JPH1149739A - 新規な酸無水物及びキモトリプシン様プロテアーゼ阻害剤 - Google Patents

新規な酸無水物及びキモトリプシン様プロテアーゼ阻害剤

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JPH1149739A
JPH1149739A JP21062097A JP21062097A JPH1149739A JP H1149739 A JPH1149739 A JP H1149739A JP 21062097 A JP21062097 A JP 21062097A JP 21062097 A JP21062097 A JP 21062097A JP H1149739 A JPH1149739 A JP H1149739A
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JP
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chymotrypsin
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dimethyl
amino
protease
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JP21062097A
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Kimio Ito
公夫 伊藤
Katsuhide Igarashi
勝秀 五十嵐
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キモトリプシン様プロテアーゼ阻害剤として
新規な酸無水物を提供する。 【解決手段】 構造式(1) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キモトリプシン様
プロテアーゼ阻害剤としての2,2-ジメチル-3-(N-4-シア
ノベンゾイル)アミノ-5-フェニル-ペンタン酸無水物に
関する。
【0002】
【従来の技術】キモトリプシン様プロテアーゼは生理的
に多様な役割を担っている。キモトリプシン様プロテア
ーゼの種類として、例えば、キモトリプシン、キマー
ゼ、カテプシンG等がある。キモトリプシンは消化酵素
であり、また、炎症反応においても機能する。さらに、
生化学試薬としても、例えば、ペプチドのマッピングな
どに広く用いられている。キマーゼは、ヒトではアンジ
オテンシン変換酵素以外の新たなAngII(アンジオテン
シンII)産生酵素として、近年、注目されており(J. B
iol. Chem. 265巻22348-22357頁1990年)、キマーゼ阻
害剤ができれば、高血圧や心疾患といったAngIIに起因
する疾病の治療に有効と期待される。また、キマーゼは
AngII以外にもコラゲナーゼの活性化にも関与している
(J. Biol. Chem. 269巻18134-18140頁1994年)。
【0003】カテプシンGは好中球の顆粒中に発現さ
れ、炎症反応に関与していると考えられている。以上の
様に、キモトリプシン様プロテアーゼの阻害剤は生化学
的な試薬としての利用や、疾病の治療へ広く利用できる
可能性を有する。一般に広く知られているキモトリプシ
ン様プロテアーゼの阻害剤としては、キモスタチン、蛋
白性キモトリプシンインヒビター、フェニルメチルスル
ホニルフルオリド(PMSF)、N-トシル-L-フェニルアラ
ニンクロロメチルケトン(TPCK)などがある。しかしな
がら、阻害活性の弱さや不安定性の点から、試薬とし
て、あるいは医薬として用いるために、より強力な阻害
剤の開発が求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、キモトリ
プシン様プロテアーゼを強力に阻害する化合物を合成
し、キモトリプシン様プロテアーゼに起因する様々な疾
病の治療のための医薬や、生化学試薬としての利用のた
めに提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、キモトリ
プシン様プロテアーゼとしてキモトリプシン、キマー
ゼ、カテプシンGの酵素活性を指標に合成展開を行なう
ことにより、本発明の式(1)で示される化合物が強力
かつ選択的にキモトリプシン様プロテアーゼの阻害作用
を持つことを見い出した。本発明は次の構造式(1)、
【0006】
【化2】 で表わされる2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾイル)
アミノ-5-フェニル-ペンタン酸無水物に係わるものであ
る。本発明はまた、構造式(1)で表される酸無水物ま
たはその塩を有効成分として含有する医薬に係わるもの
である。さらに本発明は、構造式(1)で表される酸無
水物またはその塩を有効成分として含有する試薬にも係
わる。これら医薬あるいは試薬としては、キモトリプシ
ン様プロテアーゼ阻害剤、例えば、キモトリプシン阻害
剤、キマーゼ阻害剤、カテプシンG阻害剤等が挙げられ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の2,2-ジメチル-3-(N-4-シ
アノベンゾイル)アミノ-5-フェニル-ペンタン酸無水物
は化学合成によって製造することができる。以下、本発
明の構造式(1)の化合物に関しての製造法を説明す
る。反応ルートとしては、2,2-ジメチル-3-アミノ-5-フ
ェニルペンタン酸と4-シアノベンゾイルクロライドをピ
リジンの存在下にジメチルホルムアミド中で反応させる
ことによって、2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾイ
ル)アミノ-5-フェニル-ペンタン酸を得、次いで、トリ
エチルアミンの存在下に、塩化メチレン中でブロモ-ト
リス-ピロリジノ-ホスフォニウム-ヘキサフルオロフォ
スフェートを用いて2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾ
イル)アミノ-5-フェニル-ペンタン酸同士を反応させる
ことにより、構造式(1)の2,2-ジメチル-3-(N-4-シア
ノベンゾイル)アミノ-5-フェニル-ペンタン酸無水物が
得られる。
【0008】各段階での反応条件は、溶媒として、クロ
ロホルム、ジクロロメタン、N、N-ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ピリジン、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ジエチルエーテル、酢酸エチル、ヘ
キサン、アセトニトリル、メタノール、ベンゼン、エタ
ノール、酢酸、アセトンが望ましい。反応温度は、選択
される溶媒及びその他の条件により、適宜選択すること
ができる。なお、それぞれの反応段階で、直接反応に関
与しない官能基(たとえば、ヒドロキシ、アミノなど)
は、通常公知の手段によって保護することができる。直
接、反応に関与しない官能基の保護手段に用いる保護基
としては、有機化学において通常用いられる保護基、た
とえば「プロテクト グループス イン オーガニック
シンセシス (Protective groupes in organic synth
esis) [Green著、 John Wiley & Sons, Inc. (1981
年)]等に記載されている保護基によって保護すること
が可能である。
【0009】また、製造された本発明化合物に対して
は、一連の反応終了後に、通常、公知の分離、精製手段
を用いることができる。例えば、抽出、分配、再沈殿、
再結晶、カラムクロマトグラフィー、蒸留、昇華などに
よって、より純粋な形で本発明の化合物を取得すること
ができる。上記のようにして得られた2,2-ジメチル-3-
(N-4-シアノベンゾイル)アミノ-5-フェニル-ペンタン
酸無水物は、試薬としての用途としては、例えば、蛋白
質の一次構造解析の際に行なわれる、キモトリプシン様
プロテアーゼによる蛋白質分解反応を停止させるための
試薬として用いることができる。
【0010】また、上記のようにして得られた2,2-ジメ
チル-3-(N-4-シアノベンゾイル)アミノ-5-フェニル-ペ
ンタン酸無水物を医薬として用いる場合には、その有効
成分として、2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾイル)
アミノ-5-フェニル-ペンタン酸無水物またはその製薬
上、許容しうる塩を固体若しくは液体の医薬用担体また
は希釈剤と共に、すなわち賦形剤や安定剤等と共に含む
製剤とするのが好ましい。当該製剤において、前記有効
成分の担体成分に対する割合は、1〜90重量%の間で変
動させることができる。当該製剤の剤形及び投与形態と
しては、顆粒剤、細粒剤、散剤、錠剤、カプセル剤、丸
剤若しくは液剤等の剤形にして用いることができる。ま
たさらに、原末のまま経口投与することも可能であり、
さらに、注射剤として、静脈内投与、筋肉内投与、また
は皮下投与することもできる。なお、注射剤として用い
る場合には、本発明の化合物を注射用の粉末として、用
事調製することもできる。
【0011】経口、経腸若しくは非経口投与に適した有
機または無機の、さらに固体または液体の医薬用に用い
られる担体か希釈剤を、医薬用のキモトリプシン様プロ
テアーゼ阻害剤を調製するために用いることができる。
水、ゼラチン、乳糖、デンプン、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルク、動植物油脂、ベンジルアルコール、ガ
ム、ポリアルキレングリコール、石油樹脂、やし油、ラ
ノリンその他医薬に用いられる他の担体は全て、医薬用
のキモトリプシン様プロテアーゼ阻害剤の担体若しくは
希釈剤として用いることができる。また、安定剤や湿潤
剤や乳化剤を加えたり、浸透圧調製剤またはpH調製剤と
して塩を補助薬として、適宜用いることができる。さら
に、医薬用のキモトリプシン様プロテアーゼ阻害剤は、
種々の疾患の治療において、前記有効成分の他に、必要
に応じて他の医薬として有効な成分、例えば他の種類の
キモトリプシン様プロテアーゼの阻害成分を含有させる
こともできる。顆粒剤、細粒剤、散剤、錠剤、またはカ
プセル剤の形態をとる場合には、前記有効成分を5〜80
重量%含有させるのが好ましい。液剤の場合には、前記
有効成分を1〜30重量%の割合で含有させるのが好まし
い。さらに、非経口投与剤のうち、注射剤として用いる
場合には、前記有効成分を1〜10重量%の割合で含有さ
せるのが好ましい。
【0012】臨床投与量は、経口投与の場合、成人に対
し上記有効成分として、一日当たり10〜100mgを内服す
るのが好ましい。しかしながら、患者の年齢、症状等に
よって適宜投与量を増減させることもできる。前記のキ
モトリプシン様プロテアーゼ阻害剤は、1日1回投与も
可能であるが、適当な間隔を2〜3回に分けて投与する
こともできる。さらに、注射剤として用いる場合には、
上記有効成分として、成人に対し1回あたり量1〜数10
mg投与するのが好ましい。また、その投与注射による段
階投与、あるいは、点滴等による持続投与で行なうこと
が可能である。なお、体外循環用に本発明の化合物を用
いる場合には、上記の注射剤の形態で用いることができ
る。投与量も上記の注射剤の投与量に準ずる。
【0013】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではな
い。 (実施例1)2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾイル)
アミノ-5-フェニル-ペンタン酸無水物の合成
【0014】
【化3】 2,2-ジメチル-3-アミノ-5-フェニル-ペンタン酸(5g、2
2.6mmol)をジメチルホルムアミド100mlに溶解し、氷冷
下にピリジン(4ml、49.7mmol、2.2eq)を加えた。これ
に4-シアノベンゾイルクロライド(3.7g、22.6mmol)を
徐々に添加し、氷冷下で1時間、その後室温にて4時間
撹拌した。溶媒を留去後に、残渣に5%アンモニア水を
加え溶解させ、ジエチルエーテルで3回洗浄し、ついで
この水層を氷冷下にクエン酸でpH3とした。これを酢酸
エチルで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で3回洗浄後
に、硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を留去することで、油
状の物質を得た。これをn-ヘキサンから結晶化せしめ、
2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾイル)アミノ-5-フ
ェニル-ペンタン酸(6.7g、85%)の白色結晶粉末を得
た。次に、この2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾイ
ル)アミノ-5-フェニル-ペンタン酸(5g、14.2mmol)を
塩化メチレン100mlに溶解し、氷冷下でトリエチルアミ
ン(10ml、71mmol、5eq)を添加し、次いでブロモ-トリ
ス-ピロリジノ-ホスフォニウム-ヘキサフルオロフォス
フェート(3.3g、7.1mmol、0.5eq)を添加し、室温にて
一晩撹拌した。溶媒を留去後に、残渣をシリカゲルカラ
ム(n-ヘキサン:酢酸エチル=6:1)に添加し、目的の
画分を集め、溶媒を留去後に、n-ヘキサンより結晶化
し、2,2-ジメチル-3-(N-4-シアノベンゾイル)アミノ-5
-フェニル-ペンタン酸無水物2.1g(43%)の白色結晶粉
末を得た。 NMR:1H (270MHz: CDCl3) δ8.18( 4H,d),δ7.75
(4H,d),δ7.27(10H,m),δ3.55(2H,dd),δ3.07(2H,m),
δ2.79(2H,m), δ1.98(2H,m), δ1.78(2H,m), δ1.32(6
H,s),δ1.18(6H,s) MS:[M+H]+ 計算値 682.817 実測値 682.8
【0015】(試験例1)本発明化合物のキモトリプシ
ン様プロテアーゼ(キモトリプシン、キマーゼ、カテプ
シンG)に対する阻害活性 本発明化合物(1)のキモトリプシン、キマーゼ、カテ
プシンGに対する阻害活性は以下のように測定し、阻害
活性を評価した。
【0016】キモトリプシンについては0.23pmolのウシ
キモトリプシンを0.75mMの合成基質スクシニル-アラニ
ル-アラニル-プロリル-フェニルアラニン-p-ニトロアニ
リドを基質として、0.01nMから1mMの本発明の化合物
(1)の存在下、50μl反応液中、37℃で反応させた。p
-ニトロアニリンの生成量を405nmでの吸光度の増加によ
り分光学的に検出した。反応液組成は、250mM Tris-HC
l, 1M KCl, 0.01% TritonX-100(pH8)であった。な
お、本発明の化合物(1)はあらかじめ最終濃度の10倍
濃度にジメチルスルホキシド(DMSO)で溶解したも
のを反応系に1/10容量加えることによって、最終的に10
%DMSOにて反応をおこなわせた。キモトリプシンの
活性は10%DMSOにおいて抑制されなかった。
【0017】さらに、キマーゼについては0.4単位(1
単位は1秒間に1pmolのアンジオテンシンIIをアンジオ
テンシンIから生成するキマーゼの酵素活性)のヒトキ
マーゼを、カテプシンGについては0.71pmolのヒトカテ
プシンGをそれぞれキモトリプシンと同じ条件において
本発明の化合物(1)の阻害活性を評価した。なお、ポ
ジティブコントロールとして、本発明化合物(1)を含
まず、10%DMSOのみを含む反応系でも、同様の実験
を対照実験として行ない、この各酵素の活性に対する本
発明化合物(1)を含む反応系での酵素活性との比較を
行ない、酵素活性が50%まで減少するときの本発明化合
物(1)の濃度をみつもり、IC50値(単位M)とした。
【0018】本発明化合物(1)のキモトリプシン、キ
マーゼ、カテプシンGに対する阻害活性をIC50値(単位
M)で表1に示した。いずれもIC50値は0.2μM未満で
あり、キモトリプシン様プロテアーゼを一様に強く阻害
した。一方、キモトリプシン様プロテアーゼ以外のプロ
テアーゼとして金属プロテアーゼに属するアンジオテン
シン変換酵素に対する本発明の化合物(1)の阻害活性
は、IC50値が100μM以上であった。したがって、本発
明の化合物(1)はキモトリプシン様プロテアーゼを選
択的に、かつ、非常に強力に、阻害する活性を有する。
【0019】
【表1】
【0020】(試験例2)毒性試験 本発明の化合物(1)の毒性を下記の方法によって試験
した。6週令雄性SDラットに対して、被験物質を0.5%C
MC-Na溶液に懸濁して、用量10mg/kgを1日1回、2週
間にわたって継続し経口投与した。投与開始前、及び投
与中の各日、体重の測定を行なった。所定量の血液を投
与期間終了の翌日採血し、血液検査を行ない、また採取
した尿の検査を実施した。加えて、剖検により臓器の変
異の有無を検査した。実施例1の化合物を投与した例で
は、投与期間中、死亡は見られず、体重推移、血液検
査、尿検査、剖検などにおいて明らかな異常はみられな
かった。この試験結果より、本発明の化合物(1)は低
毒性であると示唆された。
【0021】(製剤例)下記の処方に従い、実施例1の
化合物を有効成分とする錠剤を製造した。 実施例1の化合物 10mg ステアリン酸マグネシウム 30mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 2mg ポリエチレングリコール 0.5mg 乳糖 残部 (1錠当たりの総重量 200mg)
【0022】
【発明の効果】本発明により、新規なキモトリプシン様
プロテアーゼ阻害剤;無水2,2-ジメチル-3-(4-シアノベ
ンゾイルアミノ)-5-フェニル-ペンタン酸及びそれを有
効成分とする薬剤は、キモトリプシン様プロテアーゼに
対して選択的かつ強力な阻害作用を示し、キモトリプシ
ン、キマーゼ、カテプシンGなどのキモトリプシン様プ
ロテアーゼの活性昂進に起因する各種疾患の予防と治療
に用いられる医薬としてきわめて有効である。また、強
力な阻害作用を利用して、キモトリプシン様プロテアー
ゼ阻害剤としての生化学的な試薬として有効である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の構造式(1) 【化1】 で表わされる酸無水物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の酸無水物またはその塩
    を、有効成分として含有する医薬。
  3. 【請求項3】 医薬が、キモトリプシン様プロテアーゼ
    阻害剤である請求項2記載の医薬。
  4. 【請求項4】 キモトリプシン様プロテアーゼが、キモ
    トリプシン、キマーゼまたはカテプシンGである請求項
    3記載の医薬。
  5. 【請求項5】 請求項2、3または4のいずれか一項に
    記載の医薬及び薬学的に許容される担体を含有する医薬
    組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の酸無水物またはその塩
    を、有効成分として含有する試薬。
  7. 【請求項7】 試薬が、キモトリプシン様プロテアーゼ
    阻害剤である請求項6記載の試薬。
  8. 【請求項8】 キモトリプシン様プロテアーゼが、キモ
    トリプシン、キマーゼまたはカテプシンGである請求項
    7記載の試薬。
JP21062097A 1997-08-05 1997-08-05 新規な酸無水物及びキモトリプシン様プロテアーゼ阻害剤 Withdrawn JPH1149739A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1443816A2 (en) * 2000-11-03 2004-08-11 The J. David Gladstone Institutes Methods of treating disorders related to apoe

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