JPH1137329A - 樹脂製ダイヤフラム弁 - Google Patents

樹脂製ダイヤフラム弁

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JPH1137329A
JPH1137329A JP21118297A JP21118297A JPH1137329A JP H1137329 A JPH1137329 A JP H1137329A JP 21118297 A JP21118297 A JP 21118297A JP 21118297 A JP21118297 A JP 21118297A JP H1137329 A JPH1137329 A JP H1137329A
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JP
Japan
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valve
diaphragm
cylinder
resin
thin film
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JP21118297A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Kimura
美良 木村
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Benkan Corp
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Benkan Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁開閉の作動の度にパーティクルが発生する
のを抑制できるようにした樹脂製ダイヤフラム弁を提供
する。 【解決手段】 弁箱1の弁座面にダイヤフラム6を押し
当てて弁箱内部を流れる液体を遮断するダイヤフラム弁
に於いて、少くとも弁箱1が、PFA成形品となされ、
ダイヤフラム6が、中央の弁体6aと、その弁体の周囲
に一体に形成された環状薄膜部6bと、その環状薄膜部
の周囲に一体に形成された筒状保持部6cとにより構成
されると共に、環状薄膜部6bが断面上向き球面状に曲
成され、且つ内周の付根部6b′が弁体6aの上面にほ
ぼ垂直に接続され、外周の付根部6b″が筒状保持部6
cの内周面上縁にほぼ垂直に接続されて成り、ダイヤフ
ラム6を弁座に押し当てる弁駆動部のシリンダー9のピ
ストンロッド12の外周にダンパー用ラバー17が嵌装
されてピストン11とシリンダーケース10との間に介
在されて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
於いて、シリコンウエハーの洗浄装置やエッチング装置
等のウェットステーションで純水や薬液の供給に使用さ
れる樹脂製ダイヤフラム弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の上記用途の樹脂製ダイヤフラム弁
の一例を図5によって説明すると、1は弁箱で、一側に
流体流入通路2、他側に流体流出通路3が設けられてい
る。流体流入通路2の出口側は弁箱1内の中心に開口さ
れ、その開口周縁が拡開されて突起4が形成され、その
突起4の先端が小さな断面円弧状の弁座5となってい
る。6はダイヤフラムで、中央に弁座5に圧着する弁体
6aを有し、その弁体6aの下端周囲に一体に形成した
環状薄膜部6bを有し、その環状薄膜部6bの周囲に一
体に形成した筒状保持部6cを有するものである。7は
弁箱1内の周囲の溝8内に嵌着したダイヤフラム6の筒
状保持部6cを押えるダイヤフラム押えで、このダイヤ
フラム押え7は弁駆動部のシリンダー9のケース10の
下端面に一体に設けられ、ケース10を弁箱1の開口上
端に締付け固定したことにより、筒状保持部6cが溝8
内に押圧固定されている。ダイヤフラム6の中央の弁体
6aはピストン11のロッド12に結合され、ピストン
11とキャップ13との間のシリンダー上室9aにはス
プリング14が装入されてピストン11が下方に付勢さ
れている。15はシリンダー9の下室9bへのエアー供
給口、16はシリンダー9の上室9aと外部とのエアー
連通口である。
【0003】このように構成されたダイヤフラム弁は、
シリンダー9の下室9bへエアーを供給すると、スプリ
ング14に抗してピストン11が上昇し、ロッド12に
結合されたダイヤフラム6の中央の弁体6aが弁座5か
ら離隔して開弁され、シリンダー9の下室9bからエア
ーを抜くと、スプリング14によりピストン11が付勢
されて下降し、ロッド12に結合されたダイヤフラム6
の中央の弁体6aが弁座5に圧着されるものである。
【0004】ところで、上記従来のダイヤフラム弁は、
弁箱1がPTFE製で、ダイヤフラム6が耐薬品性を考
慮してPTFE製である。このため、閉弁時、ダイヤフ
ラム6の中央の弁体6aが弁座5に圧着された際、樹脂
同士のたたきとなり、パーティクルの発生が避けられ
ず、半導体製造分野に於いては、歩留りに影響を与えて
いた。また、弁体6aの上下動により環状薄膜部6bの
内周の付根部が折り曲げ試験されているようなことにな
り、この部分に曲げ応力が集中し、特に弁体6aの上死
点では環状薄膜部6bの内周の付根部が引張られるよう
になり、初期状態から白化し易く、耐久性が低下すると
い問題があった。さらに、上記従来のダイヤフラム弁
は、弁閉時、スプリング14によるピストン11の加速
度が大きく、押圧力が増大し、弁体6aの弁座5に対す
る衝撃が強大となり、従って、摩耗やミクロンオーダー
の超微小のけば立ちが生じ、パーティクルの発生が増加
する。このため、弁閉時の弁体6aの弁座5に対する衝
撃を緩和するために、シリンダー8の下室にダンパース
プリングを装入することが行われているが、ピストン速
度を減少することができず、衝撃は依然として大きく、
パーティクルの発生を減少することができない。さらに
また、上記従来のダイヤフラム弁は、弁箱1がPTFE
製であるが、この弁箱1は切削加工にて作られるため、
バリ等の異物が付着していて、パーティクルの発生が避
けられない。
【0005】一方、近時、半導体の高集積化の進展に伴
い、ますますパーティクルフリーのLS1製造用洗浄装
置やエッチング装置のウェットステーションが要求さ
れ、これに使用される樹脂製のダイヤフラム弁もパーテ
ィクルフリーのものが要求されるようになり、前記のよ
うに弁開閉の作動の度にパーティクルの発生する樹脂製
のダイヤフラム弁では対応できないものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、弁開
閉の作動の度にパーティクルが発生するのを抑制できる
ようにした樹脂製ダイヤフラム弁を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の樹脂製ダイヤフラム弁は、弁箱の弁座面にダ
イヤフラムを押し当てて弁箱内部を流れる液体を遮断す
るダイヤフラム弁に於いて、少なくとも弁箱が、PFA
成形品となされ、前記ダイヤフラムが、中央の弁体と、
その弁体の周囲に一体に形成された環状薄膜部と、その
環状薄膜部の周囲に一体に形成された筒状保持部とによ
り構成されると共に、前記環状薄膜部が断面上向き球面
状に曲成され、且つ内周の付根部が前記弁体の上面にほ
ぼ垂直に接続され、外周の付根部が前記筒状保持部の内
周面上縁にほぼ垂直に接続されて成り、このダイヤフラ
ムを弁座に押し当てる弁駆動部のシリンダーのピストン
ロッドの外周にダンパー用ラバーが嵌装されてピストン
とシリンダーケースとの間に介在されて成ることを特徴
とするものである。
【0008】上記樹脂製ダイヤフラム弁に於いて、弁座
の口径が大きくなされると共に、これに対応してダイヤ
フラムの中央の弁体の外径が大きくなされていることが
好ましい。
【0009】また、上記の各樹脂製ダイヤフラム弁に於
いて、ダンパー用ラバーを有するシリンダー下室へのエ
アー供給用オリフィスの口径が0.1〜0.5mmにな
されていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の樹脂製ダイヤフラム弁の
一実施形態を図1によって説明する。図1は、左半部が
弁閉状態、右半部が弁開状態を示し、1はPFA成形品
の弁箱で、一側に流体流入通路2、他側に流体流出通路
3が設けられている。流体流入通路2の出口側は弁箱1
内の中心に垂直に開口され、その開口周縁が拡開されて
突起4が形成され、その突起4の先端が小さな断面円弧
状の弁座5となっている。6は弁座5に押し当てるダイ
ヤフラムで、図2に示すように中央に弁座5に圧着する
弁体6aを有し、その弁体6aの周囲に一体に形成した
環状薄膜部6bを有し、その環状薄膜部6bの周囲に一
体に形成した筒状保持部6cを有している。前記環状薄
膜部6bは図2に示すように断面上向き球面状に曲成さ
れ、且つ内周の付根部6b′が前記弁体6aの上面にほ
ぼ垂直に接続され、外周の付根部6b″が前記筒状保持
部6cの内周面上縁にほぼ垂直に接続されている。図1
において、7は弁箱1内の周囲の溝8内に嵌着したダイ
ヤフラム6の筒状保持部6cを押えるダイヤフラム押え
で、このダイヤフラム押え7は弁駆動部のシリンダー9
のケース10の下端面に一体に設けられ、ケース10を
弁箱1の開口上端に締付け固定したことにより、筒状保
持部6cが溝8内に押圧固定されている。ダイヤフラム
6の中央の弁体6aは、ピストン11のロッド12に結
合され、ピストン11とキャップ13との間のシリンダ
ー上室9aにはスプリング14が装入されてピストン1
1が下方に付勢されている。15はシリンダー9の下室
へのエアー供給口、16はシリンダー9の上室9aと外
部とのエアー連通口である。前記ダイヤフラム6を弁座
5に押し当てる弁駆動部のシリンダー9のピストンロッ
ド12の外周にはダンパー用ラバー17が嵌装されてピ
ストン11とシリンダーケース10との間に介在されて
いる。
【0011】次に、本発明の樹脂製ダイヤフラム弁の他
の実施形態を図3によって説明する。この実施形態のダ
イヤフラム弁は、上記実施形態のダイヤフラム弁におい
て、弁座5の口径が大きくなされると共に、これに対応
してダイヤフラム6の中央の弁体6aの外径が大きくな
されたものである。
【0012】次いで、本発明の樹脂製ダイヤフラム弁の
さらに他の実施形態を図4によって説明する。この実施
形態のダイヤフラム弁は、図1又は図3の樹脂製ダイヤ
フラム弁において、ダンパー用ラバー17を有するシリ
ンダー9の下室9bへのエアー供給口15のオリフィス
18の口径が、0.1〜0.5mmに極小化されたもの
である。
【0013】このように構成された各実施形態の樹脂製
ダイヤフラム弁は、ノーマルクローズタイプで、通常図
1、図3、図4の左半部に示すようにシリンダー9の上
室9aに装入されたスプリング14によりピストン11
が下方に付勢されて、ロッド12に結合されたダイヤフ
ラム6の中央の弁体6aが弁座5に圧着されて閉弁され
ている。シリンダー9の下室9bへエアーを供給する
と、図1、図3、図4の右半部に示すようにスプリング
14に抗してピストン11が上昇し、ロッド12に結合
されたダイヤフラム6の中央の弁体6aが弁座5から離
隔して開弁される。
【0014】上記各樹脂製ダイヤフラム弁は、弁箱1が
PFA成形品より成るので、従来のPTFE製の弁箱の
ように切削加工によるバリ等の異物の付着が無く、パー
ティクルの発生が避けられる。また、上記各樹脂製ダイ
ヤフラム弁は、弁開閉作動時、環状薄膜部6bが球面状
に曲成された部分のみ弾性的に変形し、内外周の付根部
6b′,6b″は図1、図3、図4に示されるようにほ
ぼ垂直状態を保ったままである。従って、折り曲げ応力
は生ぜず、付根部6b′,6b″は全く白化することが
なく、パーティクルの発生が防止される。さらに、上記
各樹脂製ダイヤフラム弁は、弁駆動部のシリンダー9の
ピストンロッド12の外周にダンパー用ラバー17が嵌
装されてピストン11とシリンダー10との間に介在さ
れているので、弁閉時スプリング14によるピストン1
1の速度が落とされ、ダイヤフラム6の弁体6aの弁座
5との衝撃が弱められ、ウォーターハンマーが抑制さ
れ、系全体からの衝撃圧力によるパーティクルの発生が
減少せしめられる。
【0015】図3の樹脂製ダイヤフラム弁は、さらに弁
座5の口径が大きくなされると共にこれに対応してダイ
ヤフラム6の中央の弁体6aの外径が大きくなされてい
るので、流量を確保しながら弁座と弁体の隙間を狭める
ことができ、ピストン衝撃を低減できる。しかも弁閉時
ピストン11の速度が上昇しないうちに弁体6aが弁座
5に当接するので、衝撃力が弱められる。
【0016】図4の樹脂製ダイヤフラム弁は、さらにま
たシリンダー9の下室9bへのエアー供給口15のオリ
フィスの口径を、0.1〜0.5mmに微小化している
ので、弁閉時ピストン11の下降によるシリンダー9の
下室9bからエアーの排出が緩慢に行われる結果、より
一層ピストン衝撃が減少する。しかも弁開時シリンダー
9の下室9bへのエアーの供給が緩慢に行われる結果、
ピストン11の上昇速度、つまり弁体6aの上昇速度が
抑制され、流体の急激な流れが緩和され、パーティクル
の発生が抑制される。
【0017】本発明の図4に示す樹脂製ダイヤフラム弁
の具体的な実施例として、弁駆動部のシリンダー9の直
径33mmのピストンロッド12の外周に内径9mm、
外径20mm、厚さ5mmのダンパー用ラバー17を嵌
装してピストン11とシリンダーケース10との間に介
在させ、シリンダー9の下室9bへのエアー供給口15
のオリフィス18の口径を、これまでの1.0mmから
0.3mmに極小化し、ダイヤフラム6の中央の弁体6
aの外径をこれまでの14mmから18mmに拡径する
と共にこれに対応する弁座5の口径を15mmに拡径し
て、弁体6aと弁座5との隙間をこれまでの2.5mm
から0.7mmに狭くした樹脂製ダイヤフラム弁と、図
5に示す従来の樹脂製ダイヤフラム弁の具体例として、
直径9mmのピストンロッド12の外周にダンパー用ラ
バーが無く、シリンダー9の下室9bへのエアー供給口
15のオリフィスの口径が1.0mmで、ダイヤフラム
6の中央の弁体6aの外径が14mm、これに対応する
弁座5の口径が11mm、弁体6aと弁座5との隙間が
2.5mmの樹脂製ダイヤフラム弁との、弁体6aの動
作速度を測定したところ、下記の表1に示すような結果
を得た。
【0018】
【表1】
【0019】上記表1で明らかなように実施例の樹脂製
ダイヤフラム弁の弁体の動作速度は、従来例の樹脂製ダ
イヤフラム弁の弁体の動作速度に比べ、開→閉において
約1/6に減少し、閉→開において1/4に減少してい
る。つまり実施例における弁体は弁座との隙間(ストロ
ーク)が従来例における弁体と弁座との隙間(ストロー
ク)の1/3以下に減少しているにもかかわらず、弁体
の動作速度が1/4〜1/6に減少していて、弁体の弁
座に対する衝撃力が著しく減少していることが判る。従
って、弁体は弁座にソフトランディングし、弁開閉時に
パーティクルが発生するのが防止される。
【0020】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明の樹脂製
ダイヤフラム弁は、少なくとも弁箱がPFA成形品より
成るので、切削加工によるバリ等の異物の付着が無く、
パーティクルの発生が避けられる。また弁開閉作動時、
ダイヤフラムの環状薄膜部が球面状に曲成された部分の
み弾性的に変形し、内外周の付根部はほぼ垂直状態を保
ったままで、曲げ応力は生ぜず付根部は白化することが
なく、パーティクルの発生が防止される。さらに弁駆動
部のピストンとシリンダーケースとの間にダンパー用ラ
バーが介在されているので、弁閉時ダイヤフラムの弁体
の弁座との衝撃が弱められ、ウォーターハンマーが抑制
され、系全体からの衝撃圧力によるパーティクルの発生
が減少せしめられる。
【0021】本発明の樹脂製ダイヤフラム弁において、
弁座の口径を大きくなすと共にこれに対応してダイヤフ
ラムの中央の弁体の外径を大きくなしたものにあって
は、流量を確保しながら弁座と弁体の隙間を狭めること
ができ、ピストン衝撃を低減できる。
【0022】さらに本発明の樹脂製ダイヤフラム弁にお
いて、シリンダーの下室へのエアー供給口のオリフィス
の口径を、0.1〜0.5mmに微小化したものにあっ
ては、弁閉時ピストンの下降によるエアーの排出が緩慢
となり、より一層ピストン衝撃が減少し、弁開時はエア
ーの供給が緩慢となり、弁体の上昇速度が抑制されて流
体の急激な流れが緩和され、パーティクルの発生が抑制
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹脂製ダイヤフラム弁の一実施形態の
縦断面図で、左半部は弁閉状態、右半部は弁開状態を示
す。
【図2】図1の樹脂製ダイヤフラム弁におけるダイヤフ
ラムと弁座を示す縦断面図である。
【図3】本発明の樹脂製ダイヤフラム弁の他の実施形態
の縦断面図で、左半部は弁閉状態、右半部は弁開状態を
示す。
【図4】本発明の樹脂製ダイヤフラム弁のさらに他の実
施形態の縦断面図で、左半部は弁閉状態、右半部は弁開
状態を示す。
【図5】従来の樹脂製ダイヤフラム弁の弁閉状態を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 5 弁座 6 ダイヤフラム 6a 弁体 6b 環状薄膜部 6b′ 内周の付根部 6b″ 外周の付根部 6c 筒状保持部 9 シリンダー 10 シリンダーケース 11 ピストン 12 ピストンロッド 15 エアー供給口 17 ダンパー用ラバー 18 オリフィス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱の弁座面にダイヤフラムを押し当て
    て弁箱内部を流れる液体を遮断するダイヤフラム弁に於
    いて、少なくとも弁箱が、PFA成形品となされ、前記
    ダイヤフラムが、中央の弁体と、その弁体の周囲に一体
    に形成された環状薄膜部と、その環状薄膜部の周囲に一
    体に形成された筒状保持部とにより構成されると共に、
    前記環状薄膜部が断面上向き球面状に曲成され、且つ内
    周の付根部が前記弁体の上面にほぼ垂直に接続され、外
    周の付根部が前記筒状保持部の内周面上縁にほぼ垂直に
    接続されて成り、このダイヤフラムを弁座に押し当てる
    弁駆動部のシリンダーのピストンロッドの外周にダンパ
    ー用ラバーが嵌装されてピストンとシリンダーケースと
    の間に介在されて成ることを特徴とする樹脂製ダイヤフ
    ラム弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の樹脂製ダイヤフラム弁に
    於いて、弁座の口径が大きくなされると共に、これに対
    応してダイヤフラムの中央の弁体の外径が大きくなされ
    ていることを特徴とする樹脂製ダイヤフラム弁。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の樹脂製ダイヤフラ
    ム弁に於いて、ダンパー用ラバーを有するシリンダー下
    室へのエアー供給用オリフィスの口径が0.1〜0.5
    mmになされていることを特徴とする樹脂製ダイヤフラ
    ム弁。
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