JPH1138826A - 加熱定着装置 - Google Patents

加熱定着装置

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JPH1138826A
JPH1138826A JP9189667A JP18966797A JPH1138826A JP H1138826 A JPH1138826 A JP H1138826A JP 9189667 A JP9189667 A JP 9189667A JP 18966797 A JP18966797 A JP 18966797A JP H1138826 A JPH1138826 A JP H1138826A
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JP
Japan
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heat
heat fixing
cooling
fixing device
recording sheet
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JP9189667A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Miyoshi
則行 三好
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】加熱定着部材と加圧部材との間に記録シートを
挿通させて未定着トナー像の定着を行う加熱定着装置に
おいて、記録シートの挿通時における加熱定着部材の表
面温度の変動を防止し、常に一定した画質の定着画像を
得ることが可能な加熱定着装置を提供する。 【解決手段】発熱手段11を内蔵して回転する加熱定着
部材1と、この加熱定着部材1に当接して回転する加圧
部材2と、上記発熱手段11の動作を制御して上記加熱
定着部材1の表面温度を所定の設定温度に制御する加熱
制御手段とを備え、上記加熱定着部材1と加圧部材2と
の間に記録シート6を挿通させて未定着トナー像の定着
を行う加熱定着装置を前提とし、上記加熱定着部材1の
表面を冷却する冷却手段4を設けると共に、1枚目の記
録シート6が挿通される迄の所定時間だけ上記冷却手段
4を動作させる冷却制御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱定着部材と加
圧ロールとの間に記録シートを挿通させ、かかる記録シ
ート上に転写された未定着トナー像を加熱及び加圧して
記録シートに定着させる加熱定着装置に係り、詳細に
は、記録シートが挿通された際の加熱定着部材の表面温
度の極端な低下を防止し、トナー像の定着不良の発生を
解消するための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加熱定着装置としては、
ハロゲンランプ等のヒータが内蔵された加熱定着ローラ
と、この加熱定着ローラに圧接する加圧ローラと、上記
ヒータの駆動を制御して上記加熱定着ローラの表面温度
を所定の設定温度に制御する加熱制御手段とを備え、未
定着トナー像を担持した記録シートをこれら加熱定着ロ
ーラと加圧ローラとの間に挿通させることによって、上
記加熱定着ローラの表面温度によって軟化したトナーを
記録シートの繊維間に浸透させ、かかる未定着トナー像
を記録シートに対して強固に定着させるように構成した
ものが知られている。
【0003】特に、このように構成された加熱定着装置
では上記加熱定着ローラの周面をある程度の厚さの弾性
体で被覆することより、かかる弾性層が加圧ローラの圧
接によって歪みを生じることから、これら加熱定着ロー
ラ及び加圧ローラが記録シートをニップする領域を比較
的長く形成することができ、記録シートに担持された未
定着トナー像がイエロー、シアン、マゼンタの各色トナ
ー像の重ね合わせから形成されたカラー画像であって
も、これを十分に加熱溶融して記録シートに定着させる
ことができるといった利点を備えている。
【0004】また、かかる弾性層に歪みを生じさせる
と、記録シートの表面と加熱定着ローラの表面との間に
微小なスリップが発生することから、溶融したトナーが
加熱定着ローラに付着する現象を防止することができ、
例えばカラー画像の如く多量のトナーが記録シートに定
着される場合や、薄紙の如く腰の弱い記録シートに対し
て画像定着を行う場合であっても、記録シートを加熱定
着ローラから自ずと剥離させることができた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、この加熱定着装
置では加熱定着ローラの表面温度が所定の設定温度以下
に低下すると、上記加熱制御手段が直ちにヒータを駆動
し、加熱定着ローラの表面温度の低下を防止するように
構成されているが、加熱定着ローラを被覆する弾性層は
熱伝導性が悪いことから、加熱定着ローラの表面温度の
低下を検出してヒータを動作させたとしても、かかるヒ
ータの供給する熱量が加熱定着ローラの表面に伝達され
るまでには若干の時間を要する。
【0006】従って、多数枚の記録シートを連続的に挿
通させた場合、図7に示すように、1枚目の記録シート
が挿通されると加熱定着ローラの表面温度は急速に低下
していくが、その後は時間の経過に伴ってヒータの供給
熱量が加熱定着ローラの表面に伝熱されてくることか
ら、記録シートの挿通が継続しても加熱定着ローラの表
面温度は安定化してくる。
【0007】しかし、このように加熱定着ローラの表面
温度が推移すると、1枚目の記録シートと2枚目、3枚
目以降の記録シートとではトナー像の定着温度が大きく
異なり、また、1枚目の記録シートについてもその先端
のトナー像と後端のトナー像とで定着温度が大きく異な
ってしまう。定着温度は記録シートに定着された画像の
光沢に大きく影響を及ぼすことから、かかる場合には1
枚目の記録シートの定着画像と2枚目以降の記録シート
の定着画像とで画質が大きく異なることとなり、また、
1枚目の記録シートの定着画像はその先端と後端とで画
質が異なってしまうといった問題点があった。
【0008】一方、このような問題点を解決するものと
して、特開昭52−40143号公報、特開平64−5
2184号公報等に開示される加熱定着装置が提案され
ている。この加熱定着装置では、上記加熱定着ローラに
隣接して外部加熱ローラを設けると共に、加熱定着ロー
ラの表面をこの外部加熱ローラで直接加熱するように構
成し、1枚目の記録シートの挿通時に加熱定着ローラの
表面温度が急激に低下するのを防止している。
【0009】しかし、このように外部加熱ローラを設け
た場合には、かかる外部加熱ローラを加熱定着ローラの
表面温度よりも高温に加熱する必要が生じ、加熱定着ロ
ーラの他に外部加熱ローラに対しても電力を供給しなけ
ればならないことから、消費電力が嵩むといった問題点
があった。また、加熱定着ローラを外部から高温で加熱
すると、かかる加熱定着ローラの表面に設けられた離型
層が熱衝撃によって早期に劣化してしまう他、定着動作
中に加熱定着ローラの表面に塗布される離型剤も劣化し
てしまい、記録シート上のトナー像が加熱定着ローラの
表面にオフセットしてしまうといった問題点もあった。
【0010】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、記録シートの挿
通時における加熱定着部材の表面温度の変動を防止し、
常に一定した画質の定着画像を得ることが可能な加熱定
着装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の加熱定着装置は、発熱手段を内蔵して回転
する加熱定着部材と、この加熱定着部材に当接して回転
する加圧部材と、上記発熱手段の動作を制御して上記加
熱定着部材の表面温度を所定の設定温度に制御する加熱
制御手段とを備え、上記加熱定着部材と加圧部材との間
に記録シートを挿通させて未定着トナー像の定着を行う
加熱定着装置を前提とし、上記加熱定着部材の表面を冷
却する冷却手段を設けると共に、1枚目の記録シートが
挿通される迄の所定時間だけ上記冷却手段を動作させる
冷却制御手段を設けたことを特徴とするものである。
【0012】記録シートの挿通によって加熱定着ローラ
の表面温度が急激に低下するということは、加熱定着ロ
ーラの内部から表面へ流出してくる熱量に比較して、記
録シートが加熱定着ローラの表面から奪い取っていく熱
量が極端に大きいことを意味している。一般に、熱量は
高温の部位から低温の部位へと流動し、しかも該熱量の
単位時間当たりの流量は高温部と低温部の温度差に依存
している。この点、記録シートが未だに挿通されてない
待機状態においては、加熱定着ローラの表面温度が所定
の設定温度に制御された状態にあり、加熱定着ローラの
内部温度と表面温度との間には余り差がない。それ故
に、待機時は加熱定着ローラの内部から表面へ流出して
いく熱量が少なく、そのままの状態で1枚目の記録シー
トを挿通すると、記録シートが加熱定着ローラの表面か
ら奪い取っていく熱量の方が過大となる。従来の加熱定
着装置はこのような理由により、1枚目の記録シートを
挿通した際に加熱定着ローラの表面温度が急速に低下し
てしまうものと結論される。
【0013】これに対し、上記技術的手段を有する本発
明によれば、上記冷却制御手段が冷却手段を動作させ、
1枚目の記録シートが挿通される迄の所定時間だけ加熱
定着部材の表面を冷却するので、1枚目の記録シートが
加熱定着部材と加圧部材との間に挿通される際には、既
に加熱定着部材の内部温度と表面温度との間にはある程
度の大きさの温度差を形成することができ、かかる温度
差に基づいて加熱定着部材の内部の熱量をその表面へ積
極的に流出させることができる。これにより、記録シー
トが加熱定着部材の表面から奪い取っていく熱量と、加
熱定着部材の内部からその表面へ流出してくる熱量とを
均衡させることができ、1枚目の記録シートを挿通した
際に加熱定着部材の表面温度が急激に低下するのを防止
し、全ての記録シートについて略同一の表面温度でトナ
ー像の定着動作を行うことが可能となる。
【0014】このような技術的手段において、上記冷却
手段を動作させる時点においては加熱定着部材の表面温
度が設定温度に制御されているため、加熱定着部材の表
面温度によっては内蔵された発熱手段が動作していない
場合も想定され、かかる場合には上記冷却手段によって
加熱定着部材を冷却しても、加熱定着部材の内部から表
面へ積極的に熱量を流出させることができない。従っ
て、かかる観点からすれば、上記冷却制御手段が冷却手
段を動作させるのと同時に、上記加熱制御手段が発熱手
段を動作させるのが好ましい。このように構成すれば、
冷却手段の動作時には必ず加熱定着部材に内蔵された発
熱手段が動作することとなり、発熱手段が加熱定着部材
の内部温度を高める一方、冷却手段が加熱定着部材の表
面温度を低下させることになるので、より早急に加熱定
着部材の内部と表面との間に一定以上の温度差を創出す
ることができ、加熱定着部材の内部からより多くの熱量
を早期に取り出すことができるものである。
【0015】また、1枚目の記録シートの挿通前に冷却
手段を動作させる時間としては、かかる時間が余りに長
いと加熱定着部材の表面温度が低下し過ぎ、1枚目の記
録シートに対するトナー像の定着が十分になし得ない場
合もあり、かかる観点からすれば、冷却手段を動作させ
る際の加熱定着部材の表面温度に応じて、上記冷却手段
の動作時間を適宜変更するのが好ましい。
【0016】更に、冷却手段を動作させた際に加熱定着
部材の表面温度が低下する割合は、加熱定着部材が保有
している熱量や加圧部材が保有している熱量、あるいは
加熱定着部材に内蔵された発熱手段の供給する熱量等に
応じて異なってくる。また、冷却手段を動作させる直前
の加熱定着部材あるいは加圧部材の表面温度からだけで
は、これらが保有している熱量を把握することは出来な
い。従って、かかる観点からすれば、この装置の立ち上
げ時における加熱定着部材又は加圧部材の表面温度、加
熱定着部材の表面温度の上昇速度等から、加熱定着部材
が保有している熱量や加圧部材が保有している熱量、あ
るいは発熱手段が加熱定着部材に供給する熱量を把握
し、これに基づいて上記冷却手段の動作時間を適宜変更
するのが好ましい。
【0017】また更に、記録シートの挿通が開始された
後はトナー像の定着不良を防止するため、上記冷却手段
の動作を停止させるのが好ましいが、かかるタイミング
で冷却手段の動作を停止させると、加熱定着部材と加圧
部材との間に複数枚の記録シートが連続して挿通され、
且つ、これら記録シートの挿通間隔が長い場合には、次
の記録シートが挿通される迄に発熱手段の供給する熱量
によって加熱定着部材の表面温度がその内部温度の近傍
にまで上昇してしまい、内部から表面への熱量の流出が
減少してしまうことから、記録シートの挿通の度毎に加
熱定着部材の表面温度が急激に低下してしまう懸念があ
る。
【0018】従って、かかる観点からすれば、記録シー
トの挿通間隔に応じ、上記冷却制御手段は1枚目の記録
シートが挿通された後も上記冷却手段を動作させ続ける
のが好ましい。このように構成すれば、記録シートの挿
通の合間における加熱定着部材の表面温度の上昇を防止
することができるので、常に加熱定着部材の内部温度と
表面温度との間に一定以上の差が設けられ、加熱定着部
材の内部から表面への熱量の流出を促進させ続けること
ができる。
【0019】また、この種の加熱定着装置においては、
記録シートから加熱定着部材の表面に対して溶融したト
ナーが転移する所謂オフセットを防止するため、かかる
加熱定着部材の表面には所定のタイミングで離型剤が塗
布されるが、かかる離型剤を塗布する離型剤供給手段は
その動作時に加熱定着部材の表面から熱量を奪い取るた
め、本発明の冷却手段と同様、加熱定着部材の表面を冷
却する機能を有していると言える。このため、上記離型
剤供給手段が動作している状態において冷却手段を動作
させると、加熱定着部材の表面を過剰に冷却してしま
い、トナー像の定着不良が発生する懸念がある。従っ
て、かかる観点からすれば、上記離型剤供給手段が設け
られている場合、上記冷却制御手段はこの離型剤供給手
段の動作状況に応じて冷却手段の動作タイミング及び動
作時間を変更するのが好ましい。
【0020】更に、本発明の冷却手段は加熱定着部材の
表面を冷却し得るものであれば、かかる加熱定着部材の
表面に適宜当接してこれを冷却する接触型のものであっ
ても、空気流を加熱定着部材に吹きつけてこれを冷却す
る非接触型のものであっても差し支えない。但し、前者
の接触型の場合には、冷却手段それ自体が加熱定着部材
から熱量を奪い取って昇温してしまうので、加熱定着部
材の冷却効果を高めるためには、冷却手段それ自体を冷
却する補助冷却手段を設けるのが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の加熱定着装置を詳細に説明する。図1は本発明を適用
可能な加熱定着装置の実施例を示すものであり、カラー
複写機におけるトナー像の定着装置として利用されてい
る。同図に示すように、この加熱定着装置は、ヒータと
してのハロゲンランプ11を内蔵した加熱定着ローラ
(加熱定着部材)1と、やはりヒータとしてのハロゲン
ランプ21を内蔵すると共に上記加熱定着ローラ1と圧
接して従動回転する加圧ローラ(加圧部材)2と、上記
加熱定着ローラの表面に対して離型剤を塗布する離型剤
供給ローラ3と、上記加熱定着ローラ1に適宜当接する
冷却ローラ4とから構成され、未定着トナー像5を担持
した記録シート6が上記加熱定着ローラ1と加圧ローラ
2の間に挿通されるようになっている。
【0022】先ず、上記加熱定着ローラ1は金属製コア
12の周囲を弾性体層13で被覆すると共に、かかるコ
ア12の内部に出力600Wのハロゲンランプ11を収
容したものであり、上記コア12としては外径35m
m、肉厚1.5mm程度の炭素鋼が用いられている。上
記弾性体層13は耐熱性を備えた下地層13aと溶融し
たトナーの付着を防止するためのトップコート層13b
とからなり、下地層13aには厚さ2mm、ゴム硬度6
0のシリコーンゴムが、トップコート層13bには厚さ
30μm、ゴム硬度70のフッ素ゴムが夫々用いられ、
下地層13aに対してトップコート層13bをディップ
コートすることで加熱定着ローラ1の周面を鏡面に近い
表面状態に保たれている。また、この加熱定着ローラ1
には図示外の駆動モータが接続されており、矢線方向へ
70mm/secの速度で回転駆動されるようになって
いる。
【0023】一方、上記加圧ローラ2も金属製コア22
の周囲を弾性体層23で被覆すると共に、かかるコア1
2の内部に出力600Wのハロゲンランプ11を収容し
たものであり、上記コア12としては外径35mm、肉
厚1.5mm程度の炭素鋼が用いられている。また、上
記弾性体層23も耐熱性を備えた下地層23aと両面コ
ピー等の際にトナーの付着を防止するためのトップコー
ト層23bとからなり、下地層23aには厚さ0.5m
m、ゴム硬度60のシリコーンゴムが、トップコート層
13bには厚さ30μm、ゴム硬度70のフッ素ゴムが
夫々用いられている。この加圧ローラ2は6kg/cm
2 の荷重で加熱定着ローラ1に圧接しており、かかる圧
接によって両ローラ1,2が形成するニップ幅は4mm
である。
【0024】これら加熱定着ローラ1及び加圧ローラ2
の表面には夫々温度センサ5,6が当接しており、各ロ
ール1,2に内蔵されたハロゲンランプ11,21はこ
れら温度センサ5,6の検出信号に基づいてその点灯が
制御されるようになっている。これにより、この実施例
では待機時における加熱定着ローラ1及び加圧ローラ2
の表面温度を夫々150°Cに保持するように設定され
ている。
【0025】また、上記離型剤供給ローラ3は、外径6
mmのステンレス製の芯材31の周囲にシリコンゴムや
各種発泡体、あるいは多孔質体等からなるオイル含浸体
32を巻き付けると共に、かかるオイル含浸体32の周
囲を気孔率30〜95%、厚さ3〜50μmの延伸ポリ
テトラフルオロエチレンの多孔質フィルム33で被覆し
たものであり、上記オイル含浸体32には所定粘度のシ
リコンオイルが約100g含浸させてある。この離型剤
供給ローラ3はスプリング34を介してソレノイド35
と接続されており、このソレノイド35を駆動すること
により1kgfの荷重で上記加熱定着ローラ1の表面と
接離し、約2mmのニップ幅を形成するように構成され
ている。そして、上記ソレノイド35を駆動してこの離
型剤供給ローラ3を加熱定着ローラ1に圧接させると、
オイル含浸体32に含まれたシリコンオイルが多孔質フ
ィルム33を透過して加熱定着ローラ1の表面に塗布さ
れるようになっている。
【0026】また、上記冷却ローラ4は外径20mmの
金属製の中実棒であり、図2(a)及び(b)に示すよ
うに、支軸41によって軸支された揺動アーム42の一
端に回転自在に取り付けられると共に、かかる揺動アー
ム42の動きに応じて加熱定着ローラ1と当接又は離間
するように構成されている。冷却ローラ4と反対側の揺
動アーム42の端部にはコイルスプリング43が接続さ
れており、このコイルスプリング43の付勢力によって
上記冷却ローラ4は常に加熱定着ローラ1に当接する方
向へ付勢されている。また、揺動アーム42には偏心カ
ム44が当接しており、この偏心カム44の回転位置に
応じて揺動アーム42が支軸41を中心として揺れ動
き、冷却ローラ4が加熱定着ローラ1に当接し又は離間
するようになっている。
【0027】更に、上記冷却ローラ4の近傍にはファン
10が設けられており、加熱定着ローラ1との当接によ
って昇温した冷却ローラ4の表面温度を送風によって冷
却し、常に冷却ローラ4の表面温度が加熱定着ローラ1
の表面温度よりも低くなるようしている。尚、一般的に
加熱定着装置を備えた複写機等では、加熱定着ローラ1
や加圧ローラ2の輻射熱によって周辺機器が加熱するの
を防止するため、加熱定着装置の周辺雰囲気をファンで
機外へ排出しているので、かかるファンを利用して冷却
ローラ4を冷却するように構成することも可能である。
また、冷却ローラ4それ自体の内部に冷却液を循環させ
て冷却効率を高めるように構成することもできる。
【0028】図3はこの加熱定着装置の制御系を示すブ
ロック図である。符号7はマイクロコンピュータシステ
ムからなる定着制御部であって、この加熱定着装置の制
御プログラムが格納されると共に、加熱定着ローラ1の
温度センサ5及びハロゲンランプ11、加圧ローラ2の
温度センサ6及びハロゲンランプ21、加熱定着ローラ
1の駆動モータ8、上記冷却ローラ4を揺動させるため
の偏心カム44、離型剤供給ローラ3を駆動するための
ソレノイド35が接続されている。そして、温度センサ
5,6からは検出信号を受け取る一方、ハロゲンランプ
11,21、駆動モータ8等に対しては上記制御プログ
ラムに従った所定のタイミングで駆動信号を創出するよ
うになっている。また、この定着制御部7は複写機全体
の動作をコントロールしている主制御部9とも接続され
ており、この加熱定着装置が定着可能状態にあるか否か
を知らせる信号を主制御部に向けて送出する一方、かか
る主制御部からは複写動作の開始信号や記録シートの挿
通枚数等に関する情報を受信するようになっている。
【0029】そして、以上のように構成された本実施例
の画像定着装置においては、上記加熱定着ローラ1と加
圧ベルト2との圧接によって形成されたニップ領域に対
して記録シート6を挿通させると、かかる記録シート6
に担持されていた未定着トナー像5が加熱・加圧されて
記録シート6に定着され、更にかかるニップ領域の終端
部で上記圧力ローラ3を加熱定着ローラ1に圧接させた
ことにより、剥離爪等の強制的な剥離手段を用いること
なく、ニップ領域を通過した記録シート6を加熱定着ロ
ーラ1から自然と剥離させることができるようになって
いる。
【0030】次に、本実施例の加熱定着装置における具
体的制御を製目する。先ず、この加熱定着装置が搭載さ
れたカラー複写機の主電源を投入すると、複写機の主制
御部9は加熱定着装置の立ち上げを定着制御部7に対し
て指示する。これを受けて定着制御部7は温度センサ
5,6の検出信号に基づいて加熱定着ローラ1及び加圧
ローラ2の表面温度をチェックし、所定の設定温度より
も低いと判断した場合は各ハロゲンランプ11,21の
点灯を指示する。これにより、加熱定着ローラ1及び加
圧ローラ2の表面温度は設定温度に向けて上昇してい
く。そして、定着制御部7は逐次温度センサ5,6の検
出信号を確認し、加熱定着ローラ1及び加圧ローラ2の
表面温度が設定温度に達したならば、ハロゲンランプ1
1,21の消灯を指示すると共に、主制御部9に対して
定着可能信号を出力し、複写開始信号の入力待ちの状態
となる。
【0031】コピースタートボタンが押されて複写動作
が開始されると、図4のフローチャートに示すように、
主制御部9から定着制御部7に対して複写開始信号が入
力される(ST1)。複写開始信号を受信した定着制御
部7は直ちに内部タイマーをリセットすると共に(ST
2)、加熱定着ローラ1の駆動モータ8に対して駆動開
始信号を送出する(ST3)。これにより、加熱定着ロ
ーラ1及びこれに従動する加圧ローラ2が回転を開始す
る。
【0032】複写動作が開始されてから1枚目の記録シ
ート6が定着装置に到達する迄に要する時間は複写作業
の内容によって予め決まっており、定着制御部7は主制
御部9から送られてくる情報及び前述のST2でリセッ
トとした内蔵タイマーのカウント値を参照することによ
り、記録シート6が定着装置に挿通される迄の残り時間
を把握することができる。従って、定着制御部7は内蔵
タイマーを参照しながら記録シート6の挿通10秒前に
なったか否かをチェックし(ST4)、10秒前になっ
たと判断される場合には、加熱定着ローラ1の表面温度
に関係なくハロゲンランプ11を強制的に点灯する一方
(ST5)、偏心カム44に駆動信号を送出し、冷却ロ
ーラ4を加熱定着ローラ1に対して当接させる(ST
6)。これにより、冷却ローラは加熱定着ローラに従動
して回転し、加熱定着ローラの表面から熱量を奪い取っ
ていく。
【0033】この後、トナー像が転写された記録シート
1がこの加熱定着装置へと搬送されてくるのだが、定着
制御部7は図示外のシート検出センサの検出信号に基づ
き、記録シート6が加熱定着ロール1と加圧ローラ2と
の間に挿通されたか否かをチェックし(ST7)、挿通
されたと判断した場合には加熱定着ローラ1のハロゲン
ランプ11の強制点灯を終了する一方(ST8)、偏心
カム44に対して駆動信号を送出し、冷却ローラ4を加
熱定着ローラ1から離間させる(ST9)。そして、以
降は1枚目の記録シートに引き続いて一定の間隔で2枚
目、3枚目の記録シートが加熱定着ローラと加圧ローラ
との間に挿通される。
【0034】図5は時経過に伴う加熱定着ローラの表面
温度の変化を模式的に示したグラフである。このグラフ
に示されるように、待機時には設定温度(150°C)
に維持されていた加熱定着ローラ1の表面温度は冷却ロ
ーラ4の当接と共に急速に低下していく。このとき、加
熱定着ローラ1の内部ではハロゲンランプ11が強制的
に点灯されているので、その内部温度は待機時の設定温
度よりも高い温度に上昇しているものと考えられる。
【0035】本願発明者が本実施例の装置について実際
に計測したところによれば、待機時の加熱定着ローラ1
の表面温度を160°Cに設定した場合、加熱定着ロー
ラ1の内部温度は150°Cであり、冷却ローラ4を1
0秒間だけ加熱定着ローラ1に当接させると共に同時間
だけランプ11を強制点灯した場合の該ローラ1の表面
温度は135°C、内部温度は170°Cであった。そ
の結果、加熱定着ローラ1の内部温度と表面温度との差
は待機時には10°C程度であったにもかかわらず、1
枚目の記録シート6の挿通の直前には35°Cとなり、
冷却ローラ4の動作後の方が動作前よりも加熱定着ロー
ラ1の内部の熱量が該ローラ1の表面へ伝熱し易くなっ
ている。
【0036】このため、本実施例の加熱定着装置におい
ては、1枚目の記録シート6の挿通を開始する際には、
既に、記録シート6が加熱定着ローラ1から奪い取って
いく熱量に見合った熱量が加熱定着ローラ1の内部から
表面と伝熱されており、図5に示すように、1枚目の記
録シート6を挿通させても加熱定着ローラ1の表面温度
が著しく低下することはなく、2枚目、3枚目の記録シ
ート6についても1枚目の記録シート6と略同じ定着温
度でトナー像の定着を行うことができるものである。従
って、本発明によれば、1枚目の記録シート6とそれ以
降の記録シート6のいずれについても略同様の画質を保
証することが可能となる。
【0037】図6は時経過に伴う加熱定着ローラ1の表
面温度の変化を実際に計測した結果を示すグラフであ
り、グラフ中の実線は記録シート6の挿通に先立って加
熱定着ローラ1の表面を冷却した本発明の加熱定着装置
を、破線は冷却ローラ4を具備しない従来の加熱定着装
置を示している。また、冷却ローラ4による加熱定着ロ
ーラ1の冷却時間は7.5秒とし、記録シート6の挿通
はグラフ横軸の時間0secの時点で開始した。このグ
ラフから明らかなように、従来の加熱定着装置では1枚
目の記録シート6の挿通を開始する際の加熱定着ローラ
1の表面温度と、記録シート6の挿通中における加熱定
着ローラ1の最低温度との間に14°Cもの差がある
が、本発明ではこれが8°Cに抑えられている。これに
より、本発明の加熱定着装置では従来よりも画質の定着
画像を得られることが確認された。
【0038】尚、上記実施例では記録シート6の挿通1
0秒前から冷却ロール4を加熱定着ローラ1に当接させ
たが、加熱定着ローラ1の表面温度の過大な低下を防止
するため、冷却ローラ4を当接させるタイミングは待機
時における加熱定着ローラ1の表面温度に応じて適宜変
更するのが好ましい。例えば、待機時における加熱定着
ローラ1の表面温度が設定温度にまで高まっていないに
もかかわらず、定着制御部7に対して複写開始信号が入
力された場合には、冷却ローラ4の動作タイミングを遅
らせて、記録シート6の挿通前における加熱定着ローラ
1の冷却時間を短縮するのが良い。
【0039】更に、上記実施例では記録シート6の挿通
開始と略同時に冷却ローラ4を加熱定着ローラ1から離
間させたが、記録シート6の挿通間隔によっては最後の
記録シート6の挿通が開始される直前まで冷却ローラ4
を加熱定着ローラ1に当接させておくのが好ましい。例
えば、カラー複写モードの場合には数色のトナー像を記
録シート6に転写している関係から、白黒複写モードに
比較して記録シート6の挿通間隔が2〜4倍となり、記
録シート6の挿通開始と同時に冷却ローラ4を離間させ
てしまったのでは、記録シート6の挿通の合間に加熱定
着ローラ1の表面温度が待機時の設定温度の近傍まで上
昇してしまい、各記録シート6を挿通するたび毎に加熱
定着ローラ1の表面温度が急激に低下することとなる。
【0040】従って、カラー複写モード、特にイエロ
ー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー像を記
録シートに多重転写してカラー画像を形成するフルカラ
ー複写モードの場合は、記録シート6の挿通開始後も冷
却ローラ4を加熱定着ローラ1から離間させることなく
当接させ続け、記録シート6の挿通の合間における加熱
定着ローラ1の表面温度の上昇を防止するのが良い。こ
のように構成すれば、各記録シートともその先端と後端
とで定着温度に大差がなく、均一な画質の定着画像を得
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の加熱
定着装置によれば、記録シートが挿通される迄の所定時
間だけ加熱定着部材の表面を冷却するように構成し、1
枚目の記録シートが加熱定着部材の表面から奪い取って
いく熱量と加熱定着部材の内部からその表面へ流出して
くる熱量とを均衡させるようにしたので、1枚目の記録
シートの挿通によって加熱定着部材の表面温度が急激に
低下するのを防止することができ、全ての記録シートに
ついて略同一の定着温度でトナー像の定着動作を行い、
これら記録シートについて常に同質な定着画像を得るこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の加熱定着装置の実施例を示す概略図
である。
【図2】 実施例に係る冷却ローラの構成及び動作を示
す概略図である。
【図3】 実施例に係る加熱定着装置の制御系を示すブ
ロック図である。
【図4】 実施例に係る冷却ローラの動作の制御手順を
示すフローチャートである。
【図5】 実施例の加熱定着装置における加熱定着ロー
ラの表面温度の時間変化を模式的に示したグラフであ
る。
【図6】 実施例の加熱定着装置における加熱定着ロー
ラの表面温度の時間変化を実測した結果を示すグラフで
ある。
【図7】 従来の加熱定着装置における加熱定着ローラ
の表面温度の時間変化を模式的に示したグラフである。
【符号の説明】
1…加熱定着ローラ(加熱定着部材)、2…加圧ローラ
(加圧部材)、3…離型剤塗布ローラ(離型剤供給手
段)、4…冷却ローラ(冷却手段)、11…ハロゲンラ
ンプ(発熱手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱手段を内蔵して回転する加熱定着部
    材と、この加熱定着部材に当接して回転する加圧部材
    と、上記発熱手段の動作を制御して上記加熱定着部材の
    表面温度を所定の設定温度に制御する加熱制御手段とを
    備え、上記加熱定着部材と加圧部材との間に記録シート
    を挿通させて未定着トナー像の定着を行う加熱定着装置
    において、 上記加熱定着部材の表面を冷却する冷却手段を設けると
    共に、1枚目の記録シートが挿通される迄の所定時間だ
    け上記冷却手段を動作させる冷却制御手段を設けたこと
    を特徴とする加熱定着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加熱定着装置において、
    上記冷却制御手段が冷却手段を動作させるのと同時に、
    上記加熱制御手段が発熱手段を動作させることを特徴と
    する加熱定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の加熱定着装置において、
    上記加熱定着部材の表面温度に応じて上記冷却手段の動
    作時間を変更することを特徴とする加熱定着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の加熱定着装置において、
    かかる装置の立ち上げ時における加熱定着部材又は加圧
    部材の表面温度、加熱定着部材の表面温度の上昇速度に
    応じて上記冷却手段の動作時間を変更することを特徴と
    する加熱定着装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の加熱定着装置において、
    上記加熱定着部材と加圧部材との間に複数枚の記録シー
    トが連続して挿通される場合、これら記録シートの挿通
    間隔に応じ、上記冷却制御手段は1枚目の記録シートが
    挿通された後も上記冷却手段を動作させ続けることを特
    徴とする加熱定着装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の加熱定着装置において、
    上記加熱定着部材の外周面に対して適宜離型剤を塗布す
    る離型剤供給手段が設けられている場合、上記冷却制御
    手段はこの離型剤供給手段の動作状況に応じて冷却手段
    の動作タイミング及び動作時間を変更することを特徴と
    する加熱定着装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の加熱定着装置において、
    上記加熱定着部材の外周面に対して適宜当接する接触型
    冷却部材により上記冷却手段を構成する一方、この回転
    冷却部材を冷却するための補助冷却手段を設けたことを
    特徴とする加熱定着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009122669A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Xerox Corp 一様なグロス制御装置及び方法
JP2015184555A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 定着装置及び画像形成装置
US11573515B2 (en) 2021-04-19 2023-02-07 Canon Kabushiki Kaisha Fixing member and heat fixing apparatus

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