JPH1139381A - 要介護者の親族データ管理方法 - Google Patents

要介護者の親族データ管理方法

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JPH1139381A
JPH1139381A JP19123397A JP19123397A JPH1139381A JP H1139381 A JPH1139381 A JP H1139381A JP 19123397 A JP19123397 A JP 19123397A JP 19123397 A JP19123397 A JP 19123397A JP H1139381 A JPH1139381 A JP H1139381A
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Hideyuki Komatsuzaki
秀行 小松▲崎▼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要介護者とその親族個人との関係及び親族個
人の個人情報を計算機で管理し、両者の関係を一目瞭然
に表示装置上に表示する。また別の要介護者との関係を
設定する場合に既存の個人情報を再利用する。 【解決手段】 AP11は、ホスト計算機14へ親族の
個人番号と要介護者の個人番号を送信して個人情報を照
会する。DBMS15は、親族情報データベース16を
検索して該当する個人情報があればこれを取得し、端末
装置13へ送信する。AP11は続柄データベース17
を参照して個人が親族の系統図中に占める位置を決定し
て系統図を作成して表示装置10上に表示し、指示によ
って詳細な個人情報を表示する。ホスト計算機14に個
人情報がない場合、他のホスト計算機20に照会するこ
とが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種福祉事業サー
ビスにおいて介護を要する者の親族内での介護義務関係
を管理する方法に係わり、特に親族データの管理を容易
にする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】福祉事業ではサービス受給者の扶養義務
者に対し、国や地方公共団体が福祉サービスにかかる費
用の一部を請求することができる。代表的な制度に老人
ホームへの入所がある。従来は要介護者の扶養義務を調
査する職員が要介護者の親族を調査し、その結果をサー
ビス受給者−扶養義務者の関係として台帳に登録してい
る状態である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、台帳には要介護者の親族各人の氏名、生年月日、要
介護者から見た続柄などが記載されているが、職員が親
族の続柄をみて要介護者との関係を判断しにくいという
問題があった。また親族各人の住所、所得など詳細な個
人情報を参照するときには、別の台帳から探さねばなら
ないという問題があった。さらに大きな問題として、要
介護者−扶養義務者の関係が変わっても扶養義務者の個
人情報の大部分は変更ないにもかかわらず、新しい要介
護者を設定するたびに既存の個人情報の有無によらず新
しく個人情報を作成するのは無駄である。すなわち既存
の個人情報が台帳に登録してあったとしても、親族が居
住している他の自治体の管理する台帳にある場合も考慮
すると、既存の個人情報を再利用したり内容を更新する
ことは困難である。
【0004】本発明の目的は、要介護者と親族各人との
関係が一目瞭然となるように表示装置上に表示すること
にある。
【0005】本発明の他の目的は、親族各人の個人情報
を容易に引き出せるようにすることにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、登録した個人
情報の再利用を図ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、要介護者の親
族各個人について入力装置を介して氏名及び要介護者か
ら見た続柄を入力し、入力された続柄に対応して個人が
親族の系統図中に占める位置を決定し、要介護者及び親
族の個人氏名を含む系統図を表示装置上に表示する要介
護者の親族データ管理方法を特徴とする。
【0008】また本発明は、系統図中の個人氏名が指示
されたとき、指示された個人氏名の住所、電話番号、所
得状況等の個人データを表示装置上に表示する。
【0009】さらに本発明は、親族個人の識別子(I
D)と要介護者のIDとの対応関係と、この対応関係に
対応して親族個人の住所、所得を含む個人情報とを格納
するデータベースを設定し、該親族個人のIDと第1の
要介護者のIDとをキーにしてこのデータベースを検索
して該当する対応関係があれば対応する該親族個人の個
人情報を取得し、該親族個人のIDと第1の要介護者の
IDとの対応関係がなく、該親族個人のIDと第2の要
介護者のIDとの対応関係があれば対応する該親族個人
の個人情報を取得する要介護者の親族データ管理方法を
特徴とする。
【0010】本発明によれば、別の要介護者とその親族
各人との関係を設定するときに、すでに親族個人の個人
情報が登録してあればこの個人情報を再利用することが
でき、また親族の系統図からすぐに登録された個人情報
を取り出して表示装置上に表示することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0012】図1は、本実施形態のシステムの構成を示
す図である。システムは、要介護者に対して介護義務関
係を調査する職員によって操作される端末装置13、自
治体に設置されるホスト計算機14、他の自治体に設置
される複数の他のホスト計算機20、端末装置13とホ
スト計算機14間を接続するネットワーク18及びホス
ト計算機14と他のホスト計算機20間を接続するネッ
トワーク19から構成される。ネットワーク18は、L
AN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワー
ク、ネットワーク19は、専用回線、インターネット、
WAN(ワイドエリアネットワーク)などのネットワー
クである。
【0013】端末装置13は、処理装置、表示装置1
0、入力装置12及び通信制御部から構成される。表示
装置10は、処理装置に接続され、データ入力画面や親
族関係一覧図画面を表示する。入力装置12は、処理装
置に接続され、データや指令を入力するキーボード、マ
ウスなどの入力装置である。通信制御部は、処理装置に
接続され、ネットワーク18を介するホスト計算機14
との情報の送受信を制御する装置である。処理装置に接
続される図示しない記憶装置上の記憶媒体からアプリケ
ーションプログラム(AP)11が処理装置の主記憶装
置に読み込まれ、実行される。
【0014】ホスト計算機14は、処理装置、親族情報
データベース16、続柄データベース17及び通信制御
部から構成される。親族情報データベース16は、処理
装置に接続される記憶装置上に設けられ、要介護者の親
族についての個人情報を格納するデータベースである。
続柄データベース17は、処理装置に接続される記憶装
置上に設けられ、要介護者から見た親族個人の続柄に対
応するコードを格納するデータベースである。通信制御
部は、処理装置に接続され、ネットワーク18を介する
端末装置13との情報の送受信及びネットワーク19を
介する他のホスト計算機20との情報の送受信を制御す
る装置である。ホスト計算機14の処理装置の主記憶装
置にはデータベースマネージメントシステム(DBM
S)15が格納され実行される。他のホスト計算機20
は、ホスト計算機14と同様の構成をもつ。
【0015】AP11は、表示装置10上に親族ID情
報入力画面を表示する。入力装置12を介して要介護者
の各親族ID情報が入力されたとき、各親族個人ごとに
ホスト計算機14のDBMS15に親族個人の個人情報
を照会する。DBMS15は、親族情報データベース1
6を検索して個人情報を取得できれば端末装置13へ送
信する。AP11は、個人情報を取得できたとき、続柄
データベース17の続柄コードを参照して表示装置10
上に親族関係一覧図を表示する。このとき入力装置12
を介して親族関係一覧図中の親族個人を指示して個人情
報が要求されれば、詳細な個人情報を表示装置10上に
表示する。個人情報を取得できなければ、表示装置10
上にデータ入力画面を表示し、入力された親族の個人情
報をホスト計算機14へ送信し、DBMS15を介して
親族情報データベース16に登録してから表示装置10
上に親族関係一覧図を表示する。なおDBMS15は、
親族情報データベース16上に親族の個人情報が存在し
ないとき、ネットワーク19を介して他のホスト計算機
20に照会し、他のホスト計算機20に個人情報が登録
されていればこれを取得して親族情報データベース16
に登録する。
【0016】図2は、表示装置10に表示される親族I
D情報の入力画面の表示例を示す図である。ここでID
情報とは、以下に示すような個人を特定する情報であ
る。入力画面は、要介護者氏名とその個人番号(一般に
は個人の識別子:ID)を入力する欄及び親族各人ごと
に個人番号、親族氏名、生年月日、要介護者との続柄、
親族間関係を入力する欄から構成される。個人番号とし
て基礎年金番号等を用いてもよい。「要介護者との続
柄」は、プルダウンメニューになっており、要介護者か
ら見た親族個人の続柄を選択可能である。「親族間関
係」は、親族に属する個人間の関係を示し、関係する個
人番号と親等を入力する欄から成る。親等欄は、直系1
親等、直系2親等・・・のプルダウンメニューになって
おり、いずれかの親等を選択可能である。「実行」ボタ
ンは、データ入力を終了し、処理の開始を指令するボタ
ンである。「戻る」ボタンは、初期画面に戻るよう指令
するボタンである。
【0017】図3は、AP11に保持する親族ID情報
の入力データテーブル21のデータ形式を示す図であ
る。入力データテーブル21は、入力画面を介して入力
されたデータから作成される。親族間関係は、直系1親
等、直系2親等などをコードに変換したものである。
【0018】図4は、親族情報データベース16のデー
タ構成を示す図である。親族情報データベース16は、
親族マスタテーブル31、要介護者テーブル32、親族
プロフィールテーブル33及び親族所得状況テーブル3
4から構成される。親族マスタテーブル31は、個人と
要介護者との対応関係を示すテーブルであり、各レコー
ドは、個人の個人番号に対応して氏名、対応する要介護
者個人番号及び更新日付を格納する。要介護者テーブル
32は、特定の要介護者ごとに存在し、要介護者の親族
各人のデータを集めたテーブルである。要介護者テーブ
ル32の各レコードは、親族個人の個人番号、親族氏
名、要介護者との(から見た)続柄コード、親族間関
係、プロフィール(P)コード及び所得状況(S)コー
ドから構成される。「要介護者との続柄コード」につい
ては後述する。「親族間関係」は、親族間の親等レベル
を示すコードである。Pコードは親族プロフィールテー
ブル33を検索するときのキーとなるコードであり、親
族の個人番号と親族プロフィールテーブル33を結ぶリ
ンク情報となる。Sコードは親族所得状況テーブル34
を検索するときのキーとなるコードであり、親族の個人
番号と親族所得状況テーブル34を結ぶリンク情報とな
る。
【0019】親族プロフィールテーブル33の各レコー
ドは、各個人のプロフィール(P)コード、生年月日、
住所、郵便番号、電話番号、年齢及びその他の属性から
構成される。親族所得状況テーブル34の各レコード
は、各個人の所得状況(S)コード、総所得、総収入、
総支出、データ年度及びその他の属性から構成される。
【0020】図5は、続柄データベース17のデータ構
成を示す図である。続柄データベース17は、要介護者
との続柄に対応する続柄コードを設定するテーブルであ
る。続柄コードは、直傍フラグ、親等属性、性別、続柄
上下及び父方母方の各フラグから構成される。直傍フラ
グは要介護者との続柄を直系、傍系及び姻族に分類した
ときの分類コードである。親等属性は親等レベルを示
す。続柄上下は親を上、子供を下としたとき、上を1、
下を3、同レベルを2で表現するフラグである。父方母
方は父方を1、母方を2、関係なしを0で表現するフラ
グである。なお親族の中で同一続柄コードが出現する場
合を考慮して続柄データベース17から取得した続柄コ
ードに1から始まる連番を付加して同一続柄コードを区
別する。この連番は同一続柄コードの親族氏名を表示装
置10の同一領域に表示するときの表示の順番となる。
【0021】図6は、表示装置10に表示される親族関
係一覧図画面の表示例を示す図である。親族関係一覧図
は、要介護者本人を中心として要介護者に関係付けられ
る各親族個人を親族階層の中に位置付けて表現する系統
図である。要介護者との続柄を表示する領域にその続柄
に属する親族氏名を表示する。例えば兄弟と姉妹はまと
めて兄弟姉妹とし、同一領域に該当する複数名の氏名を
表示する。要介護者との続柄を表示する他の領域には、
複数の氏名を表示可能であり、プルダウンメニューによ
って氏名を1つずつ表示していくことができる。「親族
プロフィール」ボタンは、指定された親族個人について
親族プロフィールデータ画面を開くためのボタン、「所
得状況」ボタンは、指定された親族個人について親族所
得状況画面を開くためのボタンである。「キャンセル」
ボタンは、親族関係一覧図画面を閉じて親族ID情報入
力画面に戻るよう指示するボタンである。
【0022】図7は、表示装置10に表示される親族プ
ロフィールデータ画面の表示例を示す図である。親族プ
ロフィールデータ画面は、親族個人の個人番号、氏名、
要介護者との続柄と、生年月日、電話番号、郵便番号、
住所、年齢などの属性を表示する。OKボタンはデータ
入力または更新が終了したとき入力データを保存して次
の処理に進むよう指示するボタンである。「キャンセ
ル」ボタンは入力データを保存しないで次の処理に進む
よう指示するボタンである。
【0023】図8は、表示装置10上に表示される親族
所得状況画面の表示例を示す図である。親族所得状況画
面は、親族個人の個人番号、氏名、要介護者との続柄
と、総所得、総収入、総支出、データ年度などの属性を
表示する。OKボタン及び「キャンセル」ボタンの指令
内容は、親族プロフィールデータ画面の場合と同じであ
る。
【0024】図9は、AP11の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。AP11は、表示装置10上に親族
ID情報入力画面を表示してデータ入力を待つ(ステッ
プ41)。要介護者氏名、その個人番号と、親族のID
情報が入力され、「実行」ボタンが押下されると、AP
11は入力されたデータに基づいて入力データテーブル
21を作成する(ステップ42)。次に入力データに論
理的にあり得ないような誤りがないかどうかチェックす
る(ステップ43)。誤りがあれば、親族ID情報入力
画面上にエラーメッセージを表示し、ステップ42に戻
る。誤りがなければ、親族個人の順番を示すカウンタi
を1に設定し、入力データテーブル21の最初の親族個
人に位置付ける(ステップ44)。
【0025】次にAP11は、ホスト計算機14へ親族
iの個人番号及び要介護者の個人番号を送信し、親族i
の個人情報の検索要求を発行する(ステップ45)。ホ
スト計算機14のDBMS15は、親族情報データベー
ス16の親族マスタテーブル31を親族の個人番号と要
介護者の個人番号によって検索する。該当するレコード
が存在すれば、要介護者の個人番号から引き出される要
介護者テーブル32を検索して当該親族個人番号に対応
するレコードを取得し、そのレコードのPコード及びS
コードによってそれぞれ親族プロフィールテーブル33
及び親族所得状況テーブル34を取得する。該当するレ
コードが存在しないが、指定された親族の個人番号に対
応して別の要介護者の個人番号が親族マスタテーブル3
1に登録されている場合には、別の要介護者から引き出
される要介護者テーブル32を検索して当該親族個人番
号に対応するレコードを取得し、そのレコードのPコー
ド及びSコードによってそれぞれ親族プロフィールテー
ブル33及び親族所得状況テーブル34を取得する。
【0026】親族マスタテーブル31に親族iの個人番
号が登録されていない場合、DBMS15は、端末装置
13へ他のホスト計算機20に照会するか否かを問い合
わせる。入力装置12を介して問い合わせが指示された
とき、AP11はホスト計算機14へ他のホスト計算機
20への問い合わせ要求を送信する。DBMS15は、
ネットワーク19を介して他のホスト計算機20に対し
て親族iの個人番号及び要介護者の個人番号を送信して
ステップ45の親族情報データベース16の検索を要求
する。他のホスト計算機20にデータが登録されていれ
ば、DBMS15は他のホスト計算機20から親族プロ
フィールテーブル33及び親族所得状況テーブル34を
取得して一時記憶に保存する。他のホスト計算機20の
検索動作はホスト計算機14の検索動作と同じである。
【0027】以上の処理の後にDBMS15は、端末装
置13へ処理完了を通知し、親族プロフィールテーブル
33および親族所得状況テーブル34を取得していれば
これらのデータを端末装置13へ送信する。AP11
は、これらの情報を受信し、親族プロフィールデータと
親族所得状況データを取得したか否かを判定する(ステ
ップ46)。これらのデータを取得した場合には(ステ
ップ46YES)、ステップ50へ行く。これらのデー
タを取得していない場合には(ステップ46NO)、表
示装置10上に親族プロフィールデータ入力画面を表示
し、データ入力を待つ(ステップ47)。入力装置12
を介してデータが入力され、OKボタンが押下される
と、親族所得状況入力画面を表示し、データ入力を待つ
(ステップ48)。データが入力され、OKボタンが押
下されると、AP11はデータ入力された親族iの親族
プロフィールデータと親族所得状況データをホスト計算
機14へ送信し、新規レコードの追加を要求する(ステ
ップ49)。ホスト計算機14のDBMS15は、これ
らのデータを受信し、親族iのプロフィール(P)コー
ドと所得状況(S)コードを生成し、親族プロフィール
テーブル33及び親族所得状況テーブル34を作成して
親族情報データベース16に登録する。以上の処理の後
にDBMS15は、端末装置13へPコード及びSコー
ドを伴って処理完了を通知する。
【0028】親族iのデータが登録済の場合(ステップ
46YES)、またはステップ49の処理が完了しホス
ト計算機14から処理完了通知を受けたとき、AP11
はメモリ内の続柄データベース17のコピーを参照して
親族iの要介護者との続柄に対応する続柄コードを参照
する(ステップ50)。メモリ内にコピーがなければホ
スト計算機14に要求して続柄データベース17のコピ
ーを取得した後に続柄コードを参照する。なお当該親族
について最初の続柄コードに1の連番を付加し、同一の
続柄コードを登録済であれば順に1ずつ増した連番を付
加する。次に親族関係一覧図画面、親族プロフィールデ
ータ画面及び親族所得状況画面のデータを作成し、親族
関係一覧図画面を表示装置10に表示する(ステップ5
1)。ただしすでに親族iの親族プロフィール入力画面
と親族所得状況入力画面を作成済であれば、これらに関
するデータの作成は不要である。AP11は要介護者又
はすべての続柄コードに対応して表示装置10上の所定
の表示位置に要介護者又は親族iの氏名を表示するコー
ディングをもっており、要介護者に対応するコーディン
グを実行することによって表示装置10上の所定の表示
位置に要介護者の氏名と個人番号を表示する。また親族
iの続柄コードに対応するコーディングを実行すること
によって表示画面上の所定の表示位置に親族iの氏名を
表示する。親族関係一覧図画面上で入力装置12を介し
ていずれかの親族氏名を指示して「親族プロフィール」
ボタンが押下されると、AP11はその親族個人の親族
プロフィールデータ画面を開いて親族プロフィールデー
タを表示する。またいずれかの親族氏名を指示して「所
得状況」ボタンが押下されると、親族所得状況画面を開
いて親族所得状況データを表示する(ステップ51)。
【0029】入力装置12を介して親族プロフィールデ
ータ又は親族所得状況データがデータ入力されOKボタ
ンが押下されたとき(ステップ52)、AP11はホス
ト計算機14へ親族i又は別の親族個人の個人番号、氏
名、その続柄コード、要介護者の個人番号、親族間関係
と、更新された親族プロフィールデータ又は親族所得状
況データを送信し、親族情報データベース16の追加・
更新を要求する(ステップ53)。親族iの親族プロフ
ィールデータ又は親族所得状況データが更新されない場
合、AP11は親族iの個人番号、氏名、その続柄コー
ド、要介護者の個人番号、親族間関係、Pコード及びS
コードをホスト計算機14へ送信し、親族情報データベ
ース16の追加・更新を要求する(ステップ53)。
【0030】ホスト計算機14のDBMS15は、親族
情報データベース16の親族マスタテーブル31を親族
の個人番号と要介護者の個人番号をキーにして検索す
る。該当するレコードが存在し、親族プロフィールデー
タ又は親族所得状況データの更新要求がなければ、親族
情報データベース16の追加・更新をしない。該当する
レコードが存在し、親族プロフィールデータ又は親族所
得状況データの更新要求があれば、要介護者の個人番号
から引き出される要介護者テーブル32を検索して当該
親族個人番号に対応するレコードを取得し、そのレコー
ドのPコード又はSコードによってそれぞれ親族プロフ
ィールテーブル33又は親族所得状況テーブル34を取
得し、親族プロフィールテーブル33又は親族所得状況
テーブル34を更新する。親族マスタテーブル31に親
族の個人番号はないが指定された要介護者の個人番号が
登録されている場合には、要介護者の個人番号から引き
出される要介護者テーブル32に親族iの個人番号、氏
名、その続柄コード、親族間関係、Pコード及びSコー
ドを格納する新規のレコードを追加する。親族プロフィ
ールデータ又は親族所得状況データの更新要求があれ
ば、それぞれ親族プロフィールテーブル33又は親族所
得状況テーブル34を更新する。親族プロフィールデー
タ又は親族所得状況データの更新要求はないが他のホス
ト計算機20からこれらのデータを取得していれば、一
時記憶中のデータを親族プロフィールテーブル33又は
親族所得状況テーブル34に登録する。次に親族マスタ
テーブル31に親族の個人番号、氏名、要介護者の個人
番号を格納する新規レコードを追加する。親族マスタテ
ーブル31に要介護者の個人番号が登録されていない場
合には、当該要介護者に関する新しい要介護者テーブル
32として親族iの個人番号、氏名、その続柄コード、
親族間関係、Pコード及びSコードを格納する新規レコ
ードを追加する。親族プロフィールデータ又は親族所得
状況データの更新要求があれば、それぞれ親族プロフィ
ールテーブル33又は親族所得状況テーブル34を更新
する。親族プロフィールデータ又は親族所得状況データ
の更新要求はないが他のホスト計算機20からこれらの
データを取得していれば、一時記憶中のデータを親族プ
ロフィールテーブル33または親族所得状況テーブル3
4に登録する。次に親族マスタテーブル31に親族の個
人番号、氏名、要介護者の個人番号を格納する新規レコ
ードを追加する。なお上記いずれの場合にも親族マスタ
テーブル31、要介護者テーブル32、親族プロフィー
ルテーブル33又は親族所得状況テーブル34のいずれ
かを追加又は更新したときには、親族マスタテーブル3
1の更新日付を処理日の日付に更新する。
【0031】ステップ53の処理が完了し、ホスト計算
機14から処理完了通知を受けたとき、AP11は入力
データテーブル21を参照してすべての親族個人につい
て上記処理が終了したか否かを判定する(ステップ5
4)。残りの親族個人が存在すれば(ステップ54N
O)、iに1を加えて次の順番の親族個人を選択し(ス
テップ55)、ステップ45に戻って上記処理を繰り返
す。すべての親族について処理が完了したとき(ステッ
プ54YES)、処理を終了する。なお処理が終了して
も表示装置10上に親族関係一覧図画面が表示されるの
で、調査職員は必要に応じて親族個人の親族プロフィー
ルデータ及び親族所得状況データを参照して要介護者の
介護をする親族について検討することができる。親族関
係一覧図画面上の「キャンセル」ボタンが押下される
と、AP11は同画面を閉じて初期状態に戻る。
【0032】なお要介護者の個人番号をキーとして親族
マスタテーブル31を検索することによってすぐに当該
要介護者の要介護者テーブル32を取り出すことができ
るので、ステップ41〜44のような処理を経なくとも
入力装置12から要介護者の個人番号を入力するだけで
登録された要介護者テーブル32を取得する検索主体の
処理を実行することができる。以下ステップ51の親族
関係一覧図の作成と表示を行うことができ、また入力装
置12を介して親族の個人番号が指定されたとき、親族
個人番号と要介護者個人番号をホスト計算機14へ送信
し、指定された親族個人の親族プロフィールテーブル3
3及び親族所得状況テーブル34を取得して表示装置1
0上に表示することができる。以上の検索処理の後に追
加の親族について図9のデータ入力主体の処理を実行す
ることができる。
【0033】以上述べたように要介護者の親族各人が異
なる自治体のホスト計算機に登録されている場合でも、
他のホスト計算機に照会することによって親族の個人情
報を取得して再利用することができ、また他のホスト計
算機から一度取得した個人情報を自分のホスト計算機の
データベースに登録するので、以後自分のホスト計算機
をアクセスするだけで登録された個人情報を取得するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、要介
護者とその親族各人との関係を系統図の形で表示するの
で、要介護者と親族各人との関係を一目瞭然に把握でき
る。またこの系統図に基づいて親族各人の詳細な個人情
報を容易に引き出すことができる。さらに新しい要介護
者−親族個人の関係を設定する場合に、既存の個人情報
を再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のシステムの構成を示す図である。
【図2】親族ID情報入力画面の表示例を示す図であ
る。
【図3】実施形態の入力データテーブル21のデータ形
式を示す図である。
【図4】実施形態の親族情報データベース16のデータ
構成を示す図である。
【図5】実施形態の続柄データベース17のデータ構成
を示す図である。
【図6】親族関係一覧図画面の表示例を示す図である。
【図7】親族プロフィールデータ画面の表示例を示す図
である。
【図8】親族所得状況データ画面の表示例を示す図であ
る。
【図9】実施形態のAP11の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
11:アプリケーションプログラム(AP)、15:デ
ータベースマネージメントシステム(DBMS)、1
6:親族情報データベース、17:続柄データベース、
31:親族マスタテーブル、32:要介護者テーブル、
33:親族プロフィールテーブル、34:親族所得状況
テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要介護者の親族各個人について入力装置を
    介して氏名及び要介護者から見た続柄を入力し、入力さ
    れた続柄に対応して個人が親族の系統図中に占める位置
    を決定し、要介護者及び親族の個人氏名を含む系統図を
    表示装置上に表示することを特徴とする要介護者の親族
    データ管理方法。
  2. 【請求項2】該系統図中の個人氏名が指示されたとき、
    指示された個人氏名の住所、電話番号、所得状況等の個
    人データを表示装置上に表示することを特徴とする請求
    項1記載の要介護者の親族データ管理方法。
  3. 【請求項3】コンピュータを利用して要介護者とその親
    族個人との対応関係及び親族個人の個人情報を管理する
    方法であって、 親族個人の識別子と要介護者の識別子との対応関係と、
    該対応関係に対応して該親族個人の住所、所得を含む個
    人情報とをデータベースとして記憶装置に設定し、 該親族個人の識別子と第1の要介護者の識別子とをキー
    にして該データベースを検索して該当する対応関係があ
    れば対応する該親族個人の個人情報を取得し、 該親族個人の識別子と第1の要介護者の識別子との対応
    関係が設定されてなく、該親族個人の識別子と第2の要
    介護者の識別子との対応関係が設定されていれば対応す
    る該親族個人の個人情報を取得することを特徴とする要
    介護者の親族データ管理方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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