する天然活性粘土であることを特徴とする請求項1に記載の吸着剤。 3.前記担体材料は、比表面積が200m2/gより大であり、カチオン交換能が30〜5 0mg当量/100gであり、細孔容積が0.25ml/gより大であり、8gの担体材料を100ml の水に懸濁させた水性懸濁液のpH値が約2〜6であるスメクタイトを基礎とする 酸活性粘土鉱物であることを特徴とする請求項1に記載の吸着剤。 4.前記担体材料は、比表面積が300m2/gより大、好適には300〜600m2/gであり 、カチオン交換能が30〜60mg当量/100gであり、細孔容積が0.2ml/gより大であり 、8gの担体材料を100mlの水に懸濁させた水性懸濁液のpH値が3〜6であるケイ酸 アルミニウムを基礎とする合成漂白粘土であることを特徴とする請求項1に記載 の吸着剤。 5.ルイス酸として作用するカチオンを有する塩の溶液、好適にはアルミニウム 塩溶液であって、ルイス酸カチオンのモル過剰が担体材料のカチオン交換能の少 なくとも2倍である溶液で、担体材料を処理し、次いですぐに、過剰の塩溶液を 除去し、残渣を洗浄し、乾燥し、及び任意に焼成することを特徴とする請 求項1〜4のいずれか一つの項に記載の吸着剤の製造方法。 6.ルイス酸カチオンの負荷した残渣を、洗浄水中の遊離カチオン含量が100mg/ l未満になるまで洗浄することを特徴とする請求項5に記載の製造方法。 7.請求項1〜4のいずれか一つの項に記載の吸着剤、又は請求項5〜6のいず れか一つの項に記載の製造方法に従って製造された吸着剤の、植物又は動物油及 び/又は脂肪又は鉱油の処理への使用。
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