JPH0676198U - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH0676198U
JPH0676198U JP1583293U JP1583293U JPH0676198U JP H0676198 U JPH0676198 U JP H0676198U JP 1583293 U JP1583293 U JP 1583293U JP 1583293 U JP1583293 U JP 1583293U JP H0676198 U JPH0676198 U JP H0676198U
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淳孝 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は給油ノズル及びノズル掛けを装置本
体内に収納できるよう構成した給油装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 給油装置1は、給油装置本体2の側面2bに
給油ノズル6が収納されるノズル収納部7と給油ノズル
6から垂れ下げられた給油ホース4が収納されるホース
収納部8が設けられている。ノズル収納部7内には、ノ
ズル掛け9が回動自在に設けられ、非給油時は、給油ノ
ズル6をノズル掛け9に掛止させた状態で、ノズル掛け
9を時計方向に回動させてノズル収納部7内に収納させ
る。又、給油を行う際は、ノズル収納部7内に収納され
た給油ノズル6を引き出し、ノズル掛け9を反時計方向
に回動してノズル取り外し・戻し位置に移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は給油所等において使用され、自動車の燃料タンク等へガソリンや軽油 のような油液を供給する給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
給油所等においては、ガソリン,軽油といった油液を給油するための給油装置 が設置されており、給油装置としては、給油所の給油エリア内に設置される地上 設置型の給油装置が多く使用されている。
【0003】 この種の給油装置は、油液が貯蔵された地下タンクから油液を汲み上げて自動 車の燃料タンクに給油するため、地上に設置された給油装置本体の内部にポンプ ,ポンプ駆動モータ,流量計,流量の積算及びポンプ駆動モータの起動・停止を 制御する制御回路等の各機器が収納されている。又、給油装置本体の側面上端に はポンプに接続された管路と給油ホースとを接続する継手が設けられ、給油装置 本体の側面の中間位置には、給油ホース先端に設けられた給油ノズルが掛止され るノズル掛けが設けられている。
【0004】 給油作業を行う際、給油所の作業者が給油ノズルをノズル掛けから外すとノズ ルスイッチがオンになり、ポンプ駆動モータが起動される。そして、給油ノズル の吐出パイプを自動車の燃料タンクの給油口に差し込み、給油ノズルのノズルレ バーを引いて主弁を開弁させると、地下タンクから汲み上げられた油液が自動車 の燃料タンクに給油される。作業者は給油が終わると、給油ノズルをノズル掛け に戻し、これによりノズルスイッチがオフになりポンプ駆動モータが停止する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の給油装置では、ノズル掛けが給油装置本体の側面に突出してい るため、例えば作業者が給油装置の近くで給油作業を行っていると、ノズル掛け に腕や頭がぶつかることがあり、特に顧客の自動車が給油装置の前面側と後面側 の両方に到着したとき、作業者は給油装置本体の側面を通って給油装置の前面側 と後面側とを行ったり来たりしなければならず、その際給油装置本体の側面に突 出するノズル掛けが邪魔になり作業の妨げとなっていた。
【0006】 そこで、本考案は上記課題を解決した給油装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、給油装置本体の壁面に給油ノズルを掛止するノズル掛けが設けられ た給油装置において、 前記給油装置本体の壁面に凹部を設け、 該凹部内に前記ノズル掛けを上下方向に回動可能に設けてなる。
【0008】
【作用】
本考案によれば、給油装置本体の側面に設けられた凹部内にノズル掛けを設け ることにより、ノズル掛けが作業者の移動を妨げることが防止されるとともに、 ノズル掛けを凹部内で上下方向に回動させることができるので、給油ノズルが凹 部内に収納され、ノズル掛けに掛止された給油ノズルが作業者の移動を妨げるこ とが防止される。
【0009】
【実施例】
図1乃至図3に本考案になる給油装置の第1実施例を示す。
【0010】 各図中、給油装置1は給油所の給油エリアに設置され、給油装置本体2の内部 にはポンプ,ポンプ駆動モータ,流量計,流量の積算及びポンプ駆動モータの起 動・停止を制御する制御回路等(図示せず)の各機器が収納されている。そして 、給油装置本体2の前面2aには流量計により計測された給油量が表示される給 油量表示器3が配設されている。
【0011】 又、給油装置本体2の側面2b上端にはポンプに接続された管路と給油ホース 4とを接続する継手5が設けられ、給油装置本体2の側面2bの中間位置には、 給油ホース4先端に接続された給油ノズル6が収納されるノズル収納部7が設け られている。
【0012】 又、ノズル収納部7の下方には、給油ノズル6から垂れ下げられた給油ホース 4が収納されるホース収納部8が設けられている。尚、ノズル収納部7及びホー ス収納部8は給油装置本体2の側面2bに設けられた凹部であり、夫々パネル7 a,8aにより囲まれ給油ノズル6、給油ホース4が給油装置本体2の側面2b から突出しないように形成されている。
【0013】 即ち、ノズル収納部7は側面2bから給油装置本体2内に形成されており、ノ ズル収納部7内には給油ノズル6を掛止するノズル掛け9が設けられている。又 、ノズル掛け9の側方(図2中右方)の側面2bには、コ字状に形成されたホー ス規制部材10が取り付けられている。従って、継手5から垂れ下がった給油ホ ース4は、上記ホース規制部材10によりノズル掛け9より離間した位置に吊下 するように規制され、給油ノズル6の取り外し及び戻し作業を妨げないように垂 れ下がる。
【0014】 上記ノズル掛け9は、図3に示すように給油ノズル6の吐出パイプ6aが挿入 されるパイプ挿入部11と、給油ノズル6のレバーガード6bが挿入されるレバ ーガード挿入部12とよりなる。パイプ挿入部11は吐出パイプ6aの挿入を容 易にするため、吐出パイプ6aが変位できるように上下方向及び横方向に余裕を もたせてある。又、レバーガード挿入部12は、給油ノズル6のレバーガード6 bをガタツキなく保持するため、レバーガード6bが嵌合する保持用溝13を有 する。
【0015】 尚、この保持用溝13は作業者が給油作業を行う際、誤って給油ノズル6のノ ズルレバー6cを掴んで主弁を開弁させてしまわないようにレバーガード6bが 保持用溝13内に潜るように製作されている。
【0016】 上記ノズル掛け9は給油装置本体2に固定された軸14に回動自在に支持され るブラケット15と、コイルばね16の一端が掛止されるピン17とを有し、給 油ノズル6が掛けられると図1中破線で示すようにノズル収納位置に回動してノ ズル収納部7内に収納され、給油作業時は図1中実線で示すノズル取り外し・戻 し位置に回動する。又、コイルばね16の他端はピン18に掛止され、ノズル掛 け9をノズル収納位置又はノズル取り外し・戻し位置に保持するように付勢する 。
【0017】 尚、上記ピン17,18はノズル収納部7の天板より垂下方向に延在するよう に給油装置本体2に固定された支持部材19の下端部19aに設けられている。
【0018】 図4に示すように、給油前あるいは給油後の非給油時は、給油ノズル6をノズ ル掛け9に掛止させた状態で、ブラケット15の上端が側面2b内側に当接する までノズル掛け9をA方向に回動させる。つまり、作業者は給油ノズル6をノズ ル掛け9に戻したとき、給油ノズル6のグリップ6dを掴んだままXa方向に押 圧してノズル収納部7内に押し込む。
【0019】 ノズル掛け9はコイルバネ16の引っ張り力によりA方向に付勢され、図4に 示すノズル収納位置に保持される。このように、ノズル掛け9及び給油ノズル6 はノズル収納部7内に収納されるため、給油装置本体2の側面2bから突出しな い状態に保持される。これにより給油ノズル6から垂れ下げられた給油ホース4 は、ホース収納部8内に収納される。
【0020】 従って、例えば作業者が給油装置1の近くで給油作業を行う際、ノズル掛け9 又は給油ノズル6あるいは給油ノズル6から垂れ下げられた給油ホース4にぶつ かることがなく、特に顧客の自動車が給油装置1の前面側と後面側の両方に到着 したとき、作業者は給油装置本体2の側面2bの脇を通って給油装置1の前面側 と後面側とを行ったり来たりするがノズル掛け9又は給油ノズル6が邪魔になら ず給油作業が容易となる。
【0021】 又、給油所の閉店時や給油装置の清掃、メンテナンス時にノズル掛け9及び給 油ノズル6を給油装置本体2のノズル収納部7内に収納させることにより作業し やすくなり、能率良くメンテナンス等を行える。しかも、給油所が営業中であっ てもノズル掛け9及び給油ノズル6を給油装置本体2のノズル収納部7内に収納 させることができるので、使用頻度の少ないノズル掛け9及び給油ノズル6を保 護することができる。
【0022】 又、給油を行う際は、図4のように収納された給油ノズル6のグリップ6dを 掴んだままXb方向に引き出す。これにより、ノズル掛け9が軸14を中心に反 時計方向(B方向)に回動して図3に示すノズル取り外し・戻し位置に至る。そ の際、ノズル掛け9の下端に突出する突部20が給油装置本体2の側面2bに設 けられたストッパ21に当接して反時計方向(B方向)への回動を規制される。 さらに、ノズル掛け9はコイルバネ16の引っ張り力によりB方向に付勢され、 図3に示すノズル取り外し・戻し位置に保持される。
【0023】 ノズル掛け9がこのノズル取り外し・戻し位置になると、給油ノズル6のグリ ップ6dが給油装置本体2の側面2bより突出するため、ノズル取り外し及びノ ズル戻し作業はし易くなる。尚、給油のため給油ノズル6をノズル掛け9から外 すと、ノズル掛け9のレバーガード挿入部12が給油装置本体2の側面2bより 突出するが、比較的その突出量が小さくて済み作業者の通行の邪魔にならない。
【0024】 図5に示すように、ノズル掛け9が上記のようにノズル収納位置又はノズル取 り外し・戻し位置に回動する際、コイルバネ16の全長を一定とした場合のピン 18を中心とするコイルバネ16先端の回動軌跡は円弧イ(a,b,c)のよう な曲線となり、軸14を中心とするピン17の実際の回動軌跡は円弧ロ(a,b ’,c’)のような曲線となる。このようにピン17の回動中心である軸14と コイルバネ16の回動中心であるピン18とがずれて設けられているため、コイ ルバネ16の引っ張り力は円弧ロの中間位置b’で最大となり、ノズル収納位置 又はノズル取り外し・戻し位置でのピン17の回動位置a,c’で最小となる。
【0025】 従って、コイルバネ16の引っ張り力は円弧ロの中間位置b’を境にしてトグ ル的に作用し、ピン17が位置aにあるときはノズル掛け9をA方向に付勢し、 ピン17が位置c’にあるときはノズル掛け9をB方向に付勢する。よって、ノ ズル掛け9はノズル収納位置及びノズル取り外し・戻し位置のどちらにあるとき もコイルバネ16の引っ張り力によりその位置にガタツキなく保持される。
【0026】 図6,図7に本考案の第2実施例を示す。
【0027】 図6はノズル掛け9がノズル取り外し・戻し位置に位置に保持され、図7はノ ズル掛け9がノズル収納位置に保持された状態を示す。
【0028】 ノズル掛け9は上記第1実施例と同様に軸14に回動自在に支承されたブラケ ット15を有し、ノズル収納部7内に回動可能に設けられている。そして、コイ ルバネ22とリンク23とよりなる付勢機構24によりその回動位置に保持され る。
【0029】 付勢機構24のコイルバネ22は、一端がノズル収納部7の内壁に固定された ピン25に掛止され、他端がリンク23の一端に設けられた掛止ピン23aに掛 止されている。リンク23はノズル収納部7の内壁に固定された軸26に回動自 在に支承されており、他端に連結ピン23bが設けられている。
【0030】 リンク23は連結ピン23bがノズル掛け9の上部に連結されており、ノズル 掛け9の回動動作に応じて回動する。従って、付勢機構24は、ノズル掛け9が ノズル取り外し・戻し位置に位置にあるときは、リンク23の掛止ピン23aが 軸26よりも上方に位置し、リンク23を反時計方向に付勢する。その結果、ノ ズル掛け9は、図6に示すように下端の突部20がストッパ21に当接した状態 に保持される。
【0031】 しかし、付勢機構24は、ノズル掛け9がノズル収納位置にあるときは、リン ク23の掛止ピン23aが軸26よりも下方に位置し、リンク23を時計方向に 付勢する。その結果、ノズル掛け9は、図7に示すようにノズル収納部7内に収 納された状態に保持される。
【0032】 従って、非給油時は、図7に示すように、給油ノズル6をノズル掛け9に掛止 させた状態で、ノズル掛け9をA方向に回動させてノズル収納部7内に押し込む と、するとリンク(図7中破線で示す)23が時計方向に回動する。よって、ノ ズル掛け9はリンク23を介したコイルバネ22の引っ張り力によりA方向に付 勢され、ブラケット15の上端が側面2b内側に当接するノズル収納位置に保持 される。
【0033】 このように、ノズル掛け9及び給油ノズル6はノズル収納部7内に収納される ため、給油装置本体2の側面2bから突出しない状態に保持される。従って、例 えば作業者が給油装置1の近くで給油作業を行う際、ノズル掛け9又は給油ノズ ル6が邪魔にならず給油作業が容易となる。
【0034】 又、給油を行う際は、図6のように収納された給油ノズル6のグリップ6dを 掴んだままXb方向に引き出す。これにより、ノズル掛け9が軸14を中心に反 時計方向(B方向)に回動して図6に示すノズル取り外し・戻し位置に至る。そ の際、リンク23が反時計方向に回動するため、ノズル掛け9はリンク23を介 したコイルバネ22の引っ張り力によりB方向に付勢される。さらに、ノズル掛 け9は下端に突出する突部20が給油装置本体2の側面2bに設けられたストッ パ21に当接して反時計方向(B方向)への回動を規制される。そして、ノズル 掛け9はコイルバネ22の引っ張り力により、図6に示すノズル取り外し・戻し 位置に保持される。
【0035】 図8に示すように、ノズル掛け9が回動する際、長さ一定とした場合のコイル バネ22の他端の回動軌跡は円弧ハ(a,b,c)のようになり、リンク23の 掛止ピン23aの回動軌跡は円弧ニ(a,b’,c)のようになる。
【0036】 リンク23の掛止ピン23aがb’点を通過する際、円弧ハと円弧ニとの差L が最大になり、コイルバネ22の引っ張り力が最も大きくなる。しかるに、掛止 ピン23aがb’点を通過するとき、掛止ピン23a,軸26,ピン25が一直 線上に位置するため、b’点はリンク23の死点となる。
【0037】 従って、付勢機構24は、ピン23aがb’点より上方に位置するときは、図 6に示すようにノズル掛け9をB方向に付勢し、ピン23aがb’点より下方に 位置するときは、図7に示すようにノズル掛け9をA方向に付勢し、b’点を境 にしてトグル的にバネ力を作用させる。
【0038】 図9乃至図11に本考案の第3実施例を示す。
【0039】 各図中、給油中にノズル掛け9がノズル収納部7内に収納されてしまうと、給 油ノズル6をノズル掛け9に戻すことが難しくなる。その場合、作業者は一端収 納位置にあるノズル掛け9をXb方向に引っ張ってノズル取り外し・戻し位置に 移動させてから給油ノズル6をノズル掛け9に戻すことになり、その操作が面倒 である。
【0040】 そのため、本実施例では、ノズル掛け9のパイプ挿入部11の奥部に、給油ノ ズル6の吐出パイプ6aが挿入されたことを検出するノズル検出板27が設けら れている。このノズル検出板27はパイプ挿入部11の上部に横架されてノズル 掛け9の側壁に回動自在に軸承された軸28を有し、この軸28に巻装されたト ーションバネ29のバネ力により反時計方向に付勢されている。従って、ノズル 検出板27は給油ノズル6の吐出パイプ6aがノズル掛け9のパイプ挿入部11 に挿入されていないときは垂下状態に保持されている。
【0041】 そして、給油ノズル6の吐出パイプ6aがノズル掛け9のパイプ挿入部11に 挿入されると、吐出パイプ6aの先端がノズル検出板27に当接し、ノズル検出 板27を時計方向に回動させる。よって、ノズル検出板27がトーションバネ2 9のバネ力に抗して時計方向に回動することにより、給油ノズル6がノズル掛け 9に戻されたことを検出できる。
【0042】 又、ノズル検出板27と一体に設けられた軸28の一端はノズル掛け9の側方 に突出しており、その端部にはノズル検出板27と同一方向に延在するフック3 0が一体に設けられている。そのため、ノズル検出板27が吐出パイプ6aに押 圧されて時計方向に回動するとフック30も同方向に回動する。
【0043】 31はノズル掛け9の回動を規制する回動規制部材で、ノズル収納部7の内壁 に上記フック30の上方に位置するように固定されている。又、回動規制部材3 1は棒状の部材で、ノズル掛け9の回動方向に応じて上下方向に斜めに延在する ように取り付けられている。
【0044】 従って、非給油時は、図9,図10に示すように、給油ノズル6の吐出パイプ 6aがノズル掛け9のパイプ挿入部11に挿入され、吐出パイプ6aの先端がノ ズル検出板27を時計方向に回動させる。このように、給油ノズル6をノズル掛 け9に掛止させた状態で、ノズル掛け9をA方向に回動させてノズル収納部7内 に押し込むと、ノズル掛け9はコイルバネ16の引っ張り力によりA方向に付勢 され、ノズル収納位置に保持される。
【0045】 その際、ノズル検出板27と一体なフック30も時計方向に回動しているため 、フック30は回動規制部材31に当接することなく通過し、ノズル掛け9がノ ズル収納位置に回動することが許容される。
【0046】 しかし、給油ノズル6がノズル掛け9に戻されないままノズル掛け9がノズル 収納部7内に押圧された場合、給油ノズル6の吐出パイプ6aがノズル掛け9の パイプ挿入部11に挿入されていないので、ノズル検出板27が垂下状態にあり 、フック30も同方向に向いている。従って、給油中にノズル掛け9がノズル収 納部7内に押圧されても、ノズル掛け9が図11中破線で示す位置まで回動した 時点でフック30の鉤部30aが回動規制部材31に当接し、ノズル収納部7内 への回動が阻止される。
【0047】 このようにフック30と回動規制部材31との当接により給油ノズル6が戻さ れないまま空のノズル掛け9がノズル収納部7内に引っ込むことが防止され、給 油終了後のノズル戻し操作が容易に行える。
【0048】 尚、上記実施例では、給油装置本体2の側面2bに1個のノズル掛け9を設け た給油装置1を一例として挙げたが、これに限らず、給油装置本体2の側面2b に複数個のノズル掛け9を設けた構成の給油装置にも適用できるのは勿論である 。
【0049】
【考案の効果】
上述の如く、本考案になる給油装置は、給油装置本体の側面に設けられた凹部 内にノズル掛けを設けることにより、作業者の移動がノズル掛けにより妨げられ ることが防止されるとともに、ノズル掛けを凹部内で上下方向に回動させること ができるので、非給油時に給油ノズルを凹部内に収納することができ、作業者が 給油装置本体の側面を通る際にノズル掛け及びノズル掛けに掛止された給油ノズ ルが邪魔にならず、給油装置本体の側面の通行が容易となって給油作業時の移動 がしやすくなる。又、給油所の閉店時や給油装置の清掃、メンテナンス時にノズ ル掛け及び給油ノズルを給油装置本体の側面の凹部内に収納させることにより作 業しやすくなり、能率良くメンテナンス等を行える。しかも、給油所が営業中で あってもノズル掛け及び給油ノズルを給油装置本体内に収納させることができる ので、使用頻度の少ないノズル掛け及び給油ノズルを保護することができる等の 特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】給油装置の正面図である。
【図2】給油装置の側面図である。
【図3】本考案の要部を拡大して示すノズル掛け及びノ
ズル収納部の縦断面図である。
【図4】ノズル掛け及び給油ノズルの収納状態を示す縦
断面図である。
【図5】ノズル掛けを保持するコイルバネの作用を説明
するための縦断面図である。
【図6】本考案の第2実施例の縦断面図である。
【図7】第2実施例のノズル掛け及び給油ノズルの収納
状態を示す縦断面図である。
【図8】第2実施例のノズル掛けを保持するコイルバネ
の作用を説明するための縦断面図である。
【図9】本考案の第3実施例の縦断面図である。
【図10】第3実施例の平面図である。
【図11】給油ノズルが挿入されていないノズル掛けの
回動を阻止する動作を説明するための縦断面図である。
【符号の説明】
1 給油装置 2 装置本体 4 給油ホース 6 給油ノズル 7 ノズル収納部 8 ホース収納部 9 ノズル掛け 11 パイプ挿入部 12 レバーガード挿入部 16,22 コイルバネ 23 リンク 24 付勢機構 27 ノズル検出板 30 フック 31 回動規制部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給油装置本体の壁面に給油ノズルを掛止
    するノズル掛けが設けられた給油装置において、 前記給油装置本体の壁面に凹部を設け、 該凹部内に前記ノズル掛けを上下方向に回動可能に設け
    てなる給油装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010263665A (ja) * 2009-04-30 2010-11-18 Nitto Electric Works Ltd 電気自動車用充電スタンド
JP2012069293A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電プラグ保持装置
JP2012143124A (ja) * 2010-12-15 2012-07-26 Nitto Kogyo Co Ltd 電気自動車用充電装置の充電コネクタ保持構造

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