JPH1144228A - 内燃機関の排気ガス再循環装置 - Google Patents
内燃機関の排気ガス再循環装置Info
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- JPH1144228A JPH1144228A JP9215482A JP21548297A JPH1144228A JP H1144228 A JPH1144228 A JP H1144228A JP 9215482 A JP9215482 A JP 9215482A JP 21548297 A JP21548297 A JP 21548297A JP H1144228 A JPH1144228 A JP H1144228A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- intake
- exhaust gas
- engine
- cam
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】エンジンの運転状況に合わせて吸気脈動を低減
し、同最適なＥＧＲ率に制御して黒煙の排出の低減を可
能にした。 【解決手段】過給機８と、カムシャフト５に排気行程で
排気弁を開弁する第１排気カム６ａと、吸気行程中に排
気弁４をある期間だけ開弁する第２排気カム６ｂの２山
カムを設け、吸気弁３と第２排気カム６ｂにより同時に
排気弁が開いている期間に吸排気の圧力差によって気筒
内に排気ガスの一部を導入する排気ガス再循環装置を備
えた内燃機関において、吸気マニホールド１２に接続す
る慣性過給管１３にエンジンの運転状況に基づいてコン
トローラ１５によって制御される吸気脈動制御装置１４
を設け、排気ガス再循環率をエンジンの運転状況に合わ
せて最適に制御するようにした。
し、同最適なＥＧＲ率に制御して黒煙の排出の低減を可
能にした。 【解決手段】過給機８と、カムシャフト５に排気行程で
排気弁を開弁する第１排気カム６ａと、吸気行程中に排
気弁４をある期間だけ開弁する第２排気カム６ｂの２山
カムを設け、吸気弁３と第２排気カム６ｂにより同時に
排気弁が開いている期間に吸排気の圧力差によって気筒
内に排気ガスの一部を導入する排気ガス再循環装置を備
えた内燃機関において、吸気マニホールド１２に接続す
る慣性過給管１３にエンジンの運転状況に基づいてコン
トローラ１５によって制御される吸気脈動制御装置１４
を設け、排気ガス再循環率をエンジンの運転状況に合わ
せて最適に制御するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの運転状
況に合わせて吸気脈動を低減し、同最適なＥＧＲ率の制
御を可能にした内燃機関の排気ガス再循環装置に関する
ものである。
況に合わせて吸気脈動を低減し、同最適なＥＧＲ率の制
御を可能にした内燃機関の排気ガス再循環装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】排気タービンによって回転するコンプレ
ッサとからなる過給機と、カムシャフトに排気行程で排
気弁を開弁する第１排気カムと、吸気行程中に排気弁を
ある期間だけ開弁する第２排気カムの２山カムを設け、
図２で示すように、吸気弁と第２排気カムにより同時に
排気弁が開いている期間に吸排気の圧力差によって気筒
内に排気ガスの一部を導入する排気ガス再循環装置を備
えた内燃機関が実現している。
ッサとからなる過給機と、カムシャフトに排気行程で排
気弁を開弁する第１排気カムと、吸気行程中に排気弁を
ある期間だけ開弁する第２排気カムの２山カムを設け、
図２で示すように、吸気弁と第２排気カムにより同時に
排気弁が開いている期間に吸排気の圧力差によって気筒
内に排気ガスの一部を導入する排気ガス再循環装置を備
えた内燃機関が実現している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の排気ガス再
循環装置を備えた内燃機関では、ＥＧＲ量の制御手段と
して、中速域で吸気脈動を増大させ、同時に過給機を高
圧比側へ絞ることでＥＧＲ量を増大させているが、これ
では図３で示すように加速時にＥＧＲ率が過大となり、
黒煙排出量が増大する問題があった。
循環装置を備えた内燃機関では、ＥＧＲ量の制御手段と
して、中速域で吸気脈動を増大させ、同時に過給機を高
圧比側へ絞ることでＥＧＲ量を増大させているが、これ
では図３で示すように加速時にＥＧＲ率が過大となり、
黒煙排出量が増大する問題があった。
【０００４】本発明の目的は、上記従来の問題を解消す
るために、エンジンの運転状況に合わせて吸気脈動を低
減し、同最適なＥＧＲ率に制御して黒煙の排出の低減を
可能にした内燃機関の排気ガス再循環装置を提供するこ
とである。
るために、エンジンの運転状況に合わせて吸気脈動を低
減し、同最適なＥＧＲ率に制御して黒煙の排出の低減を
可能にした内燃機関の排気ガス再循環装置を提供するこ
とである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、排気タービンによって回転するコ
ンプレッサとからなる過給機と、カムシャフトに排気行
程で排気弁を開弁する第１排気カムと、吸気行程中に排
気弁をある期間だけ開弁する第２排気カムの２山カムを
設け、吸気弁と第２排気カムにより同時に排気弁が開い
ている期間に吸排気の圧力差によって気筒内に排気ガス
の一部を導入する排気ガス再循環装置を備えた内燃機関
において、吸気マニホールドに接続する慣性過給管にエ
ンジンの運転状況に基づいてコントローラによって制御
される吸気脈動制御装置を設け、排気ガス再循環率を前
記エンジンの運転状況に合わせて最適に制御するように
したことを特徴とするものである。
めの本発明の構成は、排気タービンによって回転するコ
ンプレッサとからなる過給機と、カムシャフトに排気行
程で排気弁を開弁する第１排気カムと、吸気行程中に排
気弁をある期間だけ開弁する第２排気カムの２山カムを
設け、吸気弁と第２排気カムにより同時に排気弁が開い
ている期間に吸排気の圧力差によって気筒内に排気ガス
の一部を導入する排気ガス再循環装置を備えた内燃機関
において、吸気マニホールドに接続する慣性過給管にエ
ンジンの運転状況に基づいてコントローラによって制御
される吸気脈動制御装置を設け、排気ガス再循環率を前
記エンジンの運転状況に合わせて最適に制御するように
したことを特徴とするものである。
【０００６】また、上記エンジンの運転状況は、エンジ
ンの回転数，アクセル開度及びブースト圧の検出信号を
基にし、コントローラによって制御することである。
ンの回転数，アクセル開度及びブースト圧の検出信号を
基にし、コントローラによって制御することである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態例を図面
に基づいて説明する。図１において、１は気筒、２はピ
ストン、３は吸気弁、４は排気弁である。前記吸気弁３
側には吸気マニホールド１２を有し、前記排気弁４側に
は排気マニホールド７を有している。前記排気マニホー
ルド７には排気タービン８ａとコンプレッサ８ｂとから
なる過給機８が接続されており、排気タービン８ａから
排気ガスが排気管９を介して排出され、コンプレッサ８
ｂにより吸入空気が吸気管１０を介してインタークーラ
ー１１で冷却され吸気マニホールド１２から気筒１に導
入されるようになっている。
に基づいて説明する。図１において、１は気筒、２はピ
ストン、３は吸気弁、４は排気弁である。前記吸気弁３
側には吸気マニホールド１２を有し、前記排気弁４側に
は排気マニホールド７を有している。前記排気マニホー
ルド７には排気タービン８ａとコンプレッサ８ｂとから
なる過給機８が接続されており、排気タービン８ａから
排気ガスが排気管９を介して排出され、コンプレッサ８
ｂにより吸入空気が吸気管１０を介してインタークーラ
ー１１で冷却され吸気マニホールド１２から気筒１に導
入されるようになっている。
【０００８】また、カムシャフト５に排気行程で排気弁
４を開弁する第１排気カム６ａと、吸気行程中に排気弁
４をある期間だけ開弁する第２排気カム６ｂの２山より
なるカム６を設け、吸気弁３と第２排気カム６ｂにより
同時に排気弁４が開いている期間に吸排気の圧力差によ
って気筒１内に前記排気ガスの一部を導入するようにな
っている。
４を開弁する第１排気カム６ａと、吸気行程中に排気弁
４をある期間だけ開弁する第２排気カム６ｂの２山より
なるカム６を設け、吸気弁３と第２排気カム６ｂにより
同時に排気弁４が開いている期間に吸排気の圧力差によ
って気筒１内に前記排気ガスの一部を導入するようにな
っている。
【０００９】本発明は上記のような構成の排気ガス再循
環装置を備えた内燃機関において、吸気マニホールド１
２に接続する慣性過給管１３をに吸気脈動制御装置１４
を設け、エンジンの運転状況に基づいてコントローラ１
５によって吸気脈動制御装置１４を制御するようにした
ものである。
環装置を備えた内燃機関において、吸気マニホールド１
２に接続する慣性過給管１３をに吸気脈動制御装置１４
を設け、エンジンの運転状況に基づいてコントローラ１
５によって吸気脈動制御装置１４を制御するようにした
ものである。
【００１０】前記慣性過給管１３は、その管内の中央を
隔壁１３ａによって長手方向に２分割した吸気管長と
し、前記吸気脈動制御装置１４は前記隔壁１３ａに設け
られている連通口１３ｂを開閉するバタフライバルブ１
４ａを備えた構成である。
隔壁１３ａによって長手方向に２分割した吸気管長と
し、前記吸気脈動制御装置１４は前記隔壁１３ａに設け
られている連通口１３ｂを開閉するバタフライバルブ１
４ａを備えた構成である。
【００１１】前記コントローラ１５は、エンジン回転数
Ｎｅ，アクセル開度及びブースト圧の検出信号を入力し
て前記吸気脈動制御装置１４を制御するようにしてい
る。
Ｎｅ，アクセル開度及びブースト圧の検出信号を入力し
て前記吸気脈動制御装置１４を制御するようにしてい
る。
【００１２】本発明は上記の通りの構成であるから、エ
ンジンの高速域では吸気脈動制御装置１４のバタフライ
バルブ１４ａにより慣性過給管１３の隔壁１３ａに設け
られている連通口１３ｂを閉じた状態とする。
ンジンの高速域では吸気脈動制御装置１４のバタフライ
バルブ１４ａにより慣性過給管１３の隔壁１３ａに設け
られている連通口１３ｂを閉じた状態とする。
【００１３】これにより、慣性過給管１３の実質的な吸
気管長が長くなり、吸気脈動が増大されＥＧＲ率を増加
し、ＮＯｘを低減する。
気管長が長くなり、吸気脈動が増大されＥＧＲ率を増加
し、ＮＯｘを低減する。
【００１４】しかし、エンジンの低、中速域からの加速
期間中では、エンジン回転数Ｎｅ，アクセル開度及びブ
ースト圧の検出信号に基づきコントローラ１５によって
前記吸気脈動制御装置１４のバタフライバルブ１４ａに
より慣性過給管１３の隔壁１３ａに設けられている連通
口１３ｂを開口制御する。
期間中では、エンジン回転数Ｎｅ，アクセル開度及びブ
ースト圧の検出信号に基づきコントローラ１５によって
前記吸気脈動制御装置１４のバタフライバルブ１４ａに
より慣性過給管１３の隔壁１３ａに設けられている連通
口１３ｂを開口制御する。
【００１５】これにより、慣性過給管１３の実質的な吸
気管長が短くなり、吸気脈動が減少されＥＧＲ率を低減
し、黒煙の排出量の増大を防止する。
気管長が短くなり、吸気脈動が減少されＥＧＲ率を低減
し、黒煙の排出量の増大を防止する。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、ＥＧ
Ｒ装置を備えた内燃機関において、エンジンの運転状況
に応じて最適なＥＧＲ率に制御し、高速時におけるＮＯ
ｘの低減及び低、中速域からの加速時における黒煙の排
出量を低減する格別な効果を有している。
Ｒ装置を備えた内燃機関において、エンジンの運転状況
に応じて最適なＥＧＲ率に制御し、高速時におけるＮＯ
ｘの低減及び低、中速域からの加速時における黒煙の排
出量を低減する格別な効果を有している。
【図１】本発明装置の構成図
【図２】２山排気カムによる吸排気弁リフトを示す図
【図３】従来のＥＧＲ装置によるＥＧＲ率を示す図
【符号の説明】 １ 気筒 ２ ピストン ３ 吸気弁 ４ 排気弁 ５ カムシャフト ６ カム ６ａ 第１排気カム ６ｂ 第２排気カム ７ 排気マニホールド ８ 過給機 ８ａ 排気タービン ８ｂ コンプレッサ ９ 排気管 １０ 吸気管 １１ インタークーラー １２ 吸気マニホールド １３ 慣性過給管 １３ａ 隔壁 １３ｂ 連通口 １４ 吸気脈動制御装置 １４ａ バタフライバルブ １５ コントローラ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ０２Ｄ 43/00 ３０１ Ｆ０２Ｄ 43/00 ３０１Ｄ Ｆ０２Ｍ 25/07 ５５０ Ｆ０２Ｍ 25/07 ５５０Ｒ ５５０Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 排気タービンによって回転するコンプレ
ッサとからなる過給機と、カムシャフトに排気行程で排
気弁を開弁する第１排気カムと、吸気行程中に排気弁を
ある期間だけ開弁する第２排気カムの２山カムを設け、
吸気弁と第２排気カムにより同時に排気弁が開いている
期間に吸排気の圧力差によって気筒内に排気ガスの一部
を導入する排気ガス再循環装置を備えた内燃機関におい
て、 吸気マニホールドに接続する慣性過給管にエンジンの運
転状況に基づいてコントローラによって制御される吸気
脈動制御装置を設け、排気ガス再循環率を前記エンジン
の運転状況に合わせて最適に制御するようにしたことを
特徴とする内燃機関の排気ガス再循環装置。 - 【請求項２】 前記エンジンの運転状況は、エンジンの
回転数，アクセル開度及びブースト圧の検出信号を基に
し、コントローラによって制御する請求項１に記載の内
燃機関の排気ガス再循環装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21548297A JP3366558B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 内燃機関の排気ガス再循環装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21548297A JP3366558B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 内燃機関の排気ガス再循環装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1144228A true JPH1144228A (ja) | 1999-02-16 |
| JP3366558B2 JP3366558B2 (ja) | 2003-01-14 |
Family
ID=16673121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21548297A Expired - Fee Related JP3366558B2 (ja) | 1997-07-28 | 1997-07-28 | 内燃機関の排気ガス再循環装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3366558B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002322912A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Honda Motor Co Ltd | 過給機付きエンジン |
| JP2008286206A (ja) * | 1997-10-03 | 2008-11-27 | Jacobs Vehicle Systems Inc | 内燃機関のエンジン性能を最適化する方法 |
| JP2012167639A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の排気ガス再循環システム |
-
1997
- 1997-07-28 JP JP21548297A patent/JP3366558B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008286206A (ja) * | 1997-10-03 | 2008-11-27 | Jacobs Vehicle Systems Inc | 内燃機関のエンジン性能を最適化する方法 |
| JP2002322912A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Honda Motor Co Ltd | 過給機付きエンジン |
| JP2012167639A (ja) * | 2011-02-16 | 2012-09-06 | Daihatsu Motor Co Ltd | 内燃機関の排気ガス再循環システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3366558B2 (ja) | 2003-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081101 Year of fee payment: 6 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |