JPH094758A - 安全装置 - Google Patents
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
容器の二重バルブで、簡単な構成で、操作のより大きな
信頼性を有する安全装置を提供する。 【解決手段】 当二重バルブ4は、可搬性容器1内に垂
直に装着されたネックリング2内にバルブを脱着可能に
固定するためのハウジング5a、5bを有し、当ハウジ
ング内には圧力ばね19によって動作する変位可能な垂
直パイプ8が装着され、これは、バルブリング9を有
し、一部分はハウジングとバルブリング間のガス通路を
閉じるために使用され、一部分は垂直パイプ内のバルブ
プラグ13との間の液体通路を閉じるために使用され
る。さらに、ハウジング内のネックリング下側に、垂直
方向下側に向かって先細りとなるくさび19を有する留
め金17を有し、この留め金は、くさびの広い端部20
が窓部を通って突出するよう作用する弾性力を有し、か
つ壁部の内側に対して曲がるばねを備えて構成される。
Description
装置、特にガスによる圧力のかかった液体を流通するた
めに使用するタイプの可搬性容器用の安全装置に関す
る。この安全装置は、容器中の垂直方向に配置されたネ
ックリング中のバルブを脱着可能に搭載するためのハウ
ジングと、ハウジング中で圧力ばねの働きにより変位可
能に設けられた垂直なパイプとを備える。この垂直なパ
イプは、ハウジングとバルブリングとの間の閉鎖可能な
のガス通路と、後者の開口と第2の圧力ばねにより垂直
なパイプに装着されるバルブプラグとの間の閉鎖可能な
の液体通路との両者を有する弾性物質からなるバルブリ
ングを有する。また、安全装置は、ハウジング中のネッ
クリングの下に配置され、垂直方向下側に向いて先細り
のくさびを有する留め金を備えている。この留め金の狭
い端部は、ハウジングの壁部中の窓の底部で上下動する
よう支持されている。
な液体は、多くの場合、炭酸ガスの圧力をかけた可搬性
容器で流通される。バルブを取り外す間、圧力は大きな
力でバルブを室内へ外すように作用し、それによりバル
ブに当たった人間が傷ついている。
て、この問題を解決する方法が記載されている。留め金
は、二重バルブのハウジングの窓部においてネックリン
グの下に置かれる。この留め金は、外側に傾いた閉鎖位
置と内側に傾いた開放位置との間を窓部の下端の回りに
回動可能である。また、留め金の底部には、内側に向い
た切り替え用の突出部を設ける。留め金は、垂直なパイ
プ上に位置する弾力性を有する指部により外側に傾いた
ポジションに保たれる。この位置において、バルブは、
その目的のための特別な道具を持たない人間によっては
決して取り外すことができない。
常、液体の内容物を容器から分配するための二重バルブ
と接続されるカップリングヘッドと似ている。しかしな
がら、特別の道具はより長いスピンドルを有し、その結
果、カップリングのハンドルにより駆動されると、それ
は通常の場合よりも少しだけ垂直なパイプを下側に押
す。容器内の圧力はこの段階で特別に備えられたカップ
リングヘッドを介して速やかに抜け出る。そのため、バ
ルブは何の危険もなく取り外される。これは、下向きの
変位と同時に垂直なパイプが指部を押し下げ、その指部
の下端が、内側に向いた切り替え用の突出部を踏みつけ
ることにより、留め金を開放位置にすることができるこ
とによる。
圧力が加えられたバルブを取り外そうとするバルブを開
ける許可を得ていない人間が怪我をする危険を好適に除
くことができる。しかしながら、特別な道具は延長され
たスピンドルを有する通常のカップリングヘッドである
ため、もし問題の人間が、垂直なパイプの上端でスピン
ドルとバルブリングとの間にディスクを挿入するという
考えを持てば、バルブは、通常のカップリングヘッドを
用いてバルブを開ける許可を得ていない人間によって取
り外される。また、この構成はいくらか複雑であり、長
い指で垂直なパイプを操作することで、留め金を外して
その機能をなくしてしまう。
な構成と操作のより大きな信頼性を有する上述した形式
の安全装置を提供しようとするものである。
新規で独自の特徴は、くさびの幅広端が窓部を通って突
出するよう働く弾性力を有し、壁部の内側に対して曲が
ったばねを、留め金が備える事実である。この構成は、
単純で安価である。ばね及びくさびは、一つの部材とし
て構成することができるが、それぞれがハウジングに固
定された2つの別の部材から構成することもできる。い
ずれの場合も、ばね及びくさびのいずれもが外れる可能
性を有していないため、この構成は完全に信頼性を有す
る。
さびを形成し、ばねを形成する下側の突出部を有する本
体に互いに接続される2つのフラップを有するU字形状
を主として有している。そして、ばねは、それが窓部に
搭載されるとき予め応力をかけることができるような形
状を有する。
下側のフックを有し、ばねがハウジングの壁部の下側の
端部を留めるための下側の屈曲部を有しているため、留
め金は簡単な方法で窓部内へ把持される。窓部中の正確
な位置決めは、留め金の本体を保持する中間バーにより
保証される。
してはならない。これは、フックがこのように突出する
と、ネックリングの開口を通じてのバルブの通過を妨げ
ることになるためである。そのため、窓部の下端に沿っ
て、フックを保持するために、窓部に内側へ向く埋め込
み孔部を形成することができる。
グ中で斜めに下側へ押してガス圧を抜くことで、バルブ
を何の危険もなく外すことができる、棒状の脱着スパナ
に関するものである。このスパナは、同時に、ねじ状の
バルブを回してゆるめる目的にも使用される。
斜め下側に押されると、留め金の本体と棒との間に押し
下げられた開放ロッドの端部が接近し、そしてこのよう
な方法でくさびはハウジング内へ引き込まれる。そし
て、バルブはスパナによりネックリングから外される。
留め金本体との間に接触させるために、留め金本体は上
側の突出部を有している。この上側の突出部は、留め金
を留めた位置で、ハウジング中斜め上側及び内側に延び
る。ハウジングの内側には、本体とこの本体の2つのフ
ラップと棒との間の棒領域にロッドの端部を導くための
ガイドを設けることができる。
記述する一実施例により詳細に説明する。
みが記載されており、圧力容器1は、その中で二重バル
ブ4がねじ3によりねじ固定されているネックリング2
を有する。
る。ハウジングの上部5aは、ネックリング2の内側カ
ラー7上に位置するリングシール6に対してきつく下側
にねじ込まれている。ハウジングの下部5bは、ネック
リング2の下まで容器中下側に自由に延びており、垂直
なパイプ8を保持している。垂直なパイプ8の上部に
は、弾性物質からなるバルブリング9を設けている。バ
ルブが閉じた状態において、垂直なパイプ8は、圧力ば
ね10により、ハウジングの上部5aにおいてバルブシ
ート11に対してきつく保持されている。バルブが開い
た状態では、ガス通路がバルブリング9とシート11と
の間に現れる。
12が設けられている。この第2の圧力ばね12は、バ
ルブが閉じた状態において、バルブリング9において内
側バルブシート14に対してバルブプラグ13をきつく
保持する。バルブが開いた状態では、液体の通路がプラ
グ13とバルブシート14との間に現れる。
から最も理解できるように、中間バー16を有する窓部
15が形成されている。この窓部において、参照番号1
7とともに全体が示されている留め金は把持される。
れている。この場合、留め金は金属板からなる一つの部
材から形成されているが、金属またはプラスチックの鋳
造によっても形成することができる。留め金は、本体1
8と2つのフラップ19を有するU字形状に主として形
成されている。各フラップは、上部の広い端部20と下
部の狭い端部21とを有する下に向いて狭くなるくさび
形状として形成されている。後者の端部21は、さら
に、フラップ22の自由端において下向きのフック23
を有する。
上部突出部25とが形成されている。下部突出部24
は、フラップの自由端22の方向に向かって斜め前方に
延び、留め金が窓部15に装着された時予備応力をかけ
るためのばねとして作用する。上部突出部25はフラッ
プの自由端22とは反対の方向に向かって斜め内側に延
びている。この突出部の目的は後に詳細に説明する。
する。フック23を窓部15の下端27の外側とかみ合
わせ、下部突出部24の屈曲部26を下部ハウジング5
bの壁部の切込み28とかみ合わせ、一方、本体18は
バー26の内側を保持することで、留め金17は窓部1
5に把持されることにより装着される。フック23が窓
部の下端27とかみ合う場所の両者において、ハウジン
グの壁部はフックを収納するための埋設孔領域30を有
し、その結果フックはハウジングの外壁の外側へは突出
しない。そのため、バルブの脱着時にバルブがネックリ
ングの開口を通過しなければならない時、バルブの障害
とはならない。
持されると、留め金の本体が、板ばねとして作用する予
め応力を与えられた下部突出部24によりバーの内側に
対して押し付けられることで、フラップ19の上部の広
い端部は、窓部15のバー16のそれぞれの側で外側に
向かって突出する。そのため、バルブを取り外そうとし
ても、フラップの上端部20がネックリング2の下側と
あたるため、バルブは外れることがない。
ッド32により、どのようにしてバルブを取り外すかを
示している。
し、その下部はバルブリング9の上部でくぼみ33中に
はまっている。スパナによって垂直なパイプは、図示の
ように、ハウジング中において斜め下側に押される。そ
れにより、ハウジング内のガスの過剰な圧力は速やかに
抜け、そのため操作員には何の危険も無くバルブを取り
外すことができる。正しい傾き位置は、スパナ31の支
え止め34によって決定される。
しないカップリングヘッドを接続するための2つのカッ
プリングピボット35を設けている。これらのうちの一
方は、留め金がこのピボットの真下に位置することを示
す矢じりを付されている。垂直なパイプは、取り外しの
際は、対向するピボットに向かって斜めに押され、その
結果、矢印の付されたピボットの下において、バルブリ
ング9とバルブシート11との間に自由開口が現れる。
ッドのハンドル36を保持することにより、留め金の本
体18とバー16との間まで押し込まれる。このロッド
の先端には屈曲部37を設けている。この屈曲部は、上
部では本体の上部の傾いた突出部25と接触し、下部で
はバーと接触する。開放ロッドをさらに下側へ駆動する
ことにより、ロッドの曲がった端部はバーと留め金の本
体との間を進み、留め金を内側へ傾かせて、その結果フ
ラップ19はハウジング内に引き込まれる。そして、操
作員がスパナ31によりネックリングからバルブのねじ
を回してゆるめることで、バルブは自由にネックリング
の開口を通過することができる。
に駆動すべき領域を捕らえる動作を容易にするために、
留め金の上部にロッドの端部を留め金まで導くためのガ
イド38を設けている。
二重バルブを示す部分断面図である。
同じ構成を示す部分断面図である。
正面側の斜視図である。
れた図4及び図5の留め金を有する、図1の二重バルブ
のためのハウジングの底部分を示す説明図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 二重バルブのための、特にガスの圧力の
かかった液体を運ぶために使用される種類の容器のため
の安全装置であって、この安全装置が、容器の垂直方向
に位置するネックリングにバルブを脱着自在に装着する
ためのハウジングと、ハウジング中で圧力ばねによって
変位可能に装着された垂直なパイプとを備え、この垂直
なパイプが、第2の圧力ばねで荷重を負荷された垂直な
パイプ中で、ハウジングとバルブリングとの間の閉鎖可
能なガス通路と、バルブリングの開口とバルブプラグと
の間の閉鎖可能な液体通路との両者を有し、装置はま
た、ネックリングの下のハウジング内に位置し、垂直方
向下側へ向かって先細りとなるくさびであって、そのく
さびの狭い側の端部がハウジングの壁部内の窓の底で傾
いて支持されているくさびを有する留め金を備える安全
装置において、留め金が、くさびの広い側の端部が窓部
を通って突出するようにする弾性力を有し、壁部の内側
に対して曲がるばねを備えることを特徴とする安全装
置。 - 【請求項2】 留め金が、くさびを形成し、本体によっ
て互いが接続されている2つのフラップを有するU字形
状を主として有することを特徴とする請求項1記載の安
全装置。 - 【請求項3】 本体が、ばねを形成する下側の突出部を
有することを特徴とする請求項2記載の安全装置。 - 【請求項4】 ばねが、留め金が窓部に装着された時に
予め応力をかけられた状態となるような形状を有するこ
とを特徴とする請求項3記載の安全装置。 - 【請求項5】 フラップの各々が窓部の下端をかみ合わ
せるための下側のフックを有するとともに、ばねが窓部
の壁部において下端をかみ合わせるための下側の屈曲部
を有することを特徴とする請求項3または4記載の安全
装置。 - 【請求項6】 本体が、留め金が装着された位置にある
時に、ハウジング内を斜め上向きに延びる上側の突出部
を有することを特徴とする請求項2から5のいずれか1
項に記載の安全装置。 - 【請求項7】 窓部の下端に沿って、ハウジングの壁部
内に内側に向く埋め込み孔領域を形成したことを特徴と
する請求項2から6のいずれか1項に記載の安全装置。 - 【請求項8】 ハウジングの壁部の一部が窓部内におい
て中間バーを形成することを特徴とする請求項1から7
のいずれか1項に記載の安全装置。 - 【請求項9】 安全装置が、垂直なパイプをハウジング
内において下側に傾いて押すための脱着スパナを備える
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載
の安全装置。 - 【請求項10】 安全装置が、垂直なパイプが窓部の対
向する方向に下側に傾いて押された時にハウジングとバ
ルブシールとの間に現れる開口を介して、押し下げられ
くさびの突出部分をハウジング内に引き込むよう改造さ
れた開放ロッドを備えることを特徴とする請求項1から
9のいずれか1項に記載の安全装置。 - 【請求項11】 留め金の上に、開放ロッドのためのガ
イドを有することを特徴とする請求項10記載の安全装
置。
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