JPH114528A - ドアハーネスの収納構造 - Google Patents

ドアハーネスの収納構造

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Publication number
JPH114528A
JPH114528A JP15493297A JP15493297A JPH114528A JP H114528 A JPH114528 A JP H114528A JP 15493297 A JP15493297 A JP 15493297A JP 15493297 A JP15493297 A JP 15493297A JP H114528 A JPH114528 A JP H114528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
harness
vehicle body
interlocking pin
extra length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15493297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Sakurai
雅基 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP15493297A priority Critical patent/JPH114528A/ja
Publication of JPH114528A publication Critical patent/JPH114528A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のドアから車両ボディ本体にかけて配
設されるワイヤハーネスの端末側の弛み部の曲り癖をな
くして、弛み部の傷みを防ぐ。 【解決手段】 ドア1又は車両ボディ本体2の何れか一
方にスイングアーム3の一端が固定され、何れか他方に
スイングアームの他端が進入し、ドアから車両ボディ本
体にかけてドアハーネス5が配設された構造において、
スイングアーム3の他端に連動ピン4が垂設され、連動
ピンがドア又は車両ボディ本体内のハーネス収容部10
に位置し、ドアハーネスの端末側の余長部6が連動ピン
4に沿って屈曲して配索されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドアから
車両ボディ本体にかけて配設されるワイヤハーネスの端
末側の弛み部を収納可能としたドアハーネスの収納構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、実開平2−126957号公報
に記載された従来の自動車ドア用ワイヤハーネスの組付
構造を示すものである。
【0003】この自動車ドア用ワイヤハーネス21(以
下ドアハーネスと言う)は、FFC(フレキシブルフラ
ット回路)を用いることで、ドア26内の省スペース化
を図ったものであり、ドアトリム22とドアパネル23
との間に配設され、車両ボディ本体(図示せず)との間
において、端末のコネクタ24側の部分に余長部(弛み
部)25を有している。
【0004】コネクタ24は車両ボディ本体側のコネク
タ(図示せず)に接続される。余長部25はドア閉時に
屈曲し、ドア開時に伸長して、ドア26の開閉に伴うハ
ーネス長さの変化を吸収する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構造にあっては、ドア閉時において余長部25が鋭
角的に座屈した場合に曲り癖が付きやすく、その場合に
は余長部25が常に同一の箇所で屈曲するためにドアハ
ーネス21が傷みやすいという懸念があった。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、ドアハーネ
スの余長部に曲り癖が付くのを防止し、余長部の傷みを
防止し得る構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ドア又は車両ボディ本体の何れか一方に
スイングアームの一端が固定され、何れか他方に該スイ
ングアームの他端が進入し、該ドアから車両ボディ本体
にかけてドアハーネスが配設された構造において、前記
スイングアームの他端に連動ピンが垂設され、該連動ピ
ンが前記ドア又は車両ボディ本体内のハーネス収容部に
位置し、前記ドアハーネスの端末側の余長部が該連動ピ
ンに沿って屈曲して配索されているドアハーネスの収納
構造を採用するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図3は本発明
に係るドアハーネスの収納構造の一実施例を示すもので
ある。
【0009】この構造は、図1の如く自動車ドア1と車
両ボディ本体2とを連結するストッパアーム(スイング
アーム)3に、車両ボディ本体2内において垂直方向の
連動ピン4を設け、連動ピン4の外周にドアハーネス5
(ドア用フラットワイヤハーネス)の端末側の余長部6
を沿わせて屈曲配置させたものである。
【0010】ドアハーネス5はドア1内に固定され、ド
ア1側の導出口14から余長部6が導出され、余長部6
がドア1と車両ボディ本体2との間(渡り部7)を経て
車両ボディ本体2の端壁8の開口9から車両ボディ本体
2内の収容部(収容空間)10内に導入され、連動ピン
4の外周に沿って屈曲して、車両ボディ本体2側のコネ
クタ11(図3)に接続している。ドアハーネス5は、
絶縁樹脂被覆12内に複数本の導体部13を並列に配設
したものである。
【0011】前記ストッパアーム3は既存のものであ
り、本実施例においては図2の如く下側のアーム15の
先端延長部16に連動ピン4を連結している。連動ピン
4は金属で形成され、アーム15から垂下され、図1の
如くドアハーネス5の下端まで、ないしはそれ以上に延
びている。図2において鎖線は車両ボディ本体2を示
し、矢印イは連動ピン4の移動方向を示す。
【0012】図1の如く、ストッパアーム3はその一端
がドア1側にピン17で回動自在に固定され、他端が車
両ボディ本体2の窓部18内に係合し、ドア1の開閉に
伴って車両ボディ本体2内を往復移動する。すなわちス
トッパアーム3は、ドア閉時に(閉じる過程で)車両ボ
ディ本体2内に進入し、ドア開時に図1の如く渡り部7
に露出する。
【0013】連動ピン4はストッパアーム3と一体に移
動し、ドア閉時に車両ボディ本体2内を、ドアハーネス
5の余長部6に摺接しつつ前進し、ドア開時に(開く過
程で)車両ボディ本体2内を同一の軌跡で後退する。
【0014】それに伴って、図3(a) の如くドア閉時に
ドアハーネス5の余長部6が連動ピン4により車両ボデ
ィ本体2の収容部10内に矢印ロの如く引き込まれてス
ムーズに収納される。また、図3(b) の如くドア開時に
は、矢印ハの如くドアハーネス5の余長部6がドア1に
引っ張られて収容部10の開口9から引き出される。こ
の際、連動ピン4は余長部6と一体的に移動する。
【0015】ドア1を閉じる過程で、連動ピン4はドア
ハーネス5の長手方向に沿って順次その位置を変えてス
ムーズに摺接する。それにより、ドアハーネス5に曲り
癖が付かず、ドアハーネス5の傷みが防止される。
【0016】また、ドア開時におけるドアハーネス5の
余長部6とストッパアーム3の引き出し量及び引き出し
速度は同一であり、何ら余長部6にストレスがかかるこ
とがない。また、ドア閉時においても収容部10内への
ストッパアーム4と余長部6の押し込み量及び押し込み
速度は同一であるから、余長部6に引張等のストレスが
かからない。
【0017】なお、上記連動ピン4を、ストッパアーム
3の延長端部16にベアリングを介したり、あるいは複
軸とすることで、周方向に回動自在とすることも可能で
ある。この構成によれば連動ピン4とドアハーネス5の
余長部6との摩擦が軽減され、よりスムーズなハーネス
の収納及び引き出しが可能となる。
【0018】また、上記実施例の他に、ドア1側にハー
ネス収容部を設け、ドア1内にストッパアーム及び連動
ピンを進入させる構造も可能である。この場合、ドアハ
ーネスの端末部は車両ボディ本体1の端壁8側のコネク
タに接続される。通常のストッパアームの固定ピン17
は図1の実施例とは逆に車両ボディ本体2側に付いてお
り、且つ、ドア1側にハーネスを収納させることは別件
(特願平8−234071号等)で提案済であることか
ら、他例の実施は容易である。
【0019】また、ストッパアーム3ではなく他のスイ
ング部材(図示せず)に連動ピン4を設けてもよい。ま
た、ドアハーネスはフラットワイヤハーネスに限らず、
通常の束電線のワイヤハーネスにも適用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、ドアの
閉止過程で連動ピンがドアハーネスを収容部内に引き込
むから、ドアハーネスの余長部が保護され、引っ掛け等
による余長部の傷付きや変形が防止される。また、引き
込みの際に連動ピンがドアハーネスの余長部に沿って漸
次位置を変えて摺接するから、余長部に曲り癖が付か
ず、余長部の傷みが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドアハーネスの収納構造の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】ストッパアームにおける連動ピンを示す斜視図
である。
【図3】(a) はドア閉時におけるドアハーネスの収納状
態を示す横断面図、(b) はドア開時におけるドアハーネ
スの伸長状態を示す横断面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ドア 2 車両ボディ本体 3 ストッパアーム(スイングアーム) 4 連動ピン 5 ドアハーネス 6 余長部 10 ハーネス収容部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア又は車両ボディ本体の何れか一方に
    スイングアームの一端が固定され、何れか他方に該スイ
    ングアームの他端が進入し、該ドアから車両ボディ本体
    にかけてドアハーネスが配設された構造において、前記
    スイングアームの他端に連動ピンが垂設され、該連動ピ
    ンが前記ドア又は車両ボディ本体内のハーネス収容部に
    位置し、前記ドアハーネスの端末側の余長部が該連動ピ
    ンに沿って屈曲して配索されていることを特徴とするド
    アハーネスの収納構造。
JP15493297A 1997-06-12 1997-06-12 ドアハーネスの収納構造 Pending JPH114528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15493297A JPH114528A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 ドアハーネスの収納構造

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JP15493297A JPH114528A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 ドアハーネスの収納構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH114528A true JPH114528A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15595101

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15493297A Pending JPH114528A (ja) 1997-06-12 1997-06-12 ドアハーネスの収納構造

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JP (1) JPH114528A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007069709A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Fujikura Ltd 車体とドアとの配索構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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A521 Written amendment

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Effective date: 20050511

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050726