JPH1149651A - ヘアーマスカラ組成物 - Google Patents

ヘアーマスカラ組成物

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JPH1149651A
JPH1149651A JP21471097A JP21471097A JPH1149651A JP H1149651 A JPH1149651 A JP H1149651A JP 21471097 A JP21471097 A JP 21471097A JP 21471097 A JP21471097 A JP 21471097A JP H1149651 A JPH1149651 A JP H1149651A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】隠蔽性や耐摩擦性に優れ、べとつきやごわつき
がなく、色ムラなく染毛でき、且つ簡便に使用できるヘ
アーマスカラ組成物を提供する。 【解決手段】パール光沢を有する顔料2〜40重量%、
ゲル化剤0.1〜5重量%、及びフィルム形成性ポリマ
ー0.2〜5重量%を含有することを特徴とするヘアー
マスカラ組成物、HLB値が12〜18である非イオン
性界面活性剤をさらに含有することを特徴とする同ヘア
ーマスカラ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は染毛剤組成物に関
し、更に詳しくは、隠蔽性、耐摩擦性、安定性に優れ、
且つべとつきやごわつきがない感触に優れたヘアーマス
カラ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、若者を中心に髪を脱色した茶髪、
更に髪全体を様々な色で染毛したり、部分的にメッシュ
を入れる等のヘアーカラーリングが流行し、これらヘア
ーカラーリングを実施するにあたり、様々な染毛剤が使
用されている。一般に毛髪を染毛する方法としては、着
色された毛髪の色の持続性の観点から永久染毛剤、半永
久染毛剤及び一時染毛剤に分類され、永久染毛剤、半永
久染毛剤については、色の持続性は高いものの、その染
毛操作は煩雑であり、一度染毛を失敗すると元に戻せな
いという欠点を有している。一方、一時染毛剤は、使用
方法も簡便であり、特にシャンプーで洗うことにより簡
単に洗い落とせることができ、近年その需要も非常に高
まってきている。
【0003】従来、一時染毛剤は、カーボンブラック、
体質顔料やタール系色素を分散させた溶液状のものを専
用のブラシによって毛髪に塗布するか、又はエアゾール
噴射剤とともにエアゾール缶に充填したスプレー状のも
のを毛髪に塗布し、塗布後に乾燥させることによって色
材を固定させる手法がとられており、その組成物中に
は、固定力を強化するために種々の固着剤が添加されて
いるのが一般的である。
【0004】例えば、特開昭63−218613号公報
及び特開昭63−218614号公報には、アクリル酸
等のアニオン性の重合性不飽和単量体とアクリル酸のア
ルキルエステルとの共重合体よりなるアニオン性樹脂と
顔料を含有した染毛剤組成物が、また、特開昭54−6
7039号公報及び特開昭60−36571号公報に
は、3級アミン含有メタクリレートのモノクロロ酢酸ア
ミン塩とアクリル酸のアルキルエステルとの共重合体よ
りなる両性イオン樹脂と顔料を含有した染毛剤組成物が
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
樹脂を固着剤として使用した染毛剤組成物は、固定力に
おいては十分な機能を有しているものの、服や布で擦ら
れた場合、顔料が移行して服を汚すという耐摩擦性、及
び樹脂同士が固着して毛髪のべとつきやごわつきによる
違和感を与えて感触を悪化させるという使用感について
問題点を有していた。また、ごわつき等の感触を良好に
しようとした場合、固着剤の配合量を下げることにより
解決されるが、組成物の粘性が低くなり、顔料が沈降
し、ムラ染めの原因となる等の問題点を有していた。
【0006】現在市販されている一時染毛剤をみると、
着色剤としてカーボンブラック又はタール系色素を用い
たものがヘアーマスカラ剤として見受けられるが、これ
らは耐摩擦性に欠け、一度衣服につくと洗濯しても落ち
ないという問題点を有している。また、剤形としてスプ
レー状のものも見受けられるが、これらは部分的に染毛
することは極めて困難であり、且つ、ごわつきにより使
用感が劣っている。従って、隠蔽性や耐摩擦性に優れ、
べとつきやごわつきがなく、色ムラなく染毛でき、且つ
簡便に使用できるヘアーマスカラ組成物が強く望まれて
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】係る現状において、本発
明者等は、鋭意研究を重ねた結果、特定の顔料とゲル化
剤及びフィルム形成ポリマーとを特定比率で配合した一
時染毛剤が上記課題を解決することを見出し、さらにH
LB値が12〜18である非イオン性界面活性剤を併用
することによりその効果が増強されることを見出し、本
発明を完成した。すなわち上記課題は、本発明に係る、
パール光沢を有する顔料2〜40重量%、ゲル化剤0.
1〜5重量%、及びフィルム形成性ポリマー0.2〜5
重量%を含有することを特徴とするヘアーマスカラ組成
物、HLB値が12〜18である非イオン性界面活性剤
をさらに含有することを特徴とする同ヘアーマスカラ組
成物によって解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下発明の実施の形態を詳説す
る。本発明に使用するパール光沢を有する顔料は、以下
のものが挙げられる。 1.雲母チタン。 2.カルミン、コンジョウ、群青、黒酸化鉄、ベンガ
ラ、黄酸化鉄、酸化クロム、水酸化クロム等の無機顔料
より選ばれる一種又は二種以上の有色顔料で被覆された
雲母チタン。 3.アゾ顔料、酸性染料、フタロシアニン顔料、スレン
顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、イソイン
ドリノン顔料等の有機顔料又は有機染料から選ばれる一
種又は二種以上で被覆された雲母チタン。
【0009】これらのパール光沢を有する顔料のうち好
ましいものとしては、雲母チタン、カルミン,コンジョ
ウ,群青,黒酸化鉄,ベンガラ,黄酸化鉄,酸化クロ
ム,水酸化クロムからなる群より選ばれる一種又は二種
以上の有色顔料で被覆された雲母チタン、赤色404
号,赤色226号,赤色202号,赤色206号,黄色
401号,青色404号等の、遷移金属によるレーキを
なされていないアゾ染料から選ばれる一種又は二種以上
で被覆された雲母チタンである。
【0010】これらのパール光沢を有する顔料は、一種
又は二種以上を混合して用いることができ、その配合量
は特に限定されるものではないが、本発明のヘアーマス
カラ組成物全量に対して2〜40重量%である。2重量
%未満では、目的とする隠蔽力が得られなく、また40
重量%を超えると使用上のびや付きが悪く均一に着色し
ない。
【0011】本発明に使用するゲル化剤は、カルボキシ
ビニルポリマー,アルキルアクリル酸−アクリル酸共重
合体,ポリアクリル酸アミド,シェラック等が挙げられ
る。カルボキシビニルポリマーとしては、カーボポール
(B.F.グッドリッチケミカル社製),ハイビスワコ
ー(和光純薬製)、アルキルアクリル酸−アクリル酸共
重合体としては、PEMULEN(B.F.グッドリッ
チケミカル社製)、ポリアクリル酸アミドとしては、セ
ピゲル(セピック社製)の商品名等で市販されている。
これらのゲル化剤は、一種又は二種以上を混合して用い
ることができ、ゲル化剤の配合量は本発明に係る組成物
全量に対して0.1〜5重量%である。0.1重量%未
満では、顔料の沈殿等が発生し安定性上問題があり、5
重量%を超えると粘度が高く、使用上のびや付きが悪
い。
【0012】これらのゲル化剤は、中和剤とともに用い
られることが通常であり、例えば、ジイソプロパノール
アミン,トリエタノールアミン等のアルカノールアミン
類、アンモニア、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
塩基性アミノ酸類(リジン,アルギニン等)、塩基性ポ
リペプチド等が挙げらる。中和剤の配合量は、使用した
ゲル化剤の種類によって適宜変更されるものであるが、
通常、ゲル化剤重量に対して0.2〜5倍の比率で配合
される。
【0013】本発明に使用するフィルム形成性ポリマー
としては、ノニオン性高分子化合物と両性高分子化合物
が特に好ましいものとして挙げられる。ノニオン性高分
子化合物としては、例えば、ポリビニルピロリドン(ル
ビスコールK、BASF社製)、ビニルピロリドンと酢
酸ビニルとの共重合体(ルビスコールVA、BASF社
製)、及びビニルピロリドンとジメチルアミノエチルメ
タクリレートとの共重合体(コポリマー937、ISP
社製)が挙げられる。両性高分子化合物としては、ジア
ルキルアミノエチルメタクリレート重合体のモノクロル
酢酸両性化物(ユカフォーマー、三菱化学社製)が挙げ
られる。
【0014】ノニオン高分子化合物は、ゲル化剤の粘度
を損なわない点で両性高分子化合物よりも好ましい。
【0015】これらのフィルム形成性ポリマーの配合量
は、本発明に係る組成物全量に対して0.2〜5重量%
である。0.2重量%未満では充分な効果が得られな
く、5重量%を超えて配合するとごわつき等が発生して
毛髪の感触が低下する。
【0016】本発明のヘアーマスカラ組成物には、更に
非イオン性界面活性剤を配合すると更に安定性を向上
し、ごわつきを減少させることができる。非イオン性界
面活性剤は、HLB値が12〜18の範囲にあるもので
あり、この範囲を外れると顔料の分散性及び毛髪への均
一な染着性が劣る。本発明に用いられるHLB値が12
〜18である非イオン界面活性剤としては、例えば、ポ
リオキシエチレンセチルエーテル(12〜30E.
O.),ポリオキシエチレンオレイルエーテル(15〜
50E.O.),ポリオキシエチレンステアリルエーテ
ル(15〜50E.O.),ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル(10〜40E.O.),ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル(10〜30E.
O.),ポリオキシエチレンラウリルエーテル(10〜
30E.O.)、ポリオキシエチレンイソステアリルエ
ーテル(15〜35E.O.),ポリオキシエチレンペ
ンタデシルエーテル(20〜40E.O.),ポリオキ
シエチレンベヘニルエーテル(18〜40E.O.),
ポリオキシエチレンコレステリルエーテル(20〜40
E.O.)等のポリオキシエチレンアルキルエーテル、
ポリオキシエチレン(15〜50E.O.)モノステア
レート,ポリオキシエチレン(30〜100E.O.)
ジステアレート,ポリオキシエチレン(12〜30E.
O.)モノイソステアレート等の脂肪酸ポリエチレング
リコール、ポリオキシエチレン(15〜50E.O.)
グリセリルモノシソステアレート,ポリオキシエチレン
(40〜80E.O.)グリセリルトリイソステアレー
ト等の脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル、ポリオキ
シエチレン(15〜40E.O.)ソルビタンものラウ
レート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビットテトラオレエート
(20〜40E.O.),ポリオキシエチレンソルビッ
トテトラステアレート(20〜60E.O.)等のポリ
オキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油(40〜100E.O.)等のポ
リオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラ
ノリン(15〜35E.O.),ポリオキシエチレンラ
ノリンアルコール(15〜40E.O.)等のポリオキ
シエチレンラノリン誘導体等が挙げられる。好ましい非
イオン性界面活性剤としては、顔料の分散性の点で、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノステアレート(20
E.O.),ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60
E.O.)等が挙げられる。
【0017】これらの非イオン性界面活性剤は、一種又
は二種以上を混合して用いることができ、その配合量
は、本発明に係る組成物全量に対して0.1〜5重量%
が好ましい。0.1重量%未満では、顔料の分散性が悪
く顔料が不均一となる場合があり、また5重量%を超え
るとべたつきを生じたり、耐摩擦性が低下したりして好
ましくない場合がある。
【0018】本発明の組成物中には、例えば上記成分の
他に、本発明の効果を損なわない範囲で、乳化安定化の
為の乳化剤、色調安定化の為の色剤を添加することがで
きる。乳化剤としてはアニオン性,両性,カチオン性の
いずれの界面活性剤をも使用することができる。色剤と
しては、種々のタール系色素を使用することができる。
【0019】また、商品価値を高める為に、香料、又は
色素を添加しても良い。更に、組成物の経日的変質を防
止するために防腐剤、金属イオン封鎖剤、pH調製剤、
紫外線吸収剤、酸化防止剤、グリセリン,プロピレング
リコール等の湿潤剤を添加することもできる。
【0020】以下に本発明を実施例をもって詳細に説明
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。実施例に先立って各実施例で採用した試験法を説明
する。
【0021】(1)隠蔽力(試験法) 染色に使用するヘアーマスカラ組成物の試料をガラス板
に0.2mmの厚さで均一な皮膜を作製し、一昼夜乾燥
した後、色彩色差計を用いて、皮膜の明度(La)を測
定した。次に、長さ10cm、重さ1gの毛束の明度
(Lb)を測定した後に、ヘアーマスカラ組成物の試料
0.5gを均等に塗布し、25℃、RH60%の条件下
で1時間放置して乾燥させた。乾燥後、色彩色差計を用
いて、染色した毛髪の明度(Lc)を測定した。次に以
下の式に従って、染色による隠蔽力を求めた。この場
合、値が高いほど隠蔽力が高いことを示す。 式 : 隠蔽力=(Lc−La)×100/(Lb−L
a) 尚、評価基準は、以下の通りである。 ◎:極めて良好 隠蔽力90%以上 ○:良好 隠蔽力80%以上、90%未満 △:やや悪い 隠蔽力50%以上、80%未満 ×:悪い 隠蔽力50%未満
【0022】(2)耐摩擦性(試験法) 長さ10cm、重さ1gの毛束にヘアーマスカラ組成物
の試料0.5gを均等に塗布し、25℃、RH60%の
条件下で1時間放置して乾燥させた。次にこの染色毛髪
に木綿の布を擦り付け、布に付着した顔料の量を目視に
より判断した。尚、評価基準は、以下のとおりである。 ◎:極めて良好 全く転着ない ○:良好 殆ど転着なし △:やや悪い やや転着する ×:悪い 転着量が大きい
【0023】(3)安定性(試験法) ヘアーマスカラ組成物の安定性に関しては、50℃の恒
温糟にて静置し、2ヶ月経過した後に、その性状につい
て検査した。尚、評価基準は、以下のとおりである。 ○:良好 分離、変色及び粘度低下がない ×:悪い 分離、変色及び粘度低下の発生あり
【0024】(4)官能試験(べたつき及びごわつきの
評価) 20名の被験者によってヘアーマスカラ組成物の試料を
使用し、部分的に染毛を実施した。その後被験者本人
が、べたつき及びごわつきについて官能評価した。尚、
評価基準は、以下の通りである。 ◎:極めて良好 べたつきがない又はごわつかないと答えた被験者の数が17人 以上 ○:良好 べたつきがない又はごわつかないと答えた被験者の数が12人 以上、17人未満 △:やや悪い べたつきがない又はごわつかないと答えた被験者の数が8人以 上、12人未満 ×:悪い べたつきがない又はごわつかないと答えた被験者の数が8人未 満
【0025】
【実施例】
実施例1〜4、比較例1〜4 下記表1に示す組成のヘアーマスカラ組成物を常法によ
り調製し、マスカラ容器に充填し、マスカラブラシを用
いて試料を毛髪に塗布し、隠蔽力、耐摩擦性、安定性及
び官能試験(べたつき及びごわつきの評価)について評
価を行った。
【0026】
【表1】
【0027】表1より明らかなように本発明のヘアーマ
スカラ組成物(実施例1〜4)はいずれも優れた性能を
有していた。一方、必須成分のいずれかを欠いた比較例
では、隠蔽力、耐摩擦性、安定性及び官能試験(べたつ
き及びごわつきの評価)において劣っている項目があり
本発明の目的を達成できなかった。
【0028】実施例5〜8、比較例5〜8 下記表2に示す組成のヘアーマスカラ組成物を常法によ
り調製し、隠蔽力、耐摩擦性、安定性及び官能試験(べ
たつき及びごわつきの評価)について評価を行った。
【0029】
【表2】
【0030】表2より明らかなように本発明のヘアーマ
スカラ組成物(実施例5〜8)は、いずれも優れた性能
を有していた。一方、必須成分のいずれかを欠いた、又
は配合量範囲を逸脱した比較例では、隠蔽力、耐摩擦
性、安定性及び官能試験(べたつき及びごわつきの評
価)において劣っている項目があり本発明の目的を達成
できなかった。
【0031】実施例9〜14、比較例9〜10 下記表3に示す組成のヘアーマスカラ組成物を常法によ
り調製し、隠蔽力、耐摩擦性、安定性及び官能試験(べ
たつき及びごわつきの評価)について評価を行った。
【0032】
【表3】
【0033】表3より明らかなように本発明のヘアーマ
スカラ組成物(実施例9〜14)はいずれも優れた性能
を有していた。一方、必須成分のいずれかを欠いた、又
は配合量範囲を逸脱した比較例では、隠蔽力、耐摩擦
性、安定性及び官能試験(べたつき及びごわつきの評
価)において劣っている項目があり本発明の目的を達成
できなかった。
【0034】
【発明の効果】以上記載のごとく、本発明が、隠蔽性、
耐摩擦性、安定性に優れ、且つべとつきやごわつきがな
い感触に優れたヘアーマスカラ組成物を提供できること
は明らかである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パール光沢を有する顔料2〜40重量
    %、ゲル化剤0.1〜5重量%、及びフィルム形成性ポ
    リマー0.2〜5重量%を含有することを特徴とするヘ
    アーマスカラ組成物。
  2. 【請求項2】 HLB値が12〜18である非イオン性
    界面活性剤を含有する請求項1記載のヘアーマスカラ組
    成物。
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