JPH1147413A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JPH1147413A JPH1147413A JP9227327A JP22732797A JPH1147413A JP H1147413 A JPH1147413 A JP H1147413A JP 9227327 A JP9227327 A JP 9227327A JP 22732797 A JP22732797 A JP 22732797A JP H1147413 A JPH1147413 A JP H1147413A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源を投入して各遊技機を起動する際に変動
図柄表示手段を作動させて、その変動図柄表示手段の変
動動作の停止図柄により、ROM等の電子部品を交換す
る等の不正の有無を容易且つ確実に検査できる遊技機を
提供する。 【解決手段】 図柄始動信号が入力した時に変動動作を
開始し且つ所定の時間経過後に前記図柄始動信号のタイ
ミングに応じた図柄で停止する変動図柄表示手段29と、
変動図柄表示手段29の停止後の図柄が予め設定された所
定の図柄となった時に利益状態を発生させる利益状態発
生手段37とを備え、電源投入後に前記図柄始動信号に代
替する検査始動信号を発生する検査始動信号発生手段41
と、この検査始動信号発生手段41が検査始動信号を発生
するタイミングを可変的に設定するタイミング設定手段
40とを備えたものである。
図柄表示手段を作動させて、その変動図柄表示手段の変
動動作の停止図柄により、ROM等の電子部品を交換す
る等の不正の有無を容易且つ確実に検査できる遊技機を
提供する。 【解決手段】 図柄始動信号が入力した時に変動動作を
開始し且つ所定の時間経過後に前記図柄始動信号のタイ
ミングに応じた図柄で停止する変動図柄表示手段29と、
変動図柄表示手段29の停止後の図柄が予め設定された所
定の図柄となった時に利益状態を発生させる利益状態発
生手段37とを備え、電源投入後に前記図柄始動信号に代
替する検査始動信号を発生する検査始動信号発生手段41
と、この検査始動信号発生手段41が検査始動信号を発生
するタイミングを可変的に設定するタイミング設定手段
40とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に関し、電
源を投入して遊技機を起動する際に裏ROM等による不
正を検査できるようにしたものである。
源を投入して遊技機を起動する際に裏ROM等による不
正を検査できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
に沿って落下する遊技球を始動手段が検出した時に、遊
技盤の中央部に配置された変動図柄表示手段の3個の図
柄表示部に表示される図柄の変動を開始する一方、始動
手段が遊技球を検出した時の乱数を読み取って大当たり
乱数、リーチ乱数、外れ乱数の何れであるか否かを判定
し、大当たり乱数の時に、その乱数処理によって変動図
柄表示手段の各図柄表示部の変動後の停止図柄が、例え
ば「7・7・7」等の大当たり図柄で停止するように制
御する。変動図柄表示手段の変動動作後に、その各図柄
表示部に「7・7・7」等の大当たり図柄が発生すれ
ば、その後、直ちに又は所定の条件を満たすことにより
大入賞手段を16回間欠的に開閉させて、この大入賞手
段に遊技球が入賞し易くなるようにして、遊技者に多大
な利益を還元するようになっている。
に沿って落下する遊技球を始動手段が検出した時に、遊
技盤の中央部に配置された変動図柄表示手段の3個の図
柄表示部に表示される図柄の変動を開始する一方、始動
手段が遊技球を検出した時の乱数を読み取って大当たり
乱数、リーチ乱数、外れ乱数の何れであるか否かを判定
し、大当たり乱数の時に、その乱数処理によって変動図
柄表示手段の各図柄表示部の変動後の停止図柄が、例え
ば「7・7・7」等の大当たり図柄で停止するように制
御する。変動図柄表示手段の変動動作後に、その各図柄
表示部に「7・7・7」等の大当たり図柄が発生すれ
ば、その後、直ちに又は所定の条件を満たすことにより
大入賞手段を16回間欠的に開閉させて、この大入賞手
段に遊技球が入賞し易くなるようにして、遊技者に多大
な利益を還元するようになっている。
【0003】通常の弾球遊技機では、大当たりの発生確
率は、1/250〜1/350程度であり、平均確率上
からすれば、始動手段が遊技球を250〜350回程度
検出した時に大当たりが1回の割合で発生するように構
成されている。またカード式の弾球遊技機では、特定の
条件で大当たりが発生すると、大当たりの発生確率が通
常の低確率から高確率状態に確率変動し、大当たりが発
生し易くなるように構成したものもある。この種の弾球
遊技機では、主制御基板にROM、RAM、CPU等の
電子部品を装着し、これらの電子部品によって、乱数の
発生から判定、演算、記憶等の全てを電子的に処理する
電子制御方式を採用している。従って、主制御基板に装
着したROM等の電子部品を不正に交換できないように
すると同時に、監督官庁等による検査時には、そのRO
M等の電子部品を主制御基板から容易に取り外し得るよ
うにしておく必要がある。そこで、従来は、ROM等の
電子部品と主制御基板とに封印シールを貼付して封印
し、この主制御基板を制御ボックス内に収納した後、制
御ボックスに封印シールを貼付して封印している。
率は、1/250〜1/350程度であり、平均確率上
からすれば、始動手段が遊技球を250〜350回程度
検出した時に大当たりが1回の割合で発生するように構
成されている。またカード式の弾球遊技機では、特定の
条件で大当たりが発生すると、大当たりの発生確率が通
常の低確率から高確率状態に確率変動し、大当たりが発
生し易くなるように構成したものもある。この種の弾球
遊技機では、主制御基板にROM、RAM、CPU等の
電子部品を装着し、これらの電子部品によって、乱数の
発生から判定、演算、記憶等の全てを電子的に処理する
電子制御方式を採用している。従って、主制御基板に装
着したROM等の電子部品を不正に交換できないように
すると同時に、監督官庁等による検査時には、そのRO
M等の電子部品を主制御基板から容易に取り外し得るよ
うにしておく必要がある。そこで、従来は、ROM等の
電子部品と主制御基板とに封印シールを貼付して封印
し、この主制御基板を制御ボックス内に収納した後、制
御ボックスに封印シールを貼付して封印している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ROM等の電子部品に
加える不正には、所謂、裏ROM、二重ROMと称され
るように諸々のものがあり、また裏ROM、二重ROM
等によりなされる不正内容にも、図柄処理プログラムを
含む動作処理プログラムの一部に変更を加える場合、大
当たりの発生確率を1/250から1/150又は1/
500等に変更する場合、乱数判定の判定プログラムに
変更を加える場合、乱数判定後に所定条件を満たした時
に外れ乱数を大当たり乱数と書き換えるような変更を加
える場合等が考えられる。例えば、所謂セット打法と言
われる不正は、本来の処理プログラムの一部にセット用
サブルーチン等を追加する変更を加え、始動手段が遊技
球を検出した時の制御乱数発生用計数手段の計数値が外
れ乱数の場合でも、予め仕組まれたセット条件が成立し
た時に、そのセット用サブルーチン等によるプログラム
処理に移行させて、外れデータを大当たりデータと書き
換えることによって、正規の処理過程を迂回して強制的
に大当たりを発生させるようにしている。またセット打
法の不正では、その不正の事実を知らない他の遊技者が
ゲームを行う場合には、通常の大当たりの発生確率の1
/2以下にすべく改造し、遊技店の割り数を合わせるよ
うにしたものもある。
加える不正には、所謂、裏ROM、二重ROMと称され
るように諸々のものがあり、また裏ROM、二重ROM
等によりなされる不正内容にも、図柄処理プログラムを
含む動作処理プログラムの一部に変更を加える場合、大
当たりの発生確率を1/250から1/150又は1/
500等に変更する場合、乱数判定の判定プログラムに
変更を加える場合、乱数判定後に所定条件を満たした時
に外れ乱数を大当たり乱数と書き換えるような変更を加
える場合等が考えられる。例えば、所謂セット打法と言
われる不正は、本来の処理プログラムの一部にセット用
サブルーチン等を追加する変更を加え、始動手段が遊技
球を検出した時の制御乱数発生用計数手段の計数値が外
れ乱数の場合でも、予め仕組まれたセット条件が成立し
た時に、そのセット用サブルーチン等によるプログラム
処理に移行させて、外れデータを大当たりデータと書き
換えることによって、正規の処理過程を迂回して強制的
に大当たりを発生させるようにしている。またセット打
法の不正では、その不正の事実を知らない他の遊技者が
ゲームを行う場合には、通常の大当たりの発生確率の1
/2以下にすべく改造し、遊技店の割り数を合わせるよ
うにしたものもある。
【0005】しかし、従来の封印シール方式では、粘着
剤つきの封印シール、又は接着剤つきの封印シールを用
い、この封印シールをシール貼付部に貼付しているた
め、痕跡を残さずに封印シールを比較的容易に剥がすこ
とが可能である。このため、制御ボックスを開けてRO
M等の電子部品を交換する不正行為を完全に防止し得
ず、不正行為を助長する結果となっている。またROM
等の電子部品に不正防止用のプログラムを書き込む等の
方法も考えられているが、この方法は既存の弾球遊技機
には採用できず、また不正防止用のプログラム自体の技
術情報が既に公知であるため、何れはそのプログラムを
回避した不正の横行を許すことになる。本発明は、この
ような従来の課題に鑑み、電源を投入して各遊技機を起
動する際に変動図柄表示手段を作動させて、その変動図
柄表示手段の変動動作の停止図柄により、ROM等の電
子部品を交換する等の不正の有無を容易且つ確実に検査
できる遊技機を提供することを目的とする。
剤つきの封印シール、又は接着剤つきの封印シールを用
い、この封印シールをシール貼付部に貼付しているた
め、痕跡を残さずに封印シールを比較的容易に剥がすこ
とが可能である。このため、制御ボックスを開けてRO
M等の電子部品を交換する不正行為を完全に防止し得
ず、不正行為を助長する結果となっている。またROM
等の電子部品に不正防止用のプログラムを書き込む等の
方法も考えられているが、この方法は既存の弾球遊技機
には採用できず、また不正防止用のプログラム自体の技
術情報が既に公知であるため、何れはそのプログラムを
回避した不正の横行を許すことになる。本発明は、この
ような従来の課題に鑑み、電源を投入して各遊技機を起
動する際に変動図柄表示手段を作動させて、その変動図
柄表示手段の変動動作の停止図柄により、ROM等の電
子部品を交換する等の不正の有無を容易且つ確実に検査
できる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、図柄始動信号が入力した時に変動動作を開始し且つ
所定の時間経過後に前記図柄始動信号のタイミングに応
じた図柄で停止する変動図柄表示手段29と、変動図柄表
示手段29の停止後の図柄が予め設定された所定の図柄と
なった時に利益状態を発生させる利益状態発生手段37と
を備えた遊技機において、電源投入後に前記図柄始動信
号に代替する検査始動信号を発生する検査始動信号発生
手段41と、この検査始動信号発生手段41が検査始動信号
を発生するタイミングを可変的に設定するタイミング設
定手段40とを備えたものである。請求項2に記載の本発
明は、請求項1に記載の発明において、タイミング設定
手段40に人為的に可変設定可能な設定スイッチを備え、
検査始動信号発生手段41に、電源投入後に所定時間毎に
発生するパルス信号を計数する検査用計数手段42を備
え、この検査用計数手段42の計数値がタイミング設定手
段40の設定値と一致した時に検査始動信号を発生するよ
うに構成したものである。
は、図柄始動信号が入力した時に変動動作を開始し且つ
所定の時間経過後に前記図柄始動信号のタイミングに応
じた図柄で停止する変動図柄表示手段29と、変動図柄表
示手段29の停止後の図柄が予め設定された所定の図柄と
なった時に利益状態を発生させる利益状態発生手段37と
を備えた遊技機において、電源投入後に前記図柄始動信
号に代替する検査始動信号を発生する検査始動信号発生
手段41と、この検査始動信号発生手段41が検査始動信号
を発生するタイミングを可変的に設定するタイミング設
定手段40とを備えたものである。請求項2に記載の本発
明は、請求項1に記載の発明において、タイミング設定
手段40に人為的に可変設定可能な設定スイッチを備え、
検査始動信号発生手段41に、電源投入後に所定時間毎に
発生するパルス信号を計数する検査用計数手段42を備
え、この検査用計数手段42の計数値がタイミング設定手
段40の設定値と一致した時に検査始動信号を発生するよ
うに構成したものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、所定のパルス信号を計数し且
つ図柄始動信号が入力した時の計数値を制御乱数とする
制御乱数発生用計数手段33と、この制御乱数発生用計数
手段33からの制御乱数が大当たり乱数か否かを判定する
制御乱数判定手段34と、この制御乱数判定手段34の判定
結果に応じて停止図柄が変化するように変動図柄表示手
段29の変動図柄を制御する変動図柄処理手段36とを備え
たものである。請求項4に記載の本発明は、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明において、検査始動信号発生
手段41が検査始動信号を発生する検査モードと、ゲーム
を行うゲームモードとに切り換えるモード切換手段39を
備えたものである。
2に記載の発明において、所定のパルス信号を計数し且
つ図柄始動信号が入力した時の計数値を制御乱数とする
制御乱数発生用計数手段33と、この制御乱数発生用計数
手段33からの制御乱数が大当たり乱数か否かを判定する
制御乱数判定手段34と、この制御乱数判定手段34の判定
結果に応じて停止図柄が変化するように変動図柄表示手
段29の変動図柄を制御する変動図柄処理手段36とを備え
たものである。請求項4に記載の本発明は、請求項1乃
至3の何れかに記載の発明において、検査始動信号発生
手段41が検査始動信号を発生する検査モードと、ゲーム
を行うゲームモードとに切り換えるモード切換手段39を
備えたものである。
【0008】請求項5に記載の本発明は、図柄始動信号
が入力した時に変動動作を開始し且つ所定の時間経過後
に前記図柄始動信号のタイミングに応じた図柄で停止す
る変動図柄表示手段29、変動図柄表示手段29の停止後の
図柄が予め設定された所定の図柄となった時に利益状態
を発生させる利益状態発生手段37とを備えた遊技機にお
いて、電源を投入して切断した時の電源の投入時間の長
短に応じて検査始動信号の発生タイミングを設定するタ
イミング設定手段44と、電源の再投入後にタイミング設
定手段44により設定されたタイミングで前記図柄始動信
号に代替する前記検査始動信号を発生させる検査始動信
号発生手段47とを備えたものである。請求項6に記載の
本発明は、請求項5に記載の発明において、タイミング
設定手段44に、電源投入後に所定時間毎に発生するパル
ス信号を計数するタイミング用計数手段48を備え、この
タイミング用計数手段48の計数後に電源を切断した時に
その計数値を記憶するように所定時間だけ給電する補助
電源部51とを備えたものである。請求項7に記載の本発
明は、請求項5又は6に記載の発明において、検査始動
信号発生手段47が検査始動信号を発生する検査モード
と、ゲームを行うゲームモードとに切り換えるモード切
換手段39を備えたものである。
が入力した時に変動動作を開始し且つ所定の時間経過後
に前記図柄始動信号のタイミングに応じた図柄で停止す
る変動図柄表示手段29、変動図柄表示手段29の停止後の
図柄が予め設定された所定の図柄となった時に利益状態
を発生させる利益状態発生手段37とを備えた遊技機にお
いて、電源を投入して切断した時の電源の投入時間の長
短に応じて検査始動信号の発生タイミングを設定するタ
イミング設定手段44と、電源の再投入後にタイミング設
定手段44により設定されたタイミングで前記図柄始動信
号に代替する前記検査始動信号を発生させる検査始動信
号発生手段47とを備えたものである。請求項6に記載の
本発明は、請求項5に記載の発明において、タイミング
設定手段44に、電源投入後に所定時間毎に発生するパル
ス信号を計数するタイミング用計数手段48を備え、この
タイミング用計数手段48の計数後に電源を切断した時に
その計数値を記憶するように所定時間だけ給電する補助
電源部51とを備えたものである。請求項7に記載の本発
明は、請求項5又は6に記載の発明において、検査始動
信号発生手段47が検査始動信号を発生する検査モード
と、ゲームを行うゲームモードとに切り換えるモード切
換手段39を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図8は本発明の第1の実施
形態を例示する。図2おいて、1 はパチンコ機、2 はカ
ード式球貸し機で、このパチンコ機1 及び球貸し機2
は、遊技店55内に設置された島構造体56に左右に交互に
並べて横一列状に装着されている。パチンコ機1 は、図
3及び図4に示すように、外枠3 と、この外枠3 に開閉
自在に枢着された前枠4 とを備えている。前枠4 には、
遊技盤5 に対応するガラス扉6 と、上皿7 を支持する開
閉板8 とが上下に配置され、これらガラス扉6 及び開閉
板8 は前枠4 に開閉自在に枢着されている。前枠4 の下
部には、上皿7 の下側に下皿9 が、この下皿9 の一側方
に発射手段10の発射ハンドル11が夫々設けられている。
基づいて詳述する。図1乃至図8は本発明の第1の実施
形態を例示する。図2おいて、1 はパチンコ機、2 はカ
ード式球貸し機で、このパチンコ機1 及び球貸し機2
は、遊技店55内に設置された島構造体56に左右に交互に
並べて横一列状に装着されている。パチンコ機1 は、図
3及び図4に示すように、外枠3 と、この外枠3 に開閉
自在に枢着された前枠4 とを備えている。前枠4 には、
遊技盤5 に対応するガラス扉6 と、上皿7 を支持する開
閉板8 とが上下に配置され、これらガラス扉6 及び開閉
板8 は前枠4 に開閉自在に枢着されている。前枠4 の下
部には、上皿7 の下側に下皿9 が、この下皿9 の一側方
に発射手段10の発射ハンドル11が夫々設けられている。
【0010】遊技盤5 は、前枠4 に裏側から着脱自在に
装着されている。前枠4 には、図3に示す如く、この遊
技盤5 を押さえるための裏機構板12が裏面側から着脱自
在に装着されている。裏機構板12には開口部13が形成さ
れると共に、その上側に賞球タンク14、賞球タンクレー
ル15が、左右一側に球払い出し手段16が、下側に通路ユ
ニット17等が夫々設けられている。開口部13には、遊技
盤5 の裏側に上下に近接して装着された裏カバー18と入
賞球タンク19とが嵌合されている。裏カバー18には制御
ボックス20が裏側から着脱自在に装着され、この制御ボ
ックス20に主制御基板31が収納されている。遊技盤5 に
は、図5に示すように、ガイドレール21が環状に装着さ
れると共に、そのガイドレール21の内側に液晶表示手段
22、始動手段23、左右入賞口24、大入賞手段25、左右袖
入賞口26、左右下入賞口27、アウト口28等が夫々設けら
れている。
装着されている。前枠4 には、図3に示す如く、この遊
技盤5 を押さえるための裏機構板12が裏面側から着脱自
在に装着されている。裏機構板12には開口部13が形成さ
れると共に、その上側に賞球タンク14、賞球タンクレー
ル15が、左右一側に球払い出し手段16が、下側に通路ユ
ニット17等が夫々設けられている。開口部13には、遊技
盤5 の裏側に上下に近接して装着された裏カバー18と入
賞球タンク19とが嵌合されている。裏カバー18には制御
ボックス20が裏側から着脱自在に装着され、この制御ボ
ックス20に主制御基板31が収納されている。遊技盤5 に
は、図5に示すように、ガイドレール21が環状に装着さ
れると共に、そのガイドレール21の内側に液晶表示手段
22、始動手段23、左右入賞口24、大入賞手段25、左右袖
入賞口26、左右下入賞口27、アウト口28等が夫々設けら
れている。
【0011】液晶表示手段22は、遊技者に対して通常の
遊技画像を表示する表示手段としての役割の他、変動図
柄を表示する変動図柄表示手段29を構成する役割を持っ
ている。変動図柄表示手段29は、左右方向に3個の図柄
表示部30を備え、始動手段23が遊技球の通過を検出した
時に、乱数処理によって各図柄表示部30の表示図柄が所
定時間だけ変動するように構成されている。始動手段23
は、遊技盤5 の前側から入賞して裏側に通過する遊技球
を検出するもので、変動図柄表示手段29と大入賞手段25
との間に配置されている。大入賞手段25は、変動図柄表
示手段29の各図柄表示部30の停止図柄が「7・7・7」
等の特定の大当たり図柄となった時に開放し、その開放
から所定時間が経過するか、又は10個の遊技球が入賞
した時に閉じるようになっている。この大入賞手段25の
内部は3分割されており、その中央が特別作動領域25a
となっている。
遊技画像を表示する表示手段としての役割の他、変動図
柄を表示する変動図柄表示手段29を構成する役割を持っ
ている。変動図柄表示手段29は、左右方向に3個の図柄
表示部30を備え、始動手段23が遊技球の通過を検出した
時に、乱数処理によって各図柄表示部30の表示図柄が所
定時間だけ変動するように構成されている。始動手段23
は、遊技盤5 の前側から入賞して裏側に通過する遊技球
を検出するもので、変動図柄表示手段29と大入賞手段25
との間に配置されている。大入賞手段25は、変動図柄表
示手段29の各図柄表示部30の停止図柄が「7・7・7」
等の特定の大当たり図柄となった時に開放し、その開放
から所定時間が経過するか、又は10個の遊技球が入賞
した時に閉じるようになっている。この大入賞手段25の
内部は3分割されており、その中央が特別作動領域25a
となっている。
【0012】図1はパチンコ機1 の制御系を示し、この
制御系はCPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコ
ンピュータ等により構成され、制御ボックス20内の主制
御基板31に装着されている。図1において、32は動作処
理手段で、ROM等に書き込まれた大当たり発生確率、
その他の設定プログラムに従って各部を制御する処理を
行うためのものであり、図6に示すように、設定プログ
ラムに従ってRAMワークエリアの内容チェック(ステ
ップ1)、各I/Oポートの出力処理(ステップ2)、
LED表示処理(ステップ3)、サウンド処理(ステッ
プ4)、ランダムデータ作成処理(ステップ5)、図柄
の動作処理(ステップ6)、RAMサムチェックデータ
の作成(ステップ7)の一連の動作処理を行うようにな
っている。動作処理手段32は、電源の投入時にCR時定
数回路からリセット信号が入力してリセットすると共
に、一連の動作処理を約2.73ms程度の処理時間で
行い、その動作処理が終了する毎にリセット信号により
リセットして0番地からプログラムを実行するようにな
っており、またプログラムの実行中のリセットは、RA
M値によって判断するようになっている。
制御系はCPU、ROM、RAM等を備えたマイクロコ
ンピュータ等により構成され、制御ボックス20内の主制
御基板31に装着されている。図1において、32は動作処
理手段で、ROM等に書き込まれた大当たり発生確率、
その他の設定プログラムに従って各部を制御する処理を
行うためのものであり、図6に示すように、設定プログ
ラムに従ってRAMワークエリアの内容チェック(ステ
ップ1)、各I/Oポートの出力処理(ステップ2)、
LED表示処理(ステップ3)、サウンド処理(ステッ
プ4)、ランダムデータ作成処理(ステップ5)、図柄
の動作処理(ステップ6)、RAMサムチェックデータ
の作成(ステップ7)の一連の動作処理を行うようにな
っている。動作処理手段32は、電源の投入時にCR時定
数回路からリセット信号が入力してリセットすると共
に、一連の動作処理を約2.73ms程度の処理時間で
行い、その動作処理が終了する毎にリセット信号により
リセットして0番地からプログラムを実行するようにな
っており、またプログラムの実行中のリセットは、RA
M値によって判断するようになっている。
【0013】33は制御乱数発生用計数手段で、プログラ
ム処理に同期して動作処理手段32から発生する信号を繰
り返して計数し、始動手段23からの図柄始動信号が入力
したタイミングでの計数値を制御乱数として出力するよ
うになっている。例えば、動作処理手段32が約2.73
ms程度の時間間隔で一連の動作処理を行う場合には、
そのLED表示処理(ステップ3)の時点で左右入賞口
24、大入賞手段25等に装着された表示用LEDにLED
表示信号を送るので、そのLED表示信号の初期パルス
を制御乱数発生用計数手段33で順次計数するようになっ
ている。なお、変動図柄表示手段29での大当たりの発生
確率が1/250の場合には、制御乱数発生用計数手段
33は250個の信号を順次繰り返して計数するようにな
っている。
ム処理に同期して動作処理手段32から発生する信号を繰
り返して計数し、始動手段23からの図柄始動信号が入力
したタイミングでの計数値を制御乱数として出力するよ
うになっている。例えば、動作処理手段32が約2.73
ms程度の時間間隔で一連の動作処理を行う場合には、
そのLED表示処理(ステップ3)の時点で左右入賞口
24、大入賞手段25等に装着された表示用LEDにLED
表示信号を送るので、そのLED表示信号の初期パルス
を制御乱数発生用計数手段33で順次計数するようになっ
ている。なお、変動図柄表示手段29での大当たりの発生
確率が1/250の場合には、制御乱数発生用計数手段
33は250個の信号を順次繰り返して計数するようにな
っている。
【0014】34は制御乱数判定手段で、始動手段23が遊
技球を検出した時に制御乱数発生用計数手段33から出力
される制御乱数が大当たり乱数、リーチ乱数及び外れ乱
数の何れであるか否かを判定するようになっている。例
えば、乱数「7」を大当たり乱数とし、その他に複数個
の乱数をリーチ乱数として設定したプログラム構成を採
用し、そのプログラムをROMに組み込んだパチンコ機
の場合には、制御乱数判定手段34は、制御乱数発生用計
数手段33から出力される制御乱数が大当たり乱数、リー
チ乱数及び外れ乱数の何れであるかを判定するようにな
っている。35は表示図柄抽選手段で、動作処理手段32か
らの信号を計数して乱数処理を行い、制御乱数判定手段
34での判定結果に応じて複数種類の表示図柄の中から、
制御乱数が大当たり乱数の時に大当たり図柄の何れか
を、リーチ乱数の時にリーチ図柄の何れかを、外れ乱数
の時に外れ図柄の何れかを夫々所定のプログラムに従っ
て抽選し決定するようになっている。
技球を検出した時に制御乱数発生用計数手段33から出力
される制御乱数が大当たり乱数、リーチ乱数及び外れ乱
数の何れであるか否かを判定するようになっている。例
えば、乱数「7」を大当たり乱数とし、その他に複数個
の乱数をリーチ乱数として設定したプログラム構成を採
用し、そのプログラムをROMに組み込んだパチンコ機
の場合には、制御乱数判定手段34は、制御乱数発生用計
数手段33から出力される制御乱数が大当たり乱数、リー
チ乱数及び外れ乱数の何れであるかを判定するようにな
っている。35は表示図柄抽選手段で、動作処理手段32か
らの信号を計数して乱数処理を行い、制御乱数判定手段
34での判定結果に応じて複数種類の表示図柄の中から、
制御乱数が大当たり乱数の時に大当たり図柄の何れか
を、リーチ乱数の時にリーチ図柄の何れかを、外れ乱数
の時に外れ図柄の何れかを夫々所定のプログラムに従っ
て抽選し決定するようになっている。
【0015】36は変動図柄処理手段で、始動手段23が遊
技球を検出した時に、変動図柄表示手段29の各図柄表示
部30の表示図柄を所定時間変動させると共に、例えば制
御乱数が大当たり乱数の時には各図柄表示部30の停止図
柄が「0・0・0」等の大当たり図柄となるように、表
示図柄抽選手段35で制御乱数に応じて抽選し決定された
大当たり図柄、リーチ図柄、外れ図柄等の各抽選図柄で
停止させるべく各図柄表示部30の停止図柄を制御するよ
うになっている。37は利益状態発生手段を構成する大当
たり制御手段で、制御乱数判定手段34が大当たり乱数と
判定した時に大入賞手段25を開放し、この開放から所定
時間経過し又は10個の遊技球が入賞した時に大入賞手
段25を閉じるように制御すると共に、大入賞手段25の開
放中に、その内部に設定された特別作動領域25a を遊技
球が通過すれば、所定回数(例えば最大16回)まで大
入賞手段25が開閉動作を繰り返すように制御すべく構成
されている。なお、大入賞手段25に遊技球が入賞した時
には、その入賞球の1個毎に球払い出し手段16が15個
の遊技球を賞球として払い出すようになっている。
技球を検出した時に、変動図柄表示手段29の各図柄表示
部30の表示図柄を所定時間変動させると共に、例えば制
御乱数が大当たり乱数の時には各図柄表示部30の停止図
柄が「0・0・0」等の大当たり図柄となるように、表
示図柄抽選手段35で制御乱数に応じて抽選し決定された
大当たり図柄、リーチ図柄、外れ図柄等の各抽選図柄で
停止させるべく各図柄表示部30の停止図柄を制御するよ
うになっている。37は利益状態発生手段を構成する大当
たり制御手段で、制御乱数判定手段34が大当たり乱数と
判定した時に大入賞手段25を開放し、この開放から所定
時間経過し又は10個の遊技球が入賞した時に大入賞手
段25を閉じるように制御すると共に、大入賞手段25の開
放中に、その内部に設定された特別作動領域25a を遊技
球が通過すれば、所定回数(例えば最大16回)まで大
入賞手段25が開閉動作を繰り返すように制御すべく構成
されている。なお、大入賞手段25に遊技球が入賞した時
には、その入賞球の1個毎に球払い出し手段16が15個
の遊技球を賞球として払い出すようになっている。
【0016】38は検査制御手段で、パチンコ機1 の電源
の投入後に予め設定されたタイミングで図柄始動信号に
代替する検査始動信号を発生させて、その検査始動信号
により電源の投入直後に変動図柄表示手段29を1回変動
動作させるためのものである。この検査制御手段38は、
モード切換手段39とタイミング設定手段40と検査始動信
号発生手段41とを備えている。モード切換手段39は、検
査モードとゲームモードとに切り換えるためのもので、
電源投入前にスイッチの手動操作により検査モードに設
定し、その検査モードで変動図柄表示手段29を1回作動
させた時点から不正の有無の判断に要する所定の時間が
経過した時に、タイマー機能により検査モードからゲー
ムモードに自動的に切り換えるように構成されている。
の投入後に予め設定されたタイミングで図柄始動信号に
代替する検査始動信号を発生させて、その検査始動信号
により電源の投入直後に変動図柄表示手段29を1回変動
動作させるためのものである。この検査制御手段38は、
モード切換手段39とタイミング設定手段40と検査始動信
号発生手段41とを備えている。モード切換手段39は、検
査モードとゲームモードとに切り換えるためのもので、
電源投入前にスイッチの手動操作により検査モードに設
定し、その検査モードで変動図柄表示手段29を1回作動
させた時点から不正の有無の判断に要する所定の時間が
経過した時に、タイマー機能により検査モードからゲー
ムモードに自動的に切り換えるように構成されている。
【0017】タイミング設定手段40は1個又は複数個の
設定スイッチを備え、その設定スイッチにより2〜4桁
程度の適当な桁数の数字で検査始動信号を発生させるべ
きタイミングを可変的に設定するようになっている。な
お、タイミング設定手段40は、動作処理手段32での動作
処理の1サイクルを1として、その処理サイクル数によ
りタイミングを設定する方式が採用されている。例えば
大当たりの発生確率が1/250で、大当たり乱数が
「7」にプログラムされたパチンコ機において、変動図
柄表示手段29の停止図柄に「7・7・7」等の大当たり
図柄を発生させて不正の有無を検査する場合には、制御
乱数発生用計数手段33の計数値が「7」となった後は、
動作処理手段32からのパルスを250個計数する毎に大
当たり乱数が出力するため、タイミング設定手段40で
は、その大当たり乱数の「7」と、大当たり発生確率の
1/250とを入力して、7+250×N(N=0,
1,2・・・)を設定値とし設定する。勿論、検査時の
変動図柄表示手段29の停止図柄は、必ずしも大当たり図
柄である必要はなく、検査始動信号のタイミングに関連
して定まる一定の図柄であれば良く、リーチ図柄、外れ
図柄等でも良い。
設定スイッチを備え、その設定スイッチにより2〜4桁
程度の適当な桁数の数字で検査始動信号を発生させるべ
きタイミングを可変的に設定するようになっている。な
お、タイミング設定手段40は、動作処理手段32での動作
処理の1サイクルを1として、その処理サイクル数によ
りタイミングを設定する方式が採用されている。例えば
大当たりの発生確率が1/250で、大当たり乱数が
「7」にプログラムされたパチンコ機において、変動図
柄表示手段29の停止図柄に「7・7・7」等の大当たり
図柄を発生させて不正の有無を検査する場合には、制御
乱数発生用計数手段33の計数値が「7」となった後は、
動作処理手段32からのパルスを250個計数する毎に大
当たり乱数が出力するため、タイミング設定手段40で
は、その大当たり乱数の「7」と、大当たり発生確率の
1/250とを入力して、7+250×N(N=0,
1,2・・・)を設定値とし設定する。勿論、検査時の
変動図柄表示手段29の停止図柄は、必ずしも大当たり図
柄である必要はなく、検査始動信号のタイミングに関連
して定まる一定の図柄であれば良く、リーチ図柄、外れ
図柄等でも良い。
【0018】タイミング設定手段40は、図4に示すよう
に、モード切換手段39と共に主制御基板31等に設けられ
ており、前枠4 を前側に開放した状態で制御ボックス20
の裏側からモード切換手段39にマスターキー等を挿入し
て、このモード切換手段39により検査モードに設定した
時に、各設定スイッチを操作して設定できるようになっ
ている。検査始動信号発生手段41は、検査モードで電源
を投入した時に、動作処理手段32の動作処理に同期し
て、その動作処理手段32から繰り返し発生する信号を順
次計数する検査用計数手段42を備え、この検査用計数手
段42の計数値がタイミング設定手段40により設定された
設定値と一致した時に、図柄始動信号に代替する検査始
動信号を制御乱数発生用計数手段33、表示図柄抽選手段
35等のゲーム用制御系に入力するようになっている。
に、モード切換手段39と共に主制御基板31等に設けられ
ており、前枠4 を前側に開放した状態で制御ボックス20
の裏側からモード切換手段39にマスターキー等を挿入し
て、このモード切換手段39により検査モードに設定した
時に、各設定スイッチを操作して設定できるようになっ
ている。検査始動信号発生手段41は、検査モードで電源
を投入した時に、動作処理手段32の動作処理に同期し
て、その動作処理手段32から繰り返し発生する信号を順
次計数する検査用計数手段42を備え、この検査用計数手
段42の計数値がタイミング設定手段40により設定された
設定値と一致した時に、図柄始動信号に代替する検査始
動信号を制御乱数発生用計数手段33、表示図柄抽選手段
35等のゲーム用制御系に入力するようになっている。
【0019】上記構成のパチンコ機1 において、電源を
投入する際には、先ずモード切換手段39を検査モードに
設定し、その後に電源を投入して後述の如く変動図柄表
示手段29を1回作動させて、その時の停止図柄の状況に
より、主制御基板側のROM等に対する不正の有無を検
査した後、通常のゲームモードに移行して次のように動
作をする。パチンコ機1 側の電源を投入すると、先ず動
作処理手段32が作動してリセット処理をした後、設定プ
ログラムに従ってRAMワークエリアの内容チェック
(ステップ1)、各I/Oポートの出力処理(ステップ
2)、LED表示処理(ステップ3)、サウンド処理
(ステップ4)、ランダムデータ作成処理(ステップ
5)、図柄の動作処理(ステップ6)、RAMサムチェ
ックデータの作成(ステップ7)の一連の動作処理を行
う。
投入する際には、先ずモード切換手段39を検査モードに
設定し、その後に電源を投入して後述の如く変動図柄表
示手段29を1回作動させて、その時の停止図柄の状況に
より、主制御基板側のROM等に対する不正の有無を検
査した後、通常のゲームモードに移行して次のように動
作をする。パチンコ機1 側の電源を投入すると、先ず動
作処理手段32が作動してリセット処理をした後、設定プ
ログラムに従ってRAMワークエリアの内容チェック
(ステップ1)、各I/Oポートの出力処理(ステップ
2)、LED表示処理(ステップ3)、サウンド処理
(ステップ4)、ランダムデータ作成処理(ステップ
5)、図柄の動作処理(ステップ6)、RAMサムチェ
ックデータの作成(ステップ7)の一連の動作処理を行
う。
【0020】この場合、動作処理手段32は、図7に示す
ように、リセット割り込みを行いながら一連の動作処理
を繰り返し行い、その動作処理時間T1とリセット時間T2
とを合わせて、約2.73ms程度の時間間隔で処理動
作を繰り返す。そして、例えばLED表示処理(ステッ
プ3)の時には、遊技盤5 の入賞手段等に装着した表示
LEDに信号を送って点滅させる。なお、動作処理時間
T1は一定不変ではなく、処理途中に変動することもあ
る。一方、動作処理手段32が約2.73msの時間間隔
で一連の動作処理を繰り返し始めると、制御乱数発生用
計数手段33が動作処理手段32のパルス信号を計数する計
数動作を開始し、その動作をリセット毎に繰り返し続行
する。
ように、リセット割り込みを行いながら一連の動作処理
を繰り返し行い、その動作処理時間T1とリセット時間T2
とを合わせて、約2.73ms程度の時間間隔で処理動
作を繰り返す。そして、例えばLED表示処理(ステッ
プ3)の時には、遊技盤5 の入賞手段等に装着した表示
LEDに信号を送って点滅させる。なお、動作処理時間
T1は一定不変ではなく、処理途中に変動することもあ
る。一方、動作処理手段32が約2.73msの時間間隔
で一連の動作処理を繰り返し始めると、制御乱数発生用
計数手段33が動作処理手段32のパルス信号を計数する計
数動作を開始し、その動作をリセット毎に繰り返し続行
する。
【0021】始動手段23に遊技球が入賞すると、この始
動手段23からの図柄始動信号により変動図柄処理手段36
が変動図柄表示手段29の各図柄表示部30の表示図柄を所
定時間変動させると共に、制御乱数発生用計数手段33が
図柄始動信号の入力時点の計数値を制御乱数として制御
乱数判定手段34に出力し、この制御乱数判定手段34が大
当たり乱数、リーチ乱数、外れ乱数の何れであるかを判
定する。そして、制御乱数判定手段34による判定結果が
大当たり乱数であれば、変動図柄処理手段36が表示図柄
抽選手段35で抽選された大当たり図柄の図柄情報を読み
出して、変動図柄表示手段29の変動後の停止図柄が「7
・7・7」等の大当たり図柄となるように制御し、また
リーチ乱数であれば、変動後の停止図柄が「7・7・
6」等のリーチ図柄となるように制御する。
動手段23からの図柄始動信号により変動図柄処理手段36
が変動図柄表示手段29の各図柄表示部30の表示図柄を所
定時間変動させると共に、制御乱数発生用計数手段33が
図柄始動信号の入力時点の計数値を制御乱数として制御
乱数判定手段34に出力し、この制御乱数判定手段34が大
当たり乱数、リーチ乱数、外れ乱数の何れであるかを判
定する。そして、制御乱数判定手段34による判定結果が
大当たり乱数であれば、変動図柄処理手段36が表示図柄
抽選手段35で抽選された大当たり図柄の図柄情報を読み
出して、変動図柄表示手段29の変動後の停止図柄が「7
・7・7」等の大当たり図柄となるように制御し、また
リーチ乱数であれば、変動後の停止図柄が「7・7・
6」等のリーチ図柄となるように制御する。
【0022】また制御乱数判定手段34での判定結果が大
当たり乱数であれば、大当たり制御手段37が働いて変動
図柄表示手段29の図柄の停止後に大入賞手段25が開放
し、遊技盤5 に沿って上側から落下する遊技球が大入賞
手段25に入賞し易くなる。そして、この大入賞手段25に
10個の遊技球が入賞するか、開放から所定時間が経過
すると、大当たり制御手段37の制御により大入賞手段25
が閉じる。大入賞手段25の開放中に入賞した遊技球が中
央の特別作動領域25a を通過すれば、大入賞手段25は閉
じた後に再度開放し、最大16回まで開閉動作を繰り返
す。
当たり乱数であれば、大当たり制御手段37が働いて変動
図柄表示手段29の図柄の停止後に大入賞手段25が開放
し、遊技盤5 に沿って上側から落下する遊技球が大入賞
手段25に入賞し易くなる。そして、この大入賞手段25に
10個の遊技球が入賞するか、開放から所定時間が経過
すると、大当たり制御手段37の制御により大入賞手段25
が閉じる。大入賞手段25の開放中に入賞した遊技球が中
央の特別作動領域25a を通過すれば、大入賞手段25は閉
じた後に再度開放し、最大16回まで開閉動作を繰り返
す。
【0023】大入賞手段25に遊技球が入賞すると、その
入賞球1個に対して15個の割合で球払い出し手段16が
賞球タンク14の遊技球を上皿7 に払い出して、遊技球の
入賞個数に応じた利益を遊技者に還元する。このパチン
コ機1 は、通常のゲームモードでは上記のように動作す
るが、主制御基板31のROMを交換して大当たりの発生
確率を変更する等の不正があっても、ゲーム中における
変動図柄表示手段29の停止図柄を見た程度で、不正事実
を外見的に発見することは非常に困難である。そこで、
遊技店55において不正の有無を検査する場合には、各パ
チンコ機1 に電源を投入する前に、同一機種のパチンコ
機1 毎に所定の設定を行い、その後、同一機種の各パチ
ンコ機1 の電源を同時に投入して各パチンコ機1 を一斉
に立ち上げる。すると各パチンコ機1 の変動図柄表示手
段29が1回変動動作を行い、正規のパチンコ機1 では各
変動図柄表示手段29の停止図柄が全て同一になるので、
各パチンコ機1 相互間で変動後の停止図柄を比較すれ
ば、その停止図柄の違いにより不正の有無を容易に検査
できる。
入賞球1個に対して15個の割合で球払い出し手段16が
賞球タンク14の遊技球を上皿7 に払い出して、遊技球の
入賞個数に応じた利益を遊技者に還元する。このパチン
コ機1 は、通常のゲームモードでは上記のように動作す
るが、主制御基板31のROMを交換して大当たりの発生
確率を変更する等の不正があっても、ゲーム中における
変動図柄表示手段29の停止図柄を見た程度で、不正事実
を外見的に発見することは非常に困難である。そこで、
遊技店55において不正の有無を検査する場合には、各パ
チンコ機1 に電源を投入する前に、同一機種のパチンコ
機1 毎に所定の設定を行い、その後、同一機種の各パチ
ンコ機1 の電源を同時に投入して各パチンコ機1 を一斉
に立ち上げる。すると各パチンコ機1 の変動図柄表示手
段29が1回変動動作を行い、正規のパチンコ機1 では各
変動図柄表示手段29の停止図柄が全て同一になるので、
各パチンコ機1 相互間で変動後の停止図柄を比較すれ
ば、その停止図柄の違いにより不正の有無を容易に検査
できる。
【0024】次にこの検査方法を図8に示す流れ図を参
照しながら説明する。先ず電源の投入前に前枠4 を開放
して検査制御手段38のモード切換手段39にマスターキー
等を挿入し、モード切換手段39を検査モードに設定した
後(ステップ8)、タイミング設定手段40の各設定スイ
ッチにより検査始動信号が発生するタイミングを設定す
る(ステップ9)。例えば、大当たり図柄で検査する場
合において、大当たり乱数が「7」であり、大当たり発
生確率が1/250の場合には、同一機種の各パチンコ
機1 の全てについて、そのタイミング設定手段40により
7+250×N(N=0,1,2・・・)の何れかを設
定値として設定する。なお、マスターキー等を挿入して
モード切換手段39を操作し、その後にタイミング設定手
段40の設定スイッチによりタイミングを設定するように
すれば、不正行為による検査モードの切り換え及びタイ
ミングの設定等を未然に防止でき、検査自体の信頼性が
向上する。
照しながら説明する。先ず電源の投入前に前枠4 を開放
して検査制御手段38のモード切換手段39にマスターキー
等を挿入し、モード切換手段39を検査モードに設定した
後(ステップ8)、タイミング設定手段40の各設定スイ
ッチにより検査始動信号が発生するタイミングを設定す
る(ステップ9)。例えば、大当たり図柄で検査する場
合において、大当たり乱数が「7」であり、大当たり発
生確率が1/250の場合には、同一機種の各パチンコ
機1 の全てについて、そのタイミング設定手段40により
7+250×N(N=0,1,2・・・)の何れかを設
定値として設定する。なお、マスターキー等を挿入して
モード切換手段39を操作し、その後にタイミング設定手
段40の設定スイッチによりタイミングを設定するように
すれば、不正行為による検査モードの切り換え及びタイ
ミングの設定等を未然に防止でき、検査自体の信頼性が
向上する。
【0025】このようにして同一機種の全てのパチンコ
機1 について、タイミング設定手段40により同一の設定
値を設定した後、その各パチンコ機1 に同時に電源を投
入して同時に一斉に立ち上げる(ステップ10)。する
と動作処理手段32が前述のように作動して一連の動作処
理を繰り返し行い、約2.73ms程度の時間間隔で動
作処理手段32がパルス信号を発生するので、検査始動信
号発生手段41の検査用計数手段42がそのパルス信号を順
次計数し加算する(ステップ11)。一方、この時制御
乱数発生用計数手段33及び表示図柄抽選手段35も、動作
処理手段32からのパルス信号を入力して計数し又は処理
を行っている。
機1 について、タイミング設定手段40により同一の設定
値を設定した後、その各パチンコ機1 に同時に電源を投
入して同時に一斉に立ち上げる(ステップ10)。する
と動作処理手段32が前述のように作動して一連の動作処
理を繰り返し行い、約2.73ms程度の時間間隔で動
作処理手段32がパルス信号を発生するので、検査始動信
号発生手段41の検査用計数手段42がそのパルス信号を順
次計数し加算する(ステップ11)。一方、この時制御
乱数発生用計数手段33及び表示図柄抽選手段35も、動作
処理手段32からのパルス信号を入力して計数し又は処理
を行っている。
【0026】検査用計数手段42の計数値がタイミング設
定手段40により設定された設定値と一致すれば(ステッ
プ12)、検査始動信号発生手段41から検査始動信号が
発生し(ステップ13)、その検査始動信号が始動手段
23からの図柄始動信号に代替して制御乱数発生用計数手
段33、制御乱数判定手段34等のゲーム制御系に入力する
(ステップ14)。つまり、通常の大当たり乱数が発生
するタイミングに同期して検査始動信号発生手段41から
ゲーム制御系に検査始動信号が入力するので、その後は
制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判定手段34、変動
図柄処理手段36、表示図柄抽選手段35等が前述と同様に
動作して(ステップ14、15)、変動図柄表示手段29
がその各図柄表示部30の表示図柄を所定時間変動させる
変動動作を1回行い(ステップ16)、所定時間の経過
後に各図柄表示部30の表示図柄を停止させる(ステップ
17)。
定手段40により設定された設定値と一致すれば(ステッ
プ12)、検査始動信号発生手段41から検査始動信号が
発生し(ステップ13)、その検査始動信号が始動手段
23からの図柄始動信号に代替して制御乱数発生用計数手
段33、制御乱数判定手段34等のゲーム制御系に入力する
(ステップ14)。つまり、通常の大当たり乱数が発生
するタイミングに同期して検査始動信号発生手段41から
ゲーム制御系に検査始動信号が入力するので、その後は
制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判定手段34、変動
図柄処理手段36、表示図柄抽選手段35等が前述と同様に
動作して(ステップ14、15)、変動図柄表示手段29
がその各図柄表示部30の表示図柄を所定時間変動させる
変動動作を1回行い(ステップ16)、所定時間の経過
後に各図柄表示部30の表示図柄を停止させる(ステップ
17)。
【0027】この場合、各パチンコ機1 が同一機種であ
れば、同一のプログラムが設定されたROM等を使用し
ているため、同時に電源を投入することにより全く同じ
条件で同じ動作を行い、各パチンコ機1 の変動図柄表示
手段29の各図柄表示部30に同じ図柄が表示された状態で
停止する。しかし、例えば制御乱数判定手段34等を構成
するROMのデーターを書き換えて大当たり発生確率を
変える等の不正な細工を施したパチンコ機1 があれば、
他の正規のパチンコ機1 と同じタイミングで検査始動信
号が制御乱数発生用計数手段33に入力しても、そのパチ
ンコ機1 では制御乱数発生用計数手段33からの制御乱数
を制御乱数判定手段34が大当たり乱数と判定しないの
で、そのパチンコ機1の変動図柄表示手段29には大当た
り図柄以外の図柄が表示される。
れば、同一のプログラムが設定されたROM等を使用し
ているため、同時に電源を投入することにより全く同じ
条件で同じ動作を行い、各パチンコ機1 の変動図柄表示
手段29の各図柄表示部30に同じ図柄が表示された状態で
停止する。しかし、例えば制御乱数判定手段34等を構成
するROMのデーターを書き換えて大当たり発生確率を
変える等の不正な細工を施したパチンコ機1 があれば、
他の正規のパチンコ機1 と同じタイミングで検査始動信
号が制御乱数発生用計数手段33に入力しても、そのパチ
ンコ機1 では制御乱数発生用計数手段33からの制御乱数
を制御乱数判定手段34が大当たり乱数と判定しないの
で、そのパチンコ機1の変動図柄表示手段29には大当た
り図柄以外の図柄が表示される。
【0028】次に変動図柄表示手段29の変動動作の停止
後、各パチンコ機1 の停止図柄を比較し不正の有無を判
断する(ステップ18)。そして、変動図柄表示手段29
の変動動作の停止後、各パチンコ機1 の不正の有無を判
断するに十分な時間が経過すれば、タイマー機能により
モード切換手段39が自動的にゲームモードに切り換わり
(ステップ19)、通常のゲームが可能な状態になる。
このため、モード切換手段39を人為的にゲームモードに
切り換える必要がない。この実施形態によれば、電源の
投入後に変動図柄表示手段29の変動動作の停止を待っ
て、各パチンコ機1 の変動図柄表示手段29に表示される
停止図柄を互いに比較することによって、各停止図柄が
同一か否かで不正の有無を容易且つ確実に判断し検査で
きる。
後、各パチンコ機1 の停止図柄を比較し不正の有無を判
断する(ステップ18)。そして、変動図柄表示手段29
の変動動作の停止後、各パチンコ機1 の不正の有無を判
断するに十分な時間が経過すれば、タイマー機能により
モード切換手段39が自動的にゲームモードに切り換わり
(ステップ19)、通常のゲームが可能な状態になる。
このため、モード切換手段39を人為的にゲームモードに
切り換える必要がない。この実施形態によれば、電源の
投入後に変動図柄表示手段29の変動動作の停止を待っ
て、各パチンコ機1 の変動図柄表示手段29に表示される
停止図柄を互いに比較することによって、各停止図柄が
同一か否かで不正の有無を容易且つ確実に判断し検査で
きる。
【0029】また他の変動図柄表示手段29の表示図柄と
異なる図柄で停止するパチンコ機1があれば、そのパチ
ンコ機1 は主制御基板31側のゲーム制御系に何等かの不
正が行われているので、その停止図柄の違いによって不
正行為が行われたパチンコ機1 を容易に特定し確定でき
る。しかも、島構造体56等に同一機種のパチンコ機1 を
列状に多数配置した遊技店55等でも、各パチンコ機1 の
停止図柄を比較することにより不正の有無を極く簡単に
迅速に判断でき、検査に要する時間を短縮できる。各パ
チンコ機1 には、その主制御基板31に、タイミング設定
手段40、検査始動信号発生手段41等を備えた検査制御手
段38を設ければ良いので、ハード的にも簡単であり容易
に実施できる。
異なる図柄で停止するパチンコ機1があれば、そのパチ
ンコ機1 は主制御基板31側のゲーム制御系に何等かの不
正が行われているので、その停止図柄の違いによって不
正行為が行われたパチンコ機1 を容易に特定し確定でき
る。しかも、島構造体56等に同一機種のパチンコ機1 を
列状に多数配置した遊技店55等でも、各パチンコ機1 の
停止図柄を比較することにより不正の有無を極く簡単に
迅速に判断でき、検査に要する時間を短縮できる。各パ
チンコ機1 には、その主制御基板31に、タイミング設定
手段40、検査始動信号発生手段41等を備えた検査制御手
段38を設ければ良いので、ハード的にも簡単であり容易
に実施できる。
【0030】更にタイミング設定手段40により検査始動
信号を発生させるタイミングを可変的に設定するように
しているので、遊技店55で検査する場合には、その都
度、設定値を変えて検査始動信号の発生タイミングを容
易に変更でき、一定の設定値を採る場合に比較して、検
査始動信号の発生タイミングを考慮した不正な細工が検
査制御手段38自体に施されるようなこともない。またタ
イミング設定手段40に任意の設定値を設定すれば、各パ
チンコ機1 の制御乱数発生用計数手段33が全て同じ制御
乱数を抽選するように、検査始動信号発生手段41が検査
始動信号を発生して制御乱数発生用計数手段33等に出力
するので、遊技店55側で検査する場合にも設定値と停止
図柄との関係を一切考慮する必要がなく、検査の要領が
非常に容易である。勿論、制御乱数の中でも、数の少な
い大当たり乱数に合わせて設定すれば、不正の発見がよ
り確実である。
信号を発生させるタイミングを可変的に設定するように
しているので、遊技店55で検査する場合には、その都
度、設定値を変えて検査始動信号の発生タイミングを容
易に変更でき、一定の設定値を採る場合に比較して、検
査始動信号の発生タイミングを考慮した不正な細工が検
査制御手段38自体に施されるようなこともない。またタ
イミング設定手段40に任意の設定値を設定すれば、各パ
チンコ機1 の制御乱数発生用計数手段33が全て同じ制御
乱数を抽選するように、検査始動信号発生手段41が検査
始動信号を発生して制御乱数発生用計数手段33等に出力
するので、遊技店55側で検査する場合にも設定値と停止
図柄との関係を一切考慮する必要がなく、検査の要領が
非常に容易である。勿論、制御乱数の中でも、数の少な
い大当たり乱数に合わせて設定すれば、不正の発見がよ
り確実である。
【0031】図9乃至図11は本発明の第2の実施形態
を例示する。この検査制御手段43は、パチンコ機1 の電
源を投入して切断した時の電源の投入時間の長短により
検査始動信号の発生タイミングを設定し、その後に電源
を再投入してから、設定タイミングで図柄始動信号に代
替する検査始動信号を発生させてゲーム制御系に入力す
るように検査制御手段43を構成し、電源の再投入後に変
動図柄表示手段29を1回変動動作させるようにしてい
る。検査制御手段43は、図9に示すように、モード切り
換え手段39とタイミング設定手段44と検査始動信号発生
手段47と動作制御手段45と電源制御手段46とを備えてい
る。
を例示する。この検査制御手段43は、パチンコ機1 の電
源を投入して切断した時の電源の投入時間の長短により
検査始動信号の発生タイミングを設定し、その後に電源
を再投入してから、設定タイミングで図柄始動信号に代
替する検査始動信号を発生させてゲーム制御系に入力す
るように検査制御手段43を構成し、電源の再投入後に変
動図柄表示手段29を1回変動動作させるようにしてい
る。検査制御手段43は、図9に示すように、モード切り
換え手段39とタイミング設定手段44と検査始動信号発生
手段47と動作制御手段45と電源制御手段46とを備えてい
る。
【0032】タイミング設定手段44は、図10に示すよ
うに、動作処理手段32のパルス信号を順次計数するメモ
リー機能付きのタイミング用計数手段48を備え、検査モ
ードで電源を一旦投入し切断した時に、タイミング用計
数手段48で電源の投入時間中に動作処理手段32のパルス
信号を計数して、その時の電源の投入時間の長短に応じ
て検査始動信号の発生タイミングを可変的に設定し記憶
するようになっている。検査始動信号発生手段47は、図
10に示すように、動作処理手段32のパルス信号を順次
計数する検査用計数手段49を備え、この検査用計数手段
49により電源の再投入後に動作処理手段32のパルス信号
を計数して、その計数値がタイミング設定手段44の設定
値と一致した時に、図柄始動信号に代替する検査始動信
号を制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判定手段34等
を含むゲーム制御系に出力するようなっている。
うに、動作処理手段32のパルス信号を順次計数するメモ
リー機能付きのタイミング用計数手段48を備え、検査モ
ードで電源を一旦投入し切断した時に、タイミング用計
数手段48で電源の投入時間中に動作処理手段32のパルス
信号を計数して、その時の電源の投入時間の長短に応じ
て検査始動信号の発生タイミングを可変的に設定し記憶
するようになっている。検査始動信号発生手段47は、図
10に示すように、動作処理手段32のパルス信号を順次
計数する検査用計数手段49を備え、この検査用計数手段
49により電源の再投入後に動作処理手段32のパルス信号
を計数して、その計数値がタイミング設定手段44の設定
値と一致した時に、図柄始動信号に代替する検査始動信
号を制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判定手段34等
を含むゲーム制御系に出力するようなっている。
【0033】動作制御手段45は、図10に示すように、
電源の投入・切断を判別して、最初に電源を投入した時
にタイミング設定手段44のタイミング用計数手段48に計
数指令を与え、電源を再投入した時にタイミング用計数
手段48の計数値を設定値として検査用計数手段49に出力
する出力指令を与えると共に、検査用計数手段49に計数
指令を与えるように構成されている。電源制御手段46
は、図10に示すように、電源スイッチ54をオンした電
源の投入状態の時に各部に安定的に電源を供給する電源
回路部50と、電源スイッチ54をオフして電源を切断した
時に、タイミング用計数手段48の計数値がリセットせず
に記憶状態を保持するように、タイミング設定手段44、
動作制御手段45等に所定の短時間だけ給電する補助電源
部51とを備えている。
電源の投入・切断を判別して、最初に電源を投入した時
にタイミング設定手段44のタイミング用計数手段48に計
数指令を与え、電源を再投入した時にタイミング用計数
手段48の計数値を設定値として検査用計数手段49に出力
する出力指令を与えると共に、検査用計数手段49に計数
指令を与えるように構成されている。電源制御手段46
は、図10に示すように、電源スイッチ54をオンした電
源の投入状態の時に各部に安定的に電源を供給する電源
回路部50と、電源スイッチ54をオフして電源を切断した
時に、タイミング用計数手段48の計数値がリセットせず
に記憶状態を保持するように、タイミング設定手段44、
動作制御手段45等に所定の短時間だけ給電する補助電源
部51とを備えている。
【0034】補助電源部51は、コンデンサ52と抵抗53と
により構成され、最初に電源スイッチ54をオンした時に
コンデンサ52を急速に充電し、電源スイッチ54をオフし
た時にコンデンサ52の電荷を抵抗53を介して徐々に放電
して、その所定電位まで放電するの間だけコンデンサ52
から各部に給電するようになっている。従って、コンデ
ンサ52が所定電位以下に放電した時には、タイミング用
計数手段48の計数値が消えるようになっている。なお、
検査制御手段43は、制御ボックス20内の主制御基板31等
に設けられており、そのモード切換手段39は、前枠4 を
開放して制御ボックス20の裏側からマスターキー等を挿
入して検査モードに設定するようになっている。
により構成され、最初に電源スイッチ54をオンした時に
コンデンサ52を急速に充電し、電源スイッチ54をオフし
た時にコンデンサ52の電荷を抵抗53を介して徐々に放電
して、その所定電位まで放電するの間だけコンデンサ52
から各部に給電するようになっている。従って、コンデ
ンサ52が所定電位以下に放電した時には、タイミング用
計数手段48の計数値が消えるようになっている。なお、
検査制御手段43は、制御ボックス20内の主制御基板31等
に設けられており、そのモード切換手段39は、前枠4 を
開放して制御ボックス20の裏側からマスターキー等を挿
入して検査モードに設定するようになっている。
【0035】次にこのパチンコ機1 の検査方法を図11
に示す流れ図を参照しながら説明する。先ず、電源の投
入前に前枠4 を開放して検査制御手段43のモード切換手
段39にマスターキー等を挿入し、モード切換手段39を検
査モードに設定する(ステップ20)。次に電源スイッ
チ54をオンして同一機種の各パチンコ機に一旦電源を投
入した後(ステップ21)、短時間で電源スイッチ54を
オフして各パチンコ機の電源を切断する(ステップ2
3)。すると各パチンコ機の動作処理手段32が前述のよ
うに作動して一連の動作処理を繰り返し行い、この動作
処理手段32が約2.73ms程度の時間間隔でパルス信
号を発生すると共に、各パチンコ機の動作制御手段45が
タイミング設定手段44のタイミング用計数手段48に計数
指令を与え、このタイミング用計数手段48が動作処理手
段32のパルス信号を計数し順次加算して行く(ステップ
22)。
に示す流れ図を参照しながら説明する。先ず、電源の投
入前に前枠4 を開放して検査制御手段43のモード切換手
段39にマスターキー等を挿入し、モード切換手段39を検
査モードに設定する(ステップ20)。次に電源スイッ
チ54をオンして同一機種の各パチンコ機に一旦電源を投
入した後(ステップ21)、短時間で電源スイッチ54を
オフして各パチンコ機の電源を切断する(ステップ2
3)。すると各パチンコ機の動作処理手段32が前述のよ
うに作動して一連の動作処理を繰り返し行い、この動作
処理手段32が約2.73ms程度の時間間隔でパルス信
号を発生すると共に、各パチンコ機の動作制御手段45が
タイミング設定手段44のタイミング用計数手段48に計数
指令を与え、このタイミング用計数手段48が動作処理手
段32のパルス信号を計数し順次加算して行く(ステップ
22)。
【0036】その後、電源スイッチ54をオフすると、各
パチンコ機の動作処理手段32がパルス信号の発生を停止
して、タイミング用計数手段48が所定の計数値でパルス
信号の計数を停止する。この時電源スイッチ54からの電
源は切断されるが、補助電源部51からの給電によってタ
イミング用計数手段48はその計数値を記憶し保持してい
る(ステップ23)。これによってタイミング設定手段
44による検査始動信号の発生タイミングの設定が完了
し、電源の投入時間中にタイミング用計数手段48が計数
した計数値が、検査始動信号発生手段47の検査用計数手
段49に対する設定値となって記憶される。これによりタ
イミング用計数手段48は、約2.73ms程度の時間間
隔で動作処理手段32が発生するパルス信号を計数して、
そのパルス信号の計数値により検査始動信号の発生タイ
ミングを設定するので、投入時間に僅かなバラツキでも
あれば、その変化により発生タイミングを確実に変える
ことができ、発生タイミングをランダムに設定できる。
パチンコ機の動作処理手段32がパルス信号の発生を停止
して、タイミング用計数手段48が所定の計数値でパルス
信号の計数を停止する。この時電源スイッチ54からの電
源は切断されるが、補助電源部51からの給電によってタ
イミング用計数手段48はその計数値を記憶し保持してい
る(ステップ23)。これによってタイミング設定手段
44による検査始動信号の発生タイミングの設定が完了
し、電源の投入時間中にタイミング用計数手段48が計数
した計数値が、検査始動信号発生手段47の検査用計数手
段49に対する設定値となって記憶される。これによりタ
イミング用計数手段48は、約2.73ms程度の時間間
隔で動作処理手段32が発生するパルス信号を計数して、
そのパルス信号の計数値により検査始動信号の発生タイ
ミングを設定するので、投入時間に僅かなバラツキでも
あれば、その変化により発生タイミングを確実に変える
ことができ、発生タイミングをランダムに設定できる。
【0037】タイミング設定手段44によるタイミングの
設定後、補助電源からの給電中に再度電源スイッチ54を
オンして各パチンコ機の電源を再投入する(ステップ2
4)。すると各パチンコ機の動作処理手段32が同様にパ
ルス信号を発生し、また動作制御手段45からの出力指令
によりタイミング用計数手段48がその計数値を検査用計
数手段49に出力して設定値として設定すると同時に、動
作制御手段45からの計数指令により検査用計数手段49が
動作処理手段32のパルス信号を順次計数し加算して行く
(ステップ25)。なお、この時制御乱数発生用計数手
段33及び表示図柄抽選手段35も、動作処理手段32からの
パルス信号を入力して計数し又は処理を行っている。
設定後、補助電源からの給電中に再度電源スイッチ54を
オンして各パチンコ機の電源を再投入する(ステップ2
4)。すると各パチンコ機の動作処理手段32が同様にパ
ルス信号を発生し、また動作制御手段45からの出力指令
によりタイミング用計数手段48がその計数値を検査用計
数手段49に出力して設定値として設定すると同時に、動
作制御手段45からの計数指令により検査用計数手段49が
動作処理手段32のパルス信号を順次計数し加算して行く
(ステップ25)。なお、この時制御乱数発生用計数手
段33及び表示図柄抽選手段35も、動作処理手段32からの
パルス信号を入力して計数し又は処理を行っている。
【0038】検査用計数手段49の計数値がタイミング設
定手段44により設定された設定値と一致すれば(ステッ
プ26)、検査始動信号発生手段47から検査始動信号が
発生し、その検査始動信号が始動手段23からの図柄始動
信号に代替して制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判
定手段34等のゲーム制御系に入力する(ステップ2
7)。つまり、通常の制御乱数発生用計数手段33、制御
乱数判定手段34等に同期して検査始動信号発生手段47か
ら検査始動信号が入力するので(ステップ27)、その
後は制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判定手段34、
変動図柄処理手段36、表示図柄抽選手段35等が前述のゲ
ーム時と同様に動作して(ステップ28、29)、変動
図柄表示手段29がその各図柄表示部30の表示図柄を所定
時間変動させる変動動作を1回行い、所定時間の経過後
に各図柄表示部30の表示図柄を停止させる(ステップ3
0)。
定手段44により設定された設定値と一致すれば(ステッ
プ26)、検査始動信号発生手段47から検査始動信号が
発生し、その検査始動信号が始動手段23からの図柄始動
信号に代替して制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判
定手段34等のゲーム制御系に入力する(ステップ2
7)。つまり、通常の制御乱数発生用計数手段33、制御
乱数判定手段34等に同期して検査始動信号発生手段47か
ら検査始動信号が入力するので(ステップ27)、その
後は制御乱数発生用計数手段33、制御乱数判定手段34、
変動図柄処理手段36、表示図柄抽選手段35等が前述のゲ
ーム時と同様に動作して(ステップ28、29)、変動
図柄表示手段29がその各図柄表示部30の表示図柄を所定
時間変動させる変動動作を1回行い、所定時間の経過後
に各図柄表示部30の表示図柄を停止させる(ステップ3
0)。
【0039】この場合、各パチンコ機1 が同一機種であ
れば、同一のプログラムが設定されたROM等を使用し
ているため、各パチンコ機1 に同時に電源を再投入する
ことにより、各パチンコ機1 が全く同じ条件で同じ動作
を行い、各パチンコ機1 の変動図柄表示手段29は図柄表
示部30に同じ図柄が表示された状態で停止する(ステッ
プ31)。しかし、例えば制御乱数判定手段34等を構成
するROMのデーターを書き換えて大当たり発生確率を
変える等の不正な細工を施したパチンコ機1 があれば、
他の正規のパチンコ機1 と同じタイミングで検査始動信
号が制御乱数発生用計数手段33に入力しても、そのパチ
ンコ機1 では制御乱数発生用計数手段33からの制御乱数
を制御乱数判定手段34が他の正規のパチンコ機1 の場合
と異なる判定をするので、そのパチンコ機1 の変動図柄
表示手段29には他の正規のパチンコ機1 と異なる図柄が
表示される。従って、変動図柄表示手段29の変動動作の
停止後に、各パチンコ機1 の停止図柄を比較して、各停
止図柄が同一か否かにより不正の有無を判断する(ステ
ップ32)。
れば、同一のプログラムが設定されたROM等を使用し
ているため、各パチンコ機1 に同時に電源を再投入する
ことにより、各パチンコ機1 が全く同じ条件で同じ動作
を行い、各パチンコ機1 の変動図柄表示手段29は図柄表
示部30に同じ図柄が表示された状態で停止する(ステッ
プ31)。しかし、例えば制御乱数判定手段34等を構成
するROMのデーターを書き換えて大当たり発生確率を
変える等の不正な細工を施したパチンコ機1 があれば、
他の正規のパチンコ機1 と同じタイミングで検査始動信
号が制御乱数発生用計数手段33に入力しても、そのパチ
ンコ機1 では制御乱数発生用計数手段33からの制御乱数
を制御乱数判定手段34が他の正規のパチンコ機1 の場合
と異なる判定をするので、そのパチンコ機1 の変動図柄
表示手段29には他の正規のパチンコ機1 と異なる図柄が
表示される。従って、変動図柄表示手段29の変動動作の
停止後に、各パチンコ機1 の停止図柄を比較して、各停
止図柄が同一か否かにより不正の有無を判断する(ステ
ップ32)。
【0040】そして、変動図柄表示手段29の変動動作の
停止後、各パチンコ機1 の不正の有無を判断するに十分
な時間が経過すれば、タイマー機能によりモード切換手
段39が自動的にゲームモードに切り換わり、通常のゲー
ムが可能な状態になる(ステップ33)。このため、モ
ード切換手段39を人為的にゲームモードに切り換える必
要がない。この第2の実施形態によれば、電源の再投入
後に変動図柄表示手段29の変動動作の停止を待って、各
パチンコ機1 の変動図柄表示手段29に表示される停止図
柄を互いに比較することによって、各停止図柄が同一か
否かで不正の有無を容易且つ確実に判断し検査できる。
また他の変動図柄表示手段29の表示図柄と異なる図柄で
停止するパチンコ機1があれば、そのパチンコ機1 は主
制御基板31側のゲーム制御系に何等かの不正が行われて
いるので、その停止図柄の違いによって不正行為が行わ
れたパチンコ機1 を容易に特定し確定できる。
停止後、各パチンコ機1 の不正の有無を判断するに十分
な時間が経過すれば、タイマー機能によりモード切換手
段39が自動的にゲームモードに切り換わり、通常のゲー
ムが可能な状態になる(ステップ33)。このため、モ
ード切換手段39を人為的にゲームモードに切り換える必
要がない。この第2の実施形態によれば、電源の再投入
後に変動図柄表示手段29の変動動作の停止を待って、各
パチンコ機1 の変動図柄表示手段29に表示される停止図
柄を互いに比較することによって、各停止図柄が同一か
否かで不正の有無を容易且つ確実に判断し検査できる。
また他の変動図柄表示手段29の表示図柄と異なる図柄で
停止するパチンコ機1があれば、そのパチンコ機1 は主
制御基板31側のゲーム制御系に何等かの不正が行われて
いるので、その停止図柄の違いによって不正行為が行わ
れたパチンコ機1 を容易に特定し確定できる。
【0041】しかも、島構造体56等に同一機種のパチン
コ機1 を列状に多数配置した遊技店55等でも、各パチン
コ機1 の停止図柄を比較することにより不正の有無を極
く簡単に迅速に判断でき、検査に要する時間を短縮でき
る。各パチンコ機1 には、その主制御基板31に、タイミ
ング設定手段44、検査始動信号発生手段47等を備えた検
査制御手段43を設ければ良いので、ハード的にも簡単で
容易に実施できる。更に各パチンコ機1 に電源を投入し
た後に電源を切断して、その電源の投入時間の長短によ
ってタイミング設定手段44により検査始動信号の発生タ
イミングを設定しているため、検査始動信号の発生タイ
ミングをランダムに変えることができ、一定の設定値を
採る場合に比較して、検査制御手段43等に検査始動信号
のタイミングを考慮した不正な細工を施されるようなこ
ともない。
コ機1 を列状に多数配置した遊技店55等でも、各パチン
コ機1 の停止図柄を比較することにより不正の有無を極
く簡単に迅速に判断でき、検査に要する時間を短縮でき
る。各パチンコ機1 には、その主制御基板31に、タイミ
ング設定手段44、検査始動信号発生手段47等を備えた検
査制御手段43を設ければ良いので、ハード的にも簡単で
容易に実施できる。更に各パチンコ機1 に電源を投入し
た後に電源を切断して、その電源の投入時間の長短によ
ってタイミング設定手段44により検査始動信号の発生タ
イミングを設定しているため、検査始動信号の発生タイ
ミングをランダムに変えることができ、一定の設定値を
採る場合に比較して、検査制御手段43等に検査始動信号
のタイミングを考慮した不正な細工を施されるようなこ
ともない。
【0042】特にタイミング設定手段44のタイミング用
計数手段48は、制御乱数発生用計数手段33と同様に動作
処理手段32からのパルス信号を計数するようにしている
ため、制御乱数との同期を取り易いばかりでなく、検査
の都度、電源の投入時間の僅かな変化で検査始動信号の
発生タイミングを確実に変えることができ、検査の信頼
性が著しく向上する。またタイミング設定手段44により
任意の発生タイミングを設定すれば、各パチンコ機1 の
制御乱数発生用計数手段33が全て同じ制御乱数を抽選す
るように、検査始動信号発生手段47が検査始動信号を発
生して制御乱数発生用計数手段33等に出力するので、遊
技店55側で検査する場合にも設定タイミングと停止図柄
との関係を一切考慮する必要がなく、検査の要領が非常
に容易である。
計数手段48は、制御乱数発生用計数手段33と同様に動作
処理手段32からのパルス信号を計数するようにしている
ため、制御乱数との同期を取り易いばかりでなく、検査
の都度、電源の投入時間の僅かな変化で検査始動信号の
発生タイミングを確実に変えることができ、検査の信頼
性が著しく向上する。またタイミング設定手段44により
任意の発生タイミングを設定すれば、各パチンコ機1 の
制御乱数発生用計数手段33が全て同じ制御乱数を抽選す
るように、検査始動信号発生手段47が検査始動信号を発
生して制御乱数発生用計数手段33等に出力するので、遊
技店55側で検査する場合にも設定タイミングと停止図柄
との関係を一切考慮する必要がなく、検査の要領が非常
に容易である。
【0043】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は各実施形態に限定されるものではない。例えば、
第1の実施形態のタイミング設定手段40は、3〜4個の
設定スイッチにより設定値を可変的に設定するようにし
ているが、検査始動信号が発生するタイミングを可変的
に設定できれば良く、通常のデジタルスイッチを使用し
ても良い。またタイミング設定手段40により検査始動信
号の発生タイミングを設定する場合、電源投入から何秒
後に検査始動信号を発生させる等のように電気的手段に
より時間を直接設定しても良いし、複数の発生タイミン
グを予め記憶しておき、設定時にその何れかを選択する
ようにしても良い。
発明は各実施形態に限定されるものではない。例えば、
第1の実施形態のタイミング設定手段40は、3〜4個の
設定スイッチにより設定値を可変的に設定するようにし
ているが、検査始動信号が発生するタイミングを可変的
に設定できれば良く、通常のデジタルスイッチを使用し
ても良い。またタイミング設定手段40により検査始動信
号の発生タイミングを設定する場合、電源投入から何秒
後に検査始動信号を発生させる等のように電気的手段に
より時間を直接設定しても良いし、複数の発生タイミン
グを予め記憶しておき、設定時にその何れかを選択する
ようにしても良い。
【0044】第2の実施形態のタイミング設定手段44
は、動作処理手段32のパルス信号をタイミング用計数手
段48で計数するようにしても良いし、電源の投入時間を
何等かの手段で直接測定し、それで検査始動信号の発生
タイミングを設定するようにしても良い。その他、モー
ド切換手段39は、変動図柄表示手段29の図柄の停止後、
直ちに自動的にゲームモードに切り換わるようにしても
良いし、各パチンコ機1 毎の手動操作でゲームモードに
切り換えるようにしても良い。検査制御手段38は、主制
御基板31以外の箇所に設けても良い。
は、動作処理手段32のパルス信号をタイミング用計数手
段48で計数するようにしても良いし、電源の投入時間を
何等かの手段で直接測定し、それで検査始動信号の発生
タイミングを設定するようにしても良い。その他、モー
ド切換手段39は、変動図柄表示手段29の図柄の停止後、
直ちに自動的にゲームモードに切り換わるようにしても
良いし、各パチンコ機1 毎の手動操作でゲームモードに
切り換えるようにしても良い。検査制御手段38は、主制
御基板31以外の箇所に設けても良い。
【0045】検査時に各パチンコ機1 の変動図柄表示手
段29の図柄を変動させる回数は、実施形態に例示する1
回でも良いし、2〜5回程度の複数回でも良い。利益状
態発生手段として大当たり制御手段37等を設けている
が、これは遊技者に利益又は有利な状態をもたらすもの
であれば良い。検査対象となる不正は、主制御基板31側
の裏ROM、ROMの交換、トランジスタその他の半導
体素子の交換、回路の変更等の何れでも良く、パチンコ
機1 のゲーム制御系に固定的に加えられる全ての変更に
対応することが可能である。更に遊技機としてパチンコ
機1 を例示しているが、これはパチンコ機1 に限定され
るものではなく、アレンジボール機等の弾球遊技機は勿
論のこと、その他の回胴式遊技機等においても同様に実
施することが可能であり、また各遊技機のゲーム内容は
別段問題ではない。
段29の図柄を変動させる回数は、実施形態に例示する1
回でも良いし、2〜5回程度の複数回でも良い。利益状
態発生手段として大当たり制御手段37等を設けている
が、これは遊技者に利益又は有利な状態をもたらすもの
であれば良い。検査対象となる不正は、主制御基板31側
の裏ROM、ROMの交換、トランジスタその他の半導
体素子の交換、回路の変更等の何れでも良く、パチンコ
機1 のゲーム制御系に固定的に加えられる全ての変更に
対応することが可能である。更に遊技機としてパチンコ
機1 を例示しているが、これはパチンコ機1 に限定され
るものではなく、アレンジボール機等の弾球遊技機は勿
論のこと、その他の回胴式遊技機等においても同様に実
施することが可能であり、また各遊技機のゲーム内容は
別段問題ではない。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、図柄
始動信号が入力した時に変動動作を開始し且つ所定の時
間経過後に前記図柄始動信号のタイミングに応じた図柄
で停止する変動図柄表示手段29と、変動図柄表示手段29
の停止後の図柄が予め設定された所定の図柄となった時
に利益状態を発生させる利益状態発生手段37とを備えた
遊技機において、電源投入後に前記図柄始動信号に代替
する検査始動信号を発生する検査始動信号発生手段41
と、この検査始動信号発生手段41が検査始動信号を発生
するタイミングを可変的に設定するタイミング設定手段
40とを備えているので、変動図柄表示手段29の変動動作
の停止図柄により、ROM等の電子部品を交換する等の
不正の有無を容易且つ確実に検査できる。また特別な検
査装置を必要としないので、容易に実施できる。請求項
2に記載の本発明によれば、タイミング設定手段40に人
為的に可変設定可能な設定スイッチを備え、検査始動信
号発生手段41に、電源投入後に所定時間毎に発生するパ
ルス信号を計数する検査用計数手段42を備え、この検査
用計数手段42の計数値がタイミング設定手段40の設定値
と一致した時に検査始動信号を発生するように構成して
いるので、構成が簡単であり容易に実施できる。
始動信号が入力した時に変動動作を開始し且つ所定の時
間経過後に前記図柄始動信号のタイミングに応じた図柄
で停止する変動図柄表示手段29と、変動図柄表示手段29
の停止後の図柄が予め設定された所定の図柄となった時
に利益状態を発生させる利益状態発生手段37とを備えた
遊技機において、電源投入後に前記図柄始動信号に代替
する検査始動信号を発生する検査始動信号発生手段41
と、この検査始動信号発生手段41が検査始動信号を発生
するタイミングを可変的に設定するタイミング設定手段
40とを備えているので、変動図柄表示手段29の変動動作
の停止図柄により、ROM等の電子部品を交換する等の
不正の有無を容易且つ確実に検査できる。また特別な検
査装置を必要としないので、容易に実施できる。請求項
2に記載の本発明によれば、タイミング設定手段40に人
為的に可変設定可能な設定スイッチを備え、検査始動信
号発生手段41に、電源投入後に所定時間毎に発生するパ
ルス信号を計数する検査用計数手段42を備え、この検査
用計数手段42の計数値がタイミング設定手段40の設定値
と一致した時に検査始動信号を発生するように構成して
いるので、構成が簡単であり容易に実施できる。
【0047】請求項3に記載の本発明によれば、所定の
パルス信号を計数し且つ図柄始動信号が入力した時の計
数値を制御乱数とする制御乱数発生用計数手段33と、こ
の制御乱数発生用計数手段33からの制御乱数が大当たり
乱数か否かを判定する制御乱数判定手段34と、この制御
乱数判定手段34の判定結果に応じて停止図柄が変化する
ように変動図柄表示手段29の変動図柄を制御する変動図
柄処理手段36とを備えているので、乱数制御方式を採る
遊技機1 でも容易に不正の有無を検査できる。請求項4
に記載の本発明によれば、検査始動信号発生手段41が検
査始動信号を発生する検査モードと、ゲームを行うゲー
ムモードとに切り換えるモード切換手段39を備えている
ので、モードの切り換えにより検査とゲームとの使い分
けが容易である。
パルス信号を計数し且つ図柄始動信号が入力した時の計
数値を制御乱数とする制御乱数発生用計数手段33と、こ
の制御乱数発生用計数手段33からの制御乱数が大当たり
乱数か否かを判定する制御乱数判定手段34と、この制御
乱数判定手段34の判定結果に応じて停止図柄が変化する
ように変動図柄表示手段29の変動図柄を制御する変動図
柄処理手段36とを備えているので、乱数制御方式を採る
遊技機1 でも容易に不正の有無を検査できる。請求項4
に記載の本発明によれば、検査始動信号発生手段41が検
査始動信号を発生する検査モードと、ゲームを行うゲー
ムモードとに切り換えるモード切換手段39を備えている
ので、モードの切り換えにより検査とゲームとの使い分
けが容易である。
【0048】請求項5に記載の本発明によれば、図柄始
動信号が入力した時に変動動作を開始し且つ所定の時間
経過後に前記図柄始動信号のタイミングに応じた図柄で
停止する変動図柄表示手段29、変動図柄表示手段29の停
止後の図柄が予め設定された所定の図柄となった時に利
益状態を発生させる利益状態発生手段37とを備えた遊技
機において、電源を投入して切断した時の電源の投入時
間の長短に応じて検査始動信号の発生タイミングを設定
するタイミング設定手段44と、電源の再投入後にタイミ
ング設定手段44により設定されたタイミングで前記図柄
始動信号に代替する前記検査始動信号を発生させる検査
始動信号発生手段47とを備えているので、変動図柄表示
手段29の変動動作の停止図柄により、ROM等の電子部
品を交換する等の不正の有無を容易且つ確実に検査でき
る。特にタイミング設定手段44は電源の投入時間の長短
に応じて検査始動信号の発生タイミングを設定するよう
にしているので、検査始動信号の発生タイミングをラン
ダムに変えることができ、検査の信頼性が向上する。し
かも特別な検査装置を必要としないので、容易に実施で
きる。請求項6に記載の本発明によれば、タイミング設
定手段44に、電源投入後に所定時間毎に発生するパルス
信号を計数するタイミング用計数手段48を備え、このタ
イミング用計数手段48の計数後に電源を切断した時にそ
の計数値を記憶するように所定時間だけ給電する補助電
源部51とを備えているので、電源の投入時間の僅かな違
いで検査始動信号の発生タイミングが確実に変化し、検
査の信頼性が更に向上すると共に、所定時間の経過によ
って計数値の記憶を確実に消去でき、その都度、検査始
動信号の発生タイミングを設定できる。請求項7に記載
の本発明によれば、検査始動信号発生手段47が検査始動
信号を発生する検査モードと、ゲームを行うゲームモー
ドとに切り換えるモード切換手段39を備えているので、
モードの切り換えにより検査とゲームとの使い分けが容
易である。
動信号が入力した時に変動動作を開始し且つ所定の時間
経過後に前記図柄始動信号のタイミングに応じた図柄で
停止する変動図柄表示手段29、変動図柄表示手段29の停
止後の図柄が予め設定された所定の図柄となった時に利
益状態を発生させる利益状態発生手段37とを備えた遊技
機において、電源を投入して切断した時の電源の投入時
間の長短に応じて検査始動信号の発生タイミングを設定
するタイミング設定手段44と、電源の再投入後にタイミ
ング設定手段44により設定されたタイミングで前記図柄
始動信号に代替する前記検査始動信号を発生させる検査
始動信号発生手段47とを備えているので、変動図柄表示
手段29の変動動作の停止図柄により、ROM等の電子部
品を交換する等の不正の有無を容易且つ確実に検査でき
る。特にタイミング設定手段44は電源の投入時間の長短
に応じて検査始動信号の発生タイミングを設定するよう
にしているので、検査始動信号の発生タイミングをラン
ダムに変えることができ、検査の信頼性が向上する。し
かも特別な検査装置を必要としないので、容易に実施で
きる。請求項6に記載の本発明によれば、タイミング設
定手段44に、電源投入後に所定時間毎に発生するパルス
信号を計数するタイミング用計数手段48を備え、このタ
イミング用計数手段48の計数後に電源を切断した時にそ
の計数値を記憶するように所定時間だけ給電する補助電
源部51とを備えているので、電源の投入時間の僅かな違
いで検査始動信号の発生タイミングが確実に変化し、検
査の信頼性が更に向上すると共に、所定時間の経過によ
って計数値の記憶を確実に消去でき、その都度、検査始
動信号の発生タイミングを設定できる。請求項7に記載
の本発明によれば、検査始動信号発生手段47が検査始動
信号を発生する検査モードと、ゲームを行うゲームモー
ドとに切り換えるモード切換手段39を備えているので、
モードの切り換えにより検査とゲームとの使い分けが容
易である。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技店内の概略
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の前側の斜視図である。
カード式球貸し機の前側の斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の裏側の斜視図である。
カード式球貸し機の裏側の斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す動作処理手段の
処理動作の流れ図である。
処理動作の流れ図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す動作処理手段の
タイムチャート図である。
タイムチャート図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す不正検査時の流
れ図である。
れ図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す検査制御手段
のブロック図である。
のブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示す不正検査時の
流れ図である。
流れ図である。
29 変動図柄表示手段 34 制御乱数判定手段 37 利益状態発生手段 36 変動図柄処理手段 39 モード切換手段 41 検査始動信号発生手段 40 タイミング設定手段 42 検査用計数手段 44 タイミング設定手段 48 タイミング用計数手段
Claims (7)
- 【請求項1】 図柄始動信号が入力した時に変動動作を
開始し且つ所定の時間経過後に前記図柄始動信号のタイ
ミングに応じた図柄で停止する変動図柄表示手段(29)
と、変動図柄表示手段(29)の停止後の図柄が予め設定さ
れた所定の図柄となった時に利益状態を発生させる利益
状態発生手段(37)とを備えた遊技機において、電源投入
後に前記図柄始動信号に代替する検査始動信号を発生す
る検査始動信号発生手段(41)と、この検査始動信号発生
手段(41)が検査始動信号を発生するタイミングを可変的
に設定するタイミング設定手段(40)とを備えたことを特
徴とする遊技機。 - 【請求項2】 タイミング設定手段(40)に人為的に可変
設定可能な設定スイッチを備え、検査始動信号発生手段
(41)に、電源投入後に所定時間毎に発生するパルス信号
を計数する検査用計数手段(42)を備え、この検査用計数
手段(42)の計数値がタイミング設定手段(40)の設定値と
一致した時に検査始動信号を発生するように構成したこ
とを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 【請求項3】 所定のパルス信号を計数し且つ図柄始動
信号が入力した時の計数値を制御乱数とする制御乱数発
生用計数手段(33)と、この制御乱数発生用計数手段(33)
からの制御乱数が大当たり乱数か否かを判定する制御乱
数判定手段(34)と、この制御乱数判定手段(34)の判定結
果に応じて停止図柄が変化するように変動図柄表示手段
(29)の変動図柄を制御する変動図柄処理手段(36)とを備
えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 【請求項4】 検査始動信号発生手段(41)が検査始動信
号を発生する検査モードと、ゲームを行うゲームモード
とに切り換えるモード切換手段(39)を備えたことを特徴
とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。 - 【請求項5】 図柄始動信号が入力した時に変動動作を
開始し且つ所定の時間経過後に前記図柄始動信号のタイ
ミングに応じた図柄で停止する変動図柄表示手段(29)、
変動図柄表示手段(29)の停止後の図柄が予め設定された
所定の図柄となった時に利益状態を発生させる利益状態
発生手段(37)とを備えた遊技機において、電源を投入し
て切断した時の電源の投入時間の長短に応じて検査始動
信号の発生タイミングを設定するタイミング設定手段(4
4)と、電源の再投入後にタイミング設定手段(44)により
設定されたタイミングで前記図柄始動信号に代替する前
記検査始動信号を発生させる検査始動信号発生手段(47)
とを備えたことを特徴とする遊技機。 - 【請求項6】 タイミング設定手段(44)に、電源投入後
に所定時間毎に発生するパルス信号を計数するタイミン
グ用計数手段(48)を備え、このタイミング用計数手段(4
8)の計数後に電源を切断した時にその計数値を記憶する
ように所定時間だけ給電する補助電源部(51)とを備えた
ことを特徴とする請求項5に記載の遊技機。 - 【請求項7】 検査始動信号発生手段(47)が検査始動信
号を発生する検査モードと、ゲームを行うゲームモード
とに切り換えるモード切換手段(39)を備えたことを特徴
とする請求項5又は6の何れかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227327A JPH1147413A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9227327A JPH1147413A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1147413A true JPH1147413A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16859082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9227327A Pending JPH1147413A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1147413A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002306798A (ja) * | 2002-02-28 | 2002-10-22 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2014076330A (ja) * | 2013-09-20 | 2014-05-01 | Sankyo Co Ltd | 遊技用システム |
JP2016123464A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9227327A patent/JPH1147413A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002306798A (ja) * | 2002-02-28 | 2002-10-22 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2014076330A (ja) * | 2013-09-20 | 2014-05-01 | Sankyo Co Ltd | 遊技用システム |
JP2016123464A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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