JPH1148389A - 転写シート及びそれを用いた加飾品の製造方法 - Google Patents

転写シート及びそれを用いた加飾品の製造方法

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JPH1148389A
JPH1148389A JP21835297A JP21835297A JPH1148389A JP H1148389 A JPH1148389 A JP H1148389A JP 21835297 A JP21835297 A JP 21835297A JP 21835297 A JP21835297 A JP 21835297A JP H1148389 A JPH1148389 A JP H1148389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな三次元的な凹凸面へも転写シートが破
れずに転写できる成形性の有る転写シートとして、これ
で加飾品を作る。 【解決手段】 アクリル系樹脂フィルムからなる支持体
1に隣接して、該支持体と剥離性を有する樹脂からなる
絵柄層3を転写層2として有する構成の転写シートSと
する。転写層には適宜接着剤層4も設ける。この転写シ
ートを用いた加飾品の製造方法は、その転写方法とし
て、真空成形転写法、射出成形同時絵付け転写法とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は三次元形状等の凹凸
面への転写にも適する転写シートと、それを用いた加飾
品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂の射出成形品や木質基材等の
特に三次元形状の凹凸表面のある被転写体に対して絵柄
模様を転写で施すには、転写シートの支持体には成形性
のある樹脂フィルムとして塩化ビニル樹脂フィルムが良
く使われてきた。このような転写シートとしては、例え
ば、特許第2119518号(特公平7−29518
号)公報に開示されている。これは、塩化ビニル樹脂フ
ィルムからなる支持体に直接に、セルロース系樹脂等の
剥離可能なバインダー樹脂からなる絵柄インクで絵柄層
を印刷形成した転写シートである。また、特公平7−
110550号公報では、成形性の有る支持体として、
塩化ビニル樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリ
ル系樹脂、ABS樹脂の中から適宜選択したフィルムの
上に、アンカー層、更に離型層を設けたものを支持体と
して、この支持体に転写層となる絵柄層、接着剤層を設
けた構成の転写シートを開示している。また、三次元
形状の凹凸表面のある被転写体に対する転写法には、水
圧転写法もある。水圧転写法では、ポリビニルアルコー
ル系樹脂等からなる水膨潤性の転写シートを水面に浮か
べ、その上から被転写体を水中に沈めて、転写する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
では、支持体に塩化ビニル樹脂フィルムを用いているの
で、三次元形状等の凹凸表面への転写は出来るが、塩化
ビニル樹脂フィルム自体の性質により転写シートの成形
性に限界があり、絞り比の大きい凹凸表面には転写でき
なかった。また、上記では、その支持体は基材フィル
ムにアンカー層及び離型層を設ける事が必要で、従っ
て、転写シート製造工程が複雑となる。また、アンカー
層や離型層の為に、転写シートが成形転写される時に、
熱成形の適性温度範囲が狭くなったりする。また、上記
では、転写シートを水膨潤性として水面に浮かべる必
要が有る為、文字パターン等の精密な加飾が不可能であ
るといった問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の転写シートでは、アクリル系樹脂フィルムか
らなる支持体に隣接して、該支持体と剥離性を有する樹
脂からなる絵柄層を転写層として有する構成とした。ま
た、支持体上の絵柄層の上には、更に接着剤層を適宜設
け、絵柄層及び接着剤層が転写層となる構成としても良
い。この様な構成によって、支持体のアンカー層や離型
層等が不要で転写シートの製造が平易となり、しかも特
に三次元形状等の凹凸面へも、文字パターン等の精密な
加飾もできる様になる。
【0005】また、本発明の加飾品の製造方法の第1の
方法は、上記いずれかの転写シートを、その絵柄層を被
転写体側に向けて配置し、転写シートの加熱及び被転写
体側からの真空吸引を行い、加熱された転写シートを支
持体側と被転写体側との気圧差により被転写体に密着さ
せ、しかる後、支持体を剥離して、被転写体に転写層を
転写する、真空成形転写法によって、加飾品を得る方法
である。また、本発明の加飾品の製造方法の第2の方法
は、上記いずれかの転写シートを、一対の型の間に挿入
した状態で、両型を型締めし、両型で形成されるキャビ
ティ内に流動状態の樹脂を充填して、成形と同時に成形
品表面に転写シートを密着させた後、両型を型開きし、
転写シートの支持体シートを剥離して、成形品からなる
被転写体に転写層を転写する、射出成形同時絵付け転写
法によって、加飾品を得る方法である。これら加飾品の
製造方法によって、三次元形状等の凹凸表面でも加飾し
た加飾品が得られる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の転写シート及びそ
れを用いた加飾品の製造方法の実施の形態を詳述する。
【0007】〔転写シート〕図1は転写シートの形態例
を示す断面図である。図1(A)は接着剤層無しの形
態、図1(B)は接着剤層有りの形態である。図1の如
く、本発明の転写シートSは、アクリル系樹脂フィルム
からなる支持体1に隣接して、該支持体と剥離性を有す
る樹脂からなる絵柄層3を転写層2として有する。図1
(A)の形態では、転写層2は絵柄層3のみから構成さ
れ、図1(B)の形態では、転写層2は絵柄層3及び接
着剤層4とから構成される。接着剤層4は適宜設ける。
【0008】(支持体)支持体には、本発明ではアクリ
ル系樹脂からなるフィルムを用いる。アクリル系樹脂と
しては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)
アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート等の(メ
タ)アクリル酸エステルの単独重合体又は共重合体を用
いる。また、これら単独重合体又は共重合体の共重合モ
ノマーとして、(メタ)アクリルアミド等の(メタ)ア
クリル酸誘導体を用いても良い。但し、ここで(メタ)
アクリレートとはアクリレート又はメタクリレートの意
味である。支持体の厚みは、10〜500μm程度、よ
り好ましくは25〜50μm程度である。
【0009】(転写層:絵柄層)次に転写層の絵柄層
は、絵柄等のパターンや全ベタ柄等を、支持体と剥離性
のあるバインダー樹脂を用いたビヒクルに顔料、染料等
の着色剤を混合したインク、塗液を用いて印刷や塗工で
形成する。絵柄層用の印刷インク又は塗液には、支持体
と剥離性のあるバインダー樹脂、着色剤、溶剤、また、
必要に応じて適宜、体質顔料、硬化剤、各種添加剤等を
添加した組成物を使用すれば良い。支持体と剥離性のあ
るバインダー樹脂としては、例えば、シリコーン系樹
脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリビニルブチ
ラール系樹脂、熱可塑性ポリウレタン系樹脂等の熱可塑
性樹脂、常温硬化又は熱硬化の硬化性ポリウレタン系樹
脂、電離放射線硬化性樹脂等の硬化性樹脂等の単体又は
混合物を使用できる。特に剥離性の良好なシリコーン樹
脂、或いはフッ素系樹脂を混合するならば、上記以外の
樹脂、例えばアクリル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル
共重合体等の樹脂も使用出来る。また、着色剤として
は、チタン白、亜鉛華、弁柄、朱、群青、コバルトブル
ー、チタン黄、黄鉛、カーボンブラック等の無機顔料、
イソインドリノン、ハンザイエローA、キナクリドン、
パーマネントレッド4R、フタロシアニンブルー、イン
ダスレンブルーRS、アニリンブラック等の有機顔料
(或いは染料も含む)、アルミニウム、真鍮等の金属顔
料、二酸化チタン被覆雲母、塩基性炭酸鉛等の箔粉から
なる真珠光沢(パール)顔料等の従来公知の着色顔料が
仕様できる。また、体質顔料としては、炭酸カルシウ
ム、シリカ、アルナミ、硫酸バリウム等が使用される。
また、公知の紫外線吸収剤及び/又は光安定剤を混合使
用することもできる。なお、絵柄層の模様は、例えば、
木目模様、石目模様、布目模様、革絞模様、文字、幾何
学図形、記号、線画、各種抽象模様、全面ベタ柄、或い
はこれらの組合せ等と任意であ。なお、絵柄層の形成方
法としてはグラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、
フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷等のような従来公
知の印刷方式を用いることができる。全ベタ柄では、グ
ラビアコート、グラビアリバースコート等の従来公知の
塗工方式を用いることができる。なお、絵柄層がその模
様により厚みが部分的に異なる為に、剥離強度差がでる
場合は、絵柄層はその支持体側の層として全面層を含め
た構成とすると良い。全面層は、もちろん上記したよう
な支持体と剥離性のあるバインダー樹脂を用いる。
【0010】(転写層:接着剤層)接着剤層は、例え
ば、絵柄層が被転写体との接着機能を有する場合、或い
は被転写体自体が接着性がある場合(射出成形同時絵付
け転写法等で流動状態の樹脂の固化と同時に転写層を転
写し、流動状態の樹脂自身が接着機能を持つ場合)等で
は転写層の接着剤層は省略することもできる。また、転
写層の接着剤層は、被転写体側に接着剤層を塗工や塗装
などにより施しておく場合も省略することができる。転
写シート及び被転写体の両方に接着剤層を設ければ、転
写層の密着性をより向上させる効果がある。また、転写
層の接着剤層を予め設けておかずに、転写する際に直前
に接着剤を転写シート側及び/又は被転写体側に施して
から転写する方法もある。
【0011】接着剤としては、被転写体の材質等によっ
て適切なものを選択使用すれば良く、特に制限は無い。
接着力発現機構で言えば、従来公知の転写シートで一般
的ないわゆる熱融着型(感熱溶融型接着剤)接着剤でも
良いし感圧型等でも良い。なお、感圧型の場合には、通
常、転写直前まで接着剤層を保護しておくために剥離紙
又は剥離フィルムが接着剤層の表面に積層された構成の
転写シートとなる。感熱溶融型接着剤としては、例えば
ポリ酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、アクリル樹脂、熱可塑性ポリエステル樹脂、熱可塑
性ウレタン樹脂、ダイマー酸とエチレンジアミンとの縮
重合により得られるポリアミド樹脂等による従来公知の
接着剤を用いることができる。例えば、被転写体がAB
S樹脂の場合には、アクリル樹脂は接着剤に用いる好ま
しい樹脂の一つである。アクリル樹脂は、各種アクリル
酸エステル及びメタクリル酸エステル、その他ビニルモ
ノマーを共重合することによって、被転写体の材質に合
わせた密着性を適宜調整し易いからである。また、被転
写体が塩化ビニル樹脂等の塩化ビニル系の場合には、ア
クリル樹脂に加えて、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
を混合使用する等、被転写体の材質により適宜他の樹脂
を混合併用することにより、より優れた密着性が得られ
ることもある。また、熱融着型接着剤の他に、熱硬化
型、湿気硬化型、電離放射線硬化型等の各種硬化型接着
剤、或いは、粘着剤による感圧型接着剤等の各種接着剤
も適宜使用できる。また、接着剤層の厚さは通常1〜1
00μm程度である。なお、凹凸表面の被転写体側に接
着剤層を形成する場合は、スプレーコート、フローコー
ト等の公知の塗工法によれば良い。
【0012】〔被転写体〕被転写体としては、特にその
材質、形状に限定されるものでは無い。例えば材質とし
ては、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹
脂)、ポリカーボネート系樹脂、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、フェノール樹脂等の樹脂類、或いは、アルミ
ニウム、鉄、ステンレス、真鍮等の金属或いは金属化合
物類、木質合板、木質単板、中密度繊維板(MDF)等
の木材類、ガラス、陶磁器、タイル等のセラミック類、
ALC(軽量気泡コンクリート)、GRC(繊維強化コ
ンクリート)等のセメント、ケイ酸カルシウム等と任意
である また、形状も平板、曲面板、棒状体、立体物等と任意で
ある。なお、射出成形同時絵付け転写法では、形状は転
写と同時に形作られる。
【0013】〔転写方法〕前記本発明の転写シートを被
転写体に転写する転写方法は、特に限定されず、例え
ば、下記の様な従来公知の各種の転写方法を利用でき
る。
【0014】特公昭56−45768号公報(オーバ
ーレイ法)、特公昭60−58014号公報(真空プレ
ス法)等に記載されるように、成形品等の立体形状物品
の表面に転写シートを、間に必要に応じ適宜接着剤を介
して対向又は載置し、立体形状物品側からの真空吸引に
よる圧力差により転写シートの転写層を立体形状物品の
表面に転写する、所謂真空成形積層法を利用した転写方
法(真空成形転写法)、 特開平6−315950号公報、特公平2−4208
0号公報に記載されるように、転写シートを射出成形の
雌雄両金型間に配置した後、溶融樹脂を型内に射出充填
し、樹脂成型品の成形と同時にその表面に転写シートか
ら転写層を転写させる、所謂射出成形同時絵付け転写方
法、 特公昭60−59876号公報、特開平5−1390
97号公報に記載されるように、転写シートを、転写層
を被転写体側に向けて、支持体側から弾性体ローラで加
圧し、転写層が被転写体に圧着後、支持体を剥離する、
所謂ローラ転写方法、 特公昭61−5895号公報、特公平3−2666号
公報等に記載されるように、円柱、多角柱等の柱状基材
の長軸方向に、転写シートを間に必要に応じ適宜接着剤
層を介して供給しつつ、複数の向きの異なるローラーに
より、柱状基材を構成する複数の側面に順次化粧シート
を加圧接着して転写層を転写してゆく、所謂ラッピング
加工方法による転写方法、 その他、BMC(Bulk Molding Compound) 成形法、S
MC(Sheet Molding Compound)成形法、ハンドレイアッ
プ成形法等のFRP(Fiber Reinforced Plastics) にお
ける各種成形法、或いは、RIM(Reaction Injection
Molding)、マッチドモールド成形法等の樹脂成形と同時
に行う転写方法、等がある。
【0015】なお、上記、及びは既に形状を有す
る被転写体に転写する方法であり、及びの成形法
は、樹脂成形品として被転写体の形状発現と同時に転写
する方法である。また、上記の方法では、樹脂の成形
型、又は別の型により転写シートを予備成形した後に、
樹脂を射出成形して成形と同時に転写する方法もある。
これと同様に、に列記の方法においても、転写シート
の成形は樹脂成形と同時の場合と、樹脂成形の前に予備
成形する場合がある。なお、ハンドレイアップ法では、
転写シートの成形は予備成形となる。
【0016】〔加飾品の製造方法〕次に、上記各種転写
方法の中から、前記本発明の転写シートを用いる本発明
の加飾品の製造方法として、上記の真空成形転写法に
よる製造方法と、上記(及びの一部のRIM)の射
出成形同時絵付け転写法による製造方法とについて説明
する。なお、真空成形転写法の場合は真空プレス法で説
明する。
【0017】(真空成形転写法:真空プレス法)図2
は、上記の真空成形積層法を利用した真空成形転写法
の中でも、真空プレス法による加飾品の製造方法の説明
図である。真空プレス法は、真空ラミネート法と似てい
るが、転写シートの被転写体への加圧に、転写シートの
支持体側と被転写体側との気圧差の他に更に、ゴム状弾
性膜の収縮圧も利用する点、転写シートの加熱をヒータ
により加熱されたゴム状弾性膜を通して行う点等が若干
異なり、転写シートの均一加熱とより強い圧接力等に特
徴がある。
【0018】図2の概略構成図に示す真空プレス装置3
0は、上方には流体圧シリンダー等の上下動作手段13
により上下に移動可能な上室11があり、上室11に対
面して下方に下室21がある。上室11の内部には赤外
線輻射型のヒータ12が配置されている。また上室11
の下部開口面はゴム状弾性膜15にて全面が覆われてい
る。ゴム状弾性膜15には通常シリコーンゴム等が用い
られる。下室21はその上面が複数の排気孔23を有す
る置台22となっている。上室11及び下室21には、
それぞれ給排気ポート14、24があり、それぞれの内
部気圧を独立に調整できる。真空プレス法では、先ず、
上室11が上方に移動して下室21と分離した状態で、
被転写体Bを置台22に配置し、さらに転写シートSを
被転写体Bの上から配置する。その際、転写シートSの
転写層側が被転写体Bと向き合う様にする。接着剤を転
写シートや被転写体の外表面に施しておく場合には、こ
の段階で塗布などしておく。また接着剤が溶剤を含む場
合は、この段階で乾燥させておく。次いで、上室11を
下方に移動し下室21に圧接し、上室11及び下室21
を密閉する。図2はこの状態を示している。次に、下室
21内を減圧し、上室11内を加圧する。さらに、ヒー
タ12を用いてゴム状弾性膜15を通して転写シートS
を加熱軟化させ成形可能状態とする。この結果、上室1
1と下室21との空気圧差及びゴム状弾性膜15の収縮
圧により、転写シートSは被転写体Bの外表面に対して
加圧され、その結果、転写シートSは被転写体Bの外表
面に沿って変形し被転写体Bへ密着していく。最後に、
下室21の減圧を解除するとともに上室11の加圧を解
除して両室を大気圧にし、上室11を上方に移動し上室
11及び下室21を分離し、転写シートSが貼着した被
転写体Bを取り出し、転写シートの支持体を剥離するこ
とで、転写層が転写され絵柄模様が施された三次元形状
の加飾品が得られる。
【0019】(射出成形同時絵付け転写法)次に、図3
は、射出成形同時絵付け転写方法による加飾品の製造方
法の説明図である。同図は既に加熱溶融等により流動状
態の樹脂がキャビティに射出、充填され、転写シートS
も成形されて樹脂に密着した状態である。可動可能なダ
イプレート(可動盤)71には凹部キャビティを有する
雌型81が固定され、他方のダイプレート(固定盤)7
2には射出孔を有する雄型82が固定され、その背面に
はノズル73が位置する。ダイプレート71は背面の油
圧シリンダー74で図面で左右方向移動し、雌型81と
雄型82とを圧接させて型締めを行う。転写シートSは
型開き状態の時に雌型81と雄型82との間に挿入され
る。また、雌型81のキャビティ面には吸引管を通じて
真空ポンプVPに接続された吸引孔が穿孔されており、
転写シートSは雌型81のキャビティ面を利用して型締
め前に図示しない加熱板で加熱軟化させて予備真空成形
される。そして、加熱板を型外に退避後に型締めを行
い、キャビティ(成形空洞)内へノズル73から溶融樹
脂等の流動状態の樹脂83を射出、充填し、冷却や化学
反応で樹脂を固化させた後、型開きを行う。そして、成
形品の取出しと同時又は取出した後に、成形品から転写
シートの支持体を剥離除去すると、転写層が成形品に転
写され、絵柄模様が施された三次元形状の成形品からな
る加飾品が得られる。なお、前記のうちのRIM(Rea
ction Injection Molding)は、流動状態の樹脂として未
反応の反応性樹脂材料を型内に射出するものであり、こ
の射出成形同時絵付け転写法に含まれる方法である。
【0020】〔加飾品の用途〕上述した転写シート、ま
たそれを用いた加飾品の製造方法でによって得られる加
飾品等の転写品は、転写された装飾面が平面又は特に三
次元形状等の凹凸表面の物品として各種用途に用いられ
得る。例えば、化粧部材として、外壁、塀、屋根、門
扉、破風板等の外装材、壁面、天井、床等の建築物の内
装、窓枠、扉、手摺、敷居、鴨居等の建具類の表面化
粧、箪笥等の家具、テレビジョン受像機等の弱電・OA
機器のキャビネットの表面化粧、自動車、電車、航空機
等の車両内装、船舶内装に用いられ、或いは、瓶、罐、
箱、カップ等の容器等として用いられる。なお、転写層
を被転写体に転写後に、スプレー塗装等で保護層等の表
面層を形成して加飾品としても良い。
【0021】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例で更に具体
的に説明する。
【0022】〔実施例1〕ポリメチルメタクリレートを
主体とする厚み50μmのアクリル系樹脂フィルムから
なる支持体に、ポリフッ化ビニリデン系樹脂をバインダ
ー樹脂の主成分樹脂とする着色インキによる木目柄の絵
柄と、この木目柄に用いた着色インキと同じバインダー
樹脂からなる着色インキによる着色全面ベタとから成る
絵柄層を、グラビア印刷して支持体上に直接に形成し
て、本発明の転写シートを得た。上記転写シートを用い
て、被転写体は被転写面が三次元凹凸形状で厚みが15
mm、20mm、30mm、40mmの4種類のMDF
板(中密度繊維板)を用意し、図2に示す装置による真
空プレス転写法により転写を行って、加飾品を製造し
た。被転写体の形状は図4の様な角に丸みがある立方体
である。先ず、この被転写体の表面に予めウレタン系接
着剤(コニシ株式会社製、CVC45L)をスプレー塗
工した。次いで、前記転写シートを転写層が被転写体側
を向く様に被転写体上に載置し、110℃の加熱温度の
赤外線ヒータにて転写シートを180秒間加熱して軟化
させ、被転写体側から真空吸引し、また支持体側の上室
は4気圧に加圧して、転写した。転写は、厚みの異なる
4種類の被転写体それぞれについて行った。その結果、
表1の如く、15mm〜40mmのどの厚みの被転写体
でも、転写シートは被転写体の凹凸表面に伸ばされて追
従し、転写ヌケ不良も生ぜず、厚み40mmの被転写体
でも転写良好で、得られた加飾品はそれぞれ美観に優れ
たものであった。そして、転写後、表面に透明な2液硬
化型ウレタン塗装を行った。
【0023】〔比較例1〕実施例1において、転写シー
トの支持体を、ポリ塩化ビニル樹脂を主体として、これ
に対し可塑剤を10重量%含有する厚み50μmの塩化
ビニル樹脂フィルムに代えた他は、実施例1と同様にし
て転写シートを得て、この転写シートを用いて実施例1
同様の条件で加飾品の製造を試みた。その結果、被転写
体の厚みが15mm及び20mmと薄い方の物では、転
写シートは被転写体の凹凸表面に追従し、転写ヌケ不良
も生じずに加飾品が得られた。しかし、厚みが30mm
及び40mmと厚い方の物では、転写シートが破断し、
転写不良となった。厚みが30mmの被転写体では、転
写シートの破断は若干であったが、厚みが40mmの被
転写体では、大きく転写シートが破断した。
【0024】
【表1】
【0025】〔実施例2〕実施例1の転写シートの絵柄
層上に、更にアクリル系樹脂からなる接着剤層を設け
て、本発明の転写シートを得た。上記転写シートを用い
て、射出成形型を利用して転写シートの予備成形を行う
形態で、射出成形同時絵付け転写法にて転写を行って、
加飾品を製造した。被転写体となる成形品形状は、図4
の如く被転写面が三次元凹凸形状の弁当箱形状で、高さ
が20mm、30mm、40mm、50mmの4種類の
物について、転写した。これら高さが雌型パーティング
面から雌型キャビティ形成面までの深さ、つまり転写シ
ート予備成形時の絞り深さになる。先ず、図3の如く射
出成形金型内に転写層が射出樹脂側を向く様に挿入し、
熱板にて転写シートを120℃で加熱・軟化させた上
で、熱板側からの加圧空気と雌型側からの真空吸引とに
よる真空圧空成形にて、雌型側に転写シートを予備成形
した後、型締めし、熔融した温度220℃のABS樹脂
を雄型の湯口(ゲート)からキャビティに射出し充填
し、固化させて、射出成形した。その結果、表2の如
く、20mm〜50mmのどの厚みの成形品(被転写
体)でも、転写シートは成形品の凹凸面に追従し、転写
ヌケ不良を生ぜず、厚み50mmの成形品でも転写良好
で、得られた樹脂成形品からなるそれぞれの加飾品は、
美観に優れたものであった。
【0026】〔比較例2〕実施例2において、転写シー
トの支持体を、ポリ塩化ビニル樹脂を主体として、これ
に対し可塑剤を10重量%含有する厚み50μmの塩化
ビニル樹脂フィルムに代えた他は、実施例2と同様にし
て転写シートを得て、この転写シートを用いて実施例2
同様の条件で加飾品の製造を試みた。その結果、成形品
(被転写体)の厚みが20mmと薄い方の物では、転写
シートは被転写体の凹凸表面に追従し、転写ヌケ不良も
生じずに加飾品が得られた。しかし、厚みが30mm、
40mm及び50mmと厚い方の物では、転写シートが
破断し、転写不良となった。厚みが30mmの成形品で
は、転写シートの破断は若干であったが、厚みが40m
m及び50mmの成形品では、転写シートが破断した。
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、アクリル系樹脂フィル
ムの支持体に隣接して、剥離性の有る樹脂で絵柄層を転
写層として設けた転写シートとしてあるので、支持体の
アンカー層や離型層等が不要で転写シートの製造が平易
となり、しかも特に三次元形状等の凹凸面へも、文字パ
ターン等の精密な加飾が施された加飾品が得られる。ま
た、従来の塩化ビニル樹脂フィルムを支持体に用いた転
写シートでは不可能な絞りの大きい凹凸表面でも、転写
成形時に転写シートが破れず、転写できるので、絞りの
大きい転写面の加飾品が得られる。また、転写シートの
廃材となる支持体はオレフィン系樹脂なので、焼却して
も塩化水素ガスが発生せず、地球環境対策的にも好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写シートの形態例を示す断面図。
【図2】本発明の加飾品の製造方法の一形態である、真
空プレス転写法の説明図。
【図3】本発明の加飾品の製造方法の一形態である、射
出成形同時絵付け転写法の説明図。
【図4】被転写体の形状例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 支持体 2 転写層 3 絵柄層 4 接着剤層 11 上室 12 ヒータ 13 上下動作手段 14、24 給排気ポート 15 ゴム状弾性膜 21 下室 22 置台 23 排気孔 30 真空プレス装置 71 ダイプレート(可動盤) 72 ダイプレート(固定盤) 73 ノズル 74 油圧シリンダー 81 雌型 82 雄型 83 流動樹脂 B 被転写体 S 転写シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B44C 1/17 B44C 1/17 K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクリル系樹脂フィルムからなる支持体
    に隣接して、該支持体と剥離性を有する樹脂からなる絵
    柄層を転写層として有する転写シート。
  2. 【請求項2】 支持体上に、転写層として絵柄層、接着
    剤層をこの順に有する請求項1記載の転写シート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の転写シートを、そ
    の絵柄層を被転写体側に向けて配置し、転写シートの加
    熱及び被転写体側からの真空吸引を行い、加熱された転
    写シートを支持体側と被転写体側との気圧差により被転
    写体に密着させ、しかる後、支持体を剥離して、被転写
    体に転写層を転写する、真空成形転写法による、加飾品
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の転写シートを一対
    の型の間に挿入した状態で、両型を型締めし、両型で形
    成されるキャビティ内に流動状態の樹脂を充填して、成
    形と同時に成形品表面に転写シートを密着させた後、両
    型を型開きし、転写シートの支持体シートを剥離して、
    成形品からなる被転写体に転写層を転写する、射出成形
    同時絵付け転写法による、加飾品の製造方法。
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