JPH1138183A - 使用済燃料輸送容器用移送台車 - Google Patents
使用済燃料輸送容器用移送台車Info
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- JPH1138183A JPH1138183A JP9190267A JP19026797A JPH1138183A JP H1138183 A JPH1138183 A JP H1138183A JP 9190267 A JP9190267 A JP 9190267A JP 19026797 A JP19026797 A JP 19026797A JP H1138183 A JPH1138183 A JP H1138183A
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- JP
- Japan
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- cask
- spent fuel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 核燃料再処理施設で、使用済燃料輸送容器内
から使用済燃料を手順よく取り出す。 【解決手段】 使用済燃料を収納して運搬する使用済燃
料輸送容器を建屋内で移動する移送台車５０は、輸送容
器を水平状態で支持するキャスク保持板７３ａ，７３ｂ
を具備した直立機構７０と、直立された前記輸送容器を
直立機構７０と共に上方に持ち上げる押し上げ機構６０
とを有する。
から使用済燃料を手順よく取り出す。 【解決手段】 使用済燃料を収納して運搬する使用済燃
料輸送容器を建屋内で移動する移送台車５０は、輸送容
器を水平状態で支持するキャスク保持板７３ａ，７３ｂ
を具備した直立機構７０と、直立された前記輸送容器を
直立機構７０と共に上方に持ち上げる押し上げ機構６０
とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉で所定の燃
焼を終えた核燃料集合体所謂使用済燃料を移送のために
取り扱う装置に関し、特に使用済燃料輸送容器を再処理
施設内で取り扱う移送台車に関する。
焼を終えた核燃料集合体所謂使用済燃料を移送のために
取り扱う装置に関し、特に使用済燃料輸送容器を再処理
施設内で取り扱う移送台車に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、軽水冷却型原子炉で所定の燃焼
を終えた使用済燃料は、放射能を帯び且つ熱を放出する
から、一般に原子力発電所内に設けた冷却プール内で冷
却された後、使用済燃料輸送容器所謂キャスク内に収納
されて燃料再処理施設へ運ばれる。通常キャスク内には
数体の使用済燃料が一緒に収納され、燃料再処理施設で
は人間から隔離された状態で使用済燃料がキャスクから
遠隔的に取り出され、使用済燃料剪断装置等の処理装置
へ送り出される。最近提案されている燃料再処理施設の
燃料受け入れ部の概念的構造が図５に示されているが、
これは使用済燃料を乾燥状態で運搬し、取り扱うもので
ある。
を終えた使用済燃料は、放射能を帯び且つ熱を放出する
から、一般に原子力発電所内に設けた冷却プール内で冷
却された後、使用済燃料輸送容器所謂キャスク内に収納
されて燃料再処理施設へ運ばれる。通常キャスク内には
数体の使用済燃料が一緒に収納され、燃料再処理施設で
は人間から隔離された状態で使用済燃料がキャスクから
遠隔的に取り出され、使用済燃料剪断装置等の処理装置
へ送り出される。最近提案されている燃料再処理施設の
燃料受け入れ部の概念的構造が図５に示されているが、
これは使用済燃料を乾燥状態で運搬し、取り扱うもので
ある。
【０００３】図５を参照して、該燃料受け入れ部を概説
すると、トレーラ１に載せられて運ばれて来たキャスク
３は、建屋５の受け入れ室７に入れられ、取扱クレーン
９によって吊り上げられて、エアロック室１１内の移送
台車１３上に置かれる。エアロック室１１内の空気は、
受け入れ室７へは流れ出さないようになっている。しか
る後、移送台車１３は搬入室１５内に移動し、ここでキ
ャスク３は直立され、上方の取り出し室１７の底部開口
にキャスク３の内部が開放される。この際必要があれば
気密封止装置などが使用され、キャスク３の上蓋などは
取り出し室１７内から操作されて取り外される。キャス
ク３内の使用済燃料Ａは、一体ずつ取り出し装置１９に
より取り出し室１７へ持ち上げられて移動し、しかる後
横方向に移動されて処理セル２１内の処理装置２３へ供
給される。処理装置２３では、剪断、分解等の処理が適
宜行われる。
すると、トレーラ１に載せられて運ばれて来たキャスク
３は、建屋５の受け入れ室７に入れられ、取扱クレーン
９によって吊り上げられて、エアロック室１１内の移送
台車１３上に置かれる。エアロック室１１内の空気は、
受け入れ室７へは流れ出さないようになっている。しか
る後、移送台車１３は搬入室１５内に移動し、ここでキ
ャスク３は直立され、上方の取り出し室１７の底部開口
にキャスク３の内部が開放される。この際必要があれば
気密封止装置などが使用され、キャスク３の上蓋などは
取り出し室１７内から操作されて取り外される。キャス
ク３内の使用済燃料Ａは、一体ずつ取り出し装置１９に
より取り出し室１７へ持ち上げられて移動し、しかる後
横方向に移動されて処理セル２１内の処理装置２３へ供
給される。処理装置２３では、剪断、分解等の処理が適
宜行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、使用済
燃料はキャスクに収納されて運搬され、再処理施設内で
取り出されるのであるが、使用済燃料は冷却されたとは
言え少なからず放射線を放出するので、キャスクはこれ
らの放射線を如何なる運搬状態においても遮蔽して閉じ
込めるべき機能が要求されているから、所要の重量と大
きさを有している。そのため、前述のように提案されて
いる再処理施設において、キャスクを移送すべく計画さ
れている移送台車の具体的に実現するニーズが発生して
いる。従って、本発明の課題は、重量物であるキャスク
即ち使用済燃料輸送容器を安全に水平方向に移動し更に
直立させる移送台車を具体的に提供することにある。
燃料はキャスクに収納されて運搬され、再処理施設内で
取り出されるのであるが、使用済燃料は冷却されたとは
言え少なからず放射線を放出するので、キャスクはこれ
らの放射線を如何なる運搬状態においても遮蔽して閉じ
込めるべき機能が要求されているから、所要の重量と大
きさを有している。そのため、前述のように提案されて
いる再処理施設において、キャスクを移送すべく計画さ
れている移送台車の具体的に実現するニーズが発生して
いる。従って、本発明の課題は、重量物であるキャスク
即ち使用済燃料輸送容器を安全に水平方向に移動し更に
直立させる移送台車を具体的に提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、使用済燃料を収納して運搬する使
用済燃料輸送容器を建屋内で移動する移送台車は、輸送
容器を水平状態で支持する平衡保持板を具備した直立機
構と、直立された前記輸送容器をその直立機構と共に上
方に持ち上げる押し上げ機構とを具備する。具体的に
は、直立機構は輸送容器の両端部トラニオンを受け入れ
る前記平衡保持板、この平衡保持板を枢動自在に支持す
ると共に鉛直方向に昇降自在に設けられた輸送容器支持
台及びこの輸送容器保持台に一端が枢着され他端が前記
平衡保持板に枢着された直立用シリンダを有し、押し上
げ機構は移送台車の車体枠と輸送容器支持台との間に介
装された押し上げ用シリンダを有する。
め、本発明によれば、使用済燃料を収納して運搬する使
用済燃料輸送容器を建屋内で移動する移送台車は、輸送
容器を水平状態で支持する平衡保持板を具備した直立機
構と、直立された前記輸送容器をその直立機構と共に上
方に持ち上げる押し上げ機構とを具備する。具体的に
は、直立機構は輸送容器の両端部トラニオンを受け入れ
る前記平衡保持板、この平衡保持板を枢動自在に支持す
ると共に鉛直方向に昇降自在に設けられた輸送容器支持
台及びこの輸送容器保持台に一端が枢着され他端が前記
平衡保持板に枢着された直立用シリンダを有し、押し上
げ機構は移送台車の車体枠と輸送容器支持台との間に介
装された押し上げ用シリンダを有する。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。先ず図２を参照して本発明の移
送台車が移送する使用済燃料輸送容器即ちキャスクの構
造を説明する。キャスク３０は使用済燃料収納空間を取
り囲む胴３１を含むキャスク本体３３と、胴３１の開口
部を開閉自在に閉じる蓋板３５、蓋板３５の外側にあっ
てこれを保護する蓋カバー３７とを有する。キャスク３
０は又、輸送時の落下事故等に対応する下部衝撃吸収カ
バー３９、上部衝撃吸収カバー４１を両端に具備し、更
に胴３１の外表面に複数のトラニオン４３が突設されて
ハンドリングの便が図られている。
の実施形態を説明する。先ず図２を参照して本発明の移
送台車が移送する使用済燃料輸送容器即ちキャスクの構
造を説明する。キャスク３０は使用済燃料収納空間を取
り囲む胴３１を含むキャスク本体３３と、胴３１の開口
部を開閉自在に閉じる蓋板３５、蓋板３５の外側にあっ
てこれを保護する蓋カバー３７とを有する。キャスク３
０は又、輸送時の落下事故等に対応する下部衝撃吸収カ
バー３９、上部衝撃吸収カバー４１を両端に具備し、更
に胴３１の外表面に複数のトラニオン４３が突設されて
ハンドリングの便が図られている。
【０００７】図１に本発明による移送台車５０が図示さ
れている。移送台車５０は、車体枠５１と駆動装置５３
と回転自在に支持された少なくとも４個の車輪５５とを
有し、前述のような再処理施設の建屋内の床に敷設され
たレール１４の上を自走可能になっている。車体枠５１
の上面には一対の支持台ガイド６１，６３が向き合って
立設され、車体枠５１の下部には押し上げ用シリンダ６
５が複数配設され、これらは押し上げ機構６０を構成し
ている。支持台ガイド６１，６３の対向面にはそれぞれ
鉛直方向に延びた案内溝６１ａ，６３ａが形成されてお
り、直立機構７０のキャスク支持台７１の外側面に突設
された突起がその案内溝６１ａ，６３ａに嵌合してい
る。前述の押し上げ用シリンダ６５の一端はキャスク支
持台７１の底面に連結されていて、押し上げ用シリンダ
６５が伸縮されると、キャスク支持台７１が支持台ガイ
ド６１，６３に案内されて昇降する。更に車体枠５１に
は、キャスク支持台７１を上昇位置に保持するライナー
６７及び水平シリンダ６９が設けられている。ライナー
６７及び水平シリンダ６９は、図において手前側に２組
設置されているが、奥側に対称位置に設けられているも
のはキャスク支持台７１の後ろに隠れている。
れている。移送台車５０は、車体枠５１と駆動装置５３
と回転自在に支持された少なくとも４個の車輪５５とを
有し、前述のような再処理施設の建屋内の床に敷設され
たレール１４の上を自走可能になっている。車体枠５１
の上面には一対の支持台ガイド６１，６３が向き合って
立設され、車体枠５１の下部には押し上げ用シリンダ６
５が複数配設され、これらは押し上げ機構６０を構成し
ている。支持台ガイド６１，６３の対向面にはそれぞれ
鉛直方向に延びた案内溝６１ａ，６３ａが形成されてお
り、直立機構７０のキャスク支持台７１の外側面に突設
された突起がその案内溝６１ａ，６３ａに嵌合してい
る。前述の押し上げ用シリンダ６５の一端はキャスク支
持台７１の底面に連結されていて、押し上げ用シリンダ
６５が伸縮されると、キャスク支持台７１が支持台ガイ
ド６１，６３に案内されて昇降する。更に車体枠５１に
は、キャスク支持台７１を上昇位置に保持するライナー
６７及び水平シリンダ６９が設けられている。ライナー
６７及び水平シリンダ６９は、図において手前側に２組
設置されているが、奥側に対称位置に設けられているも
のはキャスク支持台７１の後ろに隠れている。
【０００８】更に直立機構７０の構造を説明するに、キ
ャスク支持台７１の支持コラム７１ａ，７１ｂの対向面
には枢動軸７２が突設されていて、これにそれぞれ平衡
保持板即ちキャスク保持板７３ａ，７３ｂが枢動自在に
取り付けられている。キャスク保持板７３ａ，７３ｂに
は、その枢動中心から等距離離れた両端側にトラニオン
受け７５が設けられていて、これにキャスク３０のトラ
ニオン４３を受け入れて支持する。通常の状態では、ト
ラニオン受け７５の位置関係から、キャスク３０は水平
にバランスされた状態で保持される。そして、着脱自在
の止め金具７７がトラニオン受け７５の部分に取り付け
られるようになっていて、後述するようにキャスク３０
を直立するときに取り付けられる。更に、キャスク支持
台７１の中高部とキャスク保持板７３ａ，７３ｂとの間
にそれぞれ直立用シリンダ７９が設けられ、その伸縮に
よりキャスク保持板７３ａ，７３ｂを枢動軸７２の回り
に回動出来るようになっている。そして支持コラム７１
ａ，７１ｂの上端には、キャスク３０が直立された後に
着脱式ガイド８１が取り付けられる。
ャスク支持台７１の支持コラム７１ａ，７１ｂの対向面
には枢動軸７２が突設されていて、これにそれぞれ平衡
保持板即ちキャスク保持板７３ａ，７３ｂが枢動自在に
取り付けられている。キャスク保持板７３ａ，７３ｂに
は、その枢動中心から等距離離れた両端側にトラニオン
受け７５が設けられていて、これにキャスク３０のトラ
ニオン４３を受け入れて支持する。通常の状態では、ト
ラニオン受け７５の位置関係から、キャスク３０は水平
にバランスされた状態で保持される。そして、着脱自在
の止め金具７７がトラニオン受け７５の部分に取り付け
られるようになっていて、後述するようにキャスク３０
を直立するときに取り付けられる。更に、キャスク支持
台７１の中高部とキャスク保持板７３ａ，７３ｂとの間
にそれぞれ直立用シリンダ７９が設けられ、その伸縮に
よりキャスク保持板７３ａ，７３ｂを枢動軸７２の回り
に回動出来るようになっている。そして支持コラム７１
ａ，７１ｂの上端には、キャスク３０が直立された後に
着脱式ガイド８１が取り付けられる。
【０００９】以上の構成の移送台車５０を使用してキャ
スク３０を水平状態から直立する手順を図３を参照して
説明する。移送台車５０は、図５の移送台車１３のよう
に、取扱クレーン（図示しない）によりキャスク３０を
水平状態で受け、そのままの姿勢で取り出し室１７の下
方の搬入室１５まで移動する。その状態が図３に示す状
態で、移送台車５０及びキャスク３０は、取り出し室１
７の底部開口１７ａの直下にある。図３の状態におい
て、キャスク３０は、両端の下部衝撃吸収カバー３９及
び上部衝撃吸収カバー４１と蓋カバー３７が取り外さ
れ、トラニオン４３は止め金具７７によりキャスク保持
板７３ａ，７３ｂに固定されている。この状態から、直
立機構７０の直立用シリンダ７９を短縮させると、ピス
トンロッド７９ａがシリンダ本体の中に引き込まれ、キ
ャスク保持板７３ａ，７３ｂ及びキャスク本体３３が反
時計方向に回動され、直立する。直立されたキャスク本
体３３が２点鎖線で示されている。しかる後、キャスク
支持台７１の支持コラム７１ａ，７１ｂ間に着脱式ガイ
ド８１を固定し、キャスク３０の予期しない傾斜を防止
する。そして、押し上げ機構６０の押し上げ用シリンダ
６５を伸張するとキャスク支持台７１即ちキャスク本体
３３が距離Ｈだけ上昇し、搬入室１５の天井１５ａに設
けられたシール装置１６にキャスク本体３３の上端が押
し付けられる。シール装置１６は、中空環状の膨縮形リ
ングで、内部に圧力空気が導入されると、キャスク本体
３３の上面に密着する。この状態で、ライナー６７を水
平シリンダ６９によりキャスク支持台７１の下方に押し
込み、キャスク３０等を確りと保持する。このようにし
てキャスク３０が確りと直立状態に固定されたら、図示
しない取り出し装置により蓋板３５を取り出し室１７側
に取り出し、更に内部の使用済燃料を一体づつ取り出
す。キャスク３０は、全部の収納使用済燃料が取り出さ
れるまで、安定して直立状態に保持される。
スク３０を水平状態から直立する手順を図３を参照して
説明する。移送台車５０は、図５の移送台車１３のよう
に、取扱クレーン（図示しない）によりキャスク３０を
水平状態で受け、そのままの姿勢で取り出し室１７の下
方の搬入室１５まで移動する。その状態が図３に示す状
態で、移送台車５０及びキャスク３０は、取り出し室１
７の底部開口１７ａの直下にある。図３の状態におい
て、キャスク３０は、両端の下部衝撃吸収カバー３９及
び上部衝撃吸収カバー４１と蓋カバー３７が取り外さ
れ、トラニオン４３は止め金具７７によりキャスク保持
板７３ａ，７３ｂに固定されている。この状態から、直
立機構７０の直立用シリンダ７９を短縮させると、ピス
トンロッド７９ａがシリンダ本体の中に引き込まれ、キ
ャスク保持板７３ａ，７３ｂ及びキャスク本体３３が反
時計方向に回動され、直立する。直立されたキャスク本
体３３が２点鎖線で示されている。しかる後、キャスク
支持台７１の支持コラム７１ａ，７１ｂ間に着脱式ガイ
ド８１を固定し、キャスク３０の予期しない傾斜を防止
する。そして、押し上げ機構６０の押し上げ用シリンダ
６５を伸張するとキャスク支持台７１即ちキャスク本体
３３が距離Ｈだけ上昇し、搬入室１５の天井１５ａに設
けられたシール装置１６にキャスク本体３３の上端が押
し付けられる。シール装置１６は、中空環状の膨縮形リ
ングで、内部に圧力空気が導入されると、キャスク本体
３３の上面に密着する。この状態で、ライナー６７を水
平シリンダ６９によりキャスク支持台７１の下方に押し
込み、キャスク３０等を確りと保持する。このようにし
てキャスク３０が確りと直立状態に固定されたら、図示
しない取り出し装置により蓋板３５を取り出し室１７側
に取り出し、更に内部の使用済燃料を一体づつ取り出
す。キャスク３０は、全部の収納使用済燃料が取り出さ
れるまで、安定して直立状態に保持される。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
水平状態で受けた重量物のキャスクを直立機構により直
立姿勢に転換し、更に押し上げ機構によりキャスクの上
端を取り出し室の下方に押し付けるので、取り出し室の
内部とキャスクの内部とを気密状態で連通させて、使用
済燃料を安全に取り出せる状態にすることが出来る。し
かも、直立状態では直立機構を上昇位置でロックし、更
にキャスクの倒れを防止するので、安全な使用済燃料取
り出し作業を長期間行うことが出来る。
水平状態で受けた重量物のキャスクを直立機構により直
立姿勢に転換し、更に押し上げ機構によりキャスクの上
端を取り出し室の下方に押し付けるので、取り出し室の
内部とキャスクの内部とを気密状態で連通させて、使用
済燃料を安全に取り出せる状態にすることが出来る。し
かも、直立状態では直立機構を上昇位置でロックし、更
にキャスクの倒れを防止するので、安全な使用済燃料取
り出し作業を長期間行うことが出来る。
【図１】本発明の実施形態を示す一部切欠き全体斜視図
である。
である。
【図２】前記実施形態に係る移送台車によって取り扱わ
れる使用済燃料輸送用容器の一部切欠き側面図である。
れる使用済燃料輸送用容器の一部切欠き側面図である。
【図３】前記実施形態の作用説明図である。
【図４】図３のIV部を示す部分拡大図である。
【図５】本発明に係る移送台車が使用される燃料再処理
施設の概念図である。
施設の概念図である。
３０ キャスク ３１ 胴 ３３ キャスク本体 ３５ 蓋板 ３７ 蓋カバー ３９ 下部衝撃吸収カバー ４１ 上部衝撃吸収カバー ４３ トラニオン ５０ 移送台車 ５１ 車体枠 ５３ 駆動装置 ５５ 車輪 ６０ 押し上げ機構 ６１，６３ 支持台ガイド ６５ 押し上げ用シリンダ ６７ ライナー ６９ 水平シリンダ ７０ 直立機構 ７１ キャスク支持台 ７１ａ，７１ｂ 支持コラム ７２ 枢動軸 ７３ａ，７３ｂ キャスク保持板 ７５ トラニオン受け ７７ 止め金具 ７９ 直立用シリンダ
Claims (2)
- 【請求項１】 使用済燃料を収納して運搬する使用済燃
料輸送容器を建屋内で移動する移送台車であって、前記
輸送容器を水平状態で支持する平衡保持板を具備した直
立機構と、直立された前記輸送容器を前記直立機構と共
に上方に持ち上げる押し上げ機構とを具備することを特
徴とする使用済燃料輸送容器用移送台車。 - 【請求項２】 前記直立機構は、前記輸送容器の両端部
トラニオンを受け入れる前記平衡保持板、同平衡保持板
を枢動自在に支持すると共に昇降自在に設けられた輸送
容器支持台及び同輸送容器保持台に一端が枢着され他端
が前記平衡保持板に枢着された直立用シリンダを有し、
前記押し上げ機構は、前記移送台車の車体枠と前記輸送
容器支持台との間に介装された押し上げ用シリンダを有
することを特徴とする請求項１記載の使用済燃料輸送容
器用移送台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190267A JPH1138183A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 使用済燃料輸送容器用移送台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9190267A JPH1138183A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 使用済燃料輸送容器用移送台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1138183A true JPH1138183A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16255313
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9190267A Withdrawn JPH1138183A (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 使用済燃料輸送容器用移送台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1138183A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003098289A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Hitachi Ltd | 燃料キャスクの輸送方法及び輸送設備 |
| JP2009204515A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | キャスク搬入装置及びキャスク搬入方法 |
| CN108877977A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-11-23 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 一种多功能乏燃料容器支架及其使用方法 |
| CN110570963A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-12-13 | 四川航天神坤科技有限公司 | 一种滤芯抓取转运装置 |
| CN114220583A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-03-22 | 华能核能技术研究院有限公司 | 一种球床式高温堆卡堵燃料元件贮存、转运装置 |
-
1997
- 1997-07-15 JP JP9190267A patent/JPH1138183A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003098289A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Hitachi Ltd | 燃料キャスクの輸送方法及び輸送設備 |
| JP2009204515A (ja) * | 2008-02-28 | 2009-09-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | キャスク搬入装置及びキャスク搬入方法 |
| CN108877977A (zh) * | 2018-07-10 | 2018-11-23 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 一种多功能乏燃料容器支架及其使用方法 |
| CN108877977B (zh) * | 2018-07-10 | 2024-02-09 | 东方电气集团东方锅炉股份有限公司 | 一种多功能乏燃料容器支架及其使用方法 |
| CN110570963A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-12-13 | 四川航天神坤科技有限公司 | 一种滤芯抓取转运装置 |
| CN110570963B (zh) * | 2019-09-10 | 2023-04-21 | 四川航天神坤科技有限公司 | 一种滤芯抓取转运装置 |
| CN114220583A (zh) * | 2021-10-29 | 2022-03-22 | 华能核能技术研究院有限公司 | 一种球床式高温堆卡堵燃料元件贮存、转运装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041005 |