JPH1149295A - タンクローリ車における給液ノズル脱落防止機構 - Google Patents

タンクローリ車における給液ノズル脱落防止機構

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Publication number
JPH1149295A
JPH1149295A JP21804997A JP21804997A JPH1149295A JP H1149295 A JPH1149295 A JP H1149295A JP 21804997 A JP21804997 A JP 21804997A JP 21804997 A JP21804997 A JP 21804997A JP H1149295 A JPH1149295 A JP H1149295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
liquid supply
supply nozzle
nozzle holder
regulating means
Prior art date
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Pending
Application number
JP21804997A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Kitazawa
和男 北沢
Hideyuki Karasawa
秀幸 唐沢
Yoshiya Unno
義也 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MK Seiko Co Ltd
Original Assignee
MK Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by MK Seiko Co Ltd filed Critical MK Seiko Co Ltd
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Publication of JPH1149295A publication Critical patent/JPH1149295A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タンクローリ車の給液ノズルの確実な係止と
片手での簡単な掛け外しを可能にする。 【構成】 給液ノズル1のレバーガード5に設けた突出
部を、ノズルホルダー6の手前側に設けた前後左右上下
の各規制手段7、8、9位置に、付勢手段10、13に
よりスライドさせるようにしたタンクローリ車における
給液ノズル脱落防止機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体を給液ノズルにて
配送給液するタンクローリー車における給液ノズル脱落
防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のノズル係止機構では、給液ノズル
の吐出口を上に向けレバーガード部を上方から差し込
み、給液ノズルの前後左右の動きを規制し、更にレバー
ガード部にピンなどを挿通して上下動に対しても規制を
かけ、タンクローリー車の走行中に発生する振動によ
り、給液ノズルがノズルホルダーから脱落するのを防止
するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピンな
どで固定しようとするとノズルの掛け外しがどうしても
両手で行うようになってしまい、面倒な作業となり、作
業者によってはピンを使わず、ホルダーに差し込むだけ
で済ませてしまい、走行中ノズルをホルダーから脱落さ
せてしまうことがあった。
【0004】本発明は前記の様な問題点を解消できるタ
ンクローリー車における給液ノズル脱落防止機構を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、握り部を兼ねた吐出パイプ、該吐出パイプに
内蔵された開閉弁、該開閉弁を開閉するレバー、及び該
レバーの周囲をガードするレバーガードからなる給液ノ
ズルと、該ノズルを、前記吐出パイプの吐出口が上向き
となる姿勢で下方へスライド挿入し、前記レバーガード
のホース取付基部側面を支承するタイプのノズルホルダ
ーとからなり、前記レバーガードには、前記吐出パイプ
に対向する面の一部を幅方向に突出させた突出部を設
け、前記ノズルホルダー側には、前記給液ノズルを手前
側へ付勢する付勢手段と、該付勢手段により付勢された
位置において、前記突出部の左右方向の動きを規制する
第1の規制手段と、前記突出部の手前側への動きを規制
する第2の規制手段と、前記突出部の上方への動きを規
制する第3の規制手段とを設けたタンクローリー車にお
ける給液ノズル脱落防止機構を提供することを要旨とす
るものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、吐出パイプに対向するレバー
ガード幅を一部突出させた給液ノズルを、吐出口を上に
向け、吐出パイプに対向するレバーガードの外面をノズ
ルホルダーの縦壁面に当てながら、給液ノズルを手前側
に付勢する付勢手段に抗して下方へスライド挿入する。
レバーガードのホース取付基部側の面がノズルホルダー
の底面に着底した後、給液ノズルを押し付けていた力を
緩めると付勢手段の反発力により自然にレバーガードの
突出部が第1の規制手段にガイドされて手前側にスライ
ドする。そして、前記突出部が第2の規制手段に当接す
ると、その位置では突出部の上端が第3の規制手段に当
接し上方への抜けが防止される。よって片手で給液ノズ
ルをノズルホルダーに掛けることができ、また確実に給
液ノズルを係止することができ、車両を走行させても脱
落することがない。
【0007】
【実施例】以下、図に基づき本発明の一実施例を詳細に
説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例を示す給液ノズル
の側面図で、給液ノズル本体1は、タンクローリ車のタ
ンク内の液体を搬送するためのホース2先端に接続され
た吐出パイプ3と、吐出パイプ3に内蔵された弁を開閉
するためのレバー4と、そのレバーをガードし、レバー
4が不用意に動かないようにするためのレバーガード5
とから構成されている。
【0009】図2はレバーガード5の吐出パイプ3に対
向する厚みtを有する面を外側から見た図で、通常の幅
aに対し、一部幅方向に突出させた幅bの突出部が形成
されている。この突出部は後述するノズルホルダーへの
着脱時にノズルホルダーの形状と対応するようになって
おり、ホース接続側から距離cまでは幅aで、その後図
のように徐々に幅bに近づき、距離dまでは幅bを維持
して、それ以降を幅aに戻している。
【0010】図3はノズルホルダー6の斜視図、図4は
その縦断面図であり、タンクローリ車の給液装置を収納
する壁面に取り付けた状態を示すものである。図に示す
ようにノズルホルダー6は鋳物等で略L字状に一体成形
したものとなっており、また、その縦面の両側には幅
b’(>b)の第1の規制手段7、幅a’(>a)の第
2の規制手段8、縦面から距離t’(>t)をおいて第
3の規制手段9がそれぞれ立設されている。そして、縦
面には前記各規制手段に囲まれた位置にロッド10が前
後にt”(>t’)だけ出入りするようにブラケット1
1、ストッパー12、ばね13と共に組み込まれてい
る。さらに、ロッド10の他端側にはその動作に連動し
てオン・オフ(ロッド10がt’よりも突出していると
きにオンとなり、t’以下のときにはオフとなる。)す
るスイッチ15が組み込まれており、給液ノズル1の掛
け外しにより、給液装置(図示せず)をオン・オフでき
るように構成されている。
【0011】以下、実施例の動作について図に基づき説
明する。
【0012】図5の(A)は給液ノズル1をノズルホル
ダー6にセットする第1の動作を示す正面図であり、図
5の(B)はその縦断面図である。図中給液ノズル1は
2点鎖線で示してあり、レバーガード5の吐出パイプ3
に対向する側の外面だけは実線で示してある。また、図
6の(A)は給液ノズル1をノズルホルダー6にセット
する第2の動作を示す正面図であり、図6の(B)はそ
の縦断面図である。また、図7の(A)は給液ノズル1
をノズルホルダー6にセットする第3の動作を示す正面
図であり、図7の(B)はその縦断面図である。
【0013】作業者はまず図5に示すように、レバーガ
ード5の吐出パイプ3に対向する面の突出部の下方を、
ノズルホルダー6の第2の規制手段8の間を通過させる
ようにして挿入していき、ロッド10に当て、さらにノ
ズルホルダー6の縦面に密着させる。
【0014】次に図6に示すように、レバーガード5の
突出部を第1の規制手段7の間を通過させるようにし
て、給液ノズル1をノズルホルダー6の縦面に沿って下
方へスライドさせ、レバーガード5のホース取付基部側
の面をノズルホルダー6の横面に密着させる。
【0015】密着後は給液ノズル1を持っていた力を緩
めれば、図7に示すように、ばね13によりロッド10
が押し出されると共に給液ノズル1が手前側にスライド
してくる。つまり、レバーガード5の突出部が第1の規
制手段7に案内されながら、手前側にスライドし、第3
の規制手段9の下側に潜り込んで、第2の規制手段8に
突き当たり、前後左右上下の各方向を係止された状態と
なり、車両が走行しても、ばね13の付勢力によりその
位置が維持され、給液ノズル1の脱落が防止される。
【0016】そして、給液ノズルを1ノズルホルダー6
から外す時には上記手順の逆を行えばよい。
【0017】尚、本実施例ではロッド10で給液ノズル
1を付勢するようにしてあるが、図8の(A)(B)に
示すように、ロッド10の代わりにカム等の回転部材1
4を用いれば、図5に示すような手前側からロッド10
を押し込む動作を省略できる。つまり、レバーガード5
の吐出パイプ3に対向する面を、ノズルホルダー6の縦
面に沿って下方へスライドさせるだけで回転部材14は
押し込まれ、あとの動作を上記と同様に実行すればよい
ものである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、ノズルホルダー
に給液ノズルをセットした場合、ばねの付勢力により、
前後上下左右どの方向にも給液ノズルが係止される位置
に保持され、確実に脱落が防止される。また、給液ノズ
ルの掛け外しも片手ででき、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である給液ノズルの全体構成
図である。
【図2】同ノズルのレバーガードの吐出パイプに対向す
る側の底面図である。
【図3】本発明の一実施例であるノズルホルダーの全体
構成図である。
【図4】同ノズルホルダーの縦断面図である。
【図5】本発明の一実施例である給液ノズルをノズルホ
ルダーへセットする第1動作説明図である。
【図6】本発明の一実施例である給液ノズルをノズルホ
ルダーへセットする第2動作説明図である。
【図7】本発明の一実施例である給液ノズルをノズルホ
ルダーへセットする第3動作説明図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す動作説明図である。
【符号の説明】
1 給液ノズル 3 吐出パイプ 4 レバー 5 レバーガード 6 ノズルホルダー 7 第1の規制手段 8 第2の規制手段 9 第3の規制手段 10 ロッド 13 ばね 14 回転部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握り部を兼ねた吐出パイプ、該吐出パイ
    プに内蔵された開閉弁、該開閉弁を開閉するレバー、及
    び該レバーの周囲をガードするレバーガードからなる給
    液ノズルと、該ノズルを、前記吐出パイプの吐出口が上
    向きとなる姿勢で下方へスライド挿入し、前記レバーガ
    ードのホース取付基部側面を支承するタイプのノズルホ
    ルダーとからなり、 前記レバーガードには、前記吐出パイプに対向する面の
    一部を幅方向に突出させた突出部を設け、 前記ノズルホルダー側には、前記給液ノズルを手前側へ
    付勢する付勢手段と、該付勢手段により付勢された位置
    において、前記突出部の左右方向の動きを規制する第1
    の規制手段と、前記突出部の手前側への動きを規制する
    第2の規制手段と、前記突出部の上方への動きを規制す
    る第3の規制手段とを設けたことを特徴とするタンクロ
    ーリー車における給液ノズル脱落防止機構。
JP21804997A 1997-07-28 1997-07-28 タンクローリ車における給液ノズル脱落防止機構 Pending JPH1149295A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21804997A JPH1149295A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 タンクローリ車における給液ノズル脱落防止機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP21804997A JPH1149295A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 タンクローリ車における給液ノズル脱落防止機構

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Publication Number Publication Date
JPH1149295A true JPH1149295A (ja) 1999-02-23

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ID=16713858

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21804997A Pending JPH1149295A (ja) 1997-07-28 1997-07-28 タンクローリ車における給液ノズル脱落防止機構

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JP (1) JPH1149295A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014065518A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Tatsuno Corp 給油装置のノズル掛け

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014065518A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Tatsuno Corp 給油装置のノズル掛け

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