JPH1147468A - 形状縫いミシン - Google Patents

形状縫いミシン

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JPH1147468A
JPH1147468A JP22086897A JP22086897A JPH1147468A JP H1147468 A JPH1147468 A JP H1147468A JP 22086897 A JP22086897 A JP 22086897A JP 22086897 A JP22086897 A JP 22086897A JP H1147468 A JPH1147468 A JP H1147468A
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JP
Japan
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screen
displayed
display
sewing machine
pattern
Prior art date
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Application number
JP22086897A
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English (en)
Inventor
Masami Miyasako
雅己 宮迫
Hiroshi Horimoto
浩 堀本
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の画面位置をタッチにて拡大し、編集機
能を向上する。 【解決手段】 選択模様形状を表示した表示画面4の適
宜箇所を押圧(タッチ)すると、制御手段15によっ
て、予め決められた所定の拡大率で、上記押圧した箇所
を画面中心として上記選択模様形状を上記表示画面4に
拡大表示し、例えば組合せ模様等の境界部を拡大して容
易にチェックし得るように構成してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形状縫いミシンに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、形状縫いミシンとしての例えば刺
繍縫いミシン等においては、刺繍枠(被縫製物保持枠)
にセットされた布(被縫製物)をX−Y方向に移動しな
がら、例えば文字、模様等の所望の刺繍模様を縫製でき
るようになっている。
【0003】この刺繍縫いミシンでは、複数の刺繍模様
を選択すると共にこれらの刺繍模様を所望の位置に各々
配置して縫製を行う所謂組合せ模様縫いが知られてお
り、当該組合せ模様の縫製を行う場合には、編集画面で
の表示画面に上記複数の選択刺繍模様を所望の位置に配
置することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記組合せ模
様相互の位置関係を微妙に調整したい等の場合には、所
望の画面位置、すなわち組合せ模様の境界部を拡大して
チェックすることが望ましいが、このような機能は従来
には搭載されておらず、従って編集機能が低いといった
問題があった。
【0005】そこで本発明は、所望の画面位置をタッチ
にて拡大でき、編集機能を向上できる形状縫いミシンを
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の形状縫いミシンは、表示画面と、この表示
画面に、選択された模様形状を表示させる表示制御手段
と、前記選択模様形状が表示された表示画面の適宜箇所
への押圧に関連して、予め決められた所定の拡大率で、
前記押圧された箇所を画面中心として前記選択模様形状
を前記表示画面に拡大表示させる拡大表示制御手段と、
を具備した。
【0007】このような本発明の形状縫いミシンによれ
ば、選択模様形状が表示された表示画面の適宜箇所が押
圧(タッチ)されると、予め決められた所定の拡大率
で、前記押圧された箇所を画面中心として前記選択模様
形状が前記表示画面に拡大表示される。従って、例えば
組合せ模様等の境界部が拡大されて容易にチェックされ
得るようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に
おける形状縫いミシンとしての刺繍縫いミシンを表した
斜視図である。同図において、ミシン本体1は、ミシン
ベッド2と、このミシンベッド2に立設されたミシンヘ
ッド3と、から構成されている。
【0009】上記ミシンベッド2には、刺繍機本体5が
コネクタを介して着脱可能に装着されている。この刺繍
機本体5内には、X駆動モータ12(図2参照)と、こ
のX駆動モータ12の駆動によりX方向に移動するX移
動部材と、が備えられている。このX移動部材の上部は
上記刺繍機本体5上に露出しており、当該露出上部にキ
ャリッジカバー6が固定されている。このキャリッジカ
バー6内には、上記X移動部材に搭載されたY駆動モー
タ13(図2参照)と、このY駆動モータ13の駆動に
よりY方向(X方向に直交する方向)に移動するY移動
部材と、が備えられており、このY移動部材には、刺繍
枠保持部材7が固定され、この刺繍枠保持部材7には、
刺繍枠9が装着されている。
【0010】すなわち、刺繍枠9は、後述の表示手段
(表示画面)4での入力(例えば選択された刺繍模様)
に従ったX、Y駆動モータ12,13の駆動によって所
定のX、Y方向に移動し、この時ミシンの主モータ14
(図2参照)の駆動による縫針8の上下動と協働して所
望の刺繍模様を形成し得るように構成されている。
【0011】上記刺繍枠9は、図1に示されるように、
刺繍枠保持部材7に着脱可能に装着される外枠10と、
この外枠10に嵌め込まれる内枠11と、からなり、外
枠10上に被縫製物としての例えば布をセットし、この
状態で内枠を11を外枠10に嵌め込むことによって、
布を刺繍枠9にセットする構成になされている。
【0012】上記ミシンヘッド3には、表示手段として
の液晶画面4が設けられている。この液晶画面4は、公
知の透明タッチパネルスイッチとしての機能を有するも
のである(詳しくは後述)。
【0013】次に、上記刺繍縫いミシンの制御系につい
て図2を参照しながら説明する。制御手段を構成するC
PU(中央演算処理装置)15のI/Oポート16の出
力側には、上記X駆動モータ12がドライバ17を介し
て接続されていると共に、上記Y駆動モータ13がドラ
イバ18を介して接続され、さらに上記ミシンの主モー
タ14がドライバ19を介して接続されている。
【0014】一方、CPU15のI/Oポート16の入
出力側には、上記液晶画面4が接続されている。
【0015】さらにCPU15には、上記刺繍縫いミシ
ンの制御動作手順をプログラムの形で格納するROM2
0が入力可能に接続されていると共に、データや演算結
果等を記憶するRAM21が入出力可能に接続されてい
る。
【0016】上記CPU15は、入力に関連した所定の
画面表示を液晶画面4に行わせる指令を送出すると共
に、液晶画面4に重ねて配置した透明タッチパネルスイ
ッチに対する作業者によるダイレクトタッチ入力信号に
応答して当該液晶画面4のタッチ位置に表示されている
所定の画面表示を行わせる指令、又は上記ドライバ1
7,18,19に所定の駆動・停止指令を送出する機能
を有している。
【0017】特に、本実施形態においては、上記CPU
15は、液晶画面4で選択された模様形状を画面表示さ
せる手段(表示制御手段)と同様な機能を有していると
共に、上記選択模様形状が表示された液晶画面4の適宜
箇所への押圧(ダイレクトタッチ)に関連して、予め決
められた所定の拡大率で、上記押圧された箇所を画面中
心として上記選択模様形状を上記液晶画面4に拡大表示
させる手段(拡大表示制御手段)と同様な機能を有して
いる。
【0018】次に、このように構成された刺繍縫いミシ
ンにおいて、前述した組合せ模様を編集する場合につい
て、図3に示されるフロー図及び図4乃至図7に示され
る液晶画面表示を参照しながら説明する。
【0019】先ず、液晶画面4には多数の刺繍模様が表
示され、作業者は当該複数の刺繍模様のうちから何れか
を選択する。ここで、本実施形態においては、説明の都
合上、先ず3つの刺繍模様からなる文字列“ABC”を
順に選択する。すると、液晶画面4には、図4に示され
る編集画面29が表示される。この時、図示左側の画面
部分26の中央には、上記選択した文字列“ABC”が
表示される。この表示データは、ミシンが縫い目形成を
行うための縫製データより変換して形成する。
【0020】この編集画面29には、位置/回転スイッ
チ30も表示されており、当該位置/回転スイッチ30
をダイレクトタッチ(以下単にタッチと記す)して、液
晶画面4を、図5に示される画面31に切替える。この
時、図示左側の画面部分26の中央には、上記と同様に
文字列“ABC”が表示される。なお、図5において
は、説明の都合上、文字列“ABC”は中央に描かれて
いない。
【0021】上記画面31の図示右上側の画面部分に
は、文字列“ABC”の縫い位置を変更するためのアロ
ーキー32(選択模様の縫い位置を変更するスイッチ;
移動方向指示キー)が表示される。このアローキー32
は、現在の位置を中心として斜め方向を含めた上下左右
の8方向に図示の矢印を備えており、当該矢印をタッチ
する毎に、文字列“ABC”の縫い位置が当該矢印方向
に所定量(微量;例えば1mm)づつ移動される。
【0022】また、画面31の図示右下側の画面部分に
は、上記文字列“ABC”を回転する際の回転角度を指
示するための回転角度キー34が表示される。この回転
角度キー34の図示上側のキー34aをタッチすると、
上記文字列“ABC”の回転角度が5°に設定され、回
転角度キー34の図示下側のキー34bをタッチする
と、上記文字列“ABC”の回転角度が90°に設定さ
れる。
【0023】さらにまた、画面31の図示右中央の画面
部分には、上記文字列“ABC”を回転する際の回転方
向及び回転を指示するための回転方向キー33が表示さ
れる。この回転方向キー33の図示右側部分をタッチす
る毎に、上記文字列“ABC”が上記キー34a,34
bにより設定された角度分づつ時計方向に回転され、回
転方向キー33の図示左側部分をタッチする毎に、上記
文字列“ABC”が上記キー34a,34bにより設定
された角度分づつ反時計方向に回転される。
【0024】ここで、本実施形態においては、説明の都
合上、上記アローキー32のみを操作し、図示左側の画
面部分26の中央に位置している文字列“ABC”を、
当該画面部分26における図示左上側の位置に移動す
る。
【0025】そうしたら、最初に戻り、今度は文字列
“アイウ”を選択し、上記編集画面29を経て画面31
に切替え、上記文字列“ABC”の場合と同様にして、
文字列“アイウ”を、画面31における図示左側の画面
部分26の所望の位置に移動する。
【0026】ここで、本実施形態においては、説明の都
合上、上記アローキー32のみを操作し、図示左側の画
面部分26の中央に位置している文字列“アイウ”を、
当該画面部分26における図示右上側の位置に移動す
る。
【0027】このようにして図3に示されるステップ1
の配置の編集を一旦終了したら、作業者は、文字列“A
BC”と文字列“アイウ”との境界部の相互位置を拡大
してチェックをすべく、図5に表示されている変更終わ
りスイッチ35をタッチして画面31を図4に示した画
面29に戻す。この時、画面29における図示左側の画
面部分26においては、上記画面31における図示左側
の画面部分26(図5参照)と同様に、文字列“AB
C”が図示左上側に位置し、文字列“アイウ”が図示右
上側に位置している。
【0028】そうしたら、画面29に表示されているズ
ームスイッチ36のタッチを待ち(ステップ2)、ズー
ムスイッチ36がタッチされたら、画面29を図6に示
される画面37に切替える。この時、図示右上側の画面
部分38には、図示の「ズームインしたい部分をタッチ
して下さい」のメッセージが表示される(ステップ
3)。
【0029】ステップ4では、画面37における図示左
側の画面部分26上での所望の位置のタッチを待ち、タ
ッチされたら、ステップ5に進む。ここで、本実施形態
においては、上述したように、文字列“ABC”と文字
列“アイウ”との境界部の相互位置のチェックをするた
めに、文字列“ABC”と文字列“アイウ”との中間位
置のポイントPをタッチする。
【0030】すると、ポイントPが画面の中心に配置さ
れ、2倍に拡大された表示となる。すなわちステップ5
において、上記タッチされたポイントPの位置を画面上
の表示枠座標系の座標値に変換する。なお、ミシンに装
着した刺繍枠9の縫製可能範囲を、例えば横130m
m、縦240mmとし、画面4の表示寸法を、例えば、
横43.2mm、縦86.4mmとする。縫製データか
ら表示データを作成するための縮小率(表示寸法/縫製
寸法)は、横0.332、縦0.36となる。また、画
面4の表示は、例えば1ドット0.36mmとすると、
横120ドット、縦240ドットとなる。
【0031】次いでステップ6において、タッチされた
ポイントPと画面部分26の中心O1との間の偏差を求
め、次いでステップ7において、画面部分26の中心に
表示されるべき点Pの枠座標系の位置(Xm,Ym)を
求め、次いでステップ8において、2倍、4倍で表示す
るときの各々の表示中心から左下隅の位置の表示原点ま
での枠座標系の長さとしてのオフセットがROMに記憶
されている。画面上を1回タッチしたため2倍表示にお
けるオフセット値(オフセットX,オフセットY)を読
み出す。この(オフセットX,オフセットY)は、以下
の表1の値である。
【表1】
【0032】ステップ9では、表示原点(表示枠26の
左下隅の位置)に対応する枠座標の位置、すなわち表示
開始点(X0,Y0)を求める。これは、 X0=Xm−オフセットX Y0=Ym−オフセットYで求められる。
【0033】ステップ10では、X方向表示座標をD
x、Y方向表示座標をDyを求める。ここで、X方向縮
小率をrx、Y方向縮小率をryとすると、rx、ry
と拡大率との関係は以下の表2の通り、等倍時の前記r
x=0.332、ry=0.36の2倍、4倍となって
いる。
【表2】
【0034】従って、1針毎の座標(縫製データ)を
(xn,yn)とすると、上記表示座標(Dx,Dy)
は以下の数1、数2で表される。
【数1】
【数2】
【0035】これにより、画面部分26でのドット表示
データが得られるため、ステップ11において、1≦D
x≦120、1≦Dy≦240の範囲内の当該ドット表
示データを表示すれば、予め決められた所定の拡大率
(本実施形態では先ず2倍)で、上記タッチした箇所P
を画面中心O3として上記文字列が上記画面部分26に
拡大表示される(図7参照)。
【0036】従って、例えば組合せ模様等の境界部を拡
大して容易にチェックできるようになっている。
【0037】なお、図7の画面39においては、図示右
上側の画面部分40に、図示の所定のメッセージが表示
されるため、さらに所望の部分を拡大したい場合には
(本実施形態においては、例えば4倍)、さらに画面3
9における図示左側の画面部分26の所望の位置をタッ
チすれば、当該タッチした箇所を画面中心として上記文
字列がさらに画面部分26にて拡大表示されることにな
る。
【0038】そして、上記拡大表示を見てのチェックに
基づいて、上記文字列の編集位置を変更したい場合に
は、図5に示した画面に戻し、上記文字列の編集位置
を、上記アローキー32の操作や、上記回転角度キー3
4及び回転方向キー33の操作によって、変更すれば良
い。
【0039】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形
態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の形状縫いミ
シンは、選択模様形状を表示した表示画面の適宜箇所を
押圧(タッチ)すると、予め決められた所定の拡大率
で、上記押圧した箇所を画面中心として上記選択模様形
状を上記表示画面に拡大表示し、例えば組合せ模様等の
境界部を拡大して容易にチェックし得るように構成した
ものであるから、編集機能を飛躍的に向上することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における形状縫いミシンを
表した斜視図である。
【図2】同上実施形態における制御系を表したブロック
図である。
【図3】表示画面の処理手順を表したフロー図である。
【図4】編集画面を表した説明図である。
【図5】編集画面で位置/回転スイッチを押しさらに表
示された移動方向キーにより選択模様の位置を設定した
画面を表した説明図である。
【図6】編集画面でズームスイッチを押した場合の画面
を表した説明図である。
【図7】図6の画面で表示画面の適宜箇所をタッチした
後の拡大画面を表した説明図である。
【符号の説明】
4 表示画面 15 制御手段 O3 画面中心 P タッチ位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面と、 この表示画面に、選択された模様形状を表示させる表示
    制御手段と、 前記選択模様形状が表示された表示画面の適宜箇所への
    押圧に関連して、予め決められた所定の拡大率で、前記
    押圧された箇所を画面中心として前記選択模様形状を前
    記表示画面に拡大表示させる拡大表示制御手段と、 を具備した形状縫いミシン。
JP22086897A 1997-08-02 1997-08-02 形状縫いミシン Pending JPH1147468A (ja)

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JP22086897A JPH1147468A (ja) 1997-08-02 1997-08-02 形状縫いミシン

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JP22086897A JPH1147468A (ja) 1997-08-02 1997-08-02 形状縫いミシン

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043231A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Brother Ind Ltd ミシンの模様データ作成装置
KR100806297B1 (ko) 2007-02-14 2008-02-22 썬스타 산업봉제기계 주식회사 봉제디자인 확대/축소 모드에서 봉제데이터 편집기능과재봉 모드에서 화면 자동추종 기능을 구비한 전자 미싱 및그의 동작 제어 방법
CN102741758A (zh) * 2010-02-26 2012-10-17 保土谷化学工业株式会社 电荷控制剂以及使用该电荷控制剂的调色剂

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