JPH1140000A - プッシュスイッチ装置 - Google Patents

プッシュスイッチ装置

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JPH1140000A
JPH1140000A JP21410697A JP21410697A JPH1140000A JP H1140000 A JPH1140000 A JP H1140000A JP 21410697 A JP21410697 A JP 21410697A JP 21410697 A JP21410697 A JP 21410697A JP H1140000 A JPH1140000 A JP H1140000A
Authority
JP
Japan
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switch
pressing
push
full stroke
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP21410697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Noda
益生 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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Publication of JPH1140000A publication Critical patent/JPH1140000A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽快で確実な操作感を感得できるプッシュス
イッチ装置を提供する。 【解決手段】 撓んだ弾性スペーサ18の反発荷重が、
タクトスイッチ4の作動荷重以上になるように設定し
て、フルストロークに達する前にタクトスイッチ4がス
イッチングされるようにする。スイッチング後押圧操作
ノブ13がフルストロークに達するまでの押圧力は、タ
クトスイッチ4のスイッチングにより伸長した弾性スペ
ーサ18を再び撓ませることにより吸収させて、直接タ
クトスイッチ4に作用しないようし、該タクトスイッチ
4がフルストローク時のストッパとならない構成にする
ことができる。さらに、押圧操作ノブ13の押圧荷重
を、通常スイッチの一般的仕様レベル(約10kgf)
とすることができるとともに、押圧開始からフルストロ
ークまで間を一連の軽快な操作感で操作することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プッシュスイッチ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車載用のオーディオ機器や空調装置に用
いられるスイッチの多くは、機能性や操作性を重視する
ことから、概ね2mm以下のストロークでスイッチング
できるようになっている。このため、図6に示すように
スイッチング機構部にはタクトスイッチaを配置し、押
圧操作ノブbの押圧端cとタクトスイッチaの押圧面d
との間に隙間eを設けて、上記ストロークを確保してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タクト
スイッチaは、弧状の板バネを押圧により反転させてス
イッチングするもので、約0.25mmとスイッチ組み
付けの許容誤差程度のストロークであるため、ストッパ
機構を設けて該スイッチングストロークを直接管理する
ことが困難である。従って、タクトスイッチaそのもの
が操作時の最終的なストッパとなってしまう。このた
め、操作時の押圧荷重をタクトスイッチaの許容強度
(約3kgf)以下に抑える必要がある。また、スイッ
チの取付け位置や押圧操作ノブの意匠形状次第では、タ
クトスイッチaの許容強度を越えて押圧され、最終的に
はタクトスイッチaが破損してしまう虞れがある。さら
に、押圧操作ノブbの押圧端cとタクトスイッチaの押
圧面dとの間に隙間eを設けているため、該押圧端cが
押圧面dに到達するまでの操作感と、それに続いてタク
トスイッチaが押圧される操作感とが感得されてしま
い、軽快な操作感が損なわれる虞れがある。本発明は上
記に鑑みてなされたもので、軽快で確実な操作感を感得
できるプッシュスイッチ装置を提供することを目的とす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のプッシュスイッチ装置は、押圧操作ノブに形
成した押圧端部とプッシュスイッチの押圧面との間に弾
性スペーサを介在させ、前記押圧端部に押圧されて撓む
前記弾性スペーサの反発荷重により、前記押圧面を押圧
してスイッチングすることを特徴とする。
【0005】
【発明の作用及び効果】上記構成のプッシュスイッチ装
置によれば、押圧操作ノブの押圧端部とプッシュスイッ
チの押圧面との間に介在させた弾性スペーサを撓ませ、
その反発荷重により、プッシュスイッチの押圧面を押圧
してスイッチングする。従って、押圧操作ノブのフルス
トロークを規制するストッパを設けるとともに、撓んだ
弾性スペーサの反発荷重が、プッシュスイッチの作動荷
重以上になるように設定して、押圧操作ノブがフルスト
ロークまで押圧される前にスイッチングされるようにで
きる。そして、スイッチング後押圧操作ノブがフルスト
ロークに達するまでの押圧力は、プッシュスイッチのス
イッチングにより伸長した弾性スペーサを再び撓ませる
ことにより吸収させて、直接プッシュスイッチに作用し
ないようし、該プッシュスイッチがフルストローク時の
ストッパとならない構成とすることができる。さらに、
押圧操作ノブの押圧荷重を、通常スイッチの一般的仕様
レベルとすることができるとともに、押圧開始からフル
ストロークまでを一連の軽快な操作感で操作することが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を添付図面を参
照して説明する。図1はプッシュスイッチ装置1の平面
図、図2は同、断面図、図3はタクトスイッチ4の拡大
断面図である。プッシュスイッチ装置1のケース2の下
面には、プリント配線基板3が嵌着されている。プリン
ト配線基板3上には、タクトスイッチ4が載置されて端
子5が半田付けされている。図3に示すようにタクトス
イッチ4は、押圧子6を押圧して弧状に湾曲させた導電
性薄板バネ7を反転させ、接点8,9間を橋絡してスイ
ッチングするもので、約0.25mmの小ストロークで
スイッチングされる。
【0007】ケース2の上部開放部10には、一端を該
ケース2の内部に設けた回動軸11に回動アーム12を
軸支した押圧操作ノブ13が配置されている。押圧操作
ノブ13には、上面の押圧操作面14と該押圧操作面1
4に続く他端方を曲成した下向きの衝合面15が形成さ
れている。衝合面15は、ケース2に形成されたストッ
パ段部2aに衝合して、押圧操作ノブ13のフルストロ
ークを規制する。また、押圧操作ノブ13の下面略中央
には、押圧軸部16が垂下状に一体形成されている。押
圧軸部16の下端には、縮径軸部17が形成されてい
る。該縮径軸部17にはゴム製の弾性スペーサ18が嵌
挿されている。
【0008】図4(a)に示すように弾性スペーサ18
は、中心を貫通する嵌挿孔19を形成して略鼓形に形成
されている。また、同図(b)に示すように縮径軸部1
7に嵌挿された弾性スペーサ18は、下面を上記タクト
スイッチ4の押圧子6の押圧面6aに当接させて、幾分
撓ませた状態で取付けられる。このため、押圧操作され
ないフリー時の押圧操作ノブ13は、弾性スペーサ18
の反発荷重が作用する。このため、押圧操作ノブ13は
回動して、その回動アーム12がケース2の垂下片2b
に当接してフリー時の姿勢が規制されている。
【0009】図5は、タクトスイッチ4の作動荷重の上
限値及び下限値と、弾性スペーサ18の撓み代に対する
反発荷重特性を併せて示したグラフである。このグラフ
で示されるように、弾性スペーサ18の撓み代に対する
反発荷重特性は、略比例関係にある。そして、弾性スペ
ーサ18の取付け時の反発荷重の上限値は、タクトスイ
ッチ4の作動荷重の下限値よりも小さく設定され、押圧
操作ノブ13のフルストローク時までに撓んだ弾性スペ
ーサ18の反発荷重が、タクトスイッチ4の作動荷重の
上限値を越えるように設定されている。従って、上記プ
ッシュスイッチ装置1は、押圧操作ノブ13がフルスト
ロークまで押圧される以前に、撓んだ弾性スペーサ18
の反発荷重により、タクトスイッチ4の押圧子6が押圧
されて導電性薄板バネ7が反転しスイッチングされる。
そして、タクトスイッチ4の導電性薄板バネ7が反転す
ると同時に、弾性スペーサ18の撓みが解除されて伸張
する。従って、図5に示すフルストローク時の弾性スペ
ーサ18の反発荷重がそのままタクトスイッチ4に作用
しない。
【0010】上記したように本発明のプッシュスイッチ
装置1は、押圧操作ノブ13により弾性スペーサ18を
撓ませ、その反発荷重がタクトスイッチ4の作動荷重を
越えたとき、該タクトスイッチ4の押圧子6を押圧して
スイッチングするもので、押圧操作ノブ13のフルスト
ロークを規制するストッパ段部2aを設け、該フルスト
ロークに達する前にスイッチングされるようにする。そ
して、スイッチング後押圧操作ノブ13がフルストロー
クに達するまでの押圧力は、タクトスイッチ4のスイッ
チングにより伸長した弾性スペーサ18を再び撓ませる
ことにより吸収させて、直接タクトスイッチ4に作用し
ないようし、該タクトスイッチ4がフルストローク時の
ストッパとならない構成とすることができる。さらに、
押圧操作ノブ13の押圧荷重を、通常スイッチの一般的
仕様レベル(約10kgf)とすることができるととも
に、押圧開始からフルストロークまでを一連の軽快な操
作感で操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プッシュスイッチ装置1の平面図である。
【図2】同、断面図である。
【図3】タクトスイッチ4の拡大断面図である。
【図4】弾性スペーサ18のフリー時と取付け時を示し
た説明図である。
【図5】タクトスイッチ4の作動荷重の上限値及び下限
値と、弾性スペーサ18の撓み代に対する反発荷重特性
を併せて示したグラフである。
【図6】従来例を示した断面図である。
【符号の説明】
1...プッシュスイッチ装置 4...タクトスイッチ 6...押圧子 6a...押圧面 13...押圧操作ノブ 16...押圧軸部 18...弾性スペーサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧操作ノブに形成した押圧端部とプッ
    シュスイッチの押圧面との間に弾性スペーサを介在さ
    せ、前記押圧端部に押圧されて撓む前記弾性スペーサの
    反発荷重により、前記押圧面を押圧してスイッチングす
    ることを特徴とするプッシュスイッチ装置。
JP21410697A 1997-07-23 1997-07-23 プッシュスイッチ装置 Pending JPH1140000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21410697A JPH1140000A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 プッシュスイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP21410697A JPH1140000A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 プッシュスイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1140000A true JPH1140000A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16650340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21410697A Pending JPH1140000A (ja) 1997-07-23 1997-07-23 プッシュスイッチ装置

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JP (1) JPH1140000A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344515A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 押圧キートップ構造
JP4896158B2 (ja) * 2006-01-19 2012-03-14 ルノー・エス・アー・エス 自動車用の電気スイッチ

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JP2006344515A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd 押圧キートップ構造
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