JPH1141187A - データ放送受信機 - Google Patents

データ放送受信機

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JPH1141187A
JPH1141187A JP19663697A JP19663697A JPH1141187A JP H1141187 A JPH1141187 A JP H1141187A JP 19663697 A JP19663697 A JP 19663697A JP 19663697 A JP19663697 A JP 19663697A JP H1141187 A JPH1141187 A JP H1141187A
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JP
Japan
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program
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Application number
JP19663697A
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English (en)
Inventor
Hironori Mitsufuji
洋徳 三藤
Masahiro Sata
正博 佐多
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/09Arrangements for device control with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time; Arrangements for control of broadcast-related services
    • H04H60/14Arrangements for conditional access to broadcast information or to broadcast-related services
    • H04H60/19Arrangements for conditional access to broadcast information or to broadcast-related services on transmission of information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H60/00Arrangements for broadcast applications with a direct linking to broadcast information or broadcast space-time; Broadcast-related systems
    • H04H60/76Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet
    • H04H60/78Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet characterised by source locations or destination locations
    • H04H60/80Arrangements characterised by transmission systems other than for broadcast, e.g. the Internet characterised by source locations or destination locations characterised by transmission among terminal devices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、受信ユニットにおいてホストP
Cに転送してもよいデータか否かを判別でき、しかも受
信ユニットの低廉化が図れるデータ放送受信機を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 受信ユニットによって受信されかつ各受
信機に対する番組受信許可/不許可を示す制御情報番組
データが、受信ユニットからホストPCに転送され、ホ
ストPCでは受信ユニットから送られてきた制御情報番
組データが解析され、解析結果が受信ユニットに転送さ
れ、受信ユニットではホストPCから送られてきた解析
結果が記憶され、記憶された解析結果に基づいて受信デ
ータをホストPCに転送すべきか否かが判別され、ホス
トPCに転送すべきと判別された受信データのみがホス
トPCに転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、FM多重放送、
文字多重放送等のデータ放送を受信するデータ放送受信
機に関する。
【0002】
【従来の技術】FM多重放送は、音声、文字、図形など
をステレオ音声とともに放送するものである。つまり、
通常のFM放送に、音声、文字、図形を多重して放送す
るものである。
【0003】FM多重放送の規格の代表的なものには、
DARC(Data Radio Channel)、固定受信方式および
RDS(Radio Data System ) の3方式がある。この中
でDARCは最も新しく、国際標準規格として採用され
ている。DARCは、ITU−R(International Tele
communication Union)の勧告807「データ放送の参照
モデル」に従って記述されている。
【0004】DARCは、文字や図形をディジタル情報
に変換し、副搬送波周波数76kHzを変調してステレオ
ベースバンド信号に周波数多重し、FM変調して放送す
るものである。
【0005】図6は、DARCの文字・図形の符号化方
式を表す階層構造を示している。
【0006】階層1においては、伝送路特性が指定され
ている。通常のFMステレオ放送信号であるL+R信号
およびL−R信号よりも高周波側に、多重信号が重畳さ
れる。この重畳方式は、多重信号の音声信号への妨害が
音声変調度が小さいときに顕著となることを考慮して、
L−R信号の変調度により多重信号のレベルをコントロ
ールするLMSK(Level Controlled Minimum Shift K
eying)方式が採用されている。
【0007】階層2は、誤り訂正方式を含む、データの
フレーム構成が規定されている。各フレームは、列方向
に272ブロックからなり、先頭には16ビットのブロ
ック識別符号(BIC:Block Identification Code)が
付加され、このブロック識別符号に基づいてフレーム同
期およびブロック同期が行なわれる。列方向の272ブ
ロックのうち、190ブロックはデータを伝送するパケ
ットであり、82ブロックは列方向のパリティを伝送す
るパリティパケットである。各パケットは、行方向に1
76ビットのデータ部、誤り検出符号である14ビット
のCRC(Cyclic Redundancy Code) および82ビット
の横方向のパリティ部より構成されている。
【0008】送信データは、この1フレームを基本単位
として、この階層の段階でまず誤り訂正が行なわれる。
なお、実際には、図7に示すように、縦方向にはパケッ
トとパリティパケットとが所定の順序に並び替えられた
フレーム構成で送信データが送出される。
【0009】階層3は、データパケットの構成を規定し
ている。データパケットは、フレーム内の各行のうち、
BIC、CRCおよびパリティを除いた176ビットか
らなる。データパケットは、プリフィックスとデータブ
ロックで構成されている。
【0010】階層4は、データグループの構成を示して
いる。データグループは、1または複数のデータブロッ
クで構成されている。このデータグループにも誤り検出
符号であるCRCが含まれ、送信データはこの階層にお
いても誤り検出が行なわれる。1つのデータグループ
は、1ページのデータに対応している。
【0011】階層5は、FM多重放送により伝送される
1まとまりの情報、すなわち、番組データの構成を規定
する。
【0012】図8は、PCカード等の受信ユニットを備
えたFM放送受信機の概略構成を機能ブロックを用いて
示している。
【0013】このFM多重放送受信機は、PCカード1
と、PCカード1が装着されるパーソナルコンピュータ
(以下、ホストPCという)2を備えている。PCカー
ド1は、チューナ301、復調LSI302、受信処理
部303を備えている。ホストPC2は、番組再構成部
304、番組解析部305、表示処理部306、描画部
307および表示器308を備えている。
【0014】復調LSI302は、チューナ301から
の出力に基づいてLMSK復調と誤り訂正とを行う。復
調LSI302では、階層1のデータが階層3のデータ
に変換される。
【0015】受信処理部303は、LSI302から出
力されるブロック単位のデータのうち、必要なもののみ
取り込む。
【0016】番組再構成部304は、番組再構成を行
う。番組再構成部304では、階層3のデータが階層4
のデータに変換される。
【0017】番組解析部305は、八単位符号系にした
がった復号処理を行う。番組解析部305では、階層4
のデータが階層6(八単位符号体系)のデータに変換さ
れる。
【0018】表示処理部306は、描画パターンを取得
するとともに描画パターンに各種の加工を施す。描画部
307は、表示処理部306によって得られた描画パタ
ーンを表示器308に出力する。
【0019】ところで、FM多重放送においては、無料
番組だけでなく、有料番組やページングサービス(ポケ
ベルサービス)が実施され始めた。許可されていない有
料番組や他人宛のページングデータをホストPC2に転
送すると、不正に解読される可能性がある。許可されて
いない有料番組や他人宛のページングデータをホストP
C2に転送しないようにするためには、PCカード1側
において受信データがホストPC2に転送してもよいデ
ータか否かを判別する必要がある。
【0020】有料番組の許可・不許可に関する制御情報
は、特定の番組情報として放送局からオンエアで送出さ
れる場合がある。このような場合に、PCカード側で制
御情報の解析、登録、削除等を行なうためには、高速処
理のCPU、容量の大きなメモリ等をPCカードに搭載
する必要があり、コストが高くなる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、受信ユニ
ット内においてホストPCに転送してもよいデータか否
かを判別でき、しかも受信ユニットの低廉化が図れるデ
ータ放送受信機を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明による第1のデ
ータ放送受信機は、選局、復調、誤り訂正および受信処
理を行なう受信ユニットと、受信ユニットから受信デー
タが転送されかつ番組再構成、番組解析および表示処理
を行なうホストPCとを備えたデータ放送受信機におい
て、受信ユニットによって受信されかつ各受信機に対す
る番組受信許可/不許可を示す制御情報番組データが、
受信ユニットからホストPCに転送され、ホストPCで
は受信ユニットから送られてきた制御情報番組データが
解析され、解析結果が受信ユニットに転送され、受信ユ
ニットではホストPCから送られてきた解析結果が記憶
され、記憶された解析結果に基づいて受信データをホス
トPCに転送すべきか否かが判別され、ホストPCに転
送すべきと判別された受信データのみがホストPCに転
送されることを特徴とする。
【0023】解析結果は、たとえば、各番組毎に転送を
許可するか否かを表すデータである。解析結果は、たと
えば、有料番組について転送を許可するか否かを表すデ
ータである。
【0024】この発明による第2のデータ放送受信機
は、選局、復調、誤り訂正および受信処理を行なう受信
ユニットと、受信ユニットから受信データが転送されか
つ番組再構成、番組解析および表示処理を行なうホスト
PCとを備えたデータ放送受信機において、各放送局毎
の各受信機に対する番組受信許可/不許可を示す階層3
の制御情報番組データが、受信ユニットからホストPC
に転送され、ホストPCでは受信ユニットから送られて
きた階層3の制御情報番組データが階層4の制御情報番
組データに変換され、得られた階層4の制御情報番組デ
ータが受信ユニットに転送され、受信ユニットではホス
トPCから送られてきた階層4の制御情報番組データが
記憶され、記憶された階層4の制御情報番組データに基
づいて受信データをホストPCに転送すべきか否かが判
別され、ホストPCに転送すべきと判別された受信デー
タのみがホストPCに転送されることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
をFM多重放送受信機に適用した場合の実施の形態につ
いて説明する。
【0026】〔1〕第1の実施の形態の説明 図1は、FM多重放送受信機の構成を示している。FM
多重受信機は、受信ユニットとしてのPCカード100
と、PCカード100が装着されるパーソナルコンピュ
ータ(以下、ホストPCという)200とから構成され
ている。
【0027】PCカード100は、図8のチューナ30
1、復調LSI302および受信処理部303に相当す
る機能を備えている。パソコン200は、特定のソフト
ウエアがインストールされることにより、図8の番組再
構成部304、番組解析部305、表示処理部306、
描画部307および表示器308の機能を備えている。
【0028】PCカード100は、FMチューナ10
1、バンドパスフィルタ(BPF)102、復調LSI
103、CPU104およびインターフェース105を
備えている。CPU104は、そのプログラム等を記憶
するROM106および必要なデータを記憶するRAM
107を備えている。
【0029】アンテナによって受信されたFM多重放送
信号は、FMチューナ101に送られ、同期検波が行わ
れた後、バンドパスフィルタ102に送られる。バンド
パスフィルタ102では、所定の周波数帯域の信号成分
が取り出される。バンドパスフィルタ102の出力は復
調LSI103に送られ、LMSK復調、同期検出およ
び誤り訂正が行われる。
【0030】CPU104は、復調LSI103から所
定時間(たとえば、18msec)毎に発生するデータ
転送要求を受けて、復調LSI103からの受信データ
を読み出す。RAM107には、CPU104からのデ
ータ(階層3のデータ)が、所定時間(たとえば、18
msec)毎に1パケットの割合で蓄積される。
【0031】RAM107に蓄積されたパケットデータ
は、インターフェース105を介してホストPC200
に送られる。ホストPC200内のCPU(図示略)
は、受信したパケットデータからデータブロックを抽出
し、データブロックからデータグループを再構成し、デ
ータグループに対して誤り検出を行う。
【0032】再構成された番組データグループは、各番
組ごとに順次、ホストPC200内の記憶装置(図示
略)にページ単位で記憶される。ホストPC200内の
CPUは、所定のページデータを選択して、表示部(図
示略)に出力する。表示部は送られてきたページデータ
に基づいて、対応する文字情報、図形情報を出力する。
【0033】なお、ユーザによる選局操作は、ホストP
C200側の操作部によって行なわれる。選局操作が行
なわれた場合には、ホストPC200からPCカード1
00内のCPU104に選局コマンドが送られてくる。
CPU104は、ホストPC200から送られてきた選
局コマンドに基づいてFMチューナ101を制御する。
【0034】この第1の実施の形態では、各FM多重放
送局から、各受信機毎の受信許可/不許可を表す制御情
報が、特定の制御情報番組データとして、たとえばサー
ビス識別が”13”の制御情報番組データとして送出さ
れる。
【0035】制御情報番組データ(以下、単に制御情報
という)には、放送局を示すコード(放送局コード)、
受信局のIDまたはグループID毎の有料番組について
許可されているか否か示す情報、および許可されている
有料番組についてはその有効期限に関する情報等が含ま
れている。
【0036】このような制御情報はホストPC200側
において解析され、たとえば、自己の受信局を表すID
またはグループIDに対する制御情報に基づいて、サー
ビス識別と番組番号で特定される番組毎に転送許可/不
許可を表す情報(以下、転送許可/不許可情報という)
が放送局コード毎にホストPC200側のハードディス
クなどの記憶装置に記憶される。
【0037】そして、選局が行なわれたときには、ホス
トPC200側は選局された放送局に対応する転送許可
/不許可情報をPCカード100側のCPU104に転
送する。PCカード100側のCPU104は、送られ
てきた転送許可/不許可情報をRAM107に格納す
る。
【0038】また、選局後に放送局から送られてきた制
御情報の解析および保存もホストPC200側で行なわ
れる。そして、新規に許可となった番組が発生した場
合、有効期限切れのため不許可となった番組が生じた場
合等のように、転送許可/不許可情報の更新を行なう必
要が生じた場合には、更新コマンドがホストPC200
側から、PCカード100側のCPU104に転送され
る。これにより、RAM107内の転送許可/不許可情
報が更新される。
【0039】図2は、PCカード100内のCPU10
4による処理手順を示している。
【0040】CPU104の処理には、電源投入時の処
理、ホストPC200側から選局コマンドが送られてき
た場合の処理、復調LSI103からデータを受信した
ときの処理、ホストPC200側から転送許可/不許可
情報の更新コマンドが送られてきた場合の処理がある。
【0041】電源投入時またはホストPC200側から
選局コマンドが送られてきた場合(ステップ4でYE
S)には、RAM107内の転送許可/不許可情報が削
除される(ステップ1)。そして、ホストPC200側
から現在選局されている放送局に対応する転送許可/不
許可情報が一定時間内に送られてきた場合には(ステッ
プ2でYES)、送られてきた転送許可/不許可情報が
RAM107内に格納される(ステップ3)。
【0042】復調LSI103からデータを受信したと
きには(ステップ5でYES)、RAM107内に記憶
されている転送許可/不許可情報に基づいて、受信デー
タをホストPC200に転送すべきであるか否かが判別
される(ステップ6)。
【0043】受信データをホストPC200に転送すべ
きであると判別された場合には、受信データがインタフ
ェース105を介してホストPC200に転送される
(ステップ7)。転送すべきであると判別される場合と
は、受信データの番組が無料番組である場合、受信デー
タの番組が制御情報が提供される制御情報番組である場
合、受信データの番組が有料番組でありかつ許可されて
いる場合である。
【0044】受信データをホストPC200に転送すべ
きであると判別されなかった場合には、受信データはホ
ストPC200に転送されない。
【0045】ホストPC200側から転送許可/不許可
情報の更新コマンドが送られてきた場合には(ステップ
8)、送られてきた更新コマンドに基づいて、RAM1
07内の転送許可/不許可情報が更新される(ステップ
9)。
【0046】上記第1の実施の形態によれば、制御情報
の解析処理がホストPC200側で行なわれているの
で、PCカード100内のCPU104の処理負担が軽
いという利点がある。このため、PCカード100側に
高速のCPUや、容量の大きいRAMを搭載する必要が
ないので、コストの低廉化が図れる。
【0047】〔2〕第2の実施の形態の説明
【0048】FM多重放送受信機の構成は、図1に示さ
れている第1の実施の形態と同じである。
【0049】上記第1の実施の形態では、制御情報から
得られた各放送局コード毎の転送許可/不許可情報は、
ホストPC200側のハードディスク等の記憶装置に格
納されている。第2の実施の形態では、無料番組の範
囲、制御情報番組および有料番組の範囲が予め決められ
ている。そして、選局後においては、原則的に制御情報
番組および無料番組のみをホストPC200側に転送す
る。
【0050】ホストPC200は制御情報を受信する
と、制御情報を解析して有料番組に対する許可/不許可
情報をPCカード100側に転送する。PCカード10
0はホストPC200から送られてきた有料番組に対す
る許可/不許可情報をRAM107に格納する。そし
て、PCカード100のCPU104に有料番組のデー
タが送られてきた場合には、RAM107内の有料番組
に対する許可/不許可情報に基づいて、ホストPC20
0側に転送すべきか否かが判別される。
【0051】図3は、PCカード100内のCPU10
4による処理手順を示している。
【0052】CPU104の処理には、電源投入時の処
理、ホストPC200側から選局コマンドが送られてき
た場合の処理、復調LSI103からデータを受信した
ときの処理、ホストPC200側から有料番組に対する
許可/不許可情報の更新コマンドが送られてきた場合の
処理がある。
【0053】電源投入時またはホストPC200側から
選局コマンドが送られてきた場合(ステップ12でYE
S)には、RAM107内の有料番組に対する転送許可
/不許可情報が削除される(ステップ11)。
【0054】復調LSI103からデータを受信したと
きには(ステップ13でYES)、RAM107内に記
憶されている有料番組に対する許可/不許可情報に基づ
いて、受信データをホストPC200に転送すべきであ
るか否かが判別される(ステップ14)。この際、無料
番組と制御情報番組のデータは、転送すべきデータであ
ると判別される。有料番組のデータについては、有料番
組に対する許可/不許可情報によって許可されているも
ののみ転送すべきデータであると判別される。
【0055】受信データをホストPC200に転送すべ
きであると判別された場合には、受信データがインタフ
ェース105を介してホストPC200に転送される
(ステップ15)。受信データをホストPC200に転
送すべきであると判別されなかった場合には、受信デー
タはホストPC200に転送されない。
【0056】ホストPC200側から有料番組に対する
許可/不許可情報またはその更新コマンドが送られてき
た場合には(ステップ16でYES)、送られてきた有
料番組に対する許可/不許可情報または更新コマンドに
基づいて、RAM107内への許可/不許可情報の格納
またはRAM107内の許可/不許可情報の更新が行な
われる(ステップ17)。
【0057】上記第2の実施の形態によれば、制御情報
の解析処理がホストPC200側で行なわれているの
で、PCカード100のCPU104の処理負担が軽い
という利点がある。このため、PCカード100側に高
速のCPUや、容量の大きいRAMを搭載する必要がな
いので、コストの低廉化が図れる。
【0058】また、制御情報の解析結果である有料番組
に対する許可/不許可情報がホストPC200側のハー
ドディスクに保存されないので、セキュリティーが向上
するという利点がある。
【0059】〔3〕第3の実施の形態の説明
【0060】図4は、FM多重放送受信機の構成を示し
ている。図4において図1と同じものには同じ符号を付
してその説明を省略する。図4に示されているFM多重
放送受信機では、PCカード100内のCPU104
は、階層4の制御情報を格納するためのEEPROM1
08を備えている。
【0061】第3の実施の形態では、無料番組の範囲、
制御情報番組および有料番組の範囲が予め決められてい
る。そして、選局後においては、原則的に制御情報番組
および無料番組のみをホストPC200側に転送する。
ホストPC200は階層3の制御情報を受信すると、階
層3の制御情報を階層4の制御情報に変換し、得られた
階層4の制御情報をPCカード100側に転送する。P
Cカード100はホストPC200から送られてきた階
層4の制御情報をEEPROM108に格納する。
【0062】PCカード100のCPU104は、有料
番組を受信した場合には、EEPROM108に格納さ
れた制御情報に基づいて、許可されているか否かを判別
し、許可されている場合にのみ、その有料番組のデータ
をホストPC200側に転送する。
【0063】図5は、PCカード100内のCPU10
4による処理手順を示している。
【0064】CPU104の処理には、電源投入時の処
理、ホストPC200側から選局コマンドが送られてき
た場合の処理、復調LSI103からデータを受信した
ときの処理、ホストPC200側から階層4の制御情報
が送られてきた場合の処理、ホストPC200側から所
定のタイミングで日時データが送られてきた場合の処理
がある。
【0065】ホストPC200は、電源投入時および選
局コマンドをPCカード100に転送した場合には、現
在選局されている放送局の放送局コードおよび日時デー
タをPCカード100に転送する。また、ホストPC2
00は、所定のタイミングで、日時データをPCカード
100に転送する。ホストPC200からPCカード1
00に転送される日時データは、ホストPC200が有
する時計機能に基づいて発生させてもよいし、制御情報
に含まれている日時データを用いてもよい。
【0066】電源投入時またはホストPC200側から
選局コマンドが送られてきた場合(ステップ23でYE
S)には、ホストPC200から現在選局されている放
送局の放送局コードおよび日時データが送られてくるの
を待ち(ステップ21)、これらのデータが送られてく
ると、送られてきたデータをRAM107に記憶する
(ステップ22)。
【0067】復調LSI103からデータを受信したと
きには(ステップ24でYES)、EEPROM108
内に記憶されている現在選局されている放送局に対する
制御情報に基づいて、受信データをホストPC200に
転送すべきであるか否かが判別される(ステップ2
5)。この際、無料番組と制御情報番組のデータは、転
送すべきデータであると判別される。有料番組のデータ
については、EEPROM108内に記憶されている現
在選局されている放送局に対する制御情報によって許可
されているもののみ転送すべきデータであると判別され
る。この際、許可されている有料番組が有効期限内であ
る否かは、RAM107に記憶されている日時データに
基づいて判別される。
【0068】受信データをホストPC200に転送すベ
きであると判別された場合には、受信データがインタフ
ェース105を介してホストPC200に転送される
(ステップ26)。受信データをホストPC200に転
送すべきであると判別されなかった場合には、受信デー
タはホストPC200に転送されない。
【0069】ホストPC200側から階層4の制御情報
が送られてきた場合には(ステップ27)、送られてき
た制御情報が、現在選局されている放送局に対応する放
送局コード(上記ステップ21でホストPC200側か
ら送られきた放送局コード)に対応して、EEPROM
108に記憶される(ステップ28)。なお、現在選局
されている放送局に対する制御情報が既にEEPROM
108に格納されている場合には、その制御情報が新た
な制御情報に置き換えられる。
【0070】ホストPC200側から所定のタイミング
で日時データが送られてきた場合には(ステップ2
9)、送られてきた日時データに基づいてRAM107
に記憶されている日時データが更新される(ステップ3
0)。
【0071】なお、ステップ21で送られた日時データ
に基づいて、PCカード100側のCPU104が計時
を行なって、日時データを発生するようにしてもよい。
この場合には、ステップ29および30の処理は不要と
なる。
【0072】上記第3の実施の形態によれば、階層3デ
ータから階層4のデータへの変更処理がホストPC20
0側で行なわれているので、PCカード100のCPU
104の処理負担が軽いという利点がある。このため、
PCカード100側に高速のCPUや、容量の大きいR
AMを搭載する必要がないので、コストの低廉化が図れ
る。また、制御情報がホストPC200側のハードディ
スクに保存されないので、セキュリティーが向上すると
いう利点がある。しかも、最新の制御情報がPCカード
内に保持されるため、電源投入時や選局時に、制御情報
が新たに受信されるまで待つ必要がない。
【0073】なお、上記各実施の形態におけるPCカー
ドの代わりに、ボード型、ボックス型等の受信ユニット
を用いてもよい。
【0074】
【発明の効果】この発明によれば、受信ユニット内にお
いてホストPCに転送してもよいデータか否かを判別で
き、しかも受信ユニットの低廉化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FM多重放送受信機の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】PCカード内のCPUによる処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】PCカード内のCPUによる処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】FM多重放送受信機の電気的構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】PCカード内のCPUによる処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】DARCの文字・図形の符号化方式を表す階層
構造を示す模式図である。
【図7】DARCのフレーム構造を示す模式図である。
【図8】従来におけるFM多重放送受信機の構成の一部
を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
100 PCカード 101 FMチューナ 102 BPF 103 復調LSI 104 CPU 105 インターフェース 106 ROM 107 RAM 108 EEPROM 200 ホストPC

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選局、復調、誤り訂正および受信処理を
    行なう受信ユニットと、受信ユニットから受信データが
    転送されかつ番組再構成、番組解析および表示処理を行
    なうホストPCとを備えたデータ放送受信機において、 受信ユニットによって受信されかつ各受信機に対する番
    組受信許可/不許可を示す制御情報番組データが、受信
    ユニットからホストPCに転送され、ホストPCでは受
    信ユニットから送られてきた制御情報番組データが解析
    され、解析結果が受信ユニットに転送され、受信ユニッ
    トではホストPCから送られてきた解析結果が記憶さ
    れ、記憶された解析結果に基づいて受信データをホスト
    PCに転送すべきか否かが判別され、ホストPCに転送
    すべきと判別された受信データのみがホストPCに転送
    されることを特徴とするデータ放送受信機。
  2. 【請求項2】 解析結果は、各番組毎に転送を許可する
    か否かを表すデータである請求項1に記載のデータ放送
    受信機。
  3. 【請求項3】 解析結果は、有料番組について転送を許
    可するか否かを表すデータである請求項1に記載のデー
    タ放送受信機。
  4. 【請求項4】 選局、復調、誤り訂正および受信処理を
    行なう受信ユニットと、受信ユニットから受信データが
    転送されかつ番組再構成、番組解析および表示処理を行
    なうホストPCとを備えたデータ放送受信機において、 各放送局毎の各受信機に対する番組受信許可/不許可を
    示す階層3の制御情報番組データが、受信ユニットから
    ホストPCに転送され、ホストPCでは受信ユニットか
    ら送られてきた階層3の制御情報番組データが階層4の
    制御情報番組データに変換され、得られた階層4の制御
    情報番組データが受信ユニットに転送され、受信ユニッ
    トではホストPCから送られてきた階層4の制御情報番
    組データが記憶され、記憶された階層4の制御情報番組
    データに基づいて受信データをホストPCに転送すべき
    か否かが判別され、ホストPCに転送すべきと判別され
    た受信データのみがホストPCに転送されることを特徴
    とするデータ放送受信機。
JP19663697A 1997-07-23 1997-07-23 データ放送受信機 Pending JPH1141187A (ja)

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JP19663697A JPH1141187A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 データ放送受信機
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