JPH1145057A - 電子伝言板システム - Google Patents

電子伝言板システム

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JPH1145057A
JPH1145057A JP21797397A JP21797397A JPH1145057A JP H1145057 A JPH1145057 A JP H1145057A JP 21797397 A JP21797397 A JP 21797397A JP 21797397 A JP21797397 A JP 21797397A JP H1145057 A JPH1145057 A JP H1145057A
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JP21797397A
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Takao Rokuto
孝雄 六藤
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Shizuki Electric Co Inc
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Shizuki Electric Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電子伝言板では、伝言利用者が、自ら
が送った伝言内容を伝言宛名人が確かに見たという確認
がとれなかった。 【解決手段】 伝言宛名人が電子伝言板1に表示された
伝言を見ると、表示器操作端末2の操作部2Bを使っ
て、その受信時刻を入力するとともに、確認ボタンを押
して、その伝言宛名人の発声をマイクロフォン61によ
り収録する。そして、上記受信時刻と発声の音声情報を
確認データとして伝言利用者の入力端末に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道の駅や空
港、その他各種催し会場、更には旅客機の客室や劇場等
公共性の高い場所において、相手に必要な伝言を表示器
に表示することにより相互連絡の便宜を図ることを目的
とした電子伝言板システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
種電子伝言板システムとして例えば、特開平6−178
027号公報(文献1)、特開平7−121115号公
報(文献2)、特開平8−123368号公報(文献
3)等の技術が開示されている。それらの詳しい紹介は
省略するが、文献1には、FAXやイメージ入力装置等
を入力手段とする電子伝言板システムが開示されてい
る。また、文献2には、入力信号を一旦DTMF信号に
変換して公衆電話回線を介して伝送し表示部に表示する
技術が開示されている。更に、文献3には、タッチパネ
ルからの入力信号やビデオカメラからの映像信号等を表
示部に表示する電子伝言板が開示されている。
【0003】以上のように、古来からの黒板等を利用し
た伝言板から大きく飛躍して、電話回線等の伝送手段を
介した遠距離からの伝言利用が可能となる新しい電子伝
言板システムが開発されつつある。ところで、このよう
な遠隔地からの伝言が必要となるケースとしては、伝言
宛名人が、電話等通常の通信手段の使用が禁止ないしは
大幅に制限されている場所にいる場合が想定される。例
えば、映画館、劇場、コンサートホール等での上映、上
演中における客席ホール内、また、旅客機、列車や客船
の飛行、走行、航行中における旅客室内などでは、原則
として有線電話は使用できないのは勿論、同席する他人
への配慮のため、また、通信障害防止のため、更には、
乗物自体の構造で電波が到達しないなどの理由で、携帯
電話の使用もできないのが通例であり、伝言宛名人がこ
のような場所にいる場合、上述した電子伝言板システム
の利用が期待される訳である。
【0004】しかるに、このように、伝言利用者が伝言
表示板の設置場所から遠隔地にいる場合に想定される問
題点として以下のことがある。即ち、上掲の各文献に紹
介されたシステムでは、伝送手段を介して遠隔地からの
伝言表示が可能となるが、発信人(伝言利用者)が、自
らが送った伝言内容を伝言宛名人が確かに見たという確
認がとれない。伝言の緊急性、重要性が高い場合、この
確認ができないという事態は極めて深刻な問題となる。
【0005】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、伝言利用者において、伝言宛名
人が伝言表示内容を見たことを確認することが可能な電
子伝言板システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る電子伝言
板システムは、伝言利用者が伝言情報の入力を行う入力
端末、および伝送手段を介して上記入力端末に接続さ
れ、上記入力端末から入力された伝言情報の表示を行う
表示端末を備えた電子伝言板システムにおいて、伝言宛
名人が上記表示端末に表示された伝言情報を見たことを
確認するための確認情報を入力する確認情報入力手段、
上記入力された確認情報を当該伝言情報と対応させて記
憶する確認情報記憶手段、および既に表示された伝言情
報に係り上記入力端末を介して確認情報が要求されたと
き当該伝言情報に係る確認情報を上記確認情報記憶手段
から読み出し当該入力端末に表示する確認情報表示手段
を備えたものである。
【0007】また、請求項2に係る電子伝言板システム
は、請求項1において、その確認情報は、表示端末に設
けられた入力装置により、上記表示端末に表示された伝
言情報を見た伝言宛名人の操作により入力される時刻情
報としたものである。
【0008】また、請求項3に係る電子伝言板システム
は、請求項1において、その確認情報は、表示端末に設
けられたマイクロフォンにより収録され、上記表示端末
に表示された伝言情報を見た伝言宛名人の発声に係る音
声情報としたものである。
【0009】また、請求項4に係る電子伝言板システム
は、請求項1において、その確認情報は、表示端末に設
けられたビデオカメラにより収録され、上記表示端末に
表示された伝言情報を見た伝言宛名人の顔を含む画像情
報としたものである。
【0010】また、請求項5に係る電子伝言板システム
は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、その確認情
報記憶手段に記憶した確認情報は、当該確認情報に係る
伝言情報の表示開始時刻から予め設定された所定時間経
過した時、または当該確認情報が読み出された時のいず
れか早い時に削除するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1における
電子伝言板システムのシステム構成図を示す。図におい
て、11、12、・・・、1nは、既述した種々の場所
に設置された複数の電子伝言板で、管理範囲を限定しク
ローズされたイーサネット(Ethernet、XEROX社が
開発したLANシステムで、現在、最も広範囲に使用さ
れている)ラインにブランチされている。21、22、
・・・、2nは各電子伝言板11、12、・・・、1n
に隣接して設置された表示器操作端末で、タッチパネル
等により伝言内容等の入力操作を行うことが可能である
ことは勿論、以下で詳述するように、当該電子伝言板を
見た伝言宛名人(受信者)が、自分宛の伝言内容を見た
ことを確認するための確認情報の入力操作を、この表示
器操作端末を使用して行う。
【0012】41、42はイーサネットライン3に接続
された管理計算機で、計算機41は、PBX(構内交換
機)46を介して外部の計算機43や電話機45からの
入力信号に応じて伝言内容等の情報をいずれかの電子伝
言板へ送出する。47は外部のインターネット48とイ
ーサネットライン3との間に接続されたファイアウォー
ルで、外部からのウイルスの侵入を防止するとともに、
内部の情報が無制限に外部に洩れることを防止した上
で、外部の計算機44からの入力信号に応じて伝言内容
等の情報をいずれかの電子伝言板へ送出する。
【0013】以上のように、遠方からの伝言情報の入力
は、イーサネット対応のパソコン(図1では、計算機4
1、42、44が対応する)を使用し、所望の電子伝言
板を選択して行うことができる。この場合、イーサネッ
トヘッダにデータリングに必要な情報が組み込まれる。
【0014】図2は、そのイーサネットフレームフォー
マットを示す図である。イーサネットヘッダは、宛先ハ
ードウェアアドレス(6バイト)、送信元ハードウェア
アドレス(6バイト)およびETYPE(上位プロトコ
ル識別用のフィールド)(2バイト)の合計14バイト
から構成されている。DATAは、伝言情報等の送信デ
ータである。末尾のFCSは、パリティチェック等のエ
ラーチェックのためのフレームチェックシーケンスであ
る。
【0015】受信をする機器は、先頭の宛先ハードウェ
アアドレスが自分のハードウェアアドレスか否かを確認
する。例えば、電子伝言板11のハードウェアアドレス
と宛先ハードウェアアドレスとが一致すると、当該電子
伝言板11は自分宛の情報としてDATAを読み込む。
【0016】図3はイーサネットライン3に接続された
電子伝言板1の内部構成を示すブロック図である。図に
おいて、51はプロトコルとして機能するTCP/IP
モジュール、52は表示器操作端末2との接続を行うシ
リアルモジュール、53は表示制御モジュールで、時刻
情報を発信する内部時計、漢字、かな、ローマ字等の字
体(フォント)データや複数の定型伝言文、更に個々の
利用者の入力により作成された伝言データ等の表示デー
タを格納する表示データ部、および表示データの配信制
御を行う配信制御部とから構成されている。60は伝言
データの表示を行う表示器で、発光ダイオード(LE
D)式表示器、液晶(LCD)式表示器やプラズマ(P
DP)式表示器等により構成され、その画面は、宛名、
発信者、伝言文等の件名毎に複数の表示段に区分されて
いる。
【0017】そして、配信制御部56はシリアルモジュ
ール52からの伝言情報に基づき、字体(フォント)デ
ータと定型伝言文とから表示データを作成し、表示デー
タ部55へ格納するとともに、内部時計54からの時刻
情報と表示データの発信時刻とが一致すると当該表示デ
ータを、表示器60の各件名に対応した表示段へ配信す
る。
【0018】図4は表示器60(同図(1))および表
示器操作端末2(同図(2))の一例を示す。
【0019】図5は表示器操作端末2の上面にタッチパ
ネルで形成された伝言文情報表示部2Aおよび操作部2
Bの一例を示す。なお、操作部2Bの左下端部に設けら
れた61は、後述する、音声による確認情報を入力する
ためのマイクロフォンである。既述したように、伝言利
用者は、この表示器操作端末2を使用して必要な伝言情
報を入力することができるが、ここでは、電子伝言板1
から遠方に位置する入力端末であるパソコン(計算機)
を操作し、イーサネットラインを介して電子伝言板1に
伝言情報を表示させる場合を想定した一連の動作を図
6、図7のフローチャートに沿って説明する。
【0020】利用者がパソコンを使用して伝言を行う場
合、前提として、この電子伝言板システム用のソフトプ
ログラムをインストールしておく必要がある。そして、
このプログラムを立上げることにより、操作の開始(ス
テップS0)条件が整う。
【0021】利用者は、ディスプレイに表示される指示
要領に沿い、先ず、宛名アドレス、送信元アドレスを入
力すると、ディスプレイの画面は図5の伝言文情報表示
部2Aで示したと同等の表示に変わり、マウスを併用す
ることにより、続けて伝言データ、アクセス番号の入力
を行う(ステップS1)。伝言データは、図5に示すよ
うに宛名、発信者そして伝言文の順に入力する。
【0022】なお、伝言文の入力要領自体については、
本願発明の主題ではないので、詳細な説明は省略する
が、例えば、定型文を選択する方式が採用される。即
ち、画面には、予め設定されている複数の定型伝言文が
表示され、利用者はスクロールキーを操作することによ
り、これら複数の定型伝言文の中から適切な文面を画面
に繰り出して選択する。この場合、固有名詞やフライト
ナンバー等を入力するための空白文字列を含む定型文も
用意しておき、個々のケースで、利用者が、この空白文
字列を必要な文字で埋めることで、定型文の利用の便宜
を図っている。
【0023】また、アクセス番号は利用者が任意に設定
して入力するもので、ここでは、表示器に表示された内
容を伝言宛名人が見たことを確認したいため、利用者が
その確認情報入手の操作をするときに使用する。なお、
アクセス番号は一旦伝言情報を入力した利用者が、その
後その伝言内容の変更や削除をしたい場合に、先の利用
者との同一性を確認するためにも利用できるものである
が、本願発明の主題から外れるので、この使用方法につ
いては説明を省略する。
【0024】図6のフローチャートの説明を続ける。ス
テップS1の入力データは、図2で説明したイーサネッ
トフレームフォーマットの形で回線接続のための送信が
なされる(ステップS2)。宛名アドレスが一致すると
(ステップS3でYES)、即ち、利用者が指定した電
子伝言板のアドレス番号と一致すると、回線が接続され
(ステップS4)、フォーマットのDATAの中身であ
る伝言データがイーサネットライン3−TCP/IPモ
ジュール51−シリアルモジュール52のルートで、配
信制御部56により読み込まれ、同時に入力されたアク
セス番号に対応して表示データ部55に保存され(ステ
ップS5)、以後は電子伝言板1側での配信および表示
の制御となる。
【0025】ステップS6で表示発信時刻か?を判別す
る。即ち、内部時計54からの現在時刻と表示データ部
55に格納された発信時刻が一致したか否かを判別す
る。一致しない(ステップS6でNO)間は待機状態と
なるが、一致すると(ステップS6でYES)、表示デ
ータ部55に格納された当該アクセス番号に対応する表
示データを読み出し、この表示データを表示器60の各
表示段に配信し表示する(ステップS7)。
【0026】次にステップS8で受信者確認入力がある
か否かを判別する。ここで受信者による確認入力の操作
について図5を参照して説明する。図5の例では、発信
者「ヤマダハナコ」から宛名人「ヤマダタロウ」への伝
言文が、時刻10:12から表示器60に表示され、こ
れを、時刻10:20に宛名人(受信者)「ヤマダタロ
ウ」が見ている。この場合、受信者は見たことの確認デ
ータを以下の要領で入力する。即ち、表示器60に隣接
して設置された表示器操作端末2の操作部2Bを使用し
て、先ず、見た時刻である受信時刻「10:20」の数
値を入力し、あわせて、操作部2Bの確認ボタンを押し
つつマイクロフォン61へ向かって、発信者からの伝言
を確かに見た旨のコメントまた必要な場合は発信者への
伝言コメントを発声する。
【0027】配信制御部56は受信者によって入力され
た受信時刻情報および確認ボタンが押されている間にマ
イクロフォン61を介して入力された音声情報を読み込
み、確認データとして当該アクセス番号に対応して表示
データ部55に格納する(ステップS9)。
【0028】図7に移り、次に、ステップS10で確認
データが読み出されたか?の判別を行う。図10等で説
明するように、発信者が確認データを要求しその確認デ
ータが読み出されると(ステップS10でYES)、伝
言表示の目的が確実に達成され、それ以降のデータの保
存は必要でなくなるので、表示データ部55に格納した
当該アクセス番号に係る伝言データ、確認データはリセ
ットし(ステップS16)、この結果、当該伝言データ
の表示もリセットされる。
【0029】確認データが読み出されていない場合は
(ステップS10でNO)、予め設定された表示打切り
時刻(例えば、表示の発信時刻から1時間後)に達する
までは(ステップS11でNO)、ステップS13に移
り、予め設定された伝言データ確認データリセット時刻
(例えば、表示打切り時刻の1時間後)か?の判別を行
う。同データリセット時刻に達するまでは(ステップS
13でNO)、ステップS10以降を繰り返す。表示打
切り時刻に達すると(ステップS11でYES)、表示
器60上の表示を打切る(ステップS12)。また、同
データリセット時刻に達すると(ステップS13でYE
S)、以後、確認データの読み出しはないものとみなし
て同データをリセットする(ステップS16)。
【0030】受信者確認入力がない場合は(図6のステ
ップS8でNO)、表示打切り時刻に達するまでは(ス
テップS14でNO)、ステップS8の判別を繰り返
し、表示打切り時刻に達すると(ステップS14でYE
S)、表示器60上の表示を打切る(ステップS1
5)。この場合は、以後、受信者による確認入力がなさ
れる可能性がないので、表示データ部55内の伝言デー
タ、確認データをリセットする(ステップS16)。
【0031】図8は、電子伝言板1から遠方に位置する
電話機を操作することにより、電子伝言板1に伝言情報
を表示させる場合の一連の動作を示すフローチャート
で、パソコンを使用した場合の図6に相当する図であ
る。パソコンを使用した場合の図7に相当する部分は、
全く同一であるので、重複を避け図示を省略している。
【0032】電話機の場合は、DTMF(Dual Tone
Multi−Frequency)信号を使用して各データを送る。先
ず、表示したい電子伝言板の電話番号をダイヤルする
(ステップT1)。回線が接続されると(ステップT2
でYES)、伝言データとアクセス番号を送信する(ス
テップT3)。
【0033】このデータの送信は、例えば、いわゆるポ
ケベル方式で、タッチパネル等のキー入力をDTMFエ
ンコーダでDTMF信号に変換して送信する方法、ま
た、定型伝言文や伝言文で必要となる語句等を2ケタの
コード番号表に整理してまとめた伝言送信要領マニアル
を予め作成しておき、利用者がこのマニアルを参照して
プッシュボタンを操作する方法等を採用して行う。送信
された伝言データは、アクセス番号に対応して表示デー
タ部55に格納される(ステップT4)。以下、図6の
場合と同様であるので説明を省略する。
【0034】次に、伝言利用者(伝言発信者)が、電子
伝言板1に表示された内容が確かに伝言宛名人(伝言受
信者)によって見られたかどうかを確認する場合の動作
について説明する。先ず、パソコン端末を使用して行う
場合の動作を図9のフローチャートにより説明する。
【0035】図6の場合と同様に、利用者は、ディスプ
レイに表示された指示要領に沿い、先ず、宛名アドレ
ス、送信元アドレスを入力し、更にアクセス番号を入力
する(ステップU1)。イーサネットライン3を経由し
て回線接続のための送信がなされ(ステップU2)、利
用者が入力した電子伝言板のアドレス番号と一致すると
(ステップU3でYES)、回線が接続される(ステッ
プU4)。
【0036】次に、フォーマットのDATAに収められ
たアクセス番号が読み込まれ、このアクセス番号が、当
該電子伝言板1の表示データ部55に格納されている伝
言データのアクセス番号のいずれかに一致するかが判別
される(ステップU5)。一致するものがなければ(ス
テップU5でNO)、ステップU1へ戻り、利用者に正
しいアクセス番号の入力を促す。一致したアクセス番号
が存在すると(ステップU5でYES)、受信者の確認
データ有?を判別する(ステップU6)。ここで、確認
データがあれば(ステップU6でYES)、表示データ
部55から読み出し、イーサネットライン3を経由して
利用者の操作するパソコン端末に表示される(ステップ
U7)。
【0037】この確認データは、図5で説明したよう
に、先ず、受信者が伝言を見た時刻情報であり、更に、
マイクロフォン61によって収録された受信者自身のコ
メントの音声情報がある。なお、この音声情報は、パソ
コン端末に付属するスピーカを経て出力される。これに
よって、伝言発信者は、自らが入力した伝言が、宛名人
に正しく伝達されたことを確認することができる訳であ
る。即ち、受信者自身が発した音声の再生音を聞くこと
ができるので、発信者は確認データが正しく伝言宛名人
によるものか否かの判別が可能となる。
【0038】残念ながら確認データが格納されていない
場合には(ステップU6でNO)、その旨の表示がなさ
れて(ステップU8)処理を終了する。なお、この確認
データ無しのケースには、当該伝言データが表示器60
上に表示中の場合と、表示が打切られた後の場合とが考
えられるが、前者の場合には、表示打切り時刻までに確
認データが入力される可能性があるので、その旨のコメ
ントもあわせて表示する。
【0039】図10は、電話機を使用して確認データの
入手の操作を行う場合の動作を説明するフローチャート
である。図8で説明したと同様、電話機の場合はDTM
F信号を利用する。先ず、先に表示を要求した電子伝言
板の電話番号をダイヤルする(ステップV1)。回線が
接続されると(ステップV2でYES)、アクセス番号
を送信する(ステップV3)。このアクセス番号が、当
該電子伝言板1の表示データ部55に格納されている伝
言データのアクセス番号のいずれかに一致するかが判別
される(ステップV4)。
【0040】一致する番号がない場合は(ステップV4
でNO)、その旨のアナウンスを発信者に送り(ステッ
プV5)、正しいアクセス番号の再送信を促す。一致す
るアクセス番号が存在すると(ステップV4でYE
S)、受信者の確認データ有?を判別する(ステップV
6)。ここで確認データがあれば(ステップV6でYE
S)、受信者により入力された確認データである受信時
刻の情報がアナウンスで発信者に送られ、また、受信者
自身の声が収録された音声情報の再生音が発信者に送ら
れる(ステップV7)。これにより、発信者は自らが送
った伝言が、宛名人に確実に伝わったことを確認するこ
とができる訳である。
【0041】確認データが無い場合はその旨のアナウン
スを発信者へ送る(ステップV8)。
【0042】実施の形態2.図11はこの発明の実施の
形態2の要部を示すブロック図である。即ち、ここでは
確認データとして、受信者の顔を含む画像情報を採用し
ており、図11は、その画像情報入力のため表示器操作
端末2に設けられた撮像装置である。この撮像装置は、
ビデオカメラ62、画像処理回路63、画像メモリ回路
64、画像出力回路65、プログラムRAM/ROM6
6および以上の各回路の制御を行うCPU67から構成
されており、表示器操作端末2において、受信者が操作
部2Bの確認ボタンを押すと、ビデオカメラ62が動作
して受信者の顔を撮像する。この画像信号が適当な画像
処理が施された上確認データとして記憶される。発信者
による、この確認データの入手要領については、実施の
形態1の場合と同様であるので説明は省略する。
【0043】この形態例は、入力端末に画像表示手段が
存在することが前提であるが、受信者の顔の再生画像を
見ることができるので、宛名人本人の確認が一層確実に
行うことができる。なお、画像情報としては、静止画と
してもよいが、動画とし、マイクロフォン61からの音
声情報と同期させた音声付画像情報とすれば、本人の確
認がより確実になされる。
【0044】なお、確認データとして、上記で例示した
もの以外に以下のものが挙げられる。即ち、簡単なチェ
ックマークや、発信者と受信者との間のみで通じるロゴ
や合言葉等を自由に入力できる文字情報等が考えられ
る。また、上掲の各種確認データは、それぞれ一種類の
ものを採用してもよいが、任意のものを複数併用しても
よいことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る電子伝言
板システムは、伝言宛名人が表示端末に表示された伝言
情報を見たことを確認するための確認情報を入力する確
認情報入力手段、上記入力された確認情報を当該伝言情
報と対応させて記憶する確認情報記憶手段、および既に
表示された伝言情報に係り入力端末を介して確認情報が
要求されたとき当該伝言情報に係る確認情報を上記確認
情報記憶手段から読み出し当該入力端末に表示する確認
情報表示手段を備えたので、伝言利用者において、伝言
宛名人が伝言表示内容を見たことを確認することが可能
となる。
【0046】また、請求項2に係る電子伝言板システム
においては、確認情報は、表示端末に設けられた入力装
置により、上記表示端末に表示された伝言情報を見た伝
言宛名人の操作により入力される時刻情報としたので、
伝言利用者は、伝言宛名人が伝言表示内容を見たこと
を、その時刻とともに確認することができる。
【0047】また、請求項3に係る電子伝言板システム
においては、確認情報は、表示端末に設けられたマイク
ロフォンにより収録され、上記表示端末に表示された伝
言情報を見た伝言宛名人の発声に係る音声情報としたの
で、伝言利用者は、その発声音から正しく伝言宛名人本
人が伝言表示内容を見たことを確認することができる。
【0048】また、請求項4に係る電子伝言板システム
においては、確認情報は、表示端末に設けられたビデオ
カメラにより収録され、上記表示端末に表示された伝言
情報を見た伝言宛名人の顔を含む画像情報としたので、
伝言利用者は、その顔画像から正しく伝言宛名人本人が
伝言表示内容を見たことを確認することができる。
【0049】また、請求項5に係る電子伝言板システム
においては、確認情報記憶手段に記憶した確認情報は、
当該確認情報に係る伝言情報の表示開始時刻から予め設
定された所定時間経過した時、または当該確認情報が読
み出された時のいずれか早い時に削除するようにしたの
で、伝言利用者への確認情報の提供に支障を及ぼすこと
なく、確認情報記憶手段の容量を節減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における電子伝言板
システムのシステム構成図である。
【図2】 イーサネットフレームフォーマットを示す図
である。
【図3】 イーサネットライン3に接続された電子伝言
板1の内部構成を示すブロック図である。
【図4】 表示器60および表示器操作端末2の一例を
示す図である。
【図5】 表示器操作端末2の伝言文情報表示部2Aお
よび操作部2Bの一例を示す図である。
【図6】 パソコンを使用して遠方の電子伝言板に伝言
データを送る場合の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図7】 図6に続くフローチャートである。
【図8】 電話機を使用して遠方の電子伝言板に伝言デ
ータを送る場合の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図9】 パソコンを使用して確認データを入手する場
合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】 電話機を使用して確認データを入手する場
合の動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態2における電子伝言
板システムの要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,11,12,1n 電子伝言板、2,21,22,
2n 表示器操作端末、2A 伝言文情報表示部、2B
操作部、3 イーサネットライン、41〜44 計算
機、53 表示制御モジュール、54 内部時計、55
表示データ部、56 配信制御部、60 表示器、6
1 マイクロフォン、62 ビデオカメラ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝言利用者が伝言情報の入力を行う入力
    端末、および伝送手段を介して上記入力端末に接続さ
    れ、上記入力端末から入力された伝言情報の表示を行う
    表示端末を備えた電子伝言板システムにおいて、 伝言宛名人が上記表示端末に表示された伝言情報を見た
    ことを確認するための確認情報を入力する確認情報入力
    手段、上記入力された確認情報を当該伝言情報と対応さ
    せて記憶する確認情報記憶手段、および既に表示された
    伝言情報に係り上記入力端末を介して確認情報が要求さ
    れたとき当該伝言情報に係る確認情報を上記確認情報記
    憶手段から読み出し当該入力端末に表示する確認情報表
    示手段を備えたことを特徴とする電子伝言板システム。
  2. 【請求項2】 確認情報は、表示端末に設けられた入力
    装置により、上記表示端末に表示された伝言情報を見た
    伝言宛名人の操作により入力される時刻情報としたこと
    を特徴とする請求項1記載の電子伝言板システム。
  3. 【請求項3】 確認情報は、表示端末に設けられたマイ
    クロフォンにより収録され、上記表示端末に表示された
    伝言情報を見た伝言宛名人の発声に係る音声情報とした
    ことを特徴とする請求項1記載の電子伝言板システム。
  4. 【請求項4】 確認情報は、表示端末に設けられたビデ
    オカメラにより収録され、上記表示端末に表示された伝
    言情報を見た伝言宛名人の顔を含む画像情報としたこと
    を特徴とする請求項1記載の電子伝言板システム。
  5. 【請求項5】 確認情報記憶手段に記憶した確認情報
    は、当該確認情報に係る伝言情報の表示開始時刻から予
    め設定された所定時間経過した時、または当該確認情報
    が読み出された時のいずれか早い時に削除するようにし
    たことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載
    の電子伝言板システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2351830A (en) * 1999-05-06 2001-01-10 Ncr Int Inc Electronic messaging system
JP2011010341A (ja) * 1999-06-30 2011-01-13 Apptitude Acquisition Corp ネットワークにおけるトラフィックを監視する方法および装置

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