JPH1138396A - 液晶表示装置及びこの組立て方法 - Google Patents

液晶表示装置及びこの組立て方法

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JPH1138396A
JPH1138396A JP19728297A JP19728297A JPH1138396A JP H1138396 A JPH1138396 A JP H1138396A JP 19728297 A JP19728297 A JP 19728297A JP 19728297 A JP19728297 A JP 19728297A JP H1138396 A JPH1138396 A JP H1138396A
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JP
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crystal display
display panel
substrate
positioning
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JP19728297A
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Inventor
Kazunari Ida
一成 井田
Toru Sawada
徹 澤田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶表示パネルとシールドケースとの位置出し
を容易にする液晶表示装置及び液晶表示装置の組立て方
法を提供することを目的とする。 【解決手段】液晶表示装置500は、液晶表示パネル1
00の表示部102に相当する長方形状の開口部501
を有する箱状に形成されたシールドケース502と、液
晶表示パネル100が載置される樹脂性のフレーム50
3とによって液晶表示パネル100が挟持されて構成さ
れている。シールドケース502は、フレーム503に
載置された液晶表示パネル100を位置決めしつつ保持
する位置決め部510を有している。この位置決め部5
10は、シールドケース502の開口部501を規定す
る四方の各枠部に設けられているとともに、液晶表示パ
ネル100側に突出するように形成された凸部によって
構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置及
び液晶表示装置の組立て方法に係り、特に液晶表示パネ
ルとシールドケースとの位置出しを行うためのシールド
ケースの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、液晶表示装置1は、
アレイ基板と対向基板との間に液晶組成物が挟持された
構造の液晶表示パネル2と、液晶表示パネル2が所定位
置に配置されるフレーム3と、フレーム3に固定される
ことによって液晶表示パネルを挟持するシールドケース
4とを備えている。液晶表示パネル2のアレイ基板は、
画素電極が配置された表示部と、走査線及び信号線など
が配置された配線部とを有している。
【0003】フレーム3は、図2に示すように、液晶表
示パネル2を所定位置に位置決めするための目安となる
突起部5を有している。また、シールドケース4は、液
晶表示パネル2のアレイ基板に設けられた表示部の大き
さに対応する開口部6を有している。
【0004】このような構造の液晶表示装置は、液晶表
示パネル2をフレーム3に載置し、突起部5に液晶表示
パネル2の縁部を当接して位置決めし、液晶表示パネル
2の四辺を覆うようにシールドケース4をフレーム3に
かぶせることにより、組み立てられる。そして、シール
ドケース4とフレーム3とがネジ留めされることにより
固定され、両者の間に液晶表示パネル2が挟持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した構造の液晶表
示装置を組立てる工程において、液晶表示パネル2が所
定位置に載置されたフレーム3にシールドケース4をか
ぶせる際には、シールドケース4は、その開口部6が液
晶表示パネル2のアレイ基板に形成された表示部に対応
する位置関係となるように配置される。
【0006】液晶表示パネル2とシールドケース4との
位置関係は、各部品材料、すなわち液晶表示パネル2、
フレーム3、シールドケース4の外形公差、液晶表示パ
ネル2とフレーム3との公差、フレーム3とシールドケ
ース4との公差により決まり、組立て方によっては、図
3に示すようなずれが生じ、組立て直す修正が必要とな
る場合がある。各部品材料の外形公差は、各部品材料を
製造する際の製造誤差であり、製造時の加工精度に応じ
て大なり小なり生じるものである。液晶表示パネル2と
フレーム3との公差は、液晶表示パネル2の縁部をフレ
ーム3の突起部5に当接して配置することにより最小限
に抑えている。フレーム3とシールドケース4との公差
は、互いの位置関係を規定するための位置決め要素がな
いため、大きくなる虞がある。もちろん、液晶表示パネ
ル2とシールドケース4との間にも、互いの位置関係を
規定するための位置決め要素はない。
【0007】したがって、液晶表示パネル2が載置され
たフレーム3にシールドケース4をかぶせる際に、図3
に示したようなずれが生じる虞がある。通常、シールド
ケース4は、図2に示したように、その開口部6の枠が
液晶表示パネル2の表示領域に一致するように基準位置
Aに沿って配置される。しかし、上述したような公差に
より、図3に示したように、シールドケース4の開口部
6の枠が基準位置Aからある程度のずれ量Sをもって配
置される場合がある。このずれ量Sは、例えば0.3m
m乃至0.5mmを上限値とし、この上限値を上回るず
れ量を有するように組立てられた液晶表示装置は、製造
不良として判断され、再度組立て直す必要がある。
【0008】このため、液晶表示装置の製造歩留まりが
低下し、これに伴って液晶表示装置の製造コストが増大
する虞がある。この発明は、上記問題点を解決するため
になされたものであり、液晶表示パネルとシールドケー
スとの位置出しを容易にする液晶表示装置及び液晶表示
装置の組立て方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、請求項1によれば、表示部及
び配線部が形成された第1基板、この第1基板に対向配
置された第2基板、前記第1基板と第2基板との間に配
置された液晶組成物を有する液晶表示パネルと、前記液
晶表示パネルが載置される第1支持手段と、前記第1基
板の表示部に合わせて形成された開口部、及びこの開口
部が前記表示部に対応するように前記液晶表示パネルを
位置決めする位置決め部を有するとともに、前記液晶表
示パネルを前記位置決め部により位置決めした状態で前
記第1支持手段に固定されることにより前記液晶表示パ
ネルを挟持する第2支持手段と、を備えたことを特徴と
する液晶表示装置が提供される。
【0010】請求項6によれば、表示部及び配線部が形
成された第1基板、この第1基板に対向配置された第2
基板、前記第1基板と第2基板との間に配置された液晶
組成物を有する液晶表示パネルが第1支持手段の所定位
置に載置されるように、前記第1支持手段に設けられた
第1位置決め部により前記第1基板を位置決めし、第2
支持手段における前記第1基板の表示部に合わせて形成
された開口部が前記表示部に対応するように、前記第2
支持手段に設けられた第2位置決め部により前記第2基
板を位置決めし、前記液晶表示パネルを前記第1位置決
め部及び第2位置決め部により位置決めした状態で前記
第1支持手段と前記第2支持手段とを固定することを特
徴とする液晶表示装置の組立て方法が提供される。
【0011】この発明の液晶表示装置及びこの液晶表示
装置の組立て方法によれば、液晶表示パネルの表示部が
第2支持手段に形成された開口部に対応するように、第
1支持手段に載置された液晶表示パネルが第2支持手段
に備えられた位置決め部により位置決めされ、そして、
このように位置決めされた状態で第1及び第2支持手段
が固定されることにより、第1及び第2支持手段の間に
液晶表示パネルが挟持される。
【0012】このように、第2支持手段と液晶表示パネ
ルとの相対的な位置関係は、第2支持手段に備えられた
位置決め部によって決定されるため、互いの相対位置を
正確に位置決めすることが可能となる。このため、液晶
表示パネルと第2支持手段との位置出しが容易となり、
第2支持手段の開口部が液晶表示パネルの表示部に対し
て極端にずれて配置されることが防止される。したがっ
て、第2支持手段が液晶表示パネルに対して位置ずれし
た状態で組立てられて製造不良となるような問題が解決
できるとともに、製造不良と判断された際に必要な組立
て直し作業も必要なくなり、製造歩留まりを向上するこ
とが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明に
係る液晶表示装置及びこの液晶表示装置の組立て方法の
実施の形態について詳細に説明する。図4は、この発明
の液晶表示装置に備えられる液晶表示パネルの一例を概
略的に示す斜視図である。
【0014】この発明の一実施の形態に係る液晶表示装
置は、例えば対角14インチの表示部を備えて構成され
るアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、図4
に示すような液晶表示パネル100を備えている。この
液晶表示パネル100が光透過型である場合には、液晶
表示パネル100を背面から照明する面光源部が配置さ
れる。
【0015】液晶表示パネル100は、図4に示すよう
に、表示部102及び配線部が形成された第1基板とし
てのアレイ基板200と、このアレイ基板200に対向
配置された第2基板としての対向基板300と、アレイ
基板200と対向基板300との間に配置された液晶材
料とを備えている。
【0016】アレイ基板200は、例えば厚さが0.7
mmのガラス基板上に行方向に沿って形成された複数の
走査線と、列方向に沿って形成された複数の信号線と、
走査線と信号線との各交差部付近に設けられているとと
もに走査線及び信号線に接続された薄膜トランジスタ
(以下、TFTと称する)と、TFTに接続された画素
電極とを有している。アレイ基板200の表示部102
は、走査線の一部、信号線の一部、TFT、及び画素電
極が形成された領域に対応している。アレイ基板100
における表示部102の周囲には、信号線や走査線に接
続される各種配線を有する配線部が形成されている。
【0017】対向基板300は、例えば厚さが0.7m
mのガラス基板上に形成された対向電極と、カラーフィ
ルタ層と、アレイ基板200の表示部102に含まれる
信号線、走査線、及びTFTに対向する領域を遮光する
遮光膜とを有している。この対向基板300は、アレイ
基板200に対して約5μmの間隙を介して対向配置さ
れている。この間隙には、液晶材料が保持されている。
【0018】この液晶表示パネル100では、液晶表示
装置の外形寸法、特に額縁サイズを小さく構成するため
に、詳細に図示しないが、信号線は、アレイ基板200
の第1端辺201側にのみ引き出され、この第1端辺2
01側で信号線に映像データを供給するX−TAB40
1−1、401−2、401−3、401−4に異方性
導電接着剤を介して接続されている。また、走査線も、
アレイ基板の第1端辺201と直交する第2端辺203
側にのみ引き出され、この第2端辺203側で走査線に
走査パルスを供給するY−TAB411−1、411−
2に異方性導電接着剤を介して接続されている。
【0019】そして、X−TAB401−1、401−
2、401−3、401−4は、液晶表示パネル100
の裏面側に折り曲げられ、液晶表示パネル100の裏面
に配置された各X−TAB401−1、401−2、4
01−3、401−4を制御するX制御回路基板421
に異方性導電接着剤を介して接続される。なお、このX
制御回路基板421は、後述する樹脂フレームに係合さ
れて固定されている。
【0020】また、Y−TAB411−1、411−2
は、液晶表示パネル100の側方に配置されて各Y−T
AB411−1、411−2を制御するY制御回路基板
431に異方性導電接着剤を介して接続される。なお、
各X−TAB401−1、401−2、401−3、4
01−4とX制御回路基板421、あるいは、各Y−T
AB411−1、411−2とY制御回路基板431と
の電気的な接続は、半田付けによるものであっても構わ
ない。
【0021】図5は、この実施の形態に係る液晶表示装
置の一例を概略的に示す斜視図である。図6の(a)及
び(b)は、図5に示した液晶表示装置をA−A線で破
断した断面図であって、(a)は、この液晶表示装置を
組立てる際の一工程を示す図であり、(b)は、組立て
られた液晶表示装置の断面図である。
【0022】図5の斜視図及び図6の(b)の断面図に
示したように、液晶表示装置500は、液晶表示パネル
100の表示部102に相当する長方形状の開口部50
1を有する箱状に形成された約0.4mm厚のステンレ
ス製のシールドケース502すなわち第1支持手段と、
液晶表示パネル100が載置される樹脂性のフレーム5
03すなわち第2支持手段とによって液晶表示パネル1
00が挟持され、図5に示したような対角4点504
a、504b、504c、504dでネジ止めされて構
成されている。
【0023】フレーム503は、図6の(a)及び
(b)に示すように、液晶表示パネル100が載置され
た際に、フレーム503の所定位置に液晶表示パネル1
00が配置されるように位置決めするための目安となる
突起部506を有している。この突起部506に液晶表
示パネル100の縁部、すなわち図6に示した例では、
アレイ基板200のガラス基板の縁部を当接して載置す
ることにより、フレーム503の所定位置に液晶表示パ
ネル100を配置することが可能となる。
【0024】シールドケース502は、フレーム503
に載置された液晶表示パネル100を位置決めしつつ保
持する位置決め部510を有している。この位置決め部
510は、シールドケース502の開口部501を規定
する四方の各枠部505a、505b、505c、50
5dに設けられているとともに、液晶表示パネル100
側に突出するように形成された凸部によって構成されて
いる。すなわち、この位置決め部510は、図5及び図
6の(a)(b)に示した例では、金属製のシールドケ
ース502における各枠部の一部の金属枠をコ字型に切
り込んで、液晶表示パネル100の外形に合わせて内側
すなわちフレーム503に対向する側に折り曲げること
によって形成される。
【0025】そして、この位置決め部510により、図
5及び図6の(b)に示したように、シールドケース5
02がフレーム503に載置された液晶表示パネル10
0に覆いかぶされた際に、シールドケース502の開口
部501が液晶表示パネル100の表示部102に対応
するように、シールドケース502と液晶表示パネル1
00との位置出しをすることが可能となる。すなわち、
シールドケース502における互いに対向する各枠部の
少なくとも1個所に設けられた位置決め部510によ
り、液晶表示パネル100の互いに対向する辺を挟持す
るように保持することにより、正確な位置出しが可能と
なる。
【0026】これにより、シールドケース502の開口
部501が液晶表示パネル100に対して本来配置され
るべき基準位置に対して許容できるずれ量の上限値を例
えば0.3mmとしたとき、シールドケース502にお
ける各枠部の少なくとも1個所に設けられた位置決め部
510により、シールドケース502に対して液晶表示
パネル100をずれ量の上限値以内で位置出しすること
が可能となる。
【0027】この実施の形態では、液晶表示パネル10
0のアレイ基板200側をフレーム503に設置し、対
向基板300側をシールドケース502の位置決め部5
10で位置出ししている。この場合、位置決め部510
の曲げ加工の寸法は、液晶表示パネル100の対向基板
300を形成するガラス基板の外形より若干大きくなる
ように設定され、液晶表示パネル100の外形公差とシ
ールドケース502の曲げ加工精度とによって決定され
る。なお、液晶表示パネル100の対向基板300側を
フレーム503に設置し、アレイ基板200側をシール
ドケース502の位置決め部510で位置出しする場
合、位置決め部510の曲げ加工の寸法は、アレイ基板
200を形成するガラス基板の外形より若干大きくなる
ように設定される。
【0028】このように、この実施の形態に係る液晶表
示装置では、フレームの寸法公差を含まずに液晶表示パ
ネルを位置出しするため、液晶表示パネルとシールドケ
ースとが正確な位置関係で配置されるとともに、これら
の位置出しを容易にすることができる。
【0029】図5に示した液晶表示装置は、以下に示す
ような工程を経て組立てられる。まず、図6の(a)に
示したように、フレーム503の所定位置に液晶表示パ
ネル100を配置する。すなわち、液晶表示パネル10
0をフレーム503の突起部506にアレイ基板200
を構成するガラス基板の縁部を当接するように配置する
ことで、液晶表示パネル100をフレーム503に対し
て相対的な位置出しを実行する。
【0030】続いて、図6の(b)に示したように、フ
レーム503に配置された液晶表示パネル100にシー
ルドケース502を覆いかぶせる。すなわち、シールド
ケース502の位置出し部510を、液晶表示パネル1
00の対向基板300を構成するガラス基板の外形に合
わせて係合する。これにより、シールドケース502の
開口部501が液晶表示パネル100の表示部102に
対応するようにシールドケース502を液晶表示パネル
100に覆いかぶせることができる。
【0031】続いて、図5に示したように、シールドケ
ース502の対角4点504a、504b、504c、
504dに形成されたネジ穴を介してシールドケース5
02とフレーム503とがネジ止めされる。これによ
り、液晶表示パネル100がシールドケース502とフ
レーム503とによって挟持される。
【0032】そして、液晶表示装置500が組立てられ
る。なお、シールドケース502に設けられる位置決め
部は、シールドケース502の各辺の枠部に少なくとも
1個所形成されていればよいが、図7に示したように、
位置決め部511a、511bが2個所、もしくはそれ
以上の個所に形成されてもよい。また、図8に示したよ
うに、位置決め部512は、シールドケース502の各
辺の全体に沿って延出された形状であってもよい。
【0033】上述した実施の形態では、位置決め部は、
金属フレームの枠部をコ字型に切り込んで液晶表示パネ
ル100側に折り曲げることによって形成されたが、位
置決め部の形状は、これに限定されるものではなく、液
晶表示パネル100の縁部を保持できるように液晶表示
パネル100側に突出した形状であれば種々変更可能で
ある。例えば、図9に示したように、金属製のシールド
ケース502において絞り加工によって形成された凸部
を設けることにより、位置決め部520としてもよい。
また、金属製のシールドケース502における開口部5
01を規定する枠部の一部を液晶表示パネル側に折り曲
げることによって形成された凸部を位置決め部530と
してもよい。
【0034】上述した例のように、液晶表示パネル10
0における互いに対向する辺の縁部を、それぞれの縁部
に対応する互いに対向した位置に設けられた位置決め部
510で挟持するようにシールドケース502を配置す
ることにより、液晶表示パネル100の表示部がシール
ドケース502の開口部501に対応するように位置決
めすることができたが、図6の(b)に示した例のよう
に、フレーム503に液晶表示パネル100を位置決め
する突起部506が形成されている場合には、図中にお
けるシールドケース502の少なくとも右側の位置決め
部のみが設けられていれば液晶表示パネル100を突起
部506と位置決め部510とで挟持することにより位
置決めすることができる。この場合、シールドケース5
02の各辺に位置決め部510を設ける必要はなく、フ
レーム503における突起部506が設けられた辺に対
向するシールドケース502の辺のみに位置決め部51
0が設けられていればよい。
【0035】上述したように、この発明の液晶表示装置
及びこの液晶表示装置の組立て方法によれば、液晶表示
パネルの表示部が第2支持手段としてのシールドケース
に形成された開口部に対応するように、第1支持手段と
してのフレームに載置された液晶表示パネルがシールド
ケースに備えられた位置決め部により位置決めされ、そ
して、このように位置決めされた状態でシールドケース
とフレームとが固定されることにより、両者の間に液晶
表示パネルが挟持される。
【0036】このように、シールドケースと液晶表示パ
ネルとの相対的な位置関係は、シールドケースに備えら
れた位置決め部によって決定されるため、互いの相対位
置を正確に位置決めすることが可能となる。このため、
液晶表示パネルとシールドケースとの位置出しが容易と
なり、シールドケースの開口部が液晶表示パネルの表示
部に対して極端にずれて配置されることが防止される。
したがって、シールドケースが液晶表示パネルに対して
位置ずれした状態で組立てられて製造不良となるような
問題が解決できるとともに、製造不良と判断された際に
必要な組立て直し作業も必要なくなり、製造歩留まりを
向上することが可能となる。また、シールドケースの開
口部が液晶表示パネルの表示部に対応するように配置さ
れ、位置ずれした製品を製造することもなくなるため、
品質の高い液晶表示装置を提供することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、液晶表示パネルとシールドケースとの位置出しを容
易にする液晶表示装置及び液晶表示装置の組立て方法を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、液晶表示装置の構成を概略的に示す図
である。
【図2】図2は、シールドケースの開口部が液晶表示パ
ネルの表示部に対応するように液晶表示装置が組立てら
れた状態を示す図である。
【図3】図3は、シールドケースの開口部が液晶表示パ
ネルの表示部に対してずれて組立てられた液晶表示装置
を示す図である。
【図4】図4は、この発明の液晶表示装置に適用される
液晶表示パネルを概略的に示す斜視図である。
【図5】図5は、この発明の液晶表示装置の組立て方法
により組立てられた液晶表示装置の一例を概略的に示す
斜視図である。
【図6】図6の(a)及び(b)は、図5に示した液晶
表示装置をA−A線で破断した断面図であって、(a)
は、この液晶表示装置を組立てる際の一工程を示す図で
あり、(b)は、組立てられた液晶表示装置の断面図で
ある。
【図7】図7は、この発明の液晶表示装置に適用される
位置決め部の変形例を示す図である。
【図8】図8は、この発明の液晶表示装置に適用される
位置決め部の変形例を示す図である。
【図9】図9は、この発明の液晶表示装置に適用される
位置決め部の変形例を示す図である。
【符号の説明】
100…液晶表示パネル 102…表示部 200…アレイ基板 300…対向基板 500…液晶表示装置 501…開口部 502…金属製シールドケース 503…樹脂性フレーム 506…突起部 510…位置決め部 520…位置決め部 530…位置決め部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部及び配線部が形成された第1基板、
    この第1基板に対向配置された第2基板、前記第1基板
    と第2基板との間に配置された液晶組成物を有する液晶
    表示パネルと、 前記液晶表示パネルが載置される第1支持手段と、 前記第1基板の表示部に合わせて形成された開口部、及
    びこの開口部が前記表示部に対応するように前記液晶表
    示パネルを位置決めする位置決め部を有するとともに、
    前記液晶表示パネルを前記位置決め部により位置決めし
    た状態で前記第1支持手段に固定されることにより前記
    液晶表示パネルを挟持する第2支持手段と、 を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記位置決め部は、前記第1支持手段及び
    第2支持手段によって前記液晶表示パネルを挟持した際
    に、前記液晶表示パネル側に突出するように形成された
    凸部であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】前記位置決め部は、前記液晶表示パネルの
    各辺に対応して設けられているとともに、それぞれの辺
    に少なくとも1つ設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記位置決め部は、液晶表示パネルの第1
    または第2基板のいずれか一方の縁部が当接されるよう
    に形成された凸部であって、前記第2支持手段と一体に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶
    表示装置。
  5. 【請求項5】表示部及び配線部が形成された第1基板、
    この第1基板に対向配置された第2基板、前記第1基板
    と第2基板との間に配置された液晶組成物を有する液晶
    表示パネルと、 前記液晶表示パネルが所定位置に載置されるように前記
    第1基板を位置決めする第1位置決め部を有する第1支
    持手段と、 前記第1基板の表示部に合わせて形成された開口部、及
    びこの開口部が前記表示部に対応するように前記第2基
    板を位置決めする第2位置決め部を有するとともに、前
    記液晶表示パネルを前記第1位置決め部及び第2位置決
    め部により位置決めした状態で前記第1支持手段に固定
    されることにより前記液晶表示パネルを挟持する第2支
    持手段と、 を備えたことを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】表示部及び配線部が形成された第1基板、
    この第1基板に対向配置された第2基板、前記第1基板
    と第2基板との間に配置された液晶組成物を有する液晶
    表示パネルが第1支持手段の所定位置に載置されるよう
    に、前記第1支持手段に設けられた第1位置決め部によ
    り前記第1基板を位置決めし、 第2支持手段における前記第1基板の表示部に合わせて
    形成された開口部が前記表示部に対応するように、前記
    第2支持手段に設けられた第2位置決め部により前記第
    2基板を位置決めし、 前記液晶表示パネルを前記第1位置決め部及び第2位置
    決め部により位置決めした状態で前記第1支持手段と前
    記第2支持手段とを固定することを特徴とする液晶表示
    装置の組立て方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008281824A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Mitsubishi Electric Corp 表示装置
JP2009086069A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Casio Comput Co Ltd 表示モジュール
JP2010066683A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Canon Inc 画像表示装置
JP2011133544A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Funai Electric Co Ltd 液晶モジュール

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