JPH04320167A - 自動撮影カメラおよびカメラの自動撮影方法 - Google Patents

自動撮影カメラおよびカメラの自動撮影方法

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Publication number
JPH04320167A
JPH04320167A JP3113703A JP11370391A JPH04320167A JP H04320167 A JPH04320167 A JP H04320167A JP 3113703 A JP3113703 A JP 3113703A JP 11370391 A JP11370391 A JP 11370391A JP H04320167 A JPH04320167 A JP H04320167A
Authority
JP
Japan
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subject
image
image data
photographed
photographing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3113703A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takemoto
悟 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3113703A priority Critical patent/JPH04320167A/ja
Publication of JPH04320167A publication Critical patent/JPH04320167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,自動撮影カメラおよ
びカメラの自動撮影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにおけるシャッタ制御は,
撮影者によるシャッタ・レリーズ・ボタンの押下げに連
動して行うもの,いわゆる自動シャッタ・システムによ
り行うものなどがあった。
【0003】いわゆる自動シャッタ・システムは,自動
シャッタを設定すると,その設定から所定時間経過した
ときに,撮影者のシャッタ・レリーズ・ボタンの押下げ
がなくとも,自動的にシャッタがきれ,被写体の撮影が
行われるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら自動シャ
ッタ・システムにおいては自動シャッタの設定後所定時
間が経過すると被写体の様子に無関係に撮影が行われる
。したがって被写体の動き,色,明るさ等に変化があっ
たときにのみ撮影したいときには自動シャッタ・システ
ムは適さない。
【0005】たとえば自然観察において,動物が動いた
とき,鳥が飛び立つときの影像を撮影することが強く要
求されているが,従来は撮影者がカメラのファインダを
覗き,被写体の動きを待たなければならず,多大な労力
と忍耐力とが要求されていた。
【0006】また,製造ラインにおける自動検査システ
ムにおいて,特定の色のついた製品を撮影して,その画
像を分析することが考えられているが,そのような製品
のみを撮影するのは人手に頼るしか方法がなかった。
【0007】この発明は,被写体の動き,特定の色,輝
度の高さに応答して自動的に被写体の撮影を行うカメラ
およびそのようなカメラを用いた自動撮影方法を提供す
るものである。
【0008】
【発明を解決するための手段】第1から第4の発明は被
写体の動きを検出して自動的に撮影を行うものである。
【0009】被写体の動きの検出は,所定時間を隔てて
撮影された被写体の画像データの比較により行われる。
【0010】第1の発明においては,周期的に被写体が
撮影され,撮影された最新の被写体像を表わす画像デー
タがメモリ(第1の記憶手段)に記憶されているので,
被写体の動きが検出されたときに,このメモリの画像デ
ータを記録媒体(たとえばメモリ・カード)に記録する
ことによって撮影が完了する。
【0011】第2の発明においては,被写体の動きが検
出されたとき改めて被写体の撮影が最初から行われる。
【0012】第3の発明においては,被写体を撮影する
撮像手段に加えて,被写体の動きを検出するための撮像
手段が設けられている。
【0013】第4の発明は,第1から第3の発明による
カメラを動作させて自動撮影を行うための方法である。
【0014】第1の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段から出
力され,最新の撮影による被写体像を表わす画像データ
を記憶する第1の記憶手段,上記撮像手段から出力され
,所定時間前に撮影された被写体像を表わす画像データ
を記憶する第2の記憶手段,上記撮像手段から出力され
,最新の撮影による被写体像を表わす画像データと上記
第2の記憶手段に記憶されている所定時間前に撮影され
た被写体像を表わす画像データとを比較し,この比較結
果に基づいて被写体の動きの程度を検出する動き検出手
段,および上記動き検出手段によって検出された動きの
程度が所定値を超えているときに上記第1の記憶手段に
記憶されている最新の撮影による被写体像を表わす画像
データを記録媒体に記録する手段を備えている。
【0015】第1の発明の一実施態様では,上記第1の
記憶手段に記憶されている最新の撮影による被写体像を
表わす画像データから被写体像の所定領域に属する画像
データを抽出する画像データ切出し手段がさらに備えら
れる。上記第2の記憶手段には上記画像データ切出し手
段によって切出された所定時間前の画像データが記憶さ
れる。上記動き検出手段は,上記画像データ切出し手段
によって切出された最新の画像データと上記第2の記憶
手段に記憶されている所定時間前の画像データとを比較
することにより被写体の動きを検出する。
【0016】第2の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段から出
力され,所定時間前に撮影された被写体像を表わす画像
データを記憶する記憶手段,上記撮像手段から出力され
,最新の撮影による被写体像を表わす画像データと上記
記憶手段に記憶されている所定時間前に撮影された被写
体像を表わす画像データとを比較し,この比較結果に基
づいて被写体の動きの程度を検出する動き検出手段,上
記動き検出手段によって検出された動きの程度が所定値
を超えているときに上記撮像手段による周期的撮影を一
旦停止させ,改めて被写体像の撮影を行うよう制御する
手段,および上記撮像手段によって改めて撮影された被
写体像を表わす画像データを記録媒体に記録する手段を
備えている。
【0017】第3の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する第1の撮像手段,上記第1の撮
像手段から出力され,所定時間前に撮影された被写体像
を表わす画像データを記憶する記憶手段,上記第1の撮
像手段から出力され,最新の撮影による被写体像を表わ
す画像データと上記記憶手段に記憶されている所定時間
前に撮影された被写体像を表わす画像データとの比較結
果に基づいて被写体の動きを検出する手段,および上記
動き検出手段による動き検出に応答して,被写体を撮影
し,撮影した被写体像を記録する第2の撮像手段を備え
ている。
【0018】第3の発明において,上記第2の撮像手段
は被写体像をフイルム上に光学的に記録するものであっ
てもよいし,被写体像を表わす画像データを記録媒体に
記録する電子的撮像手段であってもよい。
【0019】第4の発明によるカメラの自動撮影方法は
,撮像装置を駆動して被写体像を表わす画像データを得
,得られた画像データをメモリに一旦記憶し,所定時間
経過後に再び撮像装置を駆動して被写体像を表わす画像
データを得,一旦記憶された画像データと所定時間経過
後の画像データとの比較に基づいて被写体の動きを検出
し,被写体に所定以上の動きがあったときに被写体の撮
影を行うものである。
【0020】第5から第7の発明は被写体の特定の色を
検出して自動的に撮影を行うものである。
【0021】被写体の特定の色の検出は,撮影された被
写体を表わす特定の色のレベルが所定値以上かどうか,
または所定時間を隔てて撮影された被写体の画像データ
における特定の色データの比較により行われる。
【0022】第5の発明においては,周期的に被写体が
撮影され,撮影された最新の被写体像を表わす画像デー
タがメモリ(記憶手段)に記憶されているので,特定の
色が検出されたときに,このメモリの画像データを記録
媒体(たとえばメモリ・カード)に記録することによっ
て撮影が完了する。
【0023】第6の発明においては,被写体の特定の色
が検出されたとき改めて被写体の撮影が最初から行われ
る。
【0024】第7の発明においては,被写体を撮影する
撮像手段に加えて,被写体の動きを検出するための撮像
手段が設けられている。
【0025】第5の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段から出
力され,最新の撮影による被写体像を表わす画像データ
を記憶する記憶手段,上記撮像手段から出力される画像
データに含まれる特定の色成分データの表わすレベルが
所定値以上であることを検出する色検出手段,および上
記色検出手段による色検出に応答して,上記記憶手段に
記憶されている最新の撮影による被写体像を表わす画像
データを記録媒体に記録する手段を備えている。
【0026】第6の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段から出
力される画像データに含まれる特定の色成分データの表
わすレベルが所定値以上であることを検出する色検出手
段,上記色検出手段による色検出に応答して,上記撮像
手段による周期的撮影を一旦停止させ,改めて被写体像
の撮影を行うよう制御する手段,および上記撮像手段に
よって改めて撮影された被写体像を表わす画像データを
記録媒体に記録する手段を備えている。
【0027】第5および第6の発明の一実施態様では,
上記撮像手段から出力され,所定時間前に撮影された被
写体像を表わす画像データの少なくとも上記特定の色成
分データを記憶する補助記憶手段が設けられている。上
記色検出手段は,上記撮像手段から出力され,最新の撮
影による被写体像を表わす画像データのうちの上記特定
の色成分データと,上記補助記憶手段に記憶されている
所定時間前に撮影された被写体像を表わす画像データの
上記特定の色成分データとを比較し,この比較結果に基
づいて上記特定の色を検出する。
【0028】上記色検出手段はまた被写体像の所定領域
に属する色成分データに基づいて上記特定の色を検出す
るようにしてもよい。
【0029】第7の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する第1の撮像手段,上記第1の撮
像手段から出力される画像データに含まれる特定の色成
分データの表わすレベルが所定値以上であることを検出
する色検出手段,および上記色検出手段による色検出に
応答して,被写体を撮影し,撮影した被写体を記録する
第2の撮像手段を備えている。
【0030】第8から第10の発明は被写体の輝度レベ
ルを検出して自動的に撮影を行うものである。
【0031】被写体の輝度レベルの検出は,撮影された
被写体を表わす輝度レベルが所定レベル以上かどうか,
または所定時間を隔てて撮影された被写体の画像データ
に含まれる輝度データの比較により行われる。
【0032】第8の発明においては,周期的に被写体が
撮影され,撮影された最新の被写体像を表わす画像デー
タがメモリ(第1の記憶手段)に記憶されているので,
所定レベル以上の輝度が検出されたときに,このメモリ
の画像データを記録媒体(たとえばメモリ・カード)に
記録することによって撮影が完了する。
【0033】第9の発明においては,被写体の所定値以
上の輝度が検出されたとき改めて被写体の撮影が最初か
ら行われる。
【0034】第10の発明においては,被写体を撮影す
る撮像手段に加えて,被写体の動きを検出するための撮
像手段が設けられている。
【0035】第8の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段から出
力され,最新の撮影による被写体像を表わす画像データ
を記憶する記憶手段,上記撮像手段から出力される画像
データに含まれる輝度成分データの表わすレベルが所定
値以上であることを検出する輝度検出手段,および上記
輝度検出手段による輝度検出に応答して,上記記憶手段
に記憶されている最新の撮影による被写体像を表わす画
像データを記録媒体に記録する手段を備えている。
【0036】第9の発明による自動撮影カメラは,一定
周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表わ
す画像データを出力する撮像手段,上記撮像手段から出
力される画像データに含まれる輝度成分データの表わす
レベルが所定値以上であることを検出する輝度検出手段
,上記輝度検出手段による輝度検出に応答して,上記撮
像手段による周期的撮影を一旦停止させ,改めて被写体
像の撮影を行うよう制御する手段,および上記撮像手段
によって改めて撮影された被写体像を表わす画像データ
を記録媒体に記録する手段を備えている。
【0037】第10の発明による自動撮影カメラは,一
定周期で繰返し被写体を撮影し,撮影した被写体像を表
わす画像データを出力する第1の撮像手段,上記第1の
撮像手段から出力される画像データに含まれる輝度成分
データの表わすレベルが所定値以上であることを検出す
る輝度検出手段,および上記輝度検出手段による輝度検
出に応答して,被写体を撮影し,撮影した被写体を記録
する第2の撮像手段を備えている。
【0038】第11および第12の発明は,第5から第
10の発明によるカメラの動作方法を規定するものであ
る。
【0039】第11の発明によるカメラの自動撮影方法
は,撮像装置を駆動して被写体像を表わす画像データを
得,得られた画像データから色データまたは輝度データ
を分離して取出し,色データまたは輝度データの表わす
レベルが所定レベル以上かどうかを判定し,所定レベル
以上と判定したときに被写体の撮影を行う。
【0040】第12の発明によるカメラの自動撮影方法
は,撮像装置を駆動して被写体像を表わす画像データを
得,得られた画像データから色データまたは輝度データ
を分離して取出し,この取出した色データまたは輝度デ
ータを一旦記憶し,所定時間経過後に再び撮像装置を駆
動して被写体像を表わす画像データを得ることにより,
この画像データから色データまたは輝度データを分離し
て取出し,一旦記憶された色データまたは輝度データと
,所定時間経過後の色データまたは輝度データとの比較
により色データまたは輝度データの変化量を検出し,色
データまたは輝度データの変化量が所定値以上である場
合に被写体の撮影を行う。
【0041】
【作用】第1から第4の発明では被写体の動きが検出さ
れることにより自動的に撮影が行われる。
【0042】被写体の動きの検出は,所定時間を隔てて
撮影された被写体の画像データの比較により行われる。
【0043】第1の発明においては,周期的に被写体が
撮影され,撮影された最新の被写体像を表わす画像デー
タがメモリ(第1の記憶手段)に記憶されているので,
被写体の動きが検出されたときに,このメモリの画像デ
ータを記録媒体(たとえばメモリ・カード)に記録する
ことによって撮影が完了する。
【0044】第2の発明においては,被写体の動きが検
出されたとき改めて被写体の撮影が最初から行われる。
【0045】第3の発明においては,被写体を撮影する
撮像手段に加えて,被写体の動きを検出するための撮像
手段が設けられている。
【0046】第4の発明においては,第1〜第3の発明
によるカメラの自動撮影動作が総括されている。
【0047】第5から第7の発明では被写体の特定の色
が検出されたことに応答して自動的に撮影が行われる。
【0048】被写体の特定の色の検出は,撮影された被
写体を表わす特定の色のレベルが所定値以上かどうか,
または所定時間を隔てて撮影された被写体の画像データ
における特定の色データの比較により行われる。
【0049】第5の発明においては,周期的に被写体が
撮影され,撮影された最新の被写体像を表わす画像デー
タがメモリ(記憶手段)に記憶されているので,特定の
色が検出されたときに,このメモリの画像データを記録
媒体(たとえばメモリ・カード)に記録することによっ
て撮影が完了する。
【0050】第6の発明においては,被写体の特定の色
が検出されたとき改めて被写体の撮影が最初から行われ
る。
【0051】第7の発明においては,被写体を撮影する
撮像手段に加えて,被写体の動きを検出するための撮像
手段が設けられている。
【0052】第8から第10の発明では被写体の輝度レ
ベルが検出され,これに応答して自動的に撮影が行われ
る。
【0053】被写体の輝度レベルの検出は,撮影された
被写体を表わす輝度レベルが所定レベル以上かどうか,
または所定時間を隔てて撮影された被写体の画像データ
に含まれる輝度データの比較により行われる。
【0054】第8の発明においては,周期的に被写体が
撮影され,撮影された最新の被写体像を表わす画像デー
タがメモリ(第1の記憶手段)に記憶されているので,
所定レベル以上の輝度が検出されたときに,このメモリ
の画像データを記録媒体(たとえばメモリ・カード)に
記録することによって撮影が完了する。
【0055】第9の発明においては,被写体の所定値以
上の輝度が検出されたときに改めて被写体の撮影が最初
から行われる。
【0056】第10の発明においては,被写体を撮影す
る撮像手段に加えて,被写体の動きを検出するための撮
像手段が設けられている。
【0057】第11および第12の発明においては,第
5から第10の発明によるカメラを用いた自動撮影方法
が統括されている。
【0058】
【発明の効果】この発明によると,被写体の動き,色,
輝度に応答して,撮影者によるシャッタ・レリーズ・ボ
タンの押下げがなくとも自動的に被写体の撮影が行われ
ている。したがって,撮影者が常時カメラのファインダ
を覗いている必要はない。
【0059】この発明は,動物の動きを撮影して記録に
残す自然観察,工場等のラインにおける製品の自動検査
システム等において好適に利用できる。
【0060】
【実施例】図1は第1,第2および第4の発明の実施例
を示すもので,自動撮影カメラの電気的構成の一部を示
すブロック図である。この実施例では自動撮影カメラは
ディジタル電子スチル・カメラである。
【0061】自動撮影カメラ1の全体の動作はCPU1
0によって統括される。
【0062】自動撮影カメラ1は,撮像光学系(図示略
)から得られる被写体像を表わすアナログ映像信号を出
力するCCD(電荷転送素子)11を備えている。CC
D11から出力されるアナログ映像信号は,A/D変換
回路12に与えられ,ディジタル画像データに変換され
て画像メモリ13に一旦記憶される。
【0063】自動撮影動作においては,一定時間(たと
えば20ms)ごとに被写体が撮影され,撮影された1
駒分の被写体像を表わすアナログ映像信号が上記一定時
間ごとにCCD11から転送されるようにCPU10に
よって制御される。画像メモリ13は1駒分の画像デー
タを記憶するもので,このメモリ13に記憶される画像
データは上記一定時間ごとに更新される。したがって画
像メモリ13には常に最新の画像データが記憶されるこ
とになる。
【0064】CCD11からの1フィールド分の画像デ
ータの読出しには通常 1/60sec の時間がかか
る。CCD11への露光時間があらかじめ定められてお
り,この露光時間が経過した時点でCCD11の受光素
子に蓄えられた信号電荷が転送路または蓄積部に高速で
転送される。その後,CCD11の受光素子の電荷のク
リア処理(逆転送,基板抜き等)が行われ,再びCCD
11の受光素子への被写体像を表わす信号電荷の蓄積が
開始される。転送路または蓄積部に転送された信号電荷
はこの露光と併行して 1/60sec の期間で順次
読出される。
【0065】CCD11への露光量の制御は好ましくは
絞りによって行われ,上述のように露光時間は固定され
る。もっとも,露光時間を上記の信号電荷読出しのため
の時間を考慮した範囲内で制御してもよいし,必要なら
ばメカニカルなシャッタを用いて露光制御を行うことも
できる。
【0066】画像メモリ13に記憶されている画像デー
タのうち,被写体像の動きを検出すべき領域内に属する
画像データが画像切出し部14によって読出される。切
出すべき範囲はCPU10によって制御される。この範
囲はカメラの使用者によって任意に設定できるようにし
ておくことが好ましい。
【0067】図2に被写体画像の例が示されている。画
像切出し部14は被写体画像のうちの一部分の領域に属
する画像(図2において鎖線で囲まれている範囲)を取
出すためのものである。画像を取出す部分は,画像の左
下端を原点とした場合に,座標(x1 ,y1 ),(
x2 ,y1 ),(x1 ,y2 )および(x2 
,y2 )で囲まれる範囲である。X座標およびY座標
はそれぞれCPU10によって設定される。
【0068】画像切出し部14によって取出された被写
体の画像の一部分を表わす画像データは動き検出部15
を経て,補助画像メモリ16に与えられて記憶される。
【0069】補助画像メモリ16は,切出される画像デ
ータの少なくとも2倍の記憶容量をもっている。したが
ってこのメモリ16には,画像メモリ13から取出され
た最新の画像データと,それよりも所定時間前に画像メ
モリ13から取出された画像データとが記憶される。所
定時間前の画像データは前回の(すなわち,上記の撮像
周期20ms前の)ものでもよいし,撮像周期の複数倍
の時間前のものでもよい。補助メモリ16には最新の画
像データおよび前回の画像データに加えて,前々回等,
複数撮像周期前の画像データを記憶しておいてもよい。
【0070】メモリ16に記憶されている最新の画像デ
ータと所定時間前の画像データとを用いて,この所定時
間の間に被写体に動きがあったかどうかが動き検出部1
5によって調べられる。
【0071】動きがあったかどうかは,たとえば次式を
満足するかどうかで決定される。
【0072】
【数1】
【0073】但し,f(t,x,y)は時刻tにおける
画素データ,f(t−a,x,y)は時刻t−aにおけ
る(時間a前の)画素データ,Bはしきい値を定めるパ
ラメータである。
【0074】上記の式は,被写体画像の所定範囲(x1
 〜x2 ,y1 〜y2 )内において,最新の画像
データと所定時間a前の画像データとの差の2乗が各画
素ごとに算出され,その結果を上記所定範囲にわたって
積分(加算)した値が所定のしきい値B以上であるかど
うかという条件を表現している。この式を満足する場合
に動きがあったものと判定される。
【0075】上述の動き検出のための所定時間aは,撮
影すべき被写体またはその状況に応じて可変であること
が好ましく,カメラの使用者が設定可能であることが好
ましい。
【0076】動きがあったと判定されると撮影が行われ
る。
【0077】撮影方法には大別して2つある(第1の発
明と第2の発明)。
【0078】第1の発明においては画像メモリ17に記
憶されている最新の画像データがデータ圧縮部19に与
えられ,圧縮された画像データが記録媒体(たとえばメ
モリ・カード,磁気ディスク,磁気カード等)に記録さ
れることにより撮影が完了する。必要に応じて画像デー
タ(R,G,B色データ)から輝度データYや色差デー
タ(R−Y,B−Y)が作成され,これらのデータが圧
縮される。第1の発明においては,動きを検出したその
時点の画像データが得られるので,リアル・タイム性に
すぐれている。
【0079】第2の発明においては,動きが検出された
時点でCCD11がクリアされ,その後,改めて露光が
行われることにより被写体が撮影される。露光時間経過
後にCCD11から読出される映像信号はA/D変換回
路12でディジタル画像データに変換されて一旦画像メ
モリ13に与えられる。その後,第1の発明と同じよう
にデータ圧縮されて記録媒体20に記録される。この撮
影において,電子シャッタに代えてメカニカルなシャッ
タを用いて露光制御を行うこともできる。また,必要な
らばストロボを発光させて撮影することもできる。第2
の発明はこのように,動きを検出したときに撮影条件を
最適に整えて撮影を行うことができるという利点をもっ
ている。
【0080】図3は第3の発明および第4の発明の実施
例を示している。この図において,図1に示すものと同
一物には同一符号を付し説明を省略する。
【0081】この実施例においては,カメラ1Aには被
写体の撮影を行うためのCCD11,A/D変換回路1
2,画像メモリ13およびデータ圧縮部19に加えて,
動き検出用の撮影(一種のモニタ)を行うためのCCD
21およびA/D変換回路22が設けられている。
【0082】撮影光学系に入射する被写体光像はCCD
11およびCCD21にそれぞれ分割して導かれる。C
CD21では,上述したものと同じ方法で,CPU10
の制御の下に,一定時間ごとに連続的に撮影が行われ,
撮影により得られた画像データがメモリ16に記憶され
る。CCD21による撮影は図2に鎖線で示す動きを検
出すべき領域のみでよい。撮影領域が狭いのでCCD2
1には画素数の少ないものを使用できる。また,画素数
が少なければCCD21からの映像信号の読出しに要す
る時間も短くてすむので,CCD21における連続撮影
の周期を短くすることができ,わずかな動きの検出も可
能となる。
【0083】メモリ16はCCD21によって撮影され
た少なくとも2駒分の画像データを記憶するものであり
,動き検出部15は最新の画像データと所定時間前の画
像データとを用いて上式により動きの有無を判定する。
【0084】動き制御部15における動き検出に応答し
て,CPU10はCCD11を用いた撮影を行うよう制
御する。この場合にも,第1の発明のように一定時間ご
とにCCD11によって撮影を行い最新画像データを画
像メモリ13に記憶しておいて,画像メモリ13の画像
データを記録媒体20に記録することをもって撮影完了
としてもよいし,第2の発明のように動き検出に応答し
て改めてCCD11による撮影を開始するようにしても
よい。
【0085】第3の発明の特徴は,被写体の撮影手段と
して,CCD11を用いた電子的撮影手段以外に,フイ
ルムを感光することにより撮影を行う通常のカメラのも
つ撮影手段を用いることができるという点にある。
【0086】図4は第5および第6の発明,ならびに第
11および第12の発明の実施例を示すものである。基
本的構成および動作は図1に示すものと同じである。し
たがって,図1に示すものと同一ブロックには同一符号
が付されている。
【0087】この実施例では被写体の特定の色に反応し
て撮影が自動的に行われる。
【0088】画像メモリ13に記憶される画像データは
R,GおよびBの色データである。この色データのうち
の特定の色,たとえば赤(R)の色データが画像内の所
定の領域について,色データ抽出部34によって抽出さ
れ,メモリ16に記憶される。
【0089】メモリ16には最新の色データと所定時間
前の色データとが記憶されている。色比較部35は,こ
れらの色データを用いて上述した式(f(t,x,y)
,f(t−a,x,y)は色データを示す)にしたがっ
て,特定の色について変化があったかどうかを判定する
【0090】特定の色について変化があったと判定され
ると,撮影が行われる。撮影には第1および第2の発明
で説明した2つの方法がある。
【0091】最新の色データと所定時間前の色データと
の比較により特定の色の変化を検出することに代えて,
次のようにして特定の色の出現を検出してもよい。
【0092】すなわち,色データ抽出部34によって抽
出された特定の色データが積分(加算)される。この積
分値が所定のしきい値以上であるかどうかが判定され,
しきい値以上であるときに撮影が行われる。これにより
,特定の色の被写体がカメラ1Bの視野内に現われたと
きにその被写体が撮影されることになる。この場合には
メモリ16は不要となる。
【0093】図3に示す第3の発明において,動き検出
部15に代えて色データ抽出部34と色比較部35を設
けることもできる。または,CCD21として特定の色
のみを検出するように構成してもよい。このようにして
,特定の色が変化したときまたは特定の色が出現したと
きに,CCD11または光学的な撮影手段によって撮影
が行われる。これが第7の発明である。
【0094】図5は第8および第9の発明,ならびに第
11および第12の発明の実施例を示すものである。基
本的構成および動作は図1に示すものと同じである。し
たがって図1に示すものと同一ブロックには同一符号が
付されている。
【0095】この実施例では被写体の輝度に反応して撮
影が自動的に行われる。
【0096】画像切出し部14によって取出された所定
領域の画像データ(R,G,Bデータ)から輝度生成部
41によって輝度データYが生成され,メモリ16に記
憶される。
【0097】メモリ16には最新の輝度データと所定時
間前の輝度データとが記憶されている。輝度比較部45
は,これらの輝度データを用いて上述した式(f(t,
x,y),f(t−a,x,y)は輝度データを示す)
にしたがって,輝度に変化があったかどうかを判定する
【0098】輝度変化があったと判定されると,撮影が
行われる。撮影には第1および第2の発明で説明した2
つの方法がある。
【0099】最新の輝度データと所定時間前の輝度デー
タとの比較により輝度の変化を検出することに代えて,
次のようにして所定レベル以上の輝度の出現を検出して
もよい。
【0100】すなわち,輝度生成部41によって生成さ
れた輝度データが積分(加算)される。この積分値が所
定のしきい値以上であるかどうかが判定され,しきい値
以上であるときに撮影が行われる。これにより,高輝度
の被写体がカメラ1Cの視野内に現われたときにその被
写体が撮影されることになる。この場合にはメモリ16
は不要となる。
【0101】図3に示す第3の発明において,動き検出
部15に代えて輝度生成部41と輝度比較部45を設け
ることもできる。または,CCD21として輝度のみを
検出するように構成してもよい。このようにして,輝度
が変化したときまたは所定レベル以上の輝度の光像が出
現したときに,CCD11または光学的な撮影手段によ
って撮影が行われる。これが第10の発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】主に第1および第2の発明の実施例を示すもの
で,自動撮影カメラのブロック図である。
【図2】被写体画像の一例を示すものである。
【図3】主に第3の発明の実施例を示すもので,自動撮
影カメラのブロック図である。
【図4】主に第5および第6の発明の実施例を示すもの
で,自動撮影カメラのブロック図である。
【図5】主に第8および第9の発明の実施例を示すもの
で,自動撮影カメラのブロック図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C  自動撮影カメラ10  CP
U 11,21  CCD 13,16  画像メモリ 14  画像切出し部 15  動き検出部 34  色データ抽出部 35  色比較部 41  輝度生成部 45  輝度比較部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,撮
    影した被写体像を表わす画像データを出力する撮像手段
    ,上記撮像手段から出力され,最新の撮影による被写体
    像を表わす画像データを記憶する第1の記憶手段,上記
    撮像手段から出力され,所定時間前に撮影された被写体
    像を表わす画像データを記憶する第2の記憶手段,上記
    撮像手段から出力され,最新の撮影による被写体像を表
    わす画像データと上記第2の記憶手段に記憶されている
    所定時間前に撮影された被写体像を表わす画像データと
    を比較し,この比較結果に基づいて被写体の動きの程度
    を検出する動き検出手段,および上記動き検出手段によ
    って検出された動きの程度が所定値を超えているときに
    上記第1の記憶手段に記憶されている最新の撮影による
    被写体像を表わす画像データを記録媒体に記録する手段
    ,を備えた自動撮影カメラ。
  2. 【請求項2】  上記第1の記憶手段に記憶されている
    最新の撮影による被写体像を表わす画像データから被写
    体像の所定領域に属する画像データを抽出する画像デー
    タ切出し手段をさらに備え,上記第2の記憶手段には上
    記画像データ切出し手段によって切出された所定時間前
    の画像データが記憶され,上記動き検出手段は,上記画
    像データ切出し手段によって切出された最新の画像デー
    タと上記第2の記憶手段に記憶されている所定時間前の
    画像データとを比較する,請求項1に記載の自動撮影カ
    メラ。
  3. 【請求項3】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,撮
    影した被写体像を表わす画像データを出力する撮像手段
    ,上記撮像手段から出力され,所定時間前に撮影された
    被写体像を表わす画像データを記憶する記憶手段,上記
    撮像手段から出力され,最新の撮影による被写体像を表
    わす画像データと上記記憶手段に記憶されている所定時
    間前に撮影された被写体像を表わす画像データとを比較
    し,この比較結果に基づいて被写体の動きの程度を検出
    する動き検出手段,上記動き検出手段によって検出され
    た動きの程度が所定値を超えているときに上記撮像手段
    による周期的撮影を一旦停止させ,改めて被写体像の撮
    影を行うよう制御する手段,および上記撮像手段によっ
    て改めて撮影された被写体像を表わす画像データを記録
    媒体に記録する手段,を備えた自動撮影カメラ。
  4. 【請求項4】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,撮
    影した被写体像を表わす画像データを出力する第1の撮
    像手段,上記第1の撮像手段から出力され,所定時間前
    に撮影された被写体像を表わす画像データを記憶する記
    憶手段,上記第1の撮像手段から出力され,最新の撮影
    による被写体像を表わす画像データと上記記憶手段に記
    憶されている所定時間前に撮影された被写体像を表わす
    画像データとの比較結果に基づいて被写体の動きを検出
    する手段,および上記動き検出手段による動き検出に応
    答して,被写体を撮影し,撮影した被写体像を記録する
    第2の撮像手段,を備えた自動撮影カメラ。
  5. 【請求項5】  上記第2の撮像手段が被写体像をフイ
    ルム上に光学的に記録するものである,請求項4に記載
    の自動撮影カメラ。
  6. 【請求項6】  上記第2の撮像手段が,被写体像を表
    わす画像データを記録媒体に記録する電子的撮像手段で
    ある,請求項4に記載の自動撮影カメラ。
  7. 【請求項7】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,撮
    影した被写体像を表わす画像データを出力する撮像手段
    ,上記撮像手段から出力され,最新の撮影による被写体
    像を表わす画像データを記憶する記憶手段,上記撮像手
    段から出力される画像データに含まれる特定の色成分デ
    ータの表わすレベルが所定値以上であることを検出する
    色検出手段,および上記色検出手段による色検出に応答
    して,上記記憶手段に記憶されている最新の撮影による
    被写体像を表わす画像データを記録媒体に記録する手段
    ,を備えた自動撮影カメラ。
  8. 【請求項8】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,撮
    影した被写体像を表わす画像データを出力する撮像手段
    ,上記撮像手段から出力される画像データに含まれる特
    定の色成分データの表わすレベルが所定値以上であるこ
    とを検出する色検出手段,上記色検出手段による色検出
    に応答して,上記撮像手段による周期的撮影を一旦停止
    させ,改めて被写体像の撮影を行うよう制御する手段,
    および上記撮像手段によって改めて撮影された被写体像
    を表わす画像データを記録媒体に記録する手段,を備え
    た自動撮影カメラ。
  9. 【請求項9】  上記撮像手段から出力され,所定時間
    前に撮影された被写体像を表わす画像データの少なくと
    も上記特定の色成分データを記憶する補助記憶手段を備
    え,上記色検出手段が,上記撮像手段から出力され,最
    新の撮影による被写体像を表わす画像データのうちの上
    記特定の色成分データと,上記補助記憶手段に記憶され
    ている所定時間前に撮影された被写体像を表わす画像デ
    ータの上記特定の色成分データとを比較し,この比較結
    果に基づいて上記特定の色を検出するものである,請求
    項7または8に記載の自動撮影カメラ。
  10. 【請求項10】  上記色検出手段が被写体像の所定領
    域に属する色成分データに基づいて上記特定の色を検出
    するものである,請求項7から9のいずれか一項に記載
    の自動撮影カメラ。
  11. 【請求項11】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,
    撮影した被写体像を表わす画像データを出力する第1の
    撮像手段,上記第1の撮像手段から出力される画像デー
    タに含まれる特定の色成分データの表わすレベルが所定
    値以上であることを検出する色検出手段,および上記色
    検出手段による色検出に応答して,被写体を撮影し,撮
    影した被写体を記録する第2の撮像手段,を備えた自動
    撮影カメラ。
  12. 【請求項12】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,
    撮影した被写体像を表わす画像データを出力する撮像手
    段,上記撮像手段から出力され,最新の撮影による被写
    体像を表わす画像データを記憶する記憶手段,上記撮像
    手段から出力される画像データに含まれる輝度成分デー
    タの表わすレベルが所定値以上であることを検出する輝
    度検出手段,および上記輝度検出手段による輝度検出に
    応答して,上記記憶手段に記憶されている最新の撮影に
    よる被写体像を表わす画像データを記録媒体に記録する
    手段,を備えた自動撮影カメラ。
  13. 【請求項13】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,
    撮影した被写体像を表わす画像データを出力する撮像手
    段,上記撮像手段から出力される画像データに含まれる
    輝度成分データの表わすレベルが所定値以上であること
    を検出する輝度検出手段,上記輝度検出手段による輝度
    検出に応答して,上記撮像手段による周期的撮影を一旦
    停止させ,改めて被写体像の撮影を行うよう制御する手
    段,および上記撮像手段によって改めて撮影された被写
    体像を表わす画像データを記録媒体に記録する手段,を
    備えた自動撮影カメラ。
  14. 【請求項14】  一定周期で繰返し被写体を撮影し,
    撮影した被写体像を表わす画像データを出力する第1の
    撮像手段,上記第1の撮像手段から出力される画像デー
    タに含まれる輝度成分データの表わすレベルが所定値以
    上であることを検出する輝度検出手段,および上記輝度
    検出手段による輝度検出に応答して,被写体を撮影し,
    撮影した被写体を記録する第2の撮像手段,を備えた自
    動撮影カメラ。
  15. 【請求項15】  撮像装置を駆動して被写体像を表わ
    す画像データを得,得られた画像データをメモリに一旦
    記憶し,所定時間経過後に再び撮像装置を駆動して被写
    体像を表わす画像データを得,一旦記憶された画像デー
    タと所定時間経過後の画像データとの比較に基づいて被
    写体の動きを検出し,被写体に所定以上の動きがあった
    ときに被写体の撮影を行う,カメラの自動撮影方法。
  16. 【請求項16】  撮像装置を駆動して被写体像を表わ
    す画像データを得,得られた画像データから色データま
    たは輝度データを分離して取出し,色データまたは輝度
    データの表わすレベルが所定レベル以上かどうかを判定
    し,所定レベル以上と判定したときに被写体の撮影を行
    う,カメラの自動撮影方法。
  17. 【請求項17】  撮像装置を駆動して被写体像を表わ
    す画像データを得,得られた画像データから色データま
    たは輝度データを分離して取出し,この取出した色デー
    タまたは輝度データを一旦記憶し,所定時間経過後に再
    び撮像装置を駆動して被写体像を表わす画像データを得
    ることにより,この画像データから色データまたは輝度
    データを分離して取出し,一旦記憶された色データまた
    は輝度データと,所定時間経過後の色データまたは輝度
    データとの比較により色データまたは輝度データの変化
    量を検出し,色データまたは輝度データの変化量が所定
    値以上である場合に被写体の撮影を行う,カメラの自動
    撮影方法。
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