JPH1147500A - 衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着されるカバー - Google Patents
衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着されるカバーInfo
- Publication number
- JPH1147500A JPH1147500A JP21454797A JP21454797A JPH1147500A JP H1147500 A JPH1147500 A JP H1147500A JP 21454797 A JP21454797 A JP 21454797A JP 21454797 A JP21454797 A JP 21454797A JP H1147500 A JPH1147500 A JP H1147500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- mesh
- iron main
- sponge rubber
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Irons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着され
るカバーであって、該カバーに用いられるスポンジゴム
の熱劣化を防止し、スポンジゴムを長期間に亘ってへた
ることなく弾力性を保持させると共に、全体が弾力性を
有して表層部のみが適度な硬度を有し、風合いのよい製
品が得られるようにする。 【解決手段】無数の小孔１１を開けたこて本体１２に耐
熱性及び通気性を有するダブルメッシュ（商品名）１３
を装着して、その上にウレタンゴム１４、耐熱性、通気
性及び適度な硬度を有するプレフィットメッシュ１５を
重ね、更にその上に布帛１６を被せる。
るカバーであって、該カバーに用いられるスポンジゴム
の熱劣化を防止し、スポンジゴムを長期間に亘ってへた
ることなく弾力性を保持させると共に、全体が弾力性を
有して表層部のみが適度な硬度を有し、風合いのよい製
品が得られるようにする。 【解決手段】無数の小孔１１を開けたこて本体１２に耐
熱性及び通気性を有するダブルメッシュ（商品名）１３
を装着して、その上にウレタンゴム１４、耐熱性、通気
性及び適度な硬度を有するプレフィットメッシュ１５を
重ね、更にその上に布帛１６を被せる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、衣服用プレス仕上
機の加熱釜やこてにおける釜本体やこて本体（以下、単
に「こて本体等」という）に装着されるカバーに関す
る。
機の加熱釜やこてにおける釜本体やこて本体（以下、単
に「こて本体等」という）に装着されるカバーに関す
る。
【０００２】
【従来技術】衣服用プレス仕上機は、加熱釜とこてから
なり、プレス仕上げは通常、加熱釜に装着した衣服にこ
てを当てゝスチームを吹付けながら加圧し、ついでエア
の吸引により水分を除去して乾燥することにより行って
おり、こて等としては図１に示すように、無数の小孔を
あけた金属製のこて本体１等にウレタンゴム２を装着し
たのち、その上に布３を被せたものが知られる。
なり、プレス仕上げは通常、加熱釜に装着した衣服にこ
てを当てゝスチームを吹付けながら加圧し、ついでエア
の吸引により水分を除去して乾燥することにより行って
おり、こて等としては図１に示すように、無数の小孔を
あけた金属製のこて本体１等にウレタンゴム２を装着し
たのち、その上に布３を被せたものが知られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】金属製のこて本体等に
装着されるウレタンゴムは、プレス仕上げ時加熱したこ
て本体等に圧着されるが、プレス仕上げを繰り返すう
ち、次第に硬化して通気性を損なったり、こて本体等に
形成される孔を塞ぎ、その結果、衣服へのスチームの吹
付けやエアの吸引による乾燥が不十分となったり、プレ
ス仕上げに長い時間がかゝったりし、やがては劣化して
ぼろぼろになったりする。
装着されるウレタンゴムは、プレス仕上げ時加熱したこ
て本体等に圧着されるが、プレス仕上げを繰り返すう
ち、次第に硬化して通気性を損なったり、こて本体等に
形成される孔を塞ぎ、その結果、衣服へのスチームの吹
付けやエアの吸引による乾燥が不十分となったり、プレ
ス仕上げに長い時間がかゝったりし、やがては劣化して
ぼろぼろになったりする。
【０００４】ウレタンゴムはまた、柔らか過ぎると、プ
レス仕上げされた製品の表に裏生地が出易かったり、折
り目のラインが付きにくかったりし、逆に硬化して硬く
なると、折り目のラインは付き易いが、縫い目が表に出
易くなり、プレス仕上げされた製品の風合いが損なわれ
る。この点からこて等に装着されるカバーは、全体が柔
軟性を有して表面が適度に硬いものが望ましい。
レス仕上げされた製品の表に裏生地が出易かったり、折
り目のラインが付きにくかったりし、逆に硬化して硬く
なると、折り目のラインは付き易いが、縫い目が表に出
易くなり、プレス仕上げされた製品の風合いが損なわれ
る。この点からこて等に装着されるカバーは、全体が柔
軟性を有して表面が適度に硬いものが望ましい。
【０００５】本発明の第１の目的は、こて本体等に装着
されるポリウレタン、ウレタンゴム等の発泡樹脂、スポ
ンジゴム等が長期に亘って弾力性を保持できるカバーを
提供しようとするものであり、第２の目的は、全体が柔
軟性を有して表面が適度に硬いカバーを提供しようとす
るものである。
されるポリウレタン、ウレタンゴム等の発泡樹脂、スポ
ンジゴム等が長期に亘って弾力性を保持できるカバーを
提供しようとするものであり、第２の目的は、全体が柔
軟性を有して表面が適度に硬いカバーを提供しようとす
るものである。
【０００６】
【課題の解決手段】第１の目的を達成するための発明
は、こて本体等に装着されるカバーをこて本体等に装着
される耐熱性のある多孔質シート又はメッシュと、該シ
ート又はメッシュ上に積層されるポリウレタン、ウレタ
ンゴム等の発泡樹脂又はスポンジゴムと、発泡樹脂又は
スポンジゴム上に被せられる布帛シートよりなることを
特徴とする。
は、こて本体等に装着されるカバーをこて本体等に装着
される耐熱性のある多孔質シート又はメッシュと、該シ
ート又はメッシュ上に積層されるポリウレタン、ウレタ
ンゴム等の発泡樹脂又はスポンジゴムと、発泡樹脂又は
スポンジゴム上に被せられる布帛シートよりなることを
特徴とする。
【０００７】本発明によると、発泡樹脂又はスポンジゴ
ムは、こて本体等との間に耐熱性多孔質シート又はメッ
シュを介在させ、加熱したこて本体等に直接接触しない
ため熱による劣化が防止され、発泡樹脂又はスポンジゴ
ムを長期に亘って使用することができる。本発明で用い
る多孔質シート又はメッシュとしては、例えばセラミッ
クや石綿製のもの、フェルト、ダブルラッセル・マシン
を使用し、図３に示すようにマルチフィラメントや紡績
糸で構成する地組織５、６と適度の剛性を有する連結
糸、例えばモノフィラメント７で連結し、立体的に構成
した三次元編物で、ダブルメッシュと称されるものなど
が例示される。
ムは、こて本体等との間に耐熱性多孔質シート又はメッ
シュを介在させ、加熱したこて本体等に直接接触しない
ため熱による劣化が防止され、発泡樹脂又はスポンジゴ
ムを長期に亘って使用することができる。本発明で用い
る多孔質シート又はメッシュとしては、例えばセラミッ
クや石綿製のもの、フェルト、ダブルラッセル・マシン
を使用し、図３に示すようにマルチフィラメントや紡績
糸で構成する地組織５、６と適度の剛性を有する連結
糸、例えばモノフィラメント７で連結し、立体的に構成
した三次元編物で、ダブルメッシュと称されるものなど
が例示される。
【０００８】第２の目的を達成するための発明は、発泡
樹脂又はスポンジゴムと布帛シートとの間に通気性と耐
熱製を有する多孔質又はメッシュ状の硬質シートを介在
させることを特徴とする。本発明によると、硬質シート
を支持する発泡樹脂又はスポンジゴムによりシート全体
が弾力性を保持し、表層部の硬質シートにより表面が適
度な硬度を有する。
樹脂又はスポンジゴムと布帛シートとの間に通気性と耐
熱製を有する多孔質又はメッシュ状の硬質シートを介在
させることを特徴とする。本発明によると、硬質シート
を支持する発泡樹脂又はスポンジゴムによりシート全体
が弾力性を保持し、表層部の硬質シートにより表面が適
度な硬度を有する。
【０００９】本発明で用いる通気性と耐熱製を有する硬
質シートとしては、例えばフェルト、無数の小孔を形成
したラバー、セラミックシート等が例として挙げられる
が、プレス仕上げされた製品に跡が付かないようなもの
が望ましい。こうしたものとしては、例えば帝人株式会
社製のポリエステルフィラメントを織成してなるプレフ
ィットメッシュが例示される。
質シートとしては、例えばフェルト、無数の小孔を形成
したラバー、セラミックシート等が例として挙げられる
が、プレス仕上げされた製品に跡が付かないようなもの
が望ましい。こうしたものとしては、例えば帝人株式会
社製のポリエステルフィラメントを織成してなるプレフ
ィットメッシュが例示される。
【００１０】
【発明の実施の形態】図２に示す全体を符号Ａで示すカ
バーは、無数の小孔１１を開けた金属製のこて本体１２
に図３に示すダブルメッシュ１３を装着したのち、その
上にウレタンゴム１４を積層し、更にその上に帝人株式
会社製の経２００デニール、緯６００デニールのポリエ
ステルモノフィラメントで織成したプレスフィットメッ
シュ１５を重ねて布帛１６を被せたもので構成される。
バーは、無数の小孔１１を開けた金属製のこて本体１２
に図３に示すダブルメッシュ１３を装着したのち、その
上にウレタンゴム１４を積層し、更にその上に帝人株式
会社製の経２００デニール、緯６００デニールのポリエ
ステルモノフィラメントで織成したプレスフィットメッ
シュ１５を重ねて布帛１６を被せたもので構成される。
【００１１】
【発明の効果】請求項１記載の発明によると、発泡樹脂
又はスポンジグムの熱劣化を防止することが可能で、長
期間に亘ってへたることなく弾力性を保持し、長期の使
用が可能となる。請求項２記載の発明によると、発泡樹
脂又はスポンジゴムによって弾力性を有し、表層部のみ
が適度な硬度を有しているため、プレス仕上げされた製
品の風合いがよくなる。
又はスポンジグムの熱劣化を防止することが可能で、長
期間に亘ってへたることなく弾力性を保持し、長期の使
用が可能となる。請求項２記載の発明によると、発泡樹
脂又はスポンジゴムによって弾力性を有し、表層部のみ
が適度な硬度を有しているため、プレス仕上げされた製
品の風合いがよくなる。
【図１】こて等に装着される従来のカバーの概略断面
図。
図。
【図２】本発明に係わるカバーの概略断面図。
【図３】ダブルメッシュの部分拡大断面図。
１１・・小孔 １２・・こて本体 １３・・ダブルメッシュ １４・・ウレタンゴム １５・・プレフィットメッシュ １６・・布帛
Claims (2)
- 【請求項１】衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着さ
れるカバーであって、こて本体等に装着される耐熱性の
ある多孔質シート又はメッシュと、該シート又はメッシ
ュ上に積層される発泡樹脂又はスポンジゴムと、発泡樹
脂又はスポンジゴム上に被せられる布帛シートよりなる
ことを特徴とするカバー。 - 【請求項２】発泡樹脂又はスポンジゴムと布帛シートと
の間に通気性と耐熱製を有する多孔質又はメッシュ状の
硬質シートを介在させることを特徴とする請求項１記載
のカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21454797A JPH1147500A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着されるカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21454797A JPH1147500A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着されるカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1147500A true JPH1147500A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16657556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21454797A Pending JPH1147500A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着されるカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1147500A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014530038A (ja) * | 2011-09-13 | 2014-11-17 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | アイロン台カバー |
| CN112391781A (zh) * | 2020-10-28 | 2021-02-23 | 诸暨市斌果科技有限公司 | 一种纺织品用高效熨烫机构 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP21454797A patent/JPH1147500A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014530038A (ja) * | 2011-09-13 | 2014-11-17 | コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ | アイロン台カバー |
| CN112391781A (zh) * | 2020-10-28 | 2021-02-23 | 诸暨市斌果科技有限公司 | 一种纺织品用高效熨烫机构 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW352394B (en) | Durable fabric, durable fabric sheet and process of forming a durable fabric | |
| JP2620463B2 (ja) | 外被に剛性を付与するための心地及びその用途 | |
| JP3634862B2 (ja) | 不均一な編布 | |
| US2814135A (en) | Press pad | |
| JPH1147500A (ja) | 衣服用プレス仕上機のこて本体等に装着されるカバー | |
| KR100383118B1 (ko) | 산자용 섬유 시이트의 제조방법 | |
| JP2571608B2 (ja) | 伸縮性スエード調布帛 | |
| CA1281630C (en) | Iron sole plate cleaning article | |
| WO1985002634A1 (en) | Method of and apparatus for adjusting amount of water contained in paper sheet in drying step in papermaking process | |
| CN1068081C (zh) | 发泡材料与纤维织布一体成型的复合物及其制法 | |
| CN219940244U (zh) | 一种抑菌被单 | |
| US3950867A (en) | Reflector sheet and pad for ironer roll | |
| CN207373836U (zh) | 立体印染面料 | |
| JP3038659U (ja) | リバーシブルパッチワークキルト | |
| CN109421331A (zh) | 一种立体印染面料 | |
| US3430369A (en) | Screen for garment press | |
| JPH0722208Y2 (ja) | 靴拭きマット | |
| JP3008287U (ja) | 自動車の内装材用シート | |
| JPH11332698A (ja) | エアーマット、その製造方法及びエアーマット入り敷布団 | |
| JP2580265Y2 (ja) | スラックス | |
| KR900002135Y1 (ko) | 편직으로 피복된 전열선 | |
| JP2523528Y2 (ja) | 透湿性に富んだアイロン台 | |
| JPH0325552B2 (ja) | ||
| US20070287006A1 (en) | Thermoadhesive Tape | |
| JP3098390U (ja) | 襟付き毛布 |