JPH1142049A - 巻き貝の身取出具 - Google Patents

巻き貝の身取出具

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JPH1142049A
JPH1142049A JP21808597A JP21808597A JPH1142049A JP H1142049 A JPH1142049 A JP H1142049A JP 21808597 A JP21808597 A JP 21808597A JP 21808597 A JP21808597 A JP 21808597A JP H1142049 A JPH1142049 A JP H1142049A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サザエ等巻き貝の身を取り出す際に、刃先に
よって身を傷付けることなく、身と殻とを繋ぐ繋部を的
確に切り離すことができると共に、身を巻き貝の巻き方
向に沿わせて損傷させることなく簡単且つスムースに取
り出すことができる巻き貝の身取出具を提供する。 【解決手段】 柄3の前方から刃杆5aを巻き貝2の貝
口21の内壁に接するように下向きに湾曲形成し、該刃
杆5aの下端部に掻取部5を設けると共に、この掻取部
5を掻取方向に沿う偏平状の広巾な下部刃先7aと、該
下部刃先7aの縦側部に沿い先鋭で滑らかな側部刃7b
とから形成した巻き貝の身取出具としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サザエやアカニシ
等巻き貝の身を取り出す取出具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サザエの身を大量に取り出す取出
作業は、家庭等で一般的に用いられる楊枝状の金属棒を
使用した取出手段では非能率であることから、市販され
ている手鉤状の取出具等を使用して、その先鋭な鉤部で
サザエの蓋を外したりこれを殻の中に差し込んで、身と
殻とを連結している繋部(殻軸筋)を切り離して身の取
り出しが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
な取出手段では、手鉤状の取出具はフック状の鉤の先端
部が先鋭な針部に形成されているので、繋部を切り離す
掻取動作は不十分ながら行うことができるが、この状態
から針部を押し上げて身を巻き方向に沿って掻き出そう
とすると、先鋭な針部が身に刺傷や裂傷を与えると共
に、押し上げ方向の力が有効に作用し難いために、身の
掻出動作を能率よく円滑に行うことができず取出作業が
煩雑になる等の問題がある。また上記の手鉤状の取出具
は取出操作し難い形状であると共に、厨房において他用
途に使用することができず取扱が不便である等の欠点が
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の巻き貝の身取出具は、第1に、柄3の前方か
ら刃杆5aを巻き貝2の貝口21の内壁に接するように
下向きに湾曲形成すると共に、該刃杆5aの下端部に掻
取部5を設けてなる取出具において、上記掻取部5を掻
取方向に沿う偏平状の広巾な下部刃先7aと、該下部刃
先7aの縦側部に沿い先鋭で滑らかな側部刃7bとから
形成したことを特徴としている。
【0005】第2に、下部刃先7aの刃線を、掻取方向
Kに対し鋭角状の掬角θを有すると共に刃杆芯Pに対し
斜交させて形成したことを特徴としている。
【0006】第3に、下部刃先7aを柄3の高さ内に位
置させることを特徴としている。
【0007】第4に、柄3の後方に針部6を延設して形
成することを特徴としている。
【0008】第5に、一本の線状部材で柄3を巻き曲げ
加工することによって形成すると共に、その両端に掻取
部5と針部6を一体的に成形したことを特徴としてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1〜図6に示す1は、巻き貝2(図示
例ではサザエを示す)の肉質部と内蔵部等からなる姿身
(以下身という)20を取り出す際に用いられる本発明
の第1実施形態に係わる取出具1であり、図示例の取出
具1は握り用の柄3の一側に掻取部5を設けると共に他
側に針部6を設け、これらを例えばステンレス材からな
る一本の線材によって一体的に構成している。尚、図7
〜図14に示す取出具1はそれぞれ本発明の別実施形態
を示す。
【0010】上記取出具1は、直径3〜5ミリ程度の硬
質な1本の線材によって、握部となる央部をベンダ等を
用い巻き曲げ加工を行うことにより、長円形の柄3を略
手のひら巾の長さで、且つ上下高さをその3分の1程度
となして握りやすく偏平状に形成している。また掻取部
5は、柄高さH内において一側に延出させた線材部分
(図示例では柄の下辺から延長させている)、即ち刃杆
5aを一旦上方に向けて屈曲したのち、その先部を下向
きに湾曲形成しこの下端部に偏平形状の広巾な刃先7を
形成している。尚、巻き曲げ加工された柄3と刃杆5a
等の接合部分は溶接等の手段で適宜固定することにより
剛性を図りながら廉価に製作している。
【0011】そして、図4に示すようにサザエ2を左手
に持った状態において右手で把持した取出具1によっ
て、該サザエ2の身20の掻取動作(矢印K)及び掻出
動作(矢印T)を行って身20の取出作業を行う際に
は、図4に示すように左右の手は平面視でサザエ2内に
挿入された掻取部5部分を中心としたハ字状になって操
作され、上記刃先7は図1に示すように、その延長線
(力の作用線)を柄高さH内に位置するようにしている
ので、柄3を把持している力を刃先7に効率よく働かせ
ることができ、貝の大きさや形状に応じた良好な身の取
出作業を適切且つ能率よく行うことができるものであ
る。
【0012】図3に示すように刃先7は下部刃先7aと
側部刃7bとから形成しており、下部刃先7aを同図
(B)の下方視の下面図で示すように、掻取方向Kに対
し切角αを以て後下りとなる刃線にしていると共に、同
図(C)の刃先7の断面図で示すように、下部刃先7a
の刃線(7a)を上記掻取方向Kに対し掬角θを有して
刃杆5aの刃杆芯Pに対し斜交形成している。そして、
下部刃先7aの両側に側部刃7b,7cを先鋭で滑らか
に湾曲した縦方向に形成している。
【0013】これにより、後述する態様によって掻取動
作が行われるとき、図5,図6に示すように円形状の貝
口21内に下向湾曲した刃先7を差し込んだ状態で、下
部刃先7aをその内壁に密接した適正姿勢を有して沿わ
せることができ、掻取方向Kに肉質部や内蔵等を傷付け
ることのない円滑な掻取移動を可能にさせると共に、側
部刃7bと下部刃先7aによって、身20と殻22とを
繋ぐ繋部(殻軸筋)23を身20の損傷を防止した状態
で殻22から良好に切り離すことができるようにし、さ
らに後述するように掻出動作時にも身20を損傷するこ
となく良好に掻き出すことができるようにしているもの
である。
【0014】また刃先7の表刃面70は、刃巾の央部が
中高となるように滑らかな湾曲面に形成することによ
り、掻取動作時に身を傷つけることなく前側(離間方
向)に押しやりながら、掻出動作時に広巾な表刃面70
で身20を傷つけることなく具合よく押し出して殻22
から円滑に取り出すことができるようにしている。また
裏刃面71は、略平坦面状に形成しており、これにより
下部刃先7a及び側部刃7bを掻取動作時に同図(C)
の点線で示す貝口21の内壁に密接(近接)させて、前
記繋部23を残留片を残すことなく確実且つきれいに分
離することができるようにしている。
【0015】また、この図示例では刃先7を有する刃杆
5aと柄3及び針部6を有する針杆6aとの3者を一本
の線状体で曲げ加工によって形成するようにしているの
で、ベンダー等の加工機或いは手加工等によって簡単且
つ廉価に製作することができる等の利点がある。尚、針
部6は図示例においてサザエ2の蓋25を剥ぎ取る際に
便利に使用することができる他、魚類等を料理する際の
差し針としても利用することができるものである。また
柄3の形状は点線で示すように巻き曲げ加工によって使
用しやすい適宜なデザインにするとよい。
【0016】本発明に係わる巻き貝の身取出具は以上の
用に構成したことにより、サザエ2の身20を取り出す
際に、図4〜図6に示すように掻取動作と掻出動作を行
うことにより身20を損傷させることなく簡単且つ能率
よく取出作業を行うことができるものである。この取出
作業の一態様について説明すると、図4の点線で示すよ
うにサザエ2と取出具1を左右の手で握り、先ず針部6
を使って蓋25を除去する。
【0017】次いで、円形状の貝口21内に刃先7を身
20と殻22間に差し込み、下部刃先7aをその内壁に
密接した適正姿勢を以て位置決めしてから掻取方向Kに
掻取移動をさせると、側部刃7b及び下部刃先7aによ
って掻取方向Kの貝口21の円弧面に沿って身を傷付け
ることなく、身20と殻22とを繋ぐ繋部23を殻22
から良好に切り離すことができる。
【0018】次いで、取出具1の刃先7を、掻取り終端
において接当している貝口21を支点に手元を下げてテ
コ作動させた状態で(この場合必要によってはひねりを
加えてもよい。)、身20の巻き方向に沿う矢印Tの掻
出方向に向けて押し上げるように反復状に移動させる
と、殻22内で自由な状態になっている身20は、巻き
貝の巻き方向に沿いながら跳ね出す態様になって、殻2
2内から迅速且つスムースに身20を損傷させることな
く取り出すことができるものである。
【0019】即ち、この掻出動作において、刃先7は下
部刃先7aに前述の掬角θ並びに切角αを有すると共
に、表刃面70を刃巾の央部が中高となる滑らかな湾曲
面に形成されていることにより、刃先7は掻出動作時に
広巾で滑らかな表面によって身20を押し上げるように
接して掻き出すので、身20は刃先7との接当による内
蔵部等の損傷を防止されながら掻き出し方向の力を大き
く受けて円滑に掻き出されるものでる。尚、図1の点線
で示すように表刃面70部位に滑り防止用の凹凸面7d
を横方向に滑らかに形成してもよく、この場合には該凹
凸面7dによっても身20を係止して掻き出しをより良
好に行うことができるものである。
【0020】またこのとき、刃先7は下部刃先7aの位
置を柄3の高さ内に設けているので、柄3を握った状態
で捻り操作等を行う掻取動作及び掻出動作の力を効率よ
く刃先7に伝えることができ、サザエ2の大きさ並びに
形状に適応させた動作を適切に行うことが容易となり、
身20の取出作業を簡単且つ能率よく行うことができる
ものである。
【0021】尚、この実施形態において、刃先7は刃杆
5aの径と略同巾に形成したものを図示したが、これに
限ることなく図3に示すように、例えば刃先7を圧延す
ることにより刃杆5aよりも広巾に形成すると一層効果
的であり、また刃先7はその下部刃先7a側を刃杆芯P
より掻取方向側に偏寄させるようにすると、掻取作業時
に刃先7の視認を良好に行うことができると共に作業を
一層的確に行うことができる等の利点がある。
【0022】次に、本発明に係わる掻取部を有する各種
の実施形態について、先ず図7,図8に示す第2実施形
態の取出具について説明する。この取出具1は、刃先7
を有する刃杆5aと柄3とを別体に形成した状態で両者
を溶接等の手段で組付け固定したものである。これによ
れば、刃杆5a及び柄3を個別に加工することができる
ので、その形状及び組付けを自由に行うことができると
共に、簡単な加工装置を以て製作することができる等の
利点がある。
【0023】次に、図9,図10に示す第3実施形態に
係わる取出具について説明する。この取出具1は、真直
な刃杆5aの下側に板状体で任意の形状に形成した柄3
を一体的に固定することによって製作しており、これに
よれば上記第2実施形態と同様な効果を有すると共に、
曲げ加工を少なくしてより簡単に製作することができる
等の利点がある。
【0024】次に、図11,図12に示す第4実施形態
に係わる取出具について説明する。この取出具1は、一
枚の板状片の両側に刃先7と針部6をプレス加工等によ
って一体的に形成すると共に、その央部に合成樹脂材或
いは木材等によって形成された柄材3aを両側から挟持
状に固着することによって柄3を形成したものであり、
この場合板状の掻取部5は捻り加工をしながらその先端
部に刃先7を形成するとよい。これによれば、掻取部5
及び柄3並びに針部6の形状を自由な任意のデザインに
することができると共に、刃杆5a部分にナイフ状のカ
ッター或いは鱗落し用の刃面等の所望の補助作業部を簡
単に組合せ形成することができる等の利点がある。尚、
針部6は図示例のように手元から下方に離間変位させる
と、取出作業時の操作をより行い易くすることができる
ものである。
【0025】次に、図13,図14に示す第5実施形態
に係わる取出具1は、第1実施形態と同様に形成された
刃先7と針部6を有しながら、柄3を巻き曲げ加工によ
って製作すると共に、針部6を刃先7と同方向に延設し
ている。これによれば、取出具1の前後長さを短くコン
パクトに形成することができる他、刃先7と針部6を取
出具1を逆転させることなく使用することができる等の
利点がある。尚、上述の取出具1は柄3部分の重量を大
きくすると、取出作業時の刃先7の操作をより行い易く
することができて、取出具1の取扱い性を向上すること
ができるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので次の
ような効果を奏することができる。請求項1の発明によ
り、柄の前方において巻き貝の貝口内壁に接する下向き
湾曲状の掻取部を、掻取方向に沿った偏平状の広巾な下
部刃先と滑らかな側部刃とからなる刃先を形成したこと
により、サザエの身を取り出す際に、下部刃先を巻き貝
の内壁に適正姿勢を以て位置決めしながら掻取移動を簡
単に行うことができ、側部刃及び下部刃先によって身を
傷付けることなく、身と殻とを繋ぐ繋部を的確に切り離
すことができると共に、貝口を支点にテコ作動させなが
ら偏平状の広巾な刃先で殻内で自由になった状態の身を
巻き貝の巻き方向に沿わせて、身を損傷させることなく
簡単且つスムースに取り出すことができる。
【0027】請求項2の発明により、下部刃先の刃線を
掻取方向に対し鋭角状の掬角を有して刃杆芯に対し斜交
させることにより、刃先は掻出動作時に広巾で滑らかな
表面によって掻き出し方向の力を大きく作用させて身に
接して掻き出すので、身を刃先との接当による損傷を防
止しながら良好に掻き出すことができる。
【0028】請求項3の発明により、刃先は下部刃先を
柄の高さ内に設けることにより、柄を握った状態でその
掻取動作及び掻出動作の力を効率よく刃先に伝えて、身
の取出作業を簡単且つ的確に行い能率を上げることがで
きる。
【0029】請求項4の発明により、一つの取出具によ
って柄を握りながら、針部による巻き貝の蓋を取り外し
と、刃先による身の取出作業を簡単且つ能率よく行うこ
とができる。
【0030】請求項5の発明により、一本の線状部材で
柄を巻き曲げ加工によって形成すると共に、その両端に
掻取部と針部を一体的に成形したことにより、握部とな
る柄をベンダ等を用い簡単に形成することができると共
に、廉価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図2】図1の平面図。
【図3】(A)は図1の正面図。(B)は図1の刃先部
を下方から見た下面図。(C)は刃先部の断面図。
【図4】サザエの身の取出作業を示す作用図。
【図5】図4の掻取動作及び掻出動作を示す斜視図。
【図6】図5の断面図。
【図7】本発明の第2実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図8】図7の平面図。
【図9】本発明の第3実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図10】図9の平面図。
【図11】本発明の第4実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図12】図11の平面図。
【図13】本発明の第5実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図12】図13の平面図。
【符号の説明】
1 取出具 2 巻き貝(サザエ) 3 柄 5 掻取部 5a 刃杆 6 針部 7 刃先 7a 下部刃先 7b 側部刃 θ 掬角
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図2】 図1の平面図。
【図3】 (A)は図1の正面図。(B)は図1の刃先
部を下方から見た下面図。(C)は刃先部の断面図。
【図4】 サザエの身の取出作業を示す作用図。
【図5】 図4の掻取動作及び掻出動作を示す斜視図。
【図6】 図5の断面図。
【図7】 本発明の第2実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図8】 図7の平面図。
【図9】 本発明の第3実施形態に係わる取出具の側面
図。
【図10】 図9の平面図。
【図11】 本発明の第4実施形態に係わる取出具の側
面図。
【図12】 図11の平面図。
【図13】 本発明の第5実施形態に係わる取出具の側
面図。
【図14】 図13の平面図。
【符号の説明】 1 取出具 2 巻き貝(サザエ) 3 柄 5 掻取部 5a 刃杆 6 針部 7 刃先 7a 下部刃先 7b 側部刃 θ 掬角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄(3)の前方から刃杆(5a)を巻き
    貝(2)の貝口(21)の内壁に接するように下向きに
    湾曲形成すると共に、該刃杆(5a)の下端部に掻取部
    (5)を設けてなる取出具において、上記掻取部(5)
    を掻取方向に沿う偏平状の広巾な下部刃先(7a)と、
    該下部刃先(7a)の縦側部に沿い先鋭で滑らかな側部
    刃(7b)とから形成した巻き貝の身取出具。
  2. 【請求項2】 下部刃先(7a)の刃線を、掻取方向K
    に対し鋭角状の掬角(θ)を有すると共に刃杆芯(P)
    に対し斜交させて形成してなる請求項1の巻き貝の身取
    出具。
  3. 【請求項3】 下部刃先(7a)を柄(3)の高さ内に
    位置させる請求項1又は2の巻き貝の身取出具。
  4. 【請求項4】 柄(3)の後方に針部(6)を延設して
    形成する請求項1又は2又は3の巻き貝の身取出具。
  5. 【請求項5】 一本の線状部材で柄(3)を巻き曲げ加
    工することによって形成すると共に、その両端に掻取部
    (5)と針部(6)を一体的に成形してなる請求項1又
    は2又は3又は4の巻き貝の身取出具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010029513A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Seirin Kk 鍼灸針
CN102274935A (zh) * 2011-07-15 2011-12-14 云南大泽电极科技有限公司 铅合金板水平连铸制造方法
JP2012139459A (ja) * 2011-01-06 2012-07-26 Yasushi Kikui つぼ貝等の巻き貝の身取出貝

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