JPH1137625A - 連続搬送式食品処理装置 - Google Patents

連続搬送式食品処理装置

Info

Publication number
JPH1137625A
JPH1137625A JP18680297A JP18680297A JPH1137625A JP H1137625 A JPH1137625 A JP H1137625A JP 18680297 A JP18680297 A JP 18680297A JP 18680297 A JP18680297 A JP 18680297A JP H1137625 A JPH1137625 A JP H1137625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating tank
heat insulating
upper lid
main body
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18680297A
Other languages
English (en)
Inventor
Mototada Endo
源正 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OORAND KK
Original Assignee
OORAND KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OORAND KK filed Critical OORAND KK
Priority to JP18680297A priority Critical patent/JPH1137625A/ja
Publication of JPH1137625A publication Critical patent/JPH1137625A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2400/00General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
    • F25D2400/22Cleaning means for refrigerating devices

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱槽1内でコンベア6に乗せた食品を連続
搬送して冷凍等の処理を行う装置において、自動洗浄後
の目視点検や手作業による洗浄を行うため、断熱槽の上
蓋を蝶番で支持した片開き構造にすると、コンベア6の
幅が広く、蝶番側に隠れた部分が形成され、作業の大き
な障害となる問題、及び洗浄作業に用いる水や薬液の排
出を行うため、断熱槽を傾けて設置しなければならなか
った問題を解決する。 【解決手段】 連続搬送式食品処理装置の断熱槽1を、
上側蓋部2と下側本体部4の上下2つ割り構造とし、下
側本体部4の両側面に、上側蓋部2を水平に持ち上げて
下側本体4から分離した状態に保つことができる複数の
リフト手段3を設置する。また、断熱槽1の底部に、長
手方向に沿い、その方向に排出孔30に向けて下降する
勾配を持つ排水溝33,35を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱槽内で、食品
をベルトコンベアで連続搬送しながら、冷却・冷凍・加
熱等の処理を行う装置において、内部のベルトコンベア
等の点検・洗浄を容易にしたものである。
【0002】
【従来の技術】連続搬送式食品処理装置は、断熱槽内
に、ベルトコンベアを貫通設置するとともに、冷風又は
熱風をベルトコンベア上に流す熱交換器と送風機を設
け、ベルトコンベアに乗せた食品を、その一端から他端
に流しながら、冷却・冷凍・加熱等の処理を行なう。
【0003】上記連続搬送式食品処理装置では、食品へ
の異物の混入、付着、微生物の付着、増殖等を防止する
ため、処理対象食品を変更するとき、又は処理作業を終
了するとき等に、水と薬液による洗浄を行なっている。
【0004】この洗浄は、一般的には、食品処理装置を
設置している現場で、断熱槽内の、天井面等の要所に設
けた洗浄液噴出管から水又は薬液を噴出させ、荒すす
ぎ、洗浄、殺菌、すすぎ等の処理を順番に自動的に行う
CIP(クリーニング・イン・プレース)洗浄装置によ
って行われる。しかし、最終的には、作業員による洗浄
状態のチェックが必要であり、汚れが十分に落ちていな
い部分は、手作業で洗浄を行う場合もある。
【0005】このため、従来の装置では、人為作業にお
ける内部洗浄作業性の向上のため、断熱槽の上蓋として
図7に示すように半円型のもの、あるいは半楕円型のも
のを、断熱槽を上下に2つ割りする構造で設け、この上
蓋の長辺の一端に取り付けた蝶番を中心として、上蓋を
約45°〜60°の角度で開くようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】連続搬送式熱処理装置
は、食品を大量に処理する必要性から、食品を乗せて搬
送するベルトコンベア(ネットコンベア)の幅が図7に
示すようにかなり広い。また、このベルトコンベアの下
に配置され、冷却・冷凍・加熱等の処理を行う熱交換器
と送風機も大型で、かつベルトコンベアよりも幅広であ
るのが一般的である。
【0007】従って、断熱槽の幅は必然的に大きくな
り、特にネット幅が1mを超えるようなものでは、上蓋
を開いただけでは、蝶番側の断熱槽内に目視不可能の領
域や、洗浄ブラシや洗浄ノズルが届かない部分が生じ、
このことが点検及び清掃作業をしようとするときの大き
な障害となる。
【0008】また、上記断熱槽は、蒸気殺菌を行うとき
蒸気が上に登りやすいため、上蓋部が先に加熱されて膨
張し、上蓋部と下側本体部とを連結している蝶番の付近
等に応力が集中し、歪みの集中や割れが発生し易いとい
う問題が発生していた。
【0009】さらに、洗浄作業をするときに使用した水
又は薬液は、断熱槽の底部に設けた排出管から外部に排
出しているが、底面の断面形状を円又は楕円形状にして
いても、最低面は、断熱槽の長手方向に水平になってい
るため、水又は薬液を完全に排出することはできず、断
熱槽を長手方向に傾けて設置する等の処置を必要として
いた。このため、上蓋の蝶番部に偏った力が加わり、ス
ムーズな開閉が妨げられ密閉性が低下し、蝶番部の耐久
性低下といった問題が生じていた。
【0010】そこで、本発明は、洗浄状態の点検及び人
為的な清掃作業が容易に行なえると共に熱応力集中を排
除でき、しかも水又は薬液の排出を、断熱槽を傾けるこ
となく完全に行なえる断熱槽の構造を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明の連続搬送式食品処理装置は、食品を搬送す
るベルトコンベアとベルトコンベア上の食品を冷却、冷
凍又は加熱する手段とを収納し、上側蓋部と下側本体部
を上下2つ割り構造とした断熱槽と、下側本体部の両側
面に設けられ、上側蓋部を水平に持ち上げて下側本体部
から分離した状態に保つことができる複数のリフト手段
を備えたことを特徴とする。
【0012】上記構造によって、上側蓋部が下側本体部
から完全に分離して、上方に持ち上げられるので、洗浄
等を行う作業者は、断熱槽の周囲4方向から目視点検と
確実な洗浄作業を行うことができ、作業性が著しく向上
する。また、上蓋部が下側本体部から完全に独立してい
るので、熱歪みによる応力集中を緩和して、クラックの
発生を防止できる。
【0013】(2) 上記リフト手段として、シャフトを駆
動機構によって軸方向に上下動させるものを用い、上側
蓋部に、シャフトの上端とピン結合されるシャフト受け
を設け、各リフト手段が同一速度で上下動するように、
各駆動機構を制御することことができる。
【0014】この構造は、シャフト受けが、シャフトに
対する上側蓋部の若干の傾きを許容するので、各リフト
手段を独立に駆動して若干の送り量の相違が生じても、
これを許容して、上蓋部を安定に支持できる。したがっ
て、各リフトの駆動手段は同一速度で駆動できるもので
あればよく、速度を完全に一致させるために同期制御を
採用する必要がないので、コストを低減できる。
【0015】(3) 排水を完全に行うため、本発明の連続
搬送式食品処理装置は、断熱槽の底部に、長手方向に沿
い、その方向に勾配を持つ排水溝を形成し、断熱槽の内
部底面に、この排水溝に向かって下降する傾斜を持たせ
ることができる。
【0016】(4) 本発明の連続搬送式食品処理装置は、
下側本体部に形成した液体貯留部と、液体貯留部に洗浄
用の水又は薬液を供給する配管及び供給ポンプと、断熱
槽内の所定位置に設けた洗浄液噴出管と、液体貯留部に
溜めた水又は薬液を洗浄液噴出管に循環供給する配管及
び循環ポンプとを備えることができる。
【0017】これにより、専用の外部タンクを用いなく
ても循環式の洗浄・殺菌ができるようになり、設備費を
高くしないでランニングコストを下げることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1から図4に、本発明を連続搬
送式食品冷凍装置に適用した一実施形態を示す。
【0019】図1は、断熱槽1を上下2つ割り構造に
し、上側蓋部2をリフト手段3によって持ち上げた状
態、図2は上側蓋部2を下側本体部4に被せて結合した
状態を示す。
【0020】断熱槽1は、図2に示すように、内外の金
属板1aで断熱材1bを挟んで二重管構造としたもの
で、図2の横断面形状が両側が垂直な直線、上面と底面
が上向き凸及び下向き凸の半楕円形状にされている。ま
た、上側蓋部2と下側本体部4の結合面には密閉用のパ
ッキング5が取付けられている。図2のように上蓋部2
を被せた状態で、搬送用のネットコンベア(ベルトコン
ベア)端部を断熱槽1外に延ばすため、上側蓋部2の端
面は図1に示すように門型形状とし、下側本体部4の端
面は山形に突出させている。無端状のネット8が掛け渡
されたネットコンベア6のフレーム7の端部は、この山
形部分の上に固定されている。
【0021】下側本体部の両側面には、図3に示すよう
に、左右に2本づつリフト手段3,3,…が取付けられ
ている。これらのリフト手段3,3,…は、速度可変機
構付きモータを設けた基部9と、基部9から上方に垂直
に延びたスリーブ10と、図4(a) に示すようにスリー
ブ10内に上下動可能に挿入されたシャフト11と、シ
ャフト11内に軸線方向に形成された雌ネジ孔12に上
端が螺合されるとともに下端部が前記モータに結合され
たねじ棒13とで構成されている。そして、各リフト手
段3,3,…のモータが、同一速度で独立して同時に駆
動されるようになっている。
【0022】このリフト手段3,3,…の取付けは、基
部9を下側ブラケット14により断熱槽1の幅方向に回
転自在に保持し、さらにスリーブ10の周囲を、上側ブ
ラケット15によって、抱持・固定することにより行な
っている。
【0023】上側蓋部2の両側には、上記リフト手段
3,3,…に対応した4箇所に、シャフト受け16が固
定されている。このシャフト受け16は、図4(b) に示
すように、シャフト11の上端とピン結合されるもの
で、この実施例では、ピン17の向きを上側蓋部2の長
手方向と一致させ、上側蓋部2の短い方向の傾きの自由
度を大きくしている。18はシャフトの摺動面を保護す
るゴム製ブーツである。
【0024】上記断熱槽1の内部構造は、図5に示すよ
うになっている。図5において、19,19は、ネット
コンベア6の下方に配置された、熱交換器20と送風機
21から構成された一対の熱交換装置で、送風方向を断
熱槽1の中央部に向け左右対称に配置されている。上記
熱交換器20には、薬液の噴出管20aが、多数のフィ
ンと交差する向きに配置されている。この噴出管20a
の管壁面に形成される噴出孔は、フィンと熱媒体の循環
パイプが交差して汚れの溜まり易いコーナー部にまで薬
液が届くような形状と配置を持つ。22a,22b,2
2cは隔壁で、断熱槽1内に長手方向に沿って所定間隔
で配置されている。両端の隔壁22aは、冷風が搬送入
口23と搬送出口24から外部に漏れる量を最少限にす
るため設けられ、中央の隔壁22bは、一対の熱交換装
置19,19が、夫々独立した2つの冷風の流れを形成
するように断熱槽内を分離している。これらの間に配置
された複数の隔壁22cは、熱交換装置19から送られ
る冷風を矩形窓25で絞ることによって搬送用ネットコ
ンベア6に沿った冷風の風速を増大させ、冷却効率を向
上させている。
【0025】これらの隔壁22a,22b,22cは、
断熱槽1が上下に二分割されているので、ネットコンベ
ア6を境にして上側蓋部2に取付けた部分と下側本体部
4に取付けた部分に分けて作られている。26は断熱槽
の天井面に沿って配設された洗浄液噴出管で、その噴出
口27から水又は薬液を噴出する。28は断熱槽1の底
面に沿って設けられ、管壁面に多数の噴出口を形成した
蒸気噴出管で、洗浄後の殺菌時に外部に設けた蒸気発生
装置から供給される蒸気を、その噴出口29から噴出す
る。
【0026】上記構成において、食品の冷却又は冷凍の
処理は、ネットコンベア6に食品を乗せ所定速度で搬送
入口23から搬送出口24に向けて送りながら、熱交換
装置19,19で冷風をコンベア6に沿って流すことに
よって行う。
【0027】上記断熱槽1の洗浄は、例えば、荒すす
ぎ、洗浄、洗剤を洗い流すためのすすぎ、蒸気殺菌又は
薬剤殺菌、仕上げのためのすすぎといった工程で行われ
る。
【0028】この工程の内で、荒すすぎ,洗浄,すすぎ
及び薬剤殺菌は、断熱槽1の底部を液体貯留部(タン
ク)1aとして用いて行われる。これは、排出管30に
つながる配管から供給ポンプ31によって、断熱槽下部
の液体貯留部1aに、図示しないセンサで水位を検知す
ることにより、図1内に点線で示す規定位置(例えば、
送風機21の軸受けが水に浸からない位置)まで水又は
薬液を注入し、上記液体貯留部1aに溜めた水等を、循
環ポンプ32によって、天井部に設けた洗浄液噴出管2
6及び熱交換器20内に設けた薬液の噴出管20aに送
ることによって行われる。このように断熱槽1の底部を
液体貯留部(タンク)1aとして用いることにより、外
部に大きなタンクを設けないで水等の循環利用が可能に
なり、設備費を大きくしないでランニングコストの低減
が可能になる。
【0029】上記断熱槽1において、洗浄時に使用され
る水又は薬液は、断熱槽の底部に設けた排出管30から
排出される。この排出を円滑に行うため、本発明は、図
5に示すように、断熱槽1の底部に、断熱槽の長手方向
に沿い、その方向に勾配を持つ排出溝33を形成してい
る。
【0030】この排出溝33は、例えば図2に示すよう
に、断熱槽1底部の断熱層1bを厚くし、内側を仕切る
金属板1aに勾配付き金属樋1cを溶接して一体の構成
とし、勾配分を断熱層1b内に吸収させて形成できる。
この勾配は、例えば最大で1/50の傾斜とする。ま
た、この排出溝31に位置合せして、隔壁22a,22
b,22cの下部中央に、逆U字状の切欠き34を形成
し、水や薬液の通過面積を確保している。
【0031】図3の排出溝33は、図5に示すように断
熱槽1の一端に排出管30を設ける場合の構造を示して
いるが、図6に示すように、排出管30′を断熱槽1の
中央部に設ける場合は、断熱槽1の長手方向両端から中
央部に向かって下降傾斜する勾配を持つ排出溝35を設
ければ良い。
【0032】上記構成において、洗浄後の点検を行うと
き或は手作業で洗浄を行うときは、リフト手段3,3,
…の各モータを独立して同時に回転させて、各シャフト
11,11,…を一斉に上昇させ、上側蓋部2をシャフ
ト受け16を介して上方に持ち上げる。なお、モータの
回転速度は、その速度可変機構により、各シャフト11
の上下動速度が同一になるように、予め調整しておく。
この上昇距離は、下側本体部4と上側蓋部2の間に作業
空間を作り出すのに必要な、例えば60cm〜90cm
とする。上昇が終わって、モータ9の駆動を停止する
と、モータ内のクラッチにより、その停止位置が保持さ
れる。この持ち上げ時に、各シャフト11,11,…の
上昇速度が少し異なり、シャフト11の上昇長さに若干
の差が生じても、シャフトの先端11aがシャフト受け
16にピン結合されているので、上蓋部2の僅かな傾き
を許容して、上蓋部2の揺れや歪みを発生させないで円
滑な上昇動作が行われる。
【0033】このように、上蓋部2をリフト手段3,
3,…によって持ち上げた状態で、洗浄後の点検及び手
作業による洗浄を行うので、作業者は断熱槽1の内部を
全周方向から見て、完全な点検を行うことができ、洗浄
ノズルや洗浄ブラシによる洗浄も隅々まで容易に行うこ
とができる。
【0034】作業終了後に、モータを逆回転させて各シ
ャフト11,11,……を一斉に下降させると、リフト
手段3,3,…にガイドされた上蓋部2は、下側本体部
4に定位置でパッキング5を介して密着し、隙間のない
断熱槽1を形成する。
【0035】上記上蓋部2は、シャフト11の先端11
aに、シャフト受け16を介して載せられ、ピン16a
で結合されているだけであるので、上蓋部2は簡単に取
り外すことができ、保守作業は従来構造に比べ極めて容
易である。
【0036】また、断熱槽1の底部に形成された傾斜し
た排出溝33,35の存在により、洗浄に使用した水又
は薬液は、断熱槽1を水平に設置しても、速やかに排出
され、洗浄を効率良く行うことができる。このように断
熱槽1を水平に設置できるので、上記リフト手段3,
3,…の各シャフトに加わる負荷荷重が均等になり、各
シャフトの上昇速度を均一化するためのモータの速度調
整は簡単に行える。
【0037】なお、上記リフト手段は、上述したように
駆動機構を独立して設ける他に、共通の駆動源を1つ設
け、全部のリフト手段3,3,…を軸又はワイヤで連動
させる構造としても良い。
【0038】また、前記シャフト受け16は、図4(c)
に示すような構造とすることもできる。図4(c) の構造
は、上端形状が円錐のシャフト11′を用い、シャフト
受け16′に、上記シャフト11′の円錐形状の先端部
11aより大きい角度で、逆円錐形状に下向きに開口
し、上記シャフト先端部11aを位置決め嵌入させる孔
36を形成したものである。
【0039】上記実施態様は、本発明を連続搬送式食品
冷凍装置について適用したものであったが、本発明は、
連続搬送式食品加熱装置においても同様に適用できるも
のである。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、リフト手段によって、
上側蓋部が下側本体部から完全に分離して上方に持ち上
げられるので、作業者は断熱槽の全周囲から目視点検及
び確実な洗浄作業を行うことができ、作業性が著しく向
上する。
【0041】また、上蓋部が下側本体部から完全に独立
した構造となっているので、大きな温度変化が作用する
断熱槽の熱歪みによる応力集中を緩和して、断熱槽にク
ラックが発生するのを防止できる。
【0042】さらに、断熱槽の底部に、長手方向に勾配
を持たせて形成した排水溝によって、断熱槽を水平に設
置した状態で排水を完全に行うことができ、断熱槽を水
平に設置できるので、リフト手段の円滑な動作が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 上側蓋部をリフト手段によって下側本体部か
ら持ち上げた状態を示す断熱槽の正面図
【図2】 上側蓋部を下側本体部に結合した状態を示す
断熱槽の正面図
【図3】 側面にリフト手段が取付けられ、底面に傾斜
溝が形成された断熱槽を示す側面図
【図4】 リフト手段の内部構造を示す断面図
【図5】 断熱槽の内部構造を示す断面図
【図6】 傾斜溝の他の構造を示す側面図
【図7】 従来の上蓋の取付構造を示す斜視図
【符号の説明】
1 断熱槽 2 上側蓋部 3 リフト手段 4 下側本体部 5 パッキング 6 ネットコンベア 7 ネットコンベアのフレーム 8 無端状ネット 9 リフト手段の基部 10 スリーブ 11 シャフト 12 雌ネジ孔 13 ネジ棒 16 シャフト受け 17 ピン 19 熱交換装置 22a,22b,22c 隔壁 26 洗浄液噴出管 28 蒸気噴出管 30 排出管 31 供給ポンプ 32 循環ポンプ 33,35 排水溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を搬送するベルトコンベアとベルト
    コンベア上の食品を冷却、冷凍又は加熱する手段とを収
    納し、上側蓋部と下側本体部を上下2つ割り構造とした
    断熱槽と、 下側本体部の両側面に設けられ、上側蓋部を水平に持ち
    上げて下側本体部から分離した状態に保つことができる
    複数のリフト手段を備えたことを特徴とする連続搬送式
    食品処理装置。
  2. 【請求項2】 リフト手段として、シャフトを駆動機構
    によって軸方向に上下動させるものを用い、 上側蓋部に、シャフトの上端とピン結合されるシャフト
    受けを設け、 各リフト手段が同一速度で上下動するように、各駆動機
    構を制御することを特徴とする請求項1記載の連続搬送
    式食品処理装置。
  3. 【請求項3】 断熱槽の底部に、長手方向に沿い、その
    方向に勾配を持つ排水溝を形成し、断熱槽の内部底面
    を、この排水溝に向かって下降する傾斜面としたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載した連続搬送式食品処
    理装置。
  4. 【請求項4】 下側本体部に形成した液体貯留部と、 液体貯留部に洗浄用の水又は薬液を供給する配管及び供
    給ポンプと、 断熱槽内の所定位置に設けた洗浄液噴出管と、 液体貯留部に溜めた水又は薬液を洗浄液噴出管に循環供
    給する配管及び循環ポンプとを備えたことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載した連続搬送式食品
    処理装置。
JP18680297A 1997-07-11 1997-07-11 連続搬送式食品処理装置 Withdrawn JPH1137625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18680297A JPH1137625A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 連続搬送式食品処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18680297A JPH1137625A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 連続搬送式食品処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1137625A true JPH1137625A (ja) 1999-02-12

Family

ID=16194850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18680297A Withdrawn JPH1137625A (ja) 1997-07-11 1997-07-11 連続搬送式食品処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1137625A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009012780A2 (en) * 2007-07-25 2009-01-29 Dantech Food Systems Pte Ltd. Apparatus for thermal gas treatment
KR101196720B1 (ko) 2010-12-31 2012-11-07 주식회사수성기술 다결정 실리콘 잉곳 제조장치용 탑베젤 승강장치
CN107981381A (zh) * 2017-12-27 2018-05-04 山西瑞飞机械制造有限公司 连续排酸清洗分离输送机
KR102183510B1 (ko) * 2020-08-30 2020-11-26 진일자동화(주) 연속식 취반기

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009012780A2 (en) * 2007-07-25 2009-01-29 Dantech Food Systems Pte Ltd. Apparatus for thermal gas treatment
WO2009012780A3 (en) * 2007-07-25 2009-04-09 Dantech Food Systems Pte Ltd Apparatus for thermal gas treatment
KR20100080505A (ko) * 2007-07-25 2010-07-08 마넬 프리징 앤드 템퍼레쳐 디비젼 열 가스 처리용 장치
CN101809386A (zh) * 2007-07-25 2010-08-18 马雷尔冷冻温度科 用于热气处理的设备
RU2468315C2 (ru) * 2007-07-25 2012-11-27 Марел Фризинг энд Темприча Дивижн Устройство для газовой термообработки
KR101196720B1 (ko) 2010-12-31 2012-11-07 주식회사수성기술 다결정 실리콘 잉곳 제조장치용 탑베젤 승강장치
CN107981381A (zh) * 2017-12-27 2018-05-04 山西瑞飞机械制造有限公司 连续排酸清洗分离输送机
KR102183510B1 (ko) * 2020-08-30 2020-11-26 진일자동화(주) 연속식 취반기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2333572B1 (es) Maquina para el intercambio de calor con un producto.
CN101809386A (zh) 用于热气处理的设备
KR20180030182A (ko) 산세 장치 및 그 산세 일시 정지 시 운전 방법
JPH1137625A (ja) 連続搬送式食品処理装置
KR101151283B1 (ko) 식판 세척기
ES2390164T3 (es) Instalación para la cocción de alimentos
KR100605007B1 (ko) 초음파 세척 시스템
WO2016013424A1 (ja) 冷却装置及び多室型熱処理装置
JP2002039662A (ja) トンネル式冷却冷凍装置
BR112021015442A2 (pt) Métodos e sistemas para limpeza automatizada de tanques de imersão
KR101388504B1 (ko) 기판 세정장치
JP3971962B2 (ja) 連続式冷却・凍結装置
JP6274753B2 (ja) ハウジングおよび該ハウジング使用の冷却機械
KR101192637B1 (ko) 무한궤도용 롤러 냉각장치
JPH1089824A (ja) 連続伝熱処理装置
KR101986118B1 (ko) 냉각기의 튜브 번들 세척장치
JPH11164653A (ja) アイスクリーム等のソフト状軟質食品を対象とするハイブリッド急速凍結方法と装置
JP2018048768A (ja) 食品の冷凍装置およびその冷凍方法
JPS6213990Y2 (ja)
JP6414959B2 (ja) 熱処理装置
CN210752135U (zh) 一种黄油溶解系统
CN219278934U (zh) 一种物料处理设备
CN115945453B (zh) 一种键盘定位板清洗方法
CN203152382U (zh) 一种清洗烘烤风冷生产线
KR20180030664A (ko) 산세 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005