JPH11500055A - 場合によりエステル化した(ポリ)グリセロールポリグリコールエーテルを含有する分散液 - Google Patents

場合によりエステル化した(ポリ)グリセロールポリグリコールエーテルを含有する分散液

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JPH11500055A JP8524499A JP52449996A JPH11500055A JP H11500055 A JPH11500055 A JP H11500055A JP 8524499 A JP8524499 A JP 8524499A JP 52449996 A JP52449996 A JP 52449996A JP H11500055 A JPH11500055 A JP H11500055A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、アルコールの水性分散液であって、油相中に、室温で固体のアルコール、および室温で液体の、場合によりエステル化したグリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコールエーテルを含有する水性分散液、並びに抑泡剤としてのその使用に関する。この抑泡剤は、高い即効性および非常に良好な効果持続性を、広い温度範囲にわたって示す。

Description

【発明の詳細な説明】 場合によりエステル化した(ポリ)グリセロールポリグリコールエーテルを含有 する分散液 本発明は、室温で固体のアルコールに加えて、室温で液体の、場合によりエス テル化したグリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグ リコールエーテルを油相が含有する、アルコールの水性分散液、およびそのよう な水性分散液の抑泡剤としての使用に関する。 界面活性物質の存在または使用に伴う発泡は、多くの工業的過程において重大 な問題である。例えばペイントおよびラッカーの製造において、ラッカーの練磨 中に空気の混入によって著しい発泡が起こり得る。この発泡により、装置をその 容積の一部しか充填および作動できないので、ペイントまたはラッカーの製造が 更に困難になる。また、使用者がペイントまたはラッカーを基材に適用しようと する際にも、発泡が起こり得る。気泡が生じ得、これは目に見える表面の欠陥と なるばかりでなく、気泡は衝撃によって容易に破裂し得るので乾燥フィルムに弱 点が生じ得る。 製紙においても、水回路に導入される空気によって発泡の問題が生じる。例え ば、泡がシート形成工程中にペーパーウェブ上を通ると、泡の痕跡が紙上に生じ 得る。製紙機械の速度は高まりつつあるので、繊維懸濁液に空気が混入する危険 性も全体的に高まっている。それが製紙機械のペーパーストックの排出に悪影響 を及ぼし、最終的にペーパーシートが多孔構造となり得る。閉鎖水系を有する新 しい製紙機械においては、その閉鎖系内に発泡性物質および泡安定化物質が蓄積 する故に、前記のような既知の問題が一層顕著となる。 食品の工業的な製造および/または加工においても、発泡を抑制および防止す ることが非常に重要である。例えば、糖を含有する植物汁(テンサイ)の加工にお いて、ディフューザー、浄化装置、炭化タンクおよび蒸発器内での過度の発泡に より大きな問題が生じる。ジャガイモ製品、例えばポテトチップスの製造、糖蜜 を用いるパン酵母の製造、または他の工業的な発酵工程、例えば薬剤の製造にお いても、発泡を、製造工程を妨害しないレベルに保たなければならない。 上記のような知見からわかるように、既に生成した泡を減少し得る消泡剤、お よび泡の発生を抑制するための発泡防止剤のいずれもが、工業的に非常に必要と されている。更に、抑泡剤は、液体系中に溶解した気泡を系表面に追い出す(例 えばペイントにおいて、脱気または脱泡として重要)ことも意図される。すなわ ち、本発明における抑泡剤は、既存の泡を減少し、予防的に発泡抑制し、気泡を 排除する製剤である。そのような抑泡剤は、少量でも速効性および効果持続性を 示すことが求められる。 室温で固体のアルコールを油相中に含有する水性分散液が抑泡性を示すことが 、文献により知られている。すなわち、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開D E−A−3423994には、製紙、食品、ペイントおよび掘削工業用の抑泡剤 および脱気剤としての、脂肪アルコール、および多価アルコールの脂肪酸エステ ルを油相中に含有する水性分散液が記載されている。 DE−A−4127719には、最低エステル化度20%のC12-36脂肪酸ポ リグリセロールエステルと、炭素数少なくとも12のアルコールとを油相中に含 有するo/wエマルジョンが、製紙工業用の抑泡剤として提案されている。その ようなo/wエマルジョンは、抑泡剤として許容し得る即効性を示すが、効果持 続性は改善の必要がある。 DE−A−3001387には、比較的融点の高いアルコールの、乳化剤含有 水性懸濁液が記載されており、該懸濁液は、粘度のより良好な調節を可能にする よう最終的な懸濁液に加えた液体炭化水素を必須成分とする。該懸濁液は、比較 的融点の高いアルコールに加えて、一価および多価アルコール(例えばジグリセ ロールおよびポリグリセロール、並びにそれらのエチレンおよびプロピレンオキ シド付加物)の脂肪酸エステル(ただし、室温で蝋様コンシステンシーを示すも の)をも含有し得る。しかし、そのような水性アルコール懸濁液は、例えば製紙 工業においてあり得るように、抑泡する媒体が比較的高温である場合には特に、 充分な効果を示さない。 従って、本発明の課題は、少量使用しても、広い温度範囲にわたって、とりわ け比較的高い温度においても、良好な即効性および効果持続性を示す抑泡剤を提 供することであった。 驚くべきことに、室温で固体のアルコールに加えて、室温で液体のポリグリセ ロールポリグリコールエーテルまたはグリセロールポリグリコールエーテル(エ ステル化されていてもよい)をも含有する水性分散液を使用することによって、 上記課題が解決された。 すなわち、本発明は、 a)分散液の5〜50重量%を占め、室温で固体のアルコール、および室温で 液体の、場合によりエステル化したグリセロールポリグリコールエーテルまたは ポリグリセロールポリグリコールエーテルを含有する、水中に分散した油相、 b)界面活性化合物、および c)水 を含有する水性分散液に関する。 本明細書において、「ポリグリセロールポリグリコールエーテルまたはグリセ ロールポリグリコールエーテル」を、「(ポリ)グリセロールポリグリコールエ ーテル」と略記することがある。 本発明の水性分散液は、水中油型であり、すなわち、水相と、水中に分散した 油相とを有する。更に、分散液を安定化するために、界面活性化合物が存在する 。 「分散液」なる表現は、油相が室温で固体のアルコールを含有し、該アルコー ルは水中で分散するという事実を考慮したものである。既に述べたように、本発 明の分散液の油相は、室温で液体の、場合によりエステル化した(ポリ)グリセ ロールポリグリコールエーテルをも含有し、これは当然、水中で乳化している。 本発明において室温とは、15〜25℃であると理解される。 室温で固体のアルコールは、天然物または合成物由来であってよく、合成物由 来のアルコールは、アルキルアルミニウムの酸化(チーグラー法)またはオキソ 合成によって得られる。他の適当な合成アルコールは、オキソ合成またはチーグ ラー法による前記合成アルコールの製造において得られる蒸留残渣である。主に アルコールを含有する生成物混合物が、オキソ合成において通例得られる。好ま しい合成アルコールは、オキソ合成により得られる上記蒸留残渣である。 特に適当な天然アルコールは、炭素数12〜28の直鎖飽和アルコールである 。そのような天然アルコールの例は、パルミチル、ステアリル、アラキジル、ベ ヘニル、リグノセリルおよびセリルアルコールである。油脂化学において通常行 われるように、天然アルコールは、ナタネ油、ピーナツ油、ヒマシ油、牛脂また は魚油の水素化によって得られる工業用フラクションの形態で使用してもよい。 天然脂肪アルコールのうちで特に好ましいのは、炭素数16〜22のもの、およ びとりわけ、ステアリルアルコール含量が脂肪アルコールに対して20〜70重 量%であるそれらの混合物である。 オキソ合成由来の蒸留残渣および炭素数12〜28の飽和脂肪アルコールの混 合物も、本発明の目的のために適当な固体アルコールである。 室温で固体のアルコールの融点が40℃を越え、とりわけ50℃を越える水性 分散液が、本発明の目的のために特に好ましい。 本発明による水性分散液の油相の他の必須成分は、室温で液体の、場合により エステル化したグリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポ リグリコールエーテルである。 ポリグリセロールポリグリコールエーテルの脂肪酸エステルは、DE−A−3 636086により既知である。該エステルは、既知の方法で、ポリグリセロー ルをアルコキシル化し、次いで脂肪酸でエステル化することによって得られる。 本発明の好ましい態様においては、本発明の分散液は、グリセロールまたはポリ グリセロールとエチレンオキシド2〜15モルおよびプロピレンオキシド10〜 60モル(グリセロールまたはポリグリセロールのヒドロキシル基1モル当たり )とを反応させ、次いで脂肪酸0.25〜2モル(グリセロールまたはポリグリ セロールのヒドロキシル基1モル当たり)でエステル化することによって得られ る、グリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコー ルエーテルの脂肪酸エステルを含有する。そのようなエステルのうち、グリセロ ールまたはポリグリセロールとエチレンオキシド3〜10モルおよびプロピレン オキシド15〜30モル(グリセロールまたはポリグリセロールのヒドロキシル 基1モル当たり)とを反応させ、次いでエステル化を行うことによって得られる 、グ リセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコールエー テルの脂肪酸エステルが好ましい。 好ましいポリグリセロールは、ジグリセロール、トリグリセロールおよび直鎖 または分枝状テトラグリセロール並びに工業用ポリグリセロール混合物(グリセ ロールを、アルカリ性触媒存在下、空気不存在下に高温で減圧下に縮合し、次い でイオン交換体を用いて触媒を除去することによって得られる)である。工業用 ポリグリセロール混合物中には、反応条件によって達成される平均重合度までの 実質的に全てのオリゴマー、およびある程度の量の未縮合グリセロールが存在す る。本発明によると、好ましいポリグリセロールは、ジグリセロールないしヘプ タグリセロールのグリセロールオリゴマーと20重量%までのグリセロールモノ マーとを含有し、ヒドロキシル価が好ましくは900〜1200である混合物で ある。 グリセロールまたはポリグリセロールのアルコキシル化は、既知の方法(例え ばDE−A−3636086による方法)によって、所望量のエチレンオキシド およびプロピレンオキシドを一度に同時に反応させる(ランダム重合)か、また は一方のアルキレンオキシドを最初に反応させ、次いで他方のアルキレンオキシ ドを反応させる(ブロック重合)ことによって行い得る。 エステル化を行う場合は、得られたグリセロールポリグリセロールエーテルま たはポリグリセロールポリグリコールエーテルを、次いで、既知の方法で指示さ れた量の脂肪酸と反応させる。化学量論量に満たない量(グリセロールまたはポ リグリセロールのヒドロキシル基のモル数に対して)の脂肪酸を使用すると、部 分エステルが得られる。完全にエステル化したグリセロールポリグリコールエー テルまたはポリグリセロールポリグリコールエーテルを所望の場合は、グリセロ ールまたはポリグリセロールのヒドロキシル基1モル当たり1.1〜2モルの、 化学量論量を越える量の脂肪酸を使用することが望ましい。 本発明によると、本発明の分散液は、DE−A−3636086に従ってグリ セロールまたはポリグリセロールとエチレンオキシド2〜15モルおよびプロピ レンオキシド10〜60モル(グリセロールまたはポリグリセロールのヒドロキ シル基1モル当たり)との反応によって調製した未エステル化グリセロールポリ グリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコールエーテルと、前記グ リセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコールエー テルの脂肪酸エステルとの両方を含有し得る。 グリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコール エーテルのエステル化に適当な脂肪酸は、炭素数8〜22の脂肪酸、例えば、カ プリル、カプリン、ラウリン、ミリスチン、パルミチン、ステアリン、アラキン 、ベヘン、オレイン、エルカ、リノール、リノレン、エチルヘキサン、イソパル ミチンおよびイソステアリン酸である。天然脂肪および油(例えばヤシ油または パーム核油)の工業的加水分解、または牛脂の処理によって得られる脂肪酸の工 業用混合物が好ましい。 前記種類の(ポリ)グリセロールポリグリコールエーテルの液体脂肪酸エステ ルが、本発明の目的に特に好ましい。 本発明の分散液は、分散液の5〜50重量%、好ましくは15〜35重量%を 占める、水中に分散した油相を有する。油相は、室温で固体のアルコール20〜 80重量%、好ましくは35〜60重量%、および場合によりエステル化した液 体グリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコール エーテル20〜80重量%、好ましくは40〜65重量%を含有する。 油相は、更に、天然および/または合成蝋、脂肪族C14-28脂肪酸、および/ または脂肪族C14-28脂肪酸アルカリ金属もしくはアミン石鹸0.5〜10重量% (油相に対して)を、その量の室温で固体のアルコールの代わりに含有し得る。本 発明において天然蝋は、石油、ビチューメンおよび/または化石資源の加工によ って得られる蝋、例えばパラフィン蝋およびモンタン蝋、並びに天然C16-32脂 肪酸または天然C16-32脂肪アルコールの天然エステル、ケトンまたはアミド、 例えばステアリルステアレート、ステアリルベヘネート、ベヘニルベヘネート、 ステアロン、グリセロールトリステアレート、グリセロールトリベヘネート、ペ ンタエリスリトールテトラステアレート、水素化ヒマシ油、エチレンビス−ステ アラミド、エルカ酸アミド、カルナウバ蝋、蜜蝋などである。DIN51570 による融点が50℃を越える天然蝋、およびとりわけ通常のパラフィン蝋が、本 発明の目的のために特に好ましい。 本発明の分散液は更に、室温で固体のアルコールを水相中に分散し、液体の、 場合によりエステル化した(ポリ)グリセロールポリグリコールエーテルを乳化す るように、界面活性化合物を含有する。 アニオン性界面活性化合物とノニオン性界面活性化合物との混合物が、特に好 ましい。適当なノニオン性界面活性化合物は、HLB値が6を越えるものである 。適当なアニオン性界面活性化合物は、アルコールスルフェート、エトキシル化 アルコールスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルホスクシネートおよび脂 肪アルコールエーテルホスフェートから成る群から選択するものである。特に好 ましいアニオン性界面活性化合物は、エチレンオキシド6〜100モル、好まし くは20〜60モルを有するC8-18脂肪アルコールエーテルスルフェートである 。その適当な例は、エチレンオキシド30モルでエトキシル化したナトリウムラ ウリルエーテルスルフェート、およびエチレンオキシド50モルでエトキシル化 したナトリウムラウリルエーテルスルフェートである。 更に、炭素数6〜18のアルカン−1,2−ジオールとエチレンオキシドとの 反応生成物をノニオン性界面活性化合物として使用すると、特に貯蔵安定性の高 い本発明の分散液が得られることがわかった。すなわち、本発明の好ましい一態 様においては、上記反応生成物をノニオン性界面活性化合物として使用すること により、天然脂肪アルコール含量の高い分散液を、顕著なゲル化またはクリーム 化を起こすことなく、長期間、または15℃未満の温度でも貯蔵することができ る。 好ましいノニオン性界面活性化合物は、式(I): [式中、Rは炭素数6〜18のアルキル基であり、pおよびqはそれぞれ0〜50 の数であり、pおよびqの合計値は5〜50である。] で示される。 式(I)で示される化合物は、エチレンオキシドと脂肪族ビシナル末端アルカン ジオールとの反応生成物として既知である。DE−A−4006391には、乳 化重合用の乳化剤として、エチレンオキシドとアルカン−1,2−ジオールとの 反応生成物をエトキシル化アルコールと共に含有する界面活性剤混合物が記載さ れている。乳化重合においては、最初に液体モノマーを、次いでそのポリマーを 乳化するために、そのような界面活性剤混合物が必要である。本発明の場合は、 そのようなノニオン性界面活性化合物を好ましくはアニオン性界面活性化合物と 混合して、水不溶性脂肪アルコールを分散可能とする。更に、DE−A−400 6391には、貯蔵安定性の改善に関する記載は無い。 エチレンオキシドとアルカン−1,2−ジオールとの反応生成物は、DE−A −4006391に記載のように合成し得る。更に、ドイツ連邦共和国特許出願 公告DE−B−1190927には、炭素数8〜26の1,2−ジオールとエチ レンオキシドとの反応が記載されており、DE−A−2900030には、炭素 数6〜18の内部または末端オレフィンエポキシドを、多価アルコール(例えば エチレングリコール)で開環した後、その反応生成物をエトキシル化する方法が 記載されている。 本発明によると、式(I)で示される化合物として、エチレンオキシドと、炭素 数6〜18の飽和または不飽和アルカン−1,2−ジオールとの反応生成物を使 用する。本発明の好ましい態様においては、化合物(I)として、奇数もしくは偶 数個の炭素原子を有する直鎖アルカン−1,2−ジオールまたはその混合物のエ チレンオキシド付加物を使用する。炭素数12および/または14のアルカン− 1,2−ジオールのエトキシル化物が、特に適当である。そのようなエトキシル 化アルカン−1,2−ジオールの合成は、既知の方法で、末端二重結合を有する オレフィンおよびオレフィン混合物をエポキシ化し、次いで、得られた末端エポ キシアルカンをエチレングリコールで触媒開環することによって行う。エチレン グリコールによる1,2−エポキシアルカンの開環は、酸または塩基が触媒し得 る。触媒として酸を使用した場合は、反応生成物のほぼ半分が2個の第一級ヒド ロキシル基を有する1−ヒドロキシ−2−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−アル カンから成り、残りの半分が1個の第一級ヒドロキシル基および1個の第二級ヒ ドロキシル基を有する1−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ヒドロキシアルカン から成る。2個の第一級ヒドロキシル基を有する化合物の場合、それらのヒドロ キシル基は、実質的に同様にエチレンオキシドと更に反応し得る。第一級および 第二級ヒドロキシル基を1個ずつ有する化合物は、第一級ヒドロキシル基におい てエチレンオキシドと更に反応し易い。また、1,2−エポキシアルカンの開環 は、過剰のエチレングリコールを用いて塩基触媒によって行ってもよい。この場 合、実質的に1−(2−ヒドロキシエトキシ)−2−ヒドロキシアルカンが生成す る。末端エポキシアルカンをエチレングリコールで酸触媒開環し、次いでエポキ シ化することによって合成した化合物(I)が、本発明の目的のために好ましい。 上記アルカン−1,2−ジオールをエトキシル化することによって、化合物(I )に変換する。エトキシル化は、アルコキシル化触媒の種類に応じて狭範囲また は広範囲生成物を導く既知の方法で行い得る。アルカン−1,2−ジオールのエ チレンオキシド付加生成物の範囲幅(いわゆる同族体分布)は、アルコキシル化触 媒の種類によって影響を受ける。すなわち、触媒活性アルカリ金属アルコラート (例えばナトリウムメチラート)の存在下には、同族体分布の広い付加生成物が得 られ、触媒として例えばハイドロタルサイトを用いれば、同族体分布が非常に狭 くなる。 脂肪族アルカン−1,2−ジオールと、アルカンジオール1モル当たり49モ ルまでのエチレンオキシドとの反応により得られる化合物(I)(アルカン−1, 2−ジオールの2個のヒドロキシル基に広範な量のエチレンオキシドが付加し得 る)を、本発明の目的のために使用する。すなわち、pおよびqはそれぞれ、0〜 50の数であり得、pおよびqの合計値は5〜50、好ましくは5〜30である。 指数pおよびqが総エトキシル化度を表すのではないことに注意すべきである(開 環に使用したエチレングリコールも考慮すべきである)。 本発明の水性分散液は、好ましくは、ノニオン性界面活性化合物を0.5〜5 重量%の量で、アニオン性界面活性化合物も0.5〜5重量%の量で含有する。 すなわち、本発明は好ましい態様として、 室温で固体のアルコール、および室温で液体の、場合によりエステル化したグ リセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコールエー テル(場合により、天然および/または合成蝋、脂肪族C14-28脂肪酸、および /または脂肪族C14-28脂肪酸アルカリ金属もしくはアミン石鹸と混合したもの )5〜50重量%、好ましくは15〜35重量%を油相中に含有し、 アニオン性界面活性化合物0.5〜5重量%、 ノニオン性界面活性化合物0.5〜5重量%、 通常の添加剤0〜20重量%、並びに 全量100重量%とする量の水 を含有する水性分散液に関する。 通常の添加剤は、保護コロイド、他の安定剤または液体の脂肪アルコール、脂 肪酸、脂肪、油およびシリコーン油(分散相のコンシステンシーを、その効果を 損なうことなく改善する)である。 本発明の水性分散液は、既知の方法で調製し得る。すなわち、室温で固体のア ルコールと、液体の、場合によりエステル化した(ポリ)グリセロールポリグリコ ールエーテルとの混合物をメルトに変換し、それを次いで、界面活性化合物を加 えておいた水に混ぜ込み、そのメルトの冷却によって分散液を生成することがで きる。しかし、室温で固体のアルコールと、液体の、場合によりエステル化した (ポリ)グリセロールポリグリコールエーテルとの混合物を、要すれば加熱した水 に混ぜ込み、次いで、メルトが生成するまで水を加熱してもよい。特に微細な分 散液を所望の場合は、例えばDE−A−3001387に従ってメルトの冷却時 に、要すれば室温で液体の炭化水素を加えて、高剪断溶解機を用いることによっ て、または例えば欧州特許出願公告EP−B−399266に従ってプレエマル ジョンをホモジナイズし、次いで冷却することによって得ることができる。 本発明の水性分散液は、計量が容易で、貯蔵安定性なので、多くの用途に適当 である。本発明の水性分散液はまた、発泡を抑制または調節することができる。 従って、本発明の他の態様は、抑泡剤としての、前記水性分散液の使用に関する 。本発明の水性分散液を特に好ましくは製紙工業において、少なくとも35℃の 温 度の水性系中で、例えば亜硫酸パルプのボイリングおよび紙のコーティングにお いて使用する。製紙において水性分散液を、ペーパーストックおよび顔料の練磨 および分散において使用し得る。前記水性分散液は当然、発泡が起こるか、また はそれを防止したいどのような場合にも使用し得る(例えば、食品工業、建築工 業、デンプン工業、廃水分野、特に下水処理設備、並びにペイントおよびラッカ ーにおいて使用し得る)。 実施例 A)分散液 A1) 下記成分から水性分散液を調製した: オキソ合成蒸留残渣[商品名ナフォール(Nafol、商標)20+] 90g エチレンオキシド(EO)5モルおよびプロピレンオキシド (PO)22モルでアルコキシル化し、ヤシ油脂肪酸1モルで 完全にエステル化したグリセロール(EO/POおよび脂肪酸 のモル数は、グリセロールのOH基1モル当たり) 120g エチレングリコールで開環し、次いでEO10モルでエトキ シル化したC12/14アルカンエポキシド(DE4421270 参照)8gと、EO30モルでエトキシル化したナトリウム ラウリルエーテルスルフェート4gとの乳化剤組み合わせ 12g 水 778g A2) A1)と同様に、下記成分から水性分散液を調製した: ナフォール20+ 90g DE−A−3636086の実施例Iによるアルコキシル化 ポリグリセロールオレイン酸エステル 120g A1)の場合と同じ乳化剤組み合わせ 12g 水 778g 比較分散液 比較のために、 C1 ナフォール24+ 210g C2 ナフォール20+ 90g テトラグリセロール含量が高く、イソステアリン酸 で約20%エステル化したポリグリセロールイソ ステアレート[TUE2260(商標)、ソルベイ (Solvay)] 120g を、アルコキシル化およびエステル化した(ポリ)グリセロールの代わりに用い て、A1)およびA2)に対応する乳化剤含有水性分散液を調製した。 比較物質 A2)に用いたDE−A−3636086の実施例Iによるアルコキシル化ポ リグリセロールオレイン酸エステルそのものを、更なる比較(C3)として試験 した。 B)抑泡剤としての使用 テンサイシロップ10容量%水溶液1lを45℃に加熱したものに、実施例A 1)およびA2)並びに比較例C1およびC2に従って調製した分散液を600 μlの量で加えた。比較物質C3は、同じ加熱したテンサイシロップ溶液1lに、 200μlの量で加えた。溶液を、ガラス製装置内で、600l/時の割合で導入 する空気の存在下に、1000rpmで撹拌した。種々の試験時間後の泡量(l )を測定した。抑泡剤が有効であるほど、泡量は少ない。抑泡剤の添加により、 泡量の減少が短時間(60秒まで)に起これば、その抑泡剤は即効性である。長 時間後にも泡量が殆どまたは全く増加しなければ、その抑泡剤は効果持続性であ る。結果を表1に示す。 表1からわかるように、アルコールのみを含有する分散液(C1)またはアル コールと未アルコキシル化ポリグリセロール部分エステルとを含有する分散液( C2)よりも、本発明の分散液の方が、即効性および効果持続性が良好である。 C1は非常に効果が低い。更に、アルコキシル化ポリグリセロール部分エステル を含有する本発明の分散液は、純粋なアルコキシル化ポリグリセロール部分エス テル(C3)よりも優れているので、本発明の分散液は明らかに相乗効果を有す る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クヌドセン,エギル ノルウェー、エン−3032ドラメン、セルス コーゲン17番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)分散液の5〜50重量%を占め、室温で固体のアルコール、および室 温で液体の、場合によりエステル化したグリセロールポリグリコールエーテルま たはポリグリセロールポリグリコールエーテルを含有する、水中に分散した油相 、 b)界面活性化合物、および c)水 を含有する水性分散液。 2.融点が40℃を越える、室温で固体のアルコールを含有する請求項1記載 の水性分散液。 3.室温で固体のアルコールとして、オキソ合成蒸留残渣および/または炭素 数12〜28の飽和脂肪アルコールを含有する請求項1または2記載の水性分散 液。 4.室温で液体のグリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロー ルポリグリコールエーテルとして、グリセロールまたはポリグリセロールとエチ レンオキシド2〜15モルおよびプロピレンオキシド10〜60モル(グリセロ ールまたはポリグリセロールのヒドロキシル基1モル当たり)との反応により得 られるものを含有する請求項1記載の水性分散液。 5.室温で液体のグリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロー ルポリグリコールエーテルの脂肪酸エステルとして、グリセロールまたはポリグ リセロールとエチレンオキシド2〜15モルおよびプロピレンオキシド10〜6 0モル(グリセロールまたはポリグリセロールのヒドロキシル基1モル当たり) とを反応させ、次いで脂肪酸0.25〜2モル(グリセロールまたはポリグリセ ロールのヒドロキシル基1モル当たり)でエステル化することにより得られるも のを含有する請求項1記載の水性分散液。 6.室温で液体のグリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロー ルポリグリコールエーテルの脂肪酸エステルが、グリセロールまたはポリグリセ ロールとエチレンオキシド3〜10モルおよびプロピレンオキシド15〜30モ ル(グリセロールまたはポリグリセロールのヒドロキシル基1モル当たり)とを 反応させ、次いでエステル化することにより得られるものである請求項5記載の 水性分散液。 7.グリセロールポリグリコールエーテルまたはポリグリセロールポリグリコ ールエーテルの脂肪酸エステルが、グリセロールポリグリコールエーテルまたは ポリグリセロールポリグリコールエーテルを次いでC8-22脂肪酸でエステル化す ることにより得られるものである請求項5または6記載の水性分散液。 8.アニオン性界面活性化合物およびノニオン性界面活性化合物の混合物を含 有する請求項1記載の水性分散液。 9.ノニオン性界面活性化合物として、炭素数6〜18のアルカン−1,2− ジオールとエチレンオキシドとの反応生成物を含有する請求項8記載の水性分散 液。 10.ノニオン性界面活性化合物として、式: [式中、Rは炭素数6〜18のアルキル基であり、pおよびqはそれぞれ0〜50 の数であり、pおよびqの合計値は5〜50である。] で示される化合物を含有する請求項8または9記載の水性分散液。 11.請求項1記載の水性分散液の、抑泡剤としての使用。
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