JPH1143171A - フィラキャップの拘束コード - Google Patents

フィラキャップの拘束コード

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JPH1143171A
JPH1143171A JP20036097A JP20036097A JPH1143171A JP H1143171 A JPH1143171 A JP H1143171A JP 20036097 A JP20036097 A JP 20036097A JP 20036097 A JP20036097 A JP 20036097A JP H1143171 A JPH1143171 A JP H1143171A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィラパイプにフィラキャップを拘束するコ
ード部材について、より多くの車種に対応できる形状的
特徴を有し、取り付け方法を簡易にしながらも外れにく
くする。 【解決手段】 自動車等のフィラパイプ4から取り外し
たフィラキャップ9を一定の範囲以上に離れないよう
に、フィラパイプ4とフィラキャップ9とを結び付ける
コード部材で、コード本体6の一端にフィラキャップ9
と連結する取付端部8を、このコード本体6の他端にフ
ィラパイプ4に遊嵌可能な環状端部5を、そしてこの環
状端部5には略半径方向内向きの突部1を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のフィラ
パイプから取り外したフィラキャップを一定の範囲以上
に離れないように、フィラパイプ又はこのフィラパイプ
を納めたフィラボックスとフィラキャップとを結び付け
る拘束コードに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のフィラパイプから取り外した
フィラキャップを一定の範囲以上に離れないように、フ
ィラパイプ又はこのフィラパイプを納めたフィラボック
スとフィラキャップとを結び付けておく拘束コード(特
願昭57-77226号のつなぎ部材、実公平4-52102号の吊持
具、実公平5-23385号の連結部材、実公平5-54452号の連
結紐部材、実公平7-2282号の連結バンド、特開平9-2084
号の連結部材、USP4,526,289の保持紐(retaining stra
p)、USP5,462,190の細線状自在紐(string-like flexibl
e tether)、USP5,472,108の自在紐(flexible tether
等))が用いられる。その形態は多様であるが、概ね給油
時にフィラパイプから取り外すフィラキャップの紛失防
止又は締め忘れ防止を目的としている。
【0003】フィラキャップを締めずに走行を開始する
と、燃料タンクからガソリンが洩れ出して危険であるか
ら、上述の各拘束コードは大変重要な役割を有している
が、その目的が単純であることから、簡易かつ安価に製
造でき、しかも取付が簡単であることが専らの課題とな
っている。また、締め付けのためにフィラキャップが廻
らなければならないので、拘束コードとフィラキャップ
との連結はフィラキャップが回動自在になるように注意
される。残る拘束コードの端部は、(1)フィラパイプ近
傍又はフィラボックスに位置固定する(特願昭57-77226
号、実公平5-23385号、実公平5-54452号、特開平9-2084
号、USP5,462,190、USP5,472,108)か、(2)この端部に設
けたループをフィラパイプに掛け廻す(実公平4-52102
号、実公平5-23385号、実公平7-2282号、USP4,526,289)
ものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】拘束コードも自動車の
一構成品であることから、コスト低減を目的として、部
品点数や加工工数が少ないほど好ましい。しかし、フィ
ラパイプ又はフィラボックスの形状は車種により大きく
異なるため、(1)の拘束コードでは車種に応じて形状の
種類が増加することになり、また同一形状の拘束コード
が用いることができる場合でも取付方法が多岐にわたる
など、コスト上昇を招く要素が多く、結果として拘束コ
ードを割高な部品としていた。また、(2)の拘束コード
は、主として取付部位をフィラパイプに限ることにより
取付性を改善してコスト低減を図っているが、取付方法
の簡易さをより進めていくと逆に外れやすくなり、拘束
コードの目的が万全に果たし得ない可能性があった。
【0005】そこで、取付性を改善するものとして(2)
の種類の拘束コードを前提とし、より多くの車種に対し
て幅広く対応できる形状的特徴を有し、取り付け方法を
簡易にしながらも外れにくい拘束コードを開発すること
として、主にフィラパイプに対する取付部位についての
検討を重ねることとした。
【0006】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、自動車等のフィラパイプから取り外したフィラキャ
ップを一定の範囲以上に離れないように、フィラパイプ
とフィラキャップとを結び付けるコード部材であり、コ
ード本体の一端にフィラキャップと連結する取付端部
を、このコード本体の他端にフィラパイプに遊嵌可能な
環状端部を、そしてこの環状端部には略半径方向内向き
の突部を有するフィラキャップの拘束コードである。本
発明の拘束コードは、コード本体、取付端部、環状端部
及び突部を一体の樹脂成形品として製造することが望ま
しく、少なくとも環状端部に一定の変形を許す可撓性が
あるとよい。
【0007】コード本体は、紐状又はベルト状部位であ
り、取付端部と環状端部との離隔範囲を一定内に収める
ものである。取付端部は、フィラキャップに連結可能で
あれば態様は問わないが、例えば拘束コードの旋回を規
制してフィラキャップのみを回転させるには、フィラキ
ャップの回転中心に遊嵌できる開孔を持った形状にす
る。拘束コードがフィラキャップと一体に旋回してよい
場合には、取付端部はフィラキャップのどの部位に遊嵌
又は固定してもよい。
【0008】環状端部は、抜け止めされた状態でフィラ
パイプに遊嵌する取付部位である。なお、本発明にいう
フィラパイプに対する環状端部の「遊嵌」とは、旋回可能
な程度でフィラパイプに環状端部を嵌め込んだ状態を意
味し、前記旋回状態で環状端部内周又は突部先端がフィ
ラパイプに摺接してもよい。この環状端部の大きさ、形
状は自由であるが、フィラパイプに嵌め込む必要から、
環状端部内周長がカーリング部外周長よりも長いという
条件が必要となる。標準的な環状端部として、カーリン
グ部外径Cよりも若干大きな最小内径Rを有する略真円
の円環形状を挙げることができるが、前記条件に沿え
ば、多角形状や楕円形状であってもよい。
【0009】突部は、大きさ、形状及び数に限定はな
く、略方形の突片を基本として、略三角形や突棒状、特
異なものとして環状端部内周全域に及ぶフランジ状のも
のであってもよい。先に挙げた円環形状の環状端部に、
略方形の突片を環状端部と面一に設けた場合を考える。
この場合、環状端部の最小内径Rから突片の長さTを差
し引いた(水平)最短距離Xが少なくともカーリング部外
径Cよりも小さくなくてはならず(C>X)、最短距離X
がフィラパイプ外径Fよりも若干小さい程度がなお好ま
しい(F≧X)。F≧Xの場合、フィラパイプに上方から
環状端部を嵌め込む関係から、通常突片はフィラパイプ
外面に当接して、上向きとなる。環状端部は、突片を外
向きに押し拡げることで、前記最短距離Xを一時的にカ
ーリング部外径Cよりも大きくして容易にフィラパイプ
へ嵌め込むことができる。この嵌め込んだ状態での環状
端部は、最短距離Xが少なくともカーリング部外径Cよ
りも小さいから、通常フィラパイプから抜け出す虞はな
い。
【0010】フィラパイプから環状端部をコード本体の
引っ張りにより外そうとすると、環状端部はフィラパイ
プ外面に押しつけた前記対面部位を支点として傾斜す
る。ところが、上述のような最短距離Xを設定しておく
と、少なくとも突片先端がカーリング部に掛止される。
このときの突片先端から対面の環状端部内周までの水平
最短距離X'はX'≒Fの関係にある。更にF≧Xであれ
ば、カーリング部に掛止された突片は先端を支点として
持ち上げられ、この突片を設けた環状端部の部位を押し
拡げ、環状端部の別の部位を狭めるという変形を環状端
部にもたらす。このとき、狭められた環状端部の部位
は、フィラネック外面に押しつけられて前記水平最短距
離X'(≒F)と等しい長さとなり、カーリング部に掛止
される。こうして、突部先端又は環状端部の狭められた
部位がそれぞれカーリング部に掛止することになり、環
状端部の抜け止めが実現されるのである。
【0011】このような突部の働きによる環状端部の抜
け止め防止の作用を十分に果たすには、(1)突部を略半
径方向内向き、かつ環状端部のフィラパイプへの遊嵌方
向とは逆向きに突出するように形成して、環状端部の持
ち上げによる突片の傾倒が必ず環状端部を押し拡げ、変
形させるようにするとよい。また、(2)環状端部に有す
る突部のうち少なくとも1つの突部をコード本体と環状
端部との接続部位近傍に配して形成すると、コード本体
の引っ張りによる環状端部の持ち上げが最も大きくなる
前記接続部位近傍に突部があるため、この突片の傾倒も
大きくなり、環状端部の変形も大きくなり、抜け止め作
用が効果的に現れるようになる。
【0012】環状端部に有する突部をコード本体と環状
端部との接続部位の対面部位に配して形成した場合、こ
の突部による環状端部の変形は望めないが、この対面部
位がフィラパイプ外面に当接した状態で突部が略垂直に
立ち上がって先端をカーリング部に掛止することがで
き、環状端部は前記対面部位をカーリング部から低い位
置にある支点として傾倒するから、コード本体と環状端
部との接続部位がカーリング部に掛止されやすくなり、
抜け止め作用が期待できる。このことから、コード本体
と環状端部との接続部位及び対面部位にそれぞれ突部を
設けると、コード本体と環状端部との接続部位近傍に形
成した突部による環状端部の変形が起きやすくなり、よ
り効果的に抜け止め作用が発揮される。
【0013】また、上記のように半径方向対称に2個の
突部を設けた場合、仮に環状端部を持って直上に引き抜
こうとしても、各突部先端がカーリング部に掛止され、
両突部を形成した半径方向を押し拡げ、前記半径方向の
直交方向を狭めるという変形を環状端部に促すので、狭
められた環状端部の部位もカーリング部に掛止されるよ
うになり、抜け止め作用が働く。このことから、半径方
向対称に一対の突部を複数組設けると抜け止め作用が高
くなる。このように、本発明の拘束コードは、突部がカ
ーリング部に掛止されることで可撓性を有する環状端部
を変形させ、水平最短距離X'をカーリング部外径Cよ
りも小さくして、抜け止めを図るのである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について、
図を参照しながら説明する。図1は突部として2個の突
片1,2を設けた本発明の拘束コード3を表した斜視
図、図2は同拘束コード3の使用状態を表した斜視図、
図3はフィラパイプ4に環状端部5を嵌め込む作業を表
した縦断面図、図4は図3の状態を表した平面図、図5
は嵌込後のフィラパイプ4と環状端部5との関係を表し
た図3相当縦断面図、図6は図5の状態を表した平面
図、図7は図5の状態からコード本体6を引っ張ったと
きに抜け止めが働いている状態を表した図3相当縦断面
図、図8は図7の状態を表した平面図、図9は環状端部
5を直上に持ち上げようとしたときに抜け止めが働いて
いる状態を表した図3相当縦断面図であり、図10は図9
の状態を表した平面図である。
【0015】図1に見られるように、本例の拘束コード
3は、コード本体6の一端に開孔7を設けた取付端部8
を、このコード本体6の他端にフィラパイプ4へ遊嵌可
能な環状端部5を有する樹脂一体成形品であり、コード
本体6と環状端部5との接続部位18及びその対面部位19
に、半径方向内向きかつこの環状端部5から遊嵌方向と
逆向きに突出した突片1,2をそれぞれ形成してある。
取付端部8は、図2に見られるように、フィラキャップ
9頂頭部に遊嵌状態で開孔7に差し込んだピンをフィラ
キャップ9に溶着して固定し、拘束コード3がフィラキ
ャップ9の回転を害しないようになっている。
【0016】環状端部5は、図3及び図4に見られるよ
うに、上向きの突片1,2を持ち上げるように押し開く
と容易にフィラパイプ4に嵌め込むことができる。環状
端部5とフィラパイプ4との関係は、図3に表されるよ
うに、環状端部5の最小内径Rはカーリング部外径Cよ
り大きいが、突片1,2先端を結ぶ水平最短距離Xはカ
ーリング部外径Cよりも小さく、更に本例では前記水平
最短距離Xをフィラパイプ外径Fよりも若干小さくして
いる。フィラパイプ4に環状端部5を嵌め込むと、図5
及び図6に見られるように、X<Fの関係であるから、
突片1,2は共に内向きに軽く付勢した状態でフィラパ
イプ4に当接し、接続部位18及び対面部位19はそれぞれ
ほぼ等距離をあけてフィラパイプ4から離れている。こ
の状態での水平最短距離X'はほぼフィラパイプ外径F
に等しく、通常状態として環状端部5がフィラパイプ4
から外れないことがわかる。また、各突片1,2及び対
面部位19は、それぞれフィラパイプ4の外面に軽く当接
しているだけだから、環状端部5自身はフィラパイプ4
に対して自由に旋回することができる。
【0017】ところが、図7に見られるように、太矢印
の方向にコード本体6が引っ張られると、まず対面部位
19がフィラパイプ4外面に当接し、突片2はねじ上げら
れて直上を向き、先端をカーリング部10に掛止する。更
にコード本体6を引っ張られると、カーリング部10より
下方に位置固定された対面部位19を支点として、環状端
部5は接続部位18を持ち上げるように傾倒する。そし
て、突片1が先端をカーリング部10に掛止すると、今度
はこの突片1が先端を支点として起き上がり、図8に見
られるように、接続部位18をフィラパイプ4から遠ざけ
るように環状端部5を変形させる。この変形により、突
片1,2の先端同士を結ぶ長さと、突片1,2を結ぶ半径
方向に直交する環状端部5の直交部位20,20を結ぶ長さ
とは、共に水平最短距離X"(≒X')となる。この水平最
短距離X"はフィラパイプ外径Fとほぼ等しく、カーリ
ング部外径Cよりも小さいから、環状端部5は広い範囲
でカーリング部に掛止されるようになり、抜け止めが実
現する。実際にカーリング部に掛止するのは各突片1,
2であり、水平最短距離X"となる直交部位20,20近傍
は、フィラパイプ4を締めつけることで環状端部5の抜
け止め防止の作用を担うことになる。
【0018】また、本例では半径方向対称に、環状端部
5の接続部位18及び対面部位19にそれぞれ突片1,2を
設けているために、環状端部5をそのまま直上に持ち上
げようとしても、抜け止め作用が働く。例えば、直交部
位20,20を持ち、接続部位18と対面部位19とがそれぞれ
フィラパイプ4から等距離となるように環状端部5を持
ち上げる場合を考える。この場合、図9に見られるよう
に、元来突片1,2の先端を結ぶ水平最短距離X(図3参
照)はカーリング部外径Cよりも小さいから、各突片1,
2それぞれの先端は必ずカーリング部10に掛止される。
更に持ち上げようとすれば、各突片1,2はそれぞれカ
ーリング部10に掛止された先端を支点として接続部位18
及び対面部位19を押し開くように傾倒し、図10に見られ
るように、環状端部5を変形させる。このとき、各突片
1,2の先端を結ぶ水平最短距離X"'と直交部位20,20を
結ぶ水平最短距離X"'は等しく、X"'≒F<Cの関係に
あるから、環状端部5はカーリング部に掛止され、抜け
止めが実現するのである。
【0019】本発明の拘束コードにおける環状端部及び
突部の形状、大きさは自由である。例えば、図11(他の
例の図1相当斜視図)に見られるように、上述の例の方
形突片に代えて三角形突片11,11を用いてもよいし、図1
2(他の例の図1相当斜視図)に見られるように、持ち上
げられる環状端部5とコード本体6との接続部位近傍に
2個の突片12,12を対称に配するようにしてもよい。持
ち上げた環状端部とコード本体との接続部位に配した突
片による環状端部の変形が大きければ、図13(他の例の
図1相当斜視図)に見られるように、環状端部5と面一
の突片13が1個だけであっても構わないし、図14(他の
例の図1相当斜視図)に見られるように、突片14,14,14,
14を環状端部5内周にわたって等間隔に4個設けてもよ
い。
【0020】更に特殊な形状の拘束コードとして、図15
(他の例の図1相当斜視図)に見られるように、環状端部
5内周全域にわたる突部としてフランジ15を突設した構
成でも構わない。この場合、環状端部5をどの方向に引
っ張っても必ずフランジ15がフィラパイプ4に直交して
当接して、環状端部5を変形させることができる。な
お、フランジ15を薄肉としたり、切れ込みを設けたりし
てフランジ15自身の変形を図る必要もあるが、連なって
並ぶフランジ15により環状端部5の変形が広く生ずるた
めに本発明の抜け止めの効果が表れやすい。このほか、
環状端部の形状として、図16(他の例の図1相当斜視図)
に見られるような六角形状の環状端部16を用いてもよい
し、図17(他の例の図1相当斜視図)に見られるように楕
円形状の環状端部17としてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明の拘束コードは、自動車等のフィ
ラパイプから取り外したフィラキャップを一定の範囲以
上に離れないようにするために、フィラボックスやフィ
ラパイプに対する加工を不要とし、かつ樹脂製の一体成
形品として製造できる部材として、フィラパイプとフィ
ラキャップとを簡易に結び付けることができる。環状端
部はフィラパイプに遊嵌するため、樹脂製の一体成形品
でありながら同一形状の拘束コードを多数の車種に対し
て用いることができ、共用化に伴うコスト削減が期待で
きる。
【0022】環状端部がフィラパイプに遊嵌することに
より、本発明の拘束コードはフィラキャップとフィラパ
イプとの取付自由度も増えている。すなわち、環状端部
がフィラパイプに遊嵌するため、取付端部をフィラキャ
ップに回動自在に取り付けるほか、たとえ固定して取り
付けた場合でも、フィラキャップの回転を拘束コードが
邪魔をすることがない。このように、本発明の拘束コー
ドは安価かつ容易に製造可能な構造でありながら、極め
て費用対効果の優れた部材なのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】2個の突片を設けた本発明の拘束コードを表し
た斜視図である。
【図2】同拘束コードの使用状態を表した斜視図であ
る。
【図3】フィラパイプに環状端部を嵌め込む作業を表し
た縦断面図である。
【図4】図3の状態を表した平面図である。
【図5】嵌込後のフィラパイプと環状端部との関係を表
した図3相当縦断面図である。
【図6】図5の状態を表した平面図である。
【図7】図5の状態からコード本体を引っ張ったときに
抜け止めが働いている状態を表した図3相当縦断面図で
ある。
【図8】図7の状態を表した平面図である。
【図9】環状端部を直上に持ち上げようとしたときに抜
け止めが働いている状態を表した図3相当縦断面図であ
る。
【図10】図10は図9の状態を表した平面図である。
【図11】他の例の図1相当斜視図である。
【図12】他の例の図1相当斜視図である。
【図13】他の例の図1相当斜視図である。
【図14】他の例の図1相当斜視図である。
【図15】他の例の図1相当斜視図である。
【図16】他の例の図1相当斜視図である。
【図17】他の例の図1相当斜視図である。
【符号の説明】
1 環状端部とコード本体との接続部位近傍の突片 2 環状端部とコード本体との接続部位に対面する突片 3 拘束コード 4 フィラパイプ 5 環状端部 6 コード本体 7 開孔 8 取付端部 9 フィラキャップ 10 カーリング部 11 三角形突片 12 対称位置の突片 13 環状端部と面一の突片 14 等間隔に設ける突片 15 突部としてフランジ 16 六角形状の環状端部 17 楕円形状の環状端部 18 コード本体と環状端部との接続部位 19 接続部位の対面部位 20 直交部位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 秀治 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車等のフィラパイプから取り外した
    フィラキャップを一定の範囲以上に離れないように、フ
    ィラパイプとフィラキャップとを結び付けるコード部材
    であり、コード本体の一端にフィラキャップと連結する
    取付端部を、該コード本体の他端にフィラパイプに遊嵌
    可能な環状端部を、そして該環状端部には略半径方向内
    向きの突部を有してなるフィラキャップの拘束コード。
  2. 【請求項2】 突部を略半径方向内向き、かつ環状端部
    のフィラパイプへの遊嵌方向とは逆向きに突出するよう
    に形成してなる請求項1記載のフィラキャップの拘束コ
    ード。
  3. 【請求項3】 環状端部に有する突部のうち少なくとも
    1つの突部がコード本体と環状端部との接続部位近傍に
    配して形成してなる請求項1記載のフィラキャップの拘
    束コード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020039004A (ko) * 2000-11-20 2002-05-25 류정열 잠금 상태를 확인할 수 있는 연료 탱크 캡 조립체
JP2013129376A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車用フィラキャップの拘束構造
CN103407367A (zh) * 2013-08-30 2013-11-27 成都陵川车用油箱有限公司 可灵活转动的油箱盖

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