JPH1147475A - ミシンの送り爪を制御するための制御装置 - Google Patents

ミシンの送り爪を制御するための制御装置

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JPH1147475A
JPH1147475A JP10144228A JP14422898A JPH1147475A JP H1147475 A JPH1147475 A JP H1147475A JP 10144228 A JP10144228 A JP 10144228A JP 14422898 A JP14422898 A JP 14422898A JP H1147475 A JPH1147475 A JP H1147475A
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JP
Japan
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control device
base
feed pawl
sewing machine
shaft
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Application number
JP10144228A
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English (en)
Inventor
Franco Rudoni
フランコ・ルドーニ
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Rimoldi Necchi Srl
Original Assignee
Rimoldi Necchi Srl
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B27/00Work-feeding means
    • D05B27/02Work-feeding means with feed dogs having horizontal and vertical movements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】信頼性の低下がなくミシンの早い動作を可能に
する高耐久性の構造で、筒状のベースのサイズを減少す
ることの可能な制御装置を提供する。 【解決手段】基台4と、この基台から延出した筒状のベ
ース3とを有するミシン2の2つの送り爪5,6を制御
するための制御装置1である。この装置は、ミシンの前
記ベースに動作可能に収容されて、前記送り爪にほぼ垂
直方向の往復動を伝達するように第1の制御シャフト9
に動作的に接続された垂直動付与手段7と、前記送り爪
にほぼ水平方向の往復動を伝達するように第2の制御シ
ャフト10に動作的に接続された水平動付与手段8とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミシン、特に、ミ
シンの前記ベースに動作可能に収容されて、少くとも1
つの送り爪にほぼ垂直方向の往復動を伝達するように第
1の制御シャフトに動作的に接続された垂直動付与手段
と、前記少くとも1つの送り爪にほぼ水平方向の往復動
を伝達するように第2の制御シャフトに動作的に接続さ
れた水平動付与手段とを具備する形式の筒状のベースを
備えたミシンの送り爪を制御するための制御装置に関す
る。
【0002】この種装置は、筒状のベースを備えた形式
のミシンに使用するために特に考慮されているので、説
明はこのようなミシンを参照してする。しかし、これ
は、本発明の装置を平坦なベースを備えたミシンや他の
形式のミシンに本発明の装置を使用することを制限する
ものではない。
【0003】
【従来技術】良く知られているように、筒状のベースを
備えたミシンは、例えば、カフスの組合わせ、シヤツも
しくはズボンの縁の仕上げ、または、一般的に筒状の物
品のステッチをするために主として使用される特別な形
式のミシンである。この目的のために、この種形式のミ
シンは作業を受ける物品が上で前進されるベースが可能
な限り小さいディメンションになるように工夫されてい
る。このようなディメンションにすることにより、ベー
ス自体の周りに予め装着された小径の筒状の物品の作業
が可能となる。
【0004】しかし、筒状のベースのサイズを減じるこ
とは、ミシンの種々の機構を収容するのに充分なスペー
スをベース内に確保することが必要なために制限があ
る。
【0005】この観点で、ミシンのベース内に、縫製領
域内で物品を正確に進める機能を果たす送り爪の動きを
制御するための装置を収容するする必要性があることが
特に重要である。
【0006】このために、送り爪は、ミシンの他の機構
の動きと同期して、ほぼ楕円形の軌道に従って送り爪に
円形の動きを伝達する制御装置により、支持並びに駆動
される。
【0007】一般に、このような形式の装置は、垂直面
に従って互いに対をなし、対向する部分から向けられた
2つのフォーク状の部分に装着された板状の揺動支持体
を留められる送り爪に与えている。
【0008】上記揺動支持体には、かくして、送り爪に
は、夫々の回転シャフトに装着され、昇降ブロックと動
作的に係合した1対の偏心体により垂直往復動が与えら
れる。各昇降ブロックは、長手方向に摺動可能なように
して、両揺動支持体のフォーク状の部分の一方に係合さ
れている。
【0009】また、個々の揺動支持体には、各々が自身
の軸を中心として揺動するように互いに独立して駆動さ
れる揺動シャフトに装着された夫々の接続ロッドを介し
て、布の進行方向への水平往復動が伝達される。
【0010】送り爪に与えられる垂直動と水平動との同
期した組合わせは、各ステッチ形成サイクルで送り爪自
身が針板から表れて物品を所定の振幅の長手方向の転送
で前進させるように、上述した楕円軌道のサイクル動を
果たす。
【0011】上述した装置は、これらの使用が異なる形
式のミシンにまで広げられないかぎりは、比較的能率的
であり、また動作信頼性もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、筒状のベース
を備えたミシンについて注目すると、送り爪のための制
御装置のサイズは、ミシン自体のベースのディメンショ
ン上の封じ込めの目的のために非常に厳しい制限となっ
ている。通常の場合に生じるように、平坦なベースを備
えたミシンのように他の種類のミシンに通常使用される
のと同じような伝達装置が筒状のベースを備えたミシン
に使用されると、250mmのオーダ以下の外周長に筒
状のベースのディメンションを減じることは不可能であ
る。
【0013】幾人かの製造業者は、部品の縮小化を計る
ことにより、送り爪の制御装置のサイズを減少すること
ができている。この場合には、筒状のベースのサイズ
は、180mmのオーダの外周長にされている。しか
し、部品のサイズを小さくすることにより、高性能、か
くして高価な材料や作業を使用しても、機械的な耐久性
が減少し、動作上の信頼性が低下してしまう。
【0014】180mmのオーダにまで減じられた円周
長の筒状のベースでも、筒状のベースを備えたミシンで
小さいサイズの筒状の物品の作業を行うことがでること
がさらに要求されている市場の要求を充分に満足させる
ことはできない。
【0015】本発明の目的は、従来技術の制限を克服す
ることができる、特に、信頼性の低下がなくミシンの早
い動作を可能にする高い耐久性の構造を保ちながら、筒
状のベースのサイズを減少することの可能な制御装置を
提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的並びに説明で明
らかになる他の付随した事項は、基台と、この基台から
延出した筒状のベースとを有するミシンの送り爪を制御
するための制御装置であり、ミシンの前記ベースに動作
可能に収容されて、少くとも1つの送り爪にほぼ垂直方
向の往復動を伝達するように第1の制御シャフトに動作
的に接続された垂直動付与手段と、前記少くとも1つの
送り爪にほぼ水平方向の往復動を伝達するように第2の
制御シャフトに動作的に接続された水平動付与手段とを
具備し、ミシンの基台内で前記第2の制御シャフトに前
記送り爪を動作的に接続するように、前記水平動付与手
段に関連して少くとも1つのレバー伝達機構をさらに具
備することを特徴とする制御装置により達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】図において、符号1は、本発明に
係わる、特に、筒状のベースを備えたミシンの送り爪を
制御するための装置を示す。
【0018】図1から明らかなように、この制御装置1
は、筒状のベース、即ち、基台4に支えられたほぼ筒の
形状をしたベース3を備えた形式のミシン2に適してい
る。このようなミシン自体は知られており、また、一般
的であるので、本発明の装置と機能的に関連する部品を
参照する以外は詳述しない。
【0019】装置1は、1もしくは複数の送り爪5,6
を駆動するために、ベース3内で動作するように配設さ
れている。これら爪は、知られているように、所謂、針
板3a(図2)を介して、ベース3の長手方向の軸に直
交する方向に従う被作業物品の進行を決定するように動
作する。
【0020】この目的のために、この装置1は、夫々、
実質的に垂直な方向と水平な方向との往復動を送り爪
5,6に伝達するように、予め設定された垂直動付与手
段7と水平動付与手段8とを基本的に有する。これら送
り爪5,6に夫々付与される垂直往復動と水平往復動と
の組み合わせにより、これら爪は、各縫製サイクル毎に
針板から現れて所定距離だけ物品を駆動するよう、ほぼ
楕円の軌道に従う周期的な動きを果たす。
【0021】前記垂直動付与手段7と水平動付与手段8
とは、基台4に効果的に収容された少くとも1つの第1
の制御シャフト(主シャフト)9(図2並びに図3)と
第2の制御シャフト10(図1)とから夫々これらの動
きを受ける。
【0022】このために、前記垂直動付与手段7は、送
り爪5,6を第1の制御シャフト9に動作的に接続する
動的伝達機構を少くとも有する。この動的伝達機構は、
ベース3の長手方向に、即ち、ベースの長軸に平行に、
延びた少くとも1つの補助シャフトを有する。好ましい
実施の形態においては、2つの補助シャフト12が、共
通の水平面内で互いに平行に離間して設けられている。
各補助シャフト12は、別の動的伝達機構により第1の
制御シャフト9に接続されている。この動的伝達機構
は、アーム13と、第1の制御シャフトに装着された偏
心体14aに動作的に係合した接続ロッド14とを有す
る。
【0023】前記後者の動的伝達機構(符号13,1
4,14aで示す部材により構成されている)は、第1
の制御シャフト9の回天動に従って、夫々の補助シャフ
ト12をこれらの軸を中心として往復回動するように駆
動する。尚、第1の制御シャフト9は、ミシンの、例え
ば主シャフトにより構成され得る。
【0024】各補助シャフト12には、夫々の動的伝達
機構(符号13,14,14aで示す部材により構成さ
れている)が設けられているのとは反対の部分で偏心し
て取着されたターミナルピン15が装着されている。こ
れらターミナルピン15は、針板3aに平行な平面に爪
を常時向けるように、図3に明確に示されるように互い
に離れた点で送り爪5,6に対して回天可能に係合され
ている。即ち、このために、各ターミナルピン15は、
プリズム形状の昇降ブロック16により爪5,6に接続
されている。このブロック16は、ターミナルピンの軸
に垂直でかつ針板3a上の物品の進行方向にほぼ平行な
水平方向に従って、爪に対して摺動可能に案内される。
【0025】さらに、前記昇降ブロック16は、主爪5
と、別の爪6とを夫々支持する2つの支持部材18間で
規定されたガイド座部17に沿って摺動可能に係合され
ている。これら支持部材は、互いに対をなし、これらの
間に配置された昇降ブロック16により互いに摺動可能
に案内される。また、これら支持部材18は、補助シャ
フト12の端部に支持された第1の摺動面(案内面)1
9と、この第1の面19とは反対側で少くともミシン2
のベース3に設定された第2の摺動面(案内面)20と
の間で、夫々反対側の部分から横方向に摺動可能に案内
される。特に、図示の実施の形態では、2つの共通平面
の摺動部分20が、ベース3内でこれの自由端近くに装
着された当接ブロック21に着脱可能に係合された夫々
の摺動シュー20aに設けられている。
【0026】動的伝達機構7の構造上の特徴は、第1の
制御シャフト9に付与される回天動の結果として、偏心
ターミナルピン15を介して爪5,6が針板3aに平行
な水平方向の向きを維持した垂直動を同時に受けるよう
に、補助シャフト12は自身の軸を中心として角度回動
されるようになっている、ことである。
【0027】本発明の装置は、基台4内に収容された第
2の制御シャフト(揺動伝達シャフト)10に送り爪
5,6を動作的に接続するように予め設定された1つの
レバー伝達機構22に少くとも関連される上記水平動付
与手段8を設けている。好ましくは、このようなレバー
伝達機構22は、ベース内で長手方向に、即ち、ベース
の長軸にほぼ平行な方向に延びた少くとも1つの伝達レ
バー23を有する。好ましくは、この伝達レバーは、ほ
ぼ垂直な枢支軸24によってベースに揺動可能に装着さ
れている。図示の好ましい実施の形態においては、少く
とも2つの伝達レバー23が、互いほぼ平行で同一平面
上に設けられており、主送り爪5と異なる送り爪6とに
互いに接続されている。
【0028】前記伝達レバー23は、図1に明確に示す
ように、水平面に実質的に沿って平坦となった断面を有
し、ミシン2のベース3に着脱可能に係合した収容構造
体25内に往復動可能に装着されている。
【0029】各伝達レバー23は、対応する垂直枢支軸
24に対して夫々対向する部分で対応する爪5もしくは
6と第2のシャフト10とに接続されている。即ち、各
伝達レバー23は、ベース3の長軸にほぼ垂直な方向に
基台4内で延び、第2の制御シャフトに取着されたアー
ム27を介して第2の制御シャフトに接続された制御接
続ロッド26によって、第2のシャフト10に接続され
た第1の端部23aを有する。
【0030】好ましくは、各伝達レバー23の第1の端
部23aと、対応する制御接続ロッド26との接続は、
制御接続ロッドに強固に支持され、伝達レバー23の長
軸にほぼ平行な方向に向いた摺動ピン28により得られ
る。この摺動ピン28は、垂直軸を中心として回転可能
に伝達レバー23に係合したブッシュ29中に摺動可能
に挿入されている。このピン28の摺動とブッシュ29
の回転とにより、動作の間に伝達レバー23の第1の端
部23aと制御接続ロッド26との間で生じる相対的な
動きに対する補償を果す。
【0031】明確に表すために、図1では、別の爪6に
接続された伝達レバー23に動作する摺動ピン28のみ
が破線で示されている。
【0032】各伝達レバー23は、また、爪に関連した
支持部材18の横方向延出部18aを介して夫々の爪
5,6に接続された第2の端部23bを有する。
【0033】即ち、夫々の爪5,6に対する各伝達レバ
ー23の接続は、レバー23に装着された垂直摺動ピン
30によって行われている。この垂直摺動ピン30は、
送り爪5,6を垂直軸に沿って回転可能にさせると共に
摺動可能にさせている。この目的のために、垂直摺動ピ
ン30は、夫々の支持部材18の横方向延出部18aに
取着された関節部材31中に予め設定され、対応する形
状を有する座部中に摺動並びに回転可能に挿入されてい
る。効果的には、横方向延出部18aに対する関節部材
31の係合は、伝達レバー23がこれの長軸に平行な軸
を中心として所定角度回転可能で、かつ伝達レバー23
の長軸に平行な方向に摺動可能に送り爪5,6に接続さ
れるようにして、設定されている。このために、関節部
材31は、ほぼ半円筒形であり、また、伝達レバー23
の長軸に沿って延び、関節部材31と対応した断面形状
を有するスロット32内に収容されている。
【0034】効果的には、長手方向に摺動かつ回転可能
であると共に垂直方向に回転かつ摺動可能な上記接続に
より、垂直動付与手段7の駆動により爪5,6に伝達さ
れる街道と同様に枢支軸24の垂直軸を中心とする第2
の端部23bにより描かれる弓形の軌道のために、各レ
バー23の端部23bと夫々の支持部材18の横方向延
出部18aとの間で自身で生じる相対的な動きが補償さ
れる。上述したレバー伝達機構22の構造上のデザイン
は、ミシンに通常設けられている所謂“揺動伝達シャフ
ト”を例えば含む第2の制御シャフト10により果たさ
れる角揺動が各レバー23の第1の端部23aに伝達さ
れ、かくして、レバー23自身が夫々の垂直軸24を中
心とする角揺動で駆動されるようになっている。これら
レバー23の角揺動は、夫々の第2の端部23bを介し
て個々の爪5,6に伝達される。かくして、これら爪
5,6は、両案内面19,20間で昇降ブロック16に
沿う直線状の軌道に従って案内されて、長手方向の往復
動を行う。既知の方法で、この水平往復動は、垂直動付
与手段7により伝達された揺動と組み合わされて、爪
5,6にほぼ楕円形の軌道に沿うサイクル動を与える。
【0035】既知の方法で、制御接続ロッド26とアー
ム27との間には、図示しない適当な規制機構が配設さ
れ得て、個々の送り爪5,6により果される水平揺動の
振幅が規制されるように設定される。
【0036】かくして、本発明は、提起された目的を果
す。
【0037】前記動的伝達機構とレバー伝達機構22と
の使用により、基台内の主シャフト9と揺動伝達シャフ
ト10は、補助シャフト12と伝達レバー23とにより
減じられたディメンションと位置で送り爪5,6に動き
を伝達し続ける。この結果、筒状のベース3内の装置の
サイズをかなり小さくすることができる。かくして、ベ
ース3のディメンションを、160mmのオーダの外周
長さにまで減じることが可能であった。
【0038】この結果、子供のセータのスリーブのよう
に非常に小さいサイズの筒状の物品の作業に適した円筒
状のベースのマシンの使用の可能性を効果的に高めるこ
とができる。
【0039】本発明の装置の構造は、構成上の汎用性と
動作上の信頼性とを非常に補償する。このの観点におい
て、往復垂直動のために夫々の偏心ピンと共に補助のシ
ャフトの揺動を使用することにより、作業される物品上
の押さえにより付与される押す力に打ち勝つのに適する
比較的強い垂直方向の力が爪に伝達される。
【0040】さらに、水平揺動を伝達するのに使用され
る伝達レバーが平坦な形態を有し夫々が同一平面に配置
されていることにより、ミシンのベース内の利用できる
空間の使用の問題が最適に解決される。またに、水平面
に従って平坦なレバー23の形状により、操作の間にレ
バーに伝達される曲げ方向の力に耐えることができる。
【0041】夫々の制御接続ロッド並びに爪に伝達レバ
ーを接続するのに適したデザイン上の解決は、装置の機
能上の信頼性と部品の機械的汎用性とに有効である。
【0042】本発明の装置を使用することにより、5,
500rpm以上の動作速度を達成することができ、こ
の結果、180mmのオーダの円周長さを有する円筒状
のベースを備えたミシンに使用される従来の装置で通常
達成される動作速度を約20%だけ増すことができるこ
とは理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ミシンの筒状のベース内に装着された
本発明の装置を示す、一部切欠斜視図である。
【図2】図2は、爪の垂直往復動のために使用される動
的伝達機構を明示した、装置の一分切欠側面図である。
【図3】図3は、図2に示す装置の一部切欠平面図であ
る。
【符号の説明】
1…制御装置、2…ミシン、3…ベース、4…基台、
5,6…送り爪、7…垂直動付与手段、8…水平動付与
手段、9…第1の制御シャフト、10…第2の制御シャ
フト、12…補助シャフト、22…レバー伝達機構、2
3…伝達レバー。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、この基台から延出した筒状のベ
    ースとを有するミシンの送り爪を制御するための制御装
    置であり、 ミシンの前記ベースに動作可能に収容されて、少くとも
    1つの送り爪にほぼ垂直方向の往復動を伝達するように
    第1の制御シャフトに動作的に接続された垂直動付与手
    段と、 前記少くとも1つの送り爪にほぼ水平方向の往復動を伝
    達するように第2の制御シャフトに動作的に接続された
    水平動付与手段とを具備し、 ミシンの基台内で前記第2の制御シャフトに前記送り爪
    を動作的に接続するように、前記水平動付与手段に関連
    して少くとも1つのレバー伝達機構をさらに具備するこ
    とを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 前記レバー伝達機構は、ミシンのベース
    内で長手方向に延出し、ほぼ垂直な枢支軸によりベース
    に揺動可能に支持された少くとも1つの伝達レバーを有
    する請求項1の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記伝達レバーは、前記枢支軸に対して
    夫々対向する部分で前記送り爪と第2の制御シャフトと
    に夫々動作的に接続されている請求項2の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ベースにほぼ垂直な方向にミシンの
    基台内で延出し、前記伝達レバーを前記第2の制御シャ
    フトに接続する少くとも1つの制御接続ロッドをさらに
    具備する請求項1の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記少くとも1つの伝達レバーは、水平
    面に沿ったほぼ平坦な断面を有する請求項2の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記少くとも1つの伝達レバーは、ミシ
    ンのベース内で着脱可能に係合された拘束された構造で
    揺動可能に装着されている請求項2の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記1つの送り爪は、少くとも1つの垂
    直摺動ピンにより伝達レバーに対して摺動可能に案内さ
    れる請求項2の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記垂直摺動ピンは、前記伝達レバーを
    送り爪に垂直軸を中心として回動可能に接続する請求項
    7の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記伝達レバーは、この伝達レバーの長
    手方向に平行な方向に摺動するように送り爪に接続され
    ている請求項2の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記伝達レバーは、この伝達レバーの
    長手方向に平行な軸を中心として回動するように送り爪
    に接続されている請求項2の制御装置。
  11. 【請求項11】 前記伝達レバーは、垂直軸を中心とし
    て回転可能なブッシュ内に摺動可能に係合し、伝達レバ
    ーの長手方向にほぼ平行な摺動ピンにより制御接続ロッ
    ドに接続されている請求項4の制御装置。
  12. 【請求項12】 前記伝達レバーは少くとも2つであ
    り、これら伝達レバーは互いにほぼ平行に延び、夫々主
    送り爪と他の送り爪とに接続されている請求項2の制御
    装置。
  13. 【請求項13】 前記送り爪がミシンのぜんき基台内の
    ぜんき第1の制御シャフトに動作的に接続されるよう
    に、垂直動付与手段に接続された少くとも1つの動的伝
    達機構をさらに具備する請求項1の制御装置。
  14. 【請求項14】 前記動的伝達機構は、ミシンのベース
    内で長手方向に延び、自身の長手方向の軸を中心とした
    揺動で駆動され得る少くとも1つの補助シャフトを有す
    る請求項13の制御装置。
  15. 【請求項15】 前記補助シャフトは、このシャフトに
    偏心して装着され送り爪と回動係合したターミナルピン
    により前記少くとも1つの送り爪に動作的に接続されて
    いる請求項12の制御装置。
  16. 【請求項16】 前記ターミナルピンは、このターミナ
    ルピンの軸に直交する水平方向に従うクランプに対して
    摺動して案内される昇降ブロックにより、少くとも1つ
    の送り爪に接続されている請求項15の制御装置。
  17. 【請求項17】 前記補助シャフトは2つであり、これ
    ら補助シャフトは、平行に延び、前記少くとも1つの送
    り爪と係合するターミナルピンに互いに離間した箇所で
    装着されている請求項14の制御装置。
  18. 【請求項18】 前記送り爪は、主送り爪と別の送り爪
    とであり、これら送り爪は、前記昇降ブロックのための
    案内面を規定するように対をなした支持部材に夫々装着
    されている請求項16の制御装置。
  19. 【請求項19】 前記対をなした支持部材は、前記少く
    とも1つの補助シャフトの端部に形成された少くとも第
    1の摺動面と、ミシンのベース内に第1の摺動面に対し
    て対向した位置に設定された少くとも第2の摺動面との
    間で互いに摺動可能に案内される請求項18の制御装
    置。
JP10144228A 1997-05-27 1998-05-26 ミシンの送り爪を制御するための制御装置 Pending JPH1147475A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT97A001236 1997-05-27
IT97MI001236A IT1292006B1 (it) 1997-05-27 1997-05-27 Dispositivo di comando di griffe di trasporto,particolarmente in una macchina per cucire a base cilindrica

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1147475A true JPH1147475A (ja) 1999-02-23

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ID=11377223

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CN102741758A (zh) * 2010-02-26 2012-10-17 保土谷化学工业株式会社 电荷控制剂以及使用该电荷控制剂的调色剂

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ITMI971236A0 (ja) 1997-05-27
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ITMI971236A1 (it) 1998-11-27

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