JPH1139651A - ハードディスク表面検査装置 - Google Patents
ハードディスク表面検査装置Info
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- JPH1139651A JPH1139651A JP19270697A JP19270697A JPH1139651A JP H1139651 A JPH1139651 A JP H1139651A JP 19270697 A JP19270697 A JP 19270697A JP 19270697 A JP19270697 A JP 19270697A JP H1139651 A JPH1139651 A JP H1139651A
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハードディスクの外周の面取り部にできたふ
くれ傷の有無の検査を自動化する。 【解決手段】 ハードディスク1を回転させながら光源
3からハードディスク1の表面を照射してその反射光を
リニアイメージセンサ4a〜4cに入射させてディスク
表面の欠陥を検出する従来の表面検査装置に備えられて
いるリニアイメージセンサ4bが出力する反射光レベル
信号を取り出し、さらに、その中のディスク1の外周面
取り部の受光量を抽出して、その変化の有無および程度
から、ふくれ傷の有無を判定する。
くれ傷の有無の検査を自動化する。 【解決手段】 ハードディスク1を回転させながら光源
3からハードディスク1の表面を照射してその反射光を
リニアイメージセンサ4a〜4cに入射させてディスク
表面の欠陥を検出する従来の表面検査装置に備えられて
いるリニアイメージセンサ4bが出力する反射光レベル
信号を取り出し、さらに、その中のディスク1の外周面
取り部の受光量を抽出して、その変化の有無および程度
から、ふくれ傷の有無を判定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記憶装置の記
録担体に用いられる金属製ディスクいわゆるハードディ
スクの表面を光学的に検査するハードディスク表面検査
装置に関する。
録担体に用いられる金属製ディスクいわゆるハードディ
スクの表面を光学的に検査するハードディスク表面検査
装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、すでに、
特願平8−126362号として、ハードディスク表面
検査装置を提案している。この装置は、ハードディスク
表面に光度分布を有する光源を照射し、その反射光と光
源を比較処理して得られる反射パラメータを用いて、画
素単位で表面の良否を判定することができる。ところ
で、検査対象とする実際のハードディスクの外周部の断
面は、図4(a)のように形成されており、ハードディ
スク1の外周の角部1cは上下両面とも面取りが施され
ている。この外周部の角部1cの面取りの寸法は、通常
0.2mm程度である。このディスク1は製造工程の取
り扱い中に誤って、他の物体に当ててしまうと、図4
(b)のように、ディスク1の厚み方向に変形して、い
わゆるふくれ傷を発生することになる。
特願平8−126362号として、ハードディスク表面
検査装置を提案している。この装置は、ハードディスク
表面に光度分布を有する光源を照射し、その反射光と光
源を比較処理して得られる反射パラメータを用いて、画
素単位で表面の良否を判定することができる。ところ
で、検査対象とする実際のハードディスクの外周部の断
面は、図4(a)のように形成されており、ハードディ
スク1の外周の角部1cは上下両面とも面取りが施され
ている。この外周部の角部1cの面取りの寸法は、通常
0.2mm程度である。このディスク1は製造工程の取
り扱い中に誤って、他の物体に当ててしまうと、図4
(b)のように、ディスク1の厚み方向に変形して、い
わゆるふくれ傷を発生することになる。
【0003】これらの打撃による変形では、一般に打痕
部自体は凹むもののその反動として周辺が突出する。そ
のため、その突出部11がディスク1の上面レベルLよ
り上方へ突出してしまうことがある。その結果、このよ
うな突出部11のあるディスク1が実際に磁気記憶装置
に組み込まれて回転駆動されると、磁気ヘッドがディス
ク表面と数ミクロンの間隙を保持しながらシーク動作を
するため、ディスク1の表面より突出した突出部11に
磁気ヘッドが直に接触して損傷されるという不具合を生
じる。そのため、ハードディスク単体での表面検査工程
では、表面の欠陥の有無とともに外周部のふくれ傷の有
無についても検査する必要があった。従来、この検査は
目視により行われており、非能率であるとともに、検査
精度も充分なものではなかった。そこで、ディスクの表
面の欠陥を検査すると同時に、ふくれ傷の有無もあわせ
て判定することができるハードディスク表面検査装置の
開発が望まれていた。
部自体は凹むもののその反動として周辺が突出する。そ
のため、その突出部11がディスク1の上面レベルLよ
り上方へ突出してしまうことがある。その結果、このよ
うな突出部11のあるディスク1が実際に磁気記憶装置
に組み込まれて回転駆動されると、磁気ヘッドがディス
ク表面と数ミクロンの間隙を保持しながらシーク動作を
するため、ディスク1の表面より突出した突出部11に
磁気ヘッドが直に接触して損傷されるという不具合を生
じる。そのため、ハードディスク単体での表面検査工程
では、表面の欠陥の有無とともに外周部のふくれ傷の有
無についても検査する必要があった。従来、この検査は
目視により行われており、非能率であるとともに、検査
精度も充分なものではなかった。そこで、ディスクの表
面の欠陥を検査すると同時に、ふくれ傷の有無もあわせ
て判定することができるハードディスク表面検査装置の
開発が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、ハードディスク表面上方に光源
と複数のリニアイメージセンサを設置しておき、ハード
ディスクを回転させながら光源からハードディスク表面
を照射してその反射光をセンサに入射させ、得られた反
射光を照射光と比較処理することにより反射率パラメー
タを算出し、その反射率パラメータを用いて欠陥の有無
を判定するハードディスク表面検査装置において、外周
部に面取り加工が施されたディスクを検査する際に、半
径方向最外端の面取り部の範囲からの反射光についての
受光量を上記リニアイメージセンサのいずれかから抽出
する手段と、抽出された受光量レベルをディスクの1周
について監視し、一定レベルを越える部分がある場合に
その部分に該当する面取り部にふくれ傷があるものと判
別してその判別結果を出力する手段とを備えたことを特
徴とする。
に、請求項1の発明は、ハードディスク表面上方に光源
と複数のリニアイメージセンサを設置しておき、ハード
ディスクを回転させながら光源からハードディスク表面
を照射してその反射光をセンサに入射させ、得られた反
射光を照射光と比較処理することにより反射率パラメー
タを算出し、その反射率パラメータを用いて欠陥の有無
を判定するハードディスク表面検査装置において、外周
部に面取り加工が施されたディスクを検査する際に、半
径方向最外端の面取り部の範囲からの反射光についての
受光量を上記リニアイメージセンサのいずれかから抽出
する手段と、抽出された受光量レベルをディスクの1周
について監視し、一定レベルを越える部分がある場合に
その部分に該当する面取り部にふくれ傷があるものと判
別してその判別結果を出力する手段とを備えたことを特
徴とする。
【0005】請求項2の発明は、ハードディスク表面上
方に光源とリニアイメージセンサを設置しておき、ハー
ドディスクを回転させながら光源からハードディスク表
面を照射してその反射光をセンサに入射させ、得られた
反射光を照射光と比較処理することにより反射率パラメ
ータを算出し、その反射率パラメータを用いて欠陥の有
無を判定するハードディスク表面検査装置において、デ
ィスク外周部に形成された面取り部の上方に設置されて
面取り部からの反射光を受光する受光センサと、受光セ
ンサに入力されたディスクからの反射光の受光量のレベ
ルをディスクの1周について監視し、一定レベルを越え
る部分がある場合にその部分に該当する面取り部にふく
れ傷があるものと判別してその判別結果を出力する手段
とを備えたことを特徴とする。
方に光源とリニアイメージセンサを設置しておき、ハー
ドディスクを回転させながら光源からハードディスク表
面を照射してその反射光をセンサに入射させ、得られた
反射光を照射光と比較処理することにより反射率パラメ
ータを算出し、その反射率パラメータを用いて欠陥の有
無を判定するハードディスク表面検査装置において、デ
ィスク外周部に形成された面取り部の上方に設置されて
面取り部からの反射光を受光する受光センサと、受光セ
ンサに入力されたディスクからの反射光の受光量のレベ
ルをディスクの1周について監視し、一定レベルを越え
る部分がある場合にその部分に該当する面取り部にふく
れ傷があるものと判別してその判別結果を出力する手段
とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は請求項1の発明の実施形態の構成
を概念的に示したブロック図である。図において、1は
検査対象のハードディスクであり、ターンテーブル2に
載置されている。また、ハードディスク1の表面上方に
は、ディスク1を照射する光源3とその反射光を受光す
るリニアイメージセンサ4a〜4cが配設されている。
この光源3は、光軸と直交する方向に中心が明るく外方
が暗い光度分布を有している。
態を説明する。図1は請求項1の発明の実施形態の構成
を概念的に示したブロック図である。図において、1は
検査対象のハードディスクであり、ターンテーブル2に
載置されている。また、ハードディスク1の表面上方に
は、ディスク1を照射する光源3とその反射光を受光す
るリニアイメージセンサ4a〜4cが配設されている。
この光源3は、光軸と直交する方向に中心が明るく外方
が暗い光度分布を有している。
【0007】センサ4a〜4cは、反射光の光軸延長上
に、その長手方向をディスク半径方向と平行にして配設
されており、各センサ4a〜4cにより検出された反射
光のレベル信号a〜cは、表面欠陥検出処理部5へ入力
されて、画素単位で反射率パラメータが算出され、その
反射率パラメータを予め設定されている閾値と比較する
ことで、ディスク表面の欠陥を検出し、表面欠陥検出信
号dを出力する。この表面欠陥検出処理部5の構成およ
び処理動作は従来装置において実現されているため、そ
の構成および動作の説明は省略する。この実施形態は、
これらの従来装置の構成に、ふくれ傷を検出する機能を
付加したものである。
に、その長手方向をディスク半径方向と平行にして配設
されており、各センサ4a〜4cにより検出された反射
光のレベル信号a〜cは、表面欠陥検出処理部5へ入力
されて、画素単位で反射率パラメータが算出され、その
反射率パラメータを予め設定されている閾値と比較する
ことで、ディスク表面の欠陥を検出し、表面欠陥検出信
号dを出力する。この表面欠陥検出処理部5の構成およ
び処理動作は従来装置において実現されているため、そ
の構成および動作の説明は省略する。この実施形態は、
これらの従来装置の構成に、ふくれ傷を検出する機能を
付加したものである。
【0008】すなわち、センサ4a〜4cのうちの任意
のセンサ、ここでは中央に配設されているセンサ4bに
より検出された反射光のレベル信号bを、受光レベル変
化検出手段6へ入力する。受光レベル変化検出手段6
は、ディスク1が1周する間に順に入力されるレベル信
号bの中からディスク1の外周部に相当する部分を抽出
するとともに、抽出した信号のレベル値を用いて画素単
位で前回値との差を算出しそれを変化分eとして、ふく
れ傷有無判定手段7へ送る。ふくれ傷有無判定手段7
は、入力された変化分eを、予め、閾値記憶手段8に格
納されている閾値fと比較し、閾値fを越えた場合は、
ふくれ傷が有ると判別して、ふくれ傷検出信号gを出力
する。
のセンサ、ここでは中央に配設されているセンサ4bに
より検出された反射光のレベル信号bを、受光レベル変
化検出手段6へ入力する。受光レベル変化検出手段6
は、ディスク1が1周する間に順に入力されるレベル信
号bの中からディスク1の外周部に相当する部分を抽出
するとともに、抽出した信号のレベル値を用いて画素単
位で前回値との差を算出しそれを変化分eとして、ふく
れ傷有無判定手段7へ送る。ふくれ傷有無判定手段7
は、入力された変化分eを、予め、閾値記憶手段8に格
納されている閾値fと比較し、閾値fを越えた場合は、
ふくれ傷が有ると判別して、ふくれ傷検出信号gを出力
する。
【0009】この実施形態における各処理手段6〜8
は、専用の回路としても構成可能であるが、従来装置に
反射光のレベル変化を監視するソフトウェアを付加する
だけでも構成することが可能である。なお、図1では、
ふくれ傷有無判定のための反射光のレベル信号を、セン
サ4bから直接取り込んでいたが、いったん、表面欠陥
検出処理部5に入力されてAD変換された後の信号を、
表面欠陥検出処理部5から出力させて用いることも可能
である。
は、専用の回路としても構成可能であるが、従来装置に
反射光のレベル変化を監視するソフトウェアを付加する
だけでも構成することが可能である。なお、図1では、
ふくれ傷有無判定のための反射光のレベル信号を、セン
サ4bから直接取り込んでいたが、いったん、表面欠陥
検出処理部5に入力されてAD変換された後の信号を、
表面欠陥検出処理部5から出力させて用いることも可能
である。
【0010】ここで、図2により、本発明においてふく
れ傷の有無を判定する原理について説明する。図2
(a)は、ディスク表面にふくれ傷がなくてディスク表
面が平坦な場合に、光源3からの照射光の経路を示す図
であり、図4(a)の矢印A方向から見た状態である。
ディスク1表面で反射した光束は、中央のセンサ4bに
最も多く集まり、その両側に位置するセンサ4a,4c
への光量は、破線で示したようにセンサ4bよりも少な
くなる。次に、図2(b)は、ふくれ傷のあるディスク
表面の照射光の経路を示す図であり、図4(b)の矢印
B方向から見た状態である。ハードディスク1の外周に
ふくれ傷が形成されると、上面レベルLよりも突出した
突出部11が形成され、その部分が水平面ではなくなる
ため、光源3からの照射光が反射された後の光の経路が
変化する。
れ傷の有無を判定する原理について説明する。図2
(a)は、ディスク表面にふくれ傷がなくてディスク表
面が平坦な場合に、光源3からの照射光の経路を示す図
であり、図4(a)の矢印A方向から見た状態である。
ディスク1表面で反射した光束は、中央のセンサ4bに
最も多く集まり、その両側に位置するセンサ4a,4c
への光量は、破線で示したようにセンサ4bよりも少な
くなる。次に、図2(b)は、ふくれ傷のあるディスク
表面の照射光の経路を示す図であり、図4(b)の矢印
B方向から見た状態である。ハードディスク1の外周に
ふくれ傷が形成されると、上面レベルLよりも突出した
突出部11が形成され、その部分が水平面ではなくなる
ため、光源3からの照射光が反射された後の光の経路が
変化する。
【0011】この図2(b)では、突出部11の左側斜
面に、照射光が入射された状態を示し、反射光の光軸
が、通常よりも反時計方向に傾く、すなわち、反射角が
通常よりも小さくなる。その結果、反射光の光量はセン
サ4aに最も多く受光され、次いで、センサ4b,4c
の順に少なくなる。次に図示しないが、図2(b)の状
態から、光源3およびセンサ4a〜4cはそのままで、
ハードディスク1が左側へ移動していくと、照射光は突
出部11の頂部を越えて右側斜面を照射することにな
る。すると、今度は、その反射光の光軸は、通常よりも
時計方向に傾き、センサ4cに最も多く受光され、次い
で、センサ4b,4aの順に少なくなる。このように、
突出部11の通過に伴い、センサ4a〜4cの受光量が
変化するため、その変化を検出することで、ハードディ
スク1の表面の凹凸変化、すなわちふくれ傷の有無を判
定することが可能になる。
面に、照射光が入射された状態を示し、反射光の光軸
が、通常よりも反時計方向に傾く、すなわち、反射角が
通常よりも小さくなる。その結果、反射光の光量はセン
サ4aに最も多く受光され、次いで、センサ4b,4c
の順に少なくなる。次に図示しないが、図2(b)の状
態から、光源3およびセンサ4a〜4cはそのままで、
ハードディスク1が左側へ移動していくと、照射光は突
出部11の頂部を越えて右側斜面を照射することにな
る。すると、今度は、その反射光の光軸は、通常よりも
時計方向に傾き、センサ4cに最も多く受光され、次い
で、センサ4b,4aの順に少なくなる。このように、
突出部11の通過に伴い、センサ4a〜4cの受光量が
変化するため、その変化を検出することで、ハードディ
スク1の表面の凹凸変化、すなわちふくれ傷の有無を判
定することが可能になる。
【0012】図3は請求項2の発明の実施形態の構成を
概念的に示したブロック図である。この実施形態は、図
1の実施形態とほぼ共通に構成されており、異なる部分
は、受光センサ9を、ハードディスク1の外周部の上方
に設置し、その受光レベル信号hを、受光レベル変化検
出手段6に入力するようにしたものである。以後の受光
レベル変化検出手段6におけるふくれ傷検出信号gを出
力するまでの処理は、図1の実施形態と同一であるの
で、その説明は省略する。この実施形態で設置された専
用の受光センサ9は、ディスク1表面の全体を検査する
ためのセンサ4a〜4cのように、高解像度である必要
はないので、安価なセンサを用いることが可能である。
そのため、低コストで装置を構成することが可能であ
る。
概念的に示したブロック図である。この実施形態は、図
1の実施形態とほぼ共通に構成されており、異なる部分
は、受光センサ9を、ハードディスク1の外周部の上方
に設置し、その受光レベル信号hを、受光レベル変化検
出手段6に入力するようにしたものである。以後の受光
レベル変化検出手段6におけるふくれ傷検出信号gを出
力するまでの処理は、図1の実施形態と同一であるの
で、その説明は省略する。この実施形態で設置された専
用の受光センサ9は、ディスク1表面の全体を検査する
ためのセンサ4a〜4cのように、高解像度である必要
はないので、安価なセンサを用いることが可能である。
そのため、低コストで装置を構成することが可能であ
る。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、従来の装置に備えられているリニアイメージセンサ
を用いて、回転するディスク外周部の受光量を抽出し
て、その変化の有無および程度から、ふくれ傷の検出が
可能となる。この発明では、従来の装置に、ソフトウェ
アの追加だけで実現可能となる。
ば、従来の装置に備えられているリニアイメージセンサ
を用いて、回転するディスク外周部の受光量を抽出し
て、その変化の有無および程度から、ふくれ傷の検出が
可能となる。この発明では、従来の装置に、ソフトウェ
アの追加だけで実現可能となる。
【0014】同様に、請求項2の発明によれば、従来の
装置に、外周部専用の光センサを新たに設置して、備え
られているリニアイメージセンサを用いて、ディスク外
周部についての1周当たりの受光量を抽出し、その変化
の有無および程度から、ふくれ傷の検出が可能となる。
この発明では、新たに増設する光センサが、従来の装置
に備えられているリニアイメージセンサのような高解像
度である必要がないため、コストがわずかに増大するだ
けですむ。
装置に、外周部専用の光センサを新たに設置して、備え
られているリニアイメージセンサを用いて、ディスク外
周部についての1周当たりの受光量を抽出し、その変化
の有無および程度から、ふくれ傷の検出が可能となる。
この発明では、新たに増設する光センサが、従来の装置
に備えられているリニアイメージセンサのような高解像
度である必要がないため、コストがわずかに増大するだ
けですむ。
【図1】請求項1の発明の実施形態の構成を概念的に示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図2】図1の実施形態の動作の原理を示す説明図であ
る。
る。
【図3】請求項2の発明の実施形態の構成を概念的に示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図4】本発明の検査対象とするディスクを模式的に示
した断面図である。
した断面図である。
1 ハードディスク 2 ターンテーブル 3 光源 4a〜4c リニアイメージセンサ 5 表面欠陥検出処理部 6 受光レベル変化検出手段 7 ふくれ傷有無判定手段 8 閾値記憶手段 9 受光センサ 11 突出部 a〜c 反射光レベル信号 d 表面欠陥検出信号 e 変化分 f 閾値 g ふくれ傷検出信号 h 受光レベル信号
Claims (2)
- 【請求項1】 ハードディスク表面上方に光源と複数の
リニアイメージセンサを設置しておき、ハードディスク
を回転させながら光源からハードディスク表面を照射し
てその反射光をセンサに入射させ、得られた反射光を照
射光と比較処理することにより反射率パラメータを算出
し、その反射率パラメータを用いて欠陥の有無を判定す
るハードディスク表面検査装置において、 外周部に面取り加工が施されたディスクを検査する際
に、半径方向最外端の面取り部の範囲からの反射光につ
いての受光量を上記リニアイメージセンサのいずれかか
ら抽出する手段と、 抽出された受光量レベルをディスクの1周について監視
し、一定レベルを越える部分がある場合にその部分に該
当する面取り部にふくれ傷があるものと判別してその判
別結果を出力する手段と、 を備えたことを特徴とするハードディスク表面検査装
置。 - 【請求項2】 ハードディスク表面上方に光源とリニア
イメージセンサを設置しておき、ハードディスクを回転
させながら光源からハードディスク表面を照射してその
反射光をセンサに入射させ、得られた反射光を照射光と
比較処理することにより反射率パラメータを算出し、そ
の反射率パラメータを用いて欠陥の有無を判定するハー
ドディスク表面検査装置において、 ディスク外周部に形成された面取り部の上方に設置され
て面取り部からの反射光を受光する受光センサと、 受光センサに入力されたディスクからの反射光の受光量
のレベルをディスクの1周について監視し、一定レベル
を越える部分がある場合にその部分に該当する面取り部
にふくれ傷があるものと判別してその判別結果を出力す
る手段と、 を備えたことを特徴とするハードディスク表面検査装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19270697A JPH1139651A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ハードディスク表面検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19270697A JPH1139651A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ハードディスク表面検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1139651A true JPH1139651A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16295707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19270697A Withdrawn JPH1139651A (ja) | 1997-07-17 | 1997-07-17 | ハードディスク表面検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1139651A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008020454A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-01-31 | Byk-Gardner Gmbh | 表面特性を決定する装置および方法 |
JP2009050229A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Fuji Seisakusho:Kk | 製麺機 |
US7633612B2 (en) | 2006-07-13 | 2009-12-15 | Byk-Gardner Gmbh | Apparatus and method for determining surface properties |
JP2015206675A (ja) * | 2014-04-21 | 2015-11-19 | 株式会社山梨技術工房 | 平板基板の表面状態検査方法及びそれを用いた平板基板の表面状態検査装置 |
KR20200120507A (ko) * | 2019-04-12 | 2020-10-21 | 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 | 배터리 셀의 품질 검사를 위한 배열체 |
-
1997
- 1997-07-17 JP JP19270697A patent/JPH1139651A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
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---|---|---|---|---|
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