JPH1143834A - モータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装置 - Google Patents

モータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装置

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JPH1143834A
JPH1143834A JP9211259A JP21125997A JPH1143834A JP H1143834 A JPH1143834 A JP H1143834A JP 9211259 A JP9211259 A JP 9211259A JP 21125997 A JP21125997 A JP 21125997A JP H1143834 A JPH1143834 A JP H1143834A
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spindle
belt
motor
spindles
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靖史 重川
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 三軸多板仮撚装置を単独モータにより駆
動される形式として、騒音の発生を大幅に減少できると
ともに、各個別錘ごとの仮撚条件の調整も容易に行え、
摩擦仮撚装置のスピンドル側の保守や交換などの作業が
容易な三軸多板仮撚装置を提供する。 【解決手段】 モータ架台10に担持されたモータ11
の出力軸に出力プーリ12が取着され、モータ架台には
巻掛けプーリ14が回転可能に支承され、出力プーリ1
2および巻掛けプーリ14に駆動ベルト16が張架され
ており、スピンドル架台30にはベルト係合プーリ33
が担持され、ベルト係合プーリと3本のスピンドル32
a、32b、32cとはベルト係合プーリの回転がスピ
ンドルに伝達されるよう駆動連結されており、スピンド
ル架台30をモータ架台10に装着時にベルト係合プー
リ33が駆動ベルト16の巻掛けプーリ14との係合面
と反対側の面に係合した状態を保持するロック部材43
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三軸多板摩擦仮撚
装置に関する。特に本発明は、高速延伸仮撚装置や高速
仮撚装置などに用いられ、糸条に撚を付与するための、
三軸多板摩擦仮撚装置に関し、この三軸多板摩擦仮撚装
置の駆動として各装置にモータを具備するものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】各スピンドルに多数の摩擦円板を取着
し、これらスピンドルを三角形の頂点位置に配置して、
摩擦円板の周面が螺旋状に位置するように配置した三軸
多板摩擦仮撚装置が、仮撚装置や延伸仮撚装置の加撚装
置として広く使用されている。
【0003】このような三軸多板仮撚装置の駆動方式と
して従来から、タンゼンシャルベルト方式が知られてい
る。すなわち、このような摩擦仮撚装置を多数配設した
延伸仮撚装置または仮撚装置などの繊維加工装置の機台
に沿って1つのベルトを走行させ、このベルトに三軸多
板仮撚装置の駆動輪を押圧接触させるとともに、その駆
動輪から各スピンドルに駆動を伝達して3本のスピンド
ルを同方向に同回転速度で回転させることが行われてい
る。
【0004】三軸多板仮撚装置は、上述したようにスピ
ンドルがユニットベースに固定されており、このように
して1つの駆動ベルトにより多数の摩擦仮撚装置を駆動
するようにした、タンゼンシャルベルト方式では、ベル
トに仮撚装置の駆動輪を押圧させることおよび駆動ベル
トを長距離に亘って走行させることによって騒音の発生
源となっている。また、この方式によってはベルトと駆
動輪との摩擦係合によって摩擦仮撚装置が駆動されるた
め、多数の錘間の撚斑をなくするように個別に仮撚装置
を制御することが非常に困難であった。
【0005】このような問題点を解決するものとして、
最近、単独モータ駆動方式が提案されている。すなわ
ち、各仮撚装置に1つの駆動モータを設置し、この駆動
モータとスピンドルを駆動連結するものである。この連
結方法としては、駆動モータとスピンドルの間をカップ
リングなどで連結する方法や、駆動モータの出力軸と仮
撚装置の3本のスピンドルのうちの1本にそれぞれタイ
ミングプーリを取付け、その間を歯付きベルトを介して
連結するようなことが行われている。(例えば、特開平
4−209837号参照)このような単独モータ駆動方
式においては、モータ側の駆動側タイミングプーリとス
ピンドル側の従動側タイミングプーリとの間で確実で且
つ保守を必要とすることなく伝達運転するために、両プ
ーリ間隔を所定位置に保つとともにベルト張力を所定の
値に設定する必要がある。
【0006】このような要求を満たすために、単独モー
タ駆動方式の摩擦仮撚装置においては保守作業または摩
擦円板交換の際には仮撚装置および各モータをユニット
ベースごと繊維加工機のスピンドル台またはフレームか
ら取り外しできる必要がある。しかしながら、従来から
提案されている装置においては、このような取り外しが
必ずしも容易ではなかった。
【0007】一方、特公平8−19585号公報には、
仮撚装置の基板を、繊維機械のスピンドル台上に固定的
に取付けられた駆動モータに向けて移動可能な支持台ま
たは揺動可能な支持板上に取り外し可能に設け、スピン
ドルを取り外す際には仮撚装置の基板ごと駆動モータ側
に移動させることによって、駆動モータとスピンドルの
間に巻掛けられているベルトを緩めた状態とし、この状
態で駆動モータとスピンドルとの間に張架された歯付き
ベルトを外し、この状態で、仮撚装置を基板ごと上方に
取り外すようにした装置が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな装置においては、仮撚装置を取り外す際には基板ご
と仮撚装置を上方に持上げる必要があり、このように上
方に引き抜くようにするためには、仮撚装置の上部に引
抜きを可能とするような広い空間をとる必要がある。
【0009】しかしながら、実際の延伸仮撚装置または
仮撚装置においては、三軸多板仮撚装置の上部には、熱
固定ヒータから走行する糸条を冷却するための冷却装置
などが設けられており、このような広い空間がない。ま
た、仮に三軸多板仮撚装置を取り外すために冷却装置な
どを取り外した場合には、再度の組立てに際して糸道の
調整などに多数の手間が必要である。また、取り外さな
いで狭い状態で三軸多板仮撚装置を取り外そうとした場
合には、冷却装置と三軸多板仮撚装置が接触したりして
仮撚装置または冷却装置などが損傷する問題がある。
【0010】
【発明の目的】本発明は、上述したような点に鑑みて、
三軸多板仮撚装置を単独モータにより駆動される形式と
して、騒音の発生を大幅に減少できるとともに、各個別
錘ごとの仮撚条件の調整も容易に行え、摩擦仮撚装置の
スピンドル側の保守や交換などの作業が容易な三軸多板
仮撚装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては上述の
目的を、糸条加工機械に固定設置されスピンドル駆動用
のモータを担持したモータ架台およびそれぞれ摩擦円板
を担持した3本のスピンドルを三角形の頂点位置に回転
可能に支承し前記モータ架台に着脱可能なスピンドル架
台からなり、前記モータ架台に担持されたモータの出力
軸に出力プーリが取着されるとともに該モータ架台には
巻掛けプーリが回転可能に支承され、該出力プーリおよ
び巻掛けプーリに駆動ベルトが張架されており、前記ス
ピンドル架台にはベルト係合プーリが担持され、該ベル
ト係合プーリと前記3本のスピンドルとは該ベルト係合
プーリの回転がスピンドルに伝達されるよう駆動連結さ
れており、前記スピンドル架台を前記モータ架台に装着
時に前記ベルト係合プーリが前記駆動ベルトの前記巻掛
けプーリとの係合面と反対側の面に係合した状態を保持
するロック部材を有することを特徴とするモータ駆動式
三軸多板摩擦仮撚装置により達成する。
【0012】ここに前記3本のスピンドルにはそれぞれ
スピンドルプーリが取着され、3本のスピンドルのスピ
ンドルプーリに1本のスピンドル駆動ベルトが張架され
ていてもよく、または前記3本のスピンドルのうちの1
本には上下2段に第1および第2のスピンドルプーリが
取着され、残りの2本のスピンドルの片方には第1のス
ピンドルプーリが、他方のスピンドルには第2のスピン
ドルプーリがそれぞれ取着され、前記第1のスピンドル
プーリ間に第1のスピンドル駆動ベルトが張架され、前
記第2のスピンドルプーリ間に第2のスピンドル駆動ベ
ルトが張架されていてもよい。
【0013】また、この場合に前記3本のスピンドルの
うちの1本に前記ベルト係合プーリが担持されていても
よく、または前記3本のスピンドルから間隔をあけて前
記ベルト係合プーリが担持され、ベルト係合プーリと3
本のスピンドルのうち1本とがベルトにより連結されて
いてもよい。
【0014】本発明に用いる駆動ベルトは平ベルトであ
ってもよい。出力プーリおよび巻掛けプーリを歯付きプ
ーリとした場合には駆動ベルトを歯付きベルトとしても
よい。歯つきベルトの場合に歯付きベルトは片面に歯を
有していてもよく、両面に歯を有していてもよい。
【0015】本発明は、ベルト係合プーリ、スピンドル
駆動ベルトまたはスピンドルの回転速度を検出するセン
サが設けられ、該センサの検出回転速度に基き前記モー
タの回転を制御することが好ましい。
【0016】更に、本発明は、上述の目的を、糸条加工
機械に固定設置されスピンドル駆動用のモータを担持し
たモータ架台およびそれぞれ摩擦円板を担持した3本の
スピンドルを三角形の頂点位置に回転可能に支承し前記
モータ架台に着脱可能なスピンドル架台からなり、前記
モータ架台に担持されたモータの出力軸はベルト係合プ
ーリと駆動連結されており、前記スピンドル架台の前記
3本のスピンドルにプーリが取着され、該プーリは駆動
ベルトにより駆動連結されており、前記スピンドル架台
を前記モータ架台に装着時に前記ベルト係合プーリが前
記駆動ベルトの前記スピンドルに取着されたプーリとの
係合面と反対側の面に係合した状態を保持するロック部
材を有することを特徴とするモータ駆動式三軸多板摩擦
仮撚装置により達成することもできる。
【0017】この場合に、前記3本のスピンドルにはそ
れぞれスピンドルプーリが取着され、該3本のスピンド
ルのスピンドルプーリに1本の駆動ベルトが張架されて
いてもよく、または前記3本のスピンドルのうちの1本
には上下2段に第1および第2のスピンドルプーリが取
着され、残りの2本のスピンドルの片方には第1のスピ
ンドルプーリが、他方のスピンドルには第2のスピンド
ルプーリがそれぞれ取着され、前記第1のスピンドルプ
ーリ間に第1の駆動ベルトが張架され、前記第2のスピ
ンドルプーリ間に第2の駆動ベルトが張架され、前記ベ
ルト係合プーリが前記第1または第2の駆動ベルトに係
合していてもよい。
【0018】前記モータの出力軸に前記ベルト係合プー
リが担持されていてもよく、または、前記モータの出力
軸から間隔をあけて前記ベルト係合プーリが担持され、
該ベルト係合プーリと前記出力軸とがベルトにより連結
されていてもよい。後者の場合に、ベルト係合プーリを
定位置に回転可能に支承してもよく、または、モータの
出力軸もしくは出力軸と間隔をあけた巻掛けプーリを中
心として揺動可能な揺動レバーに回転可能に支承されて
もよい。
【0019】前記駆動ベルトは片面に歯を有する歯付き
ベルトでも、両面に歯を有する歯付きベルトでもよく、
後者の場合は前記ベルト係合プーリが歯付きプーリとす
ることが好ましい。
【0020】更に、前記ベルト係合プーリ、駆動ベルト
または前記スピンドルの回転速度を検出するセンサが設
けられ、該センサの検出回転速度に基き前記モータの回
転を制御するようにすることが好ましい。
【0021】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の第1実施例の斜視図であり、
図2は図1の正面図、図3は図2の底面図である。図4
は本発明の他の実施例の正面図、図5は図4の底面図で
ある。図6は本発明の他の実施例の斜視図、図7は本発
明の更に別の実施例の斜視図である。図8、図9はそれ
ぞれ更に別の実施例の底面図である。
【0022】図1〜図3を参照して、モータ架台10に
は、モータ11が取着されている。モータ11の出力軸
には出力プーリ12が止めビス13によって取着されて
いる。また、モータ架台10には、上下一対の軸受15
(図2)によって巻掛けプーリ14が回転可能に支承さ
れている。
【0023】この実施例における出力プーリ12および
巻掛けプーリ14は外周面が平坦となっており、これら
両プーリ12、14間には平ベルトからなる駆動ベルト
16が巻掛けられている。
【0024】また、モータ架台10の側面から一対のロ
ッド17a、17bが水平方向に突出している。特にロ
ッド17aの先端部には溝が形成されており係合部17
cとなっている。
【0025】スピンドル架台30には多数(図示した実
施例においては3枚)の摩擦円板31を具備したスピン
ドル32a、32b、32cが、図3に示すように正三
角形の頂点位置に回転可能に支承されている。この実施
例においては、スピンドル架台30に立設したコラム5
2(図2)の先端に止めねじ53によって頂板51を取
着しており、スピンドル32a、32bおよび32cは
両持支持するようになっている。
【0026】各スピンドル32a、32b、32cの下
端部にはそれぞれプーリ40が取着されており、この3
つのプーリ40の回りにはスピンドル駆動ベルト41が
巻掛けられている。この実施例においてプーリ40は歯
付きプーリであり、スピンドル駆動ベルト41も歯付き
ベルトとなっている。
【0027】3本のスピンドルのうちの1本32aと同
軸状に、図2に示すように、軸受ブッシュ35によって
揺動レバー34(図1参照)が揺動可能に支承されてお
り、揺動レバー34の先端部から軸36が回転可能に下
向きに支承されている。
【0028】軸36の先端部にはベルト係合プーリ33
が取着され、更にベルト係合プーリの33の上方にはプ
ーリ37が取着されている。
【0029】また、上述したスピンドル32aのプーリ
40の上方にはプーリ38が取着されており、プーリ3
7およびプーリ38にはベルト39が張架されている。
上記構造によりベルト係合プーリ33が回転されるとベ
ルト係合プーリ33の回転は軸36を介してプーリ37
に伝達され、プーリ37からベルト39およびプーリ3
8を介してスピンドル32aに伝達され、スピンドル3
2aが駆動される。そしてスピンドル32a、32b、
32cはプーリ40およびスピンドル駆動ベルト41に
より連結されているため、ベルト係合プーリ33の回転
は各スピンドル32a、32b、32cに取着された摩
擦円板31に伝えられ摩擦円板31は同方向に回転す
る。
【0030】スピンドル架台30の側面には図1に示す
ように一対の穴42(図1には一方のみを示している)
が水平方向に穿たれており、この穴42aには前述した
モータ架台10から突設されたロッド17a、17bを
挿入可能である。ロッド17a、17bを穴40に挿入
すると、ロッド17aの先端の係合部は穴42aからス
ピンドル架台30の外部に突出する。
【0031】この外部に突出したロッド部材17aの係
合部17cに係合するロック部材がスピンドル架台30
には設けられている。すなわち、特に図1に示すように
スピンドル架台30からロックレバー44が横方向に回
動可能に突出しており、このロックレバー44の根元部
にはU字形をしたロック部材43が取着されている。従
って、ロックレバー44を手で持って捻ることにより、
ロック部材43はロッド17aの係合部17cに係合
し、これによりモータ架台10にスピンドル架台30が
一体的に固定される。この際に揺動レバー34の先端部
に取着されたベルト係合プーリ33は、モータ11の出
力軸に取着された出力プーリ12と巻掛けプーリ14の
間に巻掛けられている駆動ベルト16の外面に接触す
る。すなわち、駆動ベルト16が出力プーリ12および
巻掛けプーリ14と係合している面と反対側の面に外側
から接触する。
【0032】更に、ベルト係合プーリ33と駆動ベルト
16との係合を確実にするために、揺動レバー34の先
端部と機台(図示せず)との間に水平方向に引張りスプ
リング50を張架しており、このスプリング50によっ
てベルト係合プーリ33を駆動ベルト16の外周に押圧
するようになっている。
【0033】上述した構成となっているために、ロック
レバー44によりロック部材43をロッド17aの係合
部17cに係合させることによって、モータ架台10と
スピンドル架台30は一体状態となり、ベルト係合プー
リ33と駆動ベルト16が係合してモータ11の回転は
駆動ベルト16からベルト係合プーリ33を介して上述
のようにして各スピンドル32a、32b、32cの摩
擦円板31に伝達される。なお、モータ11の回転方向
を変更すると、摩擦円板31の回転方向が変わり、摩擦
仮撚装置の撚掛け方向を容易に変更することができる。
【0034】本実施例においてはベルト係合プーリ33
と駆動ベルト16が外面で接触しているために、三軸多
板摩擦仮撚装置の摩擦円板31を点検調整する場合また
は新たなものに交換する場合には、ロックレバー44を
前述と逆方向に回動してロック部材43をロッド17a
の係合部17cから外し、この状態でスピンドル架台3
0を水平方向に引くことにより、水平方向にスピンドル
架台30を引抜くことに何ら妨げとならず、容易にスピ
ンドル架台30とともにスピンドル32a、32b、3
2cおよび摩擦円板31を引抜くことができる。また、
その引抜き方向は水平方向であるために、三軸多板摩擦
仮撚装置の上下に設けられている繊維加工機械の上下に
設けられている部品と衝突することもなく極めてスムー
ズにまた損傷を与えることなく容易に引抜くことができ
る。
【0035】なお、図1〜図3において、符号60は三
軸多板摩擦仮撚装置の糸掛け時に糸掛け補助具を装着す
るための糸掛け補助具装着ブラケットを示している。ま
た図2において、本発明に係る仮撚装置より出た糸条は
ガイド71で案内され、張力センサのセンサピン72を
経てガイド71から巻取装置へ送給される。これにより
糸張力を所定値に制御することができる。
【0036】またこの実施例には図示していないが、ベ
ルト係合プーリ33、スピンドル駆動ベルト41または
3本のスピンドル32a、32b、32cの何れかにそ
の回転速度を検出するセンサを設けて、このセンサの検
出した回転速度に基き駆動モータ11の回転を制御する
ようにすることが好ましい。これにより糸条加工機械に
設けられた多数の処理錘をそれぞれ異なる条件で運転す
ることも可能となる。次に本発明の別の実施例を図4お
よび図5を参照して説明する。図4および図5において
図1と同じ部品には同一の符号を付してその詳細な説明
は省略している。
【0037】この第2実施例において第1実施例と大き
く異なる点は、第1にモータ架台10に設けられる巻掛
けプーリがこの実施例では2個設けられていることであ
る。すなわち、巻掛けプーリ14および14′(図5参
照)が設けられており、駆動ベルト16は出力プーリ1
2および2本の巻掛けプーリ14、14′の間を三角形
状に走行するようになっている。また、第2の点とし
て、前述した第1実施例においては3本のスピンドル3
2a、32b、32cのうちの1本32aと同軸状に揺
動レバー34を装着し、その揺動レバー34の先端部に
ベルト係合プーリ33を設けていたが、この第2実施例
においては3本のスピンドルのうちの1本のスピンドル
32aと同軸にベルト係合プーリ33を取着している。
このためベルト係合プーリ33とこのスピンドル32a
との間はスピンドル軸32aで連結され駆動力が伝わる
ようになっている。そしてベルト係合プーリ33は前述
した2つの巻掛けプーリ14、14′の間の駆動ベルト
に押圧されるようになっている(図5参照)。他の構造
は前述した実施例と同様である。
【0038】上述した第1および第2実施例において駆
動ベルトは平ベルト16を用いており、その駆動ベルト
16が巻掛けられる出力プーリ12および巻掛けプーリ
14、14′はフラットの面としていたが、出力プーリ
12および巻掛けプーリ14、14′を歯付きプーリと
し、駆動ベルト16を歯付きベルトとしてもよい。この
場合に歯付きベルトは片面に歯を有する歯付きベルト、
すなわち、出力プーリ12および巻掛けプーリ14、1
4′に係合する内側にのみ歯を有する歯付きベルトとし
てもよく、または内側のみならず外側にも歯を有する両
面に歯を有する歯付きベルトとしてもよい。後者の場合
には、ベルト係合プーリ33の外周面も歯付きとして、
歯付きベルトと歯付きプーリとの係合を確実とすること
が好ましい。
【0039】更に、上述した実施例においては、3本の
スピンドル32a、32b、32cに取着したプーリ4
0の外周面を三角形の三辺に沿うように走行する1本の
スピンドル駆動ベルト41によって3本のスピンドル3
2a、32b、32cを駆動するようになっていたが、
本発明においては、このような駆動方法に限らず1本の
スピンドル、例えば32aから他のスピンドル32b、
32cへそれぞれ動力を伝達するようにしてもよい。そ
の例を図6および図7にそれぞれ示す。
【0040】図6においては、スピンドル32aの先端
にベルト係合プーリ33が取着されており、ベルト係合
プーリ33の上方に上下2段にプーリ40、40が設け
られている。一方、スピンドル32bには上下2段に設
けられたプーリ40、40の一方(図においては下方の
プーリ40)に対応してプーリ40が設けられており、
スピンドル32aの下方のプーリ40とスピンドル32
bのプーリ40との間に駆動ベルト41が巻掛けられて
いる。また、上述したプーリ40の上部に設けられた別
のプーリ40と対応してスピンドル32cの下端部にプ
ーリ40が取着されており、これらプーリ40、40の
間に別のスピンドル駆動ベルト41が巻掛けられてい
る。
【0041】この構造とすることによって、前述した実
施例においては三軸32a、32b、32cの下方にお
いて駆動ベルト41によって囲まれる空間に糸条を通さ
ないようにするため、三軸多板の摩擦円板から送り出さ
れた糸条をガイド71によって図2および図4に示すよ
うに作業者側へ糸道を逸らしていたが、図6のようにす
ることによって糸道を逸らさないで真っ直ぐ下方に抜く
ことも可能となる。
【0042】また、図7に示す実施例においては、第1
実施例と同様、第1のスピンドル軸32aに対し揺動可
能に設けた揺動レバー34(図1)の先端にベルト係合
プーリ33を回転可能に設けており、このベルト係合プ
ーリ33の回転をプーリ37、ベルト39およびプーリ
38によってスピンドル32aに取出し、更に図6に示
した実施例と同様にして他のスピンドル32b、32c
にその駆動を伝達するようにしている。
【0043】本発明の更に別の実施例を図8に示す。図
8において、モータ架台10は糸条加工機械に固定設置
され、スピンドル駆動用のモータ11を担持している。
モータ11の出力軸には出力プーリ12が取着されてお
り、モータ架台10の定位置にはベルト係合プーリ33
が回転可能に支承されている。出力プーリ12とベルト
係合プーリ33の間には、伝達ベルト16′が張架され
ており、ベルト係合プーリ33はモータ11により出力
プーリ12および伝達ベルトと16′を介して回転可能
となっている。
【0044】スピンドル架台30には、前述した実施例
と同様に3本のスピンドル32a、32bおよび32c
が三角形の頂点位置に回転可能に支承されている。スピ
ンドル32a、32b、32cの位置が、前述した実施
例と対称となっているが、その他の点は同様であり、ス
ピンドルにはそれぞれ多数の摩擦円板11(図示せず)
が取着されている。3本のスピンドル32a、32b、
32cの下端部にはそれぞれプーリ40が取着されてお
り、この3個のプーリの回りを三角形状に駆動ベルト4
1′が巻掛けられている。プーリ40は歯付きプーリで
あり、駆動ベルト41′は歯付きベルトであることが好
ましい。
【0045】前述した実施例と同様にモータ架台10に
はロッド17a、17b(ともに図示せず)が水平方向
に突設されており、スピンドル架台30には、これらロ
ッド17a、17bが挿入可能な穴42(図示せず)が
形成されている。スピンドル架台の穴42にモータ架台
のロッド17a、17bを挿入し、前述した実施例と同
様にロックレバー44を操作してロック部材43をロッ
ド17aの先端の係合部17cに係合させることによっ
てスピンドル架台30をモータ架台10に対して固定可
能となっている。
【0046】このようにしてスピンドル架台30をモー
タ架台10に固定した状態においては、図8に示す実施
例においては、スピンドル32a、32b、32cの下
端部に取着されたプーリ40に巻掛けられた駆動ベルト
41′の外面、すなわち、プーリ40と係合する面と反
対側の面から、ベルト係合プーリ33が係合する。これ
によりモータ11の回転力が伝えられたベルト係合プー
リ33は、駆動ベルト41′およびプーリ40を介して
スピンドル32a、32b、32cを同方向に回転駆動
することができる。
【0047】なお、上述した実施例においては、ベルト
係合プーリ33をモータ架台10の定位置に回転可能に
支承していたが、モータ11の出力軸を中心として揺動
可能な揺動レバー(図示せず)の先端部に回転可能に設
けて、この揺動レバーにスプリングを張架して、ベルト
係合プーリ33を駆動ベルト41′に押圧するようにし
てもよい。
【0048】上述した図8に示した実施例の変態様を図
9に示す。図9に示す実施例においては、スピンドル3
2a、32b、32cの配置は図1〜図7に示す実施例
と同様な配置、すなわち、図8に示す配置と面対称の配
置となっている。また、モータ架台10には、モータ1
1の出力軸と間隔を開けた定位置に、巻掛けプーリ1
4″を回転可能に支承しており、モータに取着した出力
プーリ12と巻掛けプーリ14″の間に伝達ベルト1
6′を巻掛けている。また巻掛けベルト14″は上下2
段になっており、この巻掛けベルトの軸線を中心として
揺動レバー34′を揺動可能に支承しており、この揺動
レバー34′の先端部にベルト係合プーリ33を回転可
能に支承している。巻掛けプーリ14″とベルト係合プ
ーリ33の間に伝達ベルト16″を張架しており、これ
によりベルト係合プーリ33はモータ11から出力軸1
2、伝達ベルト16′、巻掛けプーリ14″および伝達
ベルト16″を介して回転力が伝達されるようになって
いる。その他の構造は前述した実施例と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0049】この図9に示す実施例においては、モータ
架台10にスピンドル架台30を装着し、ロック部材4
3によってロックした状態においては、ベルト係合プー
リ33がスピンドル32a、32b、32cの下端部の
プーリ40に巻掛けられた駆動ベルト41′に係合して
スピンドル32a、32b、32cを回転駆動させる。
【0050】係合時にベルト係合プーリ33と駆動ベル
ト41′との間の係合を確実にするために、揺動レバー
34′に引張りスプリング(図示せず)を装着し、ベル
ト係合プーリ33を駆動ベルト41′に押圧して確実に
係合させることが好ましい。図8および図9に示す実施
例においては、ベルト係合プーリ33、駆動ベルト4
1′またはスピンドル32a、32b、32cの回転速
度を検出するセンサ(図示せず)を設け、このセンサの
検出回転速度に基いてモータ11の回転を制御するよう
にすることが好ましい。
【0051】更に、上述した実施例においては、3本の
スピンドル32a、32b、32cに取着したプーリ4
0の外周面を三角形の三辺に沿うように走行する1本の
スピンドル駆動ベルト41によって3本のスピンドル3
2a、32b、32cを駆動するようになっていたが、
本発明においては、このような駆動方法に限らず、前述
した図6または図7に示す実施例と同様にして、1本の
スピンドル、例えば32aから他のスピンドル32b、
32cへそれぞれ動力を伝達するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、各三軸多板仮撚装置を
それぞれ個別の駆動モータによって制御することができ
る。従って、長い走行ベルトを必要とせず、この走行ベ
ルトによって発生していた騒音を低減することができ
る。また本発明においては、三軸多板仮撚装置をモータ
によって個々に制御することができるので、1つの繊維
加工機械の中において異なる運転条件で多数の錘を運転
することも可能である。
【0053】なお、本発明においては、駆動モータの回
転方向を変えることによりスピンドルの回転方向を変更
でき、糸条の撚方向の変更が容易に行える。
【0054】更に、本発明においては簡単な構成により
スピンドル架台をモータ架台に対して横方向、すなわち
水平方向に引き出すことによってスピンドルを装着した
スピンドル架台を容易に取外すことができ、この取外し
に際して繊維加工機械に設けられている他の部品に当っ
たり損傷を与えることがなく作業も極めて容易に行え
る。また、この取外しにおいてはロックレバーを操作す
るのみでスピンドル架台をモータ架台から取外しするこ
とができ、その作業は極めて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2の底面図である。
【図4】本発明の他の実施例の正面図である。
【図5】図4の底面図である。
【図6】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図7】本発明の更に別の実施例の斜視図である。
【図8】本発明の更に別の実施例の底面図である。
【図9】本発明の更に別の実施例の底面図である。
【符号の説明】
10 モータ架台 11 モータ 12 出力プーリ 13 止めビス 14 巻掛けプーリ 14′ 巻掛けプーリ 14″ 巻掛けプーリ 15 軸受 16 駆動ベルト 16′ 伝達ベルト 16″ 伝達ベルト 17a ロッド 17b ロッド 17c 係合部 30 スピンドル架台 31 摩擦円板 32a スピンドル 32b スピンドル 32c スピンドル 33 ベルト係合プーリ 34 揺動レバー 34′ 揺動レバー 35 軸受ブッシュ 36 軸 37 プーリ 38 プーリ 39 ベルト 40 プーリ 41 スピンドル駆動ベルト 41′ 駆動ベルト 42 穴 43 ロック部材 44 ロックレバー 50 引張りスプリング 60 糸掛補助具装着ブラケット 61 ピン 71 ガイド 72 張力センサ
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明に用いる駆動ベルトは平ベルトであ
ってもよい。出力プーリおよび巻掛けプーリを歯付きプ
ーリとした場合には駆動ベルトを歯付きベルトとしても
よい。歯付きベルトの場合に歯付きベルトは片面に歯を
有していてもよく、両面に歯を有していてもよい。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】上述した図8に示した実施例の変態様を図
9に示す。図9に示す実施例においては、スピンドル3
2a、32b、32cの配置は図1〜図7に示す実施例
と同様な配置、すなわち、図8に示す配置と面対称の配
置となっている。また、モータ架台10には、モータ1
1の出力軸と間隔を開けた定位置に、巻掛けプーリ1
4″を回転可能に支承しており、モータに取着した出力
プーリ12と巻掛けプーリ14″の間に伝達ベルト1
6′を巻掛けている。また巻掛けプーリ14″は上下2
段になっており、この巻掛けプーリの軸線を中心として
揺動レバー34′を揺動可能に支承しており、この揺動
レバー34′の先端部にベルト係合プーリ33を回転可
能に支承している。巻掛けプーリ14″とベルト係合プ
ーリ33の間に伝達ベルト16″を張架しており、これ
によりベルト係合プーリ33はモータ11から出力軸1
2、伝達ベルト16′、巻掛けプーリ14″および伝達
ベルト16″を介して回転力が伝達されるようになって
いる。その他の構造は前述した実施例と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸条加工機械に固定設置されスピンドル
    駆動用のモータを担持したモータ架台およびそれぞれ摩
    擦円板を担持した3本のスピンドルを三角形の頂点位置
    に回転可能に支承し前記モータ架台に着脱可能なスピン
    ドル架台からなり、前記モータ架台に担持されたモータ
    の出力軸に出力プーリが取着されるとともに該モータ架
    台には巻掛けプーリが回転可能に支承され、該出力プー
    リおよび巻掛けプーリに駆動ベルトが張架されており、
    前記スピンドル架台にはベルト係合プーリが担持され、
    該ベルト係合プーリと前記3本のスピンドルとは該ベル
    ト係合プーリの回転がスピンドルに伝達されるよう駆動
    連結されており、前記スピンドル架台を前記モータ架台
    に装着時に前記ベルト係合プーリが前記駆動ベルトの前
    記巻掛けプーリとの係合面と反対側の面に係合した状態
    を保持するロック部材を有することを特徴とするモータ
    駆動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  2. 【請求項2】 前記3本のスピンドルにはそれぞれスピ
    ンドルプーリが取着され、該3本のスピンドルのスピン
    ドルプーリに1本のスピンドル駆動ベルトが張架されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動式三
    軸多板摩擦仮撚装置。
  3. 【請求項3】 前記3本のスピンドルのうちの1本には
    上下2段に第1および第2のスピンドルプーリが取着さ
    れ、残りの2本のスピンドルの片方には第1のスピンド
    ルプーリが、他方のスピンドルには第2のスピンドルプ
    ーリがそれぞれ取着され、前記第1のスピンドルプーリ
    間に第1のスピンドル駆動ベルトが張架され、前記第2
    のスピンドルプーリ間に第2のスピンドル駆動ベルトが
    張架されていることを特徴とする請求項1に記載のモー
    タ駆動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  4. 【請求項4】 前記3本のスピンドルのうちの1本に前
    記ベルト係合プーリが担持されていることを特徴とする
    請求項2または3に記載のモータ駆動式三軸多板摩擦仮
    撚装置。
  5. 【請求項5】 前記3本のスピンドルから間隔をあけて
    前記ベルト係合プーリが担持され、該ベルト係合プーリ
    と前記3本のスピンドルの1本とがベルトにより連結さ
    れていることを特徴とする請求項2または3に記載のモ
    ータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動ベルトが平ベルトであることを
    特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のモータ駆
    動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  7. 【請求項7】 前記出力プーリおよび前記巻掛けプーリ
    が歯付きプーリであり、前記駆動ベルトが片面に歯を有
    する歯付きベルトであることを特徴とする請求項1〜5
    の何れか1項に記載のモータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装
    置。
  8. 【請求項8】 前記出力プーリ、前記巻掛けプーリおよ
    び前記ベルト係合プーリが歯付きプーリであり、前記駆
    動ベルトが両面に歯を有する歯付きベルトであることを
    特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のモータ駆
    動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  9. 【請求項9】 前記ベルト係合プーリ、前記スピンドル
    駆動ベルトまたは前記スピンドルの回転速度を検出する
    センサが設けられ、該センサの検出回転速度に基き前記
    モータの回転を制御するようにしたことを特徴とする請
    求項2〜8の何れか1項に記載のモータ駆動式三軸多板
    摩擦仮撚装置。
  10. 【請求項10】 糸条加工機械に固定設置されスピンド
    ル駆動用のモータを担持したモータ架台およびそれぞれ
    摩擦円板を担持した3本のスピンドルを三角形の頂点位
    置に回転可能に支承し前記モータ架台に着脱可能なスピ
    ンドル架台からなり、前記モータ架台に担持されたモー
    タの出力軸はベルト係合プーリと駆動連結されており、
    前記スピンドル架台の前記3本のスピンドルにプーリが
    取着され、該プーリは駆動ベルトにより駆動連結されて
    おり、前記スピンドル架台を前記モータ架台に装着時に
    前記ベルト係合プーリが前記駆動ベルトの前記スピンド
    ルに取着されたプーリとの係合面と反対側の面に係合し
    た状態を保持するロック部材を有することを特徴とする
    モータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  11. 【請求項11】 前記3本のスピンドルにはそれぞれス
    ピンドルプーリが取着され、該3本のスピンドルのスピ
    ンドルプーリに1本の駆動ベルトが張架されていること
    を特徴とする請求項10に記載のモータ駆動式三軸多板
    摩擦仮撚装置。
  12. 【請求項12】 前記3本のスピンドルのうちの1本に
    は上下2段に第1および第2のスピンドルプーリが取着
    され、残りの2本のスピンドルの片方には第1のスピン
    ドルプーリが、他方のスピンドルには第2のスピンドル
    プーリがそれぞれ取着され、前記第1のスピンドルプー
    リ間に第1の駆動ベルトが張架され、前記第2のスピン
    ドルプーリ間に第2の駆動ベルトが張架され、前記ベル
    ト係合プーリが前記第1または第2の駆動ベルトに係合
    することを特徴とする請求項10に記載のモータ駆動式
    三軸多板摩擦仮撚装置。
  13. 【請求項13】 前記モータの出力軸に前記ベルト係合
    プーリが担持されていることを特徴とする請求項11ま
    たは12に記載のモータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  14. 【請求項14】 前記モータの出力軸から間隔をあけて
    前記ベルト係合プーリが担持され、該ベルト係合プーリ
    と前記出力軸とがベルトにより連結されていることを特
    徴とする請求項11または12に記載のモータ駆動式三
    軸多板摩擦仮撚装置。
  15. 【請求項15】 前記駆動ベルトが片面に歯を有する歯
    付きベルトであることを特徴とする請求項10〜14の
    何れか1項に記載のモータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装
    置。
  16. 【請求項16】 前記ベルト係合プーリが歯付きプーリ
    であり、前記駆動ベルトが両面に歯を有する歯付きベル
    トであることを特徴とする請求項10〜14の何れか1
    項に記載のモータ駆動式三軸多板摩擦仮撚装置。
  17. 【請求項17】 前記ベルト係合プーリ、駆動ベルトま
    たは前記スピンドルの回転速度を検出するセンサが設け
    られ、該センサの検出回転速度に基き前記モータの回転
    を制御するようにしたことを特徴とする請求項10〜1
    6の何れか1項に記載のモータ駆動式三軸多板摩擦仮撚
    装置。
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