JP3194957B2 - 水中油型エマルジョンをベースとする製紙業用消泡剤 - Google Patents

水中油型エマルジョンをベースとする製紙業用消泡剤

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエマルジョンの構成で5〜50重量%まで油相
が占めており、かつ主に、長鎖カルボン酸のエステル並
びに場合により常用の疎水性化合物からなる混合物から
なり、例えば該疎水性化合物は少なくともC原子12個を
有するアルコール、オキソ合成又はチーグラー法により
高い炭素原子数のアルコールを製造する際に得られ、か
つ場合によりアルコキシル化されている蒸留残渣、及び
/又は200℃を越える沸点を有する炭化水素又は炭素原
子12〜22の脂肪酸である、製紙業用消泡剤に関する。
先願の公開されていなかったヨーロッパ特許出願第92
113458.1号明細書は水中油型エマルジョンをベースとす
る製紙業用消泡剤を記載している。この消泡剤において
はエマルジョンの構成の5〜50重量%までを油相が占め
ており、かつ (a)少なくともC原子12個を有するアルコール、少な
くともC原子22個を有するアルコールとC1−〜C36−カ
ルボン酸とからの脂肪酸エステル、オキソ合成又はチー
グラー法により高い炭素原子数のアルコールを製造する
際に得られ、かつ場合によりアルコキシル化された蒸留
残渣及び前記化合物の混合物及び/又は (b)C12−〜C22−カルボン酸と1〜3価のC1−〜C18
−アルコールとの脂肪酸エステル、及び場合により (c)200℃を越える沸点を有する炭化水素又は炭素原
子12〜22の脂肪酸、を (d)モノグリセリン0〜10重量%、 ジグリセリン15〜40重量%、 トリグリセリン30〜55重量%、 テトラグリセリン10〜25重量%、 ベンタグリセリン0〜15重量%、 ヘキサグリセリン0〜10重量%及び より高重合度のポリグリセリン0〜5重量% からなるポリグリセリン混合物を少なくとも1種の炭素
原子数12〜36の脂肪酸で少なくとも20%までエステル化
することによりえられるポリグリセリンエステル1〜80
重量%、 との組合せにおいて含有する。この水中油型エマルジョ
ンは35℃を越える温度で、例えば50〜60℃の温度範囲で
紙の製造において効果的な消泡剤である。製紙の際に通
常使用される水中油型エマルジョンをベースとする他の
公知の消泡剤は、消泡すべき水性系の温度が35℃を越え
る値に上昇する際にその効果を失う。より高い温度にお
いては公知の水中油型エマルジョンの使用において消泡
剤の効果のより迅速な低下が生じる。製紙工場の水循環
は強く閉鎖されているので、これにより製紙の際に循環
に導かれた水の温度上昇が結果として生じ、こうして従
来使用した消泡剤の効果は明らかに低下する。
従って、本発明の課題は製紙工場の水循環のより高い
温度においても十分に効果を有する消泡剤を提供するこ
とである。
本発明の課題はエマルジョンの構成の5〜50重量%ま
でを油相が占めていて、かつ (a)C12−〜C22−カルボン酸と1〜3価のC1−〜C22
−アルコールとの脂肪酸エステル、 (b)少なくともグリセリン単位2個を有するポリグリ
セリンを、C12−〜C36−脂肪酸少なくとも1種で少なく
とも20%までエステル化することにより得られるポリグ
リセリンエステル、 (c)C12−〜C22−カルボン酸とポリアルキレングリコ
ールとからなる脂肪酸エステル、ここでポリアルキレン
グリコールのモル質量は5000g/molまでである、並びに
場合により (d)少なくともC原子12個を有するアルコール、少な
くともC原子22個を有するアルコールとC1−〜C36−カ
ルボン酸とからの脂肪酸エステル、オキソ合成又はチー
グラー法により高い炭素原子数のアルコールを製造する
際に得られ、かつ場合によりアルコキシル化されている
蒸留残渣及び前記化合物の混合物及び/又は (e)200℃を越える沸点を有する炭化水素又は炭素原
子12〜22個の脂肪酸からなる混合物から主になる製紙業
用消泡剤により解決する。
消泡剤エマルジョンの油相の成分(a)としてはC12
−〜C22−カルボン酸と1〜3価のC1−〜C22−アルコー
ルとの脂肪酸エステルを使用する。エステルの基礎であ
る脂肪酸は例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、ステアリン酸、アラキン酸及びベヘン酸である。
エステルの製造のためにはパルミチン酸又はステアリン
酸を使用するのが有利である。前記カルボン酸のエステ
ル化のための1価のC1−〜C18−アルコールは、例え
ば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、ヘキ
サノール、デカノール、パルミチルアルコール及びステ
アリルアルコールであり、2価のアルコールは例えばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,4−ブタンジオールであり又は3価の
アルコールは例えばグリセリンである。多価のアルコー
ルは完全に又は部分的にエステル化されていてよい。更
に、この化合物の群には天然に存在する植物性及びエー
テル状脂肪酸エステル、例えば椰子油、パーム油、大豆
油、菜種油及びオリーブ油又は動物から由来する種々の
硬脂類及び油脂類、例えば牛脂、豚脂、魚油及び鯨油が
属する。群(a)の化合物は個々の定義されたエステル
又は混合物の形で消泡剤エマルジョンの油相の製造のた
めに使用することができる。群(a)の化合物は1〜9
0、有利に40〜80重量%の量で油相中に含有される。
群(b)の化合物としては少なくともグリセリン単位
2個を有するポリグリセリンの少なくとも1種のC12
〜C36−脂肪酸での少なくとも20%までのエステル化に
より得られるポリグリセリンエステルを使用する。この
エステルの基礎となるポリグリセリンを少なくとも実質
的にもはや水中に溶けない化合物が生じるまでエステル
化する。このポリグリセリンは常法で高温でグリセリン
のアルカリ触媒縮合により、又は酸性触媒の存在下にエ
ピクロルヒドリンとグリセリンとの反応により得られる
(例えば、Fette、Seifen、Anstrichmittel、第88巻、
第3号第101〜106頁(1986)参照)。この挙げた2つの
方法においては、決まって少なくとも2つのグリセリン
単位を有するポリグリセリンを含有する生成物混合物が
得られる。個々のポリマーの量分布は製造条件により変
えることができる。ポリグリセリンは通常少なくとも2
から約30、有利に2から12個のグリセリン単位を縮合し
て有する。例えば、次の量のポリマーグリセリンを含有
するポリグリセリンが市販されている: ジグリセリン15〜40重量%、 トリグリセリン30〜55重量%、 テトラグリセリン10〜25重量%、 ペンタグリセリン0〜15重量%、 ヘキサグリセリン0〜10重量%及び より高重合度のポリグリセリン0〜5重量%。
少なくともグリセリン単位2個を有するポリグリセリ
ンは分子中に炭素原子12〜36、有利に16〜30を有する脂
肪酸少なくとも1種でエステル化されている。ポリグリ
セリンのOH−基のエステル化度は少なくとも20から10
0、有利に60から100%である。エステル化に使用した長
鎖脂肪酸は飽和であっても、又はエチレン系不飽和であ
ってもよい。好適な脂肪酸は、例えばラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘン酸、油酸、ヘキサデセン酸、エライジン酸、エイ
コセン酸、ドコセン酸、例えばエルカ酸又はプラシジン
酸、並びにエチレン系不飽和結合を複数有する酸、例え
ば、オクタデカジエン酸及びオクタデカトリエン酸、例
えばリノール酸及びリノレン酸、前記飽和カルボン酸の
混合物、前記不飽和カルボン酸の混合物並びに飽和及び
エチレン系不飽和カルボン酸の混合物及びモンタン臘酸
である。成分(b)の化合物としてポリグリセリンの混
合物の他にも、少なくとも20%までエステル化した純粋
なポリマー、例えばジグリセリン、トリグリセリン、テ
トラグリセリン、ペンタグリセリン又はヘキサグリセリ
ンのエステル又はより高度に重合したポリグリセリンの
エステルを使用することができる。ポリグリセリンエス
テルは通常酸性エステル化触媒、例えば、硫酸、p−ト
ルエンスルホン酸、クエン酸、亜燐酸、燐酸、次亜燐酸
又は塩基性触媒、例えばナトリウムメチレート又はカリ
ウム−t−ブチレートの存在で製造される。
成分(b)の化合物は油相中に1〜80、有利に5〜20
重量%含有される。
油相の成分(c)としてはC12−〜C22−カルボン酸と
ポリアルキレングリコールとからなる脂肪酸エステルが
挙げられる、ここでポリアルキレングリコールのモル質
量は5000g/molまでである。エステルの基礎となってい
るカルボン酸は成分(a)の組成に関する記載において
すでに挙げられている。好適なポリアルキレングリコー
ルは、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコール及びポリブチレングリコール並びにエチレン
オキシド及びプロピレンオキシドからなるブロックコポ
リマー、エチレンオキシド及びブチレンオキシドからな
るブロックコポリマー又はエチレンオキシド、プロピレ
ンオキシド及びブチレンオキシドからなるブロックコポ
リマーである。これらのコポリマーはアルキレンオキシ
ドを統計的な分布で重合含有している。ポリアルキレン
グリコールのモル質量は5000g/molまでである。このポ
リアルキレングリコールはエチレンオキシド単位のよう
なアルキレンオキシド−単位を少なくとも2個重合して
含有する。有利に、脂肪酸のためのエステル化成分とし
てモル質量は200〜1000g/molのポリエチレングリコール
並びにモル質量は500〜2000g/molのエチレンオキシド及
びプロピレンオキシドからなるブロックコポリマーを使
用する。エチレンオキシド及びプロピレンオキシドはブ
ロックコポリマーの製造のために任意の比で反応させる
ことができる。
ブロックコポリマー及びランダムコポリマーは通常エ
チレンオキシドを5〜50、有利に20〜40重量%及びプロ
ピレンオキシドを50〜95重量%、有利に60〜80重量%重
合して含有する。群(c)の化合物の製造は前記ポリア
ルキレングリコールのC16−〜C20−カルボン酸、例えば
パルミチン酸又はステアリン酸でのエステル化により行
なうことができ、又はC12−〜C22−カルボン酸にアルキ
レンオキシド、例えばエチレンオキシド又はエチレンオ
キシドとプロピレンオキシドとからの混合物を付加させ
(ランダムに又はブロックで)、引き続きポリエステル
の遊離OH−基をC12−〜C22−カルボン酸でエステル化す
ることにより行なうことができる。エステル化のために
は、アルコキシル化反応に使用されたと同じ又はそれと
は異なる長鎖のカルボン酸を使用することができる。成
分(c)の脂肪酸エステルは油相中に1〜80、有利に5
〜20重量%で含有される。
消泡剤エマルジョンの油相は成分(a)、(b)及び
(c)の他に、場合により更に付加的に消泡剤混合物中
に常用の成分を含有していてよい。例えば、このために
は群(d)の化合物である。これには少なくとも炭素原
子数12のアルコール、少なくとも炭素原子数22のアルコ
ールとC1−〜C36−カルボン酸とからの脂肪酸エステ
ル、オキソ合成又はチーグラー法により高い炭素原子数
のアルコールを製造する際に得られ、かつ場合によりア
ルコキシル化された蒸留残渣及び前記化合物の混合物が
属する。
水中油型エマルジョンの油相の成分(d)としては特
に少なくとも炭素原子数12のアルコール又はアルコール
の混合物を使用する。この際、すべての場合において分
子中に炭素原子数48まで有する1価のアルコールであ
る。そのような生成物は市販されている。しかしなが
ら、成分(d)として、分子中に著しく多くの炭素原子
を有する脂肪アルコールを使用することもできる。成分
(d)のアルコールは天然であるか、又は合成アルコー
ルである。例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルア
ルコール、セチルアルコール、パルミチルアルコール、
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイル
アルコール、リシノールアルコール、リノレイルアルコ
ール、及びエルカアルコールである。
成分(d)としてはアルコールの混合物、例えば
(1)炭素原子数12〜26のアルコール及び(2)炭素原
子数28〜48のアルコールからの混合物を使用することも
できる。
例えばアルミニウムアルキレンの酸化によるチーグラ
ー法により得られる、合成アルコールは飽和で、直鎖で
非分枝のアルコールである。合成アルコールはオキソ合
成によっても得られる。この際、全ての場合においてア
ルコール混合物が生じる。消泡剤エマルジョンの油相の
成分(d)としては更に前記アルコールをオキソ合成又
はチーグラー−法により製造する際に得られる蒸留残渣
を使用することができる。消泡剤エマルジョンの油相の
成分(d)としては前記高級アルコールをオキソ合成又
はチーグラー法により製造する際に生じるアルコキシル
化蒸留残渣も好適である。オキシアルキル化蒸留残渣は
蒸留残渣をエチレンオキシドで、又はプロピレンオキシ
ドで、又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドとの
混合物で自体公知のアルコキシル化法により得られる。
蒸留残渣中のアルコールのOH−基当たりエチレンオキシ
ド基もしくはプロレンオキシド基5つまでを付加する。
有利には蒸留残渣中のアルコールのOH−基当たりエチレ
ンオキシド基1〜2個を付加する。
成分(d)としては、少なくともC原子22個を有する
アルコールとC1−〜C36−カルボン酸、例えばモンタン
臘又はカルナウバ臘とからの脂肪酸エステルも好適であ
る。成分(d)の化合物は場合により消泡剤エマルジョ
ンの油相中の成分(a)、(b)及び(c)に対して80
重量%まで、有利には10重量%まで使用される。
本発明による水中油型エマルジョンは、場合により油
状消泡剤の通常の成分の更なる化合物群、すなわち
(e)200℃を越える沸点を有する炭化水素又は炭素原
子数12〜22を有する脂肪酸を含有していてよい。群
(e)の化合物を、成分(a)、(b)及び(c)に対
し50重量%まで、有利に20重量%まで油相中に含有して
いる。
本発明による消泡剤エマルジョンは水相中に油相を乳
化させることにより製造される。この際、成分(a)、
(b)及び(c)並びに場合により(d)及び/又は
(e)を個々に水相中に乳化させるか、又は先ず(a)
及び(b)及び(c)並びに場合により(d)及び/又
は(e)から混合物を製造し、かつこの混合物を水相中
に乳化させるという方法で実施する。この油相は水中油
型エマルジョンの構成の5〜50重量%まで占め、水相の
分量はエマルジョンの95〜50重量%占め、この際重量%
に関する記載はその都度合わせて100までである。油相
は主に成分(a)〜(c)及び場合により(d)及び/
又は(e)の混合物からなる。しかしながら、平衡の原
理により水相の一定の成分が油相中に移行することも考
えられる。本発明の消泡剤エマルジョンの油相は少なく
とも99重量%まで成分(a)〜(c)及び場合により
(d)及び/又は(e)からなる。
油相を水相中に乳化させるためには、乳化用成分を強
力な剪断速度、例えば分散装置にかけなければならな
い。特別に安定な水中油型エマルジョンを得るために
は、水相中での油相の乳化を、有利に6より大きいHLB
−値を有する界面活性剤の存在において実施する(HLB
−値の定義のためにはW.C.Griffin、Journar of Cosm
etic Chemists、第5巻、第249〜256頁(1954)参
照)。界面活性剤とは水中油型乳化剤もしくは典型的な
湿潤剤である。界面活性物質に関しては、アニオン系、
カチオン系又は非イオン系化合物を使用してもよいし、
もしくは相互に認容性のこれらの化合物の混合物、例え
ばアニオン系及び非イオン系又はカチオン系及び非イオ
ン系湿潤剤からの混合物を使用しなくてもよい。前記種
類の物質は例えば高級脂肪酸のナトリウム塩又はアンモ
ニウム塩、例えばオレイン酸アンモニウム又はステアリ
ン酸アンモニウム、オキシアルキル化アルキルフェノー
ル、例えばモル比1対2〜1対50でエチレンオキシドと
混合しているノニルフェノール又はイソオクチルフェノ
ール、オキシエチル化不飽和油、例えばヒマシ油1モル
とエチレンオキシド30〜40モルとからの反応生成物又は
抹香鯨アルコール1モルとエチレンオキシド60〜80モル
との反応生成物である。乳化剤としては、相応する硫酸
半エステルのナトリウム塩又はアンモニウム塩として存
在するノニルフェノール又はオクチルフェノールの硫酸
化オキシエチル化生成物、又はベンゼンスルホン酸もし
くはアルキルベンゼンスルホン酸及びその塩も有利であ
る。水中油型エマルジョン100重量部は通常、乳化剤又
は乳化剤混合物0.1〜5重量部を含有する。前記の乳化
剤のほかにも保護コロイド、例えば高分子多糖類及び石
鹸又は他の常用の添加物、例えば水中油型エマルジョン
を製造する際の安定化剤などを使用してよい。こうし
て、例えばアクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド
又はメタクリルアミドの高分子、水溶性ホモ及びコポリ
マーを全エマルジョンに対して0.05〜0.5重量%の添加
が安定剤として適切である。そのような安定剤の使用は
ヨーロッパ特許B−0149812の課題である。
水相中への油相の乳化により、製造直後に粘度300〜3
000mPasの範囲を有し、かつ油相の平均粒径が25μmを
下回り、有利に0.5〜15μmの範囲である水中油型エマ
ルジョンが得られる。
成分(a)及び(b)もしくは(a)及び(c)の混
合物単独では水中油型エマルジョン消泡剤として僅かな
効果を示す一方、成分(b)の化合物と化合物(a)及
び(c)との組合せで意外な相乗効果が生じる。本発明
による水中油型エマルジョンは、泡の形成、特に高温で
泡を除去しなければならない場合、例えばパルプ煮沸、
紙料の叩解、製紙機の閉鎖水循環における製紙及び紙製
造における顔料の分散の際に好適である。泡形成媒体中
の紙料パルプ100重量部に対して水中油型消泡エマルジ
ョン0.02〜0.5重量部、有利に0.05〜0.3重量部を使用す
る。
更に、本発明による消泡剤は紙料懸濁液に添加する際
に脱気に作用し、従って製紙において脱気剤としても使
用される(紙料への添加)。更に、本発明による消泡剤
は紙塗被用顔料を添加する、紙被覆において消泡剤とし
て好適である。この消泡剤は食料品産業、デンプン産業
においても並びに排水処理装置中での消泡においても使
用することができる。紙料に脱気剤として添加する限
り、それに使用される量は紙料100重量部に対して0.02
〜0.5重量部である。
例中に記載した部は重量部である。%記載は物質の重
量に対するものである。水中に乳化した油相粒子の粒径
はコルター・カウンター(Coulter−Counter)を用いて
測定した。重合体のK−値はフィッケンチャー(H.Fike
ntscher、Cellulose−Chemie、第13巻、第58〜64及び71
〜74頁(1932))により、水溶液中で温度25℃、及び0.
5重量%の濃度で、pH7で測定する。
例1 分散装置を用いて、油相がエマルジョンの構成の29重
量%まで占め、かつ2〜10μmの平均粒径を有する水中
油型エマルジョンを製造する。
油相は次の成分からなる: (a)C16−〜C18−脂肪酸のグリセリントリエステル18
部、 (b)ジグリセリン 27重量%、 トリグリセリン 44重量%、 テトラグリセリン 19重量%、及び より高重合のポリグリセリン 10重量%、 からなるポリグリセリン混合物をC12−〜C26−脂肪酸混
合物でエステル化することにより得られるポリグリセリ
ンエステル5部(ここでエステル化度は60%である)、
及び (c)C16−〜C18−脂肪酸混合物を、エチレンオキシド
及びプロピレンオキシドのモル比3:7からなる分子量120
0g/molのブロックコポリマーでエステル化することによ
り得られる脂肪酸エステル2部。
水相はエチレンオキシド25モル、イソオクチルフェノ
ール1モル付加により、及びこの付加生成物の硫酸での
半エステルへのエステル化により得られる乳化剤3部、
K−値270のアクリルアミド70%及びアクリル酸30%か
らなるコポリマー1部、苛性ソーダ0.2部及び水70部か
らなる。
成分(a)、(b)及び(c)を先ず温度110℃に加
熱し、次いで80℃に加温した水相中に分散下に添加す
る。このように得られた水中油型エマルジョンは製造直
後、温度20℃で540mPasの粘度を有する。
比較例1 ヨーロッパ特許A−0140812の教示により先ず油相を
次の成分を混合することにより製造する: − C12−〜C26−アルコールの脂肪アルコール混合物23
部、 − C16−〜C18−脂肪酸のグリセリントリエステル5
部、及び − 鉱油(市販の白油(Weissoel))1部。
水相は次の成分から成る: イソオクチルフェノール1モルにエチレンオキシド25
モルを付加し、この付加生成物を硫酸でエステル化して
半エステルとすることにより得られる乳化剤3部、 アクリルアミド70%及びアクリル酸30%からなるK−
値270のコポリマー1部、 苛性ソーダ0.2部、及び 水65部。
前記油相を先ず温度110℃に加熱し、次いで80℃に加
温した水相中に分散下に添加する。このように得られた
水中油型エマルジョンは製造直後20℃の温度で粘度1830
mPas及び粒径2〜10μmを有した。
比較例2 例1に記載した方法により、C16−〜C18−脂肪酸のグ
リセリントリエステル(=例による成分(a))18部及
び例の成分(b)のポリグリセリンエステル7部からな
る油相を同様に例中に記載された方法でそこに記載され
た水相中に乳化する。水中油型エマルジョンが得られ、
これは製造直後、20℃の温度で粘度760mPas及び平均粒
径2〜10μmを有した。
比較例3 例1に記載された方法により実施するが、油相として
そこに記載された成分(a)18部及び例に記載された成
分(c)7部を使用した。消泡剤エマルジョンが得ら
れ、これは製造直後、温度20℃で粘度920mPas及び平均
粒径2〜10μmを有した。
例によりえられた水中油型エマルジョン及び比較例1
〜3によりえられたエマルジョンをその紙料懸濁液に対
する効果に関してテストする。消泡剤エマルジョンの効
果を泡値の測定により調べる。このためには次の処置を
実施する: 透明なプラスチック管中にそれぞれ0.1%泡発生性紙
料懸濁液(木材パルプ)51を5分間ポンプで循環する。
紙料懸濁液の表面に形成された泡の量を管の壁で網目ス
クリーンを用いて面積単位(cm2)において測定し、か
つ消泡剤の効果の評価のためにいわゆる泡値として示
す。
消泡剤の不存在において紙料懸濁液をポンプで5分間
循環させると、1200〜1250cm2の泡値になる。効果的な
消泡剤2mg/lを紙料懸濁液にその都度添加する(全部で1
0mg、固い)ことにより、この泡値は明らかに低下し、
こうして消泡剤の効果の尺度となる。
消泡剤の試験: 前記の紙料懸濁液の温度は50℃であり、この際この温
度は5分間の試験の際に±1℃に恒温に保持される。
消泡剤の効果は残留泡沫パーセンテージRとして示さ
れる: この際、Seは消泡剤添加後の泡値を表し、かつS0は添加
ゼロ泡値である、すなわち消泡剤の不存在で測定した値
である。この式から消泡剤が良好であればあるほど、R
は小さい。
次の結果が得られる:
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オペンレンダー,クヌート ドイツ連邦共和国 D―6700 ルートヴ ィッヒス ハーフェン オット―ディル ―シュトラーセ 23 (72)発明者 ヴェグナー,ブリギッテ ドイツ連邦共和国 D―6725 レマーベ ルク シラーシュトラーセ 32 (56)参考文献 特開 平5−263378(JP,A) 特開 昭55−159810(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D21H 11/00 - 27/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エマルジョンの構成の5〜50重量%まで油
    相が占めていて、かつ (a)C12−〜C22−カルボン酸と1〜3価のC1−〜C22
    −アルコールとの脂肪酸エステル、 (b)少なくともグリセリン単位2個を有するポリグリ
    セリンを、C12−〜C36−脂肪酸少なくとも1種で少なく
    とも20%までエステル化することにより得られるポリグ
    リセリンエステル、 (c)C12−〜C22−カルボン酸とポリアルキレングリコ
    ールとからなる脂肪酸エステル、ここでポリアルキレン
    グリコールのモル質量は5000g/molまでである、並びに
    場合により (d)少なくともC原子12個を有するアルコール、少な
    くともC原子22個を有するアルコールとC1−〜C36−カ
    ルボン酸とからの脂肪酸エステル、オキソ合成又はチー
    グラー法により高い炭素原子数のアルコールを製造する
    際に得られ、かつ場合によりアルコキシル化されている
    蒸留残渣及び前記化合物の混合物及び/又は (e)200℃を越える沸点を有する炭化水素又は炭素原
    子12〜22個の脂肪酸からなる混合物から主になる製紙業
    用消泡剤。
  2. 【請求項2】泡沫形成防御のためにパルプ煮沸、紙料の
    叩解、製紙及び製紙用顔料の分散の際に、泡沫形成媒体
    の100重量部当たり0.02〜0.5重量部の量での請求項1記
    載の消泡剤の使用。
  3. 【請求項3】紙料100重量部当たり0.02〜0.5重量部の量
    での、紙料中への脱気剤としての請求項1記載の消泡剤
    の使用。
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