JPH114377A - 多重シャッタによる動背景除去機構を持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法ならびに撮影制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
多重シャッタによる動背景除去機構を持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法ならびに撮影制御プログラムを記録した記録媒体Info
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- JPH114377A JPH114377A JP9171073A JP17107397A JPH114377A JP H114377 A JPH114377 A JP H114377A JP 9171073 A JP9171073 A JP 9171073A JP 17107397 A JP17107397 A JP 17107397A JP H114377 A JPH114377 A JP H114377A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 周囲の人が途絶える前にシヤッタを切っても
動く物体の映像が取り除かれて動きの少ない被写体のみ
を撮影可能にする。 【解決手段】 所定時間間隔で3回以上連続撮影し、各
撮影毎にCCD上に得られた1画面分の画像データをR
AMの所定領域にそれぞれ記憶する(S1)。撮影時の
手ぶれの影響を軽減するため1枚目の画像を標準として
2枚目以降の画像の位置ずれ量を検出する(S2)。計
算された位置ずれ量を用いながら、複数枚の画像データ
の対応する画素毎に画像演算を行い、動いている物体を
削除した合成映像を得る(S3)。得られた合成映像の
画像データを大容量外部記憶装置へ保存する(S4)。
S3では、各画素毎に1枚目と2枚目の画像データの画
素値を比較して等しければ、1枚目の画素値を採用す
る。3枚目と1枚目の画素値が等しければ1枚目の画素
値を採用し、3枚目と2枚目の画素値が等しければ2枚
目の画素値を採用する。
動く物体の映像が取り除かれて動きの少ない被写体のみ
を撮影可能にする。 【解決手段】 所定時間間隔で3回以上連続撮影し、各
撮影毎にCCD上に得られた1画面分の画像データをR
AMの所定領域にそれぞれ記憶する(S1)。撮影時の
手ぶれの影響を軽減するため1枚目の画像を標準として
2枚目以降の画像の位置ずれ量を検出する(S2)。計
算された位置ずれ量を用いながら、複数枚の画像データ
の対応する画素毎に画像演算を行い、動いている物体を
削除した合成映像を得る(S3)。得られた合成映像の
画像データを大容量外部記憶装置へ保存する(S4)。
S3では、各画素毎に1枚目と2枚目の画像データの画
素値を比較して等しければ、1枚目の画素値を採用す
る。3枚目と1枚目の画素値が等しければ1枚目の画素
値を採用し、3枚目と2枚目の画素値が等しければ2枚
目の画素値を採用する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラに関し、特に多重シャッタによる動背景除去機構を
持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法並びに撮
影制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
メラに関し、特に多重シャッタによる動背景除去機構を
持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法並びに撮
影制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気フロッピーディスクやメモリ
ーICカードとを組み合わせたデジタルスチルカメラ
(電子スチルカメラあるいはデジカメとも称する)が提
供されている。デジタルスチルカメラではフイルムの代
わりにCCD(電荷結合素子イメージセンサ)とフラッ
シュメモリとを使って画像を記録するようになってお
り、カラーフィルター、レンズ、CCDドライバ、CP
U(中央処理装置),LCD(液晶ディスプレイ)ユニ
ット、インタフェース等を備えている。シャッタとして
は、電子式シャッタあるいは機械式シャッタが用いられ
ている。カラーフィルタにはRGB(レッド、グリン、
ブルー)の原色フィルタとYMC(イエロー、マゼン
タ、シアン)の補色フィルタの2種類が有る。
ーICカードとを組み合わせたデジタルスチルカメラ
(電子スチルカメラあるいはデジカメとも称する)が提
供されている。デジタルスチルカメラではフイルムの代
わりにCCD(電荷結合素子イメージセンサ)とフラッ
シュメモリとを使って画像を記録するようになってお
り、カラーフィルター、レンズ、CCDドライバ、CP
U(中央処理装置),LCD(液晶ディスプレイ)ユニ
ット、インタフェース等を備えている。シャッタとして
は、電子式シャッタあるいは機械式シャッタが用いられ
ている。カラーフィルタにはRGB(レッド、グリン、
ブルー)の原色フィルタとYMC(イエロー、マゼン
タ、シアン)の補色フィルタの2種類が有る。
【0003】CCDのスペックは画素数によって表され
る。現在のデジタルスチルカメラでは、VGA(640
×480ドット)クラスが一般に用いられている。CC
Dの場合は各画素毎の光りの強さを知ることしかできな
い。そこで、デジタルスチルカメラではカラーフィルタ
を使って各画素毎に違った色を透過させ、周囲の画素の
明るさから画像を補完することで、カラーの画像を生成
するようになっている。
る。現在のデジタルスチルカメラでは、VGA(640
×480ドット)クラスが一般に用いられている。CC
Dの場合は各画素毎の光りの強さを知ることしかできな
い。そこで、デジタルスチルカメラではカラーフィルタ
を使って各画素毎に違った色を透過させ、周囲の画素の
明るさから画像を補完することで、カラーの画像を生成
するようになっている。
【0004】記憶媒体はフラッシュメモリが最も良く使
われるが、その形態は内蔵フラッシュメモリに画像を記
録するタイプと、スマートメディアやコンパクトフラッ
シュなどの直脱可能な媒体を利用するタイプの2種類に
わけられる。後者はPCカードアダプタを使うことで撮
影した画像データをパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)に高速に転送できる。
われるが、その形態は内蔵フラッシュメモリに画像を記
録するタイプと、スマートメディアやコンパクトフラッ
シュなどの直脱可能な媒体を利用するタイプの2種類に
わけられる。後者はPCカードアダプタを使うことで撮
影した画像データをパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)に高速に転送できる。
【0005】市販のデジタルスチルカメラでは、上記記
憶媒体に画像データをそのまま記録するのではなく、メ
モリを節約するためにJPEGなどで圧縮してから保存
している。この圧縮に必要な時間(短いもので2〜3
秒)のため、シャッタを切ってから、次にシャッタを切
ることが可能になるのにかなりの時間がかかる傾向が有
る。例えば、現在の市販のデジタルスチルカメラのこの
撮影間隔(連射を除く)は、3.54秒〜11.2秒で
あることが報告されている。なお、画像データの圧縮を
行わなければ、このような制限は生じないのは勿論であ
る。また、35ミリ写真フィルムを使用したコンパクト
カメラの撮影間隔は通常1〜2秒である。
憶媒体に画像データをそのまま記録するのではなく、メ
モリを節約するためにJPEGなどで圧縮してから保存
している。この圧縮に必要な時間(短いもので2〜3
秒)のため、シャッタを切ってから、次にシャッタを切
ることが可能になるのにかなりの時間がかかる傾向が有
る。例えば、現在の市販のデジタルスチルカメラのこの
撮影間隔(連射を除く)は、3.54秒〜11.2秒で
あることが報告されている。なお、画像データの圧縮を
行わなければ、このような制限は生じないのは勿論であ
る。また、35ミリ写真フィルムを使用したコンパクト
カメラの撮影間隔は通常1〜2秒である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のデ
ジタルスチルカメラを使用して、記念撮影などを行うと
きに、周囲の人が邪魔になつて、人が途絶えるまでシヤ
ッタを切れないことがある。
ジタルスチルカメラを使用して、記念撮影などを行うと
きに、周囲の人が邪魔になつて、人が途絶えるまでシヤ
ッタを切れないことがある。
【0007】また、このような場合、デジタルスチルカ
メラの撮影間隔は上述のように比較的長いので、シャッ
タチャンスも比較的少なくなり、ユーザはシャッタを切
るタイミングに余計な神経を使わなければならないとい
うような不便もある。
メラの撮影間隔は上述のように比較的長いので、シャッ
タチャンスも比較的少なくなり、ユーザはシャッタを切
るタイミングに余計な神経を使わなければならないとい
うような不便もある。
【0008】そこで、所定の時間をおいて2枚の映像を
連続的に撮影し、この2枚の映像から静止した撮影対象
だけを抽出できないかと考え付くかもしれない。しか
し、2枚の映像から変化した領域を検出することはでき
るが、それらのどちらが背景(静止した被写体)でどち
らが動く物体の映像であるかの判断は困難である。
連続的に撮影し、この2枚の映像から静止した撮影対象
だけを抽出できないかと考え付くかもしれない。しか
し、2枚の映像から変化した領域を検出することはでき
るが、それらのどちらが背景(静止した被写体)でどち
らが動く物体の映像であるかの判断は困難である。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は撮影に邪魔な周囲の人が途絶える前にシ
ヤッタを切っても、動く人や動く物体(動背景と称す
る)の映像が取り除かれて動きの少ない被写体や背景の
みを撮影可能な、多重シャッタによる動背景除去機構を
持つデジタルスチルカメラ、およびその撮影方法、並び
に撮影制御プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。
で、その目的は撮影に邪魔な周囲の人が途絶える前にシ
ヤッタを切っても、動く人や動く物体(動背景と称す
る)の映像が取り除かれて動きの少ない被写体や背景の
みを撮影可能な、多重シャッタによる動背景除去機構を
持つデジタルスチルカメラ、およびその撮影方法、並び
に撮影制御プログラムを記録した記録媒体を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の装置の発明は、シャッタボタンの押し下
げに応じて所定のまたは指定された時間間隔をおいて3
回以上シャッタを開閉するシャッタ駆動手段と、該シャ
ッタの開閉により固体撮像素子上に結像され光電変換さ
れた3枚以上の画像デ−タをそれぞれ所定の領域に記憶
する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶された
前記3枚以上の画像データから各画素毎に画素値が一致
するか否かを順次判別する判別手段と、該判別手段によ
り一致したと判別された画素値を順次用いて1画面分の
映像を合成する映像合成手段と、該映像合成手段で合成
された前記映像を出力対象の撮影画像として記憶する第
2の記憶手段とを具備したことを特徴とする。
め、請求項1の装置の発明は、シャッタボタンの押し下
げに応じて所定のまたは指定された時間間隔をおいて3
回以上シャッタを開閉するシャッタ駆動手段と、該シャ
ッタの開閉により固体撮像素子上に結像され光電変換さ
れた3枚以上の画像デ−タをそれぞれ所定の領域に記憶
する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶された
前記3枚以上の画像データから各画素毎に画素値が一致
するか否かを順次判別する判別手段と、該判別手段によ
り一致したと判別された画素値を順次用いて1画面分の
映像を合成する映像合成手段と、該映像合成手段で合成
された前記映像を出力対象の撮影画像として記憶する第
2の記憶手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】ここで、結像レンズと、前記シャッタとし
ての電子式シャッタまたは機械式シャッタと、前記固体
撮像素子としてのCCDと、該CCDを駆動してCCD
出力のA−D変換をするCCDドライバと、前記第1の
記憶手段としての一時記憶用のRAMと、前記第2の記
憶手段としての画像記録用の大容量外部記録装置と、全
体の制御を司るCPUとを有するとすることができる。
ての電子式シャッタまたは機械式シャッタと、前記固体
撮像素子としてのCCDと、該CCDを駆動してCCD
出力のA−D変換をするCCDドライバと、前記第1の
記憶手段としての一時記憶用のRAMと、前記第2の記
憶手段としての画像記録用の大容量外部記録装置と、全
体の制御を司るCPUとを有するとすることができる。
【0012】また、前記CPUは、前記RAMに貯えら
れた画像データに対して色調補正等の所定の画像を処理
を行うと共に、1枚目の画像を標準に2枚目以降の映像
の位置ずれ量を計算し、計算された位置ずれ量を用いな
がら、複数画面を比較して、動いている物体を削除した
画像データを作成し、該作成した画像データを前記大容
量外部記憶装置に書き込む演算制御動作を行うとするこ
とができる。
れた画像データに対して色調補正等の所定の画像を処理
を行うと共に、1枚目の画像を標準に2枚目以降の映像
の位置ずれ量を計算し、計算された位置ずれ量を用いな
がら、複数画面を比較して、動いている物体を削除した
画像データを作成し、該作成した画像データを前記大容
量外部記憶装置に書き込む演算制御動作を行うとするこ
とができる。
【0013】請求項4の方法の発明は、被写体を撮影す
る際に、所定の時間間隔をおいて3回以上シャッタを開
くことにより、撮像手段で撮影された3枚以上の画像デ
−タを記憶手段に取り込み、該記憶手段に記憶された前
記3枚以上の画像データを比較することにより該画像デ
ータから動いている物体を認識し、該動いている物体の
映像を取り除いた画像データを組み合わせて映像を合成
することによリ、動きの少ない被写体だけの映像を撮影
することを特徴とする。
る際に、所定の時間間隔をおいて3回以上シャッタを開
くことにより、撮像手段で撮影された3枚以上の画像デ
−タを記憶手段に取り込み、該記憶手段に記憶された前
記3枚以上の画像データを比較することにより該画像デ
ータから動いている物体を認識し、該動いている物体の
映像を取り除いた画像データを組み合わせて映像を合成
することによリ、動きの少ない被写体だけの映像を撮影
することを特徴とする。
【0014】請求項5の方法の発明は、被写体を撮影す
る際に、所定時間間隔で3回以上連続撮影し、各撮影毎
に撮像手段上に得られた1画面分の画像データを第1の
記憶手段の所定領域にそれぞれ記憶する第1の手順と、
該第1の記憶手段に記憶された1枚目の画像を標準とし
て2枚目以降の画像の位置ずれ量を計算する第2の手順
と、計算された該位置ずれ量を用いながら、複数枚の前
記画像データの画素毎の画像演算を行い、動いている物
体を削除した合成映像を得る第3の手順と、得られた該
合成映像の画像データを第2の記憶手段へ保存する第4
の手順とを有することを特徴とする。
る際に、所定時間間隔で3回以上連続撮影し、各撮影毎
に撮像手段上に得られた1画面分の画像データを第1の
記憶手段の所定領域にそれぞれ記憶する第1の手順と、
該第1の記憶手段に記憶された1枚目の画像を標準とし
て2枚目以降の画像の位置ずれ量を計算する第2の手順
と、計算された該位置ずれ量を用いながら、複数枚の前
記画像データの画素毎の画像演算を行い、動いている物
体を削除した合成映像を得る第3の手順と、得られた該
合成映像の画像データを第2の記憶手段へ保存する第4
の手順とを有することを特徴とする。
【0015】ここで、前記第3の手順において、各画素
毎に1枚目と2枚目の画像データの画素値が等しければ
当該画素値を採用し、3枚目と1枚目の画像データの画
素値が等しければ当該画素値を採用し、3枚目と2枚目
の画像データの画素値が等しければ当該画素値を採用す
るというように、各画素毎に画素値が一致する画像デー
タの画素値を選択して前記合成映像を形成するとするこ
とができる。
毎に1枚目と2枚目の画像データの画素値が等しければ
当該画素値を採用し、3枚目と1枚目の画像データの画
素値が等しければ当該画素値を採用し、3枚目と2枚目
の画像データの画素値が等しければ当該画素値を採用す
るというように、各画素毎に画素値が一致する画像デー
タの画素値を選択して前記合成映像を形成するとするこ
とができる。
【0016】また、前記第3の手順において、全画像デ
ータの注目画素の画素値の一致判定を行い、一致した数
の一番多い画素値を前記合成映像の画素値として採用す
るとすることができる。
ータの注目画素の画素値の一致判定を行い、一致した数
の一番多い画素値を前記合成映像の画素値として採用す
るとすることができる。
【0017】さらに、複数枚の全画像データの注目画素
の画素値が全て異なる場合は、該全画像データの注目画
素の画素値の平均値を前記合成映像の画素値として採用
するとすることができる。
の画素値が全て異なる場合は、該全画像データの注目画
素の画素値の平均値を前記合成映像の画素値として採用
するとすることができる。
【0018】さらに、複数枚の全画像データの注目画素
の画素値が全て異なる場合は、画素値の差が一番少ない
組み合わせの画素値の平均値を前記合成映像の画素値と
して採用するとすることができる。
の画素値が全て異なる場合は、画素値の差が一番少ない
組み合わせの画素値の平均値を前記合成映像の画素値と
して採用するとすることができる。
【0019】さらに、前記画素値の一致を判定する時に
所定の許容値を考慮するとすることができる。
所定の許容値を考慮するとすることができる。
【0020】さらに、1回のシャッタボタンの押し下げ
に応じて自動的にシャッタを複数回切るとすることがで
きる。
に応じて自動的にシャッタを複数回切るとすることがで
きる。
【0021】さらに、前記第1の手順の複数枚の連続撮
影処理のみデジタルスチルカメラで行い、前記第2〜第
4の手順の画像合成処理はパーソナルコンピュータで行
うとすることができる。
影処理のみデジタルスチルカメラで行い、前記第2〜第
4の手順の画像合成処理はパーソナルコンピュータで行
うとすることができる。
【0022】さらに、特定の使用形態の場合は、前記第
2の手順を省略可能とすることができる。
2の手順を省略可能とすることができる。
【0023】さらに、前記第3の手順で得られた前記合
成映像とその元になった原画像データとを比較すること
により、動いている物体だけの映像を形成する手順を有
するとすることができる。
成映像とその元になった原画像データとを比較すること
により、動いている物体だけの映像を形成する手順を有
するとすることができる。
【0024】請求項15の記録媒体の発明は、コンピュ
ータによって動きの少ない被写体を撮影するため制御プ
ログラムを記録した記録媒体であって、該制御プログラ
ムはコンピュータに、被写体を撮影する際に、所定時間
間隔で3回以上連続撮影させ、各撮影毎に撮像手段上に
得られた1画面分の画像データを第1の記憶手段の所定
領域にそれぞれ記憶させ、該第1の記憶手段に記憶され
た1枚目の画像を標準として2枚目以降の画像の位置ず
れ量を計算させ、計算された該位置ずれ量を用いなが
ら、複数枚の前記画像データの画素毎の画像演算を行な
わせて、動いている物体を削除した合成映像を形成さ
せ、該合成映像の画像データを第2の記憶手段へ保存さ
せることを特徴とする。
ータによって動きの少ない被写体を撮影するため制御プ
ログラムを記録した記録媒体であって、該制御プログラ
ムはコンピュータに、被写体を撮影する際に、所定時間
間隔で3回以上連続撮影させ、各撮影毎に撮像手段上に
得られた1画面分の画像データを第1の記憶手段の所定
領域にそれぞれ記憶させ、該第1の記憶手段に記憶され
た1枚目の画像を標準として2枚目以降の画像の位置ず
れ量を計算させ、計算された該位置ずれ量を用いなが
ら、複数枚の前記画像データの画素毎の画像演算を行な
わせて、動いている物体を削除した合成映像を形成さ
せ、該合成映像の画像データを第2の記憶手段へ保存さ
せることを特徴とする。
【0025】ここで、前記制御プログラムはコンピュー
タに、各画素毎に画素値が一致する画像データの画素値
を選択させて前記合成映像を形成させるとすることがで
きる。
タに、各画素毎に画素値が一致する画像データの画素値
を選択させて前記合成映像を形成させるとすることがで
きる。
【0026】また、前記制御プログラムはコンピュータ
に、全画像データの注目画素の画素値の一致判定を行な
わせ、一致した数の一番多い画素値を前記合成映像の画
素値として採用させるとすることができる。
に、全画像データの注目画素の画素値の一致判定を行な
わせ、一致した数の一番多い画素値を前記合成映像の画
素値として採用させるとすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
実施の形態を詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明の原理を示す図である。図
中、1,2,3は撮影した画像データ、4は本発明で提
案した方法で作成した合成映像の画像データを示し、5
は画像演算により、画像データ2および3からの画素が
採用されることにより、画像データ1における通行人の
映像を削除した領域を示している。
中、1,2,3は撮影した画像データ、4は本発明で提
案した方法で作成した合成映像の画像データを示し、5
は画像演算により、画像データ2および3からの画素が
採用されることにより、画像データ1における通行人の
映像を削除した領域を示している。
【0029】記念撮影などのとき、周囲の人が邪魔にな
って、人が途絶えるまでシャッタを切れないことがあ
る。本発明では、3回以上、同一の被写体を連続撮影す
ることにより複数の画像データ1,2,3を得る。次
に、それら画像データから動いていない被写体を検知
し、画像合成して、動いている人物等( 動背景) を撮影
画面から除去することにより、目的の映像の画像データ
4を得る。
って、人が途絶えるまでシャッタを切れないことがあ
る。本発明では、3回以上、同一の被写体を連続撮影す
ることにより複数の画像データ1,2,3を得る。次
に、それら画像データから動いていない被写体を検知
し、画像合成して、動いている人物等( 動背景) を撮影
画面から除去することにより、目的の映像の画像データ
4を得る。
【0030】2枚の映像を撮影し、2枚の映像から変化
した領域を検出することはできるが、それらのどちらが
静止した被写体でどちらが動く物体の映像であるかの判
断は困難である。そこで、本発明では3枚目以上の映像
を用いて、背景画像の検出を行なっており、その具体的
な処理を以下に詳述する。
した領域を検出することはできるが、それらのどちらが
静止した被写体でどちらが動く物体の映像であるかの判
断は困難である。そこで、本発明では3枚目以上の映像
を用いて、背景画像の検出を行なっており、その具体的
な処理を以下に詳述する。
【0031】図2は本発明の一実施形態のデジタルスチ
ルカメラの概略回路構成を示す。図2中、21は装置全
体の演算制御を司るCPUであり、22はCPU21が
実行する本発明に関わる図3および図4に示すような制
御プログラムを予め格納するROM(リードオンリメモ
リ)である。CPU21はバス20を介して以下に説明
する各構成要素24〜29を制御する。
ルカメラの概略回路構成を示す。図2中、21は装置全
体の演算制御を司るCPUであり、22はCPU21が
実行する本発明に関わる図3および図4に示すような制
御プログラムを予め格納するROM(リードオンリメモ
リ)である。CPU21はバス20を介して以下に説明
する各構成要素24〜29を制御する。
【0032】撮影に際し、使用者によりシャッタボタン
(図示しない)が押されると、電子式シャッタ(または
機械式シャッタ)が開き、被写体から反射した光が結像
光学系のレンズ23を通ってCCD24の受光面に結像
し、光電変換される。CCD24の各画素に貯えられた
電荷を順番にCCDドライバ25が読み出し、A−D変
換(アナログ・デジタル変換)してデジタルデータ化す
る。デジタル化した1画面分の画像データを画像一時記
憶用メモリであるRAM26に転送し、記憶する。続い
て、シャッタボタンの押し下げには関係なくシャッタを
開き、同様にして2回目以降の撮影によりCCD24上
に得られた1画面分の画像データをRAM26上のそれ
ぞれ別の領域に記憶する。つまり、多重シャッタにより
1回のシャッタボタンの押し下げで3枚以上の画面が連
続して撮影され、記憶される。
(図示しない)が押されると、電子式シャッタ(または
機械式シャッタ)が開き、被写体から反射した光が結像
光学系のレンズ23を通ってCCD24の受光面に結像
し、光電変換される。CCD24の各画素に貯えられた
電荷を順番にCCDドライバ25が読み出し、A−D変
換(アナログ・デジタル変換)してデジタルデータ化す
る。デジタル化した1画面分の画像データを画像一時記
憶用メモリであるRAM26に転送し、記憶する。続い
て、シャッタボタンの押し下げには関係なくシャッタを
開き、同様にして2回目以降の撮影によりCCD24上
に得られた1画面分の画像データをRAM26上のそれ
ぞれ別の領域に記憶する。つまり、多重シャッタにより
1回のシャッタボタンの押し下げで3枚以上の画面が連
続して撮影され、記憶される。
【0033】CPU21はRAM26に貯えられた画像
データに対して色調補正等の所定の画像を処理を行うと
共に、1枚目の画像を標準に2枚目以降の映像の位置ず
れ量を計算する位置合わせ処理をする。この位置ずれ量
の計算処理には例えば動画像撮影での公知の手振れ防止
技術が応用できる。続いて、CPU21は計算された位
置ずれ量を用いながら、複数画面を比較して、動いてい
る物体を削除した画像データを作成し、画像記録用メモ
リである大容量外部記憶装置27ヘ書き込む。その際、
CPU21は画像データを例えば10分の1以下に圧縮
処理してから大容量外部記憶装置27ヘ書き込んでもよ
い。
データに対して色調補正等の所定の画像を処理を行うと
共に、1枚目の画像を標準に2枚目以降の映像の位置ず
れ量を計算する位置合わせ処理をする。この位置ずれ量
の計算処理には例えば動画像撮影での公知の手振れ防止
技術が応用できる。続いて、CPU21は計算された位
置ずれ量を用いながら、複数画面を比較して、動いてい
る物体を削除した画像データを作成し、画像記録用メモ
リである大容量外部記憶装置27ヘ書き込む。その際、
CPU21は画像データを例えば10分の1以下に圧縮
処理してから大容量外部記憶装置27ヘ書き込んでもよ
い。
【0034】大容量外部記憶装置27は、デジタルスチ
ルカメラ内蔵の半導体メモリ、ハードディスクや、デジ
タルスチルカメラ外部のハードディスクやMOディスク
( 光磁気ディスク)等であつても構わない。また、RA
M26に記憶する場合、2枚目以降の映像に関しては、
位置合わせ後に1枚目と異なる部分だけを記憶すること
により、記憶容量を軽減させることができる。
ルカメラ内蔵の半導体メモリ、ハードディスクや、デジ
タルスチルカメラ外部のハードディスクやMOディスク
( 光磁気ディスク)等であつても構わない。また、RA
M26に記憶する場合、2枚目以降の映像に関しては、
位置合わせ後に1枚目と異なる部分だけを記憶すること
により、記憶容量を軽減させることができる。
【0035】記録した画像をパソコンに転送するとき
は、CPU21が大容量外部記憶装置27に保存された
画像データを読み出し、インターフェイス28に向けて
出力する。撮影済みの画像をカメラ内蔵のLCDに再表
示する時は、CPU21が大容量外部記憶装置27に記
録された画像データ(圧縮データ)を展開してRAM2
6に書き戻し、LCDユニット29がRAM26の内容
を読み出して表示を行う。本デジタルスチルカメラにつ
いてのカラー対応の構成、その他の構成および機能等に
ついては、従来技術の欄で既述したのと同様なので、そ
の説明を省略する。
は、CPU21が大容量外部記憶装置27に保存された
画像データを読み出し、インターフェイス28に向けて
出力する。撮影済みの画像をカメラ内蔵のLCDに再表
示する時は、CPU21が大容量外部記憶装置27に記
録された画像データ(圧縮データ)を展開してRAM2
6に書き戻し、LCDユニット29がRAM26の内容
を読み出して表示を行う。本デジタルスチルカメラにつ
いてのカラー対応の構成、その他の構成および機能等に
ついては、従来技術の欄で既述したのと同様なので、そ
の説明を省略する。
【0036】図3のフローチャートは上記のCPU21
が実行する本発明の一実施形態の制御手順を示し、図4
のフローチャートは図3の画像演算処理ジョブの詳細を
示す。次に、図3および図4を参照して本実施形態の動
作を説明する。なお、S1〜S5,S3−1〜S3−1
2は各処理ステップを表す。
が実行する本発明の一実施形態の制御手順を示し、図4
のフローチャートは図3の画像演算処理ジョブの詳細を
示す。次に、図3および図4を参照して本実施形態の動
作を説明する。なお、S1〜S5,S3−1〜S3−1
2は各処理ステップを表す。
【0037】シャッタボタンの押し下げに起動して、自
動的に所定の時間間隔で(または指定された時間間隔
で)3回以上連続的に撮影し、各撮影毎にCCD24上
に得られた1画面分の画像データをRAM26の所定領
域にそれぞれ記憶する。本例では、説明の便宜上、その
撮影回数は3回として説明する(S1)。
動的に所定の時間間隔で(または指定された時間間隔
で)3回以上連続的に撮影し、各撮影毎にCCD24上
に得られた1画面分の画像データをRAM26の所定領
域にそれぞれ記憶する。本例では、説明の便宜上、その
撮影回数は3回として説明する(S1)。
【0038】そしてまず、撮影時の手ぶれなどの影響を
軽減するための前処理として、1枚目の画像を標準とし
て、2枚目以降の画像の位置ずれ量を検出する(S
2)。
軽減するための前処理として、1枚目の画像を標準とし
て、2枚目以降の画像の位置ずれ量を検出する(S
2)。
【0039】計算された位置ずれ量を用いながら、複数
枚の画像データの対応する画素毎に画像演算を行い、動
いている物体を削除した合成映像を得る(S3)。
枚の画像データの対応する画素毎に画像演算を行い、動
いている物体を削除した合成映像を得る(S3)。
【0040】最後に得られた合成映像の画像データを大
容量外部記憶装置27へ保存して(S4)、RAM26
上の残りの画像データは削除する(S5)。
容量外部記憶装置27へ保存して(S4)、RAM26
上の残りの画像データは削除する(S5)。
【0041】上記ステップS3の画像演算処理の一例と
して、多数決方式がある。図4はその具体例を示す。
して、多数決方式がある。図4はその具体例を示す。
【0042】まず、撮影画像の水平方向の画素(ドッ
ト)をカウントする内部の水平カウンタhと撮影画像の
垂直方向の画素をカウントする内部の垂直カウンタvを
それぞれ1に初期設定する(S3−1)。
ト)をカウントする内部の水平カウンタhと撮影画像の
垂直方向の画素をカウントする内部の垂直カウンタvを
それぞれ1に初期設定する(S3−1)。
【0043】次に、上記カウンタh,vのカウント値が
示す画素位置(アドレス)の1枚目と2枚目の画像デー
タの画素値を比較して(S−2)、画素値が1枚目と2
枚目で等しければ、そこは動いている被写体に隠されて
いない領域と判断して、その1枚目の画素値を採用す
る。採用した画素値はRAM26上の合成映像用の所定
領域の対応する画素位置に書き込む(S3−3)。
示す画素位置(アドレス)の1枚目と2枚目の画像デー
タの画素値を比較して(S−2)、画素値が1枚目と2
枚目で等しければ、そこは動いている被写体に隠されて
いない領域と判断して、その1枚目の画素値を採用す
る。採用した画素値はRAM26上の合成映像用の所定
領域の対応する画素位置に書き込む(S3−3)。
【0044】1枚目と2枚目の対応する画素値が異なる
場合には、それの一方は動いている被写体の映像、他方
は動いていない目的の被写体の映像と判断する。そこ
で、3枚目と1枚目の画像データの画素値を比較して
(S3−4)、画素値が3枚目と1枚目で等しければ、
そこは動いている被写体に隠されていない領域と判断し
て、その1枚目の画素値を採用し、RAM26上の合成
画像用領域に書き込む(S3−5)。
場合には、それの一方は動いている被写体の映像、他方
は動いていない目的の被写体の映像と判断する。そこ
で、3枚目と1枚目の画像データの画素値を比較して
(S3−4)、画素値が3枚目と1枚目で等しければ、
そこは動いている被写体に隠されていない領域と判断し
て、その1枚目の画素値を採用し、RAM26上の合成
画像用領域に書き込む(S3−5)。
【0045】3枚目と1枚目の画素値が異なる場合に
は、3枚目と2枚目の画像データの画素値を比較して
(S3−6)、画素値が3枚目と2枚目で等しければ2
枚目を採用の画素値を採用し、RAM26上の合成画像
用領域に書き込む(S3−7)。
は、3枚目と2枚目の画像データの画素値を比較して
(S3−6)、画素値が3枚目と2枚目で等しければ2
枚目を採用の画素値を採用し、RAM26上の合成画像
用領域に書き込む(S3−7)。
【0046】1枚目、2枚目、および3枚目の画素値が
全て異なる場合は、暫定的に1枚目、2枚目、3枚目の
画素値の平均値を合成画像の画素値として採用し、RA
M26上の合成画像用領域に書き込む(S3−8)。
全て異なる場合は、暫定的に1枚目、2枚目、3枚目の
画素値の平均値を合成画像の画素値として採用し、RA
M26上の合成画像用領域に書き込む(S3−8)。
【0047】しかし1枚目、2枚目、および3枚目の画
素値が全て異なる場合でも、もし、4枚目以上を撮影し
た場合は、4枚目以降も上記と同様に比較して、一致し
た画素値を採用する。例えば、4枚撮影を採用した場合
は、S3−8以降において4枚目と1枚目の画素値が等
しければ1枚目の画素値を採用し、4枚目と2枚目の画
素値が等しければ2枚目の画素値を採用し、4枚目と3
枚目の画素値が等しければ3枚目の画素値を採用すると
いうように画像合成の処理をする。このように、撮影回
数の増加にともない画素値の一致する機会も増大する。
素値が全て異なる場合でも、もし、4枚目以上を撮影し
た場合は、4枚目以降も上記と同様に比較して、一致し
た画素値を採用する。例えば、4枚撮影を採用した場合
は、S3−8以降において4枚目と1枚目の画素値が等
しければ1枚目の画素値を採用し、4枚目と2枚目の画
素値が等しければ2枚目の画素値を採用し、4枚目と3
枚目の画素値が等しければ3枚目の画素値を採用すると
いうように画像合成の処理をする。このように、撮影回
数の増加にともない画素値の一致する機会も増大する。
【0048】次に、水平カウンタhのカウント値を1だ
けインクリメントし(S3−9)、水平カウンタhのカ
ウント値が最大値H(例えば、640×480ドットの
CCDを用いた場合は、Hは640)を超過していなけ
れば、上記のS3−2の処理に戻り(S3−10)、最
大値Hを超過していれば、水平カウンタhのカウント値
を1にリセットすると共に、垂直カウンタvのカウント
値を1だけインクリメントし(S3−11)、垂直カウ
ンタvのカウント値が最大値V(例えば、640×48
0ドットのCCDを用いた場合は、Vは480)を超過
していなければ、上記のS3−2の処理に戻り(S3−
12)、最大値Vを超過していれば、本画像演算処理ル
ーチンの処理を終了する。
けインクリメントし(S3−9)、水平カウンタhのカ
ウント値が最大値H(例えば、640×480ドットの
CCDを用いた場合は、Hは640)を超過していなけ
れば、上記のS3−2の処理に戻り(S3−10)、最
大値Hを超過していれば、水平カウンタhのカウント値
を1にリセットすると共に、垂直カウンタvのカウント
値を1だけインクリメントし(S3−11)、垂直カウ
ンタvのカウント値が最大値V(例えば、640×48
0ドットのCCDを用いた場合は、Vは480)を超過
していなければ、上記のS3−2の処理に戻り(S3−
12)、最大値Vを超過していれば、本画像演算処理ル
ーチンの処理を終了する。
【0049】(他の実施形態)上記図4の事例では、撮
影枚数も比較的少ないため、注目画素の画素値を検出す
ると、直ちにその画素値を合成映像の画素値として採用
し、次の注目画素の判定に移っているが、これに代え
て、例えば撮影枚数を更に増やして、並列演算回路(パ
イプライン方式等)により、全画像データの注目画素の
画素値の一致判定をほぼ同時に行い、一致した数の一番
多い画素値を合成映像の画素値として採用するという多
数決方式により実行してもも好ましい。
影枚数も比較的少ないため、注目画素の画素値を検出す
ると、直ちにその画素値を合成映像の画素値として採用
し、次の注目画素の判定に移っているが、これに代え
て、例えば撮影枚数を更に増やして、並列演算回路(パ
イプライン方式等)により、全画像データの注目画素の
画素値の一致判定をほぼ同時に行い、一致した数の一番
多い画素値を合成映像の画素値として採用するという多
数決方式により実行してもも好ましい。
【0050】上記図4の事例では、全ての画像データの
注目画素の画素値が互いに異なっていた場合は、注目画
素の全ての画素値の平均の値を合成映像の画素値として
採用していたが、これに代えて、画素値の差が一番少な
い組み合わせの画素値の平均値を採用しても好ましい。
注目画素の画素値が互いに異なっていた場合は、注目画
素の全ての画素値の平均の値を合成映像の画素値として
採用していたが、これに代えて、画素値の差が一番少な
い組み合わせの画素値の平均値を採用しても好ましい。
【0051】上記図4の事例において、画素値の一致を
判定する時に所定の許容値を考慮してもよい。
判定する時に所定の許容値を考慮してもよい。
【0052】また、本発明の上記実施形態では、1回の
シャッタボタンの押し下げに応じて自動的にシャッタを
複数回切るとしたが、シャッタボタンを複数回押すこと
で複数枚の撮影をするようにしてもよい。
シャッタボタンの押し下げに応じて自動的にシャッタを
複数回切るとしたが、シャッタボタンを複数回押すこと
で複数枚の撮影をするようにしてもよい。
【0053】上記実施形態では、デジタルスチルカメラ
内で図3および図4に示す処理を行うとしたが、図3の
S1の複数枚の連続撮影処理のみデジタルスチルカメラ
で行い、図3のS3〜S5および図4の画像合成処理は
パソコン(PC)上で行ってもよい。
内で図3および図4に示す処理を行うとしたが、図3の
S1の複数枚の連続撮影処理のみデジタルスチルカメラ
で行い、図3のS3〜S5および図4の画像合成処理は
パソコン(PC)上で行ってもよい。
【0054】三脚やカメラ固定台等により常時カメラを
固定して使用する使用形態の場合は、図3のS2の位置
合わせの処理を省略してもよい。また、図3のS1にお
いて画像データをRAM26に上書き保存する記憶形態
を採用すれば、図3のS5の撮影映像を廃棄する処理を
省略することができる。
固定して使用する使用形態の場合は、図3のS2の位置
合わせの処理を省略してもよい。また、図3のS1にお
いて画像データをRAM26に上書き保存する記憶形態
を採用すれば、図3のS5の撮影映像を廃棄する処理を
省略することができる。
【0055】本発明に係る複数枚撮影モードと従来の1
枚撮影モードとを、切り替えボタンによりデジタルスチ
ルカメラ上で選択切り替えできるようにすることは好ま
しい。
枚撮影モードとを、切り替えボタンによりデジタルスチ
ルカメラ上で選択切り替えできるようにすることは好ま
しい。
【0056】上記の複数枚の撮影において、その撮影間
隔、連続撮影枚数を使用者が撮影環境に応じて選択指定
できるようにしても好ましい。
隔、連続撮影枚数を使用者が撮影環境に応じて選択指定
できるようにしても好ましい。
【0057】本発明は、静止画専用のデジタルスチルカ
メラだけでなく、切り替えによりスチルカメラにも、ム
ービーカメラにもなるデジタルカメラに適用できること
は言うまでもない。
メラだけでなく、切り替えによりスチルカメラにも、ム
ービーカメラにもなるデジタルカメラに適用できること
は言うまでもない。
【0058】本発明は記念撮影、風景写真の撮影等の他
に、違法駐車の自動監視カメラ、高速道路上の事故監視
カメラ等にも幅広く応用できる。
に、違法駐車の自動監視カメラ、高速道路上の事故監視
カメラ等にも幅広く応用できる。
【0059】さらに、本発明により作成した合成映像と
その元になった原画像データとを比較することにより、
動いている物体だけを背景部分から簡単に抽出できる。
これを応用して、動いている物体の監視カメラにも適用
でき、また動き回る被写体と他の任意の背景を自動的に
組み合わして出力すことも容易にできる。
その元になった原画像データとを比較することにより、
動いている物体だけを背景部分から簡単に抽出できる。
これを応用して、動いている物体の監視カメラにも適用
でき、また動き回る被写体と他の任意の背景を自動的に
組み合わして出力すことも容易にできる。
【0060】
【実施例】図5〜図8は実際に本発明によるデジタルス
チルカメラで被写体を撮影し、撮影した複数の画像と、
本発明の方法により作成した合成映像とをパソコンを介
してドットプリンタにより出力させた実験結果の一例を
示す。このプリント画像の原画はカラー画像である。
チルカメラで被写体を撮影し、撮影した複数の画像と、
本発明の方法により作成した合成映像とをパソコンを介
してドットプリンタにより出力させた実験結果の一例を
示す。このプリント画像の原画はカラー画像である。
【0061】図5〜図8は図1の画像データ1〜4にそ
れぞれ対応し、図5、図6、図7は撮影した画面、図8
は本発明の方法で作成した合成映像の出力画面を示す。
図8から動く人物が完全に消えているのが確認できた。
れぞれ対応し、図5、図6、図7は撮影した画面、図8
は本発明の方法で作成した合成映像の出力画面を示す。
図8から動く人物が完全に消えているのが確認できた。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体を撮影する場合に適当な時間間隔をおいて3回以
上シャッタを開閉することにより、3枚以上の画像デ−
タを取り込み、撮影した3枚以上の画像データから各画
素毎の画素値の一致を判別し、一致した画素値を用いて
映像を合成するようにしたので、画像データから動いて
いる物体の映像が取り除かれ、動きの少ない被写体だけ
の映像を撮影することができる。
被写体を撮影する場合に適当な時間間隔をおいて3回以
上シャッタを開閉することにより、3枚以上の画像デ−
タを取り込み、撮影した3枚以上の画像データから各画
素毎の画素値の一致を判別し、一致した画素値を用いて
映像を合成するようにしたので、画像データから動いて
いる物体の映像が取り除かれ、動きの少ない被写体だけ
の映像を撮影することができる。
【0063】従って、本発明によれば、撮影に邪魔な周
囲の人が途絶える前にシヤッタを切っても、動く人や動
く物体の映像が取り除かれて動きの少ない被写体や背景
のみを撮影することができる効果が得られる。
囲の人が途絶える前にシヤッタを切っても、動く人や動
く物体の映像が取り除かれて動きの少ない被写体や背景
のみを撮影することができる効果が得られる。
【図1】本発明の原理を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施形態のデジタルスチルカメラの
概略回路構成を示すブロック図である。
概略回路構成を示すブロック図である。
【図3】図2のCPU21が実行する本発明の一実施形
態の制御手順を示すフローチャートである。
態の制御手順を示すフローチャートである。
【図4】図3の画像演算処理の詳細を示すフローチャー
トである。
トである。
【図5】実際に本発明によるデジタルスチルカメラで被
写体を撮影し、撮影した複数の画像と、合成映像とをプ
リンタにより出力させた実験結果の一例を示す中間調画
像を示す写真の1つであり、図1の画像データ1に対応
する1枚目の撮影画面である。
写体を撮影し、撮影した複数の画像と、合成映像とをプ
リンタにより出力させた実験結果の一例を示す中間調画
像を示す写真の1つであり、図1の画像データ1に対応
する1枚目の撮影画面である。
【図6】同じく図1の画像データ2に対応する2枚目の
撮影画面を示す写真である。
撮影画面を示す写真である。
【図7】同じく図1の画像データ3に対応する3枚目の
撮影画面を示す写真である。
撮影画面を示す写真である。
【図8】同じく図1の画像データ4に対応する合成映像
の出力画面を示す写真である。
の出力画面を示す写真である。
1,2,3 撮影した画像データ 4 合成映像の画像データ 5 通行人の映像を削除した領域 20 バス 21 装置全体の演算制御を司るCPU 22 ROM 23 結像光学系のレンズ 24 CCD 25 CCDドライバ 26 RAM 27 大容量外部記憶装置 28 インターフェイス 29 LCDユニット
Claims (17)
- 【請求項1】 シャッタボタンの押し下げに応じて所定
のまたは指定された時間間隔をおいて3回以上シャッタ
を開閉するシャッタ駆動手段と、 該シャッタの開閉により固体撮像素子上に結像され光電
変換された3枚以上の画像デ−タをそれぞれ所定の領域
に記憶する第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に記憶された前記3枚以上の画像デー
タから各画素毎に画素値が一致するか否かを順次判別す
る判別手段と、 該判別手段により一致したと判別された画素値を順次用
いて1画面分の映像を合成する映像合成手段と、 該映像合成手段で合成された前記映像を出力対象の撮影
画像として記憶する第2の記憶手段とを具備したことを
特徴とするデジタルスチルカメラ。 - 【請求項2】 結像レンズと、前記シャッタとしての電
子式シャッタまたは機械式シャッタと、前記固体撮像素
子としてのCCDと、該CCDを駆動してCCD出力の
A−D変換をするCCDドライバと、前記第1の記憶手
段としての一時記憶用のRAMと、前記第2の記憶手段
としての画像記録用の大容量外部記録装置と、全体の制
御を司るCPUとを有することを特徴とする請求項1に
記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項3】 前記CPUは、前記RAMに貯えられた
画像データに対して色調補正等の所定の画像を処理を行
うと共に、1枚目の画像を標準に2枚目以降の映像の位
置ずれ量を計算し、計算された位置ずれ量を用いなが
ら、複数画面を比較して、動いている物体を削除した画
像データを作成し、該作成した画像データを前記大容量
外部記憶装置に書き込む演算制御動作を行うことを特徴
とする請求項2に記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項4】 被写体を撮影する際に、所定の時間間隔
をおいて3回以上シャッタを開くことにより、撮像手段
で撮影された3枚以上の画像デ−タを記憶手段に取り込
み、 該記憶手段に記憶された前記3枚以上の画像データを比
較することにより該画像データから動いている物体を認
識し、 該動いている物体の映像を取り除いた画像データを組み
合わせて映像を合成することによリ、動きの少ない被写
体だけの映像を撮影することを特徴とするデジタルスチ
ルカメラの撮影方法。 - 【請求項5】 被写体を撮影する際に、所定時間間隔で
3回以上連続撮影し、各撮影毎に撮像手段上に得られた
1画面分の画像データを第1の記憶手段の所定領域にそ
れぞれ記憶する第1の手順と、 該第1の記憶手段に記憶された1枚目の画像を標準とし
て2枚目以降の画像の位置ずれ量を計算する第2の手順
と、 計算された該位置ずれ量を用いながら、複数枚の前記画
像データの画素毎の画像演算を行い、動いている物体を
削除した合成映像を得る第3の手順と、 得られた該合成映像の画像データを第2の記憶手段へ保
存する第4の手順とを有することを特徴とするデジタル
スチルカメラの撮影方法。 - 【請求項6】 前記第3の手順において、各画素毎に1
枚目と2枚目の画像データの画素値が等しければ当該画
素値を採用し、3枚目と1枚目の画像データの画素値が
等しければ当該画素値を採用し、3枚目と2枚目の画像
データの画素値が等しければ当該画素値を採用するとい
うように、各画素毎に画素値が一致する画像データの画
素値を選択して前記合成映像を形成することを特徴とす
る請求項5に記載のデジタルスチルカメラの撮影方法。 - 【請求項7】 前記第3の手順において、全画像データ
の注目画素の画素値の一致判定を行い、一致した数の一
番多い画素値を前記合成映像の画素値として採用するこ
とを特徴とする請求項5に記載のデジタルスチルカメラ
の撮影方法。 - 【請求項8】 複数枚の全画像データの注目画素の画素
値が全て異なる場合は、該全画像データの注目画素の画
素値の平均値を前記合成映像の画素値として採用するこ
とを特徴とする請求項6または7に記載のデジタルスチ
ルカメラの撮影方法。 - 【請求項9】 複数枚の全画像データの注目画素の画素
値が全て異なる場合は、画素値の差が一番少ない組み合
わせの画素値の平均値を前記合成映像の画素値として採
用することを特徴とする請求項6または7に記載のデジ
タルスチルカメラの撮影方法。 - 【請求項10】 前記画素値の一致を判定する時に所定
の許容値を考慮することを特徴とする請求項6または7
に記載のデジタルスチルカメラの撮影方法。 - 【請求項11】 1回のシャッタボタンの押し下げに応
じて自動的にシャッタを複数回切ることを特徴とする請
求項6または7に記載のデジタルスチルカメラの撮影方
法。 - 【請求項12】 前記第1の手順の複数枚の連続撮影処
理のみデジタルスチルカメラで行い、前記第2〜第4の
手順の画像合成処理はパーソナルコンピュータで行うこ
とを特徴とする請求項5に記載のデジタルスチルカメラ
の撮影方法。 - 【請求項13】 特定の使用形態の場合は、前記第2の
手順を省略可能なことを特徴とする請求項5に記載のデ
ジタルスチルカメラの撮影方法。 - 【請求項14】 前記第3の手順で得られた前記合成映
像とその元になった原画像データとを比較することによ
り、動いている物体だけの映像を形成する手順を有する
ことを特徴とする請求項5に記載のデジタルスチルカメ
ラの撮影方法。 - 【請求項15】 コンピュータによって動きの少ない被
写体を撮影するため制御プログラムを記録した記録媒体
であって、該制御プログラムはコンピュータに、 被写体を撮影する際に、所定時間間隔で3回以上連続撮
影させ、 各撮影毎に撮像手段上に得られた1画面分の画像データ
を第1の記憶手段の所定領域にそれぞれ記憶させ、 該第1の記憶手段に記憶された1枚目の画像を標準とし
て2枚目以降の画像の位置ずれ量を計算させ、 計算された該位置ずれ量を用いながら、複数枚の前記画
像データの画素毎の画像演算を行なわせて、動いている
物体を削除した合成映像を形成させ、 該合成映像の画像データを第2の記憶手段へ保存させる
ことを特徴とするデジタルスチルカメラの撮影制御プロ
グラムを記録した記録媒体。 - 【請求項16】 前記制御プログラムはコンピュータ
に、各画素毎に画素値が一致する画像データの画素値を
選択させて前記合成映像を形成させることを特徴とする
請求項15に記載のデジタルスチルカメラの撮影制御プ
ログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項17】 前記制御プログラムはコンピュータ
に、全画像データの注目画素の画素値の一致判定を行な
わせ、一致した数の一番多い画素値を前記合成映像の画
素値として採用させることを特徴とする請求項15に記
載のデジタルスチルカメラの撮影制御プログラムを記録
した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171073A JPH114377A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 多重シャッタによる動背景除去機構を持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法ならびに撮影制御プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9171073A JPH114377A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 多重シャッタによる動背景除去機構を持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法ならびに撮影制御プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH114377A true JPH114377A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15916529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9171073A Pending JPH114377A (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 多重シャッタによる動背景除去機構を持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法ならびに撮影制御プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH114377A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2005008590A1 (ja) * | 2003-07-17 | 2006-09-07 | 松下電器産業株式会社 | 虹彩コード生成方法、個人認証方法、虹彩コード登録装置、個人認証装置、および個人認証プログラム |
JP2006287346A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Casio Comput Co Ltd | デジタルカメラ |
JP2007305050A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Olympus Imaging Corp | カメラ、合成画像撮影方法、プログラムおよび記録媒体 |
KR20100105186A (ko) * | 2009-03-20 | 2010-09-29 | 삼성전자주식회사 | 디지털 촬영장치, 디지털 촬영장치의 제어방법 및 제어방법을 실행시키기 위한 프로그램을 저장한 기록매체 |
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