JPH1138490A

JPH1138490A - カメラ

Info

Publication number: JPH1138490A
Application number: JP9196049A
Authority: JP
Inventors: Keizo Uchioke; 恵造内桶
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1997-07-22
Filing date: 1997-07-22
Publication date: 1999-02-12
Anticipated expiration: 2017-07-22
Also published as: JP3882177B2

Abstract

(57)【要約】【課題】カメラの光学系及び光電変換素子に不要光が入
射せず、かつカメラ内部を透視することができるように
する。【解決手段】フロントキャビ１０、リアキャビ２０を光
透過性樹脂によって形成し、且つカメラのストロボユニ
ット４０からの閃光が入射するフロントキャビ１０の一
部に遮光手段を設けるようにしている。これにより、ス
トロボ調光センサに光を導くライトガイド１７等に不要
光が入射せず、カメラとしての機能を維持しつつカメラ
内部を透視することができるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はカメラに係り、特に
デジタルカメラ等の電子撮像手段を備えたカメラに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】デジタルカメラは、被写体からの光を撮
影レンズを介して撮像素子で受光し、ここで画像信号に
変換して記録媒体に記録するものであるから、被写体か
らの光以外の外光或いは不要光が撮像素子で受光されな
いように遮光する必要がある。また、被写体に当たった
ストロボ光をストロボ調光センサで検出してストロボ発
光量を調節する自動調光ストロボを備えたデジタルカメ
ラがあるが、ストロボ調光センサには、被写体に当たっ
たストロボ光以外の光が入射されないようにする必要が
ある。従って、従来のデジタルカメラは、外装体（カメ
ラの筐体、キャビ、ケース、カバー等）に光透過性の全
くない素材を使用している。

【０００３】一方、外装体を透明材で構成し、内部を透
視できる銀塩カメラが提案されている（特開平５−４５
７０８号公報）。この銀塩カメラは、フイルム室を有す
るカメラ本体や、カメラ本体に直接組み付けられるシャ
ッター部材及びフイルム給送部材等の撮影機能部品を遮
光性をもつように構成し、撮影機能部品の外側に配置さ
れるフイルム給送用のギア地板やギア押え、電池ブロッ
ク等の構造部材を透明材で構成し、更にこの構造部材の
外側に透明な外装体を設けるようにしている。そして、
フイルムに対する遮光を完全にするとともに、カメラ内
部を可能な限り透視できるようにしている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
銀塩カメラは、フイルム室を有するカメラ本体及び撮影
機能部品が遮光性をもつように構成されているため、フ
ロントカバー等の外装体を透明材にしても、殆どカメラ
外観と同じ外観しか見ることができず、撮影機能部品の
外側に配置されるギア地板等の構造部材を透明材で構成
することによって、始めてその透明材で構成された構造
部分を介してカメラ内部を透視することができるものに
過ぎない。

【０００５】一方、デジタルカメラの外装体は、光透過
性の全くない素材が使用されており、カメラ内部が透視
できるデジタルカメラはない。従って、デジタルカメラ
のイメージは専ら堅く、被写体が人物である場合は自然
な表情や和らいだ雰囲気を撮影することが難しかった。
また、不透明な外装体の場合には、カメラ内の光学系、
液晶表示器（ＬＣＤ）、或いは発光素子と対向する部分
に開口を設け、これらの開口に保護用の透明カバーやラ
イトガイド等を設けなければならず、部品点数や組立工
数が多くなるという問題がある。更に、デジタルカメラ
では、電池や記録媒体が不可欠であるが、外装体が不透
明であると、撮影するまで電池や記録媒体が装着されて
いないことに気が付かない場合があり、撮影機会を逃す
可能性もあった。

【０００６】本発明の目的は、カメラの光学系及び光電
変換素子に不要光が入射せず、かつカメラ内部を透視す
ることができ、カメラの堅いイメージを無くし、またカ
メラ内に装着された電池や記録媒体を外装体を介して確
認することができるカメラを提供することにある。本発
明の他の目的は、カメラ内に設けた発光素子から発光さ
れる光を外装体を介して確認可能にし、これによりライ
トガイド等を省略することができるとともに、複数の発
光素子の発光によりカメラ状態を表示することができる
カメラを提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、電子撮像手段を備えたカメラにおいて、前
記カメラの外装体を光透過性樹脂によって形成し、前記
カメラの発光手段と該発光手段からの光が入射する前記
外装体との間に遮光手段を設け、前記発光手段からの光
が前記外装体を通して前記カメラの光学系及び光電変換
素子に入射しないようにしたことを特徴としている。こ
れにより、外装体を透明にしても不要光がカメラの光学
系及び光電変換素子に入射せず、カメラとしての機能を
維持しつつ、カメラ内部を透視することができ、カメラ
の堅いイメージを無くすことができ、人物の自然な表情
を撮影することができる。また、カメラ内に装着された
記録媒体や電池等を外装体を介して確認することができ
る。

【０００８】本発明の他の態様によれば、電子撮像手段
を備えたカメラにおいて、前記カメラの外装体を光透過
性樹脂によって形成し、前記カメラ内に設けた発光手段
と対向する前記外装体の肉厚を他の部分の肉厚よりも薄
く形成したことを特徴としている。これにより、外装体
にライトガイド等を設けることなく、発光素子から発光
される光を外装体を介して確認することができ、特に発
光手段と対向する部分の外装体の肉厚を他の部分の肉厚
よりも薄く形成したため、外装体の強度を低下させるこ
となく透過光量を確保することができ、また外装体の表
面から表示部であることが識別できる。

【０００９】本発明の更に他の態様によれば、電子撮像
手段を備えたカメラにおいて、前記カメラの外装体を光
透過性樹脂によって形成し、前記カメラ内に設けた複数
の発光素子から発光される光を前記外装体を介して確認
可能にし、該複数の発光素子の発光によりカメラ状態を
表示することを特徴としている。これにより、外装体に
ライトガイド等を設けることなく、複数の発光素子から
発光される光を外装体を介して確認することができ、ま
た複数の発光素子の発光によりカメラ状態（例えば、記
録開始から完了までの状態等）を表示することができる
ようにしている。

【００１０】

【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラの好ましい実施の形態について詳説する。図１
は本発明に係るカメラの実施の形態を示す斜視図であ
り、図２及び図３はそれぞれ図１に示したカメラの内部
構成を示す分解斜視図である。

【００１１】これらの図面に示すように、このカメラ
は、主として外装体（フロントキャビ１０、リアキャビ
２０）と、レンズ／ファインダユニット３０と、ストロ
ボユニット４０と、記録メディア基板５０と、メイン基
板５２と、液晶ユニット６０とから構成されている。フ
ロントキャビ１０及びリアキャビ２０は、それぞれ光透
過性樹脂によって透過性をもって形成されている。尚、
光透過性樹脂は、無色透明に限らず、半透明あるいは薄
く着色されていてもよく、要はカメラ内部が透視できる
ものであれば、如何なるものでもよい。

【００１２】図４乃至図７はそれぞれフロントキャビ１
０の正面図、背面図、右側面図及び底面図である。この
フロントキャビ１０の前面には、図４及び図６に示すよ
うにレンズの保護カバー１１及びグリップラバー１２が
貼り付けられている。フロントキャビ１０の内側には、
図５及び図６に示すようにファインダーカバー１３を介
してファインダーフード１４が溶着され、また、アイリ
ス切替えレバー１５がフロントキャビ１０に落とし込ま
れ、その上からガイド部材１６が溶着され、更にライト
ガイド１７及び電池ホルダ１８が溶着されている。

【００１３】ライトガイド１７は、被写体からの光をス
トロボ調光センサに導くもので、円柱状の突起部１７Ａ
がフロントキャビ１０の孔に嵌入される。電池ホルダ１
８は、フロントキャビ１０との間で電池のハウジングを
構成している。この電池のハウジングを構成するフロン
トキャビ１０の一部は、図７に示すように電池をガイド
するとともに、ハウジングを強化するためにリブ１０Ａ
が形成されているが、このリブ１０Ａ又はフロントキャ
ビ１０に形成されているその他のリブやボス等は、フロ
ントキャビ１０を通して見ることができ、カメラの内部
デザインとしても機能する。また、フロントキャビ１０
の底面には、電池蓋１９が支軸１９Ａによって開閉自在
に配設されているが、この電池蓋１９もフロントキャビ
１０と同一の光透過性樹脂によって形成されている。

【００１４】図８乃至図１２はそれぞれリアキャビ２０
の正面図、背面図、右側面図、左側面図、及び平面図で
ある。これらの図面に示すように、このリアキャビ２０
には、シャッタレリーズボタンの片持ち梁状のキートッ
プ２１の一端が溶着されるとともに、カメラ内の状態を
表示する発光ダイオード（図示せず）の光を導くライト
ガイド２２が溶着され、また、パワースイッチのツマミ
２３がスライド自在に配設されている。このカメラは、
記録媒体としてメモリカード（スマートメディア（ＳＳ
ＦＤＣ））を使用しているが、リアキャビ２０には、メ
モリカードのカード挿入口を開閉するカードカバー２４
が開閉自在に配設されている。このカードカバー２４
は、リアキャビ２０と同一の光透過性樹脂によって形成
されている。

【００１５】尚、２５は液晶ユニット６０（図３）のバ
ックライト付き液晶表示器（ＬＣＤ）６１の表示部に対
向する表示窓であり、２６Ａ〜２６Ｄは、それぞれ消去
ボタン、モードボタン、ストロボボタン、実行ボタンが
臨む開口であり、図８に示すようにこれらの開口２６Ａ
〜２６Ｄの上部には、それぞれ対応する文字やマークが
印刷されている。これらの文字やマークは、ＬＣＤ６１
のバックライトの光が漏れてくる部位に印刷されている
ため、リアキャビ２０の内部から照明され、暗闇でも判
読できるようになっている。

【００１６】レンズ／ファインダユニット３０は、レン
ズ３１、絞り機構及び撮像素子３２が設けられた鏡胴３
３と、この鏡胴３３の上部に設けられた対物レンズ３４
Ａ及び接眼レンズ３４Ｂからなるファインダ３４とから
構成されている。尚、３２Ａは、大小の２つの絞り孔
（図示せず）を切り替えるためのレバーであり、このレ
バー３２Ａは、フロントキャビ１０に設けられたアイリ
ス切替えレバー１５と連結される。また、鏡胴３３は、
フロントキャビ１０及びリアキャビ２０を介して入射し
た光が、鏡胴３３のサイドから入射することがないよう
に遮光性をもって構成されている。

【００１７】ストロボユニット４０は、図２に示すよう
にストロボ基板５２と、放電管を備えたストロボ本体４
４と、ストロボ本体４４をリトラクタブルに保持する収
納部４６等から構成されている。尚、ストロボ本体４４
の上面（収納時にフロントキャビ１０の上面と面一とな
る面）は、フロントキャビ１０と同一の光透過性樹脂で
形成されている。また、収納部４６は遮光部材によって
形成されている。

【００１８】さて、フロントキャビ１０には、図２に示
すようにレンズ／ファインダユニット３０、ストロボユ
ニット４０、記録メディア基板５０、メイン基板５２等
が固定される。尚、図２上で、５３はブザー、５４は電
池と接続される接片、５５はシャッタレリーズスイッ
チ、５６はメモリカードが装着されるカードコネクタで
ある。

【００１９】一方、リアキャビ２０には、図３に示すよ
うに液晶ユニット６０等が固定される。この液晶ユニッ
ト６０の基板上には、前述したようにバックライト付き
ＬＣＤ６１が設けられるとともに、パワースイッチのツ
マミ２３のスライド動作に基づいてＯＮ／ＯＦＦされる
パワースイッチや、消去ボタン、モードボタン、ストロ
ボボタン、実行ボタンが設けられている。また、ストロ
ボユニット４０のストロボ本体４４は、パワースイッチ
のツマミ２３のスライド動作に連動してポップアップす
る。

【００２０】そして、上記フロントキャビ１０とリアキ
ャビ２０とを組み付けて固定することによりカメラの組
み立てが完了する。尚、図１に示すようにフロントキャ
ビ１０とリアキャビ２０との間には、スリット（カード
挿入口）２７が形成され、このカード挿入口２７からメ
モリカードを挿入することにより、メモリカードをカー
ドコネクタ５６に装着することができる。

【００２１】次に、ストロボからの光がフロントキャビ
１０を通してカメラ内のストロボ調光センサやそのライ
トガイド１７あるいはレンズ３１、撮像素子３２に入射
しないように遮光する遮光手段について説明する。図１
３はストロボユニット近傍の一部断面を含む側面図であ
り、ストロボ本体４４がポップアップした状態に関して
示している。

【００２２】同図に示すように、ストロボ本体４４から
の閃光の一部は、ストロボ本体４４の前方に位置するフ
ロントキャビ１０の端面１０Ｂと、ストロボ本体４４の
前方に位置するフロントキャビ１０の裏面１０Ｃ（図５
参照）とに入射する。本発明では、これらのフロントキ
ャビ１０の端面１０Ｂ及び裏面１０Ｃに遮光処理を施す
ようにしている。

【００２３】遮光処理としては、マスキング塗装して遮
光する方法の他に、遮光性の別部材（樹脂、紙、金属）
を追加して遮光する方法、シルク印刷して遮光する方
法、遮光性の材料で２重成形して遮光する方法、遮光性
の材料をインサート成形して遮光する方法、表面を拡散
性の形状（シボや湾曲）にして遮光する方法、肉厚にし
て遮光する方法等が考えられる。

【００２４】尚、ストロボ本体４４を収納する収納部４
６は、図２で説明したように遮光部材によって形成され
ているため、ここからカメラ内に閃光が漏れることはな
い。このようにしてフロントキャビ１０の一部（端面１
０Ｂ及び裏面１０Ｃ）に遮光処理を施し、その一部に関
しては実質的に不透明キャビと等価にすることにより、
ストロボの閃光がフロントキャビ１０を通してカメラ内
のストロボ調光センサやそのライトガイド１７及びレン
ズ３１、撮像素子３２に入射しないようにしている。
尚、ストロボは、上記のような可動式に限らず、固定式
であってもよい。

【００２５】また、発光手段としては、上記ストロボに
限らず、受光素子の近傍に配置される発光ダイオード
（ＬＥＤ）、表示管、ランプ等の発光表示素子も含み、
この場合にも発光表示素子の光が受光素子に入射しない
ように遮光する。即ち、図１４に示すように透明キャビ
７０の一部に穿設した孔にライトガイド７２を嵌入し、
基板７４に取り付けたＬＥＤ７６の光を、ライトガイド
７２を介して透明キャビ７０の外部に導く場合に、透明
キャビ７０とライトガイド７２との間に遮光手段７８を
設け、ＬＥＤ７６の光が透明キャビ７０を通して受光素
子に入射されないようにする。

【００２６】尚、透明キャビ７０にライトガイド７２を
取り付けなくてもＬＥＤ７４の光を見ることができる
が、ライトガイド７２を取り付けることにより、上記遮
光手段７８を設けることができ、また、透明キャビ７０
が半透明又は着色されていても透過光量を確保すること
ができる。また、この実施の形態では、既存の金型を使
用し、光透過性樹脂によってフロントキャビ１０及びリ
アキャビ２０を形成するようにしたため、レンズの保護
カバー１１、ファインダーカバー１３及び発光ダイオー
ドの光を導くライトガイド２２、ＬＣＤ６１の表示窓２
５等を別途フロントキャビ１０及びリアキャビ２０に設
けるようにしたが、これに限らず、透明な外装体専用の
金型を使用すれば、外装体に設ける透明部材も一体形成
することができ、部品点数や組立工数を低減することが
できる。

【００２７】図１５は本発明の他の実施の形態を示す図
である。同図に示すように、透明キャビ８０、８２、８
４を通して基板８６に取り付けたＬＥＤ８８の光を外部
から見ることができるが、この実施の形態の透明キャビ
８０、８２、８４は、ＬＥＤ８８の光を透過させたい部
分の肉厚が他の部分の肉厚よりも薄く形成されている。
これにより、透明キャビの全体の強度を低減することな
く、十分な透過光量を確保することができる。また、肉
厚の薄い部分は、他の部分と識別できる（表示部である
ことが識別できる）。

【００２８】尚、図１５（Ａ）に示す透明キャビ８０
は、透明キャビ８０の外側から見て平凹に形成すること
により肉厚が薄くされ、同図（Ｂ）に示す透明キャビ８
２は、透明キャビ８２の外側から見て凹平に形成するこ
とにより肉厚が薄くされ、同図（Ｃ）に示す透明キャビ
８４は、透明キャビ８４の外側から見て凸凹に形成する
ことにより肉厚が薄くされている。

【００２９】図１６は本発明の更に他の実施の形態を示
す図である。同図に示すように、基板９２に取り付けた
複数のＬＥＤ９４Ａ〜９４Ｅの光は、透明キャビ９０を
通して外部から見ることができ、特に複数のＬＥＤ９４
Ａ〜９４Ｅから発光される光によりカメラ状態を表示で
きるようにしている。例えば、記録中は一定のパターン
で複数のＬＥＤ９４Ａ〜９４Ｅを点滅させ、又は記録開
始から完了までを複数のＬＥＤ９４Ａ〜９４Ｅを順番に
点灯又は点滅させる。尚、カメラの記録動作に限らず、
ストロボ充電状態、バッテリの残量や充電状態等を表示
することができる。また、複数の発光素子の数はこの実
施の形態に限定されず、また複数の発光素子の配列も直
線に限らず、例えば円形に配列してもよい。

【００３０】尚、透明キャビによれば、発光素子の基板
上の取り付け位置の自由度が広がるという利点がある。
即ち、不透明キャビの場合には、外から発光素子が見え
るように不透明キャビの一部に孔を空け、その部分に透
明部材（ライトガイド）を嵌入し、更に基板との位置合
わせを行う必要があるが、透明キャビであれば、大体ど
こから光らせてもよい。

【００３１】

【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
によれば、外装体を光透過性樹脂によって形成し、且つ
カメラの発光手段と該発光手段からの光が入射する外装
体との間に遮光手段を設けるようにしたため、カメラと
しての機能を維持しつつカメラ内部を透視することがで
き、カメラの堅いイメージを無くし、またカメラ内に装
着された電池や記録媒体を外装体を介して確認すること
ができる。更に、従来、不透明な外装体に設けられてい
た透明部材を外装体と一体形成することができ、部品点
数や組立工数を低減することができる。

【００３２】また、本発明によれば、カメラ内に設けた
発光手段と対向する部分の外装体の肉厚のみ他の部分の
肉厚よりも薄く形成したため、外装体の強度を低下させ
ることなく透過光量を確保することができ、また外装体
の表面から表示部であることが識別できる。更に、外装
体が透明であるため、カメラ内に複数の表示素子を設け
る場合に適し、複数の発光素子の発光によりカメラ状態
を表示することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は本発明に係るカメラの実施の形態を示す
斜視図である。

【図２】図２は本発明に係るカメラの内部構成を示す分
解斜視図である。

【図３】図３は本発明に係るカメラの内部構成を示す分
解斜視図である。

【図４】図４は本発明に係るカメラのフロントキャビの
正面図である。

【図５】図５は本発明に係るカメラのフロントキャビの
背面図である。

【図６】図６は本発明に係るカメラのフロントキャビの
右側面図である。

【図７】図７は本発明に係るカメラのフロントキャビの
底面図である。

【図８】図８は本発明に係るリアキャビの正面図であ
る。

【図９】図９は本発明に係るリアキャビの背面図であ
る。

【図１０】図１０は本発明に係るリアキャビの右側面図
である。

【図１１】図１１は本発明に係るリアキャビの左側面図
である。

【図１２】図１２は本発明に係るリアキャビの平面図で
ある。

【図１３】図１３はストロボユニット近傍の一部断面を
含む側面図である。

【図１４】図１４は透明キャビとＬＥＤに光を導くライ
トガイドとの間の遮光手段を説明するために用いた図で
ある。

【図１５】図１５はＬＥＤに対向する透明キャビの形状
を説明するために用いた図である。

【図１６】図１６は透明キャビに対向して複数のＬＥＤ
が配列された状態を示す図である。

【符号の説明】

１０…フロントキャビ１７、２２、７２…ライトガイド１９…電池蓋２０…リアキャビ２４…カードカバー２５…表示窓２７…スリット（カード挿入口）３０…レンズ／ファインダユニット３１…レンズ３２…撮像素子３３…鏡胴４０…ストロボユニット４４…ストロボ本体４６…収納部５０…記録メディア基板５２…メイン基板７０、８０、８２、８４、９０…透明キャビ７６、８８、９４Ａ〜９４Ｅ…ＬＥＤ７８…遮光手段

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電子撮像手段を備えたカメラにおいて、前記カメラの外装体を光透過性樹脂によって形成し、前記カメラの発光手段と該発光手段からの光が入射する
前記外装体との間に遮光手段を設け、前記発光手段から
の光が前記外装体を通して前記カメラの光学系及び光電
変換素子に入射しないようにしたことを特徴とするカメ
ラ。
【請求項２】前記発光手段は前記カメラに設けられた
ストロボ又は発光表示素子である請求項１のカメラ。
【請求項３】前記ストロボは可動式あるいは固定式で
あることを特徴とする請求項２のカメラ。
【請求項４】前記光学系はストロボ調光センサに光を
導くライトガイドであり、前記光電変換素子は前記スト
ロボ調光センサである請求項２のカメラ。
【請求項５】前記光学系はレンズであり、前記光電変
換素子は撮像素子である請求項１のカメラ。
【請求項６】前記遮光手段は、マスキング塗装、遮光
紙又は遮光部材である請求項１のカメラ。
【請求項７】前記遮光手段は、前記発光手段からの光
が入射する前記外装体に形成された拡散性の表面形状で
ある請求項１のカメラ。
【請求項８】電子撮像手段を備えたカメラにおいて、前記カメラの外装体を光透過性樹脂によって形成し、前記カメラ内に設けた発光手段と対向する前記外装体の
肉厚を他の部分の肉厚よりも薄く形成したことを特徴と
するカメラ。
【請求項９】電子撮像手段を備えたカメラにおいて、前記カメラの外装体を光透過性樹脂によって形成し、前記カメラ内に設けた複数の発光素子から発光される光
を前記外装体を介して確認可能にし、該複数の発光素子
の発光によりカメラ状態を表示することを特徴とするカ
メラ。
【請求項１０】カメラ内に装着された記録媒体を前記
外装体を介して確認できるようにしたことを特徴とする
請求項１、８又は９のカメラ。
【請求項１１】前記外装体の一部を電池のハウジング
の一部とし、前記外装体を介して前記ハウジング内を確
認できるようにしたことを特徴とする請求項１、８又は
９のカメラ。