JPH1143296A - 無人搬送車 - Google Patents

無人搬送車

Info

Publication number
JPH1143296A
JPH1143296A JP19904397A JP19904397A JPH1143296A JP H1143296 A JPH1143296 A JP H1143296A JP 19904397 A JP19904397 A JP 19904397A JP 19904397 A JP19904397 A JP 19904397A JP H1143296 A JPH1143296 A JP H1143296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
carrier
external device
automatic guided
guided vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19904397A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Ono
勝義 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP19904397A priority Critical patent/JPH1143296A/ja
Publication of JPH1143296A publication Critical patent/JPH1143296A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部装置に接近させても、該外部装置と荷台
との間にワークを効率良く移載することができる無人搬
送台車の開発が求められていた。 【解決手段】 荷台15にワークWを載せて搬送する走
行台車2上に、前記荷台15と外部装置11との間にワ
ークWを移載する移載ロボット4を搭載した無人搬送車
において、前記荷台15を水平移動する荷台スライド部
17を前記走行台車2に搭載し、前記外部装置11近傍
に移動した前記走行台車2の荷台15が前記荷台スライ
ド部17によって前記外部装置11から離間する方向に
移動可能になっていることを特徴とする無人搬送車12
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にクリーンルー
ム内においてウエーハカセットを搬送するために用いら
れる無人搬送機に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体の製造を行うクリーンルームにお
いては、移載ロボットを搭載した無人搬送車によりウエ
ーハカセット(ウエーハを多数収納する容器)の搬送を
行っている。図2及び図3には、従来知られている無人
搬送車の一例を示す。これらの図に示すように、従来の
無人搬送車1は、走行台車2上の中央部並びに一方端部
にわたる広い範囲をワーク載置用の荷台3とし、走行台
車2上の他方の端部に、荷台3と外部との間でワークW
を移載する移載ロボット4を備えたものである。そし
て、移載ロボット4は、一般に、S1〜S6の各軸線回り
をそれぞれ回転する複数の関節5a〜5fを有するいわ
ゆる垂直多関節形のものであって、先端にはワークWを
把持するためのフィンガ6を備えたものが使用されてい
る。なお、走行台車2は下部に走行車輪7を備え、それ
自体が無人で走行するようになっている。
【0003】このような無人搬送車1で、走行台車2の
荷台3上に載せてあるワークWを外部装置8に移載する
には、図4に示すように、まず、無人搬送車1が外部装
置8の前方の所定位置まで走行して停止する。ついで、
移載ロボット4の作動により、荷台3上のワークWをフ
ィンガ6ですくい、このすくいとったワークWを外部装
置8側へ移動させ、外部装置8のワーク受け入れポート
8aに降ろす。その後、移載ロボット4は走行時の初期
の姿勢に戻る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の無人搬送車1にあっては、無人搬送車1が外部装置
8に近すぎると受け入れポート8aを塞いでワークWの
搬入が困難になるため、図4に示すように無人搬送車1
と外部装置8との間に幅数100mm程度の隙間9を確
保しなければならず、外部装置8の周囲に確保すべき作
業スペースが大型になってしまうといった問題があっ
た。一方、無人搬送車1の外部装置8と対向する反対側
(図4中右側)には、別の無人搬送車や作業者が通行す
るための通路10を確保しているが、隙間9の大型化に
よって前記通路10を狭くしなければならない。通路1
0幅の縮小には限界があるため、前記隙間9の大型化は
クリーンルーム自体の大型化を招き、コスト上昇の原因
になっていた。
【0005】なお、移載ロボット4の動作速度には限界
があり、移載ロボット4の駆動によって受け入れポート
8a周囲のワークWや荷台3等との干渉を回避しつつワ
ークWを移載する場合には移載作業に時間がかかってし
まい搬送効率が低下するので、受け入れポート8aにワ
ークWを迅速に移載するには十分な寸法の隙間9を確保
して移載ロボット4の関節5a〜5fの駆動を少なくす
る必要がある。すなわち、垂直多関節形の移載ロボット
4を用いているので、垂直面に沿って回転する各複数の
ロボット関節5b、5c、5eにはそれぞれ重力の影響
が及ぶこととなり、それらの関節5b、5c、5eのモ
ータは単に回転力を与えるだけの力に止まらず、重量を
支えるための力も考慮しなければならない。したがっ
て、所定の速度で、移載ロボット4を動かすには、大出
力のモータが必要になる。逆に、寸法上あるいは安全上
等の面から、使用できるモータの大きさに制限がある場
合には、移載ロボット4の動作速度は遅くなってしま
う。
【0006】また、垂直多関節形の移載ロボット4で
は、ワークWを水平方向へのみ移動させるときでも、重
力の影響を受ける関節5b,5c,5e(すなわち、動
作速度の遅い関節)を動作させなければならず、したが
って、水平移動、垂直移動にかかわりなく、全体的に動
作速度が遅くなる。また、移載ロボット4が走行台車2
の隅部に設置されているので、移載ロボット4と反対側
の荷台3上のワークWをとらなければならないことを考
えると、移載ロボット4の腕の長さはある程度長く設定
しなければならない。このような長いアームを動作させ
るのには、モーメントが大きくなるから、その分動作速
度が遅くなるのである。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、現状よりも短い時間でワ
ークの積み卸しができ、しかも、ワークの移載を行う外
部装置との間に確保する隙間を縮小することができクリ
ーンルーム容積を有効に利用してコストの面でも有利に
なる無人搬送車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の無人搬送車は、荷台にワークを載せて搬送する
走行台車上に、前記荷台と外部装置との間にワークを移
載する移載ロボットを搭載した無人搬送車において、前
記荷台を水平移動する荷台スライド部を前記走行台車に
搭載し、前記外部装置近傍に移動した前記走行台車の荷
台が前記荷台スライド部によって前記外部装置から離間
する方向に移動可能になっていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無人搬送車の実施
の形態を図1を参照して説明する。なお、従来例で説明
した無人搬送車の構成要素と同一の構成要素について
は、同一符号を付してその説明を省略する。
【0010】図1中符号11はプロセス装置等の外部装
置であり、無人搬送車12の走行路13に臨む側面に
は、ワークW搬入用の受け入れポート14が開口されて
いる。外部装置11および無人搬送車12は主として半
導体製造設備のクリーンルーム内に配備されるものであ
り、荷台15にワークWを積載した前記無人搬送車12
が車輪16により走行路13を走行することにより、目
的の外部装置11近傍にワークWを搬送するようになっ
ている。なお、無人搬送車12の前記荷台15および荷
台スライド部17(後述)以外の部分は図2〜図4に示
した無人搬送車1と同様の構成になっている。
【0011】無人搬送車12は前記外部装置11の受け
入れポート14と荷台15との間にワークWを移載する
移載ロボット4と、前記荷台15を水平方向に移動可能
に支持する荷台スライド部17とを備えている。前記荷
台スライド部17は、無人搬送車12に搭載した電動モ
ータ等の駆動力によって荷台15を前記受け入れポート
14に対する進退方向、すなわち図1中矢印方向に移動
するようになっている。また、荷台スライド部17は荷
台15を移動して前記外部装置11とは反対側、すなわ
ち通路10側へ無人搬送車12から外側に突出させるこ
とができる。なお、荷台15の移動平面は受け入れポー
ト14よりも高いため、荷台スライド部17を外部装置
11側に移動すると荷台15を受け入れポート14内に
突出させることも可能である。
【0012】この無人搬送車12は、走行路13を走行
して目的の外部装置11側部に位置決めした後、移載ロ
ボット4により荷台15上のワークWを受け入れポート
14に移載する。この時、移載ロボット4がワークWを
受け入れポート14に搬入する前に、荷台スライド部1
7を駆動して荷台15を通路10側に移動しておく。こ
れにより、荷台15や該荷台15上のワークWが受け入
れポート14入口を塞いで移載ロボット4や該移載ロボ
ット4が搬送するワークWに干渉することを防止するこ
とができ、受け入れポート14へのワークWの搬送を効
率良く行うことができる。したがって、図1に示すよう
に、無人搬送車12と外部装置11との隙間18を十数
mm程度にしても、荷台スライド部17によりワークW
搬入時の干渉を防止することができる。なお、移載ロボ
ット4の動作は図示しないティーティングボックスに予
め入力された指令に基づいて制御される。また、荷台ス
ライド部17の動作も前記ティーティングボックスに入
力された指令に基づいて制御され、荷台15と移載ロボ
ット4とは互いの動作が干渉しないようになっている。
【0013】デッドスペースである隙間18を狭くでき
ることは、通路10を広く確保したり、荷台15を大型
化してワークWの積載量を増大することができるととも
に、クリーンルーム容積を有効に使用することができる
ので、クリーンルームの小型化や低コスト化が可能にな
る。荷台15は該荷台15の荷台スライド17による移
動方向に複数のワークWを積載可能であり、図3に示し
たような従来の荷台3に比べてワークWの積載量を大幅
に増大できる。また、荷台15の移動により受け入れポ
ート14入口を広く開口することができることは、移載
ロボット4の関節5a〜5fの駆動が少なくて済むの
で、ワークWの搬送速度を向上することも可能である。
【0014】受け入れポート14へのワークWの搬入が
完了したら、荷台スライド部17を駆動して荷台15を
元の位置(図1中仮想線)に戻し、通路10での別の無
人搬送車や作業者の通行の邪魔にならないようにする。
なお、移載ロボット4によるワークWの干渉防止や、搬
送速度の向上等の効果は、受け入れポート14からワー
クWを取り出す場合についても同様である。
【0015】また、荷台スライド部17により荷台15
を受け入れポート14内に移動すると、移載ロボット4
によりワークWを荷台15の通路10側に積載したり取
り出したりする作業が容易になり、しかも関節5a〜5
fの駆動が少なくて済むことから作業速度が向上すると
いった効果が得られる。なお、受け入れポート14に荷
台15をガイドするレール等のガイド手段を設置し、荷
台スライド部17によって無人搬送車12から移動した
荷台15を受け入れポート14内においても支持するよ
うにすると、荷台15の移動が安定するとともに、さら
に多くのワークWを荷台15上に積載することが可能に
なる。
【0016】なお、本発明の無人搬送車は前記実施の形
態に限定されず、移載ロボットや荷台スライド部は各種
構成が採用可能であることは言うまでも無い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無人搬送車
によれば、前記ワークを載せる荷台を水平移動する荷台
スライド部を前記走行台車に搭載し、前記外部装置近傍
に移動した前記走行台車の荷台が前記荷台スライド部に
よって前記外部装置から離間する方向に移動可能になっ
ているので、外部装置と該外部装置近傍に移動した無人
搬送車の荷台との間にて、走行台車に搭載した移載ロボ
ットによりワークを搬送する際には、荷台スライド部に
より荷台を移動して該荷台や該荷台上のワーク等の干渉
物を外部装置から遠ざけて移載ロボットによるワークの
搬送の障害になることを回避でき、搬送作業を効率良く
行うことができる。この時、ワーク搬送の障害物を回避
するための移載ロボットの駆動を少なくすることがで
き、搬送作業を迅速に行うことができ、移載作業時間を
短縮できる。また、外部装置と無人搬送車との間の隙間
を大幅に縮小できるので、クリーンルーム内の通路の確
保や荷台上のワークの積載量の増大等が容易になるとと
もに、クリーンルームの小型化や低コスト化も可能にな
るといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す無人搬送車の側面
図である。
【図2】 従来の無人搬送車の正面図である。
【図3】 従来の無人搬送車の平面図である。
【図4】 従来の無人搬送車の動きを説明する側面図で
ある。
【符号の説明】
2 走行台車 4 移載ロボット 11 外部装置(プロセス装置) 12 無人搬送車 15 荷台 17 荷台スライド部 W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台(15)にワーク(W)を載せて搬
    送する走行台車(2)上に、前記荷台と外部装置(1
    1)との間にワークを移載する移載ロボット(4)を搭
    載した無人搬送車において、 前記荷台を水平移動する荷台スライド部(17)を前記
    走行台車に搭載し、前記外部装置近傍に移動した前記走
    行台車の荷台が前記荷台スライド部によって前記外部装
    置から離間する方向に移動可能になっていることを特徴
    とする無人搬送車(12)。
JP19904397A 1997-07-24 1997-07-24 無人搬送車 Pending JPH1143296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19904397A JPH1143296A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 無人搬送車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19904397A JPH1143296A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 無人搬送車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1143296A true JPH1143296A (ja) 1999-02-16

Family

ID=16401172

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19904397A Pending JPH1143296A (ja) 1997-07-24 1997-07-24 無人搬送車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1143296A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003086655A (ja) * 2001-09-14 2003-03-20 Murata Mach Ltd 無人搬送車
KR20190080296A (ko) * 2017-12-28 2019-07-08 주식회사 에스에프에이 멀티 트레이 무인 반송대차 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003086655A (ja) * 2001-09-14 2003-03-20 Murata Mach Ltd 無人搬送車
JP4506058B2 (ja) * 2001-09-14 2010-07-21 村田機械株式会社 無人搬送車
KR20190080296A (ko) * 2017-12-28 2019-07-08 주식회사 에스에프에이 멀티 트레이 무인 반송대차 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109760028B (zh) 水平多关节型机器人及其原点恢复方法
US7661919B2 (en) Discontinuous conveyor system
KR101227918B1 (ko) 천정반송차
US6364593B1 (en) Material transport system
KR100743194B1 (ko) 이송시스템
JP2002512446A (ja) ウエハ処理装置とともに使用するための自動化ウエハバッファ
JP2013157644A (ja) ロットサイズ減少のためのバッファ付きローダ
CN108466811B (zh) 物品搬运车
KR20120029325A (ko) 반송 장치
JP2001354302A (ja) ワークピース容器用の無人搬送装置およびワークピース容器の搬送制御方法
CN107275271B (zh) 基板搬运装置、基板处理装置以及结露抑制方法
JPH11222121A (ja) 無人搬送車
JPH1143296A (ja) 無人搬送車
JP2005029319A (ja) 搬送システム
JP3941194B2 (ja) キャリア用載置装置
JP3971526B2 (ja) 基板搬入搬出装置及び搬送システム
JP4314780B2 (ja) 無人搬送車システム
US20210362949A1 (en) Article Transport Facility
JP2000124284A (ja) 搬送装置
JP2000340631A (ja) ウェーハ搬送用台車
KR102315825B1 (ko) 스토커
JP2616212B2 (ja) 搬送システム
JP2017186115A (ja) 装置前自動倉庫
JP2611747B2 (ja) ウエハ収納箱搬送装置
JPS62118535A (ja) ウエハキヤリアの自動移載機構

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20050615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050621

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060124